JPS63307491A

JPS63307491A - 静電記録装置

Info

Publication number: JPS63307491A
Application number: JP14442787A
Authority: JP
Inventors: Kazuyuki Goto; 一幸後藤; Tomomichi Nagashima; 知理長島; Masaru Takeuchi; 勝武内; Keiichi Sano; 佐野　景一; Masayuki Iwamoto; 岩本　正幸; Toshihiko Yamaoki; 山置　俊彦; Takeo Fukatsu; 深津　猛夫; Kenichiro Wakizaka; 健一郎脇坂; Shoichi Nakano; 中野　昭一; Koji Minami; 浩二南
Original assignee: Sanyo Electric Co Ltd
Current assignee: Sanyo Electric Co Ltd
Priority date: 1987-06-09
Filing date: 1987-06-09
Publication date: 1988-12-15

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（イ）産業上の利用分野本発明は、除電後におい、ても感光体中にトラップされ
ているキャリアを消去し得る静電記録装置に関するもの
である。

（ロ）従来の技術アモルファスシリコンを主成分とする感光体は、セレン
や硫化カドミウムを主成分とする感光体、に比較して、
耐熱性や耐摩耗性に富み、無害でるるとともに高い光感
度を有する等の種々の長所を有している。

１１長波長光に対しても充分な感度を有している点より
、複写機のみならず、レーザプリンタ。

発光ダイオードアレイプリンタの感光体として賞月され
つつある。

このアモルファスシリコンを主成分とする感光体は、前
述のような長所を有する反面、その中にキャリアをドラ
ッグし易く、像形成や除電のために一旦光線が照射され
ると、以後帯電能力が低下するという現像が生じる。

前記帯電能力の低下の原因は、アモルファスシリコン膜
中に、格子欠陥等に起因する多くの局在単位が存在し、
光照射によって発生したキャリアがこの局在準位の存在
する部位にてトラップされ。

このトラップされたキャリアが次の主帯電時に。

その電界によって解放されて表面の帯電電荷を中和する
からである。と考えられる。

そうすると、感光体表面の帯電電荷量が低下し。

感光体の帯電能力は低下する（特開昭６０−４８６８１
号公報参照）。

前記公報には、最初の静電潜像のパターンが次Ｏ静電潜
像形成時にメモリとして表われ、そのメモリを消去する
ために除電ランプの光量を増加させると暗部の電位が低
下する旨が記載されている。

げそして、暗部電位を下すメモリーを消去する方法＾として、静電潜像形成工程が実行された後１次回の静’
ＲＭ像形成のための帯電工程の前に少なくとも１回の露
光と帯電を行なう方法が開示されている。

しかしながらこの方法では、主帯電とその前の予備帯電
は相互に逆極性になっているので、メモリ効果は減少す
るが暗部電位、も減少する。

また、メモリの消去に注目するものとして、特開昭６０
−１６８０７４号に記載されているものが提案されてい
る。この公報に記載されている静電記録装置は、転写工
程と除電工程との間に、正極性の電圧印加工程が介装さ
れたものである。

（ハ）発明が解決しようとする問題点前述のように従来の技術では、メモリ効果は減少するも
のの、暗部電位も減少するという問題点を有していたり
、また、像形成のための光線照射部においても光分電位
か下らない、という問題点を有していた。

に）問題点を解決するための手段本発明は４％光体と、この感光体を一様に主帯電するた
めの帯電用コロトロンと、帯電されている感光体に選択
的に光線を照射して静電潜像を形成するための露光手段
と、静電潜像をトナーにて現像するための現像手段と、
トナー像を記鋒紙に転写するための転写手段と、感光体
上の電荷を除去するための第１の除電手段が具備されて
いる静電記録装置において、前記第１の除電手段によっ
て除電されている感光体を主帯電と同極性に予備帯電す
る予備帯電手段と、この予備帯電手段によって予備帯電
された感光体上の電荷を除去する丸めの第２の除電手段
が設けられていることを特徴とする静電記録装置である
。

（ホ）作　用本発明では、主帯電と同極性に予備帯電された後、第３
の除電手段にて電荷か除去されるので。

暗部電位が減少することなくメモリ効果は減少する。

（へ）実施例第１図は本発明の一実施例としての静電記録装置の概略
的構成図である。

この図にかいて、（１）は周側表面にアモルファスシリ
コン郷の光導電物質がコーティングされている感光体ド
ラムで、その頂部に、当該感光体ドラム（１）に光像を
投影結像するための露光装置（２）が備えられている。

この露光装置（２）は、前記感“光体ドラム（１）の回
転軸線と平行な方向に延在する発光ダイオード列（３）
と、短焦点レンズ列（４）とによって構成されている。

前記露光装置（２）の上流側には、感光体ドラム（１）
をプラス帯電（６００Ｖ）するための主帯電用コロトロ
ン（５）が備えらている。

また、露光装置（２）の下流側には、主帯電用コロトロ
ン（５）と露光装置（２）によって形成された静電潜像
を、トナーによって現像するための、現像装置（６）が
配備づれている。

現像装置（６）の下流典には、感光体ドラム（１）上の
トナー像を記録紙（図示せず）に転写するための転写用
コロトロン（７）およびこの記録紙を感光体ドラム（り
から分離するための分離用コロトロン（８）が隣接配備
されている。

（９）（９）は、トナー像が転写されている記録紙を定
着するためのヒートローラ対である。

前記ヒートローラ対（９）（９）の上方には、記録紙に
転写し切れず、感光体ドラム（１）上！ＩＣ残留する不
転写トナーを除去するための、クリーニング装置（１（
１′が設けられている。

また、前記クリーニング装置ａｌの下流側（第１図では
上側）には、感光体ドラム（１）上の残留電荷を除去す
るための、イレースランプａＤが設ケラれ、とのイレー
スランプａＩＪと前記主帯電用コロトロン（５）との間
に、感光体ドラム（１）を予備帯電するためのローラ状
の予備帯電器ｔ１ｚおよび除電するための第２の除電手
段としての交流コロトロンａ３が備えられている。

前記予備帯電器（１３け、その断面を第２図に示すよう
に、中央部に、感光体ドラム（１）の回転軸線と同方向
に延在するヒータＩが内挿され、その周囲に金属円筒収
Ｓが回転自在忙装着されており、この金属円筒ａ５１Ｖ
Ｃ導電性のゴムにて形成されたゴム円筒（１８が嵌着さ
れることによって構成されている。

なお、この予備帯電器（１２＋としては、前記実施例の
他に、第３図にその断面を示すように、ゴム円筒軸の代
υに導電性の円筒状ブラシ（１７＋が装着されたもので
もよい。

また、金属円筒（ｌｅａ回転せず、導電性のゴムブレー
ドａ８が固着されているものであってもよいしく第４図
参照）、導電性の棒状支持部材■にブラシ１９が固着さ
れているものでもよい。

前記予備帯電器ａ３には、主帯電用コロトロン（５）と
同極性（プラス）の５００ｖの電圧か印加されている。

なお、前記予備帯電器ｆｉ３は、静電潜偉形成時にのみ
感光体ドラム（１）に接触するようＫＩ＊成されていて
もよい。

斯様に、予備帯電器ａ３と交流：１ｖ１トロン１１３が
備えられている場合における。感光体ドラム（１）上の
帯電状態を示したものが、第６ＡｒｙＪないし第６Ｂ図
である。

これらの図は、感光体ドラム（１）の一部の断面を模式
的に表示したもので％（２１）はアルミニウム製の基板
で、アースされており、わは光導電物質層である。

静電／＃像形成後、光導電物質層（至）内にエレクトロ
ンｅ（キャリア）がトラップ吉れている状態で（第６Ａ
図）、前記予備帯電器α２によって、その表面にホール
ｅが帯電されると共にヒータ０にて加熱されると１第６
Ｂ図）、ホール■と熱エネルギーによって、トラップさ
れている前記エレクトロ７０社解放され、解放されたエ
レクトロンｅは前記ホールΦと結合して中和される（第
６Ｃ図）。

そして、光導電物質層＠の表面に選択的に残留するホー
ルΦは、前記交流コロトロン（１３によって除電され（
第６ＤＩ／）、その後主帯電用コロトロン（５）によっ
て均一にプラス帯電される（第６Ｅ図）。

斯様に、予備帯電器０と交流コロトロンａ３が備えられ
ていると、光導電物質層（２）内にトラップされている
エレクトロンｅを、完全に消去することができると共に
、暗部電位の低下を防止し得る。

なお１本尭明の効果を確認する九めに、第７図にその概
要を示すような従来装置と、Ｊｌ！８図にその概要を示
すような予備帯電器α２および交流コロトロン０か備え
られている本発明装置とを用意して、その表面電位を測
定対比すると１次のような結果を得ることができた。こ
れらの図において、（２）は表面電位計である。

前記装置においては、いずれも主帯電用コロトロン（５
）から感光体ドラム（１）へ流れる電流を、暗部にて表
面電位か５００ｖとなるように設定されている。

これらの装置において、第１サイクルでは感光体ドラム
（１）を露光せず、第２サイクルでは感光体ドラム（１
）を露光し、更に第３サイクルでは再度感光体ドラム（
１）を露光せずに表面電位量を測定した。

なお、いずれもイレースランプａυは点灯されている。

前記実験の結果、第７図に示す従来装置においては、第
１サイクル経過後に５００ｖあうた表面７０ｖ低下して
いた。

それに対して第３図に示す本発明装置においては、第３
サイクル経過後でろうても４７０ｖの電位を保持し、電
位の低下率は従来装＠ＩＩＣ比較して飛躍的に改善され
ていることが確認され九。

（ト）発明の効果本発明では、前記実験結果から明らかなように、メモリ
効果を減少させ、かつ鴎部電位の減少を防止し得る。

従って、高い性能を有する静電記録装置を実現すること
ができる。

【図面の簡単な説明】

ｗＪ１図は本発明の一実施例を示す概略的構成図、第２
図ないし第５図は夫々予備帯電手段の相異なる実施例を
示す断面図、第６責図毒牟→−目目Ｈ１は感光体ドラム
の部分断面を示す模式図、第７図は従来装置の実験状態
を示す概略的構成図、第３図は本発明装置の実験状態を
示す概略的構成図である。（１）・・・感光体ドラム、（２）・・・露光装置、（
５）・・・主帯電用コロトロン、（６）・・・現像装置
、（７）・・・転写用コロトロン、Ｏｌｌ・・・イレー
スランプ（除電手段）、（１３・・・予備帯電器、０・
・・交流コロトロン（第２の除電手段Ｘαｅ・・・ゴム
円筒、０′ｎ・・・円筒状ブラシ、ａ秒・・・ゴムブレ
ード％ａ９・・・棒状ブラシ。

Claims

【特許請求の範囲】１、感光体と、この感光体を一様に主帯電するための主
帯電用コロトロンと、帯電されている感光体に選択的に
光線を照射して静電潜像を形成するための露光手段と、
静電潜像をトナーにて現像するための現像手段と、トナ
ー像を記録紙に転写するための転写手段と、感光体上の
電荷を除去するための第１の除電手段が具備されている
静電記録装置において、前記第１の除電手段によって除電されている感光体を主
帯電と同極性に予備帯電する予備帯電手段と、この予備
帯電手段によって予備帯電された感光体上の電荷を除去
するための第２の除電手段が設けられていることを特徴
とする静電記録装置。２、予備帯電手段は、感光体に接触して電圧を印加する
手段である特許請求の範囲第１項に記載の静電記録装置
。３、予備帯電手段は、導電性材料にて形成されているロ
ーラ若しくは円筒状のブラシである特許請求の範囲第２
項に記載の静電記録装置。４、予備帯電手段は、感光体に対して接離可能に備えら
れ、静電潜像形成時にのみ感光体に接触する特許請求の
範囲第２項若しくは第３項に記載の静電記録装置。５、第２の除電手段が交流コロトロンである特許請求の
範囲第１項ないし第４項のいずれかに記載の静電記録装
置。