JP4697288B2 - 画像形成装置、及び画像形成方法 - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成装置、及び画像形成方法に関する。
従来、コピー処理のための設定操作中に印字出力要求の割り込みを阻止し、コピー処理操作者による処理を優先させるデジタル多機能画像処理装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開平10−308834号公報
しかしながら、従来のデジタル多機能画像処理装置によると、外部から印字出力を行わせたい利用者は、コピー処理操作者による設定操作中の場合はそのコピー処理が終了するのを待たなければならず、外部から印字出力を行わせたい利用者にとって使い勝手が悪いという問題がある。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、操作手段で印刷ジョブを設定する利用者及び外部から印刷ジョブを送信する利用者のいずれか一方の利用者に負担を集中させることなく他方の利用者の利便性を向上させる画像形成装置、及び画像形成方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、第1の発明は、画像形成装置であって、利用者が印刷ジョブを設定するための操作手段と、外部から印刷ジョブを受信する受信手段と、印刷資源を消費して印刷ジョブを実行するジョブ実行手段と、前記操作手段の操作による印刷ジョブの設定中に前記受信手段が別の印刷ジョブを受信した場合に、それら両方の印刷ジョブを実行できるだけの印刷資源が残っているか否かを判定する第1の判定手段と、を備え、前記印刷資源は、印刷に用いられることによって物理的に消費される消耗品、又は、印刷が実行される毎に減じられることによって論理的に消費される設定値であり、前記第1の判定手段は、前記印刷資源の残量が、前記操作手段によって設定される印刷ジョブの実行に必要な前記印刷資源の量として予め推定されている推定量と、前記受信した印刷ジョブの実行に必要な印刷資源の量との合計量以上であれば両方の印刷ジョブを実行できるだけの印刷資源が残っていると判定し、前記ジョブ実行手段は、前記第1の判定手段で両方の印刷ジョブを実行できるだけの印刷資源が残っていると判定された場合は前記受信した印刷ジョブ及び前記設定中の印刷ジョブをこの順で実行し、残っていないと判定された場合は前記設定中の印刷ジョブのみを実行する。
例えば、両方の印刷ジョブを実行できるだけの印刷資源が残っている場合は受信した印刷ジョブを先に実行し、両方の印刷ジョブを実行できるだけの印刷資源が残っていない場合は設定中の印刷ジョブを先に実行するとする。
このようにすると、両方の印刷ジョブを実行できるだけの印刷資源が残っている場合には受信した印刷ジョブが先に実行されるので、設定中の印刷ジョブを常に先に実行する場合に比べ、外部から印刷ジョブを送信する利用者の利便性が向上する。
一方、両方の印刷ジョブを実行できるだけの印刷資源が残っていない場合には設定中の印刷ジョブが先に実行されるので、受信した印刷ジョブを常に先に実行する場合に比べ、操作手段で印刷ジョブを設定する利用者への負担の集中を低減できる。
よってこの発明によると、操作手段で印刷ジョブを設定する利用者及び外部から印刷ジョブを送信する利用者のいずれか一方の利用者に負担を集中させることなく他方の利用者の利便性を向上できる。
更に、この発明によると、操作手段で印刷ジョブを設定する利用者に負担を集中させることなく外部から印刷ジョブを送信する利用者の利便性を向上できる。
また、この発明によると、両方の印刷ジョブを実行できるだけの印刷資源が残っていない場合は受信した印刷ジョブについては実行しないので、受信した印刷ジョブの実行途中で印刷資源が足りなくなって中途半端な状態で終了してしまうことを防止できる。
更に、この発明によると、設定中の印刷ジョブの実行に必要な印刷資源の推定量を用いて判定することにより、両方の印刷ジョブを実行できるだけの印刷資源が残っているか否かを、それらの印刷ジョブを実際に実行する前に判定できる。
第2の発明は、画像形成装置であって、利用者が印刷ジョブを設定するための操作手段と、外部から印刷ジョブを受信する受信手段と、印刷資源を消費して印刷ジョブを実行するジョブ実行手段と、前記操作手段の操作による印刷ジョブの設定中に前記受信手段が別の印刷ジョブを受信した場合に、それら両方の印刷ジョブを実行できるだけの印刷資源が残っているか否かを判定する第1の判定手段と、を備え、前記印刷資源は、印刷に用いられることによって物理的に消費される消耗品、又は、印刷が実行される毎に減じられることによって論理的に消費される設定値であり、前記第1の判定手段は、前記印刷資源の残量が、前記操作手段によって設定される印刷ジョブの実行に必要な前記印刷資源の量として予め推定されている推定量と、前記受信した印刷ジョブの実行に必要な印刷資源の量との合計量以上であれば両方の印刷ジョブを実行できるだけの印刷資源が残っていると判定し、前記ジョブ実行手段は、前記第1の判定手段で両方の印刷ジョブを実行できるだけの印刷資源が残っていると判定された場合は前記設定中の印刷ジョブ及び前記受信した印刷ジョブをこの順で実行し、残っていないと判定された場合は前記受信した印刷ジョブのみを実行する。
第3の発明は、第1の発明の画像形成装置であって、前記第1の判定手段で両方の印刷ジョブを実行できるだけの印刷資源が残っていないと判定されて前記ジョブ実行手段により前記設定中の印刷ジョブが実行された後に、前記受信した印刷ジョブを実行できるだけの印刷資源が残っているか否かを判定する第2の判定手段を備え、前記ジョブ実行手段は、前記第2の判定手段で印刷資源が残っていると判定された場合は前記受信した印刷ジョブを実行する。
この発明によると、両方の印刷ジョブを実行できるだけの印刷資源が残っていないと判定された場合であっても、設定中の印刷ジョブを実行した後に前記受信した印刷ジョブを実行できるだけの印刷資源が残っている場合は前記受信した印刷ジョブを実行するので、外部から印刷ジョブを送信する利用者の利便性が向上する。
第4の発明は、第1〜第3のいずれかの発明の画像形成装置であって、前記ジョブ実行手段は1回の印刷ジョブの実行で消費する印刷資源の上限量が設定されており、前記第1の判定手段は、前記上限量を前記推定量として用いる。
ジョブ実行手段が1回の印刷ジョブの実行で消費する印刷資源の上限量を推定量として用いると、受信した印刷ジョブを先に実行した後、設定中の印刷ジョブを実行するとき、上限量以上の印刷資源が残っていることになるので、実行途中で印刷資源が足りなくなって中途半端な状態で終了してしまう可能性を低減できる。
第5の発明は、第4の発明の画像形成装置であって、前記ジョブ実行手段は積載台に積載されている複数の原稿を1枚ずつ自動搬送しながら読み取って画像データを生成する読取手段を有し、前記操作手段で設定される印刷ジョブは、前記積載台に積載されている複数の原稿を1枚ずつ読み取って画像データを生成し、生成した画像データに基づいて被記録媒体に画像を印刷する複写ジョブであり、前記上限量は前記積載台に積載可能な最大枚数である。
1枚の原稿につき1枚の被記録媒体(印刷資源)を消費するとした場合には、1回の複写ジョブの実行で消費される被記録媒体の枚数は積載台に積載可能な原稿の最大枚数を超えない。したがって、積載台に積載可能な最大枚数は1回の印刷ジョブの実行で消費する印刷資源の上限量として用いることができる。
第6の発明は、画像形成装置であって、利用者が印刷ジョブを設定するための操作手段と、外部から印刷ジョブを受信する受信手段と、印刷資源を消費して印刷ジョブを実行するジョブ実行手段と、前記操作手段の操作による印刷ジョブの設定中に前記受信手段が別の印刷ジョブを受信した場合に、それら両方の印刷ジョブを実行できるだけの印刷資源が残っているか否かを判定する第1の判定手段と、を備え、前記印刷資源は、印刷に用いられることによって物理的に消費される消耗品、又は、印刷が実行される毎に減じられることによって論理的に消費される設定値であり、前記操作手段は、前記設定中の印刷ジョブの実行に必要な印刷資源の量を利用者が入力するための入力手段を有し、前記第1の判定手段は、印刷資源の残量が前記入力手段で入力された量と前記受信した印刷ジョブの実行に必要な印刷資源の量との合計量以上であれば両方の印刷ジョブを実行できるだけの印刷資源が残っていると判定し、前記ジョブ実行手段は、前記第1の判定手段で両方の印刷ジョブを実行できるだけの印刷資源が残っていると判定された場合は前記受信した印刷ジョブ及び前記設定中の印刷ジョブをこの順で実行し、残っていないと判定された場合は前記設定中の印刷ジョブのみを実行する。
この発明によると、設定中の印刷ジョブの実行に必要な印刷資源の量を利用者に入力させ、入力させた量を用いて判定することにより、両方の印刷ジョブを実行できるだけの印刷資源が残っているか否かを、それらの印刷ジョブを実際に実行する前に判定できる。
第7の発明は、画像形成装置であって、利用者が印刷ジョブを設定するための操作手段と、外部から印刷ジョブを受信する受信手段と、印刷資源を消費して印刷ジョブを実行するジョブ実行手段と、前記操作手段の操作による印刷ジョブの設定中に前記受信手段が別の印刷ジョブを受信した場合に、それら両方の印刷ジョブを実行できるだけの印刷資源が残っているか否かを判定する第1の判定手段と、を備え、前記印刷資源は、印刷に用いられることによって物理的に消費される消耗品、又は、印刷が実行される毎に減じられることによって論理的に消費される設定値であり、前記操作手段は、前記設定中の印刷ジョブの実行に必要な印刷資源の量を利用者が入力するための入力手段を有し、前記第1の判定手段は、印刷資源の残量が前記入力手段で入力された量と前記受信した印刷ジョブの実行に必要な印刷資源の量との合計量以上であれば両方の印刷ジョブを実行できるだけの印刷資源が残っていると判定し、前記ジョブ実行手段は、前記第1の判定手段で両方の印刷ジョブを実行できるだけの印刷資源が残っていると判定された場合は前記設定中の印刷ジョブ及び前記受信した印刷ジョブをこの順で実行し、残っていないと判定された場合は前記受信した印刷ジョブのみを実行する。
第8の発明は、第1〜第7のいずれかの発明の画像形成装置であって、前記印刷手段の印刷資源の残量を記憶する記憶手段を備え、前記第1の判定手段は、前記記憶手段から印刷資源の残量を取得する。
この発明によると、第1の判定手段は記憶手段から印刷資源の残量を取得できる。
第9の発明は、画像形成方法であって、利用者が印刷ジョブを設定するための操作段階と、外部から印刷ジョブを受信する受信段階と、印刷資源を消費して印刷ジョブを実行するジョブ実行段階と、前記操作段階での印刷ジョブの設定中に前記受信段階で別の印刷ジョブを受信した場合に、それら両方の印刷ジョブを実行できるだけの印刷資源が残っているか否かを判定する第1の判定段階と、を含み、前記印刷資源は、印刷に用いられることによって物理的に消費される消耗品、又は、印刷が実行される毎に減じられることによって論理的に消費される設定値であり、前記第1の判定段階において、前記印刷資源の残量が、前記操作段階で設定される印刷ジョブの実行に必要な前記印刷資源の量として予め推定されている推定量と、前記受信した印刷ジョブの実行に必要な印刷資源の量との合計量以上であれば両方の印刷ジョブを実行できるだけの印刷資源が残っていると判定し、前記ジョブ実行段階において、前記第1の判定段階で両方の印刷ジョブを実行できるだけの印刷資源が残っていると判定された場合は前記受信した印刷ジョブ及び前記設定中の印刷ジョブをこの順で実行し、残っていないと判定された場合は前記設定中の印刷ジョブのみを実行する。
この発明によると、操作手段で印刷ジョブを設定する利用者及び外部から印刷ジョブを送信する利用者のいずれか一方の利用者に負担を集中させることなく他方の利用者の利便性を向上できる。
第10の発明は、画像形成方法であって、利用者が印刷ジョブを設定するための操作段階と、外部から印刷ジョブを受信する受信段階と、印刷資源を消費して印刷ジョブを実行するジョブ実行段階と、前記操作段階での印刷ジョブの設定中に前記受信段階で別の印刷ジョブを受信した場合に、それら両方の印刷ジョブを実行できるだけの印刷資源が残っているか否かを判定する第1の判定段階と、を含み、前記印刷資源は、印刷に用いられることによって物理的に消費される消耗品、又は、印刷が実行される毎に減じられることによって論理的に消費される設定値であり、前記第1の判定段階において、前記印刷資源の残量が、前記操作段階で設定される印刷ジョブの実行に必要な前記印刷資源の量として予め推定されている推定量と、前記受信した印刷ジョブの実行に必要な印刷資源の量との合計量以上であれば両方の印刷ジョブを実行できるだけの印刷資源が残っていると判定し、前記ジョブ実行段階において、前記第1の判定段階で両方の印刷ジョブを実行できるだけの印刷資源が残っていると判定された場合は前記設定中の印刷ジョブ及び前記受信した印刷ジョブをこの順で実行し、残っていないと判定された場合は前記受信した印刷ジョブのみを実行する。
第11の発明は、画像形成方法であって、利用者が印刷ジョブを設定するための操作段階と、外部から印刷ジョブを受信する受信段階と、印刷資源を消費して印刷ジョブを実行するジョブ実行段階と、前記操作段階での印刷ジョブの設定中に前記受信段階で別の印刷ジョブを受信した場合に、それら両方の印刷ジョブを実行できるだけの印刷資源が残っているか否かを判定する第1の判定段階と、を含み、前記印刷資源は、印刷に用いられることによって物理的に消費される消耗品、又は、印刷が実行される毎に減じられることによって論理的に消費される設定値であり、前記操作段階において、利用者は前記設定中の印刷ジョブの実行に必要な印刷資源の量を入力し、前記第1の判定段階において、印刷資源の残量が前記操作段階で入力された量と前記受信した印刷ジョブの実行に必要な印刷資源の量との合計量以上であれば両方の印刷ジョブを実行できるだけの印刷資源が残っていると判定し、前記ジョブ実行段階において、前記第1の判定段階で両方の印刷ジョブを実行できるだけの印刷資源が残っていると判定された場合は前記受信した印刷ジョブ及び前記設定中の印刷ジョブをこの順で実行し、残っていないと判定された場合は前記設定中の印刷ジョブのみを実行する。
第12の発明は、画像形成方法であって、利用者が印刷ジョブを設定するための操作段階と、外部から印刷ジョブを受信する受信段階と、印刷資源を消費して印刷ジョブを実行するジョブ実行段階と、前記操作段階での印刷ジョブの設定中に前記受信段階で別の印刷ジョブを受信した場合に、それら両方の印刷ジョブを実行できるだけの印刷資源が残っているか否かを判定する第1の判定段階と、を含み、前記印刷資源は、印刷に用いられることによって物理的に消費される消耗品、又は、印刷が実行される毎に減じられることによって論理的に消費される設定値であり、前記操作段階において、利用者は前記設定中の印刷ジョブの実行に必要な印刷資源の量を入力し、前記第1の判定段階において、印刷資源の残量が前記操作段階で入力された量と前記受信した印刷ジョブの実行に必要な印刷資源の量との合計量以上であれば両方の印刷ジョブを実行できるだけの印刷資源が残っていると判定し、前記ジョブ実行段階において、前記第1の判定段階で両方の印刷ジョブを実行できるだけの印刷資源が残っていると判定された場合は前記設定中の印刷ジョブ及び前記受信した印刷ジョブをこの順で実行し、残っていないと判定された場合は前記受信した印刷ジョブのみを実行する。
本発明によれば、操作手段で印刷ジョブを設定する利用者及び外部から印刷ジョブを送信する利用者のいずれか一方の利用者に負担を集中させることなく他方の利用者の利便性を向上できる。
<実施形態1>
本発明の実施形態1を図1ないし図3によって説明する。
(1)複合機の構成
(1−1)複合機の電気的構成
図1は、複合機1(画像形成装置の一例)の電気的構成を示すブロック図である。複合機1は、スキャナ部11、プリンタ部12、操作部13、インタフェース部14、制御部15などを備えている。
スキャナ部11(読取手段の一例)は、原稿が載置される第1プラテンガラス、第1プラテンガラスに併設された第2プラテンガラス、積載台に積載されている原稿を一枚ずつ第2プラテンガラス上に搬送するADF(自動原稿供給装置)、複数の受光素子が一列に配列されたイメージセンサ、画像処理部などを有している。
スキャナ部11は、第1プラテンガラスに載置されている原稿を読み取る場合はイメージセンサを副走査方向(イメージセンサの延伸方向に直交する方向)に一定速度で移動させながら読み取る。一方、積載台に積載されている原稿を読み取る場合は、スキャナ部11はイメージセンサを第2プラテンガラスの下に停止させ、ADFによって第2プラテンガラス上を搬送される原稿を読み取る。イメージセンサは各受光素子に蓄積された電荷に応じた画素信号を出力し、画像処理部はイメージセンサから出力された画素信号に各種の処理を施して画像データを生成する。
プリンタ部12(ジョブ実行手段の一例)は、被記録媒体にレーザー方式で画像を形成する装置であって、印刷用紙などの被記録媒体を収容する用紙トレイ、用紙トレイに収容されている被記録媒体を1枚ずつ搬送経路に沿って搬送する搬送機構、画像データに基づいて被記録媒体に画像を形成する印刷部などを有している。印刷部は、色材としてのトナー、感光体ドラム、感光体ドラムにレーザー光を照射して静電潜像を形成する露光部、感光体ドラムに付着したトナーを被記録媒体に転写する転写ローラなどを有している。
操作部13(操作手段、入力手段の一例)は、複数のボタンやLCD(Liquid Crystal Display)などで構成されている。ユーザは例えばLCDに表示される画面を参照しつつボタンを操作することにより、印刷ジョブの設定などの各種の設定を行うことができる。
インタフェース部14(受信手段の一例)は、ネットワークインタフェース、モデムなどで構成されており、所謂パーソナルコンピュータやファクシミリ装置などの外部の装置から印刷ジョブを受信する。また、インタフェース部14は外部のUSBストレージデバイスが接続されるUSBホストインタフェースも有している。なお、着脱可能なフラッシュメモリを読み書きするリーダ/ライタを備えてもよい。
制御部15(操作手段、受信手段、ジョブ実行手段、第1の判定手段、第2の判定手段、読取手段、入力手段、及び記憶手段の一例)は、CPU16、ROM17、RAM18、不揮発性メモリ19などで構成されており、複合機1の各部を制御する。
(1−2)カウンタ値
複合機1は、印刷可能な総枚数を管理者が設定できるように構成されている。管理者が総枚数を設定するとその値が不揮発性メモリ19にカウンタ値として記憶され、1枚印刷する毎にカウンタ値から1が減じられる。言い換えると1枚印刷する毎にカウンタ値が論理的に消費される。カウンタ値が0(零)になるとそれ以降は管理者が総枚数を再設定するまで印刷が禁止される。
(2)印刷ジョブ
印刷ジョブとは、画像データに基づいて被記録媒体に画像を印刷する処理の処理単位であって、印刷に関する各種の設定情報からなる。印刷に関する各種の設定情報とは、印刷対象の画像データを特定するための情報、印刷に必要な被記録媒体の枚数を特定するための情報、被記録媒体のサイズ、モノクロ/カラー印刷、拡大/縮小率、片面/両面印刷、印刷部数などをいう。
画像データを特定するための情報は、画像データそのものであってもよいし、画像データの保管場所を示すアドレスであってもよい。また、印刷に必要な被記録媒体の枚数を特定するための情報は、印刷枚数そのものであってもよいし、画像データのサイズや被記録媒体のサイズなどから印刷枚数を特定できる場合はそれらを「印刷に必要な被記録媒体の枚数を特定するための情報」としてもよい。
複合機1に印刷ジョブを実行させる場合には、利用者は操作部13を操作して印刷ジョブを設定するか、又は外部の装置から印刷ジョブを送信する。
操作部13を操作して印刷ジョブを設定する場合には、積載台に積載されている複数の原稿を1枚ずつ読み取って画像データを生成し、生成した画像データに基づいて被記録媒体に画像を印刷する印刷ジョブ(複写ジョブ)や、USBストレージデバイスあるいはRAM18に記憶されている画像データに基づいて被記録媒体に画像を印刷する印刷ジョブなどを実行するために、印刷に関する各種の設定情報を設定することができる。
外部の装置から印刷ジョブを送信する場合には、パーソナルコンピュータなどの機器からLAN(Local Area Network)を介して送信してもよいし、ファクシミリ装置から公衆電話回線を介してファクシミリデータとして送信してもよい。外部の装置から印刷ジョブを送信する場合には、印刷ジョブには少なくとも印刷対象の画像データを特定するための情報、及び印刷に必要な被記録媒体の枚数Z(後述)を特定するための情報を含めるものとする。
(3)印刷資源
本実施形態において印刷資源とは、印刷を実行することによって消費される物理的又は論理的な資源であって、全て消費されると印刷を実行できなくなるか又は利用者が何らかの対応を要求されるものをいう。
物理的な印刷資源とは、用紙トレイに収容されている被記録媒体や、トナーなどである。被記録媒体やトナーは印刷を実行することによって消費され、全て消費されると印刷を実行できなくなる。
論理的な印刷資源とは、前述したカウンタ値や、感光体ドラムの残り回転数などである。感光体ドラムの残り回転数とは、感光体ドラムの回転数が回転上限数に達するまでの残りの回転数をいう。感光体ドラムは使用に伴って劣化するので一般に回転上限数が設定される。感光体ドラムの回転数が回転上限数に達するまでの残り回転数は印刷が実行される毎に論理的に消費され、全て消費されると利用者は感光体ドラムの交換を要求される。
(4)複合機による印刷ジョブの実行の流れ
ここでは先ず制御部15の処理フローについて説明し、次に印刷ジョブがどのような順序で実行されるかをいくつかの具体的なケースを挙げて説明する。
(4−1)処理フロー
図2及び図3は、制御部15の処理フローを示すフローチャートである。本処理は利用者が操作部13を操作して各種の設定情報の設定を開始すると開始される。ここでは印刷資源としてカウンタ値を例に、また、操作部13で設定される印刷ジョブとして複写ジョブを例に説明する。
S101では、利用者は操作部13を操作して印刷ジョブ(複写ジョブ)を設定する。
S102では、制御部15は印刷ジョブの設定が終了したか否かを判定する。例えば利用者は各種の設定情報を設定した後、操作部13に設けられている[コピースタート]ボタンを押下するとする。この場合、制御部15は[コピースタート]ボタンが押下されると印刷ジョブの設定が終了したと判定する。制御部15は印刷ジョブの設定が開始されると[コピースタート]ボタンが押下されたか否かを一定時間間隔で判定し、押下されていない場合はS103に進み、押下された場合はS106に進む。
S103では、制御部15はインタフェース部14を介して外部の装置から印刷ジョブを受信したか否かを判定する。制御部15は外部の装置から印刷ジョブを受信した場合はS104に進み、受信していない場合はS101に戻る。
S104では、制御部15は設定中の印刷ジョブ及び受信した印刷ジョブの両方を実行できるだけのカウンタ値が残っているか否かを判定する。
具体的には、制御部15は、現在のカウンタ値をX、設定中の印刷ジョブの実行に必要な被記録媒体の枚数をY、受信した印刷ジョブの実行に必要な被記録媒体の枚数をZとすると、以下の式1が成立すれば両方の印刷ジョブを実行できるだけのカウンタ値が残っていると判定する。
X≧Y+Z ・・・ 式1
前述したように外部の装置から受信する印刷ジョブには印刷に必要な被記録媒体の枚数Zを特定するための情報が含まれているので、受信した印刷ジョブの実行に必要な被記録媒体の枚数Zは一意に特定できる。
これに対し、設定中の印刷ジョブの場合は、実行に必要な被記録媒体の枚数Yはジョブが確定されるまで判らない。特に複写ジョブの場合はジョブが確定しても実際に実行してみるまで判らない。積載台に何枚の原稿が積載されているかは実行してみるまで判らないからである。
そこで、本実施形態では、複写ジョブの実行に必要な被記録媒体の枚数を推定し、推定した枚数(推定枚数)をYとして用いる。推定枚数(推定量の一例)を用いて判定するようにすると、両方の印刷ジョブを実行できるだけのカウンタ値が残っているか否かを、それらの印刷ジョブを実際に実行する前に判定できる。
この推定枚数としては、例えば1回の印刷ジョブの実行で平均的に消費される被記録媒体の枚数を用いてもよい。ただし、実際に消費する被記録媒体の枚数よりも少なく推定してしまうと、両方の印刷ジョブを実行できるだけのカウンタ値が残っていると判定されたとしても、受信した印刷ジョブを先に実行した後、設定中の印刷ジョブを実行しているとき、実行途中でカウンタ値が足りなくなって中途半端な状態で終了してしまう可能性がある。
そこで、本実施形態では、1回の印刷ジョブの実行で消費されるカウンタ値の上限値(上限量の一例)を推定枚数として用いる。1回の印刷ジョブの実行で消費されるカウンタ値の上限値を用いると、受信した印刷ジョブを先に実行した後、設定中の印刷ジョブを実行するとき、上限値以上のカウンタ値が残っていることになるので、実行途中でカウンタ値が足りなくなって中途半端な状態で終了してしまう可能性を低減できる。
この上限値としては、ADFを用いて複写ジョブを実行する場合には積載台に積載可能な最大枚数を用いてもよい。1枚の原稿につき1枚の被記録媒体を消費すると仮定した場合には、1回の複写ジョブの実行で消費される被記録媒体の枚数は積載台に積載可能な原稿の最大枚数を超えないので、積載台に積載可能な最大枚数は1回の印刷ジョブの実行で消費されるカウンタ値の上限値であることになるからである。
制御部15は、両方の印刷ジョブを実行できるだけのカウンタ値が残っていると判定した場合はS105に進み、残っていないと判定した場合はS101に戻る。
S105では、制御部15は受信した印刷ジョブを実行する。実行中、制御部15は1枚印刷するごとにカウンタ値から1を減じる。
S106では、制御部15はS101で設定された印刷ジョブを実行する。実行中、制御部15は1枚印刷するごとにカウンタ値から1を減じる。
S107では、制御部15はS104において両方の印刷ジョブを実行できるだけのカウンタ値が残っていないと判定されたか否かを判定する。
前述したように設定中の印刷ジョブの実行に必要な被記録媒体の枚数Yは実際に実行してみるまで判らない。このため、S104において両方の印刷ジョブを実行できるだけのカウンタ値が残っていないと判定されていた場合であっても、設定された印刷ジョブを実行した後に、受信した印刷ジョブを実行できるだけのカウンタ値が残っている場合もある。例えば、推定枚数として上限値を用いた場合には、実際に上限値まで消費されることは稀であるので、設定された印刷ジョブを実行した後に、受信した印刷ジョブを実行できるだけのカウンタ値が残っている場合もある。
受信した印刷ジョブを実行できるだけのカウンタ値が残っている場合は、当該受信した印刷ジョブを実行するようにすると、外部から印刷ジョブを送信した利用者の利便性が向上する。
そこで、制御部15はS104において両方の印刷ジョブを実行できるだけのカウンタ値が残っていると判定(肯定判定)されていたか又は両方の印刷ジョブを実行できるだけのカウンタ値が残っていないと判定(否定判定)されていたかを判定し、否定判定されていた場合はS108に進む。一方、肯定判定されていた場合は、S105において当該受信した印刷ジョブが実行されているはずなので、制御部15は処理を終了する。
S108では、制御部15は当該受信した印刷ジョブを実行できるだけのカウンタ値が残っているか否かを判定する。制御部15は、当該受信した印刷ジョブを実行できるだけのカウンタ値が残っていると判定した場合はS109に進み、残っていないと判定した場合は処理を終了する。
S109では、制御部15は当該受信した印刷ジョブを実行する。実行中、制御部15は1枚印刷するごとにカウンタ値から1を減じる。
(4−2)具体的なケース
上述した処理フローに従って処理を行った場合に、印刷ジョブがどのような順序で実行されるかをいくつかの具体的なケースを挙げて説明する。
(ケース1)利用者が操作部13を操作して印刷ジョブを設定している途中に外部から印刷ジョブを受信しなかった場合。
この場合は、常にS103において印刷ジョブを受信していないと判定されるので、S104には進まない。したがってこの場合はS106においてS101で設定された印刷ジョブのみが実行されることになる。
(ケース2)利用者が操作部13を操作して印刷ジョブを設定している途中に外部から印刷ジョブを受信し、それら両方の印刷ジョブを実行できるだけのカウンタ値が残っている場合。
この場合は、S103において印刷ジョブを受信したと判定され、且つS104において両方の印刷ジョブを実行できるだけのカウンタ値が残っていると判定されることになるので、S105において当該受信した印刷ジョブが先に実行され、その後にS106においてS101で設定された印刷ジョブが実行されることになる。
(ケース3)利用者が操作部13を操作して印刷ジョブを設定している途中に外部から印刷ジョブを受信したが、それら両方の印刷ジョブを実行できるだけのカウンタ値が残っていない場合。
この場合は、S103において印刷ジョブを受信したと判定されるが、S104において両方のジョブを実行できるだけのカウンタ値が残っていないと判定されることになるので、当該受信した印刷ジョブは実行されず、S106においてS101で設定された印刷ジョブのみが実行されることになる。ただし、設定中の印刷ジョブを実行した後に当該受信した印刷ジョブを実行できるだけのカウンタ値が残っていればS109において当該受信した印刷ジョブも実行される。
(ケース4)利用者が操作部13を操作していないときに外部から印刷ジョブを受信した場合。
この場合は上述した処理フローは実行されず、受信した印刷ジョブが直ちに実行される。
(5)実施形態の効果
以上説明した本発明の実施形態1に係る複合機1によると、利用者が操作部13を操作して印刷ジョブを設定している途中にインタフェース部14が別の印刷ジョブを受信した場合に、両方の印刷ジョブを実行できるだけのカウンタ値が残っている場合は当該受信した印刷ジョブを先に実行するので、設定中の印刷ジョブを常に先に実行する場合に比べ、外部から印刷ジョブを送信する利用者の利便性が向上する。
一方、両方の印刷ジョブを実行できるだけのカウンタ値が残っていない場合は当該設定中の印刷ジョブを先に実行するので、受信した印刷ジョブを常に先に実行する場合に比べ、操作部13で印刷ジョブを設定する利用者への負担の集中を低減できる。
よって複合機1によると、操作部13で印刷ジョブを設定する利用者に負担を集中させることなく外部から印刷ジョブを送信する利用者の利便性を向上できる。
更に、複合機1によると、両方の印刷ジョブを実行できるだけのカウンタ値が残っていない場合は受信した印刷ジョブについては実行しないので、受信した印刷ジョブの実行途中でカウンタ値が足りなくなって中途半端な状態で終了してしまうことを防止できる。
更に、複合機1によると、両方の印刷ジョブを実行できるだけのカウンタ値が残っていないと判定した場合であっても、設定中の印刷ジョブを実行した後に前記受信した印刷ジョブを実行できるだけのカウンタ値が残っている場合は前記受信した印刷ジョブを実行するので、外部から印刷ジョブを送信する利用者の利便性が向上する。
更に、複合機1によると、設定中の印刷ジョブの実行に必要なカウンタ値の推定値を用いて判定するので、両方の印刷ジョブを実行できるだけのカウンタ値が残っているか否かを、それらの印刷ジョブを実際に実行する前に判定できる。
更に、複合機1によると、1回の印刷ジョブの実行で消費するカウンタ値の上限値を推定値として用いるので、両方の印刷ジョブを実行できるだけのカウンタ値が残っていると判定した場合に、受信した印刷ジョブを先に実行した後、設定中の印刷ジョブを実行するとき、上限値以上のカウンタ値が残っていることになり、実行途中でカウンタ値が足りなくなって中途半端な状態で終了してしまう可能性を低減できる。
<実施形態2>
次に、本発明の実施形態2を図4ないし図5によって説明する。
実施形態2では、操作部13を操作して印刷ジョブを設定する利用者が当該印刷ジョブの実行に必要な被記録媒体の枚数を入力し、カウンタ値の残りが利用者によって入力された枚数と受信した印刷ジョブの実行に必要な被記録媒体の枚数との合計枚数以上であれば、両方の印刷ジョブを実行できるだけのカウンタ値が残っていると判定する。
図4は、実施形態2に係る処理の流れを示すフローチャートである。ここでは実施形態1と同一の処理には同一の符号を付して説明を省略する。
S201では、制御部15は例えば図5に示す入力画面20を操作部13のLCDに表示し、利用者は操作部13の番号ボタンを操作して当該設定中の印刷ジョブの実行に必要な被記録媒体の枚数を入力する。
S202では、制御部15はカウンタ値の残りが利用者によって入力された枚数と受信した印刷ジョブの実行に必要な被記録媒体の枚数との合計枚数以上であるか否かを判定し、合計枚数以上であればS105に進み、合計枚数未満であればS101に戻る。
以上説明した本発明の実施形態2に係る複合機によると、設定中の印刷ジョブの実行に必要な被記録媒体の枚数を利用者に入力させ、入力させた枚数を用いて判定するので、両方の印刷ジョブを実行できるだけのカウンタ値が残っているか否かを、それらの印刷ジョブを実際に実行する前に判定できる。
実施形態2はその他の点において実施形態1と実質的に同一である。
<実施形態3>
次に、本発明の実施形態3を図6ないし図7によって説明する。
実施形態3では、利用者が操作部13を操作して印刷ジョブを設定している途中にインタフェース部14が外部の装置から別の印刷ジョブを受信すると、カウンタ値と当該受信した印刷ジョブの実行に必要な被記録媒体の枚数とを利用者に案内した上で、当該設定中の印刷ジョブ又は当該受信した印刷ジョブのいずれを先に実行するかを利用者に選択させる。
図6は、実施形態3に係る処理の流れを示すフローチャートである。ここでは実施形態1と同一の処理には同一の符号を付して説明を省略する。
S301では、制御部15は例えば図7に示す選択画面21を操作部13のLCDに表示する。利用者は受信した印刷ジョブを先に実行する場合は「はい」を選択し、自身が設定中の印刷ジョブを先に実行する場合は「いいえ」を選択する。
S302では、制御部15は「はい」が選択された場合はS105に進み、「いいえ」が選択された場合はS101に戻る。
以上説明した本発明の実施形態3に係る複合機によると、利用者が操作部13を操作して印刷ジョブを設定している途中にインタフェース部14が別の印刷ジョブを受信すると、カウンタ値と当該受信した印刷ジョブの実行に必要な被記録媒体の枚数とを利用者に案内する。これにより、操作部13で印刷ジョブを設定中の利用者は、受信した印刷ジョブを先に実行するとその後に自身の印刷ジョブを実行できなくなる可能性があるかを選択前に判断することができる。自身の印刷ジョブを実行できなくなる可能性がある場合は、操作部13で印刷ジョブを設定中の利用者は自身の印刷ジョブを先に実行するという選択をする(「いいえ」を選択する)ことにより、自身への負担の集中を低減できる。
一方、操作部13で印刷ジョブを設定中の利用者が前記受信した印刷ジョブを先に実行するという選択をした場合(「はい」を選択した場合)には、受信した印刷ジョブが先に実行されることにより、外部から印刷ジョブを送信する利用者の利便性が向上する。
よって実施形態3に係る複合機によると、操作部13で印刷ジョブを設定する利用者に負担を集中させることなく外部から印刷ジョブを送信する利用者の利便性を向上できる。
実施形態3はその他の点において実施形態1と実質的に同一である。
<実施形態4>
次に、本発明の実施形態4を説明する。
実施形態4は、操作部13の利用が競合する場合に、操作部13の使用権を予約できるようにしたものである。
利用者Aが操作部13を操作して印刷ジョブを設定しようとしたとき、別の利用者Bが先に操作していた場合には、利用者Aは利用者Bの操作が終了するのを待つことになる。この場合、利用者Aは操作部13を使用する権利(使用権)を予約して利用者Bの操作が終了するのを待つ。
使用権の予約は、例えば各利用者に割り当てられているパスワードを入力することによって行ってもよいし、各利用者に配布されているICカードを挿入することによって行ってもよい。また、利用者が操作部13の所定のボタンを押下するとランダムな番号を表示するようにし、利用者はその番号を記憶し、操作部13を操作する時その番号をパスワードとして入力するようにしてもよい。
例えば利用者Aがパスワードを入力して予約した場合には、利用者Bの操作が終了した後、利用者Aがパスワードを入力するまで他の利用者は予約以外の操作を行えない状態となり、利用者Aがパスワードを入力すると操作可能な状態に復帰する。したがって利用者Aのみが操作部13を操作できることになる。
なお、利用者Aが使用権を予約した後、利用者Aが操作部13の操作を開始する前に外部から印刷ジョブを受信した場合は、利用者Aは未だ操作部13を操作していないので、当該受信した印刷ジョブ及び利用者Aが設定する印刷ジョブの両方を実行できるだけのカウンタ値が残っているか否かによらず、受信した印刷ジョブを先に実行するようにしてもよい。
また、例えば利用者Bによる操作が終了してから一定時間経過しても利用者Aが操作を行わない場合は、利用者Aの予約をキャンセルするようにしてもよい。
以上説明した本発明の実施形態4に係る複合機によると、利用者Aは自身の後に来た別の利用者に追い越されて先に複合機が操作されてしまわないようにすることができる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では印刷資源としてカウンタ値を例に説明したが、印刷資源は、用紙トレイに収容されている被記録媒体、トナー、感光体ドラムの残り回転数などであってもよい。
例えば用紙トレイに収容されている被記録媒体を印刷資源として用いる場合には、用紙トレイに収容されている現在の被記録媒体の枚数を把握するための手段を備える必要がある。この手段としては、例えば用紙トレイに被記録媒体を収容した利用者がその枚数を入力し、被記録媒体が消費される度にその枚数を減じるようにしてもよいし、機械的に枚数をカウントする機構を設けてもよい。トナーについても同様であるが、トナーの場合は一般に残量を管理していることが多いので、その管理情報を用いることもできる。
(2)上記実施形態1では、両方の印刷ジョブを実行できるだけのカウンタ値が残っていると判定された場合は受信した印刷ジョブ及び設定中の印刷ジョブをこの順で実行し、残っていないと判定された場合は設定中の印刷ジョブのみを実行する。これとは逆に、両方の印刷ジョブを実行できるだけのカウンタ値が残っていると判定された場合は設定中の印刷ジョブ及び受信した印刷ジョブをこの順で実行し、残っていないと判定された場合は受信した印刷ジョブのみを実行するようにしてもよい。
(3)上記実施形態1では複写ジョブの実行に必要な被記録媒体の枚数を推定する場合に、1回の印刷ジョブの実行で消費されるカウンタ値の上限値を用い、その上限値として積載台に積載可能な最大枚数を用いる場合を例に説明したが、1回の印刷ジョブの実行で消費するカウンタ値の上限値を管理者が設定できるように構成し、管理者によって設定された上限値を用いて判定してもよい。
(4)上記実施形態ではレーザー方式で画像を形成するプリンタ部12を例に説明したが、プリンタ部12はインクジェット方式で画像を形成するものであってもよい。
(5)上記実施形態では画像形成装置としてスキャナ部11とプリンタ部12とを有する複合機を例に説明したが、スキャナ部11を備えない所謂プリンタであってもよい。ただし、この場合は複写ジョブは実行できないことになる。
(6)上記実施形態では両方の印刷ジョブを実行できるだけのカウンタ値が残っているか否かを利用者が印刷ジョブを設定している途中に判定する場合を例に説明したが、図8に示すように印刷ジョブの設定が終了するのを待って判定してもよい。このようにすると、例えばUSBストレージデバイスに記憶されている画像データを印刷する印刷ジョブを設定する場合には、操作部13で印刷ジョブの設定が終了した時点で印刷に使用する被記録媒体の枚数が確定するので、S104において両方の印刷ジョブを実行できるだけのカウンタ値が残っているか否かを推定枚数を用いずに正確に判定することができる。
本発明の一実施形態に係る画像形成装置のブロック図。 本発明の一実施形態に係るフローチャート。 本発明の一実施形態に係るフローチャート。 本発明の一実施形態に係るフローチャート。 本発明の一実施形態に係る入力画面の模式図。 本発明の一実施形態に係るフローチャート。 本発明の一実施形態に係る選択画面の模式図。 本発明の一実施形態に係るフローチャート。
1…複合機(画像形成装置)
11…スキャナ部(読取手段)
12…プリンタ部(ジョブ実行手段)
13…操作部(操作手段、入力手段)
14…インタフェース部(受信手段)
15…制御部(操作手段、受信手段、ジョブ実行手段、第1の判定手段、第2の判定手段、読取手段、入力手段、記憶手段)

Claims (12)

  1. 利用者が印刷ジョブを設定するための操作手段と、
    外部から印刷ジョブを受信する受信手段と、
    印刷資源を消費して印刷ジョブを実行するジョブ実行手段と、
    前記操作手段の操作による印刷ジョブの設定中に前記受信手段が別の印刷ジョブを受信した場合に、それら両方の印刷ジョブを実行できるだけの印刷資源が残っているか否かを判定する第1の判定手段と、
    を備え、
    前記印刷資源は、印刷に用いられることによって物理的に消費される消耗品、又は、印刷が実行される毎に減じられることによって論理的に消費される設定値であり、
    前記第1の判定手段は、前記印刷資源の残量が、前記操作手段によって設定される印刷ジョブの実行に必要な前記印刷資源の量として予め推定されている推定量と、前記受信した印刷ジョブの実行に必要な印刷資源の量との合計量以上であれば両方の印刷ジョブを実行できるだけの印刷資源が残っていると判定し、
    前記ジョブ実行手段は、
    前記第1の判定手段で両方の印刷ジョブを実行できるだけの印刷資源が残っていると判定された場合は前記受信した印刷ジョブ及び前記設定中の印刷ジョブをこの順で実行し、残っていないと判定された場合は前記設定中の印刷ジョブのみを実行する、画像形成装置。
  2. 利用者が印刷ジョブを設定するための操作手段と、
    外部から印刷ジョブを受信する受信手段と、
    印刷資源を消費して印刷ジョブを実行するジョブ実行手段と、
    前記操作手段の操作による印刷ジョブの設定中に前記受信手段が別の印刷ジョブを受信した場合に、それら両方の印刷ジョブを実行できるだけの印刷資源が残っているか否かを判定する第1の判定手段と、
    を備え、
    前記印刷資源は、印刷に用いられることによって物理的に消費される消耗品、又は、印刷が実行される毎に減じられることによって論理的に消費される設定値であり、
    前記第1の判定手段は、前記印刷資源の残量が、前記操作手段によって設定される印刷ジョブの実行に必要な前記印刷資源の量として予め推定されている推定量と、前記受信した印刷ジョブの実行に必要な印刷資源の量との合計量以上であれば両方の印刷ジョブを実行できるだけの印刷資源が残っていると判定し、
    前記ジョブ実行手段は、
    前記第1の判定手段で両方の印刷ジョブを実行できるだけの印刷資源が残っていると判定された場合は前記設定中の印刷ジョブ及び前記受信した印刷ジョブをこの順で実行し、残っていないと判定された場合は前記受信した印刷ジョブのみを実行する、画像形成装置。
  3. 請求項1に記載の画像形成装置であって、
    前記第1の判定手段で両方の印刷ジョブを実行できるだけの印刷資源が残っていないと判定されて前記ジョブ実行手段により前記設定中の印刷ジョブが実行された後に、前記受信した印刷ジョブを実行できるだけの印刷資源が残っているか否かを判定する第2の判定手段を備え、
    前記ジョブ実行手段は、前記第2の判定手段で印刷資源が残っていると判定された場合は前記受信した印刷ジョブを実行する、画像形成装置
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の画像形成装置であって、
    前記ジョブ実行手段は1回の印刷ジョブの実行で消費する印刷資源の上限量が設定されており、
    前記第1の判定手段は、前記上限量を前記推定量として用いる、画像形成装置
  5. 請求項4に記載の画像形成装置であって、
    前記ジョブ実行手段は積載台に積載されている複数の原稿を1枚ずつ自動搬送しながら読み取って画像データを生成する読取手段を有し、
    前記操作手段で設定される印刷ジョブは、前記積載台に積載されている複数の原稿を1枚ずつ読み取って画像データを生成し、生成した画像データに基づいて被記録媒体に画像を印刷する複写ジョブであり、
    前記上限量は前記積載台に積載可能な最大枚数である、画像形成装置
  6. 利用者が印刷ジョブを設定するための操作手段と、
    外部から印刷ジョブを受信する受信手段と、
    印刷資源を消費して印刷ジョブを実行するジョブ実行手段と、
    前記操作手段の操作による印刷ジョブの設定中に前記受信手段が別の印刷ジョブを受信した場合に、それら両方の印刷ジョブを実行できるだけの印刷資源が残っているか否かを判定する第1の判定手段と、
    を備え、
    前記印刷資源は、印刷に用いられることによって物理的に消費される消耗品、又は、印刷が実行される毎に減じられることによって論理的に消費される設定値であり、
    前記操作手段は、前記設定中の印刷ジョブの実行に必要な印刷資源の量を利用者が入力するための入力手段を有し、
    前記第1の判定手段は、印刷資源の残量が前記入力手段で入力された量と前記受信した印刷ジョブの実行に必要な印刷資源の量との合計量以上であれば両方の印刷ジョブを実行できるだけの印刷資源が残っていると判定し、
    前記ジョブ実行手段は、
    前記第1の判定手段で両方の印刷ジョブを実行できるだけの印刷資源が残っていると判定された場合は前記受信した印刷ジョブ及び前記設定中の印刷ジョブをこの順で実行し、残っていないと判定された場合は前記設定中の印刷ジョブのみを実行する、画像形成装置。
  7. 利用者が印刷ジョブを設定するための操作手段と、
    外部から印刷ジョブを受信する受信手段と、
    印刷資源を消費して印刷ジョブを実行するジョブ実行手段と、
    前記操作手段の操作による印刷ジョブの設定中に前記受信手段が別の印刷ジョブを受信した場合に、それら両方の印刷ジョブを実行できるだけの印刷資源が残っているか否かを判定する第1の判定手段と、
    を備え、
    前記印刷資源は、印刷に用いられることによって物理的に消費される消耗品、又は、印刷が実行される毎に減じられることによって論理的に消費される設定値であり、
    前記操作手段は、前記設定中の印刷ジョブの実行に必要な印刷資源の量を利用者が入力するための入力手段を有し、
    前記第1の判定手段は、印刷資源の残量が前記入力手段で入力された量と前記受信した印刷ジョブの実行に必要な印刷資源の量との合計量以上であれば両方の印刷ジョブを実行できるだけの印刷資源が残っていると判定し、
    前記ジョブ実行手段は、
    前記第1の判定手段で両方の印刷ジョブを実行できるだけの印刷資源が残っていると判定された場合は前記設定中の印刷ジョブ及び前記受信した印刷ジョブをこの順で実行し、残っていないと判定された場合は前記受信した印刷ジョブのみを実行する、画像形成装置。
  8. 請求項1乃至請求項7のいずれか一項に記載の画像形成装置であって、
    前記印刷手段の印刷資源の残量を記憶する記憶手段を備え、
    前記第1の判定手段は、前記記憶手段から印刷資源の残量を取得する、画像形成装置
  9. 利用者が印刷ジョブを設定するための操作段階と、
    外部から印刷ジョブを受信する受信段階と、
    印刷資源を消費して印刷ジョブを実行するジョブ実行段階と、
    前記操作段階での印刷ジョブの設定中に前記受信段階で別の印刷ジョブを受信した場合に、それら両方の印刷ジョブを実行できるだけの印刷資源が残っているか否かを判定する第1の判定段階と、
    を含み、
    前記印刷資源は、印刷に用いられることによって物理的に消費される消耗品、又は、印刷が実行される毎に減じられることによって論理的に消費される設定値であり、
    前記第1の判定段階において、前記印刷資源の残量が、前記操作段階で設定される印刷ジョブの実行に必要な前記印刷資源の量として予め推定されている推定量と、前記受信した印刷ジョブの実行に必要な印刷資源の量との合計量以上であれば両方の印刷ジョブを実行できるだけの印刷資源が残っていると判定し、
    前記ジョブ実行段階において、
    前記第1の判定段階で両方の印刷ジョブを実行できるだけの印刷資源が残っていると判定された場合は前記受信した印刷ジョブ及び前記設定中の印刷ジョブをこの順で実行し、残っていないと判定された場合は前記設定中の印刷ジョブのみを実行する、画像形成方法。
  10. 利用者が印刷ジョブを設定するための操作段階と、
    外部から印刷ジョブを受信する受信段階と、
    印刷資源を消費して印刷ジョブを実行するジョブ実行段階と、
    前記操作段階での印刷ジョブの設定中に前記受信段階で別の印刷ジョブを受信した場合に、それら両方の印刷ジョブを実行できるだけの印刷資源が残っているか否かを判定する第1の判定段階と、
    を含み、
    前記印刷資源は、印刷に用いられることによって物理的に消費される消耗品、又は、印刷が実行される毎に減じられることによって論理的に消費される設定値であり、
    前記第1の判定段階において、前記印刷資源の残量が、前記操作段階で設定される印刷ジョブの実行に必要な前記印刷資源の量として予め推定されている推定量と、前記受信した印刷ジョブの実行に必要な印刷資源の量との合計量以上であれば両方の印刷ジョブを実行できるだけの印刷資源が残っていると判定し、
    前記ジョブ実行段階において、
    前記第1の判定段階で両方の印刷ジョブを実行できるだけの印刷資源が残っていると判定された場合は前記設定中の印刷ジョブ及び前記受信した印刷ジョブをこの順で実行し、残っていないと判定された場合は前記受信した印刷ジョブのみを実行する、画像形成方法。
  11. 利用者が印刷ジョブを設定するための操作段階と、
    外部から印刷ジョブを受信する受信段階と、
    印刷資源を消費して印刷ジョブを実行するジョブ実行段階と、
    前記操作段階での印刷ジョブの設定中に前記受信段階で別の印刷ジョブを受信した場合に、それら両方の印刷ジョブを実行できるだけの印刷資源が残っているか否かを判定する第1の判定段階と、
    含み
    前記印刷資源は、印刷に用いられることによって物理的に消費される消耗品、又は、印刷が実行される毎に減じられることによって論理的に消費される設定値であり、
    前記操作段階において、利用者は前記設定中の印刷ジョブの実行に必要な印刷資源の量を入力し、
    前記第1の判定段階において、印刷資源の残量が前記操作段階で入力された量と前記受信した印刷ジョブの実行に必要な印刷資源の量との合計量以上であれば両方の印刷ジョブを実行できるだけの印刷資源が残っていると判定し、
    前記ジョブ実行段階において、
    前記第1の判定段階で両方の印刷ジョブを実行できるだけの印刷資源が残っていると判定された場合は前記受信した印刷ジョブ及び前記設定中の印刷ジョブをこの順で実行し、残っていないと判定された場合は前記設定中の印刷ジョブのみを実行する、画像形成方法。
  12. 利用者が印刷ジョブを設定するための操作段階と、
    外部から印刷ジョブを受信する受信段階と、
    印刷資源を消費して印刷ジョブを実行するジョブ実行段階と、
    前記操作段階での印刷ジョブの設定中に前記受信段階で別の印刷ジョブを受信した場合に、それら両方の印刷ジョブを実行できるだけの印刷資源が残っているか否かを判定する第1の判定段階と、
    含み
    前記印刷資源は、印刷に用いられることによって物理的に消費される消耗品、又は、印刷が実行される毎に減じられることによって論理的に消費される設定値であり、
    前記操作段階において、利用者は前記設定中の印刷ジョブの実行に必要な印刷資源の量を入力し、
    前記第1の判定段階において、印刷資源の残量が前記操作段階で入力された量と前記受信した印刷ジョブの実行に必要な印刷資源の量との合計量以上であれば両方の印刷ジョブを実行できるだけの印刷資源が残っていると判定し、
    前記ジョブ実行段階において、
    前記第1の判定段階で両方の印刷ジョブを実行できるだけの印刷資源が残っていると判定された場合は前記設定中の印刷ジョブ及び前記受信した印刷ジョブをこの順で実行し、残っていないと判定された場合は前記受信した印刷ジョブのみを実行する、画像形成方法。
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