JP2005131276A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 従来のパチンコ機では、遊技球検出スイッチの配線に断線があったり、コネクタ抜けが生じたことは、検知することが出来ない。
【解決手段】 メインCPU31は、第1のコンパレータ84の比較結果が、始動入賞球スイッチ21Sの出力電圧Vが基準電圧(3[V])よりも低く、かつ、第2のコンパレータ90の比較結果が、始動入賞球スイッチ21Sの出力電圧Vが判定電圧(0.5[V]))よりも高いものである場合、パチンコ球の通過が有るものと判定する。また、第1のコンパレータ84の比較結果が、始動入賞球スイッチ21Sの出力電圧Vが基準電圧よりも低く、かつ、第2のコンパレータ90の比較結果が、始動入賞球スイッチ21Sの出力電圧Vが判定電圧よりも低いものである場合、異常を検出して遊技球の通過が無いものと判定する。
【選択図】 図5

Description

本発明は、遊技球通過検出手段の出力電圧に基づいて遊技球の通過の有無を判定する遊技機に関するものである。
従来、この種の遊技機では、例えば、図1に示す遊技球検出回路を用いて、一般入賞口や始動入賞口等を通過する遊技球を検出するパチンコ機がある。
一般入賞口や始動入賞口等には遊技球検出スイッチ1が設けられている。遊技球検出スイッチ1は、遊技球が検出されない通常時にはその抵抗値が低くなっており、電源電圧12[V]から抵抗2に大きな電圧が印加されて、その出力電圧Vは5[V]になっている。従って、通常時、コンパレータ5の非反転入力端子(+)には、抵抗3およびコンデンサ4を介して5[V]の電圧が入力されている。コンパレータ5の反転入力端子(−)には、抵抗6および抵抗7によって電源電圧12[V]が分割されて得られる3[V]の基準電圧が印加されており、その出力端子は、抵抗8を介して電源電圧5[V]に吊り上げられていると共に、パチンコ機の遊技処理を行う図示しないマイクロコンピュータ(以下、マイコンと称する)の入力ポートに接続されている。
このため、コンパレータ5の非反転入力端子に5[V]の電圧が入力されている通常時には、非反転入力端子に入力される電圧が反転入力端子の基準電圧よりも高くなるため、コンパレータ5の出力電圧はハイレベルとなる。よって、マイコンの入力ポートにはハイレベルの電圧が与えられるため、マイコンは、一般入賞口や始動入賞口等における遊技球の通過は無いものと検知する。
また、一般入賞口や始動入賞口等を遊技球が、例えば、図2(b)に示す時間t7〜t8の間に通過すると、遊技球検出スイッチ1はその抵抗値を高め、抵抗2に印加される電圧が小さくなって出力電圧Vは1[V]になる。従って、図2(c)に示すように、時間t7〜t8の間、コンパレータ5の非反転入力端子には1[V]の電圧が入力される。このため、コンパレータ5の非反転入力端子に入力される電圧が反転入力端子の基準電圧よりも低くなるため、コンパレータ5の出力は図2(d)に示すように時間t7〜t8の間ローレベルとなる。よって、マイコンの入力ポートにはローレベルの電圧が与えられるため、マイコンは、図2(e)に示すように、時間t7〜t8の間、一般入賞口や始動入賞口等において遊技球の通過が有ったものと検知する。
このような遊技球検出回路では、遊技球の通過があった際に遊技球検出スイッチ1の出力電圧Vをローレベルにする構成になっている。このため、無線電波等によって遊技球検出スイッチ1を誤動作させるいわゆる電波ゴトをしようとしても、遊技球検出スイッチ1の出力電圧Vが通常時からハイレベルになっているため、マイコンにおける遊技球の通過判定を、不正に、遊技球の通過が有ったものとさせることは出来ない。
また、このような不正を防止する遊技球検出回路を備えた遊技機として、下記の特許文献1に開示されたパチンコ機もある。なお、以下の説明における括弧内の符号は、同文献で用いられている符号である。
このパチンコ機では、入賞があって遊技球の通過があった際には、始動口スイッチ(17)を構成するコイル(170)と抵抗素子(105)との間の接続ノードの電位、つまり、始動口スイッチ(17)の出力電圧がローレベルになる。この出力電圧は、インバータ(102a)および第1ポート(104a)を介してマイコン(31)の第1入力ポートにローベル信号として与えられる。また、この際、ローレベルの出力電圧は、ツェナーダイオード(107)にも与えられるが、このローレベルはツェナーダイオード(107)のしきい値よりも低いため、インバータ(102b)および第2ポート(104b)を介してマイコン(31)の第2入力ポートにもローレベル信号が与えられる。マイコン(31)は、第1入力ポートおよび第2入力ポートにローレベル信号が入力されているのを認識すると、始動口に遊技球が通過して始動入賞があったことを検知する。
一方、電波ゴトが行われた場合には、始動口スイッチ(17)の出力電圧がハイレベルになる。この出力電圧は、インバータ(102a)および第1ポート(104a)を介してマイコン(31)の第1入力ポートにハイベル信号として与えられる。また、この際、ハイレベルの出力電圧はツェナーダイオード(107)のしきい値よりも高いため、インバータ(102b)および第2ポート(104b)を介してマイコン(31)の第2入力ポートにもハイレベル信号が与えられる。マイコン(31)は、第1入力ポートおよび第2入力ポートにハイレベル信号が入力されているのを認識すると、電波ゴトがあったことを検知する。
このため、特許文献1に記載のパチンコ機でも、電波ゴトによる不正を防止することが出来る。
特開2000−167214号公報(段落[0068]〜[0091]参照)
しかしながら、図1に示す遊技球検出回路を用いた上記従来のパチンコ機、および特許文献1に記載された上記従来のパチンコ機のいずれにおいても、遊技球検出スイッチの配線に断線があったり、遊技球検出スイッチと配線との間のコネクタ抜けや、この配線と回路基板との間のコネクタ抜けが生じたことは、検知することが出来ない。
つまり、図1に示す遊技球検出回路を用いた上記従来のパチンコ機においては、このような断線やコネクタ抜けが生じて接触不良が発生すると、図2(a)に示すように、遊技球検出スイッチ1へ入力される電圧が12[V]と0[V]との間で変化する。遊技球検出スイッチ1へ入力される電圧が例えば時間t1〜t2,t3〜t4,t5〜t6の間で0[V]になると、コンパレータ5の非反転入力端子に入力される電圧も、図2(c)に示すように同時間の間0[V]になって、反転入力端子の基準電圧よりも低くなる。このため、コンパレータ5の出力電圧は、図2(d)に示すように、時間t1〜t2,t3〜t4,t5〜t6の間、遊技球の通過が有った時間t7〜t8の間と同じローレベルとなる。よって、マイコンの入力ポートには、時間t1〜t2,t3〜t4,t5〜t6の間ローレベルの電圧が与えられるため、マイコンは、図2(e)に示すように、同時間の間、上記のような断線やコネクタ抜けが生じた場合にも、一般入賞口や始動入賞口等において遊技球の通過が有ったものと誤検知する。
また、特許文献1に記載された上記従来のパチンコ機においては、上記のような断線やコネクタ抜けが生じた場合、コイル(170)と抵抗素子(105)との間の接続ノードの電位がローレベルになる。この出力電圧は、インバータ(102a)および第1ポート(104a)を介してマイコン(31)の第1入力ポートにローベル信号として与えられる。また、この際、コイル(170)と抵抗素子(105)との間の接続ノードのローレベルの電位は、ツェナーダイオード(107)にも与えられ、インバータ(102b)および第2ポート(104b)を介してマイコン(31)の第2入力ポートにもローレベル信号が与えられる。従って、上記のような断線やコネクタ抜けが生じた場合にも、始動口に遊技球が通過した場合と同じように、マイコン(31)の第1入力ポートおよび第2入力ポートにローレベル信号が入力される。このため、マイコン(31)は始動口に遊技球が通過して始動入賞があったものと誤検知する。
このように断線やコネクタ抜けを遊技球の通過と誤検知してしまうと、入賞の事実が無いのに不当に遊技球が払い出されたり、特別図柄遊技が開始されて遊技者に有利な遊技が不当に開始されてしまう。さらには、金銭を機械に投入していないのに、不当に遊技球が貸し出されたと誤検出してしまう。
本発明はこのような課題を解決するためになされたもので、遊技球の通過を検出すると出力電圧を基準電圧より低い所定電圧に低下させる遊技球通過検出手段と、この遊技球通過検出手段の出力電圧に基づいて遊技球の通過の有無を判定する判定手段とを備えて構成される遊技機において、判定手段は、遊技球通過検出手段からの入力電圧が、所定電圧より低く接地電圧より高い判定電圧に比較して低い場合、遊技球の通過が無いものと判定することを特徴とする。
この構成によれば、遊技球通過検出手段は、遊技球の通過を検出すると出力電圧を基準電圧より低い所定電圧に低下させるため、判定手段は、この電圧低下を検出して遊技球の通過が有ったことを検知する。また、遊技球通過検出手段の配線に断線があったり、遊技球通過検出手段と配線との間や、この配線と回路基板との間にコネクタ抜けが生じると、遊技球通過検出手段から判定手段に入力される電圧は判定電圧に比較して低い接地電圧になる。このため、判定手段は、この電圧低下を検出して、遊技球通過検出手段の配線に断線があったか、またはコネクタ抜けがあったことを検知し、遊技球の通過が無いものと判定する。
従って、断線やコネクタ抜けを従来のように遊技球の通過と誤検知してしまうことが無いため、入賞の事実が無いのに不当に遊技球が払い出されたり、特別図柄遊技が開始されて遊技者に有利な遊技が不当に開始されてしまう事態が防止される。また、金銭を機械に投入していないのに、不当に遊技球が貸し出されてしまうことを検出してしまう事態も防止される。
また、本発明は、判定手段が、遊技球通過検出手段の出力電圧を基準電圧と比較する第1の電圧比較手段と、遊技球通過検出手段の出力電圧を判定電圧と比較する第2の電圧比較手段とを含み、第1の電圧比較手段の比較結果が、遊技球通過検出手段の出力電圧が基準電圧よりも低いものである場合、遊技球の通過が有るものと判定し、第2の電圧比較手段の比較結果が、遊技球通過検出手段の出力電圧が判定電圧よりも低いものである場合、遊技球の通過が無いものと判定することを特徴とする。
この構成によれば、判定手段は、遊技球通過検出手段の出力電圧を、第1の電圧比較手段によって基準電圧と比較して遊技球の通過の有無を判定すると共に、第2の電圧比較手段によって判定電圧と比較して断線やコネクタ抜けの有無を判定する。
また、本発明は、判定手段が、第1の電圧比較手段の比較結果が、遊技球通過検出手段の出力電圧が基準電圧よりも低いものであり、かつ、第2の電圧比較手段の比較結果が、遊技球通過検出手段の出力電圧が判定電圧よりも高いものである場合、遊技球の通過が有るものと判定し、第1の電圧比較手段の比較結果が、遊技球通過検出手段の出力電圧が基準電圧よりも高いものであり、かつ、第2の電圧比較手段の比較結果が、遊技球通過検出手段の出力電圧が判定電圧よりも高いものである場合、または、第1の電圧比較手段の比較結果が、遊技球通過検出手段の出力電圧が基準電圧よりも低いものであり、かつ、第2の電圧比較手段の比較結果が、遊技球通過検出手段の出力電圧が判定電圧よりも低いものである場合、遊技球の通過が無いものと判定することを特徴とする。
この構成によれば、判定手段は、第1の電圧比較手段および第2の電圧比較手段の各比較結果を参照して遊技球通過検出手段の状態を判定するため、遊技球通過検出手段による遊技球の通過検出、および遊技球通過検出手段の通電状態による配線の断線検出やコネクタ抜け検出を確実に判定することが出来る。
また、本発明は、遊技球通過検出手段からの入力電圧が判定電圧よりも低い場合、異常を検出したことを報知する異常報知手段を備えたことを特徴とする。
この構成によれば、配線の断線検出やコネクタ抜け検出があって異常が検出されると、異常報知手段によってその旨が報知される。このため、遊技店は、この報知によって断線やコネクタ抜けが生じていることを容易に把握できるので、即座にこれに対応することが可能になる。
このような本発明によれば、上記のように、断線やコネクタ抜けを従来のように遊技球の通過と誤検知してしまうことが無いため、不当に遊技球が払い出されたり、また、特別図柄遊技が不当に開始されてしまうといった事態が防止される。
次に、本発明を実施するための最良の形態について説明する。
図3は、本発明による遊技機をパチンコ機に適用した一実施形態によるパチンコ機10の正面図である。
パチンコ機10の正面には遊技盤11が設けられており、その下方には上皿12が設けられている。上皿12の下方右側には、レール13を介して遊技盤11へパチンコ球を打ち込む際に操作されるハンドル14が設けられている。また、遊技盤11の上方には電飾LED(発光ダイオード)15aおよび異常報知LED15bが設けられている。
遊技盤11の盤面中央には、特別図柄表示装置であるLCD(液晶表示装置)16が設けられている。このLCD16には、左図柄、中図柄および右図柄からなる3列の複数の特別図柄が表示され、また、これら特別図柄の背後に演出画が表示される。LCD16の上方には、緑色LEDおよび赤色LEDが左右に並設された普通図柄表示装置17が設けられており、この普通図柄表示装置17を挟んで4つのLEDからなる普通始動記憶個数表示部18が設けられている。また、LCD16の下側には4つのLEDからなる特別始動記憶個数表示部19が設けられており、また、LCD16の左右には通過孔20が設けられている。また、LCD16の下方には始動入賞口21が設けられており、始動入賞口21の下方には大入賞口22、その左右には一般入賞口23が設けられている。
普通始動記憶個数表示部18には通過孔20へのパチンコ球の通過が保留玉として最大4個まで記憶され、特別始動記憶個数表示部19には始動入賞口21へのパチンコ球の入賞が保留玉として最大4個まで記憶される。
また、上記のパチンコ機10の左側方にはカードユニット24が設けられている。このカードユニット24のカード挿入口24aにカード残高の記録されたカードが挿入され、遊技者によって所定の貸球操作が行われると、予め設定されている貸出単位額分のパチンコ球が上皿12に貸し出される。
図4は、本実施形態によるパチンコ機10の遊技動作を処理制御する電子回路の主な構成を示すブロック図である。この電子回路は、遊技処理を制御する主制御回路30や、この主制御回路30からの指示に従って遊技の演出を行う演出制御回路40、賞球等の払い出しやパチンコ球の発射を制御する払出・発射制御回路60等から構成されている。上記のカードユニット24はこの払出・発射制御回路60に接続されている。
主制御回路30には、メインCPU31や初期リセット回路32、シリアル通信用IC33といった電子部品が実装されている。また、主制御回路30には、メインCPU31がパチンコ機10の遊技動作を処理制御するためのプログラムが記憶格納された図示しないメインROMや、処理制御時にデータが一時的に記憶される図示しないメインRAM(ランダムアクセスメモリ)も実装されている。初期リセット回路32は、主制御回路30の起動時にメインRAMに記憶されている遊技状態の内容を消去するリセット信号を発する。また、シリアル通信用IC33は、メインCPU31から送出される制御信号を各制御回路40,60へシリアルに送信する。
主制御回路30には、通過孔20の内側に設けられ、パチンコ球が通過孔20を通過するのを検知するゲートスイッチ20Sや、始動入賞口21に入賞したパチンコ球を検知する始動入賞球スイッチ21Sが接続されている。また、大入賞口22に入賞したパチンコ球を検知するカウントスイッチ22S、大入賞口22内部の特定領域を通過したパチンコ球を検知するVカウントスイッチ22V、一般入賞口23へ入賞したパチンコ球を検知する一般入賞球スイッチ23Sが接続されている。また、主制御回路30には、アクチュエータとして、球受入口が拡張する始動入賞口ソレノイド21a、扉が開閉する大入賞口ソレノイド22a、大入賞口22内部の特定領域にパチンコ球が入賞した後にパチンコ球を特定領域以外へ誘導する特定領域誘導装置34等が接続されている。
上記各スイッチ20S,21S,22S,22V,23Sがパチンコ球を検知すると、その検知信号は主制御回路30のメインCPU31に入力され、入力される検知信号に応じて、メインCPU31は上記各アクチュエータ21,22,34をそれぞれ駆動制御する。ここで、上記各スイッチ20S,21S,22S,22V,23Sは、パチンコ球の通過を検出すると、出力電圧を基準電圧(本実施形態では3[V])より低い所定電圧(本実施形態では1[V])に低下させる遊技球通過検出手段を構成している。また、メインCPU31は、この遊技球通過検出手段の出力電圧に基づいてパチンコ球の通過の有無を判定する判定手段を構成している。本実施形態では、この判定手段は、後述するように、遊技球通過検出手段からの入力電圧が、所定電圧より低く接地電圧(0[V])より高い判定電圧(本実施形態では0.5[V])に比較して低い場合、異常を検出してパチンコ球の通過が無いものと判定する。
演出制御回路40は、LCD16における画像表示を行う画像表示制御、スピーカ47から効果音を放音させる音制御、及び遊技状態や異常検出に応じて電飾LED15aや異常報知LED15bの発光制御を行う。この演出制御回路40には、サブCPU41、プログラムROM42、ワークRAM43が実装されている。サブCPU41は、主制御回路30から受信した制御指令の解釈や、VDP(ビデオ・ディスプレイ・プロセッサ)44のパラメータ設定を行う。プログラムROM42には、サブCPU41がLCD16や、スピーカ47、電飾LED15aの各動作を処理制御するための制御プログラムが記憶格納されている。ワークRAM43は、サブCPU41が上記制御プログラムに従って処理制御を行う際の一時的な記憶手段となる。
また、演出制御回路40には、画像データROM45、VDP44、及び初期リセット回路46が実装されている。画像データROM45は、LCD16に表示する画像を形成するためのドットデータを記憶格納する。VDP44は、サブCPU41で設定されたパラメータに応じて画像データROM45内のドットデータを読み込み、LCD16に表示するための画像データを生成する。初期リセット回路46は、演出制御回路40をリセットするリセット信号を発する。
メインCPU31は、始動入賞口21へパチンコ球が入賞して始動入賞が発生すると大当たり判定を行う。演出制御回路40は、この大当たり判定の結果に対応する態様でLCD16に特別図柄を順次停止表示させ、左図柄と右図柄とが同一図柄で揃って停止表示されるリーチ状態になると、LCD16に特別図柄および演出画を用いてリーチ演出を行う。
また、演出制御回路40には、スピーカ47を制御するスピーカ駆動回路、及び電飾LED15aや異常報知LED15bを発光制御するドライブ回路52が設けられており、サブCPU41からスピーカ駆動回路やドライブ回路52にそれぞれ駆動信号が出力される。
スピーカ駆動回路は、効果音の原信号生成部である音源IC48と、これに接続された効果音記憶部である音源データROM49、及び音源IC48から出力された音信号を増幅する増幅部であるアンプ50と、音量出力レベルを指定する音量切換スイッチ51とから構成されている。ドライブ回路52は、パチンコ機10の遊技状態に応じて電飾LED15aの発光を制御する電飾制御機能、および各スイッチ20S,21S,22S,22V,23Sについての異常検出に応じて異常報知LED15bを発光させる発光制御機能を備えている。これら電飾LED15aおよび異常報知LED15bはサブCPU41からの駆動信号により発光制御が行われる。
ここで、サブCPU41,ドライブ回路52および異常報知LED15bは、各スイッチ20S,21S,22S,22V,23Sへの配線が断線したり、この配線途中に設けられたコネクタの抜けがあり、各スイッチ20S,21S,22S,22V,23Sからの入力電圧が判定電圧よりも低い場合、異常を検出したことを報知する異常報知手段を構成している。
払出・発射制御回路60には、賞球や貸球を払い出す払出装置61及び遊技盤11にパチンコ球を発射する発射装置62が接続されている。払出・発射制御回路60は、各種入賞に応じて主制御回路30から出力される賞球払出指令信号に応じて払出装置61を駆動制御し、賞球を払い出させると共に、ハンドル14の操作に応じて発射装置62を駆動制御し、パチンコ球を発射させる。払い出される賞球は賞球カウントスイッチ63によってカウントされ、そのカウント値は払出・発射制御回路60および主制御基板30に出力される。また、払出・発射制御回路60は、カードユニット24から出力される貸球払出指令信号に応じて払出装置61を駆動制御し、貸球を払い出させる。払い出される貸球は貸球カウントスイッチ64によってカウントされ、そのカウント値は払出・発射制御回路60に出力される。
これら賞球カウントスイッチ63および貸球カウントスイッチ64は、各スイッチ20S,21S,22S,22V,23Sと同様に、パチンコ球の通過を検出すると、出力電圧を基準電圧より低い所定電圧に低下させる遊技球通過検出手段を構成している。
図5は、始動入賞球スイッチ21SからメインCPU31までの信号伝達経路における回路構成を示している。始動入賞球スイッチ21S以外の各スイッチ20S,22S,22V,23S,63,64からメインCPU31までの信号伝達経路における回路構成も、これと同様な回路構成をしており、図示は省略する。
始動入賞球スイッチ21Sは、コネクタ70aを介して配線71と接続されており、配線71はコネクタ70bを介して主制御回路30に接続されている。始動入賞球スイッチ21Sは、配線71を経由して主制御回路30から12[V]の電源電圧の供給を受けており、抵抗81を介して接地されている。始動入賞球スイッチ21Sの出力電圧Vは、抵抗81と抵抗82との接続点に現れ、コンデンサ83は始動入賞球スイッチ21Sの出力電圧Vに応じて充電される。
第1のコンパレータ84の非反転入力端子には、始動入賞球スイッチ21Sの出力電圧Vが抵抗82およびコンデンサ83を介して入力される。第1のコンパレータ84の反転入力端子には、ツェナーダイオード85によって安定化された12[V]の電源電圧が抵抗86,87,88によって分割された3[V]の電圧が、基準電圧として与えられている。また、第1のコンパレータ84の出力端子は、抵抗89を介して5[V]の電源電圧に吊り上げられていると共に、メインCPU31の第1の入力ポート31aに接続されている。この第1のコンパレータ84は、遊技球通過検出手段の出力電圧を基準電圧と比較する第1の電圧比較手段を構成している。つまり、非反転入力端子に入力される電圧を反転入力端子に与えられている3[V]の基準電圧と比較し、非反転入力端子に入力される電圧が基準電圧よりも低い場合には出力端子にローレベル(0[V])の信号を出力し、非反転入力端子に入力される電圧が基準電圧よりも高い場合には出力端子にハイレベル(5[V])の信号を出力する。
また、第2のコンパレータ90の非反転入力端子にも、始動入賞球スイッチ21Sの出力電圧Vが抵抗82およびコンデンサ83を介して入力される。第2のコンパレータ90の反転入力端子には、12[V]の電源電圧が抵抗86,87,88によって分割された0.5[V]の電圧が、判定電圧として与えられている。また、第2のコンパレータ90の出力端子は、抵抗91を介して5[V]の電源電圧に吊り上げられていると共に、メインCPU31の第2の入力ポート31bに接続されている。この第2のコンパレータ90は、遊技球通過検出手段の出力電圧を判定電圧と比較する第2の電圧比較手段を構成している。つまり、非反転入力端子に入力される電圧を反転入力端子に与えられている0.5[V]の判定電圧と比較し、非反転入力端子に入力される電圧が判定電圧よりも低い場合には出力端子にローレベル(0[V])の信号を出力し、非反転入力端子に入力される電圧が判定電圧よりも高い場合には出力端子にハイレベル(5[V])の信号を出力する。
これら第1のコンパレータ84および第2のコンパレータ90は、前述したメインCPU31と共に、遊技球通過検出手段の出力電圧に基づいてパチンコ球の通過の有無を判定する判定手段を構成している。この判定手段は、第1のコンパレータ84の比較結果が、始動入賞球スイッチ21Sの出力電圧Vが3[V]の基準電圧よりも低いものである場合、パチンコ球の通過が有るものと判定し、第2のコンパレータ90の比較結果が、始動入賞球スイッチ21Sの出力電圧Vが0.5[V]の判定電圧よりも低いものである場合、異常を検出してパチンコ球の通過が無いものと判定する。
本実施形態では、判定手段は、さらに詳細に各コンパレータ84,90の比較結果を参照し、パチンコ球の通過の有無を判定する。すなわち、第1のコンパレータ84の比較結果が、始動入賞球スイッチ21Sの出力電圧Vが基準電圧よりも低いものであり、かつ、第2のコンパレータ90の比較結果が、始動入賞球スイッチ21Sの出力電圧Vが判定電圧よりも高いものである場合、パチンコ球の通過が有るものと判定する。また、第1のコンパレータ84の比較結果が、始動入賞球スイッチ21Sの出力電圧Vが基準電圧よりも高いものであり、かつ、第2のコンパレータ90の比較結果が、始動入賞球スイッチ21Sの出力電圧Vが判定電圧よりも高いものである場合、パチンコ球の通過が無いものと判定する。さらに、第1のコンパレータ84の比較結果が、始動入賞球スイッチ21Sの出力電圧Vが基準電圧よりも低いものであり、かつ、第2のコンパレータ90の比較結果が、始動入賞球スイッチ21Sの出力電圧Vが判定電圧よりも低いものである場合、異常を検出してパチンコ球の通過が無いものと判定する。
次に、上記の構成をした本実施形態によるパチンコ機10において、各スイッチ20S,21S,22S,22V,23S,63,64によるパチンコ球の通過検出について、始動入賞球スイッチ21Sを例に挙げて説明する。
始動入賞球スイッチ21Sには、通常、主制御回路30から図6(a)に示すように12[V]の電圧が供給されている。そして、同図(b)に示すように、時間t1〜t2および時間t3〜t4の間に、始動入賞口21にパチンコ球の通過があると、始動入賞球スイッチ21Sの出力電圧V、つまり、各コンパレータ84,90への入力電圧は、同図(c)に示すように、時間t1〜t2および時間t3〜t4の間、1[V]に低下する。第1のコンパレータ84は、この入力電圧1[V]を基準電圧と比較し、入力電圧が基準電圧よりも低いため、同図(d)に示すように、時間t1〜t2および時間t3〜t4の間、出力電圧をローレベルに低下させる。第2のコンパレータ90は、入力電圧1[V]を判定電圧と比較し、入力電圧が判定電圧よりも高いため、同図(e)に示すように、出力電圧をハイレベルのままに維持する。
メインCPU31は、時間t1〜t2および時間t3〜t4を除く間、第1の入力ポート31aのハイレベルと、第2の入力ポート31bのハイレベルとを検出すると、始動入賞口21にパチンコ球の通過が無く、始動入賞が発生していないことを検知する。しかし、メインCPU31は、時間t1〜t2および時間t3〜t4の間、第1の入力ポート31aのローレベルと、第2の入力ポート31bのハイレベルとを検出すると、同図(f)に示すように、始動入賞口21にパチンコ球の通過が有ったことを検知する。従って、払出・発射制御回路60を制御して払出装置61を駆動し、この始動入賞に応じた個数のパチンコ球を上皿12に払い出す。また、これと同時に、演出制御回路40に特別図柄遊技の開始指令を出力し、LCD16に特別図柄の変動表示を開始させる。
また、メインCPU31は、上記のような通常時には、配線71の断線やコネクタ70a,70bの抜けといった異常を検出しないため、同図(g)に示すように、断線・コネクタ抜け判定を正常のままとする。
ここで、配線71に断線が生じて配線71に接触不良が生じたり、あるいは、コネクタ70a,70bに抜けが生じて、始動入賞球スイッチ21Sと配線71との間、または、配線71と主制御回路30との間に接触不良が発生すると、始動入賞球スイッチ21Sに入力される電圧は、図7(a)に示すように12[V]と0[V]との間で変化する。始動入賞球スイッチ21Sへ入力される電圧が例えば時間t1〜t2,t3〜t4,t5〜t6の間で0[V]になると、各コンパレータ84,90の非反転入力端子に入力される電圧も、同図(c)に示すように、時間t1〜t2,t3〜t4,t5〜t6の間、0[V]になる。
ここで、時間t7〜t8の間に、同図(b)に示すように始動入賞口21にパチンコ球の通過が有り、同図(c)に示すように、時間t7〜t8の間、各コンパレータ84,90への入力電圧が1[V]に低下したものとする。この場合、同図(d)に示すように、第1のコンパレータ84の出力電圧が上述したように1[V]に低下し、メインCPU31による遊技球通過判定は、同図(f)に示すように、時間t7〜t8の間有りになる。
各コンパレータ84,90の非反転入力端子に入力される電圧が、時間t1〜t2,t3〜t4,t5〜t6の間で0[V]になると、第1のコンパレータ84の出力電圧は、同図(d)に示すように、同時間の間、遊技球の通過が有った時間t7〜t8の間と同じローレベルとなる。よって、メインCPU31の第1の入力ポート31aには、時間t1〜t2,t3〜t4,t5〜t6の間、ローレベルの電圧が与えられる。また、第2のコンパレータ90の出力電圧も、同図(e)に示すように、時間t1〜t2,t3〜t4,t5〜t6の間、ローレベルとなる。よって、メインCPU31の第2の入力ポート31bには、時間t1〜t2,t3〜t4,t5〜t6の間、ローレベルの電圧が与えられる。
この結果、メインCPU31は、時間t1〜t2,t3〜t4,t5〜t6の間、第1の入力ポート31aのローレベルと、第2の入力ポート31bのローレベルとを検出すると、同図(g)に示すように、同時間の間、断線・コネクタ抜け判定を異常とする。メインCPU31は、この異常を検出すると、演出制御回路40に異常検出信号を出力する。サブCPU41は、この異常検出信号を入力すると、ドライブ回路52を制御して、異常報知LED15bを発光させて、異常が有ったことを報知する。
このような本実施形態によるパチンコ機10によれば、上述したように、始動入賞球スイッチ21Sは、パチンコ球の通過を検出すると、出力電圧Vを基準電圧(3[V])より低い所定電圧(1[V])に低下させるため、メインCPU31は、この電圧低下を検出して始動入賞口21にパチンコ球の通過が有ったことを検知する。また、始動入賞球スイッチ21Sの配線71に断線があったり、始動入賞球スイッチ21Sと配線71との間や、この配線71と主制御回路30との間におけるコネクタ70a,70bに抜けが生じると、始動入賞球スイッチ21Sから判定手段に入力される電圧は判定電圧(0.5[V])に比較して低い接地電圧(0[V])になる。このため、判定手段は、この電圧低下を検出して、始動入賞球スイッチ21Sの配線71に断線があったか、またはコネクタ70a,70bの抜けがあったことを検知し、パチンコ球の通過が無いものと判定する。
従って、本実施形態によるパチンコ機10によれば、断線やコネクタ抜けを従来のようにパチンコ球の通過と誤検知してしまう(図2参照)ことが無いため、入賞の事実が無いのに不当にパチンコ球が払い出されたり、特別図柄遊技が開始されて遊技者に有利な遊技が不当に開始されてしまう事態が防止される。また、貸球カウントスイッチ64についての誤検知が無くなることにより、カードをカードユニット24に挿入していないのに、不当にパチンコ球が貸し出されてしまうことを検出してしまう事態も防止される。
また、本実施形態では、判定手段は、第1のコンパレータ84および第2のコンパレータ90の各比較結果を参照して始動入賞球スイッチ21S等の遊技球通過検出手段の状態を判定するため、始動入賞球スイッチ21S等によるパチンコ球の通過検出、および始動入賞球スイッチ21S等の通電状態による配線71の断線検出やコネクタ70a,70bの抜け検出を確実に判定することが出来る。
また、本実施形態では、配線71の断線検出やコネクタ70a,70bの抜け検出があって異常が検出されると、異常報知LED15bが発光してその旨が報知される。このため、遊技店は、この報知によって断線やコネクタ抜けが生じていることを容易に把握できるので、即座にこれに対応することが可能になる。
なお、上記実施形態の説明においては、判定手段を、メインCPU31並びに第1のコンパレータ84および第2のコンパレータ90によって構成し、第1のコンパレータ84および第2のコンパレータ90により、始動入賞球スイッチ21S等の出力電圧を基準電圧や判定電圧と比較する構成について説明した。しかし、第1のコンパレータ84および第2のコンパレータ90を設けることなく、メインCPU31のみによって判定手段を構成し、始動入賞球スイッチ21S等の出力電圧を直接メインCPU31に与えて、各電圧の比較を行うように構成してもよい。
また、電圧比較に用いるデバイスは、上記実施形態ではコンパレータ84,90としたが、コンパレータに限らず、例えば、トランジスタ等によって同様な電圧比較回路を構成するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、始動入賞球スイッチ21Sとして2端子のものを用いた場合について説明したが、スイッチ内部の短絡を検出することが出来る3端子のスイッチを用いるようにしてもよい。
また、上記実施形態では、異常を検出すると、異常報知LED15bによってその旨を報知する構成について説明したが、異常を検出した場合、必ずしも、異常報知をしなくてもよい。また、異常を検出した場合、呼び出しランプを点灯させたり、外部端子を通じてホールコンピュータに知らせるようにしてもよい。
また、上記実施形態では、第2のコンパレータ90の出力電圧がローレベルになった場合、第1のコンパレータ84の出力電圧にかかわらず、異常を検出するように構成した。しかし、第2のコンパレータ90の出力電圧がローレベルになった場合にも、メインCPU31は、第1のコンパレータ84の出力電圧に応じた処理を実行するようにしてもよい。ただし、この場合、第1のコンパレータ84の出力電圧に応じた処理は、別の処理によって無効と扱うようにする。
上記の各構成によっても、上記実施形態と同様な作用効果が奏される。
上記実施形態では本発明をパチンコ機に適用した場合について説明したが、遊技球の通過を検出して遊技処理を行う他の遊技機にも同様に本発明を適用することが出来る。そして、この場合においても、上記実施形態と同様な作用効果が奏される。
従来のパチンコ機における遊技球検出回路の回路図である。 従来の遊技球検出回路の各部における接触不良発生時の信号変化を示すタイミングチャートである。 本発明の一実施形態によるパチンコ機の正面図である。 本発明の一実施形態によるパチンコ機の回路構成の概略を示すブロック図である。 本発明の一実施形態によるパチンコ機における遊技球検出回路の回路図である。 本発明の一実施形態による遊技球検出回路の各部における正常時の信号変化を示すタイミングチャートである。 本発明の一実施形態による遊技球検出回路の各部における接触不良発生時の信号変化を示すタイミングチャートである。
符号の説明
10…パチンコ機
15b…異常報知LED
20S…ゲートスイッチ
21S…始動入賞球スイッチ
22S…カウントスイッチ
22V…Vカウントスイッチ
23S…一般入賞球スイッチ
30…主制御回路
31…メインCPU
31a…第1の入力ポート
31b…第2の入力ポート
40…演出制御回路
41…サブCPU
52…ドライブ回路
63…賞球カウントスイッチ
64…貸球カウントスイッチ
70a,70b…コネクタ
71…配線
84…第1のコンパレータ
90…第2のコンパレータ

Claims (4)

  1. 遊技球の通過を検出すると出力電圧を基準電圧より低い所定電圧に低下させる遊技球通過検出手段と、この遊技球通過検出手段の出力電圧に基づいて遊技球の通過の有無を判定する判定手段とを備えて構成される遊技機において、
    前記判定手段は、前記遊技球通過検出手段からの入力電圧が、前記所定電圧より低く接地電圧より高い判定電圧に比較して低い場合、遊技球の通過が無いものと判定する
    ことを特徴とする遊技機。
  2. 前記判定手段は、前記遊技球通過検出手段の出力電圧を前記基準電圧と比較する第1の電圧比較手段と、前記遊技球通過検出手段の出力電圧を前記判定電圧と比較する第2の電圧比較手段とを含み、
    前記第1の電圧比較手段の比較結果が、前記遊技球通過検出手段の出力電圧が前記基準電圧よりも低いものである場合、遊技球の通過が有るものと判定し、前記第2の電圧比較手段の比較結果が、前記遊技球通過検出手段の出力電圧が前記判定電圧よりも低いものである場合、遊技球の通過が無いものと判定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記判定手段は、
    前記第1の電圧比較手段の比較結果が、前記遊技球通過検出手段の出力電圧が前記基準電圧よりも低いものであり、かつ、前記第2の電圧比較手段の比較結果が、前記遊技球通過検出手段の出力電圧が前記判定電圧よりも高いものである場合、遊技球の通過が有るものと判定し、
    前記第1の電圧比較手段の比較結果が、前記遊技球通過検出手段の出力電圧が前記基準電圧よりも高いものであり、かつ、前記第2の電圧比較手段の比較結果が、前記遊技球通過検出手段の出力電圧が前記判定電圧よりも高いものである場合、または、前記第1の電圧比較手段の比較結果が、前記遊技球通過検出手段の出力電圧が前記基準電圧よりも低いものであり、かつ、前記第2の電圧比較手段の比較結果が、前記遊技球通過検出手段の出力電圧が前記判定電圧よりも低いものである場合、遊技球の通過が無いものと判定する
    ことを特徴とする請求項2に記載の遊技機。
  4. 前記遊技球通過検出手段からの入力電圧が前記判定電圧よりも低い場合、異常を検出したことを報知する異常報知手段を備えたことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の遊技機。
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