JP4993586B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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本発明は、画像形成装置に関し、特に、複数色を重ね合わせて可視化画像を得る電子写真方式のプリンタ等において、トナーのリフレッシュを効率的に行う画像形成装置に関する。
従来、電子写真プロセスを用いた画像形成装置においては、感光体上に画像データに応じた静電潜像を形成した後、現像装置によって静電潜像を現像してトナー像とし、感光体上のトナー像を記録媒体に転写して画像形成を行っている。現像装置には、感光体と対面する現像ローラが備えられ、現像位置において、トナーによって感光体上の静電潜像が現像される。現像装置は、感光体表面にトナーを供給する現像スリーブと、現像スリーブへトナーを供給するトナー供給装置等から構成されている。静電潜像を形成された感光体が、バイアス電圧を印加された状態にある現像装置と対向する部位を通過する際に、静電潜像に現像スリーブからのトナーが付着され、静電潜像が可視像化される。転写後、感光体上に残留する残留トナーは、クリーニングユニットによって除去される。
近年のカラープリンタは、カラーのページとモノクロのページが混在した原稿を印刷することが多い。一つの印刷ジョブにおいて、Bk(黒)M(マゼンタ)C(シアン)Y(黄)感光体を搬送ベルトに圧接する状態と、Bk感光体のみを圧接する状態とを切り替えている。図6に、従来の画像形成装置の印刷エンジンの構成を示す。図6(a)は、中間転写ベルト方式のタンデムカラーエンジンの構成を示す図であり、2次転写に近い側に黒の作像ユニットを配置したものである。図6(b)は、2次転写から一番遠い側に黒の作像ユニットを配置したものである。図6(c)は、直接転写ベルト方式のタンデムカラーエンジンの構成を示す図であり、ベルト上の用紙分離部に近い側に黒の作像ユニットを配置したものである。図6(d)は、ベルト上の用紙分離部から一番遠い側に黒の作像ユニットを配置したものである。
ところで、原稿印字率の低い印刷パターンが長期にわたって連続すると、現像装置内では選択現像し易いトナーが多くなって、画像濃度低下が発生する。現像に供されずに現像スリーブ上に残留したトナーは、残留期間が長期化する程、バイアス電圧による帯電量が増加し、トナー同士の融着等の問題を生じる。このようなトナーは劣化トナーと称される。その結果、通常の画像形成時に印加されるバイアス電圧では、トナーは感光体へ乗り移りにくくなり、画像濃度の低下を招くことになる。
劣化したトナーを回復させるために、トナーリフレッシュを実行する。通常の運転モードとは別に、品質劣化トナーを強制的に感光体ドラムの周面に移行させて取り除き、これによって感光体ドラムの周面と対向している現像ローラ上のトナーを現像装置内のフレッシュなトナーと更新させるリフレッシュモードの運転を行う。リフレッシュモードは、感光体ドラムの周面における回転方向の所定長について、略全面にトナーを付与させるように周面の電荷を調整する。すなわち、印字率を100%に調整する。これによって、現像ローラに滞っている帯電特性の低下したトナーを、一気に感光体ドラムの周面に移行させる。リフレッシュモードでは、感光体ドラムに移った品質劣化トナーは用紙に転写されず、所定のクリーニング装置によって回収される。リフレッシュモードの運転が実行されることにより、現像ローラの周面位置に滞っていた品質劣化トナーが、現像装置内の新鮮なトナーと更新されてリフレッシュされるため、画像濃度低下やカブリ現象が解消される。
あるいは、規定の複写枚数になったとき、一時的に現像バイアスを高くして、現像スリーブが一回転するまでの間、設定より高い現像バイアスで現像する。必要以上に帯電を高くし、十分な画像濃度の得られなくなった劣化トナーを放出する。現像スリーブ上のトナーを新規にしてから、通常の設定の現像バイアスに戻すことにより、常に安定した画質を得ることができる。または、非画像形成時にトナーを感光体上に飛翔させてトナーを消費し、クリーニングユニットによって感光体上のトナーを回収して、画像形成の際の画像濃度低下や画像カブリを緩和し低減する。または、ベタ黒等の原稿印字率が高い印刷パターンによって感光体上に静電潜像を形成し、感光体側に多量のトナーを飛翔させて、感光体上にトナー像を形成し、このトナー像を記録媒体に転写して、トナーを消費する。以下に、これに関連する従来技術の例をいくつかあげる。
特許文献1に開示された「画像形成装置」は、複写機やプリンタ等の現像スリーブ上のトナーの劣化度合に応じて、トナーのリフレッシュ処理を行うものである。感光体が略零電位となるように制御され、現像スリーブにトナーと同極性のバイアス電圧が印加される。感光体に現像スリーブからのトナーが付着され、所定の基準画像が形成される。基準画像の形成に伴う感光体における電荷が、コンデンサに蓄積される。蓄積された電荷量が制御装置にて測定される。電荷量に基づいてトナーの劣化度合が判定される。判定結果に基づいて、現像スリーブに、通常の画像形成時よりも高いバイアス電圧が印加され、現像スリーブ上における劣化トナーが感光体上へ放出される。
特許文献2に開示された「画像形成装置」は、感光体表面に絶縁破壊による欠陥が生じないようにして、黒点等の画像不良を防止するものである。転写ローラよりも感光体ドラムの回転方向下流側には、研磨ローラが配置され、感光体ドラムを摺擦している。研磨ローラよりも感光体ドラムの回転方向下流側に、クリーニングブレードが配置され、感光体ドラム上に残留するトナーを除去する。感光体ドラムに形成された静電潜像をトナー像とする工程が行われていないときに、現像剤をリフレッシュするリフレッシュ工程が行われると、予め規定された時間、トナーの帯電電荷と逆極性のバイアス電圧を研磨ローラに印加する。
特許文献3に開示された「画像形成装置」は、絶縁破壊による感光体の損傷を抑えた上で、リフレッシュモードの運転を正常に行うことができるものである。静電潜像が形成される感光体ドラムに、現像装置からトナーを供給することにより、感光体ドラムの周面に、静電潜像に沿った可視像を形成させる。現像装置内の現像剤の劣化に応じて現像剤をリフレッシュするリフレッシュモードによる運転が、通常モードの運転とは別に設定可能に構成されている。リフレッシュモードの運転を制御する制御手段は、現像装置から感光体ドラムの周面に供給する品質劣化トナーの単位時間当りの電荷密度を制御する。
特開平05-094072号公報 特開2005-134776号公報 特開2006-308672号公報
しかし、従来のトナーリフレッシュ方法では、次のような問題がある。印刷の間にトナーリフレッシュを実行するため、印刷スピードを低下させる。カラー印刷を中断し、MCY感光体を搬送ベルトから離し、トナーリフレッシュ動作を行い、カラー印刷の準備動作を行い、カラー印刷を再開するので、時間がかる。カラー印刷とモノクロ印刷を切り替えるため処理時間が長いことに加えて、トナーリフレッシュ動作を行うため、印刷スピードはさらに低下する。また、作像ユニットの交換時期が近づいた場合に、トナーリフレッシュが働くと、無駄に感光体やトナーを消耗させてしまうことになり、それが原因で交換時期が早まる可能性もある。さらに、交換時期が近づいている場合は、リフレッシュを行っても、その効果はあまりない。
作像ユニットの配置によっては、カラー印刷とモノクロ印刷の切替りのときに、紙間が開く場合がある。例えば、図6(b)、(d)に示すように、2次転写から近い順にCMYBkと作像ユニットを配置した場合、Bkの画像はYMCの作像ユニット上を通過することになる。そのため、通過中は、YMCの感光体を圧接させたり離間させたりすることができない。したがって、トナーリフレッシュをすぐに実行することができない。もしくは、トナーリフレッシュ後、印刷モードを迅速に切り替えることができない。
本発明の目的は、上記従来の問題を解決して、画像形成装置において、トナーリフレッシュ動作による印刷スピードの低下を防ぐことである。
上記の課題を解決するために、本発明では、感光体表面に形成された潜像にトナーを供給する現像手段を含む複数の作像ユニットと、感光体上の可視像を搬送体に転写する転写手段と、トナーを強制的に感光体に付着させるとともに感光体上に残留するトナーを感光体上から除去するリフレッシュ動作を実行するリフレッシュ制御手段と、複数の感光体を搬送体に接触させて画像形成を行う第1モードと感光体Aを搬送体から離し感光体Bを搬送体に接触させて画像形成を行う第2モードとを切り替えるモード制御手段と、感光体Aに対してリフレッシュ動作を実行するか否かを判断する判定手段と、リフレッシュ動作を実行するという判定結果に応じてリフレッシュ動作を実行すると同時に第2モードで画像形成を行うように制御する手段とを具備し、前記判定手段は、前記感光体Aの作像ユニットの総駆動時間が所定時間を超えている場合には、リフレッシュ動作を実行しないと判断する手段を備える構成とした。
また、本発明では、感光体表面に形成された潜像にトナーを供給する現像手段を含む複数の作像ユニットと、感光体上の可視像を搬送体に転写する転写手段と、トナーを強制的に感光体に付着させるとともに感光体上に残留するトナーを感光体上から除去するリフレッシュ動作を実行するリフレッシュ制御手段と、複数の感光体を搬送体に接触させて画像形成を行う第1モードと感光体Aを搬送体から離し感光体Bを搬送体に接触させて画像形成を行う第2モードとを切り替えるモード制御手段と、前記第2モードで画像形成中に、続いて第1モードに切り替えて画像形成する指示が入力された後、該第1モードに切り替える前に、感光体Aに対してリフレッシュ動作を実行するか否かを判断する判定手段と、リフレッシュ動作を実行するという判定結果に応じて、第2モードで画像形成中であって且つ第1モードに切り替える前までにリフレッシュ動作が完了するタイミングでリフレッシュ動作を開始するよう制御する手段とを具備し、前記判定手段は、前記感光体Aの作像ユニットの総駆動時間が所定時間を超えている場合には、リフレッシュ動作を実行しないと判断する手段を備える構成とした。
上記のように構成したことにより、画像形成装置において、迅速にトナーリフレッシュを実行でき、トナーリフレッシュ後、迅速に次の印刷を開始することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図1〜図5を参照しながら詳細に説明する。
本発明の実施例1は、感光体Aを搬送ベルトから離してリフレッシュ動作を実行すると同時に、感光体Bを搬送ベルトに接触させて画像形成を行う画像形成装置である。
本発明の実施例1における画像形成装置の基本的な構成は、従来の装置とどうようであるので、装置構成の説明は省略する。作像ユニットは、画像形成装置本体から一体的に着脱可能に構成されるAIOユニット構成でもよい。図1は、本発明の実施例1における画像形成装置でのトナーリフレッシュ処理の手順を示す流れ図である。図2は、トナーリフレッシュ判定データ計算処理の手順を示す流れ図である。図3は、トナーリフレッシュ判定処理の手順を示す流れ図である。図4は、感光体Bの作像ユニットが、二次転写位置の上流側の最も二次転写位置に近いところに配置されている構成で、トナーリフレッシュを実行する様子を示す図である。
図1(a)を参照しながら全体の処理手順を説明する。ステップ1で、1ms経過したどうか調べる。経過していなければ待つ。経過していれば、ステップ2で、その他の処理1を実行する。ステップ3で、トナーリフレッシュ処理を実行する。ステップ4で、その他の処理2を実行し、ステップ1に戻る。
図1(b)を参照しながらトナーリフレッシュ処理の手順を説明する。ステップ5で、トナーリフレッシュ判定データ計算処理を実行する。トナーリフレッシュ判定データ計算処理は、モノクロ印刷時と同時にトナーリフレッシュを実行するかどうかを判定するときに必要となる各種データを算出する。ステップ6で、トナーリフレッシュ判定処理を実行する。トナーリフレッシュ判定処理は、算出した各種データを基に、モノクロ印刷時と同時にトナーリフレッシュを実行するかどうかを判定する。ステップ7で、トナーリフレッシュ実行処理を行う。トナーリフレッシュ実行処理は、判定した結果から、実際にモノクロ印刷時にトナーリフレッシュを実行する。
なお、本実施例では、常に転写ベルトと黒の感光体が圧接しているモノクロ印刷と同時にトナーリフレッシュを実行する例を説明するが、モノクロ印刷に限定されるわけではない。常に圧接している感光体に該当する色のトナーのみを使用した印刷と同時に、離間している作像ユニットをトナーリフレッシュするような構成であってもよい。
次に、図2を参照しながら、トナーリフレッシュ判定データ計算の処理手順を説明する。ステップ11で、作像ユニットが駆動中かどうかを確認する。作像ユニットが駆動中の具体的な例は後述する。駆動中でない場合は、ステップ14へ行く。作像ユニットが駆動中の場合は、ステップ12で、その駆動量もしくは駆動時間を累積する。駆動時間としては、感光体が回転している時間を想定するが、他に、現像ローラが回転している時間や、現像バイアスや帯電チャージャーがオンしている時間であってもかまわない。駆動量は、感光体が回転した距離や現像ローラが回転した距離などである。
ステップ13で、累積した駆動量もしくは駆動時間をメモリに保存する。トナーリフレッシュを行う要因として、トナーが回転している時間が重要である場合は、回転時間でリフレッシュ判定を行う。ステップ14で、作像ユニットの駆動による印刷動作によって消費したトナー量を把握するために、1ページ分の印刷が終了したかどうかを確認する。印刷が終了していない場合は終了する。印刷が終了した場合は、ステップ15で、作像ユニットの消費したトナー量を累積する。ステップ16で、累積したトナー消費量をメモリに保存する。
本実施例では、1ページ分の印刷終了のタイミングをもってトナー消費量を積算することとして説明するが、各色の作像終了のタイミングであってもよいし、作像中に定期的にトナー消費量を確認してもよい。本処理は、作像ユニット単位で行うのが基本であるが、離間している作像ユニット全体で計算処理を行ってもよい。
次に、図3(a)を参照しながら、トナーリフレッシュ判定の処理手順を説明する。ステップ21で、次ページに対してモノクロ印刷要求があるかどうか確認する。なければ終了し、あればステップ22へ行く。なお、本実施例では、常に転写ベルトと黒の感光体が圧接しているモノクロ印刷要求あり/なしを確認する処理で説明するが、モノクロ印刷に限定されるわけではない。常に圧接している感光体に該当する色のトナーのみを使用した印刷要求のあり/なしを確認する処理であってもよい。
ステップ22で、駆動量もしくは駆動時間の累積、トナー消費量の累積から、トナーリフレッシュが必要かどうかを判断する。累積の駆動量もしくは駆動時間をTとし、トナー消費量をMとし、A4相当の印刷における駆動量もしくは駆動時間をP(固定値)とし、トナーリフレッシュ判定閾値(A4相当の印刷におけるトナー消費量)をS(固定値)として、S/P>M/Tの条件が成立したら、トナーリフレッシュを実行すると判定する。この不等式が不成立であっても、S/P>(M/T+α)の条件が成立する場合は、トナーリフレッシュを実行すると判定してもよい。αは条件判定のマージンである。
上記判定にさらに追加して、作像ユニットの交換時期が近づいている場合は、判定処理をしないようにするか、強制的にトナーリフレッシュを実行しないと判定するようにしてもよい。具体的には、以下のような例がある。作像ユニット内の感光体の総回転時間がある値を超えたら、交換時期が近づいていると判断する。作像ユニット内の感光体の総回転距離がある値を超えたら、交換時期が近づいていると判断する。作像ユニット内のトナーの総消費量がある値を超えたら、交換時期が近づいていると判断する。ステップ23で、判定結果をメモリに保存する。
次に、図3(b)を参照しながら、トナーリフレッシュ実行処理を説明する。ステップ24で、実際にモノクロ印刷が開始されたかどうか確認する。未開始なら終了する。開始されたのであれば、ステップ25で、トナーリフレッシュ判定処理において保存された判定結果を参照して、トナーリフレッシュするかどうかを確認する。「しない」なら終了し、「する」ならば、ステップ26で、通常の印刷時の作像と同じように、帯電、露光、現像、転写を実行するとともに、トナーリフレッシュを実行する。
次に、図4を参照しながら、感光体Bの作像ユニットが、二次転写位置の上流側の最も二次転写位置に近いところに配置されている構成で、トナーリフレッシュを実行する様子を説明する。図4(a)に示すように、黒の感光体のみで印刷中に、他の感光体を転写ベルトから離して、トナーリフレッシュを実行する。トナーリフレッシュが終了すると、図4(b)に示すように、すべての感光体を転写ベルトに圧接させて、印刷準備を開始する。図4(c)に示すように、紙間をあけることなく、次のページのカラー印刷が開始できる。直接転写方式である場合も同様にして、トナーリフレッシュを実行する。このとき、感光体Bの作像ユニットは、最も定着手段の近くに配置されている。
なお、個々の動作におけるHVなどのパラメータは、通常印刷時のパラメータと異なってもよいし、同じでもよい。また、感光体上に作像される可視像の画像パターンは、べた画像パターンであるが、画像パターンは、これに限定しない。消費させる必要がある領域のみをリフレッシュさせるような機構であれば、そのような画像データであってもかまわない。トナーリフレッシュは、リフレッシュが必要である作像ユニットのみ実行するのが基本であるが、他の離間している作像ユニットにも、リフレッシュを行ってもよい。画像の主走査方向幅は、最大領域幅とするが、消費させたい領域のみを作像させるようなパターンであってもよい。実際の動作時間は、不足している分のトナー量に相当する量の画像パターンを可視像化するのにかかる時間である。
上記のように、本発明の実施例1では、画像形成装置を、感光ドラムAを搬送ベルトから離してリフレッシュ動作を実行すると同時に、感光ドラムBを搬送ベルトに接触させて画像形成を行う構成としたので、迅速にトナーリフレッシュを実行でき、トナーリフレッシュ後、迅速に次の印刷を開始することができる。
本発明の実施例2は、第2モードで画像形成中に、続いて第1モードに切り替えて画像形成する指示が入力された後、第1モードに切り替える前に、感光体Aに対してリフレッシュ動作を実行するか否かを判断し、リフレッシュ動作を実行するという判定結果に応じて、第2モードで画像形成中であって且つ第1モードに切り替える前までにリフレッシュ動作が完了するタイミングでリフレッシュ動作を開始するよう制御する画像形成装置である。
本発明の実施例2における画像形成装置の基本的な構成は、従来の装置とどうようであるので、装置構成の説明は省略する。トナーリフレッシュ処理の手順とトナーリフレッシュ判定データ計算処理の手順は、実施例1と同じである。図5は、本発明の実施例2における画像形成装置でのトナーリフレッシュ判定処理の手順を示す流れ図である。
図5(a)を参照しながら、トナーリフレッシュ判定処理を説明する。コントローラからの印刷要求を複数ページ受け付けられるように、要求をメモリ上にスタックしておく。ステップ31で、現在モノクロ印刷中で、且つ、そのスタックしている印刷要求の中で、最初に行うカラー印刷要求があるかどうかを確認する。なければ終了し、あればステップ32行く。なお、本実施例では、常に転写ベルトと黒の感光体が圧接しているモノクロ印刷の要求のあり/なしを確認する処理で説明するが、モノクロ印刷に限定されるわけではない。常に圧接している感光体に該当する色のトナーのみを使用した印刷要求のあり/なしを確認する処理であってもよい。
ステップ32で、駆動量もしくは駆動時間の累積、トナー消費量の累積から、トナーリフレッシュが必要かどうかを判断し、トナーリフレッシュ実行時間を計算する。トナーリフレッシュ実行時間は、(トナーリフレッシュ実行に際して必要な準備動作+画像パターンの長さ+後処理)を時間に換算した値となる。トナーリフレッシュ必要判断は、実施例1と同じである。ステップ33で、判定結果およびトナーリフレッシュ実行時間を、メモリに保存する。
次に、図5(b)を参照しながら、トナーリフレッシュ実行処理を説明する。ステップ34で、トナーリフレッシュ判定処理において保存された判定結果を参照して、トナーリフレッシュするかどうかを確認する。「しない」なら終了し、「する」ならば、ステップ35で、トナーリフレッシュ判定処理において保存されたトナーリフレッシュ実行時間と、次にカラー印刷を行うまでの時間を比較する。大きい場合は終了し、トナーリフレッシュ実行時間が小さい場合は、ステップ36のトナーリフレッシュを実行する。ステップ36は実施例1と同じである。
上記のように、本発明の実施例2では、画像形成装置を、第2モードで画像形成中に、続いて第1モードに切り替えて画像形成する指示が入力された後、第1モードに切り替える前に、感光体Aに対してリフレッシュ動作を実行するか否かを判断し、リフレッシュ動作を実行するという判定結果に応じて、第2モードで画像形成中であって且つ第1モードに切り替える前までにリフレッシュ動作が完了するタイミングでリフレッシュ動作を開始するよう制御する構成としたので、迅速にトナーリフレッシュを実行でき、トナーリフレッシュ後、迅速に次の印刷を開始することができる。
本発明の画像形成装置は、複数色を重ね合わせて可視化画像を得る電子写真方式のプリンタ等として最適である。
本発明の実施例1における画像形成装置でのトナーリフレッシュ処理の手順を示す流れ図である。 本発明の実施例1における画像形成装置でのトナーリフレッシュ判定データ計算処理の手順を示す流れ図である。 本発明の実施例1における画像形成装置でのトナーリフレッシュ判定処理と実行処理の手順を示す流れ図である。 本発明の実施例1における画像形成装置でのトナーリフレッシュ処理方法を示す図である。 本発明の実施例2における画像形成装置でのトナーリフレッシュ判定処理と実行処理の手順を示す流れ図である。 従来の中間転写ベルト方式と直接転写ベルト方式のタンデムカラーエンジンの構成を示す図である。

Claims (13)

  1. 感光体表面に形成された潜像にトナーを供給する現像手段を含む複数の作像ユニットと、感光体上の可視像を搬送体に転写する転写手段と、トナーを強制的に感光体に付着させるとともに感光体上に残留するトナーを感光体上から除去するリフレッシュ動作を実行するリフレッシュ制御手段と、複数の感光体を搬送体に接触させて画像形成を行う第1モードと感光体Aを搬送体から離し感光体Bを搬送体に接触させて画像形成を行う第2モードとを切り替えるモード制御手段と、感光体Aに対してリフレッシュ動作を実行するか否かを判断する判定手段と、リフレッシュ動作を実行するという判定結果に応じてリフレッシュ動作を実行すると同時に第2モードで画像形成を行うように制御する手段とを具備し、
    前記判定手段は、前記感光体Aの作像ユニットの総駆動時間が所定時間を超えている場合には、リフレッシュ動作を実行しないと判断する手段を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 感光体表面に形成された潜像にトナーを供給する現像手段を含む複数の作像ユニットと、感光体上の可視像を搬送体に転写する転写手段と、トナーを強制的に感光体に付着させるとともに感光体上に残留するトナーを感光体上から除去するリフレッシュ動作を実行するリフレッシュ制御手段と、複数の感光体を搬送体に接触させて画像形成を行う第1モードと感光体Aを搬送体から離し感光体Bを搬送体に接触させて画像形成を行う第2モードとを切り替えるモード制御手段と、前記第2モードで画像形成中に、続いて第1モードに切り替えて画像形成する指示が入力された後、該第1モードに切り替える前に、感光体Aに対してリフレッシュ動作を実行するか否かを判断する判定手段と、リフレッシュ動作を実行するという判定結果に応じて、第2モードで画像形成中であって且つ第1モードに切
    り替える前までにリフレッシュ動作が完了するタイミングでリフレッシュ動作を開始するよう制御する手段とを具備し、
    前記判定手段は、前記感光体Aの作像ユニットの総駆動時間が所定時間を超えている場合には、リフレッシュ動作を実行しないと判断する手段を備えることを特徴とする画像形成装置。
  3. 前記判定手段は、前回実行したリフレッシュ動作から現在までにおいて、感光体Aの作像ユニットの単位駆動時間または単位駆動量あたりのトナー消費量が所定量を下回っている場合に、リフレッシュ動作を実行すると判断する手段を備えることを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 前記単位駆動時間は、前記感光体Aの1回転時間であることを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記単位駆動量は、前記感光体Aの1回転距離であることを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  6. 前記総駆動時間は、前記感光体Aの累積回転時間であることを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載の画像形成装置。
  7. 前記判定手段は、前記感光体Aの作像ユニットの総駆動量が所定量を超えている場合には、リフレッシュ動作を実行しないと判断する手段を備えることを特徴とする請求項1〜の何れかに記載の画像形成装置。
  8. 前記総駆動量は、前記感光体Aの累積回転距離であることを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
  9. 前記判定手段は、前記感光体Aに対応する現像手段によるトナーの総消費量が所定量を超えている場合には、リフレッシュ動作を実行しないと判断する手段を備えることを特徴とする請求項1〜の何れかに記載の画像形成装置。
  10. 前記複数の作像ユニットは、前記搬送体の回転方向に沿ってタンデム状に配置されていることを特徴とする請求項1〜9の何れかに記載の画像形成装置。
  11. 前記搬送体上に転写された可視像を二次転写位置において転写媒体に再転写する二次転写手段をさらに備え、前記感光体Bの作像ユニットは、前記搬送体の回転方向について前記二次転写位置の上流側であって且つ前記複数の感光体のうち最も前記二次転写位置に近接した位置に配置されていることを特徴とする請求項1〜10の何れかに記載の画像形成装置。
  12. 前記作像ユニットは、画像形成装置本体から一体的に着脱可能に構成されていることを特徴とする請求項1〜11の何れかに記載の画像形成装置。
  13. 前記感光体Bの作像ユニットは、前記搬送体の回転方向について前記複数の感光体のうち最も定着手段に近接した位置に配置されていることを特徴とする請求項1〜10の何れかに記載の画像形成装置。
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