JP4694376B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、感光体を備えた複写機やプリンタ等の画像形成装置に関し、特に感光体の周面に対して研磨による清浄化処理を施し得るように構成された画像形成装置に関するものである。
通常、複写機やプリンタ等の画像形成装置においては、軸心回りに回転している感光体(感光体ドラム)の周面近傍で行われる帯電器による放電により当該感光体周面に帯電処理を施すようになされている。この帯電処理が施された感光体の周面に露光装置から画像情報に基づく光が照射され、光が当たった部分の帯電状態の消滅によって静電潜像が形成される。この静電潜像に向けて現像装置からトナーが供給されることにより感光体の周面にトナー像が形成され、このトナー像が用紙に転写されるようになされている。
ところで、感光体の周面に極めて滑らかで、かつ、高硬度であるが、吸湿性が高いという特質を備えたアモルファスシリコン(a−Si)層が形成されている場合(以下かかる層が形成された感光体をa−Si感光体という)には、帯電器の放電で発生した水溶性の放電生成物(例えばMOx等の酸化物、オゾン)が高い吸湿性によりa−Si感光体の周面に付着し易くなる。
そして、この放電生成物がa−Si感光体の周面に付着したままになると、当該a−Si感光体の周面のトナー像が横に流れたようになる、所謂「画像流れ」が発生するというa−Si感光体特有の問題が生じる。因みに、通常の有機感光体(OPC)を用いた場合には、放電生成物が付着しても下記研磨ローラとの摺接で感光体周面が削られて新しい面が形成され易いため、前記のような問題は生じ難い。
下記特許文献1には、この問題に対し、周面がa−Si感光体の周面と当接するように研磨ローラを配設し、この研磨ローラの駆動回転でトナーに含まれている研磨剤によりa−Si感光体の周面を研磨処理することを定期的に行う技術が開示されている。
特開平11―3014号公報
本発明は、従来のかかる状況に鑑みなされたものであって、感光体の回転速度が変化した場合であっても、感光体に対する研磨性能を維持することのできる画像形成装置を提供することを目的としている。
本発明は、露光手段で露光されることにより周面に静電潜像が形成される像担持手段と、前記像担持手段に形成された静電潜像を現像剤により現像化する現像手段と、前記像担持手段の周面に対する前記露光手段からの所定の画像情報に基づく露光処理により形成された静電潜像に前記現像手段からトナーを供給することによって形成されたトナー像を用紙に転写する画像形成モードと、前記像担持手段の周面に供給されたトナーを研磨剤として用い所定の研磨ローラの軸心回りの回転で当該周面に研磨処理を施す研磨モードとの間でモードの切替を行うモード切替手段と、前記研磨モードにおいて、前記像担持手段の回転速度に応じて前記現像手段から像担持手段への研磨に要するトナーの供給量を制御する制御手段と、を備え、前記研磨モードは、研磨時間を同一として、前記像担持手段が第1の回転速度で実行される第1の研磨モードと、前記像担持手段が前記第1の回転速度よりも遅い第2の回転速度で実行される第2の研磨モードとを含み、前記制御手段は、前記現像手段から前記像担持手段への研磨に要するトナーの供給量を、前記第1の研磨モードが実行されるときは第1のトナー供給量とし、前記第2の研磨モードが実行されるときは前記第1のトナー供給量よりも供給量が多い第2のトナー供給量とする制御を行うことを特徴とするものである。
この発明によれば、像担持手段の回転速度に応じて前記現像手段から像担持手段へのトナーの供給量を制御するようにしたので、像担持手段の回転速度が低下しても、適切な研磨に要するトナー量のトナーを現像手段から像担持手段に供給することが可能となる。
上記構成において、前記現像手段に交流バイアスを印加するバイアス印加手段を備え、前記制御手段は、前記像担持手段の回転速度に応じて前記バイアス印加手段により印加される交流バイアスを制御し、前記制御手段は、前記交流バイアスを、前記第1の研磨モードが実行されるときは第1の交流バイアスとし、前記第2の研磨モードが実行されるときは前記第1の交流バイアスよりもバイアス値が大きい第2の交流バイアスとする制御を行うことを特徴とするものである。
この発明によれば、前記像担持手段の回転速度に応じて前記バイアス印加手段により印加される交流バイアスを制御するようにしたので、前記現像手段から像担持手段へのトナーの供給量を制御することができる。
上記構成において、前記現像手段にバイアスを印加するバイアス印加手段を備え、前記制御手段は、前記像担持手段の周面の露光されない状態における表面電位をV0、前記現像手段に印加するバイアス電圧をVbとするとき、前記像担持手段の回転速度に応じて電圧(V0−Vb)を制御し、前記制御手段は、前記電圧(V0−Vb)を、前記第1の研磨モードが実行されるときは第1の電圧(V0−Vb)とし、前記第2の研磨モードが実行されるときは前記第1の電圧(V0−Vb)よりも値が小さい第2の電圧(V0−Vb)とする制御を行うことを特徴とするものである。
また、上記構成において、前記現像手段に交流バイアスを印加するバイアス印加手段を備え、前記制御手段は、前記像担持手段の回転速度に応じて前記バイアス印加手段により印加される交流バイアスのDuty比を制御し、前記制御手段は、前記交流バイアスのDuty比を、前記第1の研磨モードが実行されるときは第1のDuty比とし、前記第2の研磨モードが実行されるときは前記第1のDuty比よりもDuty比が大きい第2のDuty比とする制御を行うことを特徴とするものである。
上記構成において、前記制御手段は、前記像担持手段の回転速度が低下するとき、前記交流バイアスを大きくすることを特徴とするものである。
この発明によれば、前記像担持手段の回転速度が低下するとき、前記交流バイアスを大きくするようにしたので、適切な研磨に要するトナー量のトナーを現像装置から像担持手段に供給することができる。
上記構成において、前記現像手段にバイアスを印加するバイアス印加手段を備え、前記制御手段は、前記像担持手段の周面の露光されない状態における表面電位をV0、前記現像手段に印加するバイアス電圧をVbとするとき、前記像担持手段の回転速度に応じて電圧(V0−Vb)を制御することを特徴とするものである。
この発明によれば、前記像担持手段の回転速度に応じて電圧(V0−Vb)を制御するようにしたので、前記現像手段から像担持手段へのトナーの供給量を制御することができる。
上記構成において、前記制御手段は、前記像担持手段の回転速度が低下するとき、電圧(V0−Vb)を小さくすることを特徴とするものである。
この発明によれば、前記像担持手段の回転速度が低下するとき、電圧(V0−Vb)を小さくするようにしたので、適切な研磨に要するトナー量のトナーを現像装置から像担持手段に供給することができる。
上記構成において、前記現像手段に交流バイアスを印加するバイアス印加手段を備え、前記制御手段は、前記像担持手段の回転速度に応じて前記バイアス印加手段により印加される交流バイアスのDuty比を制御することを特徴とするものである。
この発明によれば、前記像担持手段の回転速度に応じて前記現像手段に印加する交流バイアスのDuty比を制御するようにしたので、前記現像手段から像担持手段へのトナーの供給量を制御することができる。
上記構成において、前記制御手段は、前記像担持手段の回転速度が低下するとき、前記交流バイアスのDuty比を大きくすることを特徴とするものである。
この発明によれば、前記像担持手段の回転速度が低下するとき、交流バイアスのDuty比を大きくするようにしたので、適切な研磨に要するトナー量のトナーを現像手段から像担持手段に供給することができる。
本発明によれば、像担持手段の回転速度が低下しても適切な研磨に要するトナー量のトナーを現像手段から像担持手段に供給することができるため、像担持手段の回転速度が変化した場合であっても、像担持手段に対する研磨性能を維持することができる。
図1は、本発明に係る画像形成装置の一例である複写機1の内部構成の概要を説明するための正面断面視の説明図である。図1に示すように、複写機1は、本体部10内に画像形成部100、原稿読取部300および給紙部400が内装されるとともに、本体部10の上部に原稿給送部200が設けられた基本構成を有している。前記画像形成部100は、本体部10の中央部に形成され、この本体部10の後述する胴内排紙トレイ131を介した上部位置に原稿読取部300が設けられているとともに、同下部位置に給紙部400が形成されている。また、本体部10の上部フロント位置に操作表示部500が設けられている。
前記原稿読取部300は、原稿の読み取りを行って当該原稿に対応する画像データを生成するものである。かかる原稿読取部300は、光学的に取得した原稿の画像から画像データを生成するCCD(charge coupled device)イメージセンサおよび露光ランプ等を備えたスキャナ301などを有し、その上面に、原稿画像を読み取るための原稿が載置される第1プラテンガラス302と、原稿給送部200のADF(原稿自動読取装置)用の第2プラテンガラス303とを備えている。
原稿読取部300は、第1プラテンガラス302上に載置された原稿、あるいは原稿給送部200で第2プラテンガラス303へ向けて自動送給された原稿を走査しつつ取得した画像データを後述する主制御部20(図3参照)へ出力するようになっている。
前記ADFを備えた原稿給送部200は、第2プラテンガラス303の原稿読み取り位置へ原稿を給送するとともに、原稿読取部300によって読み取られた原稿を原稿給送部200の排出部へ排出するようになっている。かかる原稿給送部200は、装置の背面側を回動支点(回転中心軸)として原稿読取部300の上面に対して可倒式に構成されており、第1および第2プラテンガラス302,303の上面を開放するようになされ、第1プラテンガラス302の上面に、例えば見開き状態にされた書籍等のブック原稿を載置することが可能になっている。
前記給紙部400は、画像形成部100に対して転写処理用の用紙を給紙するためのものである。かかる給紙部400は、各サイズの用紙(記録紙)が収納される給紙カセット401、402と、本体部10の一側方に開閉自在に構成された手差しトレイ4031等からなる手差し給紙部403とを備えて構成されている。
かかる給紙部400は、各給紙カセット401、402から画像形成部100へ用紙を搬送する搬送経路404と、手差し給紙部403から画像形成部100へ用紙を搬送する搬送経路405とを備えている。各給紙カセット401、402および手差し給紙部403は、収納されている用紙を取り出すためのピックアップローラ406、407、408、および用紙を1枚ずつ各搬送経路に送り出す給紙ローラ409、410、411を備えている。前記搬送経路404には、用紙を搬送する搬送ローラ412、413および搬送されてくる用紙を画像形成部100の手前で待機させるためのレジストローラ414が設けられている。なお、前記搬送経路405は、搬送ローラ413とレジストローラ414との間で搬送経路404と合流している。
画像形成部100は、給紙部400によって搬送されてきた用紙に対して所定の形成された画像を転写するものである。かかる画像形成部100は、ドラムユニット部110および定着部120を備えている。ドラムユニット部110の詳細については後述する。
定着部120は、ドラムユニット部110において用紙に転写されたトナー像を定着させるものである。かかる定着部120は、ヒートローラ121および周面がこのヒートローラ121の周面に対向配置された圧ローラ122を備え、用紙がこれらヒートローラ121と圧ローラ122とのニップ部に供給されることにより用紙上のトナー像がヒートローラ121からの熱を得て溶融し、用紙に定着されるようになっている。
本体部10と原稿読取部300との間には、胴内排紙トレイ131が設けられているとともに、図1における左側部には機外排紙トレイ132が設けられ、定着部120から搬送されてきた用紙は、それぞれ排出ローラ133、134によって対象となる排紙トレイ131、132へ向けて排出されるようになっている。なお、用紙の搬送方向は、排出分岐ガイド135によって、胴内排紙トレイ131向けの排出ローラ133側と機外排紙トレイ132向けの排出ローラ134側とに切り換え可能になっている。
操作表示部500は、ユーザの操作に応じて所定の指示入力を行うものである。かかる操作表示部500は、ユーザが印刷実行指示を入力するためのスタートキー501と、印刷部数等を入力するためのテンキー502と、各種複写動作の設定等を入力するための操作ガイド情報等を表示すると共に、種々の操作ボタン等が表示される液晶表示器(LCD)等からなるディスプレイ503とを備えている。
図2は、ユニット構成されたドラムユニット部110の一実施形態の概要を説明するための正面断面視の説明図である。図2に示すように、ドラムユニット部110は、感光体ドラム(前記像担持手段)101と、この感光体ドラム101の周囲に直上位置から時計方向に向けて順次配設された帯電部102、現像部(現像手段)103、クリーニング部104、露光部(露光手段)105、転写部106、除電部107および交流バイアス電圧記憶部108とを備えて構成されている。
感光体ドラム(感光体)101は、軸心回りに同図中に示す矢印方向に回転可能に支持されている。本実施形態においては感光体ドラム101として周面にアモルファスシリコン(a−Si)が積層されてなるアモルファスシリコンドラム(a−Siドラム)が採用されている。かかるa−Siドラムは、所定のドラム状の円筒体の表面にアモルファスシリコンの膜(例えば膜厚は20μm)が蒸着等により積層されたものである。このa−Si膜は、膜表面硬度が例えばビッカース硬さで約1500〜2000と極めて高い硬度を有している。かかる感光体ドラム101の周面は、帯電部102により約+250Vに一様に帯電され、該周面上に露光部105からの光の照射で画像情報に応じた静電潜像が形成される。なお、感光体ドラム101は、約210mm/secのスピード(ドラム線速)で駆動回転されるようになっている。
帯電部102は、感光体ドラム101の表面を所定電位に均一に帯電させるものである。かかる帯電部102は、感光体ドラム101の周面に対向配置された帯電ワイヤ1021を有し、この帯電ワイヤ1021に所定の電圧が印加されることによりコロナ放電で感光体ドラム101の周面(すなわちa−Si層)に一様な電荷を付与するようになっている。
現像部103は、露光部105からの光の照射で感光体ドラム101の周面に形成された静電潜像上にトナーを付着させて静電潜像を顕在化(現像)するものである。かかる現像部103は、感光体ドラム101と僅かな隙間を介して対向配置された現像ローラ1031と、トナーを収納するトナー収納部1032と、現像ローラ1031の直上位置に配設された層規制ブレード1033とを備えて構成されている。
前記層規制ブレード1033は、トナー収納部1032から現像ローラ1031上に供給されるトナー量が適正量となるように、すなわちトナーの薄層が形成されるようにトナー量を規制するものである。
かかる現像部103において、通常の画像形成モード時に現像ローラ1031に、例えば周波数約6.0kHzで1.6kVの交流バイアス電圧と、180Vの直流バイアス電圧Vdcとを印加することでトナーを例えばプラスに帯電し、このトナーを現像ローラ1031上から感光体ドラム101周面の露光した部分(露光により電荷が除去されてなる静電潜像の部分)に吸着させる。これにより静電潜像がトナーによる実像に置き換えられて現像ローラ1031の周面にトナー像が形成されることになる。
前記クリーニング部104は、クリーニングローラ(研磨ローラ)1041およびクリーニングブレード1042等を備えて構成され、用紙への画像の転写が終了した後の感光体ドラム101の周面に残留しているトナー(転写残トナー)をクリーニング(清浄化処理)するとともにドラム周面の除電を行うものである。具体的には、クリーニングローラ1041は、例えばEPDM(エチレンプロピレンゴム)材からなり、感光体ドラム101に摺接研磨しつつ回転し、該ドラム周面の放電生成物を除去する。また、クリーニングブレード1042は、その下端縁部1043を感光体ドラム101周面に圧接し、該感光体ドラム101周面の残留トナーを機械的に除去するようになっている。
露光部105は、後述する画像記憶部30等から送信されてきた画像データに基づき、露光レーザ1051を感光体ドラム101の周面に照射し、当該周面をレーザービームで走査して露光することにより感光体ドラム101周面に静電潜像を形成するものである。
転写部106は、感光体ドラム101に形成されたトナー像を用紙に転写するためのものであり、感光体ドラム101の周面に対向配置され、かつ、トナー像とは逆電位の電圧が印加される転写ローラ1061を備えている。そして、矢印A方向に搬送されてきた用紙は、転写ローラ1061によって感光体ドラム101に押し当てられる。これによって用紙には、前記現像部103において感光体ドラム101上に顕在化されたトナー像が静電気的に引き剥がされて転写されることになる。なお、本実施形態においては、顕在化された感光体ドラム101周面のトナー像は、転写ローラ1061において転写バイアス−2.5kVで用紙上に転写されるようにしている。
前記除電部107は、LED光等の除電用光線を感光体ドラム101の周面に照射することによって当該感光体ドラム101の周面を除電処理する(すなわち、残留電荷を消去する)ものである。
そして、本発明においては、感光体ドラム101の周面の研磨処理のために複写機1の動作に関し特に設定された研磨モードにおいて、軸心回りに回転する感光体ドラム101の周面を、前記現像部103の現像ローラ1031から当該周面に供給された研磨剤を含むトナーを用いて前記クリーニングローラ1041の軸心回りの回転で研磨処理することにより清浄化するようにしている。
そのために、研磨モードにおいては、感光体ドラム101の周面に対する帯電ワイヤ1021による帯電処理が実行された後に露光部105からの感光体ドラム101周面に対する露光処理が停止された状態で感光体ドラム101に向けて現像ローラ1031からトナーを供給するようにしている。
さらに、本実施形態においては、前記現像ローラ1031に印加する交流バイアスをVppと表すものとすると、感光体ドラム101の周面に研磨処理を施す研磨モードにおいては、感光体ドラム101の回転速度の低下に伴って、前記交流バイアスVppを大きくするようにしている。
これにより、感光体ドラム101の回転速度が低下しても、適切な研磨に要するトナー量のトナーを現像ローラ1031から感光体ドラム101に供給することができる。なお、この点については後述する。
図3は、図1に示す複写機1の主制御部20による動作制御を説明するためのブロック図である。複写機1は、図3に示すような装置全体の動作を制御するマイクロコンピュータからなる主制御部20を備えている。主制御部20は、複写機1の各種の動作に関し予め入力されたプログラムに基づき制御を実行する演算処理装置としてのCPU(central processing unit)、複写機1の制御プログラムを記憶するROM(read only memory)、一時的にデータを保管するRAM(random access memory)等を備えて構成され、操作表示部500等において入力された所定の指示情報や、各所に設けられた各種センサからの検出信号に応じて装置全体の制御を行うようになされている。
かかる主制御部20は、例えば所定期間、複写機1が使用されない即ちコピー動作が実行されないような場合に、複写機1各部を所謂スリープモードでの駆動状態に移行させる制御、或いはユーザがコピーを実行しようとした時点で当該スリープモードから自動的に通常印刷モードに復帰させる制御なども行う。また、主制御部20は、前記画像形成部100、前記原稿給送部200、前記原稿読取部300、前記給紙部400、前記操作表示部500、前記画像記憶部30、および形成された画像に対して所定の処理を施すべく設けられた画像処理部40などに電気的に接続されている。感光体ドラム101は、図1、図2に示す感光体ドラム101に相当するものであり、駆動部600は、該感光体ドラム101の回転駆動を行うものである。また、駆動部700は、現像ローラ1031の回転駆動を行うものである。
前記画像記憶部30は、原稿読取部300によって読み取られた原稿の画像データや図略のネットワークI/F部等を介して外部装置から送信されてきた画像データを一時的に記憶するメモリである。
前記画像処理部40は、前記画像データに対する各種画像処理、例えばガンマ処理や拡大縮小処理等を行うものである。かかる画像処理部40では、例えば原稿読取部300によって読み取られた原稿画像に対する画像データのA/D変換が行われ、当該A/D変換によって得られたデジタルデータによる画像データを用いて前記各種画像処理が行われる。なお、画像形成部100は、前記交流バイアス電圧記憶部108を含んでいる。交流バイアス電圧記憶部108には、研磨モードにおいて感光体ドラム101の回転速度に応じ現像ローラ1031に印加するべき交流バイアスVppを設定したテーブルが記憶されている。
そして、前記主制御部20は、感光体ドラム101に対して研磨処理を施すべきタイミングが到来したか否かを判別する研磨タイミング判別部21と、この研磨タイミング判別部21が研磨タイミングの到来を判別した場合、現像ローラ1031に印加するべき交流バイアスVppの値を設定し、現像ローラ1031に対し電圧を印加する所定の電源装置19(図2)に向けて制御信号を出力する交流バイアス電圧設定部22とを備えている。
前記研磨タイミング判別部21が感光体ドラム101の周面に対する研磨タイミングを判別するために、本体部10内の適所には、画像形成処理に供された用紙の枚数を検出する枚数センサ18(図1)が設けられているとともに、前記画像形成部100に設けられたタイミング枚数記憶部109には、感光体ドラム101の周面に対して研磨処理を施すべき基準とされる上限用紙枚数が記憶されている。
そして、研磨タイミング判別部21は、枚数センサ18が画像形成処理に供された用紙を検出する都度、当該枚数を積算して積算値を記憶するとともに、当該積算値と前記タイミング枚数記憶部109が記憶している上限用紙枚数とを比較し、積算値が上限用紙枚数を超えたときに画像形成モードから研磨モードにモード変更する時期が到来したと判別するようになっている。この判別結果は、前記交流バイアス電圧設定部22へ向けて出力される。
前記交流バイアス電圧設定部22は、研磨タイミング判別部21から研磨モードへモード変更するべき時期が到来した旨の判別結果が入力されると、操作表示部500からの所定の信号に基づき複写機1が画像形成処理を実行していない状態であることを確認の上、関連各所に画像形成モードから研磨モードにモード変更する旨の制御信号を出力し、これによって複写機1は、画像形成モードから研磨モードに自動的にモード変更されることになる。交流バイアス電圧設定部22はモード切替手段に相当する。
そして、画像形成モードから研磨モードにモード変換が行われると、交流バイアス電圧設定部22は、特に露光部105に対して光照射を行わせないための制御信号を出力する(つまり露光部105に向けて光照射を行わせるべき信号を出力しないようにする)とともに、電源装置19に対し現像ローラ1031へ向けて感光体ドラム101の回転速度に基づき前記交流バイアス電圧記憶部108が記憶しているテーブルから選び出した値の交流バイアス電圧Vppを印加させるべき制御信号を出力するようになっている。
従って、かかる制御信号を受けた電源装置19は、そのときの感光体ドラム101の回転速度に対応した最適の値の交流バイアス電圧Vppを現像ローラ1031へ向けて出力するため、この交流バイアス電圧Vppが印加された現像ローラ1031から感光体ドラム101の周面に向けて適量のトナーが供給されることになる。
なお、交流バイアス電圧設定部22にはタイマーが設けられている一方、前記画像形成部100には研磨モードにおける研磨処理の時間(設定時間)を記憶する研磨時間記憶部1091が設けられている。
そして、交流バイアス電圧設定部22は、研磨モードの開始時にタイマーをスタートさせるとともに、タイマーの計時時間と研磨時間記憶部1091に記憶されている研磨処理の設定時間とを比較し、タイマーの計時時間が設定時間を経過したときは、電源装置19に向けて現像ローラ1031に対する電圧印加を中止させる制御信号を出力するとともに、関連各所に向けて研磨モードから画像形成モードへモード変更させるための信号を出力するようになされている。
ここで、本実施形態においては、交流バイアス電圧記憶部108には、感光体ドラム101の回転速度と交流バイアス電圧Vppとの関係を示すテーブルが記憶されており、交流バイアス電圧Vppは、前記感光体ドラム101の回転速度の低下に伴って大きくなるように設定されている。
これにより、感光体ドラム101の回転速度が低下しても、適切な研磨に要するトナー量のトナーが現像ローラ1031から感光体ドラム101に供給される。
以下、図4を基に研磨モードにおける感光体ドラム101の周面の研磨処理のフローについて説明する。図4は、研磨モードにおける感光体ドラム101周面の研磨処理のフローの一実施形態を示すフローチャートである。このフローチャートにおいては、複写機1が画像形成モードに設定された状態をスタート時点としている。
まず、ステップS1において処理された用紙の累積枚数がタイミング枚数記憶部109に記憶されている上限枚数を超えたか否かが研磨タイミング判別部21によって判別され、超えている場合(ステップS1でYES)には、すでに感光体ドラム101の周面に研磨処理を施すべき時期が到来したと判断される。
ついで、研磨処理の時期が到来したと判別された後、感光体ドラム101の研磨処理を行っても支障のない状態になっているか否かを判別するべく当該複写機1がスリープモードに設定されているか否かが判別され(ステップS2)、スリープモードになっていない場合(ステップS2でNO)には、画像形成モードから研磨モードへのモード変換が行われることなく現状の画像形成モードが継続される(ステップS3)。従ってたとえ用紙の積算枚数が上限枚数を超えていても、スリーピングモードになるまでの間については、上限枚数を超えて画像形成処理が継続されることになる。
ステップS2でスリーピングモードになったと判別される(ステップS2でYES)と、交流バイアス電圧設定部22から関連機器に向けて現状の画像形成モードを研磨モードへモード変更するための制御信号が出力され、これにより複写機1は、研磨モードになって感光体ドラム101に対し研磨処理を施し得る態勢(具体的には、感光体ドラム101およびクリーニングローラ1041がそれぞれ駆動回転しつつ帯電ワイヤ1021がコロナ放電を行って感光体ドラム101の周面に表面電位V0の電荷が形成させた状態)になる(ステップS4)。
この状態で、交流バイアス電圧設定部22は、感光体ドラム101の回転速度に基づきタイミング枚数記憶部109に記憶されている感光体ドラム101の回転速度に応じ現像ローラ1031に印加するべき電圧を設定したテーブルを参照して交流バイアス電圧Vppを選択して設定し、電源装置19を介してこの交流バイアス電圧Vppを現像ローラ1031に印加する(ステップS5)。これによって感光体ドラム101の周面に対する研磨剤としてのトナーを用いたクリーニングローラ1041の駆動による研磨処理が実行されることになる(ステップS6)。
ついで、ステップS7において、交流バイアス電圧設定部22は、研磨時間記憶部1091に記憶されている予め設定された研磨時間と、タイマーが計時した計時時間とを比較し、計時時間が設定研磨時間を超えたとき(ステップS7でYES)、研磨モードから元に画像形成モードにモード変更され(ステップS8)、感光体ドラム101の周面に対する研磨処理が終了する。
以上のように、本実施形態では、軸心回りに回転する感光体ドラム101の周面を、現像部103から当該周面に付与された研磨剤を含むトナーを用い周面が感光体ドラム101の周面に当接した研磨ローラとしてのクリーニングローラ1041の軸心回りの回転で研磨することにより清浄化処理し得るように構成されたものである。
かかる構成によれば、感光体ドラム101の周面に対して研磨処理を施す場合には、感光体ドラム101を軸心回りに回転させた状態で現像部103から感光体ドラム101の周面に研磨剤を含むトナーを供給し、この状態で周面が感光体ドラム101の周面に当接したクリーニングローラ1041を軸心回りに回転させることにより、感光体ドラム101の周面はクリーニングローラ1041のトナーを介した摺接で研磨され、これによって感光体ドラム101の周面は、付着していた放電生成物等が取り除かれて清浄化される。
そして、特に本実施形態では、感光体ドラム101の回転速度が低下すると、交流バイアスVppを大きくするように設定したので、感光体ドラム101の回転速度が低下した場合でも、適切な研磨に要するトナー量のトナーを現像ローラ1031から感光体ドラム101に供給することができることにより、感光体ドラム101に対する研磨性能を維持することができる。
本発明の効果を確認するべく、感光体ドラム101の回転速度に応じて設定された交流バイアス電圧Vppを、現像ローラ1031を介してトナーに印加されるようにして実際にクリーニングローラ1041の駆動で当該トナーによる感光体ドラム101周面の研磨処理を実行し、引き続き実際に画像形成処理を行った。そして、画像形成処理の結果得られた転写処理済みの用紙を目視観察することにより画像形成の状態を検査した。
この試験で用いた複写機1に採用されている感光体ドラム101は、直径が30mm、a−Si層の厚み寸法が20μmである。かかる感光体ドラム101の周面に帯電ワイヤ1021からの放電処理を施し、表面電位V0を300Vに設定した。
また、この機種の現像ローラ1031は、直径が20mm、層規制ブレード1033と現像ローラ1031周面との間の隙間寸法が0.55mmである。また、現像ローラ1031の周面と感光体ドラム101の周面との間の隙間寸法は0.50mmに設定されている。
また、画像形成モード時の現像バイアスVbを180V、交流バイアスVppを1.6kV、該交流バイアスVppに係る交流信号(矩形波電圧)のDuty比を25%で、感光体ドラム101の暗電位V0は300V、明電位VLは20Vである。感光体ドラム101の回転速度と現像ローラ1031の回転速度との比S/Dは、1.5である。そして、研磨モード時における感光体ドラム101の回転速度として、136mm/sec及び187mm/secの2つの回転速度を想定する。
感光体ドラム101の回転速度が187mm/secであるときには、交流バイアスVpp=1.8kVに設定し、感光体ドラム101の回転速度が136mm/secであるときには、交流バイアスVpp=2.0kVに設定した上で、感光体ドラム101の各回転速度に感光体ドラム101に対する20秒間の研磨処理を行った後に、複写機1により実際に画像形成処理を実行し、印刷された用紙の画像を目視で観察したが、いずれについても画像流れのない良好な画像であることを確認することができた。
本件は、前記実施形態に加えて、あるいは前記実施形態に代えて次の形態[1]〜[4]に説明する変形形態も含むものである。
[1]前記第1の実施形態では、現像ローラ1031から感光体ドラム101に供給するトナーの量を決定するパラメータは、前記交流バイアスVppに限られるものではなく、帯電部102による帯電処理後の感光体ドラム101の周面であって、露光部105によって露光されない状態における当該周面の表面電位をV0とした場合における、該表面電位V0と前記現像バイアスVbとの電位差(V0―Vb)も採用可能である。
この場合、図5に示すように、前記交流バイアス電圧記憶部108に代えて、感光体ドラム101の回転速度と前記電位差(V0―Vb)との関係を示すテーブルを記憶する電位差記憶部140が備えられ、前記電位差(V0―Vb)は、前記感光体ドラム101の回転速度の低下に伴って小さくなるように設定される。
また、図5に示すように、前記交流バイアス電圧設定部22に代えて、感光体ドラム101の回転速度に基づき電位差(V0―Vb)を前記電位差記憶部140が記憶しているテーブルから選び出し、その電位差(V0―Vb)を印加させるべき制御信号を出力する前記電位差設定部23が備えられる。
そして、感光体ドラム101の回転速度が前記の数値例に設定した場合、感光体ドラム101の回転速度が187mm/secであるときには、現像バイアスVb=240Vに設定し、感光体ドラム101の回転速度が136mm/secであるときには、現像バイアスVb=260Vに設定すると、画像流れのない良好な画像であることを確認することができた。
前記パラメータの他の例として、前記交流信号のDuty比も採用可能である。この場合、図6に示すように、前記交流バイアス電圧記憶部108に代えて、感光体ドラム101の回転速度と前記Duty比との関係を示すテーブルを記憶するDuty比記憶部141が備えられ、前記Duty比は、前記感光体ドラム101の回転速度の低下に伴って大きくなるように設定される。
また、図6に示すように、前記交流バイアス電圧設定部22に代えて、感光体ドラム101の回転速度に基づきDuty比を前記Duty比記憶部141が記憶しているテーブルから選び出し、そのDuty比を印加させるべき制御信号を出力する前記Duty比設定部24が備えられる。
そして、感光体ドラム101の回転速度が前記の数値例に設定した場合、感光体ドラム101の回転速度が187mm/secであるときには、Duty比を35%に設定し、感光体ドラム101の回転速度が136mm/secであるときには、Duty比を45%に設定すると、画像流れのない良好な画像であることを確認することができた。
[2]前記第1の実施形態及び前記変形形態[1]では、前述の交流バイアスVpp、感光体ドラム101の周面の表面電位をV0と現像バイアスVbとの電位差(V0―Vb)、交流信号のDuty比のいずれか一つを、現像ローラ1031から感光体ドラム101に供給するトナーの量を決定するパラメータとしたが、これに限らず、前記各パラメータのうち2以上のものを適宜組み合わせるようにしてもよい。
[3]前記第1の実施形態においては、画像形成装置として複写機1を例に挙げて説明したが、本発明は、画像形成装置が複写機1であることに限定されるものではなく、遠隔地から伝送された画像情報に基づき画像を形成するファクシミリ装置であってもよいし、コンピュータ等の外部機器からの画像情報に基づき画像形成処理を実行するプリンタ等であってもよい。
[4]上記の実施形態においては、本発明に係る電圧印加手段を備えた画像形成装置(複写機1)としてモノクロ印刷用のものを例として挙げているが、本発明は、画像形成装置がモノクロ印刷用のものであることに限定されるものではなく、カラー印刷が可能な画像形成装置(いわゆるカラー機)であってもよい。
本発明に係る画像形成装置の一例である複写機の内部構成の概要を説明するための正面断面視の説明図である。 ユニット構成されたドラムユニット部の一実施形態の概要を説明するための正面断面視の説明図である。 図1に示す複写機の主制御部による動作制御を説明するためのブロック図である。 研磨モードにおける感光体ドラム周面の研磨処理のフローの一実施形態を示すフローチャートである。 本発明に係る画像形成装置の変形形態における電気的な構成を示すブロック図である。 本発明に係る画像形成装置の変形形態における電気的な構成を示すブロック図である。 本発明に係る画像形成装置の変形形態における電気的な構成を示すブロック図である。
1 複写機 10 本体部
100 画像形成部 101 感光体ドラム(感光体)
102 帯電部 1021 帯電ワイヤ
103 現像部(現像装置) 1031 現像ローラ
1032 トナー収納部 1033 層規制ブレード
104 クリーニング部 1041 クリーニングローラ(研磨ローラ)
1042 クリーニングブレード
1043 下端縁部 105 露光部
1051 露光レーザ 106 転写部
1061 転写ローラ 107 除電部
108 交流バイアス電圧記憶部
109 タイミング枚数記憶部
1091 研磨時間記憶部 110 ドラムユニット部
120 定着部 121 ヒートローラ
122 圧ローラ 131 胴内排紙トレイ
132 機外排紙トレイ
133 排出ローラ 134 排出ローラ
135 排出分岐ガイド 18 枚数センサ
140 電位差記憶部
141 Duty比記憶部
142 回転速度比記憶部
19 電源装置
20 主制御部 21 研磨タイミング判別部
22 交流バイアス電圧設定部
23 電位差設定部
24 Duty比設定部
25 回転速度比設定部
30 画像記憶部 40 画像処理部
200 原稿給送部 300 原稿読取部
301 スキャナ 302 プラテンガラス
303 プラテンガラス 400 給紙部
401 給紙カセット 403 給紙部
404 搬送経路 405 搬送経路
406 ピックアップローラ 409 給紙ローラ
412 搬送ローラ 413 搬送ローラ
414 レジストローラ 500 操作表示部
501 スタートキー 502 テンキー
503 ディスプレイ
600,700 駆動部

Claims (4)

  1. 露光手段で露光されることにより周面に静電潜像が形成される像担持手段と、
    前記像担持手段に形成された静電潜像を現像剤により現像化する現像手段と、
    前記像担持手段の周面に対する前記露光手段からの所定の画像情報に基づく露光処理により形成された静電潜像に前記現像手段からトナーを供給することによって形成されたトナー像を用紙に転写する画像形成モードと、前記像担持手段の周面に供給されたトナーを研磨剤として用い所定の研磨ローラの軸心回りの回転で当該周面に研磨処理を施す研磨モードとの間でモードの切替を行うモード切替手段と、
    前記研磨モードにおいて、前記像担持手段の回転速度に応じて前記現像手段から像担持手段への研磨に要するトナーの供給量を制御する制御手段と、を備え、
    前記研磨モードは、研磨時間を同一として、前記像担持手段が第1の回転速度で実行される第1の研磨モードと、前記像担持手段が前記第1の回転速度よりも遅い第2の回転速度で実行される第2の研磨モードとを含み、
    前記制御手段は、前記現像手段から前記像担持手段への研磨に要するトナーの供給量を、前記第1の研磨モードが実行されるときは第1のトナー供給量とし、前記第2の研磨モードが実行されるときは前記第1のトナー供給量よりも供給量が多い第2のトナー供給量とする制御を行うことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記現像手段に交流バイアスを印加するバイアス印加手段を備え、
    前記制御手段は、前記像担持手段の回転速度に応じて前記バイアス印加手段により印加される交流バイアスを制御し、
    前記制御手段は、前記交流バイアスを、前記第1の研磨モードが実行されるときは第1の交流バイアスとし、前記第2の研磨モードが実行されるときは前記第1の交流バイアスよりもバイアス値が大きい第2の交流バイアスとする制御を行うことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記現像手段にバイアスを印加するバイアス印加手段を備え、
    前記制御手段は、前記像担持手段の周面の露光されない状態における表面電位をV0、前記現像手段に印加するバイアス電圧をVbとするとき、前記像担持手段の回転速度に応じて電圧(V0−Vb)を制御し、
    前記制御手段は、前記電圧(V0−Vb)を、前記第1の研磨モードが実行されるときは第1の電圧(V0−Vb)とし、前記第2の研磨モードが実行されるときは前記第1の電圧(V0−Vb)よりも値が小さい第2の電圧(V0−Vb)とする制御を行うことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記現像手段に交流バイアスを印加するバイアス印加手段を備え、
    前記制御手段は、前記像担持手段の回転速度に応じて前記バイアス印加手段により印加される交流バイアスのDuty比を制御し、
    前記制御手段は、前記交流バイアスのDuty比を、前記第1の研磨モードが実行されるときは第1のDuty比とし、前記第2の研磨モードが実行されるときは前記第1のDuty比よりもDuty比が大きい第2のDuty比とする制御を行うことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の画像形成装置。
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