JP4693013B2 - 遊技媒体払出装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、状況に応じて遊技媒体を払い出す遊技媒体払出装置に関し、特に遊技媒体の不正払出を防止しようとするものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の遊技媒体払出装置としては、遊技媒体の通過ごとに媒体検出信号を出力する遊技媒体検出手段と、遊技媒体の払出命令を出力する払出制御手段と、前記払出制御手段からの払出要求信号に基づいて、媒体払出手段を駆動させる払出駆動手段と、前記払出制御手段からの払出要求信号が出力されていない状態で、媒体検出信号が出力されたことを条件に、遊技媒体の不正払出状態と判定する払出状態判定手段とを備えたものが知られていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記した従来の媒体払出装置では、次のような問題点があった。第1に、媒体の通過を検出するようにしていることから、メンテナンスの際に払出駆動手段を手動で動作させて遊技媒体を払い出したような場合でも、遊技媒体の不正払出状態と判定してしまい、メンテナンスの妨げとなってしまうことがあった。
【0004】
第2に、払出要求信号の出力から遊技媒体が実際に検出されるまでに遊技媒体が移動するまでの僅かな時間が必要であるが、この時間が適切でないと、払出不正状態と常に判定されてしまったり、実際の払出不正状態を検出することができないことがあり、正しい遊技媒体の移動タイミングを得るために多くの試行を設計段階で必要とし多くの時間を費やしてしまうといった問題点があった。
【0005】
そこで、請求項1〜8記載の遊技媒体払出装置は、上記した従来の技術の有する問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、払出駆動手段の駆動により出力される駆動検知信号を監視することで、メンテナンスの妨げとならず、かつ、不正検出のための設計段階での試行の必要性の少ない設計の容易な遊技媒体払出装置を提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
(特徴点)
本発明は、上記した目的を達成するためのものであり、以下にその内容を図面に示した発明の実施の形態の一例を用いて説明する。
(請求項1)
請求項1記載の遊技媒体払出装置は、遊技媒体を払い出す媒体払出手段(80)と、前記媒体払出手段(80)を作動させて予め定められた数の遊技媒体を払い出すための遊技媒体払出要求信号を出力する払出制御手段(110)と、前記払出制御手段(110)を有し、遊技媒体払出装置の動作を制御するための遊技制御装置と、前記払出制御手段(110)からの遊技媒体払出要求信号に基づいて媒体払出手段(80)を駆動する払出駆動手段(例えばモータ81)と、を備えた遊技媒体払出装置であって、前記遊技媒体払出装置は、第1の基準電圧と、前記第1の基準電圧よりも電圧の低い第2の基準電圧と、常時は前記第1の基準電圧よりも高い電圧を備えた第1のレベル信号を出力し、払出制御手段(110)からの遊技媒体払出要求信号の入力を条件に、前記第1の基準電圧よりも低く、第2の基準電圧よりも高い電圧を備えた第2のレベル信号を出力する払出要求信号変換手段(120)と、前記払出要求信号変換手段(120)からの第2のレベル信号の入力を条件に、駆動許可信号を出力する払出信号確認手段(130)と、を備え、前記払出駆動手段(81)は、前記払出信号確認手段(130)からの駆動許可信号の入力を条件に、媒体払出手段(80)を駆動するようにしたことを特徴とする。
【0007】
したがって、請求項1記載の遊技媒体払出装置によれば、前記払出制御手段(110)は、遊技媒体払出要求信号を出力する。前記払出要求信号変換手段(120)は、前記払出制御手段(110)からの遊技媒体払出要求信号を入力すると、前記第1の基準電圧よりも低く、第2の基準電圧よりも高い電圧を備えた第2のレベル信号を出力する。
【0008】
前記払出信号確認手段(130)は、前記払出要求信号変換手段(120)からの第2のレベル信号を入力すると、駆動許可信号を出力する。前記払出駆動手段(81)は、前記払出信号確認手段(130)からの駆動許可信号を入力すると、媒体払出手段(80)を駆動する。一方、払出信号確認手段(130)は、第1の基準電圧よりも高い電圧を備えた信号を入力しても、駆動許可信号を出力することはない。
また、請求項1記載の遊技媒体払出装置は、前記遊技媒体払出装置には、前記払出駆動手段(81)の駆動を検知し駆動検知信号を出力する駆動検知手段(30)と、払出信号確認手段(130)からの駆動許可信号の入力がない状態で、前記駆動検知信号の入力があったことを条件に、遊技媒体の不正払出状態と判定し不正信号を出力する払出状態判定手段(140)と、を備えたことを特徴とする。
ここで、「払出信号確認手段(130)からの駆動許可信号の入力がない状態」とは、「払出信号確認手段(130)からの駆動許可信号の入力があったとき」以外の状態をいう。そして、「払出信号確認手段(130)からの駆動許可信号の入力があったとき」とは、駆動許可信号の出力がされてから、その信号の出力が終了するまでの間も勿論、信号の出力が終了していても、当該駆動許可信号の出力に基づく遊技媒体の払い出しを完了するまでの間をも含むものである。なお、「当該駆動許可信号の出力に基づく遊技媒体の払出の完了」とは、媒体センサにより検知された媒体数が、当該駆動許可信号に対応する所定数に達したとき」をいう。
したがって、請求項1記載の遊技媒体払出装置によれば、駆動検知手段(30)は、払出駆動手段(81)の駆動を検知し駆動検知信号を出力する。一方、払出状態判定手段(140)は、払出信号確認手段(130)からの駆動許可信号の入力がない状態で、前記駆動検知信号を入力すると、遊技媒体の不正払出状態と判定し不正信号を出力する。
また、請求項1記載の遊技媒体払出装置は、前記第2のレベル信号は、前記遊技制御装置から外部に出力される他の信号の電圧とは異なる電圧レベルに設定したことを特徴とする。
(請求項2)
請求項2記載の遊技媒体払出装置は、上記した請求項1記載の特徴点に加え、払出信号確認手段(130)は、第2の基準電圧よりも低い電圧のレベル信号の入力を条件に、異常信号を出力するように形成したことを特徴とする。
【0009】
したがって、請求項2記載の遊技媒体払出装置によれば、払出信号確認手段(130)は、第2の基準電圧よりも低い電圧のレベル信号を入力すると、異常信号を出力する。
【0010】
【0011】
(請求項3)
請求項3記載の遊技媒体払出装置は、上記した請求項1又は2記載の特徴点に加え、駆動検知手段(30)は、払出駆動手段(81)への印可電圧が所定値以上であることを条件に、駆動検知信号を出力するようにしたことを特徴とする。
【0012】
したがって、請求項3記載の遊技媒体払出装置によれば、駆動検知手段(30)は、払出駆動手段(81)への印可電圧が所定値以上になると、駆動検知信号を出力する。前記払出駆動手段(81)への印可電圧の如何によって、払出駆動手段(81)が駆動されているか否かを検知することができる。
(請求項4)
請求項4記載の遊技媒体払出装置は、上記した請求項1又は2記載の特徴点に加え、駆動検知手段(30)は、払出駆動手段(81)への流入電流が所定値以上であることを条件に、駆動検知信号を出力するようにしたことを特徴とする。
【0013】
したがって、請求項4記載の遊技媒体払出装置によれば、駆動検知手段(30)は、払出駆動手段(81)への流入電流が所定値以上であることを条件に、駆動検知信号を出力する。前記払出駆動手段(81)への流入電流の如何によって、払出駆動手段(81)が駆動されているか否かを検知することができる。
(請求項5)
請求項5記載の遊技媒体払出装置は、上記した請求項1又は2記載の特徴点に加え、遊技媒体払出装置には、払出信号確認手段(130)からの異常信号の入力又は払出状態判定手段(140)からの不正信号の入力を条件に、異常又は不正払出を外部に報知する異常不正報知手段(90)を備えたことを特徴とする。
【0014】
したがって、請求項5記載の遊技媒体払出装置によれば、異常不正報知手段(90)は、払出確認手段から異常信号を入力すると、その異常を外部に報知し、また、払出状態判定手段(140)から不正信号を入力すると、その不正払出を外部に報知する。このような動作によって、異常又は不正払出を外部から知ることができる。
(請求項6)
請求項6記載の遊技媒体払出装置は、上記した請求項1又は2記載の特徴点に加え、遊技媒体払出装置には、払出確認手段からの異常信の入力号又は払出状態判定手段(140)からの不正信号の入力を条件に、少なくても払出駆動手段(81)の駆動を不能動化する払出駆動不能動化手段(160)を備えたことを特徴とする。
【0015】
したがって、請求項6記載の遊技媒体払出装置によれば、払出駆動不能動化手段(160)は、払出確認手段からの異常信号又は払出状態判定手段(140)からの不正信号を入力すると、少なくても払出駆動手段(81)の駆動を不能動化する。異常又は不正払出状態では、遊技媒体の払出は停止する。
(請求項7)
請求項7記載の遊技媒体払出装置は、請求項4、請求項5又は請求項6記載の特徴点に加え、遊技媒体払出装置には、媒体払出手段(80)から払い出された遊技媒体を検出し媒体検出信号を特定信号線を介して払出制御手段(110)へ出力する媒体センサと、駆動許可信号に基づいて払出駆動手段(81)が駆動している駆動期間中には、前記媒体センサからの媒体検出信号の出力を許容し、前記駆動期間中以外には、前記媒体センサからの媒体検出信号を遮断するとともに、駆動検知手段(30)からの駆動検知信号を、前記特定信号線を介して払出制御手段(110)へ出力させる信号切替手段と、を備えたことを特徴とする。
【0016】
したがって、請求項7記載の遊技媒体払出装置によれば、媒体センサは、媒体払出手段(80)から払い出された遊技媒体を検出し媒体検出信号を、特定信号線を介して払出制御手段(110)へ出力する。信号切替手段(50)は、駆動許可信号に基づいて払出駆動手段(81)が駆動している駆動期間中には、前記媒体センサからの媒体検出信号の出力を許容する。
【0017】
また、信号切替手段(50)は、前記駆動期間中以外には、前記媒体センサからの媒体検出信号を遮断するとともに、駆動検知手段(30)からの駆動検知信号を、前記特定信号線を介して払出制御手段(110)へ出力させる。前記信号切替手段(50)によって、駆動期間には媒体検出信号を、駆動期間中以外には、駆動検知信号をというように、必要な信号を必要なときにだけ共通の特定信号線を介して払出制御手段(110)へ出力させることにより、それぞれに別の信号線を用いて出力させるよりも、信号線の数を節約することができる。
(請求項8)
請求項8記載の遊技媒体払出装置は、請求項7記載の特徴点に加え、遊技媒体払出装置は、遊技媒体の払い出しの完了を条件に、媒体センサへの電力の供給を停止するようにしたことを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】
図1〜4は、本発明の一実施の形態を示すものであり、図1はスロットマシンの制御の概略を示したブロック図、図2は駆動検知手段の一例を示した回路図、図3は遊技制御装置の要部の一例を示した回路図、図4は各種信号の出力タイミングを示したタイムチャートを各々示す。
(遊技制御装置)
図1中、10は、スロットマシンの遊技等の動作を制御するための遊技制御装置である。
この遊技制御装置10は、スロットマシンの内部の適宜の位置に配置され、例えば遊技媒体としてのメダルの払出を行うために、後述するメダル払出要求信号a1を出力する。
【0019】
ここで、スロットマシンとは、遊技媒体払出装置の一種であって、その正面には、図柄変動表示装置20が設けられている。前記図柄変動表示装置20は、遊技者の操作により、複数種類の図柄を順次変動表示し、遊技者の操作により、その変動を停止する。そして、図柄変動表示装置20に停止表示された停止図柄の組み合わせが所定の入賞図柄の組み合わせであることを条件に入賞と判定され、遊技媒体としてのメダルが払い出されたり、特別の遊技を行う権利が付与される。
【0020】
また、遊技制御装置10は、図1に示すように、その入力側に、駆動検知手段30と、媒体センサとしての第1のメダルセンサ40及び第2のメダルセンサ41と、前記駆動検知手段30及び第1のメダルセンサ40との間に設けられた信号切替手段50と、スタートスイッチ60と、ストップスイッチ70とが各々接続されている。さらに、前記遊技制御装置10は、図1に示すように、その出力側に、媒体払出手段80と、図柄変動表示装置20と、異常不正報知手段90とが各々接続されている。
【0021】
また、遊技制御装置10は、図には示さないが、第1の基準電圧(例えば10ボルト)と、第1の基準電圧よりも電圧の低い第2の基準電圧(例えば3ボルト)とを備える。また、前記第1の電圧は、少なくともいわゆるH信号(例えば後述する払出制御手段(110)から出力される払出要求信号の電圧)よりも低い電圧であることを要する。
【0022】
また、前記第2の電圧は、少なくとも、いわゆるL信号である0ボルトの信号(例えば後述する払出制御手段(110)から払出要求信号が出力されていない状態)よりも高い電圧であることを要する。また、両電圧は、前記遊技制御装置10の内部により生成されたものでもよく、あるいは、前記遊技制御装置10の外部から入力により得られるものであってもよい。
【0023】
なお、上記両電圧の差は、電圧値及び入出力ICの誤差分を考慮した値であることが望ましく、本実施の形態では例えば3ボルト程度が望ましい。また、駆動検知手段30と第1のメダルセンサ40とは、信号切替手段50を介して遊技制御装置10と接続されている。なお、媒体払出手段80には、払出駆動手段としてのモータ81が設けられ、前記モータ81を駆動することにより遊技媒体としてのメダルの払い出しが可能となる。
(駆動検知手段)
前記駆動検知手段30は、図2に示すように、トランジスタ、コンパレータなどを用いて、後述する払出駆動手段としてのモータ81の駆動を検知可能に形成され、モータ81の駆動を検知すると、検知信号を出力するように形成されている。具体的には、駆動許可信号a3が入力されると、トランジスタを介して電源からモータ81に通電される。モータ81に通電され、モータ81に印可された電圧が所定値を越えると、コンパレータから駆動検知信号bが出力される。
【0024】
一方、駆動許可信号a3の入力がない状態では、電源からモータ81には通電されず、モータ81に印可される電圧は所定値を越えることがないから、コンパレータから駆動検知信号bが出力されることもない。
(第1のメダルセンサ)
前記第1のメダルセンサ40は、図には示さないが、発光素子と受光素子とを備え、この発光素子と受光素子との間を遊技媒体としてのメダルが通過するとメダルが検出可能に形成されている。そして、メダルの通過を検出すると遊技媒体検出信号c1を遊技制御装置10に出力する。
【0025】
また、前記第1のメダルセンサ40は、第2のメダルセンサ41よりも、メダルの払出方向の上流に配置されている。さらに、第1のメダルセンサ40は、メダルの払い出しが必要でないときには、電源からの電力の供給を停止している。このように、メダルの払い出しが必要でないときには、電源からの電力の供給を停止することにより、光センサの寿命が短くなるのを有効に防止することができるとともに、待機電力の消費を押さえることができる。
(第2のメダルセンサ)
前記第2のメダルセンサ41は、前記第1のメダルセンサ40と同様に、図には示さないが、発光素子と受光素子とを備え、この発光素子と受光素子との間をメダルが通過するとメダルが検出可能に形成されている。そして、メダルの通過を検出すると遊技媒体検出信号c2を遊技制御装置10に出力する。
【0026】
また、前記第1のメダルセンサ40と前記第2のメダルセンサ41とで、メダルの移動方向を検知可能に形成されている。すなわち、第1のメダルセンサがメダルを検出してから第2のメダルセンサ41がメダルを検出する場合には、メダルは、払い出す方向に移動していることが検知できる。逆に、第2のメダルセンサ41がメダルを検出した後に、第1のメダルセンサ40がメダルを検出すると、メダルは、メダルの払出方向とは逆方向に移動していると検知できる。また、両メダルセンサ40,41がメダルを検知するタイミング如何で、メダルの異常な払い出し(例えば命令を超えた枚数のメダルの払い出し、命令以下の枚数のメダルの払い出しなど)が行われているか否かを判定可能に形成されている。
【0027】
さらに、第2のメダルセンサ41は、第1のメダルセンサ40と同様に、メダルの払い出しが必要でないときには、電源からの電力の供給を停止している。このように、メダルの払い出しが必要でないときには、電源からの電力の供給を停止することにより、光センサの寿命が短くなるのを有効に防止することができるとともに、待機電力の消費を押さえることができる。
(信号切替手段)
前記信号切替手段50は、駆動許可信号a3が出力されている状態では、第1のメダルセンサ40からの遊技媒体検出信号c1を遊技制御手段に入力可能とする一方、メダルの払い出しが行われていないときには、駆動検知手段30からの駆動検知信号bを遊技制御装置10に入力可能に形成されている。
【0028】
また、前記信号切替手段50は、入力可能な信号を切り替えることができるものであれば何れの構成であってもよく、例えばトランジスタのようなスイッチング素子で構成された電気的スイッチのようなものであってもよい。また、前記駆動検知手段10と前記第1のメダルセンサ40とは、共通の信号線である特定信号線(図示せず)を介して、遊技制御装置10と接続されている。このように、同時期に出力されることのない信号を伝達する信号線を共通化することにより、それぞれに別の信号線を用いて出力させるよりも、信号線の数を節約することができ、配線構造の簡素化に供することができる。
(スタートスイッチ)
前記スタートスイッチ60は、所定枚数のメダルが投入されたことを条件に、遊技者等の操作に基づいて、図柄変動表示装置20による図柄の変動表示を開始させるための信号を出力するものである。
(ストップスイッチ)前記ストップスイッチ70は、前記図柄変動表示装置20による図柄の変動表示を停止させるための信号を出力するものである。
(媒体払出手段)前記媒体払出手段80は、図には詳しく示さないが、所定数のメダルを貯留するホッパ(図示せず)を備えるとともに、ホッパに貯留された遊技媒体を外部に払い出すための回転体を駆動する払出駆動手段としてのモータ81を備えている。
(モータ)
前記モータ81は、例えばDCモータが用いられ、遊技制御装置10からの駆動許可信号a3に基づいて駆動され、メダルを遊技者に払い出すことができる。
(図柄変動表示装置)
前記図柄変動表示装置20は、図には示さないが、例えば3個のリールを備え、各リールは、その外周に複数種類の図柄がほぼ等間隔で複数個配置されるとともに、各々モータによって回転可能に軸支されている。各リールは、スロットマシンの正面に設けられた表示窓に、その外周を臨ませて配置され、各モータの回転により、複数種類の図柄の変動表示を、表示窓を介して遊技者に対して、表示することができる。
(異常不正報知手段)
前記異常不正報知手段90は、図には示さないが、スロットマシンに配置された一対のスピーカを備え、前記スピーカを介して、遊技の状況を表した音声、エラー音や警告音などを外部に出力するとともに、異常な状態又は不正な状態の時には、特定の音声などを出力することにより、異常又は不正を外部に報知する。
(遊技制御装置)
前記遊技制御装置10は、遊技制御手段100と、払出制御手段110と、払出要求信号変換手段120、払出信号確認手段130、払出状態判定手段140、異常不正報知制御手段150、払出駆動不能動化手段160とを備えている。
(遊技制御手段)
前記遊技制御手段100は、スタートスイッチ60やストップスイッチ70などからの信号を入力し、図柄変動表示装置20による遊技を動作させ遊技を可能とするとともに、入賞の判定、メダルの検出などの他、スロットマシンの遊技に関する様々な制御を行う。
【0029】
また、前記遊技制御手段100は、メダルの払い出しが必要でないときには、第1のメダルセンサ40及び第2のメダルセンサ41について、電源からの電力の供給を停止している。
ここで、「メダルの払い出しが必要でないとき」とは、例えば駆動許可信号a3の入力がない状態をいい、「駆動許可信号a3の出力があったとき」以外の状態をいう。そして、「駆動許可信号a3の出力があったとき」とは、本実施の形態では、駆動許可信号a3の出力がされてから、その信号の出力が終了するまでの間をいう。
【0030】
なお、後述する実施の形態では、駆動許可信号a3の出力が終了していても、当該駆動許可信号a3の出力に基づく遊技媒体の払い出しが完了するまでの間をも含むものである。このように、メダルの払い出しが必要でないときには、電源からの電力の供給を停止することにより、センサの寿命が短くなるのを有効に防止することができる。
【0031】
また、「遊技媒体の払い出しの完了」は、本実施の形態では、例えば駆動許可信号a3が出力され、当該駆動許可信号a3の内容とする遊技媒体数に対応するメダル枚数が第1のメダルセンサ40及び第2のメダルセンサ41で検出された時点をいう。
(払出制御手段)
前記払出制御手段110は、遊技の状況(例えば入賞の種類)に応じて、予め定められた数のメダルを払い出すための払出要求信号a1を出力する。具体的には、第1の入賞である場合には、メダルを15枚払い出すことを内容とする遊技媒体払出要求信号a1を出力し、第2の入賞である場合には、メダルを8枚払い出すことを内容とする払出要求信号a1を出力する。
【0032】
また、前記払出要求信号a1は、H(12V)信号として出力される。
(払出要求信号変換手段)前記払出要求信号変換手段120は、前記払出制御手段110からの払出要求信号a1を入力すると、前記払出要求信号a1を変換し、第1の基準電圧(例えば10ボルト)よりも低く、第2の基準電圧(例えば3ボルト)よりも高い電圧(本実施の形態では、5ボルト)となる第2のレベル信号a2を出力する。
【0033】
なお、第2のレベル信号a2の電圧は、第1の基準電圧と第2の基準電圧との間の電圧であればよく、いずれの値であってもよいが、誤作動を防止するためには、例えば、5ボルト〜8ボルトの間が好ましい。
(払出信号確認手段)
前記払出信号確認手段130は、第1の基準電圧と第2の基準電圧との間の電圧である第2のレベル信号a2の入力を条件に、駆動許可信号a3を出力する。
【0034】
したがって、前記払出信号確認手段130は、入力された信号の電圧が、第1の基準電圧(例えば10ボルト)よりも低く、第2の基準電圧(例えば3ボルト)よりも高い電圧(本実施の形態では、3ボルト)に該当するものでないとき、例えば12ボルトや2ボルトであるときには、駆動許可信号a3を出力することはない。
【0035】
さらに、払出信号確認手段130は、第2の基準電圧よりも低い電圧の信号である第1のレベル信号を入力すると、異常な状態と判定し、その旨を払出状態判定手段140に出力する。前記払出信号確認手段130の具体的構成は、図3に示すように、例えば第1の基準電圧側と前記払出要求変換手段120とに接続された第1のコンパレータ131と、前記払出要求変換手段120と第2の基準電圧側とに接続された第2のコンパレータ132と、前記第1のコンパレータ131と第2のコンパレータ132と接続された第1のAND回路133と、第2のコンパレータ132の反転信号が出力可能なインバータとを備えている。
(払出状態判定手段)前記払出状態判定手段140は、前記払出信号確認手段130からの駆動許可信号a3が入力された状態では、前記第1のセンサ40から出力された遊技媒体検出信号c1及び第2のセンサ41からの遊技媒体検出信号c2にもとづいて、遊技媒体として適切なメダルが払い出されているか否かを判定している。
【0036】
前記払出状態判定手段140は、前記払出信号確認手段130からの駆動許可信号a3の入力がない状態で、前記駆動検知信号bの入力があったことを条件に、メダルの不正払出状態と判定し、不正信号dを出力する。上記したように、第1のメダルセンサ40及び第2のメダルセンサ41は、前記払出信号確認手段130からの駆動許可信号a3の入力がない状態では、電源からの電力の供給が停止され、メダルを検出することができないが、駆動検知信号bの入力の有無により、モータ81が駆動されたことに伴うメダルの払い出しが行われたか否かを判定することができる。
【0037】
前記払出状態判定手段140の具体的構成は、図3に示すように、例えば第1の基準電圧側と前記払出要求変換手段120とに接続された第1のコンパレータ131と、前記払出要求変換手段120と第2の基準電圧側とに接続された第2のコンパレータ132と、前記第1のコンパレータ131と第2のコンパレータ132と接続された第1のAND回路133と、駆動検知手段30に接続されるとともに、第1のAND回路133からの反転信号を入力可能に接続された第2のAND回路141とを備えている。
【0038】
また、前記払出状態判定手段140は、前記払出信号確認手段130からの異常である旨の信号を入力すると、異常信号を出力する。
(異常不正報知制御手段)
前記異常不正報知制御手段150は、前記払出状態判定手段140からの異常信号又は不正信号dを入力すると、前記異常不正報知手段90から、異常又は不正状態である旨の音声等を出力させる。
【0039】
なお、異常であるか不正であるかを容易に判別できるように、異常状態のときに出力される音声等と不正状態のときに出力される音声を、明らかに判別可能な程度に、異なる種類の音声を出力させるのが好ましい。
(払出駆動不能動化手段)
前記払出駆動不能動化手段160は、前記払出状態判定手段140からの不正信号dを入力すると、モータ81が駆動されないようにする。モータ81の駆動が行われないようにするには、モータ81を駆動するための電源からの電力の供給を、電気的スイッチなどの方法によりストップする方法やモータ81の回転を阻止する位置に障害物を移動させるなどの方法がある。
(遊技媒体払出装置の動作)メダルの正常な払出状態の検知及びメダルの不正払出状態の検知動作について、図3及び図4をを用いて簡単に説明する。
【0040】
まず、払出制御手段110から払出要求信号a1(H信号)が出力されると、払出要求変換手段120は、図4に示すように、前記第1の基準電圧よりも低く、第2の基準電圧よりも高い電圧を備えた第2のレベル信号a2を出力する。なお、払出制御手段110から出力される払出要求信号a1は、いわゆるH信号(12ボルト)として出力され、払出制御手段110は、払出要求信号a1が出力されていない状態では、L信号(0ボルト)を出力している状態となっている。
【0041】
一方、第2のレベル信号a2を出力していない状態では、払出要求変換手段120は、いわゆるH信号(12ボルト)を出力している状態となっている。そして、払出信号確認手段130は、前記第2のレベル信号a2を入力すると、駆動許可信号a3を出力する。すなわち、第1のコンパレータ131では、前記第2のレベル信号a2は、第1の基準電圧よりも低い電圧を備えているので、前記第2のレベル信号a2を出力する。
【0042】
一方、第2のコンパレータ132では、前記第2のレベル信号a2は、第2の基準電圧よりも高い電圧を備えているので、前記第1のコンパレータ131と同様に、前記第2のレベル信号a2を出力する。そして、双方の前記第2のレベル信号a2を入力した第1のAND回路133は、駆動許可信号a3を出力する。
【0043】
なお、ここで、ショートなどの不正な方法で、払出制御手段110から払出要求信号a1を払出信号確認手段130へ直接入力しても、払出要求信号a1は、何ら加工していない状態では、第1のレベル信号と同様にH信号であり、前記第1の基準電圧よりも低く、第2の基準電圧よりも高い電圧の信号ではないので、払出信号確認手段120は、この払出要求信号a1に従って駆動許可信号a3を出力することはない。
【0044】
したがって、遊技媒体を払出必要がない状態で、遊技媒体をむやみに払い出すような状態は生じない。一方、何らかの原因で、払出要求信号変換手段120から第2の基準電圧よりも低い電圧の信号が入力されたり、いずれの信号も入力されない状態となると、第2のコンパレータ132の出力信号を利用した異常である旨の信号が払出状態判定手段140に出力される。
【0045】
したがって、断線や不正行為などによって、むやみに遊技媒体が払い出されてしまうようなことはなく、異常状態を確実に判別することができる。そして、駆動許可信号a3が出力されると、モータ81が駆動され、モータ81の駆動によって遊技媒体としてのメダルが払い出される。メダルが払い出されると、第1のメダルセンサ40及び第2のメダルセンサ41とが払い出されたメダルを順に検出し、各々遊技媒体検出信号c1,c2を払出状態判定手段140に入力する。前記払出状態判定手段140は、第1のメダルセンサ40及び第2のメダルセンサ41からの遊技媒体検出信号c1,c2を入力するが、前記駆動許可信号a3の出力があったときであるので、払出状態を正常と判定する。
【0046】
なお、「駆動許可信号a3の出力があったとき」とは、本実施の形態では、駆動許可信号a3の出力がされてから、その信号の出力が終了するまでの間をいう。さらに、異なる実施の形態では、信号の出力が終了していても、当該駆動許可信号a3の出力に基づく遊技媒体の払い出しが完了するまでの間をも含むので、当該駆動許可信号a3に基づくメダルの払い出しが完了する時点まで、すなわち遊技媒体検出信号c1,c2にもとづいて検出したメダル枚数が、当該駆動許可信号a3の出力に基づく所定の枚数に達するまでは、払出状態判定手段140は、メダルの払出状態を正常と判定するようにしてもよい。
【0047】
また、第2のレベル信号は、前記遊技制御装置10から外部に出力される電圧と同じ電圧レベルのものでないことが望ましい。例えば、前記遊技制御装置10から出力されるものの電圧が、DC20V、DC12V、DC5Vの3種類である場合には、第2のレベル信号は、DC7V〜10Vの範囲で定めておくことが望ましい。第2のレベル信号を、前記電圧の範囲内に設定しておくことで、スロットマシンの内部で配線されたいずれの信号線とショートした場合でも、第2の信号と同じ電圧になることはないため、誤動作等を確実に防止することができ、より高精度な異常検出が実現できる。
【0048】
つぎに、メダルの払い出しが完了すると、遊技制御手段100は、第1のメダルセンサ40及び第2のメダルセンサ41への電力の供給を停止する。このように、メダルの払い出しが完了した状態で、第1のメダルセンサ40及び第2のメダルセンサ41への電力の供給を停止することにより、センサの稼働時間を節約して、センサの寿命の低下を有効に防止することができるとともに、待機電力の消費を押さえることができるとともに、待機電力の消費を押さえることができる。
【0049】
さらに、メダルの払い出しが完了すると、信号切替手段50は、払出状態判定手段140へ入力される信号の種類を切り替える。具体的には、第1のメダルセンサからの遊技媒体検出信号c1を入力不可とする代わりに、駆動検知手段30からの駆動検知信号bを払出状態判定手段140へ入力可能とする。また、この際、遊技媒体検出信号c1を入力するための特定信号線を、駆動検知信号bを入力するための特定信号線として用いることで、信号線の節約及び配線構造の簡素化を図ることができる。
【0050】
そして、前記駆動検知手段30からの駆動検知信号bを払出状態判定手段120へ入力可能とし、遊技媒体払出要求信号a1の入力がない状態で、駆動検知信号bを入力すると、払出状態判定手段120は、これを不正状態と判定し、不正信号を出力する。具体的には、第1のAND回路133からは、駆動許可信号a3が出力されていない状態では、第2のAND回路141には、その反転信号が入力されている。この状態で、駆動検知手段30から駆動検知信号bが入力されると、第2のAND回路141は、不正信号dとして信号を出力する。
【0051】
そして、異常不正報知制御手段150は、異常不正報知手段90による異常状態又は不正状態の外部報知を行わせる。具体的には、スピーカなどから特定の音声等を出力することで行われる。この異常状態又は不正状態の外部報知は、一度不正払出状態と判定された場合、所定の操作が行われるまで、継続して報知を行わせることにより、より有効かつ迅速に不正状態が発見可能となる。
【0052】
また、不正状態の外部報知に伴い一度不正払出状態と判定された場合、払出駆動不能動化手段160は、所定の操作が行われるまで、不正状態の報知とともに、モータ81を駆動するための電源からの電力の供給をストップし、モータ81が駆動されないようにする、このように、媒体払出手段80のモータ81の駆動を不正状態のときに、不能動化することにより、不正状態でのメダルの更なる払出を防止することができる。
(異なる実施の形態)
上記した駆動許可信号a3は、遊技媒体の払い出し枚数に関する情報を含有しないことから、図4に示すように、必要な枚数の遊技媒体が払い出されるまで、継続して信号を出力するように形成されている。
【0053】
しかし、異なる実施の形態の一例では、遊技媒体の払い出し枚数に関する情報を含有し、必要な枚数の遊技媒体の払い出しの終了を迎える前に、信号の出力を終了するようにしてもよい図5は、駆動検知手段30の異なる実施の形態の一例を示した回路図である。前記駆動検知手段30は、モータに通電された電圧が所定値を越えたか否かでモータ81の駆動を検知していると説明したが、異なる実施の形態では、図5に示すように、モータ81に流れる電流が所定の値を超えたか否で、モータの駆動を検知するようにしてもよい。
【0054】
例えば、図5に示すように、トランジスタ、電流検知コイル、コンパレータなどを用いて払出駆動手段としてのモータ81の駆動を検知可能に形成され、モータの駆動を検知すると、検知信号を出力するように形成されている。具体的には、駆動許可信号a3が入力されると、電源からモータに通電される。モータに通電され、電流が所定値を越えると、コンパレータから駆動検知信号bが遊技制御装置10に出力されることとなる。
【0055】
また、本実施の形態では、モータは例えばDCモータであると説明したが、DCモータの変わりに、ACモータやステッピングモータを用いるようにしてもよい、そして、ステッピングモータを使用した場合には、電圧の検知或いは電流の検知に変わり、モータに対して出力されたパルスを検出することで、モータの駆動を検知することができる。
【0056】
また、上記した実施の形態では、スロットマシンの性能を有した遊技媒体払出装置を一例に説明したが、遊技媒体払出装置はこれに限らず、遊技媒体を払い出す装置であればいずれの装置であってもよく、例えば遊技媒体としてパチンコ球を用いる弾球遊技機、メダルを使った遊技機のほか、貸し球機やメダルチェンジャーといった、現金を投入すると遊技媒体に変換して払い出されれるような装置も含まれることはいうまでもない。
【0057】
また、本実施の形態では、払出制御手段110、払出信号変換手段120、払出信号確認手段130、払出状態判定手段140とが同一の基盤上に設けられているのか、あるいは異なる基盤上に設けられているのかについては詳しく説明しなかった。別々の基盤に設けられている実施の形態としては、遊技制御装置10には、図6に示すように、遊技制御手段100、払出制御手段110及び払出要求信号変換手段120が設けられ、この遊技制御装置10とは別の基盤には、払出信号確認手段130、払出状態判定手段140、信号切替手段50、駆動検知手段30、払出駆動不能動化手段160が形成されている。このように、各々の信号が離れて形成された基盤の間を、信号線を介して出入力されるように形成された遊技媒体払出装置においては、この信号線を介してのいたずらや不正がなされる機会が多いという特徴を有するが、遊技制御手段10に上記の実施の形態で説明した構成を備えることで、いたずらや不正を有効に防止することができる。
【0058】
【発明の効果】
本発明は、以上のように構成されているので、以下に記載されるような効果を奏する。
請求項1〜8記載の遊技媒体払出装置によれば、払出駆動手段の駆動により出力される駆動検知信号を監視することで、メンテナンスの妨げとならず、かつ、不正検出のための設計段階での試行の必要性の少ない設計の容易な遊技媒体払出装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 スロットマシンの制御の概略を示したブロック図である。
【図2】 駆動検知手段の一例を示した回路図である。
【図3】 遊技制御装置の要部の一例を示した回路図である。
【図4】 各種信号の出力タイミングを示したタイムチャートである。
【図5】 駆動検知手段の異なる実施の形態の一例を示した回路図である。
【図6】 制御装置に関する異なる実施の形態におけるブロック図である。
【符号の説明】
10 遊技制御装置
20 図柄変動表示装置
30 駆動検知手段
40 第1のメダルセンサ
41 第2のメダルセンサ
50 信号切替手段
60 スタートスイッチ
70 ストップスイッチ
80 媒体払出手段
81 モータ
90 異常不正報知手段
100 遊技制御手段
110 払出制御手段
120 払出要求信号変換手段
130 払出信号確認手段
131 第1のコンパレータ
132 第2のコンパレータ
133 第1のAND回路
140 払出状態判定手段
141 第2のAND回路
150 異常不正報知制御手段
160 払出駆動不能動化手段

Claims (8)

  1. 遊技媒体を払い出す媒体払出手段と、
    前記媒体払出手段を作動させて予め定められた数の遊技媒体を払い出すための遊技媒体払出要求信号を出力する払出制御手段と、
    前記払出制御手段を有し、遊技媒体払出装置の動作を制御するための遊技制御装置と、
    前記払出制御手段からの遊技媒体払出要求信号に基づいて媒体払出手段を駆動する払出駆動手段と、
    を備えた遊技媒体払出装置であって、
    上記遊技媒体払出装置は、
    第1の基準電圧と、
    前記第1の基準電圧よりも電圧の低い第2の基準電圧と、
    常時は前記第1の基準電圧よりも高い電圧を備えた第1のレベル信号を出力し、払出制御手段からの払出要求信号の入力を条件に、前記第1の基準電圧よりも低く、第2の基準電圧よりも高い電圧を備えた第2のレベル信号を出力する払出要求信号変換手段と、
    前記払出要求信号変換手段からの第2のレベル信号の入力を条件に、駆動許可信号を出力する払出信号確認手段と、
    を備え、
    上記払出駆動手段は、前記払出信号確認手段からの駆動許可信号の入力を条件に、媒体払出手段を駆動するようにし、
    上記遊技媒体払出装置には、
    前記払出駆動手段の駆動を検知し駆動検知信号を出力する駆動検知手段と、
    前記払出信号確認手段からの駆動許可信号の入力がない状態で、前記駆動検知信号の入力があったことを条件に、遊技媒体の不正払出状態と判定し不正信号を出力する払出状態判定手段と、を備え、
    上記第2のレベル信号は、前記遊技制御装置から外部に出力される他の信号の電圧とは異なる電圧レベルに設定したことを特徴とする遊技媒体払出装置。
  2. 払出信号確認手段は、第2の基準電圧よりも低い電圧のレベル信号の入力を条件に、異常信号を出力するように形成したことを特徴とする請求項1記載の遊技媒体払出装置。
  3. 駆動検知手段は、払出駆動手段への印可電圧が所定値以上であることを条件に、駆動検知信号を出力するようにしたことを特徴とする請求項1又は2記載の遊技媒体払出装置。
  4. 駆動検知手段は、払出駆動手段への流入電流が所定値以上であることを条件に、駆動検知信号を出力するようにしたことを特徴とする請求項1又は2記載の遊技媒体払出装置。
  5. 遊技媒体払出装置には、払出確認手段からの異常信号の入力又は払出状態判定手段からの不正信号の入力を条件に、異常又は不正払出を外部に報知する異常不正報知手段を備えたことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の遊技媒体払出装置。
  6. 遊技媒体払出装置には、払出確認手段からの異常信号の入力又は払出状態判定手段からの不正信号の入力を条件に、少なくても払出駆動手段の駆動を不能動化する払出駆動不能動化手段を備えたことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の遊技媒体払出装置。
  7. 遊技媒体払出装置には、
    媒体払出手段から払い出された遊技媒体を検出し媒体検出信号を特定信号線を介して払出制御手段へ出力する媒体センサと、
    駆動許可信号に基づいて払出駆動手段が駆動している駆動期間中には、前記媒体センサからの媒体検出信号の出力を許容し、前記駆動期間中以外には、前記媒体センサからの媒体検出信号を遮断するとともに、駆動検知手段からの駆動検知信号を、前記特定信号線を介して払出制御手段へ出力させる信号切替手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項4、請求項5又は請求項6記載の遊技媒体払出装置。
  8. 遊技媒体払出装置は、遊技媒体の払い出しの完了を条件に、媒体センサへの電力の供給を停止するようにしたことを特徴とする請求項7記載の遊技媒体払出装置。
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