JP2018200364A - クリーニング装置及び画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】感光体ドラムの回転速度が遅くなった場合に、感光体ドラムを確実に研磨できるクリーニング装置を提供する。【解決手段】クリーニング装置31は、回転する像担持体25と、前記像担持体25の表面に接触して回転するクリーニングローラー51と、前記像担持体25に付着したトナーを掻き落すクリーニングブレード53と、掻き落されたトナーを前記クリーニングローラー51に供給して該クリーニングローラー51にトナー層を形成するトナー層形成部材55と、前記クリーニングローラー51に接触してトナー層の層厚を規制する規制部材57と、を備える。前記規制部材57は、前記像担持体25の回転速度が遅くなるにつれて、前記クリーニングローラー51に形成されるトナー層の層厚を厚くするように制御される。【選択図】図3
Description
本発明は、像担持体上に残留したトナーをクリーニングするクリーニング装置及びこのクリーニング装置を備えた画像形成装置に関する。
複写機やプリンター等の画像形成装置では、感光体ドラムに形成された静電潜像が、現像装置でトナー像に現像される。現像されたトナー像は、感光体ドラムから用紙等の被転写体に転写される。この際、トナー像が完全に転写されずに、感光体ドラムに残留することがある。感光体ドラムには、感光体ドラムに静電潜像を形成する際に生成する放電生成物も付着する。このような残留トナーや放電生成物は、新たな画像形成の妨げとなり、転写不良の原因となる。
このため、画像形成装置には、感光体ドラムに付着した残留トナーや放電生成物を除去するクリーニング装置が備えられている。クリーニング装置は、感光体ドラムに当接して回転するクリーニングローラーを備えている。
クリーニングローラーは、感光体ドラムから付着物を除去するだけでなく、トナー層を担持して、このトナー層によって感光体ドラムの表面を研磨するという機能も有している。クリーニングローラーにトナー層を担持させるために、感光体ドラムから掻き取られたトナーはトナー層形成部材に貯留されて、トナー層形成部材からクリーニングローラーにトナーが供給されるようになっている。
ところで、画像形成装置は、被転写体が厚紙の場合には、厚紙のコシの強さを考慮して、搬送速度が普通紙の搬送速度よりも遅くなるようになっている。つまり、感光体ドラムの回転速度(線速)が、普通紙の場合よりも遅くなる。感光体ドラムの回転速度が遅くなると、像流れの発生が問題となる。像流れとは、感光体ドラム帯電時の放電によって発生した水溶性の放電生成物(例えば、NOx等の酸化物)が感光体ドラムの表面に付着して、トナー像が表面上に流れたようになる現象である。
この現象は、感光体ドラムが高硬度のアモルファスシリコン感光体の場合に特に顕著となる。有機感光体の場合には、放電生成物が付着しても、クリーニングブレードによって感光体ドラムの表面が削られて新しい面が形成されやすいので、このような問題は生じにくい。
像流れの原因は、放電生成物が水分を付着することで感光体ドラムの表面の表面抵抗が下がり、表面電荷が表面上に流れて不均一となることである。また、感光体ドラムが露光された部分にも表面電荷が流れることもある。
したがって、帯電−露光間の時間や露光−現像間の時間が長くなるほど、像流れは顕著となる。つまり、感光体ドラムの回転速度が遅いほど、像流れが顕著となる。このため、感光体ドラムの回転速度が遅いほど、クリーニング装置における感光体ドラムのクリーニング性能を高める必要がある。
そこで、特許文献1には、感光体ドラムの回転速度が変更された場合に、現像装置から感光体ドラムに供給するトナーの量を多くするように構成された画像形成装置が記載されている。感光体ドラムに供給するトナーの量が多くなると、クリーニング装置で除去されるトナーの量が多くなる。その結果、クリーニングローラーに多くのトナーが供給されてクリーニングローラーに形成されるトナー層の厚さが厚くなり、感光体ドラムの表面を研磨する能力が高くなる。
また、特許文献2には、画像形成動作時に、摺擦ローラー(クリーニングローラー)の回転速度を感光体ドラムの回転速度よりも速くし、非画像形成時には、摺擦ローラーの回転速度を画像形成時の回転速度よりも速くするように構成された画像形成装置が記載されている。摺擦ローラーの回転速度を感光体ドラムの回転速度よりも速くすることで、ダッシュマークの発生を抑制し、摺擦ローラーの回転速度を画像形成時の回転速度よりも速くすることで、感光体ドラムの研磨力を高めている。
しかしながら、上記特許文献1に記載の画像形成装置では、トナーの消費量が多くなるという問題がある。また、上記特許文献2に記載の画像形成装置では、感光体ドラムの回転速度が不安定になり、横縞模様の画像ノイズ(ジッターノイズ)が発生する問題があるまた、用紙の厚さによって感光体ドラムの回転速度を変える場合は、摺擦ローラーの速度制御が複雑になるという問題がある。
本発明は上記事情を考慮して、感光体ドラムの回転速度が遅くなった場合に、クリーニングローラーによって感光体ドラムを確実に研磨できるクリーニング装置及びこのクリーニング装置を備えた画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明のクリーニング装置は、回転する像担持体の表面に接触して回転するクリーニングローラーと、前記像担持体の回転方向において前記クリーニングローラーよりも下流側で前記像担持体に当接して、該像担持体に付着したトナーを掻き落すクリーニングブレードと、前記クリーニングブレードで掻き落されたトナーを受け止めて貯留し、前記クリーニングローラーに供給して該クリーニングローラーにトナー層を形成するトナー層形成部材と、前記クリーニングローラーに接触してトナー層の層厚を規制する規制部材と、を備え、前記規制部材は、前記像担持体の回転速度が遅くなるにつれて、前記クリーニングローラーに形成されるトナー層の層厚を厚くするように制御されることを特徴とする。
本発明のクリーニング装置において、前記規制部材は、前記クリーニングローラーに近接又は離間する方向に移動可能に設けられ、前記像担持体の回転速度が遅くなるにつれて、前記クリーニングローラーから離間する方向に移動するように制御され、前記クリーニングローラーに対する前記規制部材の押圧力を低下させることで、前記トナー層の層厚を厚くすることを特徴としても良い。
本発明のクリーニング装置において、前記像担持体は、第1の回転速度と該第1の回転速度よりも遅い第2の回転速度で回転可能であり、前記規制部材は、前記像担持体の回転速度が前記第1の回転速度から前記第2の回転速度に切り替えられた場合に、前記クリーニングローラーに形成されるトナー層の層厚を厚くするように制御されることを特徴としても良い。
本発明の画像形成装置は、像担持体に形成されたトナー像を用紙に転写する転写装置と、前記転写装置でトナー像が前記用紙に転写された後で前記像担持体に残留したトナーを除去する前記に記載のクリーニング装置と、を備え、前記第1の回転速度は、前記用紙が普通紙の場合の回転速度であり、前記第2の回転速度は、前記用紙が厚紙の場合の回転速度であることを特徴とする。
本発明によれば、像担持体の回転速度が遅くなった場合に、クリーニングローラーに形成されるトナー層の厚さを厚くすることによって、像担持体の表面を確実に研磨することができる。
以下、図面を参照しつつ、本発明の一実施形態に係るクリーニング装置及び画像形成装置について説明する。
まず、図1及び図2を参照して、画像形成装置としてのカラープリンター1の全体の構成について説明する。図1は、本発明の一実施形態に係るカラープリンターの概略を示す模式図、図2は制御部のブロック図である。以下の説明では、図1の紙面手前方向を、カラープリンター1の正面側(前側)とし、左右の向きはカラープリンター1を正面から見た方向を基準とする。各図に示すFr、Rr、L、Rは、それぞれカラープリンターの前側、後側、左側、右側を示す。
図1に示されるように、カラープリンター1の装置本体2には、用紙Sが収容される給紙カセット3と、給紙カセット3から用紙Sを送り出す給紙装置5と、フルカラーのトナー像を用紙Sに形成する画像形成部7と、トナー像を用紙Sに定着する定着装置9と、トナー像が定着された用紙Sを排出する排出装置11と、排出された用紙Sが受け止められる排紙トレイ13と、が備えられている。図2に示されるように、給紙カセット3、給紙装置5、画像形成部7、定着装置9、排出装置11は、制御部15と電気的に接続している。
画像形成部7は、露光装置17と、4色(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)のトナーごとに設けられる画像形成ユニット19と、中間転写ユニット21と、各色のトナーが収容されるトナー容器23と、を備えている。
画像形成ユニット19は、回転可能な像担持体としての感光体ドラム25を有している。感光体ドラム25は、第1の回転速度と、第1の回転速度よりも遅い第2の回転速度と、で回転する。第1の回転速度は、用紙Sが普通紙の場合の回転速度であり、第2の回転速度は、用紙Sが厚紙の場合の回転速度である。厚紙は普通紙よりもコシが強いので、普通紙の場合よりも遅い搬送速度で搬送される。感光体ドラム25の周囲には、帯電装置27と、現像装置29と、クリーニング装置31とが、感光体ドラム25の回転方向に順に配置されている。
中間転写ユニット21は、循環走行する無端状の中間転写ベルト33と、中間転写ベルト33の中空部に配置される4本の一次転写ローラー35と、を備えている。各一次転写ローラー35は、中間転写ベルト33を挟んで感光体ドラム25と対向している。各一次転写ローラー35は、感光体ドラム25に形成されたトナー像を用紙に転写する転写装置として、中間転写ベルト33と感光体ドラム25との間に一次転写部37を形成している。また、中間転写ベルト33の一方の端部には二次転写ローラー39が対向して配置されて、中間転写ベルト33と二次転写ローラー39との間に二次転写部41を形成している。
装置本体2には、給紙カセット3から、二次転写部41と定着装置9とを通って排出装置11に向かう用紙の搬送経路43が形成されている。
制御部15は、給紙装置5、画像形成部7、定着装置9、排出装置11を制御して、以下の画像形成動作を実行させる。各画像形成ユニット19においては、感光体ドラム25が帯電装置27で帯電された後、露光装置17によって画像データに対応する露光が行われて、感光体ドラム25に静電潜像が形成される。現像装置29は、静電潜像をトナー像に現像する。一次転写部37は、感光体ドラム25から中間転写ベルト33にトナー像を転写する。4つの画像形成ユニット19で現像されたトナー像が中間転写ベルト33に転写されることで、中間転写ベルト33にフルカラーのトナー像が形成される。クリーニング装置31は、各感光体ドラム25に残留したトナーを除去する。
また、制御部15は、前記の画像形成動作に合わせて用紙Sの搬送を制御する。用紙Sは給紙カセット3から給紙装置5によって送り出され、搬送経路43に沿って二次転写部41と定着装置9とを通って排出装置11に搬送される。二次転写部41において、中間転写ベルト33に形成されたフルカラーのトナー像が用紙Sに転写される。定着装置9において、フルカラーのトナー像が用紙Sに定着される。排出装置11は、トナー像が定着された用紙Sを排紙トレイ13に排出する。
また、カラープリンター1には、制御部15と電気的に接続する操作パネル45(図2参照)が設けられている。操作パネル45には、用紙Sの種類(普通紙、厚紙)を選択する選択ボタンが設けられている。選択ボタンによって厚紙が選択されると、制御部15は、用紙Sを普通紙よりも遅い速度で搬送するように制御する。これに伴い、感光体ドラム25の回転速度は、第1の回転速度から、第1の回転速度よりも遅い第2の回転速度に切り替えられる。
次に、図3及び図4を参照して、クリーニング装置31について説明する。図3はクリーニング装置の断面図、図4は移動時の層規制ローラーの側面図である。
図3に示されるように、クリーニング装置31は、感光体ドラム25に接触して回転するクリーニングローラー51と、感光体ドラム25の回転方向においてクリーニングローラー51よりも下流側で感光体ドラム25に当接するクリーニングブレード53と、クリーニングブレード53と感光体ドラム25との当接位置よりも下方に設けられるトナー層形成部材55と、クリーニングローラー51の回転方向においてトナー層形成部材55よりも下流側でクリーニングローラー51に接触してトナー層の層厚を規制する規制部材としての層規制ローラー57と、トナー層形成部材55よりも下方に設けられる回収スクリュー59と、を備えている。クリーニングローラー51と、クリーニングブレード53と、トナー層形成部材55と、層規制ローラー57と、回収スクリュー59とは、ハウジング61に収容されている。
ハウジング61は、感光体ドラム25の回転軸方向に長い中空部を有し、右上角に感光体ドラム25に面する開口61aが形成されている。
クリーニングローラー51は、芯金と、芯金の外周面に設けられる弾性層と、を有している。芯金は、例えば金属で形成され、弾性層は、例えば発泡ゴムで形成される。クリーニングローラー51は、開口61aから感光体ドラム25に接触するようにハウジング61に回転可能に支持されて、感光体ドラム25とは反対方向に回転する。クリーニングローラー51の周速は、感光体ドラム25の周速よりもやや速くなるように設定されている。このように回転することで、クリーニングローラー51は、感光体ドラム25の表面から残留トナーや放電生成物を除去すると共に、感光体ドラム25の表面を研磨している。
クリーニングブレード53は、弾性材料で形成された板状の部材である。弾性材料としては、例えば、ウレタンゴムを使用できる。クリーニングブレード53は、開口61aの下側の縁に沿って取り付けられて、感光体ドラム25の回転方向においてクリーニングローラー51よりも下流側で、感光体ドラム25にカウンター方向から接触している。これにより、感光体ドラム25の表面に付着しているトナーが、クリーニングブレード53のエッジで掻き落とされる。クリーニングブレード53とクリーニングローラー51との間には隙間が開いており、掻き落とされたトナーはこの隙間を通って落下する。
トナー層形成部材55は、クリーニングローラー51と同等の長さを有する板状の部材である。トナー層形成部材55は、クリーニングブレード53と感光体ドラム25との接触位置よりも下方から、クリーニングローラー51の下方に水平に延びるようにハウジング61に固定されている。感光体ドラム25の表面から掻き落とされたトナーは、クリーニングブレード53とクリーニングローラー51との間の隙間を通って、トナー層形成部材55に落下する。
層規制ローラー57は、芯金57aと、芯金57aの外周面に設けられた弾性層57bと、を有している。芯金57aは、例えば金属で形成され、弾性層57bは、例えば発泡ゴムで形成される。層規制ローラー57は、クリーニングローラー51の回転方向においてトナー層形成部材55よりも下流側でハウジング61に支持されて、クリーニングローラー51に接近する方向及び離間する方向に移動可能となっている。
層規制ローラー57を移動させる機構について、図4を参照して説明する。層規制ローラー57を移動させる機構は、一対の偏心カム65と、一対のバネ69と、で構成されている。一対の偏心カム65は、層規制ローラー57の芯金57aの両端にそれぞれ対応するように設けられて、芯金57aと平行な回転軸66と共に回転する。偏心カム65の外周面は、回転中心から外周面までの半径の小さい小径区間65aと半径の大きい大径区間65bと、を有している。回転軸66はハウジング61に支持されて、カムモーター67によって回転する。カムモーター67は、制御部15(図2参照)によって制御されて駆動して回転軸66を回転させる。一対のバネ69は、芯金57aの両端を付勢して偏心カム65に当接させている。
偏心カム65の大径区間65bが芯金に当接している状態(図4の実線参照)では、芯金57aは、偏心カム65によってクリーニングローラー51に近接する方向に押されて、層規制ローラー57はクリーニングローラー51に接触している。この状態での両ローラー57、51間の圧力を第1の圧力とする。偏心カム65が回転して小径区間65aが芯金57aに当接した状態(図4の二点鎖線参照)では、芯金57aは、バネ69によってクリーニングローラー51から離間する方向へ押圧されて、層規制ローラー57とクリーニングローラー51との間の圧力は、第1の圧力よりも低い第2の圧力に切り替わる。層規制ローラー57は、クリーニングローラー51に従動してクリーニングローラー51とは反対の方向に回転する。
再度図3を参照して、回収スクリュー59は、トナー層形成部材55と層規制ローラー57との隙間の下方に回転可能にハウジング61に支持されている。回収スクリュー59は、トナー層形成部材55から落下したトナーを回収容器(図示省略)に向けて搬送する。
上記構成を有するカラープリンター1において、操作パネル45によって普通紙が選択された場合は、感光体ドラム25は第1の回転速度で回転するように制御される。また、クリーニング装置31においては、偏心カム65は大径区間65bが層規制ローラー57の芯金57aに当接するように、回転軸66がカムモーター67で駆動されて回転する(図4の実線参照)。つまり、層規制ローラー57とクリーニングローラー51との間の圧力は第1の圧力となっている。画像形成動作後に感光体ドラム25に残留したトナーや感光体ドラム25に付着した放電生成物は、クリーニングローラー51及びクリーニングブレード53で掻き取られる。掻き取られたトナー等は、クリーニングローラー51とクリーニングブレード53との間を通って、トナー層形成部材55の上面に落下して貯留される。落下したトナーは、クリーニングローラー51とトナー層形成部材55との間の圧力によって、クリーニングローラー51に供給されて担持される。
クリーニングローラー51に担持されたトナーは、層規制ローラー57とクリーニングローラー51との間で圧接されて、一定の厚さのトナー層を形成する。このトナー層は、感光体ドラム25に圧接されて、感光体ドラム25の表面から付着物を掻き落とすと同時に、感光体ドラム25の表面を研磨する。これにより感光体ドラム25の表面がクリーニングされる。
一方、操作パネル45で厚紙が選択されると、前述のように感光体ドラム25の回転速度は、第1の回転速度よりも遅い第2の回転速度に切り替えられる。さらに、制御部15は、カムモーター67を駆動して回転軸66を回転させ、偏心カム65の小径区間65aを層規制ローラー57の芯金57aに当接させる(図4の二点鎖線参照)。これにより、層規制ローラー57とクリーニングローラー51との間の圧力は、第1の圧力よりも低い第2の圧力に切り替えられる。つまり、クリーニングローラー51に対する層規制ローラー57の押圧力が低下し、クリーニングローラー51に形成されるトナー層の厚さが厚くなる。このトナー層によって、感光体ドラム25の表面から付着物が掻き落とされると共に感光体ドラム25の表面が研磨される。
上記説明したように本発明のクリーニング装置31においては、厚紙に画像形成動作を行う場合等、感光体ドラム25の回転速度が普通紙通紙時の回転速度よりも遅くなった場合には、クリーニングローラー51に形成されるトナー層の厚さを厚くすることで、感光体ドラム25の表面を研磨する能力を高めている。したがって、感光体ドラム25の回転速度が遅い場合にも、感光体ドラム25の表面を確実に研磨することができるので、放電生成物の付着による像流れが発生しにくい。また、クリーニングローラー51のトナー層の厚さが厚くなると、感光体ドラム25の表面からトナー層への吸水力が高くなり、像流れを防ぐ効果も得られる。
また、偏心カム65とバネ69を用いる簡易な機構で、層規制ローラー57をクリーニングローラー51に接近する方向及び離間する方向に移動させることで、クリーニングローラー51に形成されるトナー層の厚さを規制することができる。ただし、トナー層の厚さを規制する方法は、この機構に限らない。例えば、トナー層形成部材55を用いてクリーニングローラー51に形成されるトナー層の厚さを規制しても良い。
本実施形態では、感光体ドラム25が第1の回転速度と第2の回転速度の2つの回転速度で回転する例について説明したが、感光体ドラム25は、2つ以上の回転速度で回転可能に設けられても良い。この場合は、回転速度が遅くなるほど、トナー層の層厚を高くするように層規制ローラー57が制御される。また、感光体ドラム25の第2の回転速度として、厚紙が通紙される場合の回転速度を挙げたが、周辺環境(温度及び湿度)に応じて感光体ドラム25の回転速度を所定の速度よりも遅くする場合等にも本発明を適用できる。
なお、上記した本発明の実施形態の説明は、本発明に係るクリーニング装置及び画像形成装置における好適な実施の形態を説明しているため、技術的に好ましい種々の限定を付している場合もあるが、本発明の技術範囲は、特に本発明を限定する記載がない限り、この態様に限定されるものではない。さらに、上記した本発明の実施形態における構成要素は適宜、既存の構成要素等との置き換えが可能であり、且つ、他の既存の構成要素との組合せを含む様々なバリエーションが可能であり、上記した本発明の実施形態の記載をもって、特許請求の範囲に記載された発明の内容を限定するものではない。
1 カラープリンター(画像形成装置)
25 感光体ドラム(像担持体)
31 クリーニング装置
35 一次転写ローラー(転写装置)
51 クリーニングローラー
53 クリーニングブレード
55 トナー層形成部材
57 層規制ローラー(規制部材)
25 感光体ドラム(像担持体)
31 クリーニング装置
35 一次転写ローラー(転写装置)
51 クリーニングローラー
53 クリーニングブレード
55 トナー層形成部材
57 層規制ローラー(規制部材)
Claims (4)
- 回転する像担持体の表面に接触して回転するクリーニングローラーと、
前記像担持体の回転方向において前記クリーニングローラーよりも下流側で前記像担持体に当接して、該像担持体に付着したトナーを掻き落すクリーニングブレードと、
前記クリーニングブレードで掻き落されたトナーを受け止めて貯留し、前記クリーニングローラーに供給して該クリーニングローラーにトナー層を形成するトナー層形成部材と、
前記クリーニングローラーに接触してトナー層の層厚を規制する規制部材と、を備え、
前記規制部材は、前記像担持体の回転速度が遅くなるにつれて、前記クリーニングローラーに形成されるトナー層の層厚を厚くするように制御されることを特徴とするクリーニング装置。 - 前記規制部材は、前記クリーニングローラーに近接又は離間する方向に移動可能に設けられ、前記像担持体の回転速度が遅くなるにつれて、前記クリーニングローラーから離間する方向に移動するように制御され、前記クリーニングローラーに対する前記規制部材の押圧力を低下させることで、前記トナー層の層厚を厚くすることを特徴とする請求項1に記載のクリーニング装置。
- 前記像担持体は、第1の回転速度と該第1の回転速度よりも遅い第2の回転速度で回転可能であり、
前記規制部材は、前記像担持体の回転速度が前記第1の回転速度から前記第2の回転速度に切り替えられた場合に、前記クリーニングローラーに形成されるトナー層の層厚を厚くするように制御されることを特徴とする請求項1又は2に記載のクリーニング装置。 - 像担持体に形成されたトナー像を用紙に転写する転写装置と、
前記転写装置でトナー像が前記用紙に転写された後で前記像担持体に残留したトナーを除去する請求項3に記載のクリーニング装置と、を備え、
前記第1の回転速度は、前記用紙が普通紙の場合の回転速度であり、前記第2の回転速度は、前記用紙が厚紙の場合の回転速度であることを特徴とする画像形成装置。
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Cited By (1)
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