JP4701900B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
タンデム機は、例えば、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)の4つの画像形成ユニットが並列に配置され、これら画像形成ユニットの感光体ドラムに、中間転写体である中間転写ベルトが順次接触する経路で周回するように構成されている。そして、周回する中間転写ベルト上に、各画像形成ユニットによってイエロー、マゼンタ、シアン、黒の各色のトナー像を順次形成して、一旦、多重に一次転写した後、この中間転写ベルトから記録紙上に一括して二次転写し、さらにこの記録紙上のトナー像を定着することによって、フルカラーの画像を形成する。
そこで、減色モード時には、機能させない画像形成ユニットの感光体ドラムから中間転写ベルトを離間させる構成が採用されている。(例えば、特許文献1および2参照。)
また、画像形成ユニット10′の感光体ドラム11′と中間転写ベルト20′を挟んで対峙する位置にはそれぞれ転写ロール30′が配置されている。さらに、マゼンタの画像形成ユニット10M′とシアンの画像形成ユニット10C′との間の中間転写ベルト20′の裏面側にはリトラクトロール22′が配設されている。
中間転写ベルト20′の下側の周回経路には、バックアップロール42′と二次転写ロール41′が中間転写ベルト20′を挟んで設けられて二次転写装置40′を構成している。
すなわち、リトラクトロール22′は、カラーモードでは中間転写ベルト20′の上側の経路を感光体ドラム11′側に押し上げる作用位置とされ、モノクロモードでは下側に離間した退避位置とされる。また、転写ロール30Y′、30M′、30C′は、カラーモードでは中間転写ベルト20′を感光体ドラム11′に押圧する作用位置とされ、モノクロモードでは感光体ドラム11′から離間する退避位置(図中二点鎖線で示す)とされる。これらリトラクトロール22′と転写ロール30Y′、30M′、30C′との移動は同期して行われる。
そして、周回駆動される中間転写ベルト20′の上面に、各画像形成ユニット10′によってイエロー、マゼンタ、シアン、黒の各色のトナー像を順次形成して、多重に一次転写する。その後、記録紙搬送系のレジロール90′によって同期して搬送される記録紙P′に、中間転写ベルト20′から二次転写装置40′において一括して二次転写し、さらにこの記録紙P′上のトナー像を定着装置で定着するものである。
すなわち、中間転写ベルトは、フルカラーモードの際には複数の画像形成ユニットの各感光体ドラムと転写ロールの間に挟まれ、多くの部位(点)で拘束されて安定して周回移動する。一方、減色モードの際には、その拘束点が減少する。たとえば単色モード時には黒色の画像形成ユニットと転写ロールの間の一点のみとなる。このため、中間転写ベルトにその周回速度の変動や、振動(移動方向と直交する方向の揺れ)が生じ易くなる。その結果、記録紙のロール部材への咬み込み等の際の衝撃によって容易に速度変動や振動を生じ、その際に黒色の画像形成ユニットの感光体ドラムから中間転写ベルトに画像を転写していれば、その部位の画像に乱れを生ずる。
転写条件は、たとえば、被転写部材と像担持体との速度差である。
ここで、転写条件は、たとえば、転写部材が被転写部材を像担持体に圧接させる押圧力である。また、たとえば、転写部材の、像担持体に対する被転写部材の移動方向における変位量である。
ここで、抑制手段は、たとえば、被転写部材の裏面側に設けられた内周側ロール部材と、被転写部材を介して内周側ロール部材に対峙し、被転写部材に対して接離移動可能な押さえロール部材と、から成るロール対であって、画像モードの際に画像形成を行う像担持体より被転写部材の移動方向上流側に設けられ、画像モードでは、押さえロール部材が内周側ロール部材との間に被転写部材を挟むように構成されていることを特徴とする。
図1は本実施の形態が適用された画像形成装置の概略構成図である。図に示す画像形成装置1は、所謂タンデム型のカラー画像形成装置である。例えば、電子写真方式にて各色成分のトナー像を形成する複数の画像形成ユニット10(10Y、10M、10C、10K)と、各画像形成ユニット10を廻る経路で周回するように設けられた被転写部材としての中間転写ベルト20とを備えている。また、各画像形成ユニット10にそれぞれ対応して設けられた転写部材としての一次転写ロール30(30Y、30M、30C、30K)と、中間転写ベルト20上のトナー像を記録紙P上に転写する二次転写装置40と、記録紙P上にトナー像を定着する定着装置(図示しない)とを備えている。さらに、二次転写装置40で記録紙P上にトナー像を転写した後の中間転写ベルト20の表面に残存するトナーをブレード71によって除去するクリーニング装置70と、この画像形成装置1の全ての動作を統括制御する制御部50とを備えている。
なお、本実施の形態では、各色成分のトナー像の形成に際し、負極性に帯電するトナーが使用される。また、中間転写ベルト20の周速は、感光体ドラム11の回転周速に対してよりわずかに速く(たとえば+0.3%)に設定されている。
以下の説明においては、中間転写ベルト20の移動方向上流側(図中右側)を前方、下流側を後方とする。
フルカラーモードでは、図1中実線で示すように、中間転写ベルト20が全ての画像形成ユニット10の感光体ドラム11に接触する経路(フルカラーポジションCP)を形成する。一方、モノクロモードでは、図1中二点鎖線で示すように、中間転写ベルト20が黒色の画像形成ユニット10Kを除く他の画像形成ユニット10Y、10M、10Cの感光体ドラム11から離間した経路(モノクロポジションKP)を形成する。そして、フルカラーモードでは全ての画像形成ユニット10Y、10M、10C、10Kによって画像形成を行い、モノクロモードでは黒色の画像形成ユニット10Kのみによって画像形成を行う。
各画像形成ユニット10は、図中矢印方向に回転する像担持体としての感光体ドラム11を各々備えている。それぞれの感光体ドラム11の周囲には、回転方向に沿って、感光体ドラム11を帯電させる帯電器、感光体ドラム11上に静電潜像を書込むレーザ露光器、感光体ドラム11上の静電潜像をトナーにより可視像化する現像装置、感光体ドラム11上に形成されたトナー像を中間転写ベルト20に転写する一次転写ロール30、感光体ドラム11上の残留トナーを除去するドラムクリーナ、等の電子写真用デバイスが順次配設されている。なお、帯電器、レーザ露光器、現像装置、ドラムクリーナは図示していない。
これら一次転写ロール30は、それぞれ感光体ドラム11に対して接離する方向に移動可能に設けられると共に、押圧スプリング31によって感光体ドラム11に接近する側に付勢されている。
なお、これら一次転写ロール30は、その中心が感光体ドラム11の中心に対して後方側に所定量(たとえば3mm)変位(オフセット)して配設されている。
図2に示すごとく、一次転写ロール30の軸端30Aは、軸受け32により回転自在に支持されており、この軸受け32は断面形状U字状のホルダ33に上下に摺動可能に嵌合している。ホルダ33は、本画像形成装置の図示しないフレームに固定されている。軸受け32の下面とホルダ33の内底面との間には、押圧スプリング31が介装されている。これら押圧スプリング31およびホルダ33は、一次転写ロール30の左右両軸端に設けられている。これにより、一次転写ロール30は、押圧スプリング31の弾性復帰力で中間転写ベルト20を感光体ドラム11側に押圧付勢し、その上面を感光体ドラム11の感光体表面に所定の力で圧接させるように作用する。
移動機構60は、図示しない切換モータによって回転駆動される偏心リンク62で、切換操作ロッド63と操作アーム64とを介して一次転写ロール30を移動操作するように構成されている。操作アーム64は各一次転写ロール30の左右両軸端にそれぞれ設けられている。偏心リンク62と切換操作ロッド63は中間転写ベルト20の移動方向に対する左右にそれぞれ設けられている。
すなわち、図2に示すように、一次転写ロール30が作用位置にある状態から、切換モータによって偏心リンク62が図中反時計回りに回転される。これにより、カムシャフト65に対する操作ピン62Bの偏心量分、切換操作ロッド63が図中左側に移動操作され、切換操作ロッド63の操作部63Aが被操作部64Bを移動操作して操作アーム64を図中時計回りに揺動させる。この操作アーム64の揺動によって、操作部64Aが一次転写ロール30を押圧スプリング31の押圧力に抗して退避位置に押し下げる。一次転写ロール30の作用位置から退避位置への移動操作は、偏心リンク62の半回転で行われる。この状態からさらに偏心リンク62が半回転すると、一次転写ロール30は作用位置に戻る。つまり、偏心リンク62の一回転で、一次転写ロール30を退避位置と作用位置の間で一往復させるようになっているものである。
つまり、移動機構60は、図1に示すように黒色の画像形成ユニット10Kを除く各色の画像形成ユニット10Y、10M、10Cに対応する一次転写ロール30Y、30M、30Cと、リトラクトロール22とを、同期させて上下移動駆動し、フルカラーポジションCPとモノクロポジションKP(フルカラーモードとモノクロモード)とを切り換える。
一方、モノクロモード(モノクロポジションKP)では、中間転写ベルト20は、黒色の画像形成ユニット10Kと一次転写ロール30Kの間の一点のみで拘束されることとなる。このため、モノクロモードでは中間転写ベルト20の拘束力が低下して、周回速度の変動や厚さ方向の振動を生じ易い。このような周回速度の変動や振動を防ぎ、これらに起因する画像の乱れを抑制すべく、本発明の実施の形態が適用されている。
図11−1乃至図11−4は、画像不良の発生要因と発生部位を例示する図である。以下の構成例では、これらの画像不良の改善を図る。図11−1に示す発生要因は、記録紙Pの先端が二次転写装置40に突入した際の速度変動や振動に起因する画像の乱れが、図11−4中にL1で示すように後端近傍に筋状画像不良として表れるものである。これを事例Aとする。図11−2に示す発生要因は、連続して画像形成する際に、先行する記録紙P1の後端が二次転写装置40から排出された際の速度変動や振動に起因する画像の乱れが、図11−4中にL2で示すように次の記録紙P2の中央付近に筋状画像不良として表れるものである。これを事例Bとする。図11−3に示す発生要因は、連続して画像形成する際に、先行する記録紙P1の後端がレジロール90から排出された際の速度変動や振動に起因する画像の乱れが、図11−4中にL3で示すように次の記録紙P2の先端近傍に筋状画像不良として表れるものである。これを事例Cとする。なお、これら事例は、あくまでも一例であって、発現箇所は中間転写ベルト20の長さやロールの配置およびそれらの径によって異なるのは言うまでもない。
本実施の形態では、黒色の画像形成ユニット10Kと対応する一次転写ロール30Kを移動操作する転写条件変更機構を備えている。
図3は、転写条件変更機構80の分解斜視図である。この図3と前述の図2とに基づいて、転写条件変更機構80を説明する。
転写条件変更機構80は、移動機構60に連動し、黒色の画像形成ユニット10Kの感光体ドラム11が担持したトナー像の中間転写ベルト20への転写条件を変化させる。ここで、転写条件とは、一次転写ロール30Kが中間転写ベルト20を感光体ドラム11に押圧する押圧力と、感光体ドラム11の中心からの変位量(オフセット量)である。そして、モノクロモードの際には、フルカラーモードの際より、押圧力を高めると共にオフセット量を増加させるように構成されている。
すなわち、一次転写ロール30Kは、その軸端30Aを支持する軸受け32Kが、ホルダ33Kに上下に摺動可能に嵌合している。軸受け32Kの下面とホルダ33Kの内底面との間には押圧スプリング31Kが介装され、一次転写ロール30Kは、この押圧スプリング31Kによって上方に押圧付勢されている。
ホルダ33Kは、その側面の上下二カ所にスライド突起33Kaが突設されている。また、下面の前方側には、前方側に所定勾配で上方に広がる被操作斜面33Kbが形成されている。
ガイドプレート81は、本画像形成装置の図示しないフレームに固定されており、ホルダ33Kのスライド突起33Kaが移動可能に嵌合するガイド孔81aが形成されている。ガイド孔81aは、後方側が徐々に上方となる所定の勾配の長孔となっている。
操作ブロック82は、移動機構60の切換操作ロッド63の上面に固定されている。その後方端部は、ホルダ33Kの被操作斜面33Kbと合致する勾配で先細りの操作斜面82aとなっている。
位置決めスプリング83は、ホルダ33Kの後方側に、後方端を図示しないフレームに固定されて、ホルダ33Kを前方側に押圧付勢するように設けられている。
その結果、ホルダ33Kの支持する一次転写ロール30Kは、モノクロモードではフルカラーモードより感光体ドラム11に接近し、且つ、後方となる。これにより、感光体ドラム11に中間転写ベルト20を強く押圧する(押圧力が高くなる)と共に、感光体ドラム11の中心に対するオフセット量が大きくなる。
図4は、オフセット量を変更せず(5mm)、押圧力のみを変更して画像不良の程度を調べた結果を示すグラフである。画像不良の程度は、その幅と濃度差を指標とし、幅2mm、濃度差0.1未満を許容レベルとした。
これによって解るように、押圧力13gf/cmでは、事例A,Bは許容レベル外となるが、押圧力を20gf/cmに高めることで、許容レベル内とすることができた。これは、一次転写ロール30Kによる、中間転写ベルト20の感光体ドラム11への押圧力が高くなることによって中間転写ベルト20に対する拘束力が強まり、速度変動や振動が抑制されたことによると考えられる。
これによって解るように、押圧力を高めることによって発生した白筋、中抜けが、オフセット量を増やすことで解消し、押圧力20gf/cmでオフセット量7mmとすることで許容レベル内もしくは未発生とすることができた。
つまり、押圧力を高めて中間転写ベルト20の拘束力を強めることで、外乱による中間転写ベルト20の速度変化や振動に起因する筋状画像不良を解消する一方、押圧力過多によって生ずる白筋や中抜け等の二次障害は、オフセット量を増やすことでニップ幅を狭くし、また転写部での局所的な圧力を小さくして解消することができたものである。オフセット量を増やすことによっても、一次転写ロール30Kの中間転写ベルト20への押圧力は感光体ドラム11に対する程は変化せず、拘束力の低下は少ない。
本実施の形態は、黒色の画像形成ユニット10Kと対応する一次転写ロール30Kを、感光体ドラム11と一定の軸心距離で固定し、一次転写ロール30Kの感光体ドラム11に対するニップを不変に設定したものである。つまり、フルカラーモードであるかモノクロモードであるかにかかわらず、一次転写ロール30Kの変形量は一定(定変位)となっているものである。たとえば、変位量0.6mm、オフセット量5mmに設定される。
図7(a)、(b)は、オフセット量を横軸に、一次転写ロール30Kに作用する総荷重を縦軸に取ったグラフであり、定変位と定荷重の両者について、それぞれ条件を変えて中抜けの画像不良の出方を調べた図である。(a)は定変位の場合、(b)は定荷重の場合である。図中○印が許容レベル内、×印が許容レベルから外れたものを示す。(a)において、ハッチングを施した領域が、許容レベル内の領域である。
図6(a)および図7の(a)双方の許容レベル内の領域の重合領域が、筋状の画像不良と中抜けの画像不良の双方が許容レベルとなる領域である。この重合領域を、図6(b)および図7の(b)中にクロスハッチングで示してある。
すなわち、定荷重13gf/cmでは、いずれのオフセット量でも筋状の画像不良が許容レベル外である。定荷重26gf/cmとすることで、許容レベル内となるが、中抜けの画像不良は、オフセット量7mm未満では、許容レベル外である。これは、前述の実施の形態[その1]における結果を証明するものである。
一方、定変位では、中抜けの画像不良の発生の無い総荷重の低い領域においても、筋状の画像不良の発生がみられない。
このことから、図6(b)および図7の(b)中にクロスハッチングで示す、筋状の画像不良と中抜けの双方が許容レベルである領域の略中央となる変位量0.6mm、オフセット量5mmに設定することで、筋状の画像不良と中抜けの画像不良の双方を抑えることができる。なお、定荷重方式の場合には、この近傍である荷重13gf/cm、オフセット量5mmでは、筋状の画像不良が許容レベル外である。これは、スプリングによって押圧力を得る定荷重方式では、静的には一定の荷重(押圧力)が作用していることになっているが、実際には荷重に振幅があることに起因する。つまり、中間転写ベルト20が移動中荷重は増減を繰り返しており、その小さい状態ではほとんど拘束力がなくなって外乱によって容易に速度変動や振動を生じ、その結果、筋状の画像不良を生ずるためと考えられる。
本実施の形態は、感光体ドラム11の回転周速と、中間転写ベルト20の回動周速との速度差を通常より大きく設定したものである。たとえば、感光体ドラム11の回転周速に対して、中間転写ベルト20の回動周速を、0.5%以上速く設定する。
図8は、感光体ドラム11の回転周速に対して中間転写ベルト20の回動周速を変化させ、筋状の画像不良の発生を調べたグラフである。
これによれば、感光体ドラム11の回転周速に対する中間転写ベルト20の回動周速が、+0.3%では前述の事例Aの筋状の画像不良は許容レベル外であるが、+0.5%以上とすることで許容レベル内に収めることができる。これは、感光体ドラム11が、中間転写ベルト20の移動に対する抵抗となり、速度変動を抑制することによると考えられる。
本実施の形態は、拘束力の低下するモノクロモードの際に、中間転写ベルト20を拘束し、速度変動や振動等の移動不具合を抑える抑制手段を備えるものである。
図9は、抑制手段としてのロール対を備える画像形成装置1Aの概略構成図である。
ロール対は、固定ロール部材としての固定アイドルロール23と、押さえロール部材としての押さえロール28とで構成されている。図示画像形成装置1Aは、押さえロール28を除いては前述の画像形成装置1と同じ構成であり、他の部位の説明は省略する。
これによれば、押さえロール28が無い状態では筋状の画像不良は許容レベル外であるが、押さえロール28を設けることによって許容レベル内に収めることができる。これは、拘束点の少ないモノクロモードの際に、押さえロール28によって中間転写ベルト20を固定アイドルロール23との間に挟んで拘束すると共に、その回転に要する負荷で中間転写ベルト20を減速させ、速度変動や振動を抑制することによると考えられる。
Claims (1)
- それぞれトナー像を担持する複数の像担持体と、
前記各像担持体に接触して回動する被転写部材と、
前記被転写部材を挟んで前記各像担持体にそれぞれ対峙して設けられ、転写電流が供給されて、当該各々の像担持体に担持されたトナー像を前記被転写部材に直接または当該被転写部材によって搬送される用紙に対して転写する転写部材と、を備え、
前記複数の像担持体によって画像形成する第一の画像モードと、前記被転写部材が前記複数の像担持体のうちの一部から離間する第二の画像モードとを有し、
前記第二の画像モードでは、前記転写部材の転写条件が、前記第一の画像モードの転写条件とは異なるように構成され、
前記転写条件は、前記転写部材が前記被転写部材を前記像担持体に圧接させる押圧力と、当該転写部材の、当該像担持体に対する当該被転写部材の移動方向における変位量とであり、
前記第二の画像モードで設定される押圧力は、前記第一の画像モードで設定される押圧力よりも高く設定されるとともに、当該第二の画像モードで設定される変位量は、当該第一の画像モードで設定される変位量よりも大きく設定され、
前記変位量は、前記像担持体の中心からの変位量であることを特徴とする画像形成装置。
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