JPH07134453A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH07134453A
JPH07134453A JP5279398A JP27939893A JPH07134453A JP H07134453 A JPH07134453 A JP H07134453A JP 5279398 A JP5279398 A JP 5279398A JP 27939893 A JP27939893 A JP 27939893A JP H07134453 A JPH07134453 A JP H07134453A
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渕 健 田
Yoshiaki Miyashita
下 義 明 宮
Naoshi Hayakawa
川 直 志 早
Kentaro Matsumoto
本 健 太 郎 松
Norio Kikuchi
地 宣 男 菊
Koichi Yamazaki
崎 幸 一 山
Sadao Takahashi
橋 貞 夫 高
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 接触帯電装置を使用する画像形成装置におい
て、帯電部材と感光体とを接触状態で放置した場合に、
感光体上の付着物によって画像欠陥が生じるのを抑制す
る。 【構成】 画像形成を開始する前に、前回転動作を実施
して感光体を駆動し、その時にクリ−ニングブレ−ド等
の摩擦で付着物を除去する。前回転動作の時間を総コピ
−枚数に応じて自動調整する。前回転動作中のダミ−の
トナ−パタ−ンを感光体上に形成し、トナ−の研磨作用
を利用して付着物を効率的に除去する。トナ−パタ−ン
の付着量,面積,又は感光体の回転速度を、総コピ−枚
数により調整する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、感光体を帯電するため
の帯電部材が感光体と接触する、接触帯電部材を有する
画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】カールソンプロセスに代表される一般の
電子写真方式の画像形成装置では、感光体を一様帯電す
るために非接触帯電方式であるコロナ放電方式が用いら
れている。しかし、コロナ放電装置はコロナワイヤと呼
ばれる30〜100μmのタングステンワイヤに高電圧
を印加して放電を行うため、空気がイオン化され大量の
オゾンや酸化窒素が形成されてしまう。このオゾン等は
人体に有害であるばかりか、感光体や機械にもダメージ
を与えてしまう。またオゾンはマイナス放電を行った場
合に特に顕著に発生し、近年感光体がマイナス帯電用の
有機感光体になってきたこと、画像形成装置から排出さ
れる発生ガスに対する環境基準が厳しくなってきたこと
を併せて深刻な問題となっている。これに対して感光体
に帯電部材を接触させて帯電を行う接触帯電方式では、
帯電部材に印加するための電圧が少なくてすみ、かつオ
ゾンの発生量が非常に少ないという利点がある。ローラ
状の接触帯電部材を採用した画像形成装置について、既
に商品化が始まっている。
【0003】しかしながらこの接触帯電方式は、帯電の
均一性という点においては、コロナワイヤに道をゆずら
ざるを得ないのが現状である。この帯電の均一性を改善
するために、例えば、特開昭63−149668号公報
では、帯電部材に直流電圧印加時の帯電開始電圧の2倍
以上のピーク間電圧を持つ交流電圧を重畳させることに
より帯電の均一性を改善することを提案している。
【0004】このように、接触帯電方式による帯電性能
は向上しているが、他にも問題はある。即ち、接触帯電
部材は常に感光体と接触しているが、感光体が停止して
いる状態で帯電部材と感光体が接触放置されると、感光
体上の接触部分が帯電部材の表面などからの付着で汚染
された状態となる。この感光体上の汚染付着物は目視で
はほとんど確認できないが、現像時には汚染部に対して
他の感光体の面部分より少なくトナーが付着するので、
その結果出力画像にその汚染部に対応した白スジ(白抜
け)像があらわれて画像欠陥となる。また、画像形成動
作を続けていくと、トナーや紙粉が帯電部材に付着して
しまい、その結果、部材の表面性(主には感光体との離
型性)が変わり、それによっても前記白スジの発生具合
が変わってしまうという問題がある。
【0005】このようなな問題を解決するために、例え
ば、特開平4-157485号公報及び特開平1-207768号公報で
は、感光体停止時には帯電部材を感光体から離間させ、
帯電ローラの感光体との圧接放置状態を防止する技術が
提案されている。また、特開平1-204081号公報では、帯
電ローラを表面被膜することによって感光体との離型性
を向上することが提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、帯電ロ
ーラを退避させるための支持機構や駆動機構を設置する
と、装置の小型化が困難になり、しかもコストの上昇は
避けられない。また、離型性を改善しても、画像の欠陥
を完全に防ぐことはできない、という問題点があった。
【0007】本発明はこれらの問題に鑑み、接触帯電装
置を使用する画像形成装置において、帯電部材と感光体
とを接触状態で放置した場合に、感光体上の付着物によ
って画像欠陥が生じるのを抑制することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明では、画像を形成する感光体(1),該感光
体の画像形成面に対して接触可能に設置され接触した状
態で前記感光体を帯電処理する接触帯電手段(2),及
び前記感光体の画像形成面と接触する前記接触帯電手段
以外の少なくとももう1つの接触部材(3,4,6)を
備える画像形成装置において:画像形成プロセスの実行
回数に対応する値を計数する計数手段(12);及び画
像形成プロセスの開始指示があった時に、前記感光体の
前回転動作を実行し、その後で画像形成プロセスを開始
するとともに、前記前回転動作の時間を、前記計数手段
の計数値に応じて自動的に調整する、制御手段(7);
を設ける。
【0009】また、請求項2の発明では、前記制御手段
は、前記前回転動作の際に、前記感光体の画像形成面上
にトナ−パタ−ンを形成する(SB)ように構成する。
【0010】また、請求項3の発明では、前記制御手段
は、前記前回転動作の際に、前記感光体の画像形成面上
にトナ−パタ−ンを形成するとともに、該トナーパター
ンのトナ−付着量を、前記計数手段の計数値に応じて自
動的に調整する(SC)ように構成する。
【0011】また、請求項4の発明では、前記制御手段
は、前記前回転動作の際に、前記感光体の画像形成面上
にトナ−パタ−ンを形成するとともに、該トナーパター
ンを形成する領域の大きさを、前記計数手段の計数値に
応じて自動的に調整する(S6B,SD)ように構成す
る。
【0012】また、請求項5の発明では、前記制御手段
は、前記前回転動作の際の感光体の回転速度を、前記計
数手段の計数値に応じて自動的に調整する(SF)よう
に構成する。
【0013】なお上記括弧内に示した記号は、後述する
実施例中の対応する要素の符号を参考までに示したもの
であるが、本発明の各構成要素は実施例中の具体的な要
素のみに限定されるものではない。
【0014】
【作用】本発明においては、通常の画像形成プロセスの
実行に先立って、画像を形成する感光体(1)を駆動す
る前回転動作を実行する。この時、接触帯電手段(例え
ば帯電ロ−ラ2)以外の接触部材(現像スリーブ,転写
ベルト,転写ローラ,クリーニングブレード,クリーニ
ングファーブラシ等)が、感光体と接触しているため、
該接触部材(特にクリーニングブレード)と感光体表面
との摩擦によって、帯電ロ−ラと感光体との接触部に存
在する感光体上の付着物は除去される。付着物が除去さ
れた後で通常の画像形成プロセスを開始すれば、白スジ
の発生を抑えることができる。
【0015】上記前回転動作を長時間実行すれば、感光
体上の付着物は充分に除去されるので、白スジの発生を
防止できるが、前回転動作の時間が長いと、画像形成の
全体の所要時間が長くなってしまう。白スジの発生具合
は経時的に(コピー枚数に応じて)変化するので、本発
明では、前回転動作の時間を最小限に抑え、しかも白ス
ジの発生を確実に防止するために、それまでの画像形成
プロセスの実行回数を計数しておき、その回数に基づい
て必要最小限の時間を設定し、その時間だけ前回転動作
を実行する。これにより、効率良く除去作業を行い、画
像上の白スジを防ぎ、画像品質を保つことができる。
【0016】請求項2の画像形成装置においては、更
に、前回転動作中に感光体上にトナーパターンを作成す
る。これによって、前回転動作中に、接触部材(特にク
リーニングブレード)と感光体の間にトナー(樹脂粒
子)が介在するため、その研磨効果によって、効率良く
付着物が除去される。
【0017】請求項3の画像形成装置においては、前回
転動作中に感光体上にトナーパターンを作成するととも
に、該トナーパターンの付着量を画像形成プロセスの実
行回数に応じて自動的に調整する。即ち、経時的に白ス
ジが発生し易い時には、トナーパターンの付着量を増や
し、研磨効果を高めることによって、比較的短い時間で
効率良く付着物を除去し、白スジ発生を抑える。白スジ
が発生しにくい時には、無駄なトナ−消費を抑えるため
に、トナ−付着量を減らす。
【0018】請求項4の画像形成装置においては、前回
転動作中に感光体上にトナーパターンを作成するととも
に、該トナーパターンの大きさ(面積)を画像形成プロ
セスの実行回数に応じて自動的に調整する。即ち、経時
的に白スジが発生し易い時には、トナーパターンの面積
を大きくし、研磨効果を高めることによって、比較的短
い時間で効率良く付着物を除去し、白スジ発生を抑え
る。白スジが発生しにくい時には、無駄なトナ−消費を
抑えるために、トナ−付着量を減らす。
【0019】請求項5の画像形成装置においては、前回
転動作中の感光体の駆動速度が、画像形成プロセスの実
行回数に応じて自動的に調整される。即ち、感光体の駆
動速度に応じて、接触部材(クリーニングブレード等)
と感光体表面との摩擦による付着物除去能力を調整する
ことができるので、経時的に白スジが発生し易い時に
は、付着物除去能力を高め、比較的短い時間で効率良く
付着物を除去し、白スジ発生を抑える。
【0020】
【実施例】本発明を実施する複写機の感光体周辺部の構
成を図1に示す。図1を参照して説明する。像担持体で
ある感光体1は、画像形成プロセスの際には、図中の時
計回りの方向へ所定の周速度で回転駆動される。感光体
1に常時接触する位置に設置されたローラ状の帯電ロー
ラ2は、画像形成プロセスにおいて、電圧印加電源8か
ら供給される直流電圧によって、感光体1の表面を所定
の電位に一様に帯電させる。またこの帯電ローラ2は、
図示しない加圧バネによって、感光体1に所定の加圧力
で常時圧接されており、感光体1の回転に従ってつれ回
りで従動回転する。
【0021】帯電以外の画像形成プロセスは、一般の複
写機の場合と同様である。即ち、帯電した感光体の表面
に画像光が露光されて画像の濃淡に対応する電位分布、
即ち静電潜像が形成され、現像装置3内のトナ−によっ
て前記静電潜像が可視化され、転写ロ−ラ4の働きによ
り、感光体上の可視トナ−像が所定の転写紙に転写され
た後、感光体1はクリーニング装置5によって転写残ト
ナーや紙粉等の異物を取り除かれ、次回の画像形成プロ
セスに備える。
【0022】現像装置3内の現像スリーブには、現像バ
イアス印加電源から所定の直流電圧がバイアス電圧とし
て印加される。クリーニング装置5には、感光体1の表
面と接触するクリ−ニングブレ−ド6が設置されてい
る。また、感光体1の中心軸には、電気モ−タを含む感
光体駆動装置10が連結されており、該感光体駆動装置
10が感光体1を回転駆動する。感光体駆動装置10
は、感光体駆動制御部11によって制御される。
【0023】中央演算処理装置7は、マイクロコンピュ
−タを含んでおり、画像形成プロセスを含む各種制御を
実施する。この中央演算処理装置7は、電圧印加電源
8,現像バイアス印加電源9,及び感光体駆動制御部1
1と接続されている。また、中央演算処理装置7には、
コピ−枚数カウンタ12が接続されている。コピ−枚数
カウンタ12は、不揮発性メモリで構成されており、そ
の内容は中央演算処理装置7によって書き替えられる。
コピ−枚数カウンタ12には、感光体1の経時変化を調
べるために、コピ−枚数積算値(感光体を交換してから
の総コピ−枚数)が保持される。コピ−枚数カウンタ1
2の内容は、必要に応じて中央演算処理装置7が参照す
ることができる。
【0024】中央演算処理装置7が実行する処理の概略
を図2に示す。図2を参照して中央演算処理装置7の動
作を説明する。
【0025】電源がオンすると、ステップS1で初期化
を実行した後、ステップS2の待機処理を実行する。こ
の待機処理では、各種センサが出力する信号の読取り,
図示しない操作部に対するキ−入力の読取り,ヒ−タ等
各種要素の制御,装置の各種状態の識別などを実行す
る。
【0026】次のステップS3では、例えば定着温度が
目標温度に達しているか否か、などのチェックを実行
し、コピ−プロセスの準備が完了したか否かを識別す
る。準備が完了してなければ、ステップS2に戻る。コ
ピ−プロセスの準備が完了すると、ステップS3からS
4に進む。
【0027】ステップS4では、スタ−ト指示があった
か否か、例えば、操作部のスタ−トキ−が押されたか否
かを識別する。スタ−ト指示がなければ、ステップS2
に戻り、スタ−ト指示を検出した場合にはステップS5
に進む。
【0028】ステップS5では、総コピ−枚数を保持す
るコピ−枚数カウンタ12の内容Ncを読取る。続くス
テップS6では、S5で読取ったNcに基づいて決定し
た時間Tを内部タイマにセットしてそれをスタ−トす
る。
【0029】次のステップS7では、感光体駆動制御部
11に所定の駆動開始信号を出力し、感光体1の所定速
度での回転駆動を開始する。これは、画像形成プロセス
に先立って行なわれる前回転動作であり、この時には画
像の形成は行なわない。しかし、この前回転動作中に
は、静止期間中に感光体1上の帯電ローラ2と接触して
いた部分に付着した残トナ−,紙粉等が、クリ−ニング
ブレ−ド6と感光体1との接触部分の摩擦などの作用に
よって除去される。
【0030】前回転動作の持続時間は、タイマによって
決定される。即ち、前回転動作を開始した後、内部タイ
マがタイムオ−バすると、ステップS8から次のステッ
プS9に進み、通常の画像形成プロセス(コピ−プロセ
ス)を開始する。なおこの場合、感光体1の回転を一担
停止してから画像形成プロセスを開始してもよいし、感
光体1の回転を継続したまま画像形成プロセスに移行し
てもよい。
【0031】画像形成プロセスの基本的な内容は、一般
の複写機と同様である。但し、帯電プロセスは、コロナ
放電の代わりに、感光体1と接触している帯電ロ−ラ2
によって実施される。
【0032】ステップS9の画像形成プロセスが完了す
ると、次のステップSAに進む。ステップSAでは、コ
ピ−枚数カウンタ12の内容を+1するように、その内
容を書き替える。この後、再びステップS2の待機処理
に戻って動作を繰り返す。
【0033】次に、第2実施例について説明する。この
実施例の基本的な構成は図1と同一であり、中央演算処
理装置7の動作のみが変更されている。中央演算処理装
置7の処理の内容を図3に示す。なお図3において、図
2と同一の処理ステップには同一のステップ番号を付し
てある。図3を参照して図2から変更された処理の部分
を説明する。
【0034】この実施例においても、ステップS7で感
光体の前回転動作を実行するが、この実施例では更に、
ステップSBにおいて、前回転動作中に、感光体の表面
にトナ−パターンを作成する。実際には、帯電ローラで
感光体に潜像電位VPを与えると、感光体上に静電潜像
のダミ−パタ−ンが形成される。そして、現像バイアス
BPを現像装置3に印加すると、現像装置の位置では、
P−VBPの電位差(現像ポテンシャル)が生じる。従
って、ダミ−パタ−ンを現像装置で現像すると、ダミ−
パタ−ンの位置にトナーが付着し、顕像(トナーパター
ン)が感光体上に形成される。
【0035】これによって、前回転動作中に、接触部材
(特にクリーニングブレード)と感光体の間にトナー
(樹脂粒子)が介在するため、その研磨効果によって、
効率良く感光体上の付着物が除去される。
【0036】次に、第3実施例について説明する。この
実施例の基本的な構成は図1と同一であり、中央演算処
理装置7の動作のみが変更されている。中央演算処理装
置7の処理の内容を図4に示す。なお図4において、図
3と同一の処理ステップには同一のステップ番号を付し
てある。図4を参照して図3から変更された処理の部分
を説明する。
【0037】この実施例においても、ステップS7で感
光体の前回転動作を実行し、ステップSBで前回転動作
中に、感光体の表面にトナ−パターンを作成するが、こ
の実施例では更に、ステップSCで、トナ−パターンに
ついてのトナ−付着量の自動調整を実施している。即
ち、潜像電位VPと現像バイアスVBPの現像ポテンシャ
ルVP−VBPの調整により、トナーパターンのトナ−付
着量を調整している。実際には、コピ−カウンタ12の
値Ncに基づいて、帯電ロ−ラに印加する電圧(潜像電
位VP)と現像装置に印加する電圧(現像バイアス
BP)のいずれか一方の値を調整している。
【0038】次に、第4実施例について説明する。この
実施例の基本的な構成は図1と同一であり、中央演算処
理装置7の動作のみが変更されている。中央演算処理装
置7の処理の内容を図5に示す。なお図5において、図
3と同一の処理ステップには同一のステップ番号を付し
てある。図5を参照して図3から変更された処理の部分
を説明する。
【0039】この実施例においても、ステップS7で感
光体の前回転動作を実行し、ステップSBで前回転動作
中に、感光体の表面にトナ−パターンを作成するが、こ
の実施例では更に、前回転動作中に形成するトナーパタ
ーンの大きさを、自動的に調整している。実際には、帯
電ローラ2へ電圧を印加する時間を変えることによっ
て、感光体上の周方向の潜像形成長さを調整している。
また、トナーパターンの大きさは、コピー枚数をカウン
トするカウンターの数値に基づいて決定している。その
ため、ステップS6Bではタイマに2種類の時間T1
(電圧印加時間)及びT2(前回転動作の時間)をセッ
トし、T1が経過すると、トナ−パタ−ンの形成を終了
するように制御している。
【0040】次に、第5実施例について説明する。この
実施例の基本的な構成は図1と同一であり、中央演算処
理装置7の動作のみが変更されている。中央演算処理装
置7の処理の内容を図6に示す。なお図6において、図
3と同一の処理ステップには同一のステップ番号を付し
てある。図6を参照して図3から変更された処理の部分
を説明する。
【0041】この実施例においても、ステップS7で感
光体の前回転動作を実行し、ステップSBで前回転動作
中に、感光体の表面にトナ−パターンを作成するが、こ
の実施例では更に、前回転動作中の感光体の回転速度
を、コピー枚数Ncに基づいて自動的に調整している。
即ち、感光体の駆動を開始する前に、ステップSFで、
感光体の駆動速度をNcに応じて設定している。また、
通常の画像形成プロセスを開始する時には、ステップS
Gにおいて、感光体の駆動速度を通常の予め定めた速度
に再設定する。
【0042】
【発明の効果】以上のとおり本発明によれば、画像形成
プロセスの実行回数を計数しておき、その回数に基づい
て必要最小限の時間を設定し、その時間だけ前回転動作
を実行することができるので、前回転動作の時間を最小
限に抑え、しかも白スジの発生を確実に防止しうる。
【0043】また請求項2の画像形成装置では更に、前
回転動作中に、感光体上にトナーパターンを作成するの
で、接触部材(特にクリーニングブレード)と感光体の
間に介在するトナー(樹脂粒子)の研磨効果によって、
付着物を効率的に除去することができる。
【0044】また請求項3の画像形成装置においては、
更に、総コピ−枚数に応じてトナーパターンの付着量を
変え、トナーによる研磨効果を自動的に調整するので、
付着物を確実に除去しうるとともに、トナ−の無駄な消
費を防止しうる。
【0045】また請求項4の画像形成装置においては、
総コピ−枚数に応じてトナーパターンの大きさを変え、
トナーによる研磨効果を自動的に調整するので、付着物
を確実に除去しうるとともに、トナ−の無駄な消費を防
止しうる。
【0046】請求項5の画像形成装置においては、総コ
ピ−枚数に応じて、前回転動作時の感光体の駆動速度を
変えるので、効率良く付着物が除去され、画像品質を保
つことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例の複写機の感光体周辺の構成を示すブ
ロック図である。
【図2】 図1のCPU7の動作を示すフロ−チャ−ト
である。
【図3】 第2実施例のCPU7の動作を示すフロ−チ
ャ−トである。
【図4】 第3実施例のCPU7の動作を示すフロ−チ
ャ−トである。
【図5】 第4実施例のCPU7の動作を示すフロ−チ
ャ−トである。
【図6】 第5実施例のCPU7の動作を示すフロ−チ
ャ−トである。
【符号の説明】
1:感光体 2:帯電ローラ 3:現像装置 4:転写ローラ 5:クリーニング装置 6:クリーニングブレ
ード 7:中央演算処理装置 8:電圧印加電源 9:現像バイアス電源 10:感光体駆動装置 11:感光体駆動制御部 12:コピ−枚数カウ
ンタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03G 21/02 (72)発明者 松 本 健 太 郎 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 菊 地 宣 男 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 山 崎 幸 一 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 高 橋 貞 夫 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像を形成する感光体,該感光体の画像
    形成面に対して接触可能に設置され接触した状態で前記
    感光体を帯電処理する接触帯電手段,及び前記感光体の
    画像形成面と接触する前記接触帯電手段以外の少なくと
    ももう1つの接触部材を備える画像形成装置において:
    画像形成プロセスの実行回数に対応する値を計数する計
    数手段;及び画像形成プロセスの開始指示があった時
    に、前記感光体の前回転動作を実行し、その後で画像形
    成プロセスを開始するとともに、前記前回転動作の時間
    を、前記計数手段の計数値に応じて自動的に調整する、
    制御手段;を設けたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記前回転動作の際
    に、前記感光体の画像形成面上にトナ−パタ−ンを形成
    する、前記請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記前回転動作の際
    に、前記感光体の画像形成面上にトナ−パタ−ンを形成
    するとともに、該トナーパターンのトナ−付着量を、前
    記計数手段の計数値に応じて自動的に調整する、前記請
    求項2記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、前記前回転動作の際
    に、前記感光体の画像形成面上にトナ−パタ−ンを形成
    するとともに、該トナーパターンを形成する領域の大き
    さを、前記計数手段の計数値に応じて自動的に調整す
    る、前記請求項2記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、前記前回転動作の際の
    感光体の回転速度を、前記計数手段の計数値に応じて自
    動的に調整する、前記請求項1記載の画像形成装置。
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