JP2008158111A - 画像形成機構、画像形成装置、及び画像形成機構の制御方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】回転式の像担持体101と、像担持体101を帯電させるための第1の帯電手段105と、第1の帯電手段105よりも下流側で像担持体101を帯電させるための第2の帯電手段106と、第1の帯電手段105よりも上流側である第1除電ポイント及び第1の帯電手段105よりも下流側であって第2の帯電手段106よりも上流側である第2除電ポイントにおいて像担持体101を除電する除電手段103、104とを有し、第1の帯電手段105及び第2の帯電手段106は、画像形成機構100に含まれる各部位の状態に応じてその動作態様を変更可能であることを特徴とする。
【選択図】図1
Description
本発明は、上述した実情を考慮してなされたもので、感光性像担持体の帯電不良が解決された画像形成装置において装置規模の低減を図ることを目的とする。
また、請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の画像形成機構において、前記感光性像担持体の被帯電性能が使用開始時における被帯電性能よりも所定量低下した後において、前記画像形成機構が非稼働状態から稼働開始した際の前記感光性像担持体の回転1周目は、前記第1の帯電手段は除電前帯電のために動作すると共に前記除電手段が前記第2除電ポイントにおいて前記感光性像担持体を除電することを特徴とする。
また、請求項5に記載の発明は、請求項2乃至4いずれか1項に記載の画像形成装置において、前記感光性像担持体の被帯電極性と逆極性の転写電荷が印可され、前記感光性像担持体に現像された画像を画像形成対象に転写する転写手段を更に有し、前記第1の帯電手段は、除電前帯電のために動作する場合において、前記転写手段に前記転写電荷が印可されるタイミングに応じて前記感光性像担持体に対する電荷の印可を制御することを特徴とする。
また、請求項7に記載の発明は、請求項6に記載の画像形成機構において、前記感光性像担持体の被帯電極性と逆極性の転写電荷が印可され、前記感光性像担持体に現像された画像を用紙に転写する転写手段を更に有し、前記転写手段は、前記動作可能な帯電手段が本帯電のために動作する場合に印可される転写電荷の絶対値が通常動作の場合に印可される転写電荷の絶対値よりも低いことを特徴とする。
また、請求項9に記載の発明は、画像形成装置であって、請求項1乃至8いずれか1項に記載の画像形成機構を有することを特徴とする。
本発明は、所定の構成を有する画像形成機構において、感光性像担持体の使用程度、帯電手段の状態等、画像形成機構に含まれる各部位の状態に応じて動作態様を変えることにより、装置の大型化や交換部品の増大を招くことなく、感光性像担持体の帯電不良を解決するものである。
[第1の実施形態]
本実施形態に係る画像形成機構の動作を説明する前に、本発明において見出されている感光体ドラムの経時による性能変化について説明する。図11は、比較例に係る画像形成装置の要部であって、画像形成を行う画像形成機構500を模式的に示す側面図である。画像形成機構500は、感光体ドラム501、クリーニングユニット502、除電ランプ503、第1帯電器505、第2帯電器506、光走査装置507、電位センサ508、現像タンク509及び転写ベルト510を有する。感光体ドラム501は、感光性の像担持体であって、OPCが用いられる。クリーニングユニット502は、感光体ドラム501の前サイクルにおける残留顕色材(トナー)をクリーニングする。除電ランプ503は、感光体ドラム501の前サイクルにおける帯電電荷をリセットする。
感光体ドラム501は、図11に示す矢印の方向に回転する。画像形成サイクルの1周分はクリーニングユニット502が始点となる。感光体ドラム501は、クリーニングユニット502によって前サイクルの残留顕色材(トナー)がクリーニングされ、第1除電ランプ503による除電及び第1帯電器505、第2帯電器506による帯電の後、光操作装置507によって静電潜像が形成される。その後、現像ユニット509によって感光体ドラム501上の静電潜像が現像され、転写ベルト510上に供給された用紙上に、現像された画像が転写される。
このように、感光体ドラムの経時による性質の変化は、使用開始時からの使用程度によって課題となる性質が異なる。即ち、使用開示時は主に転写による逆帯電が問題となり、その後、画像形成を繰り返すと非稼働時のホール発生及び被帯電性能の劣化が問題となる。以下に説明する本実施形態に係る画像形成機構は、感光体ドラムの使用程度に応じて変化する課題への対応を可能とする。
感光体ドラム101は、クリーニングユニット102によって前サイクルの残留顕色材(トナー)がクリーニングされ、第1除電ランプ103、第2除電ランプ104による除電及び第1帯電器105、第2帯電器106による帯電の後、光走査装置107によって静電潜像が形成される。その後、現像ユニット109によって感光体ドラム101上の静電潜像が現像され、転写ベルト110上に供給された画像形成対象である用紙上に、現像された画像が転写される。感光体ドラム101の経時に応じて第1帯電器105、第2帯電器106(以降、帯電器105、106)による帯電の態様を切り換えること及び帯電器105、106の動作態様に応じて第1除電ランプ103、第2除電ランプ104(以降、除電ランプ103、104)による除電の態様を切り換えることが本実施形態の要旨である。
尚、画像形成枚数が700K枚を超えてすぐに、2周目以降の本帯電において2つの帯電器を動作させる必要はない。即ち、図14に示すように、1つの帯電器では目標電位にまで到達させることができなくなる画像形成枚数約1500K枚までは、一方の帯電器のみによって帯電処理を行うことにより、消費電力やオゾン発生を低減することができる。
また、感光体ドラム101に対して不要な電荷を与えることにより、感光体ドラム101の静電疲労を抑制することができる。更に、感光体ドラムの1周目において、第1帯電器105を除電前帯電に用いる場合、必然的に本帯電を第2帯電器106のみで行うことになる。しかしながら、図14に示すように、画像形成枚数約1500K枚以降は、1つの帯電器では目標電位にまで到達させることができないため、画像形成枚数約1500K枚以降は、感光体ドラム1周目は画像形成を行わず、非稼働時のホール発生による影響をキャンセルするための帯電処理のみを行うことが好ましい。
図4に、本実施形態に係る画像形成機構100を用いた場合の、感光体ドラムの経時に対する感光体ドラム1周目における帯電電位の所望電位(ここでは−800V)からの低下量を示す。図3と同様、図13に示す従来技術の場合を破線で示す。図4に示すように、本実施形態に係る画像形成機構を用いることにより、感光体ドラム101の画像形成枚数700K枚以降における、所望電位からの帯電電位の低下が改善されていることがわかる。
他方、CTL膜厚が厚いと、転写時の逆帯電の影響を受けやすいため、感光体ドラムの除電前帯電が必要となる。従って、感光体ドラムの使用開始時から所定の画像形成枚数の経過までは、2つ設けられた帯電器のうち、感光体ドラムの回転方向上流側に設けられた方(第1帯電器105)を除電前帯電に使用し、2つの帯電器の間に設けられた除電ランプ(第2除電ランプ)によって除電を行い、下流側に設けられた帯電器(第2帯電器106)を一様帯電に使用することで、上記の課題を解決できる。
従って、感光体ドラムの使用開示から所定の画像形成枚数経過後は、感光体ドラムの1周目のみ、2つ設けられた帯電器のうち、感光体ドラムの回転方向上流側に設けられた方(第1帯電器105)を除電前帯電に使用し、下流側に設けられた方(第2帯電器106)を一様帯電に使用することで、非稼働時のホール発生を解決し、2周目以降は、2つの帯電器よりも更に感光体ドラムの回転方向上流側に設けられた除電ランプ(第1除電ランプ103)によって除電を行うと共に2つの帯電器両方を感光体ドラムの一様帯電に使用することで被帯電性能の課題を解決することができる。
尚、上記の説明においては、図2(a)、(b)に示す画像形成機構100の動作態様切り換えタイミングを、画像形成枚数が700K枚となった時点として説明したが、このタイミングは感光体ドラム101の性能、性質によって左右されるものであり、画像形成枚数が700K枚未満のタイミングであっても、700K枚以上のタイミングであっても良い。
即ち、使用開始時における感光性ドラム101(初期感光体)の被帯電性能や電荷移動度等に係る性質が、画像形成を繰り返すことにより変化することが問題であり、画像形成機構100の動作態様切り換えタイミングとしては、感光性ドラム101の被帯電性能が初期感光体としての被帯電性能から図14に示すように所定量低下したことをもって判断することが好ましい。画像形成機構100の動作態様切り換えタイミングとしては、画像形成枚数以外にも、感光体ドラム101の使用年月、合計通電時間、合計作像面積、回転回数等に基づいても判断することが可能である。
測定された電位が所望の電位(上記実施例における−800V)に達していなければ、感光体ドラム101の被帯電性能が劣化し、第2帯電器106による帯電だけでは十分な帯電電位が得られないと判断することができる。従って、第1帯電器105及び第2帯電器106の両方により本帯電処理を行うべきであると判断することができる。
本実施の形態においては第1の実施の形態における除電前帯電において、帯電器の帯電電位を制御する例を説明する。尚、第1の実施の形態と同様の符号を付す構成については第1の実施の形態と同一又は相当部を示し、説明を省略する。
前実施形態においては、画像形成機構が2つの帯電器を有し、一方を除電前帯電に用いる場合と、両方を一様帯電に用いる場合とを使い分ける例を説明した。ここで、除電前帯電において帯電器が感光体ドラムに印加する電荷は、一様帯電において印加する電荷と同等である必要はない。むしろ、除電前帯電において帯電器が感光体ドラムに印加する電荷が高すぎる場合、除電ランプによる除電後の残留電位が増大し、形成画像の濃度低下等の問題が発生する。また、感光体ドラムに対して必要以上の電荷を与えることにより、感光体ドラムの静電疲労を促進することになる。
図5に示すように、VRは画像形成枚数が増大するに従って、増加する傾向にある。また、VRはVD1の値が増加するに従って、増加する傾向にある。ここで、画像形成枚数が増大するに従ってVRが増大する原因は、画像形成枚数の増大により感光性ドラムの静電疲労が進み、電荷の移動度が低下するため、除電ランプによる除電効果が低下するためである。
図5に示すVD1=−800Vの場合における、画像形成枚数約500K枚以上の場合のように、VRの絶対値が200Vを超えてしまうと、形成される画像の濃度低下が顕著になるため、好ましくない。他方、VD1を下げ過ぎてしまうと、除電前帯電の効果が得られず、図12において示した転写時の逆帯電による残像ランクを解決することができない。
従って、本実施形態に係る画像形成機構100においては、VD1の絶対値は、200V以上400V以下であることが好ましいことがわかる。また、画像形成枚数の増大に伴ってVD1の値を調整しても良い。
また、転写ベルト110には常に画像形成用紙が供給されているわけではなく、例え一の印刷ジョブであっても、頁間には間隔がある。従って、感光体ドラム101から用紙への画像転写が行われない期間(紙間)があり、その間は転写ベルト110には転写用電流(転写バイアス)は印可されない。その結果、紙間においては転写ベルト110から感光体ドラム101への逆帯電は発生しない若しくは影響が極少ない。
従って、紙間においては、逆帯電の影響をキャンセルするための除電前帯電は必要なく、むしろ除電前帯電を実行する事により、上述したように残留電位の問題が生ずる可能性がある。転写バイアスのオン/オフに応じて、除電前帯電器として動作する第1帯電器103の動作を切り換えることにより、この問題を解決することができる。
図1に示すように、感光体ドラム101表面のある範囲が転写ベルト110において転写を行ってから、第1帯電器105に達するまでギャップがあるため、転写バイアスと第1帯電器105とは同時にオン/オフするわけではなく、感光体ドラム101の回転に合わせてオン/オフが切り換えられる。尚、第1帯電器105をオン/オフする以外にも、印可する電位を調整し、印可電位の絶対値を小さくすることによっても同等の効果を得ることができる。
即ち、除電前帯電器として用いられる帯電器の感光体ドラム101への印可電位を減少させる若しくは無にするように制御することにより、除電後の残留電位の課題を解決することができる。
以上説明したように、本実施形態に係る画像形成機構を用いることにより、除電後の残留電位を抑制して形成画像の濃度低下を防ぐと共に、感光体ドラムに印可される電荷量を抑えて感光体ドラムの静電疲労を抑制することができる。
本実施の形態においては第1の実施の形態に係る画像形成機構と同等の構成を有する画像形成機構において、各部が動作不能となった場合に他の部位を制御することにより画像形成を可能とし、ダウンタイムを抑制する例を説明する。
尚、第1の実施の形態と同様の符号を付す構成については第1の実施の形態と同一又は相当部を示し、説明を省略する。第1の実施の形態においては、図1に示す画像形成機構100を用いることにより、形成画像の品質向上を図ることができた。しかしながら、形成画像について高い品質が求められない場合、最低限、前サイクルの残留顕色材除去、除電、帯電、走査、現像、転写という工程により画像形成を行うことが可能であり、除電前帯電や2つの帯電器による帯電は必ずしも必要ではない。
本実施形態においては、帯電器が故障した場合に、他の帯電器を用いて画像形成を続行し、装置のダウンタイムを抑制する例を説明する。
また、第1帯電器105が本帯電器として動作している場合、即ち画像形成枚数が700K枚以上であれば(S802)、画像形成動作を一度停止し、第2除電ランプ104による除電及び第2帯電器106による本帯電によって画像形成を実行する(S805)。
これにより、帯電器1つによる帯電処理となるため、目標電位に到達せずゴーストが発生する可能性はあるが、装置の修理を待たずに画像形成を続行できるため、ダウンタイムを抑制することができる。
これにより、画像形成枚数700K枚未満であれば、除電前帯電が不能となり、700K枚以上であれば、帯電器1つによる帯電処理となるため、形成画像の画質が低下する可能性はあるが、装置の修理を待たずに画像形成を続行できるため、ダウンタイムを抑制することができる。第1帯電器105も第2帯電器106も故障していない場合は(S803)、そのまま画像形成を続行する(S807)。
尚、上記のS804、S805及びS806において画像形成を続行する場合は、転写ベルト110に印可する転写バイアスの絶対値を下げることにより、除電前帯電の不能若しくは帯電性能の劣化に伴うゴースト発生を抑制することが好ましい。
尚、上記の説明においては、帯電器の故障に対する制御方法を説明したが、除電ランプの故障についても適用可能である。即ち、第1除電ランプ103が故障した場合には第2除電ランプを用いて除電を行い、第2除電ランプが故障した場合には第1除電ランプを用いて除電を行うことができる。
更に、上記の説明においては、画像形成機構100の各部が故障した場合に、動作を切り換える方法を説明したが、故障の場合以外にも動作を切り換えても良い。
例えば、帯電器が劣化した場合若しくは装置の動作環境によっては、帯電器の放電不均一性により、感光体ドラム表面が一様に帯電されず、ハーフトーン画像を形成する場合の画質に影響する場合がある。このような問題に対して、本帯電を行う帯電器を切り換え可能とすることにより、帯電不均一性を解消することができる。
夫々のモードの切り換えは、例えば画像形成装置に設けられている図示しない走査パネルに情報を入力することにより行う。これにより、ユーザは夫々のモードで画像形成を行った上で画像形成品質を確認し、画質の高いモードでの画像形成を行うことが可能となる。
更に、図9において説明したような動作モード選択において、第1帯電器105を本帯電に使用する場合は、除電前帯電が不能となり、画像形成機構の非稼働時におけるホール発生の不具合を解決することができない。
このような場合に、感光体ドラム101の1周目から画像形成動作を行うと、図13において説明したように感光体ドラム101を目標電位まで帯電させることができず、形成画像の画質に影響する可能性がある。従って、図10の表に示すように、ユーザによって選択されたモードに従って、感光体ドラム101の1周目から画像形成を開始するか2周目から画像形成を開始するか切り換えることにより、上記の問題を解決することができる。
Claims (10)
- 電子写真画像形成装置に含まれる画像形成機構であって、
回転式の感光性像担持体と、前記感光性像担持体を帯電させるための第1の帯電手段と、前記感光性像担持体の回転方向において前記第1の帯電手段よりも下流側で前記感光性像担持体を帯電させるための第2の帯電手段と、前記感光性像担持体の回転方向において前記第1の帯電手段よりも上流側である第1除電ポイント及び前記第1の帯電手段よりも下流側であって前記第2の帯電手段よりも上流側である第2除電ポイントにおいて前記感光性像担持体を除電する除電手段とを有し、前記第1の帯電手段及び前記第2の帯電手段は、前記画像形成機構に含まれる各部位の状態に応じてその動作態様を変更可能であり、前記除電手段は、前記第1の帯電手段及び前記第2の帯電手段の動作態様に応じてその除電ポイントを切り換え可能であることを特徴とする画像形成機構。 - 前記感光性像担持体の使用開始時においては、前記第1の帯電手段が除電前帯電のために動作すると共に前記除電手段が前記第2除電ポイントにおいて前記感光性像担持体を除電し、前記感光性像担持体の被帯電性能が使用開始時における被帯電性能よりも所定量低下した後は、前記第1の帯電手段及び前記第2の帯電手段の両方が本帯電のために動作すると共に前記除電手段が前記第1除電ポイントにおいて前記感光性像担持体を除電することを特徴とする請求項1に記載の画像形成機構。
- 前記感光性像担持体の被帯電性能が使用開始時における被帯電性能よりも所定量低下した後において、前記画像形成機構が非稼働状態から稼働開始した際の前記感光性像担持体の回転1周目は、前記第1の帯電手段は除電前帯電のために動作すると共に前記除電手段が前記第2除電ポイントにおいて前記感光性像担持体を除電することを特徴とする請求項2に記載の画像形成機構。
- 前記第1の帯電手段は、除電前帯電のために動作する際に前記感光性像担持体に印可する電位の絶対値が、本帯電のために動作する際に前記感光性像担持体に印可する電位の絶対値よりも低いことを特徴とする請求項2または3に記載の画像形成機構。
- 前記感光性像担持体の被帯電極性と逆極性の転写電荷が印可され、前記感光性像担持体に現像された画像を画像形成対象に転写する転写手段を更に有し、
前記第1の帯電手段は、除電前帯電のために動作する場合において、前記転写手段に前記転写電荷が印可されるタイミングに応じて前記感光性像担持体に対する電荷の印可を制御することを特徴とする請求項2乃至4いずれか1項に記載の画像形成機構。 - 前記第1の帯電手段及び前記第2の帯電手段のうちどちらか一方が動作不能となった場合、動作可能な方の帯電手段が本帯電のために動作すると共に前記除電手段が前記本帯電のために動作する帯電手段よりも上流側の除電ポイントにおいて前記感光性像担持体を除電することを特徴とする請求項1に記載の画像形成機構。
- 前記感光性像担持体の被帯電極性と逆極性の転写電荷が印可され、前記感光性像担持体に現像された画像を用紙に転写する転写手段を更に有し、
前記転写手段は、前記動作可能な帯電手段が本帯電のために動作する場合に印可される転写電荷の絶対値が通常動作の場合に印可される転写電荷の絶対値よりも低いことを特徴とする請求項6に記載の画像形成機構。 - ユーザが情報を入力するユーザインターフェースを更に有し、
前記第1の帯電手段及び前記第2の帯電手段のうち、本帯電のために動作する帯電手段をユーザインターフェースに入力された情報に基づいて切り換え可能であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成機構。 - 請求項1乃至8いずれか1項に記載の画像形成機構を有することを特徴とする画像形成装置。
- 電子写真画像形成装置に含まれる画像形成機構の制御方法であって、前記感光性像担持体の使用開始時においては、第1の帯電手段が除電前帯電のために動作し、前記第1の帯電手段よりも前記感光性像担持体の回転方向下流側に設けられた第2の帯電手段が本帯電のために動作し、前記第1の帯電手段よりも前記感光性像担持体の回転方向下流側であって前記第2の帯電手段よりも上流側において除電手段が前記感光性像担持体を除電し、前記感光性像担持体の被帯電性能が使用開始時における被帯電性能よりも所定量低下した後は、前記第1の帯電手段及び第2の帯電手段の両方が本帯電のために動作し、前記除電手段が前記第1の帯電手段よりも前記感光性像担持体の回転方向上流側において前記感光性像担持体を除電することを特徴とする画像形成機構の制御方法。
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