JPH0371922A - 折曲げ加工機の制御方法 - Google Patents

折曲げ加工機の制御方法

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JPH0371922A
JPH0371922A JP20471689A JP20471689A JPH0371922A JP H0371922 A JPH0371922 A JP H0371922A JP 20471689 A JP20471689 A JP 20471689A JP 20471689 A JP20471689 A JP 20471689A JP H0371922 A JPH0371922 A JP H0371922A
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Kinshiro Naito
欽志郎 内藤
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は折曲げ加工機の制御方法に関する。
(従来の技術) 折曲げ加工機では、パンチまたはダイの相対的な移動に
よりこれら金型間に介在されたワークを所定角度に折曲
げ加工する。一般には、パンチまたはダイを他方の金型
に対して移動させるラムを、所定の折曲げ角度を得るべ
く予め設定されたデプス位置まで移動させる。このとき
のデプス位置は、いわゆるスプリングバックを考慮して
、ワーク条件、金型条件、機械のフレーム条件など各種
条件のデータテーブルを用いて決定される。
ところが、折曲げ加工では、折曲げ角度にワークの板厚
のバラツキなど各種の要因が関与するので、正確なデプ
ス位置を決定するのが難しく、前記のデータテーブルを
用いて一応のデプス位置は決定されるものの、ワーク種
の変更ごとに、またロット毎にデプス位置の微調整を試
行錯誤で行っているのが実情である。
(発明が解決しようとする課題) 上記の如く、従来の折曲げ加工機の制御方法では、各種
条件のデータテーブルを用いてラムのデプス位置を決定
してはいるものの、ワークの板厚のバラツキなどにより
一様な制御を行うことができず、試行錯誤の微調整を必
要とした。
そのため、デプス位置の微調整に多くの労と時間を要し
、かつ高精度の曲げ加工を行うのが難しかった。
そこで、本発明は、データテーブルなどを用いて予め設
定されたデプス位置に基いて、高精度の折げ加工を効率
よく行うことができる折曲げ加工機の制御方法を提供す
ることを目的とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 上記課題を解決するための本発明の折曲げ加工機の制御
方法は、その概要を第1図に示すように、パンチまたは
ダイのt目射的な移動によりこれら金型間に介在された
ワークを所定角度に折曲げ加工する折曲げ加工機の制御
方法において、所定のワークについてのワーク条件、金
型条件、フレーム条件など各種条件に基いて仮のデプス
位置り、を設定し、設定された仮のデプス位置DOない
しその手前の位置Do−dまで駆動金型を移動させ、次
いでそのときの位置DQ−dを基準として駆動金型をス
プリングバック終了点Peより少し手前の位置Dsまで
所定量Δ吏だけ移動させ、当該位置Dsについての相関
lから予定の加圧力F、と実際加圧力Fとの差ΔFに応
じてデプス位置の補正値△Dを求め、前記仮のデプス装
置DOにこの補正値△Dを加えて最適デプス位置り。
を算出し、算出された最適デプス位置DO+ΔDに前記
駆動金型を再駆動することを特徴とする。
(作用) 本発明では、テーブルデータなどにより予め設定される
デプス値を仮のデプス値としてその位置ないしその少し
手前位置まで実際加圧を実行し、次いで所定量△斐だけ
スプリングバックさせ、そのときの予定の加圧力Fと実
際の加圧力Fとの相関から、デプス位置の補正値△Dを
算出する。
また仮のデプス位置Doの補正値ΔDをファジィ推論に
より算出する。
よって、本発明では、データテーブルなどを規定する条
件ずれを自動補正すべくデプス位置の補正値△Dが得ら
れ、高精度の折曲げ加工を一気に行うことができる。
(実施例) 以下、本発明の詳細な説明する。
第2図は、本発明を実施する折曲げ加工機の正面図であ
る。
図において、折曲げ加工機1は、固定の下部エプロン2
と、このエプロン2に対し昇降駆動される上部エプロン
(ラム)3を有している。下部エプロン2の上部にはダ
イ4が載置され、上部エプロン3の下部にはバンチ5が
取付けられている。
前記上部エプロン3の昇降動作を検出するために、図示
しないフレーム部分には上部エプロン3の両端位置をそ
れぞれ検出するエンコーダEがそれぞれ設けられてい−
る。
また、前記上部エプロン3を昇降駆動するために、図示
しないフレーム部分の両端にシリンダ6が設けられてい
る。両シリンダ6には、該シリンダ6に油圧ポンプ7か
ら送給される圧油を供給するサーボ弁8が接続されてい
る。該サーボ弁8は、NC装置によって制御される。
さらに、前記シリンダ6の上室には、加圧力を検出する
ための2個の圧カセンサP1及びP2が設けられている
。一方の圧カセンサP1は低圧用、他方の圧カセンサP
2は高圧用のものであり、側圧カセンサp、   p2
は検出すべき圧力値に応じて適宜切換え使用されるよう
になっている。
なお、各エプロン2.3には、各エプロンの歪状態を検
出するための歪計9が設けられている。
第3図はデプス位置の説明図である。
図において、ダイ4及びバンチ5の間には板厚tのワー
クWが介在され、バンチ5を所定の高さ位置まで下降さ
せ、その後スプリングバックさせることにより、ワーク
Wに所定の曲げを行うようになっている。バンチ5の昇
降軸をデプス(D)軸、その位置りをデプス位置と呼ぶ
。下方側をプラス(+)方向とする。図示のダイ4はV
幅の肩部にR部を、バンチ5は先端にR部を有している
一般には、最終デプス位置DOの設定は、ワーク条件、
金型条件、機械(フレーム)条件などについてのテーブ
ルデータを用いて設定される。
例えば、Dlを幾何学的に基められるD値、δを条件変
数として、Do −D、 −δで求める。
δ−δ1+δ2+δ3+δ4 δ1 :機械計のたわみ δ2 :材料の性質 δ3 ニスプリングバック所量 δ4 :その他 第4図に上記折曲げ加工機1を制御する制御装置のブロ
ック図を示した。
図は前記り軸を駆動するための制御部分しか示していな
いが、本制御装置を含むNC装置は、D軸の他、油圧ポ
ンプやワーク供給サービス用のロボットなど付属装置な
どをも制御するようになっている。
図において、データ入力部1oはワークの形状及び曲げ
角や金型種別など加工条件を人力するものである。
Do直値設定11は、データベース12を用いて、バン
チ5の仮のデプス装置Doを設定するものである。
D軸制御部13は、設定されたDo値に基いて、バンチ
5を所定の速度パターン及び所定のシーケンスにてデプ
ス位置DQに近づけるものであ名。
D馳駆動部14は、前記バンチ5を駆動するため、前記
サーボ弁8に弁駆動信号を出力するものである。
本例では、さらに、前記り軸制御部13とは別個に示す
補正動作制御部15と、この制御部15と接続されるス
プリングバック加圧力検出部16と、この検出部16が
検出した加圧力を人力し仮のDo値を最適デプス値Do
 ’に補正する補正値演算部17を有している。
上記構成の制御装置の作用を第5図のフローチャートに
示した。
ステップ501で、板質、板厚、曲げ角δ0など加工条
件を入力すると、ステップ502でデータベース12を
用いて仮のデプス値Doが求められる。また、デプス値
Doより少し手前の位置を設定するため、0.1〜0.
2mmの如く小さな値dを用いてDo−dが設定される
次いでバンチ5が、第1図に示す制御線図に従って下降
され、ステップ503でDo−dの位置に到達後、ステ
ップ504で予め設定された値Δ吏だけ上昇し、スプリ
ングバックされる。
このとき、ステップ505では、加圧力F及び油温が検
出される。
ステップ506では、以下に示すファジィ推論によりデ
プス値Doの補正1ift(誤差)△Dを算出する。
ここで、ファジィ推論を用いるのは、加圧力と油温との
関係において相当多くのあいまいさを持っており、かつ
加圧力の影響因子にあいまいさが有るからである。
第6図はファジィ推論方式のフローチャート、第7図は
、加圧力の差ΔFのファジィ集合を示す説明図、第8図
は肺部のファジィ集合を示す説明図、第9図はファジィ
ルールの説明図である。図中BはBig、MはMjdd
leSSは5ma 11を示す。
第9図のファジィルールは、 1f△F isF and T isT then△D
%−A (F、T)・・・(3) の形で記述されている。ただし、この表での△D%は板
厚t (公称値)のパーセント(%)値で示されている
板厚tの%で示される補正値ΔD%は、次式により、全
ルールの加重平均として求める。
以上により、(2)式でΔD%が求まり、△D−t・△
D% より補正値△Dが求まる。
例えば、公称板厚1.6mmのワークについて加圧を行
ったところ、所定のスプリングバック時の予定の加圧力
FOに対し実際加圧力が5kgだけオーバしており、こ
のときの油温か55℃であったとする。
すると、第7図及び第8図において十M及びSのメンバ
シップ値はいずれも○、5で、(2)式によりΔ%は−
0,5%となり、補正値は一〇、08mmとなる。
そこで、第5図において、ステップ507では、最適デ
プス位置DO°をDo−0,08mmに設定し、ステッ
プ508でD軸を再駆動し、ワークWの曲げ角を目標角
度θ0とする。
以上により、本例では、ファジィ推論を用いて補正値△
Dを得、最適デプス立置Do ’の制御を行う。
ここで注記すべきは、第9図のルールより明らかなよう
に、補正値の最大でも板厚の15%までにされている点
である。その理由は、いわゆるエアベンドでは、完全な
圧力制御を行うのは難しく、本例でも、あくまでD軸制
御を基本として、これを加圧力の測定にて本来の最適位
置に近づけるという考え方による。
よって本例では、データベースなどにより設定されたデ
プス位置Doをファジィ制御で最適位置Dooに近づけ
ることができ、より高精度の加工を効率よく行える。
本発明は、上記実施例に限定されるものではなく、適宜
の設計的変更を行うことにより、適宜の態様で実施し得
るものである。
[発明の効果] 以上の通り、本発明は特許請求の範囲に記載の通りの折
曲げ加工機の制御方法であるので、データテーブルなど
を用いて予め設定されたデプス位置をより最適なデプス
位置とすることができ、高精度の折曲げ加工を効率よく
行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の概要を示す図、第2図は折曲げ加工機
の一例を示す正面図、第3図は曲げ態様を示す説明図、
第4図は本発明の実施例に係る制御装置のブロック図、
第5図はその制御方式を示すツーチャート、第6図はフ
ァジィ演算方式のフローチャート、第7図は加圧力のフ
ァジィ集合を示す説明図、第8図は油温のファジィ集合
を示す説明図、第9図はファジィルールの説明図である
。 DO・・・予め設定されたデプス位置 Do ’・・・最適デプス位置 D・・・補正値 F・・・加圧力 T・・・油温 第1図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)パンチまたはダイの相対的な移動によりこれら金
    型間に介在されたワークを所定角度に折曲げ加工する折
    曲げ加工機の制御方法において、所定のワークについて
    のワーク条件、金型条件、フレーム条件など各種条件に
    基いて仮のデプス位置を設定し、設定された仮のデプス
    位置ないしその手前の位置まで駆動金型を移動させ、次
    いでそのときの位置を基準として駆動金型をスプリング
    バック終了点より少し手前の位置まで所定量だけ移動さ
    せ、当該位置についての予定の加圧力と実際加圧力との
    差に応じてデプス位置の補正値を求め、前記仮のデプス
    位置にこの補正値を加えて最適デプス位置を算出し、算
    出された最適デプス位置に前記駆動金型を再駆動するこ
    とを特徴とする折曲げ加工機の制御方法。
  2. (2)請求項1に記載の折曲げ加工機の制御方法におい
    て、前記最適デプス位置の算出は、前記予定の加圧力と
    実際加圧力の差のファジィ集合及び金型駆動用油圧シリ
    ンダの油温のファジィ集合を用いてファジィ推論される
    ことを特徴とする折曲げ加工機の制御方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63115609A (ja) * 1986-11-05 1988-05-20 Nippon Steel Corp 耐スリツプ性の優れた搬送ロ−ル
JPH04300029A (ja) * 1991-03-28 1992-10-23 Hashimoto Forming Ind Co Ltd 矯正曲げ加工方法及びその装置
WO1995010370A1 (fr) * 1993-10-15 1995-04-20 Komatsu Ltd. Procede de reglage de la position du piston d'une presse plieuse et dispositif de commande de ce dernier
CN109664546A (zh) * 2017-10-16 2019-04-23 奥地利通快机械有限及两合公司 用于控制液压折弯机的液压折弯循环的方法和液压折弯机

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WO1995010370A1 (fr) * 1993-10-15 1995-04-20 Komatsu Ltd. Procede de reglage de la position du piston d'une presse plieuse et dispositif de commande de ce dernier
CN109664546A (zh) * 2017-10-16 2019-04-23 奥地利通快机械有限及两合公司 用于控制液压折弯机的液压折弯循环的方法和液压折弯机

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