JP4698075B2 - 曲げ加工におけるd値補正方法およびその装置 - Google Patents

曲げ加工におけるd値補正方法およびその装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、同一の仕上がり角度について異なる曲げ速度で曲げ加工する場合の、曲げ加工におけるD値補正方法およびその装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、プレスブレーキでの曲げ加工において、曲げ速度が異なると同じ刃間距離(D値)でも仕上がり角度が異なることが知られている。特に汎用プレスにおける成型加工においては顕著である。この仕上がり角度差は、曲げ速度が最高10mm/sの範囲では、あまり大きくなかったため実用上あまり問題にされていないのが現状である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、近年、20mm/s以上の高速動作のプレスブレーキが開発されるに至り、以下のような問題が生じるようになった。
【0004】
(1)、従来のプレスブレーキにおけるD値計算式においては、計算要素に曲げ速度が考慮されていないため、曲げ速度を変えても常に計算D値は一定である。このため、曲げ速度を変更させると、そのままのD値では必要な曲げ角度が得られないという問題がある。
【0005】
(2)、狙い角度を得るためにD値計算式を使用せずに試し曲げでD値を決定する場合においては、試し曲げは非常に遅い曲げ速度(作業者による手動ハンドルパルサーの回転によるラム速度であり極0に近い遅い速度)で行なわれるが、実際の製品加工(連続曲げ)では高速な曲げ速度であるため、試し曲げと実加工とでは大きな曲げ速度差があり、試し曲げの曲げ角度が製品では得られないという問題がある。
【0006】
この発明の目的は、以上のような従来の技術の問題点に着目してなされたものであり、曲げ速度が異なっても同一の曲げ角度を得ることができる曲げ加工におけるD値補正方法およびその装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、請求項1による発明の曲げ加工におけるD値補正方法は、制御装置によりラムをD軸制御して、ラムに装着されたパンチとダイとの協働により曲げ加工を行なう際に、当初D値を求めたときの曲げ速度から曲げ速度が変わっても同じ仕上がり角度を得るためにD値の補正を行なう曲げ加工におけるD値補正方法において、予め実験を行なって一定のD値における曲げ速度と仕上がり角度変化量との関係を求めて記憶しておき、曲げ速度が変化した場合に、前記記憶されている曲げ速度と仕上がり角度変化量との関係から変化前後の曲げ速度に対する仕上がり角度変化量を求め、変化前の曲げ速度に対するD値を前記仕上がり角度変化量に対応するD値だけ補正して変化後の曲げ速度に対するD値を求めること、を特徴とするものである。
【0008】
従って、予め種々の曲げ条件に対して曲げ加工の実験を行ない、この実験データから一定のD値における曲げ速度と仕上がり角度変化量との関係を求めて記憶しておく。実際の曲げ加工においては、D値を求めた曲げ速度と異なる曲げ速度により曲げ加工を行なう必要がある場合があるが、曲げ速度の違いにより仕上がり角度が異なるため、予め記憶されている曲げ速度と仕上がり角度変化量との関係から、変化後の曲げ速度である実際の曲げ速度に対するD値を補正して曲げ加工を行なう。
【0009】
請求項2による発明の曲げ加工におけるD値補正方法は、請求項1記載の曲げ加工におけるD値補正方法において、前記変化前の曲げ速度が試し曲げ速度であり、変化後の曲げ速度が実際の曲げ加工速度であること、を特徴とするものである。
【0010】
従って、実際の曲げ加工を行なう前に試し曲げ速度で試し曲げを行なってD値を求め、予め求めてある曲げ速度と仕上がり角度変化量との関係から実際の曲げ速度と試し曲げの曲げ速度との違いによる仕上がり角度変化量に相当するD値だけ実際の曲げ加工速度に対するD値を補正して曲げ加工を行なう。
【0011】
請求項3による発明の曲げ加工におけるD値補正方法は、請求項1記載の曲げ加工におけるD値補正方法において、前記試し曲げ速度が作業者の手動ハンドルパルサーの回転による極めて0に近い速度であること、を特徴とするものである。
【0012】
従って、曲げ速度を作業者の手動ハンドルパルサーの回転による極めて0に近い速度で試し曲げを行ない、予め求めてある曲げ速度と仕上がり角度変化量との関係から実際の曲げ加工速度に対する仕上がり角度変化量を求め、この仕上がり角度変化量に対応するD値だけ試し曲げで得られたD値を補正して曲げ加工を行なう。
【0013】
請求項4による発明の曲げ加工におけるD値補正装置は、制御装置によりラムをD軸制御して、ラムに装着されたパンチとダイとの協働により曲げ加工を行なう際に、当初D値を求めたときの曲げ速度から曲げ速度が変わっても同じ仕上がり角度を得るためにD値の補正を行なう曲げ加工におけるD値補正装置において、前記制御装置が、予め実験により得られた一定のD値における曲げ速度と仕上がり角度変化量との関係を記憶しておく記憶手段と、前記一定のD値において曲げ速度が変化した場合に前記曲げ速度と仕上がり角度変化量との関係から変化前後の曲げ速度に対する仕上がり角度変化量を求め、変化前の曲げ速度に対するD値を補正して変化後の曲げ速度に対するD値を求めるべく前記仕上がり角度変化量に相当する補正D値を算出する補正D値算出部と、を備えてなることを特徴とするものである。
【0014】
従って、予め種々の曲げ条件に対して曲げ加工の実験を行ない、この実験データから一定のD値における曲げ速度と仕上がり角度変化量との関係を求めて制御装置の記憶手段に記憶しておく。また、所定の曲げ速度で曲げ加工する際のD値を試し曲げで求めておく。そして、実際の曲げ加工においては、D値を求めた試し曲げ速度とは異なる曲げ速度により曲げ加工を行なう必要がある場合があるが、この曲げ速度の違いにより仕上がり角度が異なってくるため、予め記憶されている曲げ速度と仕上がり角度変化量との関係から、補正D値算出部が変化後の曲げ速度である実際の曲げ速度に対する補正D値を算出し、試し曲げにより求められたD値を補正して曲げ加工を行なう。
【0015】
請求項5による発明の曲げ加工におけるD値補正装置は、請求項4記載の曲げ加工におけるD値補正装置において、前記制御装置が、任意の曲げ加工速度により所望の曲げ角度の曲げ加工を行なうためのD値を算出するD値算出部を備えてなること、を特徴とするものである。
【0016】
従って、種々の曲げ条件において所定の仕上がり角度の曲げ加工を任意の曲げ速度により行なう際のD値をD値算出部が算出し、このD値を予め記憶されている曲げ速度と仕上がり角度変化量との関係に基づいて補正して実際の曲げ加工を行なう。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
【0018】
図4および図5には、ごく一般的なプレスブレーキ1が示されている。このプレスブレーキ1では、左右の側板3L、3Rが立設されており、この左右の側板3L、3Rの上部前端面にはラムとしての上部テーブル5Uが上下方向(D軸)に移動自在に設けられている。また、左右の側板3L、3Rの下部前端面には、下部テーブル5Lが固定的に設けられている。
【0019】
上部テーブル5Uの下端部には、多数の中間板7を介してパンチPが交換自在に取付けられている。また、下部テーブル5Lの上端部には、ダイホルダ9によりダイDが交換自在に取付けられている。上部テーブル5Uは、左右の油圧シリンダ11L、11Rのピストンロッド13L、13Rに取付けられている。なお、プレスブレーキ1に隣接して制御装置であるNC装置15が設けられている。
【0020】
従って、NC装置15のD軸制御により、油圧シリンダ11L、11Rが上部テーブル5Uを上下移動させて、パンチPとダイDとの協働により、ダイDの上に位置決めされているワークWの曲げ加工を行なうものである。
【0021】
図1を参照して、この発明に係るD値補正装置としてのNC装置15の構成について説明する。このNC装置15は中央処理装置であるCPU17を備えている。このCPU17には、種々のデータを入力するための例えばキーボードのごときワーク条件(材質、板厚)曲げ条件(角度、ラム速度)等が入力される入力手段19、種々のデータを表示するための例えばCRTのごとき出力手段21が接続されている。
【0022】
また、CPU17には、記憶手段であるメモリ23、所望の曲げ角度を得るためのD値を算出するD値算出部25、曲げ速度が変化しても同一の曲げ角度を得るためにD値を補正する補正D値を算出する補正D値算出部27、が接続されている。さらに、CPU17には手動ハンドルパルサー29が接続されている。
【0023】
次に、曲げ速度が変化しても同一の曲げ角度を得るためのD値補正方法について説明する。図2には、曲げ速度Vと角度変化Δθとの関係が示されている。ここで、角度変化Δθとは、同一のD値で曲げ速度を変化させた場合の、仕上がり角度の変化量を示している。
【0024】
曲げ速度Vと角度変化Δθとの関係は、
Δθ=f(V)……(1)
で表される。なお、図2においては、曲げ速度Vと角度変化Δθとの関係が1次式(直線)で表されているが、1次式に限るものではない。この関係式(1)は、材質、板厚、金型形状、仕上がり角度等の曲げ条件ごとに実験的に求めておき、NC装置15のメモリ23に記憶しておく。
【0025】
また、曲げ角度θを得るためのD値を算出する計算式
D=g(θ)……(2)
もNC装置15のメモリ23に記憶されており、この式に基づいてD値算出部25がD値を算出する。
【0026】
次に、曲げ速度をV1からV2に変更した場合のD値の補正方法について具体的に説明する。ここで、
Δθ1,2;曲げ速度をV1からV2に変えた場合の角度変化量
θ1;曲げ速度V1、D値D1のときの仕上がり角度
D2;曲げ速度V2の時に角度θ1が得られるD値
f(θ);曲げ角度θを得るためのD値計算式
を意味する。また、
Δθ1,2=f(V2)−f(V1)……(3)
D2=g(θ1−Δθ)……(4)
である。
【0027】
今、V1=10mm/s、V2=20mm/s、Δθ=f(V)=2・V(図2参照)、θ1=90°00′の場合、曲げ速度をV2にすると、同一D値で曲げても、式(3)から、
Δθ1,2=f(20)−f(10)=40′−20′=20′
となり、20′だけ曲げ角度が甘くなる。そこで、式(4)から、
D2=g(90°00′−00°20′)=g(89°40′)
すなわち、89°40′に仕上げるためのD値を用いれば、速度を20mm/sに上げても同一の目的角度90°00′に曲げ加工することができる。
【0028】
次に、図3を参照して、試し曲げ(作業者の手動ハンドルパルサー29の回転による極めて0に近い速度による曲げ)で決定したD値をNC装置15のメモリ23に記憶しておき、曲げ速度の大きな製品曲げ(本番曲げ)を行なう場合について説明する。ここで、
V1;試し曲げ速度
V2;製品曲げ速度
Δθ1,2;曲げ速度をV1からV2に変えた場合の角度変化量
θ1;試し曲げ時の仕上がり角度
D2;曲げ速度をV2に変更した場合において、角度θ1が得られるD値
g(θ);曲げ角度θを得るためのD値を求める計算式
を意味する。また、
Δθ1,2=f(V2)−f(V1)……(5)
D2=g(θ1−Δθ)……(6)
である。
【0029】
今、V1=0mm/s、V2=20mm/s、Δθ=f(V)=2・V(図3参照)、θ1=90°00′の場合、曲げ速度をV2にすると、同一D値で曲げても、式(5)から、
Δθ1,2=f(20)−f(0)=40′−00′=40′
となり、40′だけ曲げ角度が甘くなる。そこで、式(6)から、
D2=g(90°00′−00°40′)=g(89°20′)
すなわち、89°20′に仕上げるためのD値を用いれば、速度を20mm/sに上げても同一の目的角度90°00′に曲げ加工することができる。
【0030】
以上の結果から、実験的に得られた曲げ速度と角度変化量との関係を用いて、曲げ速度の変化に応じてD値を補正するので、D値を求めたときの曲げ速度と異なる曲げ速度で曲げ加工を行なっても、同一の曲げ角度を得ることができる。これにより、高速で曲げ加工を行なう場合でも、高精度の曲げ加工を行なうことができる。
【0031】
なお、この発明は前述の発明の実施の形態に限定されることなく、適宜な変更を行うことにより、その他の態様で実施し得るものである。すなわち、前述の発明の実施の形態においては、上部テーブル5Uがラムとして上下移動する場合について説明したが、下部テーブル5Lがラムとして上下移動するものでも全く同様に適用することができる。また、油圧シリンダ11によりラムの上下移動を行なうものについて説明したが、モータによりラムの上下移動を行なうものであっても全く同様である。
【0032】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1の発明による曲げ加工におけるD値補正方法では、実際の曲げ加工においては、D値を求めた曲げ速度と異なる曲げ速度により曲げ加工を行なう必要がある場合があるが、予め記憶されている曲げ速度と仕上がり角度変化量との関係から、変化後の曲げ速度である実際の曲げ速度に対するD値を補正して曲げ加工を行なう。このため、最初にD値を求めた曲げ速度と異なる曲げ速度で曲げ加工を行なう場合でも、所定の仕上がり角度を得ることができる。
【0033】
請求項2の発明による曲げ加工におけるD値補正方法では、実際の曲げ加工を行なう前に試し曲げ速度で試し曲げを行なってD値を求め、曲げ速度と仕上がり角度変化量との関係から実際の曲げ速度と試し曲げの曲げ速度との違いによる仕上がり角度変化量に相当するD値だけ実際の曲げ加工速度に対するD値を補正して曲げ加工を行なうので、試し曲げ速度と異なる曲げ速度により曲げ加工を行なう場合でも、所望の仕上がり角度を得ることができる。
【0034】
請求項3の発明による曲げ加工におけるD値補正方法では、試し曲げ速度を作業者による手動ハンドルパルサーの回転による極めて0に近い速度にて試し曲げを行ない、曲げ速度と仕上がり角度変化量との関係から実際の曲げ加工速度に対する仕上がり角度変化量を求め、この仕上がり角度変化量に対応するD値だけ試し曲げで得られたD値を補正して曲げ加工を行なうので、試し曲げ速度と異なる曲げ速度により曲げ加工を行なう場合でも、所望の仕上がり角度を得ることができる。
【0035】
請求項4の発明による曲げ加工におけるD値補正装置では、所定の曲げ速度で曲げ加工する際のD値を試し曲げで求めておく。そして、実際の曲げ加工においては、試し曲げ速度とは異なる曲げ速度により曲げ加工を行なう必要がある場合があるが、予め記憶されている曲げ速度と仕上がり角度変化量との関係から、補正D値算出部が変化後の曲げ速度である実際の曲げ速度に対する補正D値を算出し、D値を補正して曲げ加工を行なうので、試し曲げ速度と異なる曲げ速度により曲げ加工を行なう場合でも、所望の仕上がり角度を得ることができる。
【0036】
請求項5の発明による曲げ加工におけるD値補正装置では、任意の曲げ速度により行なう際のD値をD値算出部が算出し、このD値を求めたときの曲げ速度と異なる曲げ速度で曲げ加工を行なう場合には、予め記憶されている曲げ速度と仕上がり角度変化量との関係から、補正D値算出部が変化後の曲げ速度である実際の曲げ速度に対する補正D値を算出し、D値を補正して曲げ加工を行なうので、所望の仕上がり角度を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る曲げ加工におけるD値補正装置としてのNC制御装置の構成を示すブロック図である。
【図2】2種類の曲げ速度と仕上がり角度変化との関係を示すグラフである。
【図3】試し曲げ速度および実際の曲げ速度と仕上がり角度変化との関係を示すグラフである。
【図4】プレスブレーキの正面図である。
【図5】図4中V方向から見た側面図である。
【符号の説明】
5U ラム
15 D値補正装置(制御装置)
23 メモリ(記憶手段)
25 D値算出部
27 補正D値算出部
P パンチ
D ダイ

Claims (5)

  1. 制御装置によりラムをD軸制御して、ラムに装着されたパンチとダイとの協働により曲げ加工を行なう際に、当初D値を求めたときの曲げ速度から曲げ速度が変わっても同じ仕上がり角度を得るためにD値の補正を行なう曲げ加工におけるD値補正方法において、予め実験を行なって一定のD値における曲げ速度と仕上がり角度変化量との関係を求めて記憶しておき、曲げ速度が変化した場合に、前記記憶されている曲げ速度と仕上がり角度変化量との関係から変化前後の曲げ速度に対する仕上がり角度変化量を求め、変化前の曲げ速度に対するD値を前記仕上がり角度変化量に対応するD値だけ補正して変化後の曲げ速度に対するD値を求めること、を特徴とする曲げ加工におけるD値補正方法。
  2. 前記変化前の曲げ速度が試し曲げ速度であり、変化後の曲げ速度が実際の曲げ加工速度であること、を特徴とする請求項1記載の曲げ加工におけるD値補正方法。
  3. 前記試し曲げ速度が作業者の手動ハンドルパルサーの回転による極めて0に近い速度であること、を特徴とする請求項2記載の曲げ加工におけるD値補正方法。
  4. 制御装置によりラムをD軸制御して、ラムに装着されたパンチとダイとの協働により曲げ加工を行なう際に、当初D値を求めたときの曲げ速度から曲げ速度が変わっても同じ仕上がり角度を得るためにD値の補正を行なう曲げ加工におけるD値補正装置において、前記制御装置が、予め実験により得られた一定のD値における曲げ速度と仕上がり角度変化量との関係を記憶しておく記憶手段と、前記一定のD値において曲げ速度が変化した場合に前記曲げ速度と仕上がり角度変化量との関係から変化前後の曲げ速度に対する仕上がり角度変化量を求め、変化前の曲げ速度に対するD値を補正して変化後の曲げ速度に対するD値を求めるべく前記仕上がり角度変化量に相当する補正D値を算出する補正D値算出部と、を備えてなることを特徴とする曲げ加工におけるD値補正装置。
  5. 前記制御装置が、任意の曲げ加工速度により所望の仕上がり角度の曲げ加工を行なうためのD値を算出するD値算出部を備えてなること、を特徴とする請求項4記載の曲げ加工におけるD値補正装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH09295060A (ja) * 1996-05-08 1997-11-18 Amada Co Ltd 曲げ加工機におけるd値制御装置
JP2001071035A (ja) * 1999-09-01 2001-03-21 Amada Co Ltd 曲げ加工方法および曲げ加工機

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