JP2521321B2 - 曲げ加工方法 - Google Patents

曲げ加工方法

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JP2521321B2
JP2521321B2 JP63061512A JP6151288A JP2521321B2 JP 2521321 B2 JP2521321 B2 JP 2521321B2 JP 63061512 A JP63061512 A JP 63061512A JP 6151288 A JP6151288 A JP 6151288A JP 2521321 B2 JP2521321 B2 JP 2521321B2
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Japan
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bending
load distribution
curved surface
convex curved
bed
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隆史 吉田
亮介 丸山
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は板金の曲げ加工方法に関する。
[従来の技術] 曲げ加工において、曲げ加工機のラム・ベッドの構造
により板材が長尺の場合、第4図(a)に示すように曲
げ加工力により上型4及び下型6がたわみ、第4図
(c)に示すように全長にわたり荷重分布が不均一とな
り、第4図(b)に示すように曲げ角度が不均一とな
る。これを補正するために従来くさび型部品からなる凸
曲面調整装置を用い、ラム2及びベッド5の板材3に対
面する少なくとも一方の面を、曲げ角度が全長にわたり
均一になるように調整していた。尚第4図(a)中1は
シリンダーである。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら上述の方法では曲げ加工力は板材の材
質、板厚、長さ等の特性により異なるため、上型4及び
下型6のたわみ量が変わり、そのため板材が変わる度に
凸曲面調整装置による調整も変えなければならないとい
う問題があった。
本発明は上記の点に鑑みて為されたもので、その目的
とするところは、凸曲面調整装置による凸曲面調整を自
動的に行うことにより、調整作業性を向上させ、曲げ角
度を全長に亘り均一にすることができる曲げ加工方法を
提供するにある。
[課題を解決する手段] 本発明は、ベッド上の板材をラム及びベッドの駆動に
より曲げ加工する際、ベッド及びラムの板材に対面する
少なくとも一方の面を凸曲面調整装置により凸曲面に調
整して曲げ加工する曲げ加工方法において、最初にため
し曲げ加工を行って上型及び下型の少なくとも一方の荷
重分布を検出しその荷重分布に基づいて初期凸曲面調整
を行ない、以後曲げ加工を行う際に上型及び下型の少な
くとも一方の荷重分布検出を行なって検出荷重分布が長
手方向に均一になるように上記凸曲面調整装置による上
記凸曲面調整を制御して曲げ加工を行うことを特徴とす
る。
[作用] しかして、最初にためし曲げ加工を行って上型及び下
型の少なくとも一方の荷重分布を検出しその荷重分布に
基づいて初期凸曲面調整を行ない、以後曲げ加工を行う
際に上型及び下型の少なくとも一方の荷重分布検出を行
なって検出荷重分布が長手方向に均一になるように凸曲
面調整を行う。従ってたわみ補正の際に素材の長さ、素
材の板厚、素材の材質等の諸条件を制御系に入力してお
く必要がなく、そのため入力ミスによる曲げ加工の失敗
が発生せず、しかも制御系に入力してあるたわみ補正量
算出式あるいは経験則データに該当しない新規材料等に
対しても対応することができる方法であって、上系若し
くは下型の荷重分布に応じて自動的に板材に対面する凸
曲面の突出量を制御できて全長に亘り曲げ角度が均一な
曲げ加工を行うことができることになる。
[実施例] 以下本発明を実施例により説明する。
第1図(a)(b)は本発明方法を用いた曲げ加工機
の一例を示しており、この曲げ加工機ではシリンダー1
によりラム2を駆動させ、板材3をラム2に取付けられ
た上型4とベッド5に取付けられた下型6とで挟んで曲
げ加工を行う。この場合、ラム2の代わりにベッド5を
駆動させても差し支えない。そして加工時の下型6の荷
重分布を下型6の下部に設けた荷重分布検出センサー7
により検出する。勿論荷重分布の検出は上型4及び下型
6の両方でも或いは上型4側で行ってもよい。
第2図はくさび型部品11による凸曲面調整装置10を示
しており、分割されたくさび型部品11をスリット14が形
成された中間板12に固定するとともに中間板12の両端部
を固定し、中間板12の中央部13をあるいはくさび型部品
11を駆動機構にて移動させることにより凸曲面を調整す
るようになっている。この凸曲面調整装置10をラム2、
ベッド5の両方もしくはどちらか一方に有する。また荷
重分布検出センサー7はくさび型部品11の下部に位置し
ている。
次に第3図に示す本発明の曲げ加工方法の一実施例の
フローチャートにより第1図図示の曲げ加工機の凸曲面
調整について説明する。まずためし曲げ加工を行いその
時の下型6の荷重分布を荷重分布検出センサー7で検出
してその検出出力に基づいて荷重分布測定部8で荷重分
布を判定し、この測定値とデータベースのデータとに基
づいて補正量計算部9により凸曲面調整量の初期設定量
を算出する。
而して同種板材での2回目以降の曲げ加工を行うに際
してはためし曲げ加工時と同様に下型6の荷重分布を検
出し、前回までの荷重分布のデータにフィードバックし
て凸曲面調整量を算出し、凸曲面調整装置10の中間板12
の中央部13あるいはくさび型部品11を調整量に応じて移
動させて凸曲面を荷重分布が均一になるまで調整する。
[発明の効果] 本発明は、最初にためし曲げ加工を行って上型及び下
型の少なくとも一方の荷重分布を検出しその荷重分布に
基づいて初期凸曲面調整を行ない、以後曲げ加工を行う
際に上型及び下型の少なくとも一方の荷重分布検出を行
なって検出荷重分布が長手方向に均一になるように凸曲
面調整装置による上記凸曲面調整を制御して曲げ加工を
行うので、たわみ補正の際に素材の長さ、素材の板厚、
素材の板質等の諸条件を制御系に入力しておく必要がな
く、そのため入力ミスによる曲げ加工の失敗が発生せ
ず、しかも制御系に入力してあるたわみ補正量算出式あ
るいは経験則データに該当しない新規材料等に対しても
対応することができる方法であって、上型若しくは下型
の荷重分布に応じて自動的に板材に対面する凸曲面の突
出量を調整でき、結果作業性が著しく向上し、全長にわ
たり曲げ角度が均一な曲げ加工を行うことができるとい
う効果が有る。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)(b)は本発明の曲げ加工方法を用いた曲
げ加工機の正面図、側面図、第2図(a)(b)及び
(c)は本発明の曲げ加工方法を用いた凸曲面調整装置
の上面図、一部省略した正面図及び側面図、第3図は本
発明の曲げ加工方法の一実施例のフローチャート、第4
図(a)乃至(c)は従来例の説明図である。 1……シリンダー、2……ラム、3……板材、4……上
型、5……ベッド、6……下型、7……荷重分布検出検
出センサー、8……荷重分布測定部、9……補正量計算
部、10……凸曲面調整装置、11……くさび型部品、12…
…中間板、13……中央部である。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ベッド上の板材をラム及びベッドの駆動に
    より曲げ加工する際、ベッド及びラムの板材に対面する
    少なくとも一方の面を凸曲面調整装置により凸曲面に調
    整して曲げ加工する曲げ加工方法において、最初にため
    し曲げ加工を行って上型及び下型の少なくとも一方の荷
    重分布を検出しその荷重分布に基づいて初期凸曲面調整
    を行ない、以後曲げ加工を行う際に上型及び下型の少な
    くとも一方の荷重分布検出を行なって検出荷重分布が長
    手方向に均一になるように上記凸曲面調整装置による凸
    面調整を制御することを特徴とする曲げ加工方法。
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