JP4697760B2 - 電子情報機器 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えば携帯電話機などの電子情報機器に係り、特に発光機能とスイッチ機能と兼用する操作部を備えた電子情報機器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
電子情報機器として、携帯電話機などが広く普及し使用されている。例えばこの携帯電話機には、各種タイプのものが開発されているが、機能やデザインなどの付加価値を高めて他のものとの差別化を図るため、例えば背面にキー(以下、これを背面キーとよぶ)を設け、その背面キーを着信時や通話中に照光させるようにしたり、その背面キーの周囲にメタリックな輝きを有する金属性のプレートを取り付けたものなどが知られている。
【0003】
ところで、この背面キーにあっては、背面キー全面を均一に照光させるために、この背面キーの中央部にLEDを配置するのが最良の構成であるが、情報入力用のキースイッチとしての構成を考えると、中央部にLEDを配置するのが難しい。即ち、これは、キー操作の際のクリック感を付与するためには、ダイヤフラムやスイッチ本体などを背面キーの中央部に配置することが必要となるからである。
【0004】
そこで、最近は、キー自身に、薄肉部分を有するゴム製の部材(以下、これをゴム部材とよぶ)を備え、これによってクリック感を発生するように構成したものも開発されている。このようなキースイッチにあっては、例えば、ゴム部材の底部先端に導電部を設けるとともに、これに対向する基板上に接点パターンを設け、双方を接触・導通させてスイッチ動作を行うようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、この携帯電話機のような電子情報機器にあっては、この機器の筐体内部に各種の回路を実装させた基板ユニットなどを組み込むといったように、多くのアッセンブリー工程を経て製品が組み立て上がるように構成されている。そして、通常、筐体内部を完成させた後に、前述した背面キーを固定している。
【0006】
しかしながら、このような構成の背面キーにあっては、組み立てたときのバラツキなどにより背面キーが安定せず、クリック感が損なわれることがある。また、この背面キーは、通常、前側ケースと後側ケースとの一対からなる筐体において、後側ケース部分に取付けているが、例えば、この背面キーを後側ケースに取付けたアッセンブリー状態で各地に輸送すると、輸送時の振動や衝撃などにより、後側ケースから背面キーが外れ落ちるといったトラブルを起こすことがある。
【0007】
ところで、光源からの光の漏れを防止するために内部に設けたシールドケースと背面キーとが対向配置した構成の場合には、背面キーの押圧操作時においては、この背面キーのベース部分が、直接シールドケースに接触してその力が作用することがある。このため、その操作時の押圧力をシールドケース単品だけの強度では吸収できずに、このシールドケースやこれを取付けている基板などが破損する虞もある。
【0008】
このような事情から、その基板に対するリブなどを取付けるといった措置を講ずることが必要となることもあり、工数とともにコストの増大を招いている。特に、携帯性を考慮して小型化が進んでいる携帯電話機にあっては、筐体内部のスペースに制約があり、その分筐体のサイズが増大するといった不都合を生じている。
【0009】
そこで、この発明は、上記した事情に鑑み、脱落し難い状態に容易に取付けることができるとともに、操作時のクリック感を確保することができる背面キーを備えた電子情報機器を提供することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
この発明は、第1に、前ケース及び後ケースを一体に接合させた筐体内部に収納され、光源を実装した基板と、
前記後ケースの表面に形成した凹所に収納されるプレートと、
前記光源からの光が透過する透明又は半透明な押圧部及び、この押圧部の下部に設けられ、前記基板上の光源の位置と対応する前記凹所の所定位置に穿設した挿通孔に装着される弾性部とから成り、前記プレートの所定位置に開口した操作孔に取付けられた背面キーと、
前記後ケースの凹所と前記背面キーとの間を位置決めする位置決め手段と、
前記背面キーを凹所に装着させたのちに、その背面キーの上から前記プレートを前記凹所に固定する固定手段とを備えたことを特徴としている。
【0011】
これにより、背面キーをしっかりと固定することができ、組み立てばらつきによる影響も少なく、背面キーのクリック性などの性能も安定する。
【0012】
また、第2に、前記プレートの固定手段は、前記凹所に設けた被係合部と、前記プレートに設けた係合部とを有する構成とすることができる。
【0013】
また、第3に、前記凹所の被係合部は孔で構成するとともに、前記係合部は前記孔に係合する爪で構成し、この被係合部および係合部を複数対設けた構成とするのが好ましい。
【0014】
これにより、簡単な構造のもので固定手段を構成することができるので、コストの削減を図ることができる。
【0015】
また、第4に、前記プレートの固定手段は、前記凹所とプレートとを固着する接着テープであるのが好ましい。
【0016】
これにより、プレートが接着テープで後ケースに固定されるため、さらに確実に背面キーが固定され、背面キーのクリック性を一層安定させることができる。
【0017】
また、第5に、前記背面キーの位置決め手段は、前記後ケースの凹所に設けた位置決めボスと、前記背面キーに設けた前記位置決めボスに挿入する位置決め孔とを、少なくとも複数対備えたものが好ましい。
【0018】
これにより、簡単な構造で背面キーがより完全に固定されるため、背面キーのクリック性がさらに安定する。
【0019】
また、第6に、前記背面キーは、押圧される上部を樹脂で形成するとともに、前記基板上に設けた接点端子に対向・接触する下部を、可撓性および絶縁性を有するゴム材で形成するのが好ましい。
【0020】
これにより、背面キーの上部を形成する樹脂に印刷などの様々な二次加工を施すことで、よりデザイン性の高い優れた背面キーを実現することができる。
【0021】
また、第7に、少なくとも着信時又は通話中に前記光源を発光させて前記背面キーを照光・制御する制御部を備えたことが好ましい。
【0022】
これにより、きれいなイルミネーションの背面キーが実現できる。
【0023】
また、第8に、前記プレートは、少なくとも一部を透明材料又は半透明材料で形成されるとともに、前記光源からの光によって前記背面キーとともに照光することが好ましい。
【0024】
これにより、背面キーとともにプレートもイルミネーションできるので、さらに照光性を高めることができる。
【0025】
また、第9に、前記プレート先端に固定爪を設けるとともに、前記後ケースの電池室を臨む境界段部に挿入孔を形成し、かつ、前記固定爪を挿入させるとともに、挿入孔に挿入する電池フックを設けることが好ましい。
【0026】
これにより、プレートの浮き上がりを抑えることができるようになり、電池フックがプレートに引っ掛かって電池の入れ替えに支障をきたすことが防止できる。
【0027】
また、第10に、前記後ケースの挿入孔の開口縁部に、前記固定爪の挿入動作を案内するテーパを設けることが好ましい。
【0028】
これにより、プレートを後ケースに挿入する際に、挿入動作を容易に行うことができるようになるので、作業性が向上する。
【0029】
また、第11に、前記凹所の周縁部を構成する段差部の一部に、スピーカ用の音孔部を設けることが好ましい。
【0030】
これにより、後ケースには音孔部が大きく剥き出し状態で露出しなくてすむので、デザイン性の優れたものが実現する。
【0031】
【発明の実施の形態】
以下、この発明に係る実施の形態について、添付図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、この発明に係る電子情報機器の要部を示すものであり、この電子情報機器は、大略構成として、筐体が、前ケース1と後ケース2と接合させた構成のものであって、特に後ケース2には、プリント基板3及びホイップアンテナ6の他に、着信時や通話時に照光する背面キー4と、この背面キー4を外側から固定・保持するプレート5とを備えている。
【0032】
前ケース1には、受話口1Aに対応する内壁面にレシーバクッション11Aを介してレシーバ11が取付けられており、また、液晶表示部用の開口部1Bには、後述する液晶表示部を構成するLCD31を保護するために透明樹脂などで形成されたLCDパネル12が取付けられている。
【0033】
プリント基板3は、後ケース2に図示外の爪などを介して固定されており、各種の回路その他のものがアッセンブリーされている。即ち、このプリント基板3には、液晶表示部を構成するLCD31と、光源を構成するLED32と、シールドケース33などを設けている。
【0034】
このうち、LCD31は、プリント基板3の一面上の前述したLCDパネル12に対応する位置に取付けたLCDホルダ31Aを介して固定している。LED32は、プリント基板3のLCDホルダ31Aを取付けた面とは反対面上で、後述する背面キー4に対応する位置に実装している。
このLED32は、プリント基板3上に実装された図示外の制御回路によって動作が制御されており、背面キー4を押圧操作するのと連動して、点灯動作を行うように構成されている。
また、シールドケース33は、LED32からの光が外部へ漏れるのを防止するようになっており、LED32を周設するように取付けている。
【0035】
後ケース2には、図2及び図3に示すように、ホイップアンテナ6の近傍の表面中央部に、後ケース2の長手方向に沿って一段低くして凹所2Aを設けており、この凹所2Aに、前述した背面キー4とプレート5とを取付けている。
【0036】
また、この凹所2Aには、凹所2Aの底面中央部にさらに一段低くして真円形状に設けた受け部2Bを設けており、この受け部2Bにはプリント基板3上の光源32と対応する所定位置に挿通孔2Cを穿設しているとともに、この挿通孔2Cの周縁部近傍に背面キー4の位置決め手段の一方を構成するボス2D(図3参照)が形成されている。
【0037】
このうち、背面キー4は、上部に透光性のある樹脂で形成された略円板状の押圧ヘッド部41を備えるとともに、この押圧ヘッド部41の下部には、キー操作の際にクリック感を与えるために、押圧ヘッド部41よりも大径であって中実円板状若しくは中空円筒状のゴム材で形成した弾性部42と、この弾性部42から延出する薄肉部43を介して一体に設けられたベース部44とを備えている。
【0038】
弾性部42には、図3に示すように、これと一体に2本延びる突起部の先端に電極などを固着した導電部45が形成されており、押圧ヘッド部41を押圧すると、この導電部45がプリント基板3上に形成された接点パターン34に接触可能に構成されている。このため、シールドケース33には、導電部45が挿通するための透孔33Aが所定の位置に開口されている。
【0039】
ベース部44は、受け部2Bに当接・配設するようになっている。また、このベース部44には、背面キー4の位置決め手段の他方を構成する位置決め孔44Aが2箇所形成されており、受け部2B側のボス2Dに挿入して背面キー4の位置決めをするようになっている。
【0040】
プレート5は、略細長板状に形成されて後ケース2の表面に形成した凹所2Aに収めるようになっており、図2に示すように、背面キー4の照光と同時にこの背面キー4近傍も照光するように、透明材料又は乳白色などの半透明材料で形成されており、一面が外部に露出している。さらに、このプレート5には、背面付近をマスキング或いはレーザカットにより材料そのものを露出させ、その他の部分に塗装・蒸着などによって二次加工を施している。これにより、プレート5の装飾性がたかまるばかりか、背面キー4の照光時に同時にプレート5の背面キー4付近が照光されたときに、効果的なイルミネーションが行えるようになる。
【0041】
また、このプレート5には、背面キー4を凹所2Aに装着させたのちその背面キー4の上からこのプレートを後ケース2の凹所2Aに固定する固定手段を設けている。この実施形態のプレート5での後ケース2への固定手段としては、凹所2Aに設けた被係合部である固定孔2Eと、この固定孔2Eに係合する係合部としてプレート5に設けた押圧ヘッド部41とを複数対備えたもので構成している。また、この実施形態では、固定孔2Eと固定爪51との係合状態ではこれら双方の間に多少の隙間を発生してがたつきを起こす虞があることを考慮して、例えば凹所2Aの底面部分とこれに対向するプレート5の底面部分との間を、両面テープで確実に固着させるようになっている。
【0042】
また、このプレート5には、図1及び図2に示すように、略中央部に、背面キー4の押圧ヘッド部41を挿通させるために操作孔52を開口させているとともに、この操作孔52の周縁部近傍であって反対面にはリブ53を形成しており、このリブ53によって背面キー4のベース部44を上から押え付けている。従って、前述した両面テープの使用とともにこのリブ53などにより、背面キー4がこのプレート5を介して後ケース2にがたつきなく固定することができ、クリック感もさらに安定・向上する。
【0043】
さらに、この後ケース2の凹所2Aには、図2及び図4に示すように、プレート5の周縁部に臨む段部2Fの一部に音孔部21を開口させており、この音孔21に対向する後ケース2の内壁面には、スピーカホルダ71により、スピーカクッション72を介してスピーカ7が固定されている。なお、この音孔21は、図2に示すように、凹所2Aの段部2F、いわゆる座繰り部を利用して形成している状態となっているので、その音孔21が外部から殆ど識別できない状態で形成することができ、外観上デザイン性を損なうことがないように構成されている。
【0044】
また、図2及び図4に示すように、この後ケース2の凹所2Aの一端部は、電池室22に連なっており、この電池室22は、電池8(図1参照)を収容する分だけ凹所2Aよりもさらに一段窪んだ形状を構成している。即ち、凹所2Aの一端部には、電池室22との境界部分に段差面22Aを形成しているが、この段差面22Aには、一部開口された孔22Bが形成されており、この孔22Bとプレート5の下端部上面とを両側から挟みつける状態で、電池フック81が電池室22に向けてスライド可能な状態で装着されている。
【0045】
この電池フック81は、図1及び図2に示すように、後ケース2の内壁面に設けた起立壁22C(図1参照)との間にスプリング82を介装させており、これによって電池8を電池室22に収納させたのち、電池8をスプリング82のばね力でしっかりと固定・保持できるようなっている。
【0046】
なお、後ケース2に固定されたプレート5は、図5に示すように、後ケース2の凹所2Aの左右両側縁部に突出して形成された裏側テーパ部22Dの内側に固定爪54が入り込むため、プレート5が不用意に浮き上がるといったことが防止されている。このように、後ケース2とプレート5との間でスライド操作する電池フック81は、プレート5の不用意な揺動動作が影響して、異常な動作を引き起こすといったことが防止されている。
【0047】
さらに、この後ケース2には、ホイップアンテナ6が設けられているが、このホイップアンテナ6は、後ケース2から膨出する筒部23によって基部側が固定保持されている。また、この筒部23は、後ケース2表面から突出していることにより、例えばこの後ケース2を下側にして机上などに載置しておいた場合に、背面キー4と机上面との間には、ある程度の隙間が形成されるので、前ケースに何かが接触したり、体の一部が接触してしまっても、背面キー4が誤動作するのを防止できるようになっている。
【0048】
次に、この実施形態に係る電子情報機器の後ケース2への背面キー4及びプレート5の取り付け方法について説明する。
背面キー4を後ケース2へ位置決めして装着したあと、その背面キー4に上から被せるようにしてプレート5を後ケース2へ固定するが、初めに、背面キー4の位置決め孔44Aを凹所2A内の受け部2Bに突設したボス2Dへ挿入して位置決めを行う。このようにして、位置決めする場合に、背面キー4の導電部45を受け部2Bの挿通孔2C及びシールドケース33の透孔33Aに通しておく。
【0049】
次に、この背面キー4の上からプレート5を被せるが、このときプレート5の操作孔52に背面キー4の押圧ヘッド部41を挿入させておく。そして、プレート5の固定爪51を後ケース2の固定孔2Eに挿入・嵌合させる。
【0050】
この際、スプリング82を介装させた電池フック81を先に取り付けておき、その後にプレート5を取り付ける構成となっており、別言すれば、後ケース2に電池フック81を取り付ける前加工を行うようになっている。なお、後ケース2には、前述の裏側テーパ部22Dを設けているので、プレート5側の固定爪54はスムースに後ケース2の内側に入り込むことができる。これにより、プレート5はより一層完全に後ケース2に固定することができる。
【0051】
次に、この実施形態のキー操作について説明する。
背面キー4の押圧操作時には、導電部45がプリント基板3に設けた接点パターン34に接触・導通され、電気的に接続される。このとき、背面キー4の薄肉部43が伸長されたのち、押圧動作を終わり押圧力を弱めると、薄肉部43の復元力でもとの状態に戻ろうとして収縮するので、ここまでの一連の動作でクリック感がもたらされる。しかも、また、この押圧動作の際には、LED32が連動して点灯動作するので、背面キー4及びこの周辺近傍のプレート5が照光される。
【0052】
【発明の効果】
以上説明してきたように、この発明によれば、前ケース及び後ケースを一体に接合させた筐体内部に収納し光源を実装した基板と、後ケースの表面に形成した凹所に収納したプレートと、基板上の光源と対応する凹所の所定位置に穿設した挿通孔に装着する弾性部を設け、プレートの所定位置に開口する操作孔に取付けた背面キーとを有し、ケースの凹所と背面キーとの間に位置決め手段を設けるとともに、背面キーを凹所に装着させたのちその背面キーの上からプレートを凹所に固定する固定手段を設けた構成となっており、これによって、背面キーを脱落し難い状態に容易に取付けることができるとともに、操作時のクリック感を安定した状態で確保することができるようになる。
【0053】
しかも、この発明によれば、後ケースに背面キーを装着したアッセンブリー状態で各地へ輸送しても、背面キーはプレートで固定されているので、脱落するのを確実に防止できるようになり、製品としての信頼度が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電子情報機器の要部を示す断面図である。
【図2】図1に示す電子情報機器の後ケースの要部を示す平面図である。
【図3】図1に示す電子情報機器の分解斜視図である。
【図4】図2におけるIV-IV線断面図である。
【図5】図2におけるV-V線断面図である。
【符号の説明】
1 前ケース
2 後ケース
2A 凹所
2B 受け部
2C 挿通孔
2D ボス
2E 固定孔
2F 段部
21 音孔部
22 電池室
22A 段差面
22B 孔
22D 裏側テーパ部
3 プリント基板
31 LCD
32 LED(光源)
33 シールドケース
33A 透孔
4 背面キー
41 押圧ヘッド部
42 弾性部
43 薄肉部
44 ベース部
44A 位置決め孔
45 導電部
5 プレート
51 固定爪
52 操作孔
53 リブ
54 固定爪
7 スピーカ
8 電池
81 電池フック
82 スプリング
Claims (11)
- 前ケース及び後ケースを一体に接合させた筐体内部に収納され、光源を実装した基板と、
前記後ケースの表面に形成した凹所に収納されるプレートと、
前記プレートの所定位置に開口した操作孔に取付けられた背面キーと、
前記後ケースの凹所と前記背面キーとの間を位置決めする位置決め手段と、
前記背面キーを凹所に装着させたのちに、その背面キーの上から前記プレートを前記凹所に固定する固定手段とを備え、
前記背面キーは、
前記光源からの光が透過する透明又は半透明な押圧部と、この押圧部の下部に設けられ、前記基板上の光源の位置と対応する前記凹所の所定位置に穿設した挿通孔に装着される弾性部と、この弾性部から延出する薄肉部を介して一体に設けられたベース部とから成り、
前記ベース部が、前記凹所の底面の一部をさらに一段低くして設けた受け部に当接・配設されることを特徴とする電子情報機器。 - 前記プレートの固定手段は、前記凹所に設けた被係合部と、前記プレートに設けた係合部とを有することを特徴とする請求項1に記載の電子情報機器。
- 前記凹所の被係合部は孔で構成するとともに、前記係合部は前記孔に係合する爪で構成し、この被係合部および係合部を複数対設けたことを特徴とする請求項2に記載の電子情報機器。
- 前記プレートの固定手段は、前記凹所とプレートとを固着する接着テープであることを特徴とする請求項1に記載の電子情報機器。
- 前記背面キーの位置決め手段は、前記後ケースの凹所に設けた位置決めボスと、前記背面キーに設けた前記位置決めボスに挿入する位置決め孔とを、少なくとも複数対備えたことを特徴とする請求項1に記載の電子情報機器。
- 前記背面キーは、前記押圧部を樹脂で形成するとともに、前記基板上に設けた接点端子に対向・接触する前記弾性部を、可撓性および絶縁性を有するゴム材で形成したことを特徴とする請求項1に記載の電子情報機器。
- 少なくとも着信時又は通話中に前記光源を発光させて前記背面キーを照光・制御する制御部を備えたことを特徴とする請求項1又は6に記載の電子情報機器。
- 前記プレートは、少なくとも一部を透明材料又は半透明材料で形成されるとともに、前記光源からの光によって前記背面キーとともに照光することを特徴とする請求項1に記載の電子情報機器。
- 前記プレート先端に固定爪を設けるとともに、
前記後ケースの電池室を臨む境界段部に挿入孔を形成し、かつ、
前記固定爪を挿入させるとともに、挿入孔に挿入する電池フックを設けたことを特徴とする請求項1に記載の電子情報機器。 - 前記後ケースの挿入孔の開口縁部に、前記固定爪の挿入動作を案内するテーパを設けたことを特徴とする請求項9に記載の電子情報機器。
- 前記凹所の周縁部を構成する段差部の一部に、スピーカ用の音孔部を設けたことを特徴とする請求項1に記載の電子情報機器。
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