JPH0985350A - 折曲げ加工機における曲げ加工方法およびこの方法を用いた折曲げ加工機 - Google Patents

折曲げ加工機における曲げ加工方法およびこの方法を用いた折曲げ加工機

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JPH0985350A
JPH0985350A JP24024195A JP24024195A JPH0985350A JP H0985350 A JPH0985350 A JP H0985350A JP 24024195 A JP24024195 A JP 24024195A JP 24024195 A JP24024195 A JP 24024195A JP H0985350 A JPH0985350 A JP H0985350A
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修 羽山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 曲げ加工機のフレームに発生する変形を補正
することにより高精度の曲げ加工を行うことのできる折
曲げ加工機を提供する。 【解決手段】 複数の連結板9に設けられたセンサ11
がパンチPを介して上部テーブル5に作用する圧力分布
を検出し、制御装置17がこの検出された圧力分布から
上部テーブル5および下部テーブル7の変形量を求める
と共に変形差を求める。補助駆動装置15が上部テーブ
ル5または下部テーブル7にクラウニング圧力を載荷し
て前記変形差を補正することによりパンチPとダイDの
間隔が均一に保持される。制御装置17はさらに側板3
L、3Rの変形を考慮した移動量を求め、下部テーブル
7または上部テーブル5の移動量が前記求めた移動量に
達するまで主駆動装置13の作動を続けて曲げ加工を行
う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、正確な折曲げ角
度を得ることのできる折曲げ加工機における曲げ加工方
法およびこの方法を用いた折曲げ加工機に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来より、プレスブレーキ等の曲げ加工
機における曲げ加工で所定の曲げ角度を得るための方法
としては、以下に示すものが一般的である。
【0003】1).ワークの材質、金型のV溝幅、形
状、曲げ長さ、曲げ位置、目標角度等種々の加工データ
を入力し、このデータに基づいてフレームに作用する荷
重の大きさおよび分布状態を計算により予測する。この
荷重からフレームに発生する変形量を予測し、この予測
された変形量を相殺するように予めフレームを逆方向へ
曲げる量を決定する。
【0004】2).金型の突っ込み量を入力し、制御装
置が金型の突っ込み量を制御することにより所望の曲げ
角度を得るように加工を行う。
【0005】3).前述の2).の手順における金型の
突っ込み量の代わりに曲げ角度を直接入力する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
1).の手順においては、計算が複雑であり予測の精度
が悪いため所望の角度を一度で得ることは困難である。
すなわち、一度前述の手順により求めた値で曲げ加工を
行い、実際に曲げ角度を測定して、その値を用いて再度
計算を行って曲げ加工を行う必要があり、面倒である。
【0007】また、前述の2).の手順においては、金
型の突っ込み量と絶対曲げ角度が一様でない。すなわ
ち、金型のV幅、ワークの材質や板厚等の変化等により
プレスブレーキに作用する曲げ反力の大きさが変化する
と、必要な角度を得るための金型の突っ込み量も変化す
るが、これは作業者の勘に左右される。 さらに、前述の3).の場合にも曲げ加工精度が悪い。
等の問題がある。
【0008】この発明の目的は、以上のような従来の技
術に着目してなされたものであり、曲げ加工機のフレー
ムに発生する変形を補正することにより高精度の曲げ加
工を行うことのできる折曲げ加工機における曲げ加工方
法およびこの方法を用いた折曲げ加工機を提供すること
にある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1による発明の折曲げ加工機における曲げ
加工方法は、立設された左右の側板間に設けられると共
に複数の連結板を介してパンチが装着された上部テーブ
ルとダイが装着された下部テーブルを、左右の主駆動装
置により接近・離反せしめてその協働により板材に曲げ
加工を行う折曲げ加工機であって、前記側板等の変形を
考慮しない状態において所望の曲げ角度を得るために左
右の主駆動装置により前記上部テーブルと下部テーブル
を接近させる理論値を求めておき、前記主駆動装置の作
動に伴って前記複数の連結板に作用する圧力を各々検出
し、この検出された圧力分布から前記上部テーブルおよ
び下部テーブルの変形量を求めると共に上部テーブルと
下部テーブルの変形差を打ち消して前記パンチおよびダ
イの間隔を均一に保持すべく補助駆動装置により前記上
部テーブルまたは下部テーブルに載荷するクラウニング
荷重を求めると共に、前記検出された圧力分布から側板
変形量を求め、前記補助駆動装置により前記クラウニン
グ荷重を載荷すると共に、前記上部テーブルと下部テー
ブルの接近量が前記理論値を前記側板変形量で補正した
量に達するまで前記主駆動装置を作動させることを特徴
とするものである。
【0010】従って、曲げ加工時におけるパンチおよび
ダイに作用する反力により生じる上部テーブルおよび下
部テーブルの変形量を各連結板の圧力から求めて、これ
を補正することによりパンチとダイの間隔を均一に保持
する。また、連結板の圧力から側板の変形量を求めて上
部テーブルまたは下部テーブルの移動量を補正する。制
御装置は上部テーブルまたは下部テーブルの実際の移動
量が前記補正された移動量に達するまで主駆動装置を作
動させて曲げ加工を行う。
【0011】また、請求項2による発明の折曲げ加工機
は、立設された左右の側板間に設けられると共に複数の
連結板を介してパンチが装着された上部テーブルとダイ
が装着された下部テーブルを、左右の主駆動装置により
接近・離反せしめてその協働により板材に曲げ加工を行
う折曲げ加工機であって、前記主駆動装置の作動時にパ
ンチを介して前記連結板に作用する圧力を検出すべく連
結板に各々設けられたセンサと、前記主駆動装置を制御
すると共に前記センサにより検出された圧力から上部テ
ーブルおよび下部テーブルの変形量を算出しさらに前記
検出された圧力から側板の変形を算出する制御装置と、
前記上部テーブルおよび下部テーブルの変形を相殺して
パンチおよびダイの間隔を均一にするためにクラウニン
グ圧力を載荷すべく設けられた補助載荷手段と、を備え
てなることを特徴とするものである。
【0012】従って、複数の連結板に設けられたセンサ
でパンチを介して上部テーブルに作用する圧力分布が検
出され、制御装置がこの検出された圧力分布から上部テ
ーブルおよび下部テーブルの変形量を求めると共に変形
差を求める。補助駆動装置が上部テーブルまたは下部テ
ーブルにクラウニング圧力を載荷して前記変形差を補正
することによりパンチとダイの間隔が均一に保持され
る。制御装置はさらに側板の変形を考慮して補正した移
動量を求め、下部テーブルまたは上部テーブルの実際の
移動量が前記求めた移動量に達するまで主駆動装置の作
動を続けて曲げ加工を行う。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態の例
を図面に基づいて説明する。
【0014】図2には,折曲げ加工機としてのプレスブ
レーキ1の全体が示されている。プレスブレーキ1は本
体左右に立設した側板3L、3Rを有している。また、
この側板3L、3Rの前面上部には上部テーブル5が固
定的に設けられ、側板3L、3Rの前面下部には下部テ
ーブル7が昇降自在に設けられている。
【0015】前記上部テーブル5の下端部には連結板と
しての多数の中間板9が取付けられており、この中間板
9を介してパンチPが取付けられている。この中間板9
には、曲げ加工時に作用している荷重を算出するための
センサとしての例えば応力センサ11が取付けられてい
る。
【0016】前記下部テーブル7の上端にはダイDが取
付けられている。下部テーブル7の左右下部には主駆動
装置としてのシリンダ13L、13Rが各々設けられて
おり、このシリンダ13L、13Rにより下部テーブル
7を上下動してパンチPとの協働によりダイDの上に位
置決めされたワークWに曲げ加工を行う。曲げ加工にお
ける曲げ角度は前記下部テーブル7の上昇する量による
が、この上昇する量は図示しない上限弁がシリンダ13
L、13Rを停止させることにより決定されている。
【0017】また、下部テーブル7の中央部には補助駆
動装置としての一対のクラウニングシリンダ15が設け
られており、上部テーブル5の前面には制御装置として
の制御盤17が取付けられている。この制御盤17は、
シリンダ13L、13Rおよびクラウニングシリンダ1
5を制御する。
【0018】次に、図1に基づいて曲げ加工の手順につ
いて説明する。スタート(ステップS1)したら、制御
盤17のキーボードで曲げ板厚、金型形状、目標曲げ角
度θ0 等の加工データを入力する(ステップS2)。
【0019】続いて、目標曲げ角度に対する下部テーブ
ル7の移動量の理論値D0 を計算により求める(ステッ
プS3)。図3(A)を参照するに、この理論値D0 の
計算は以下のようにして行われる。ここで、上部テーブ
ル5や下部テーブル7およびパンチP、ダイD等は曲げ
加工時の反力により変形しないと仮定する。また、曲げ
角度はパンチPの先端とダイDの位置から幾何学的に決
定されるとする。さらに、加工後下部テーブル7を下降
させてダイDをパンチPから離反させた時に戻るスプリ
ングバック角度をθSBとする。
【0020】図3(B)を参照するに、曲げ加圧時の角
度θは、θ=θ0 −θSB であるから、曲げ加圧時の角
度が前記θとなるような下部テーブル7の上昇量D0 を
幾何学的に求めておく。ここで、θ0 は仕上がり角度で
ある。
【0021】次に、下部テーブル7をD0 だけ上昇させ
たら、応力センサ11により中間板9に作用している荷
重を求め(ステップS4)、最適クラウニング圧力Fを
算出する(ステップS5)。
【0022】図4を参照するに、前記最適クラウニング
圧力Fは、曲げ荷重による上部テーブル5の変形量Y1
および下部テーブル7の変形量Y2 によるパンチPとダ
イDとの間隔のずれを下部テーブル7の変形量Y3 (Y
1 +Y2 =Y3 )で補正して、パンチPとダイDの刃間
隔を一定にするものである。
【0023】すなわち、図4(A)を参照するに、上部
テーブル5におけるi点の変形量Y1 は、
【数1】 ここで、fj : j 番目の中間板にかかる荷重。 Kji:力fj が上部テーブルのi 番目の中間板位置に及
ぼす影響係数。
【0024】また、図4(B)を参照するに、下部テー
ブル7におけるi点の変形量Y2 は、
【数2】 ここで、fj : j 番目の中間板にかかる荷重。 Lji:力fj が下部テーブルのi 番目の中間板位置に及
ぼす影響係数。
【0025】また、図4(C)を参照するに、クラウニ
ングによる下部テーブル7の変形量Y3 は、 Y3i=Mi ・F ここで、F:クラウニング圧力。 Mi :圧力Fが下部テーブルのi 番目の中間板位置に及
ぼす影響係数。
【0026】以上の結果から、i 番目の中間板9位置に
おける上下部テーブル5、7間距離の変化量δi は、 δi =ABS (Y1i+Y2i−Y3i) であるから、最適クラウニング圧力は、曲げ荷重が作用
している中間板位置(n1〜n2)において変化量の二乗総
和が最小となるクラウニング圧力Fを求めればよい。
【0027】
【数3】 より最適なクラウニング圧力Fを求めることができる。
【0028】再び図1に戻って、左側たわみ補正量δD
Lおよび右側たわみ補正量δDRを算出する(ステップ
S6)。
【0029】すなわち、機械中心に対して曲げ荷重分布
が不均一となる場合では、左右の側板3L、3Rの伸び
量と上限弁の停止位置に狂いが発生し、パンチPとダイ
Dの刃間隔が一定とならなくなる。このため、中間板荷
重からこの側板3L、3Rの伸び量と上限弁の変位量を
計算して補正を行うことによりオフセット曲げ時におけ
る自動チルトを行う。左側たわみ補正量δDLおよび右
側たわみ補正量δDRは次の式で与えられる。 δDL=D1 L+D2 L……(1) δDR=D1 R+D2 R……(2) ここで、D1 L:左側板3Lの伸び量 D1 R:右側板3Rの伸び量 D2 L:左上限弁の変位 D2 R:右上限弁の変位
【0030】側板3L、3Rの伸び量D1 LおよびD1
Rを求めるために、側板3L、3Rに作用する力RL、
RRを各中間板9に作用する荷重f1 〜fn で表すと、 RL=ΣKLn・fn 、 RR=ΣKRn・fn ここで、KLn:中間板荷重fn が左側板3Lに作用する
割合を表す係数 KRn:中間板荷重fn が右側板3Rに作用する割合を表
す係数 従って、中間板9の荷重fn による側板3L、3Rの伸
び量D1L、D1Rは、図5に示されるように側板3L、3
Rのばね定数を各々CL、CRとすると、 D1L=CL・RL=CL・ΣKLn・fn D1R=CR・RR=CR・ΣKRn・fn 一方、上限弁は一般的に図6に示されるような荷重−変
位特性を有しているので、変位量の差を補正する必要が
ある。この特性曲線を3次式で表すと以下のようにな
る。
【0031】
【数4】D2 L=aL ・RL3 +bL ・RL2 +cL ・
RL+dL=GL (RL)とおく、 D2 R=aR ・RR3 +bR ・RR2 +cR ・RR+d
R=GR (RR)とおく、 以上より、左側たわみ補正量δDLおよび右側たわみ補
正量δDRは前述の(1) 式および(2) 式から求められ
る。
【0032】再び図1に戻って、原点位置からの下部テ
ーブル7の目標送り量DL、DRを次式から決定する
(ステップS7)。 DL=D0+δDL 、DR=D0+δDR
【0033】次に、クラウニング圧力Fを先に求めた値
に設定して下部テーブル7を上昇させ(ステップS
8)、左右のシリンダ13L、13Rの実際の送り量が
目標送り量に達した場合(ステップS9)には曲げ加工
を終了する。
【0034】左右の実際の送り量が共に目標送り量に達
していない場合には、左右のシリンダ13L、13Rに
よりさらに下部テーブル7を上昇させる(ステップS1
0)。また、左側のみ目標送り量に達していない場合に
は左のシリンダ13Lのみを(ステップS11)、右側
のみ目標送り量に達していない場合には右のシリンダ1
3Rのみをさらに作動させる(ステップS12)。そし
て、再び中間板荷重の算出(ステップS4)以後の過程
を繰り返し、左右共目標値に達するまで下部テーブル7
の上昇を続ける。
【0035】以上説明したように、中間板9単位で実荷
重を求め、この実荷重に対する側板3L、3Rの変形を
算出して下部テーブル7の上昇量を補正するので、正確
に目標曲げ角度の加工を行うことができる。
【0036】また、パンチPとダイDの間隔のずれを自
動で調整する自動チルト機能により、オフセット加工の
場合でも曲げ位置を入力する必要がない。
【0037】なお、この発明は前述の実施の形態に限定
されることなく、適宜な変更を行なうことにより、その
他の態様で実施し得るものである。例えば前述の実施の
形態においては、下部テーブル7を上昇させて曲げ加工
を行うプレスブレーキ1について説明したが、上部テー
ブル5を下降させる形式のものでも全く同様である。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よる折曲げ加工機における曲げ加工方法では、曲げ加工
時におけるパンチおよびダイに作用する反力により生じ
る上部テーブルおよび下部テーブルの変形量を連結板の
圧力から求めて、これを補正することによりパンチとダ
イの間隔を均一に保持するので、パンチおよびダイの中
央からずれた位置においても適正な曲げ加工を行うこと
ができる。また、連結板の圧力から側板の変形量を求め
て上部テーブルまたは下部テーブルの移動量を補正し、
上部テーブルまたは下部テーブルの実際の移動量が前記
補正された移動量に達するまで主駆動装置を作動させて
曲げ加工を行うので、側板やテーブルの変形にもかかわ
らず正確に所望の曲げ角度に加工することができる。
【0039】また、請求項2による折曲げ加工機では、
複数の連結板に設けられたセンサがパンチを介して上部
テーブルに作用する圧力分布を検出し、制御装置がこの
検出された圧力分布から上部テーブルおよび下部テーブ
ルの変形量を求めると共の変形差を求める。そして、補
助駆動装置が上部テーブルまたは下部テーブルにクラウ
ニング圧力を載荷して前記変形差を補正することにより
パンチとダイの間隔が均一に保持されるので、パンチお
よびダイの中央からずれた位置においてワークの曲げ加
工を行う場合でも、曲げ位置の入力を必要とすることな
く適正な曲げ加工を行うことができる。制御装置はさら
に側板の変形を考慮した移動量を求め、下部テーブルま
たは上部テーブルの移動量が前記求めた移動量に達する
まで主駆動装置の作動を続けて曲げ加工を行うので、側
板やテーブルの変形にもかかわらず正確に所望の曲げ角
度に加工することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明にかかる折曲げ加工機における曲げ加
工方法の手順を示すフローチャートである。
【図2】折曲げ加工機として一般的なプレスブレーキの
全体を示す斜視図である。
【図3】側板等の変形がない場合のテーブル移動量と曲
げ角度の関係を示す説明図である。
【図4】クラウニング補正の説明図である。
【図5】左右の側板のばね定数を示すグラフである。
【図6】上限弁の特性を示すグラフである。
【符号の説明】
1 プレスブレーキ(折曲げ加工機) 3 側板 5 上部テーブル 7 下部テーブル 9 中間板(連結板) 11 センサ 13 シリンダ(主駆動装置) 15 クラウニングシリンダ(補助駆動装置) 17 制御盤(制御装置) P パンチ D ダイ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 立設された左右の側板間に設けられると
    共に複数の連結板を介してパンチが装着された上部テー
    ブルとダイが装着された下部テーブルを、左右の主駆動
    装置により接近・離反せしめてその協働により板材に曲
    げ加工を行う折曲げ加工機であって、前記側板等の変形
    を考慮しない状態において所望の曲げ角度を得るために
    左右の主駆動装置により前記上部テーブルと下部テーブ
    ルを接近させる理論値を求めておき、前記主駆動装置の
    作動に伴って前記複数の連結板に作用する圧力を各々検
    出し、この検出された圧力分布から前記上部テーブルお
    よび下部テーブルの変形量を求めると共に上部テーブル
    と下部テーブルの変形差を打ち消して前記パンチおよび
    ダイの間隔を均一に保持すべく補助駆動装置により前記
    上部テーブルまたは下部テーブルに載荷するクラウニン
    グ荷重を求めると共に、前記検出された圧力分布から側
    板変形量を求め、前記補助駆動装置により前記クラウニ
    ング荷重を載荷すると共に、前記上部テーブルと下部テ
    ーブルの接近量が前記理論値を前記側板変形量で補正し
    た量に達するまで前記主駆動装置を作動させることを特
    徴とする折曲げ加工機における曲げ加工方法。
  2. 【請求項2】 立設された左右の側板間に設けられると
    共に複数の連結板を介してパンチが装着された上部テー
    ブルとダイが装着された下部テーブルを、左右の主駆動
    装置により接近・離反せしめてその協働により板材に曲
    げ加工を行う折曲げ加工機であって、前記主駆動装置の
    作動時にパンチを介して前記連結板に作用する圧力を検
    出すべく連結板に各々設けられたセンサと、前記主駆動
    装置を制御すると共に前記センサにより検出された圧力
    から上部テーブルおよび下部テーブルの変形量を算出し
    さらに前記検出された圧力から側板の変形を算出する制
    御装置と、前記上部テーブルおよび下部テーブルの変形
    を相殺してパンチおよびダイの間隔を均一にするために
    クラウニング圧力を載荷すべく設けられた補助載荷手段
    と、を備えてなることを特徴とする折曲げ加工機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002120017A (ja) * 2000-10-18 2002-04-23 Amada Co Ltd 曲げ加工方法、及び曲げ加工機
WO2006054596A1 (ja) * 2004-11-17 2006-05-26 Amada Company, Limited 曲げ加工方法、曲げ加工方法に使用する金型及び折曲げ加工機
CN112246923A (zh) * 2020-09-19 2021-01-22 深圳市奥斯玛数控发展有限公司 一种下动折弯机

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