JP2010124837A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】音出力手段に接続される信号線が切断された状態で不正行為が行われた場合に、異常の発生を容易に判定(報知)する遊技機を提供する。
【解決手段】アンプ基板112は、警告音を出力するときに非常用スピーカ170Bに供給される電流を検出するカーレントトランス208及び第1コンパレータ210を備えた第1回路200と、警告音を出力するときに非常用スピーカ170Bに印加される電圧を検出する第2コンパレータ222を備えた第2回路202と、カーレントトランス208及び第1コンパレータ210からの出力結果と第2コンパレータ222からの出力結果との所定の組合せにより特定結果を出力する論理回路204と、論理回路204から特定結果が出力された場合に異常があると判定するCPU112Bと、を有する。
【選択図】 図6

Description

本発明は、遊技球を用いて遊技を行うパチンコ機やアレンジボール機、あるいは遊技メダルを用いて遊技を行うスロットマシンなどの遊技機に関する。
従来のパチンコ機などの遊技機の中には、信号線等の断線が発生したときに、異常を検出するものがある。例えば、センサ、スイッチ等のスイッチング装置から出力され信号線を介して検出された検出電圧を所定の基準電圧と比較するコンパレータを設け、このコンパレータによって検出電圧が基準電圧より高レベルか低レベルかを判別することにより遊技部材の状況の変化を検知するとともに、検出電圧を上限電圧と下限電圧と比較して検出電圧が常に所定の電圧レベル領域内にあることを監視する電圧レベル監視用コンパレータを設けた遊技機が提案されている(下記特許文献1参照)。
また、ホールコンピュータとパチンコ球貸機をつなぐ信号ケーブルに一定の電圧を印加する電源と、印加電圧によって信号ケーブルに流れる電流を検出する断線検知手段と、を設け、電流の通電停止によって断線と判断する構造を備えた遊技機も提案されている(下記特許文献2参照)。
特開2003−325930号公報 特開平5−96061号公報
ところが、上記特許文献1に記載の遊技機は、電圧を検出して異常の有無を判断するため、異常が発生しても電圧が変化しないケース(例えば、スピーカなどの音出力手段の信号線の断線など)については、異常を判定することができない問題が生じる。これにより、遊技機に異常が発生すると、スピーカから所定の警告音が出力される構造では、スピーカの断線を生じさせた後に、不正行為が行われると、スピーカから警告音が出力されないため、不正行為に気付かない問題が残る。
また、上記特許文献2に記載の遊技機は、信号ケーブルの断線等により電流が流れなくなると、信号ケーブルの異常を検出することは可能である。しかし、特許文献2は常に一定電圧を印加しているので電流が流れるのが正常状態であるが、スピーカなどの場合は正常状態でも音声出力していないときには、当然電流も流れない。つまり、電流が流れていない状態がスピーカハーネス等の断線により発生しているのか、音声出力をしていないから発生しているのかを区別することはできない。
そこで、本発明は、音出力手段に接続される信号線が切断された状態で不正行為が行われた場合に、異常の発生を容易に判定(報知)することができる遊技機を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、不正行為の発生に伴い警告音を出力する音出力手段と、前記音出力手段からの音出力を制御する音出力制御手段と、を備えた遊技機であって、前記音出力制御手段は、前記警告音を出力するときに前記音出力手段に供給される電流を検出する電流検出手段を備えた第1回路と、前記第1回路に対して並列的となるように接続され、前記警告音を出力するときに前記音出力手段に印加される電圧を検出する電圧検出手段を備えた第2回路と、前記第1回路と前記第2回路に接続され、前記電流検出手段からの出力結果と前記電圧検出手段からの出力結果とがそれぞれ入力するとともに、前記電流検出手段からの前記出力結果と前記電圧検出手段からの前記出力結果との所定の組合せにより特定結果を出力する論理回路と、前記論理回路から前記特定結果が出力された場合に異常があると判定する異常判定部と、を有することを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、音出力手段から警告音を出力させるためには、音出力手段に対して電圧を印加して電流を供給する必要がある。このとき、第1回路の電流検出手段により電流が検出され、第2回路の電圧検出手段により電圧が検出される。例えば、音出力制御手段が不正行為などの異常を検知すると、上述したように音出力手段に電圧が印加され、電流が供給されて、音出力手段から所定の警告音が出力される。
ここで、音出力制御手段が不正行為などの異常を検知すると、音出力制御手段は、音出力手段に電圧を印加して電流が流れるように制御するが、第1回路又は第2回路の少なくとも一方が切断された状態では、電流検出手段で電流が検出されず、一方、電圧検出手段で電圧が検出される状態になる。このとき、電流検出手段からの出力結果と電圧検出手段からの出力結果とが論理回路に入力すると、電流検出手段からの出力結果と電圧検出手段からの出力結果とが所定の組合せになる。論理回路は、電流検出手段からの出力結果と電圧検出手段からの出力結果との所定の組合せにより特定結果を出力する。異常判定部は、論理回路から特定結果が出力された場合に異常があると判定する。
このように、第1回路又は第2回路が切断された状態で不正行為が行われた場合には、異常判定部が異常有りと判定するため、不正行為と第1回路又は第2回路の異常との両方を報知することができ、不正行為を早期に発見することができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の遊技機において、前記電流検出手段は、電流変成器と第1コンパレータとを組み合わせて構成され、前記電圧検出手段は、第2コンパレータで構成されていることを特徴とする。
請求項2に記載の発明によれば、電流検出手段は、電流変成器と第1コンパレータとが組み合わせて構成されているため、電流検出手段の出力結果を所定の波形として出力することができる。また、電圧検出手段は、第2コンパレータで構成されているため、電圧検出手段の出力結果を所定の波形として出力することができる。これにより、論理回路に入力されたときに、論理回路において電流検出手段及び電圧検出手段での検出結果の内容を容易に特定することができる。この結果、異常判定部における異常の有無の判定精度を高めることができる。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の遊技機において、前記第1回路の前記第1コンパレータの出力側に、前記第1コンパレータの出力結果を安定させる第1出力安定手段を設け、前記第2回路の前記第2コンパレータの出力側に、前記第2コンパレータの出力結果を安定させる第2出力安定手段を設け、前記電流検出手段からの前記出力結果は、前記第1出力安定手段を経て安定した状態で前記論理回路に入力し、前記電圧検出手段からの前記出力結果は、前記第2出力安定手段を経て安定した状態で前記論理回路に入力することを特徴とする。
請求項3に記載の発明によれば、電流検出手段からの出力結果は、第1出力安定手段を経て安定した状態で論理回路に入力し、電圧検出手段からの出力結果は、第2出力安定手段を経て安定した状態で論理回路に入力する。これにより、論理回路に入力する電流検出手段及び電圧検出手段からの出力結果の内容を安定させることができるため、論理回路による電流検出手段及び電圧検出手段からの出力結果の認定精度を高めることができる。この結果、異常判定部における異常の有無の判定精度を高めることができる。
次に、本発明の第1実施形態に係る遊技機について、図面を参照して説明する。なお、本実施形態では本発明を弾球遊技機の一例であるパチンコ機に適用した構成を説明するが、スロットマシンの音出力手段と音制御手段に対して適用することができる。
図1に示すように、第1実施形態に係るパチンコ機(遊技機)10の前面部には、主として、外枠12と、内枠14と、前面枠16と、上皿部18と、下皿部20と、施錠装置22と、発射ハンドル24などが設けられている。
外枠12は、木製の板状体を略長方形の額縁状に組立て固着したものである。内枠14は、全体がブラスチック製で、外枠12に対して開閉可能に軸支されている。また、内枠14の右端中央からやや下方には、施錠装置22が設けられている。
前面枠16は、本発明の前面扉の一具体例を示すもので、パチンコ機10の前面部全体の約2/3のサイズを占め、内枠14の左端に開閉可能となるように軸支されている。また、前面枠16は、全体がプラスチック製であり、遊技盤26(図2参照)を前方から視認するべく、遊技盤26に形成された遊技領域28(図2参照)の形状に対応して略円形に形成された開口部30を有している。また、前面枠16の裏面には、ガラス板32がガラス枠(図示省略)によって取り付けられている。そして、遊技者を基準とすれば、遊技盤26に形成された遊技領域28はガラス板32の後方に位置するようになっている。
また、前面枠16の下方側には、上皿部18が設けられている。この上皿部18には、演出ボタン40と、球貸操作部155と、がそれぞれ設けられている。
また、上皿部18の下方側には、下皿部20が設けられている。また、下皿部20の右下方側には、遊技球を発射させるための発射ハンドル24が設けられている。
また、図1に示すように、下皿部20の左右下方側には、所定の効果音を出力するための各サブスピーカ48がそれぞれ設けられている。
また、内枠14には、遊技領域28の形状に合致した開口部(図示省略)が形成されている。この内枠14の内側面には、遊技盤26が取り付けられる。これにより、遊技者は、遊技盤26の遊技領域28を内枠14の開口部及び前面枠16の開口部30を通して視認することができる。
さらに、パチンコ機10の正面左側には、球貸装置154が設けられている。本実施形態では、球貸装置154として、CRユニットが適用されている。この球貸装置154には、プリペイドカードを挿入するカード挿入口157が形成されている。なお、球貸装置154として、現金ユニットを設けた構成でもよい。この現金ユニットには、カード挿入口157に替えて、現金を入れるための現金投入口(図示省略)が形成されている。
また、球貸操作部155には、球貸しを要求するための球貸スイッチ156、カード挿入口157に挿入されたプリペイドカードの返却を要求するための返却スイッチ158と、がそれぞれ設けられている。
例えば、球貸装置154のカード挿入口157にプリペイドカードを挿入すると、プリペイドカードの記憶情報が球貸装置154内部のカードリードライタにより読み取られる。プリペイドカードの残り度数が「0」である場合には、カード挿入口157から自動的にプリペイドカードが返却される。一方、プリペイドカードの残り度数が「0」でない場合には、球貸スイッチ156を押圧操作すると、カードリードライタによりプリペイドカードの残り度数が減算されてプリペイドカードの記憶情報が書き換えられると共に、その減算された度数(貸出金額)に対応する個数が引かれて、遊技球(貸球)が払出装置161から上皿部18に案内される。このとき、例えば、プリペイドカードの残り度数が減算されて「0」となった場合には、カード挿入口157から自動的にプリペイドカードが返却される。
なお、球貸装置154として現金ユニットを用いる構成では、球貸装置の現金投入口に現金を投入すると、現金が球貸装置内部のキャッシュカウンタによりカウントされる。投入金額が所定の額に到達した後、球貸スイッチを押圧操作すると、キャッシュカウンタにより投入金額が減額されていくとともに、その減額された金額(貸出金額)に対応する個数が引かれて、遊技球(貸球)が払出装置161から上皿部18に案内される。
次に、遊技盤26の表面構造について説明する。
図2に示すように、遊技盤26は、内枠14に保持されるとともに、裏機構盤によりその背面側が覆われている。遊技盤26には、遊技盤26の表面に設けられた外レール50と内レール52とにより略円形状の遊技領域28が形成されている。遊技領域28の内部には、主として、始動口56Bと、センター役物64と、ワープ入球口58と、多数の障害釘60等と、がそれぞれ配設されている。
センター役物64は、遊技領域28の略中央部に配置されており、主として、演出図柄表示装置62と、ランプ類66と、を備えている。
演出図柄表示装置62は、主制御基板102(図3参照)やサブ制御基板106(図3参照(音出力制御手段))からの制御信号に基づいて表示制御されており、略長方形状の表示面62A(表示領域)を有している。この表示面62A上には、特別図柄の演出図柄が表示される。具体的には、演出図柄表示装置62の表示面62A上には、1又は複数の演出図柄を所定の方向に次々と変動させながら表示した後、停止表示する演出図柄表示領域が形成されている。すなわち、左演出図柄を表示する左演出図柄表示領域、中央演出図柄を表示する中央演出図柄表示領域、及び右演出図柄を表示する右演出図柄表示領域が、略横一列となる配置方向に沿って並んで形成されている(それぞれ図示省略)。各演出図柄表示領域は、これらの表示領域の配置方向と略直交する方向(上下方向)に図柄変動方向が設定されており、その方向に複数の演出図柄が順次表示されていく。
演出図柄表示装置62は、遊技球が始動口56Bに入球することにより、その表示面62Aの表示領域に表示される各演出図柄をそれぞれ変動させて停止表示させるものである。そして、例えば、演出図柄が「7、7、7」の3桁同一図柄で揃って停止表示(確定表示、確変大当り)すると、遊技領域右側の第2大入賞口87が開放される。また、例えば、演出図柄が「8、8、8」の3桁同一図柄で揃って停止表示(確定表示、通常大当り)すると、変動入賞装置80に配設された大入賞装置84の第1大入賞口86が開放される。本実施形態のパチンコ機10では始動口56Bに遊技球が入球すると、各演出図柄がそれぞれ変動され、演出図柄が3桁同一図柄で揃うことにより、「大当り」という特定価値を付与するものである。
ここで、本実施形態のパチンコ機10では、例えば、大当りとして2種類のものが予め設定されている。具体的には、「7、7、7」などの同一の奇数数字の演出図柄が3桁揃うことにより成立する確変大当りがある。また、「8、8、8」などの同一の偶数数字の演出図柄が3桁揃うことにより成立する通常大当りがある。
確変大当り及び通常大当りは、比較的多くのラウンド数(例えば、15ラウンド)を有し、第1大入賞口86及び第2大入賞口87の開放時間が約26秒間である大当りである。このため、賞球数が比較的多くなる。なお、本実施形態のパチンコ機10では、確変大当りのときに第2大入賞口87が開放し、通常大当りのときに第1大入賞口86が開放する。そして、第1大入賞口86又は第2大入賞口87に所定数(例えば、10個)の遊技球が入球するか、あるいは所定数(例えば、10個)の遊技球が入球しなくても所定時間(例えば、26秒間)が経過したときに第1大入賞口86又は第2大入賞口87が閉じられて1ラウンドが終了する。
また、確率変動状態は、大当り(確変大当り及び通常大当りの2種類の大当りを意味する)に移行する確率が予め定められた高確率となる状態である。また、開放時間延長状態は、始動口56Bの開放時間が通常よりも延長される状態である。例えば、通常の開放時間は、約0.1秒間であるのに対して、開放時間延長状態では、約4秒間に延長される。なお、始動口56Bは、普通図柄の抽選に当選することにより開放するもので、普通電動役物として機能する。
また、確変大当りの後は、大当りに移行する確率が、通常遊技状態と比べ予め定められた高確率となる、特別図柄の確率変動状態になる。そして、次回大当りが発生するまでの間か、あるいは規定回数(例えば、10000回)の特別図柄の変動表示が行われるまでの間、特別図柄及び普通図柄の変動時間が短縮され、かつ始動口56Bの開放延長機能が作動する。また、通常大当りの後は、大当りに移行する確率が通常遊技状態と同一の予め定められた低確率状態となるとともに、規定回数(例えば、100回)だけ特別図柄及び普通図柄の変動時間が短縮され、かつ始動口56Bの開放延長機能が作動する時短遊技状態となる。
センター役物64は、演出図柄表示装置62の前面周辺部に突設して装着されている。センター役物64は、可動する一対の翼片部64Aを有している。この翼片部64Aの可動によりワープ入球口58の開口面積が変化する。
遊技領域28の左下方側には、主制御基板102からの制御信号に基づいて識別図柄(特別図柄の識別図柄及び普通図柄の識別図柄を意味する)を表示制御する7セグ表示基板(図柄表示装置)68が配置されている。この7セグ表示基板68は、特別図柄の識別図柄を表示する7セグメント表示器70と、4個の普通図柄保留表示LED72と、4個の特別図柄保留表示LED74と、普通図柄の識別図柄を表示する2個の普通図柄表示LED76と、を有している。
ここで、確変大当りした場合では、7セグメント表示器70には、予め定められた識別図柄(例えば、奇数の数字からなる確変大当り図柄)が停止表示される。また、通常大当りした場合では、7セグメント表示器70には、予め定められた別の識別図柄(例えば、偶数の数字からなる通常大当り図柄)が停止表示される。
また、演出図柄表示装置62の左側には、普通図柄作動ゲート78が配置されている。この普通図柄作動ゲート78の内部には、ゲートスイッチ124(図3参照)が配設されている。これにより、遊技球が普通図柄作動ゲート78を通過すると、ゲートスイッチ124が作動して、7セグ表示基板68の普通図柄表示LED76が変動表示される。
各普通図柄保留表示LED72及び各特別図柄保留表示LED74は、4個の丸形の赤色LEDで構成されており、7セグメント表示器70の左右両側に近接して配置されている。これは、普通図柄作動ゲート78を通過した遊技球の数を4個まで普通図柄の保留とし、通過ごとに順次点灯しシフト表示するものである。また、始動口56Bに入球した遊技球の数も4個まで特別図柄の保留とし、入球ごとに順次点灯しシフト表示するものである。7セグメント表示器70の変動表示が開始する度に、未始動回数が消化され、1個の特別図柄保留表示LED74は消灯される。また、普通図柄も普通図柄表示LED76の変動表示が開始するたびに、未始動回数が消化され、1個の普通図柄保留表示LED72が消灯される。そして、7セグメント表示器70に予め定められた大当り図柄が停止表示されると大当りが発生し、第1大入賞口86又は第2大入賞口87が開放状態となる。また、2個の普通図柄表示LED76が予め定められた表示態様(当り図柄)で停止表示されると、普通図柄当りが発生し、始動口56Bが開放状態となる。なお、7セグメント表示器70にて表示される特別図柄の識別図柄と、演出図柄表示装置62の表示面62Aにて表示される特別図柄の演出図柄とは、同一の遊技結果(抽選結果)を示すものである。
始動口56Bは、演出図柄表示装置62の下方に離れて配置されているものであり、いわゆるチューリップ式で一対の翼片部材56Aが開閉するように形成されている。その内部には、遊技球の通過を検知する始動口スイッチ120(図3参照)と、翼片部材56Aを作動させるための始動口ソレノイド130(図3参照)と、がそれぞれ備えられている。この一対の翼片部材56Aが左右に開くと始動口56Bの開放面積が大きくなって遊技球の入球可能性が大きくなる開放状態となり、一対の翼片部材56Aが閉じその離間距離が小さくなると始動口56Bの開放面積が小さくなって遊技球の入球の可能性が小さくなる通常状態となる。
変動入賞装置80は、始動口56Bの下方に配置されており、基板82と、大入賞装置84と、を備えている。ここで、大入賞装置84は、略中央に配置されており、帯状に開口された第1大入賞口86と、この第1大入賞口86を開放又は閉鎖する開閉板88と、この開閉板88を開閉するための大入賞口ソレノイド132(図3参照)と、第1大入賞口86の入賞球を検知するカウントスイッチ126(図3参照)と、を備えている。
遊技領域28の右下方側には、第2大入賞口87が配置されている。また、この第2大入賞口87を開放又は閉鎖する開閉板89と、この開閉板89を開閉するための大入賞口ソレノイド133(図3参照)と、第2大入賞口87の入賞球を検知するカウントスイッチ127(図3参照)と、が設けられている。なお、大入賞口ソレノイド133及びカウントスイッチ127の動作は、大入賞口ソレノイド132及びカウントスイッチ126と同様である。
また、センター役物64の左側下方部には、風車63が配置されている。さらに、遊技領域28の左側下方部及び右側下方部には、一対のサイドランプ90がそれぞれ配置されている。
また、遊技盤26の下方にはアウト口92が設けられており、このアウト口92の下部にはバック球防止部材94が設けられている。このバック球防止部材94は、遊技領域28に到達せず戻ってきた遊技球が再び発射位置に戻ることを防止している。また、内レール52の先端部には、ファール球防止部材96が取り付けられている。
次に、パチンコ機10を構成する電子制御装置について説明する。
図3及び図4に示すように、電子制御装置は、主制御基板102と、払出制御基板104と、サブ制御基板106と、発射制御基板108と、を備えている。
主制御基板102は、CPU102Aと、ROM102Bと、を備えている。主制御基板102のCPU102Aは、ROM102Bに記憶されたデータに基づいて、始動口ソレノイド130、大入賞口ソレノイド132、133、図柄表示装置134及びサブ制御基板106をそれぞれ制御する。また、主制御基板102のCPU102Aは、遊技全体を司り主として当否判定などの遊技状態を判断するものである。
特に、CPU102Aは、始動口56Bへの遊技球の入球を契機として、大当り抽選処理(特別遊技抽選処理)を実行し、任意の乱数(特別図柄当否判定乱数)を用いて当否を判定する機能を備えている。また、特別図柄の当否判定の実行に伴って、CPU102Aは、特別図柄(識別図柄)の変動パターン(変動時間)を決定する機能も備えている。
この識別図柄の変動パターンは、演出図柄表示装置62の表示面62Aに表示される各演出図柄の演出パターン(遊技演出)に対応するもので、CPU102Aが行う「識別図柄の変動パターンの決定」は、「演出図柄の演出パターン(遊技演出)の決定」に相当する。そして、特別図柄(識別図柄)の変動パターン(演出図柄の演出パターン)が決定されると、7セグメント表示器70で特別図柄(識別図柄)の変動表示が開始されるとともに、演出図柄表示装置62の表示面62Aで演出図柄の変動表示が開始され、決定された変動パターンにより特定される変動時間が経過すると、特別図柄および演出図柄が停止表示され、その停止表示された演出図柄の図柄組み合わせ態様により、特別図柄の当否判定結果(大当り抽選結果)が遊技者に報知される。なお、演出図柄表示装置62は、遊技盤26の表面(盤面)略中央に、遊技者の視野に入り易い状態で配置される。一方、7セグメント表示器70は、遊技盤26の表面(盤面)の端部(本実施形態では盤面左側端部)に、遊技者の視野に入り難い状態で配置される。このことから、遊技者は演出図柄表示装置62の表示面62Aの表示内容に注目して遊技を行うのが一般的である。
そして、CPU102Aは、上述した演出図柄の変動表示及び停止表示の制御を行うサブ制御基板106、及び遊技盤面に設けられた各種入賞口に遊技球が入球することで発生する賞球の払い出し制御を行う払出制御基板104を直接的に制御する。また、主制御基板102のCPU102Aは、演出表示基板110、アンプ基板(音出力制御手段)112、装飾駆動基板114及び演出ボタン基板116を、サブ制御基板106を介して間接的に制御する。
主制御基板102のROM102Bには、CPU102Aにより実行される遊技全体の制御を実現するためのプログラムが記憶されている。
また、主制御基板102は、中継端子板118を介して、始動口スイッチ120と、大入賞口スイッチ122と、ゲートスイッチ124と、カウントスイッチ126、127と、にそれぞれ電気的に接続されている。
また、主制御基板102は、中継端子板128を介して、始動口ソレノイド130と、大入賞口ソレノイド132、133と、図柄表示装置134と、にそれぞれ電気的に接続されている。なお、7セグ表示基板68は、図柄表示装置134の一実施形態である。
払出制御基板104は、中継端子板136を介して、ガラス枠スイッチ138と、外部タンクスイッチ140と、タンクスイッチ142と、にそれぞれ電気的に接続されている。また、払出制御基板104は、中継端子板144を介して、エラーLED146に電気的に接続されている。また、払出制御基板104は、下皿満タンスイッチ148に電気的に接続されている。また、払出制御基板104は、中継端子板150を介して、球貸表示基板152と、球貸装置(CRユニット)154と、にそれぞれ電気的に接続されている。
なお、球貸表示基板152には、球貸スイッチ156と、返却スイッチ158と、がそれぞれ電気的に接続されている。また、払出制御基板104は、中継端子板160を介して、払出モータ162を備えた払出装置161と払出スイッチ164とにそれぞれ電気的に接続されている。さらに、払出制御基板104は、主制御基板102と発射制御基板108とにそれぞれ電気的に接続されている。
サブ制御基板106は、演出表示基板110と、アンプ基板112と、装飾駆動基板114と、演出ボタン基板116と、にそれぞれ電気的に接続されている。
また、サブ制御基板106は、主制御基板102からの制御信号に基づいて遊技の演出の制御を司るものである。また、サブ制御基板106は、CPU106Aと、ROM106Bと、を備えている。
サブ制御基板106のCPU106Aは、主制御基板102からの制御信号を受けて演出表示基板110、アンプ基板112、装飾駆動基板114及び演出ボタン基板116などの各基板を制御する。
ROM106Bには、各基板の制御に必要なデータ(特に遊技の装飾に関する情報)が記憶されている。
図4に示すように、演出表示基板110には、演出表示装置166(62)と、演出表示ROM168と、がそれぞれ電気的に接続されている。この演出表示ROM168には、演出図柄表示装置62の表示面62Aに変動表示及び停止表示される演出図柄のデータ(画像データ)が記憶されている。演出表示基板110は、演出表示ROM168に記憶された演出図柄のデータに基づいて、演出図柄表示装置62の表示面62Aに変動表示される演出図柄を表示制御する。なお、演出図柄表示装置62は、演出表示装置166の一実施形態である。
また、図4及び図5に示すように、アンプ基板112には、各種スピーカ170(48)が電気的に接続されている。なお、サブスピーカ48は、各種スピーカ170の一実施形態であり、後述の一般演出用スピーカ170Aに該当する。また、各種スピーカ170には、一般遊技演出に伴う演出音(効果音)を出力するための一般演出用スピーカ170Aと、不正行為が発生したときに警告音を出力するための非常用スピーカ(音出力手段)170Bと、が含まれている。また、アンプ基板112には、アンプ回路112Aと、CPU(異常判定部)112Bと、ROM112Cと、検出信号入力部112Dと、が設けられている。
図6に示すように、アンプ回路112Aは、大きく分けて、第1回路200と、第2回路202と、第1回路200と第2回路202のそれぞれに接続された論理回路204と、で構成されている。第1回路200は、コイル206と、カーレントトランス(電流検出手段、電流変成器)208と、各種スピーカ170の一部を構成し不正行為の発生を検知したときに警告音を出力する非常用スピーカ170Bと、カーレントトランス208の2次側208Bに接続された第1コンパレータ(電流検出手段)210と、第1コンパレータ210の出力結果を安定させる第1出力安定手段212と、第1インバータ214と、が直列的に配置されている。また、第1回路200のコイル206とカーレントトランス(電流変成器)208との間には、一方の端子がアース接続されたコンテセンサ216が接続されている。ここで、第1出力安定手段212は、抵抗212A、ダイオード212B、コンデンサ212C及び第1インバータ214で構成されている。
なお、ここでいう出力の安定とは、細かい矩形波になっている状態を論理回路が読み取れる直線状態の波形にすることをいう。図10(A)の状態がコンパレータの出力側の波形である。抵抗、ダイオード、コンデンサを通過することにより、図10(B)の状態になる。さらに、インバータを通過し、インバータの出力側では、図10(C)の状態になる。
また、第1回路200を流れて非常用スピーカ170Bに供給される電流は、カーレントトランス208及び第1コンパレータ210で検出される。ここで、カーレントトランス208は、1次側208Aに電流を流したときに、巻線比によって2次側208Bに電流が流れるものをいう。このため、2次側208Bに負荷を接続すると、電圧が発生する。
第2回路202は、コイル220と、第2コンパレータ(電圧検出手段)222と、第2コンパレータ222の出力結果を安定させる第2出力安定手段224と、第2インバータ226と、が直列的に配置されている。また、第2回路202のコイル220と第2コンパレータ222との間には、一方の端子がアース接続されたコンデンサ228が接続されている。ここで、第2出力安定手段224は、抵抗224A、ダイオード224B、コンデンサ224C及び第2インバータ226で構成されている。また、非常用スピーカ170Bに印加される電圧は、第2コンパレータ222で検出される。なお、第1回路200のコイル206の出力側と第2回路202のコイル220の出力側は、コンデンサ230で接続されている。
ここで、第1回路200及び第2回路202の各コンパレータ210、222の出力側に、出力安定手段212、224として、抵抗212A、224A、ダイオード212B、224B、コンデンサ212C、224C、第1インバータ214、及び第2インバータ226を設けることにより、各コンパレータ210、222からの出力結果を波形状(電圧レベルが一定でないため)から直線状に表現することができ、各コンパレータ210、222により電流又は電圧が検出されたか否かを高レベル又は低レベルに分けて判別することができる。
図7に示すように、論理回路204(排他的論理和)は、入力のうち1の数が奇数個なら出力が1、偶数個なら出力が0になる論理回路をいう。例えば、第1回路200からの出力結果(入力1)が高(H)レベル(1)で、第2回路202からの出力結果(入力2)が高(H)レベル(1)の場合には、1の数が偶数個(2個)になるので、論理回路204からの出力は、0になる(出力パターン1)。
また、第1回路200からの出力結果(入力1)が高(H)レベル(1)で、第2回路202からの出力結果(入力2)が低(L)レベル(0)の場合には、1の数が偶数個(1個)になるので、論理回路204からの出力は、1になる(出力パターン2)。
また、第1回路200からの出力結果(入力1)が低(L)レベル(0)で、第2回路202からの出力結果(入力2)が高(H)レベル(1)の場合には、1の数が偶数個(1個)になるので、論理回路204からの出力は、1になる(出力パターン3)。
さらに、第1回路200からの出力結果(入力1)が低(L)レベル(0)で、第2回路202からの出力結果(入力2)が低(L)レベル(0)の場合には、1の数が偶数個(0個)になるので、論理回路204からの出力は、0になる(出力パターン4)。
なお、論理回路204からの各出力パターンに対応する出力結果は、出力結果を示す検出信号として検出信号入力部112Dに入力する。
図5に示すように、CPU112Bは、大入賞口86、87や始動口56Bの不正開放等の不正行為が発生した場合(アンプ回路112Aは異常なし)に、アンプ回路112Aに電圧を印加して電流を供給し、非常用スピーカ170Bから所定の警告音が出力されるように制御する。これにより、不正行為の発生を検知した場合には、非常用スピーカ170Bから所定の警告音が出力されることにより、パチンコ機10を管理する管理者等に不正行為の発生を報知することができる。さらに、CPU112Bは、遊技演出が行われている場合に、一般演出用スピーカ170Aから所定の演出音(効果音)が出力されるように制御する。これにより、現在行われている遊技演出に合致した音演出を実現することができる。
また、CPU112Bは、ROM112Cに記憶されたテーブルに基づいて、現在のパチンコ機10のスピーカの音声出力電圧の印加及びスピーカハーネス等の断線を判定する。特に、CPU112Bは、論理回路204の出力結果が出力パターン4に対応する場合に、パチンコ機10に不正行為が発生し、スピーカの音声出力が印加されており、かつスピーカハーネス、スピーカ出力回路の断線と判定する。したがって、CPU112Bが本発明の異常判定部である。
ROM112Cには、現在行われている遊技演出に対応して一般演出用スピーカ170Aから出力される演出音(効果音)の音データと、不正行為のみ(アンプ回路112Aは異常なし)が発生したときに非常用スピーカ170Bから出力される警告音の音データと、が記憶されている。
また、ROM112Cには、論理回路204からの出力結果の内容と、現在のパチンコ機10のスピーカの音声出力電圧の印加及びスピーカハーネス等の断線の対応関係(テーブル)が記憶されている。
具体的には、ROM112Cには、論理回路204からの出力が0の場合に、スピーカの音声出力電圧の印加及びスピーカハーネス等の断線が同時に発生しておらず、論理回路204からの出力が1の場合に、スピーカの音声出力電圧の印加及びスピーカハーネス等の断線が同時に発生していることを対応付けたテーブルが記憶されている。
検出信号入力部112Dには、上述したように、論理回路204からの出力結果に関する検出信号が入力する。検出信号入力部112Dに入力した論理回路204からの出力結果に関する検出信号は、CPU112Bによるスピーカの音声出力電圧の印加及びスピーカハーネス等の断線の有無の判定に使用される。
なお、上述した構成では、アンプ基板112に、アンプ回路112Aと、CPU112Bと、ROM112Cと、検出信号入力部112Dと、が設けられた構成を示したが、アンプ基板112に替えて、アンプ基板112を制御するサブ制御基板106に、これらの構成要素を設けるようにしてもよい。
また、図4に示すように、装飾駆動基板114には、各種LED・ランプ172(66)が電気的に接続されている。また、演出ボタン基板116には、操作スイッチ174(40)が電気的に接続されている。なお、ランプ類66は、各種LED・ランプ172の一実施形態である。また、演出ボタン40は、操作スイッチ174の一実施形態である。
次に、第1実施形態に係るパチンコ機10の作用について説明する。
(図8の正常時(音声出力無し)の場合)
先ず、パチンコ機10に始動口56Bや大入賞口86、87などに対する不正行為が無く、スピーカの音声出力電圧の印加が無い場合でスピーカハーネス等の断線の異常が無い場合について説明する。
図6乃至図8に示すように、パチンコ機10に始動口56Bや大入賞口86、87などに対する不正行為が無く、かつスピーカハーネス等の断線などの異常が無い場合には、第1回路200のカーレントトランス208の部分に電流が流れていないので、第1コンパレータ210の出力側のA点には、出力波形が出てこない。そして、この波形が第1出力安定手段212により、低レベル直線(L(LOW))に変換されて第1インバータ214に入力する。第1インバータ214に入力すると、低レベル直線が反転され、C点において、高レベル直線(H(HIGH))になる。
一方、グランドを基準として非常用スピーカ170Bには不正行為が発生したときに警告音を出力するための音出力電圧が印加されていないので、第2回路202の第2コンパレータ222の出力側のB点には、出力波形が出てこない。そして、この波形が第2出力安定手段224により、低レベル直線(L(LOW))に変換されて第2インバータ226に入力する。第2インバータ226に入力すると、低レベル直線が反転され、D点において、高レベル直線(H(HIGH))になる。
そして、論理回路204には、第1回路200側から高レベルを示す出力結果が入力され、第2回路202側から高レベルを示す出力結果が入力される。論理回路204は、1の数(高レベル)の入力が2個(偶数個)になるため、0(L(LOW))の出力が実行される。論理回路204は、検出信号として、アンプ基板112の検出信号入力部112Dに対して出力する。
上記した0(L(LOW))の出力が論理回路204から検出信号入力部112Dに出力されると、CPU112Bは、ROM112Cに記憶したテーブルに基づいて、現在のパチンコ機10のスピーカの音声出力電圧の印加及びスピーカハーネス等の断線の異常の有無を判定する。このケースでは、CPU112Bにより、スピーカの音声出力電圧の印加及びスピーカハーネス等の断線の異常が同時に生じていないと判定される。
(図8の正常時(音声出力有り)の場合)
次に、パチンコ機10に始動口56Bや大入賞口86、87などに対する不正行為が発生し、スピーカの音声出力電圧が印加され、かつスピーカハーネス等の断線の異常が無い場合について説明する。
図6乃至図8に示すように、パチンコ機10に始動口56Bや大入賞口86、87などに対する不正行為が発生し、スピーカの音声出力が発生し、かつスピーカハーネス等の断線の異常が無い場合には、第1回路200のカーレントトランス208の部分に電流が流れているので、第1コンパレータ210の出力側のA点には、出力波形が生じる。そして、この波形が第1出力安定手段212により、高レベル直線(H(HIGH))に変換されて第1インバータ214に入力する。第1インバータ214に入力すると、高レベル直線が反転され、C点において、低レベル直線(L(LOW))になる。
一方、グランドを基準として非常用スピーカ170Bには不正行為が発生したときに警告音を出力するための音出力電圧が印加されているので、第2回路202の第2コンパレータ222の出力側のB点には、出力波形が生じる。そして、この波形が第2出力安定手段224により、高レベル直線(H(HIGH))に変換されて第2インバータ226に入力する。第2インバータ226に入力すると、高レベル直線が反転され、D点において、低レベル直線(L(LOW))になる。
そして、論理回路204には、第1回路200側から低レベルを示す出力結果が入力され、第2回路202側から低レベルを示す出力結果が入力される。論理回路204は、1の数(高レベル)の入力が0個(偶数個)になるため、0(L(LOW))の出力が実行される。論理回路204は、検出信号として、アンプ基板112の検出信号入力部112Dに対して出力する。
上記した0(L(LOW))の出力が論理回路204から検出信号入力部112Dに出力されると、CPU112Bは、ROM112Cに記憶したテーブルに基づいて、現在のパチンコ機10のスピーカの音声出力電圧が印加し、かつスピーカハーネス等の断線の異常の有無を判定する。このケースでは、CPU112Bにより、パチンコ機10のスピーカの音声出力電圧が印加し、かつスピーカハーネス等の断線の異常が同時に生じていないと判定される。
(図8の断線時(音声出力無し)の場合)
次に、パチンコ機10に始動口56Bや大入賞口86、87などに対する不正行為が無く、スピーカの音声出力電圧が印加せず、かつスピーカハーネス等の断線の異常が有る場合について説明する。
図6乃至図8に示すように、パチンコ機10に始動口56Bや大入賞口86、87などに対する不正行為が無く、スピーカの音声出力電圧が印加せず、かつスピーカハーネス等の断線の異常が有る場合には、第1回路200のカーレントトランス208の部分に電流が流れていないので、第1コンパレータ210の出力側のA点には、出力波形が出てこない。そして、この波形が第1出力安定手段212により、低レベル直線(L(LOW))に変換されて第1インバータ214に入力する。第1インバータ214に入力すると、低レベル直線が反転され、C点において、高レベル直線(H(HIGH))になる。
一方、グランドを基準として非常用スピーカ170Bには不正行為が発生したときに警告音を出力するための音出力電圧が印加されていないので、第2回路202の第2コンパレータ222の出力側のB点には、出力波形が出てこない。そして、この波形が第2出力安定手段224により、低レベル直線(L(LOW))に変換されて第2インバータ226に入力する。第2インバータ226に入力すると、低レベル直線が反転され、D点において、高レベル直線(H(HIGH))になる。
そして、論理回路204には、第1回路200側から高レベルを示す出力結果が入力され、第2回路202側から高レベルを示す出力結果が入力される。論理回路204は、1の数(高レベル)の入力が2個(偶数個)になるため、0(L(LOW))の出力が実行される。論理回路204は、検出信号として、アンプ基板112の検出信号入力部112Dに対して出力する。
上記した0(L(LOW))の出力が論理回路204から検出信号入力部112Dに出力されると、CPU112Bは、ROM112Cに記憶したテーブルに基づいて、現在のパチンコ機10のスピーカの音声出力電圧の印加及びスピーカハーネス等の断線の異常の有無を判定する。このケースでは、CPU112Bにより、パチンコ機10の不正行為とアンプ回路112Aの異常とが同時に生じていないと判定される。
(図8の断線時(音声出力有り)の場合)
次に、パチンコ機10に始動口56Bや大入賞口86、87などに対する不正行為が発生し、スピーカの音声出力電圧の印加及びスピーカハーネス等の断線の異常が有る場合について説明する。
図6乃至図8に示すように、パチンコ機10に始動口56Bや大入賞口86、87などに対する不正行為が発生し、スピーカの音声出力電圧の印加及びスピーカハーネス等の断線の異常が有る場合には、非常用スピーカ170Bのハーネスが断線されているため、第1回路200のカーレントトランス208の部分に電流が流れていない。これにより、第1コンパレータ210の出力側のA点には、出力波形が出てこない。そして、この波形が第1出力安定手段212により、低レベル直線(L(LOW))に変換されて第1インバータ214に入力する。第1インバータ214に入力すると、低レベル直線が反転され、C点において、高レベル直線(H(HIGH))になる。
一方、非常用スピーカ170Bのハーネスが断線されていても、グランドを基準として非常用スピーカ170Bには、不正行為が発生したときに警告音を出力するための音出力電圧が印加されている。このため、第2回路202の第2コンパレータ222の出力側のB点には、出力波形が生じる。そして、この波形が第2出力安定手段224により、高レベル直線(H(HIGH))に変換されて第2インバータ226に入力する。第2インバータ226に入力すると、高レベル直線が反転され、D点において、低レベル直線(L(LOW))になる。
そして、論理回路204には、第1回路200側から高レベルを示す出力結果が入力され、第2回路202側から低レベルを示す出力結果が入力される。論理回路204は、1(高レベル)の数の入力が1個(奇数個)になるため、1(H(HIGH))の出力が実行される。論理回路204は、検出信号として、アンプ基板112の検出信号入力部112Dに対して出力する。
上記した1(H(HIGH))の出力が論理回路204から検出信号入力部112Dに出力されると、CPU112Bは、ROM112Cに記憶したテーブルに基づいて、現在のパチンコ機10のスピーカの音声出力電圧の印加及びスピーカハーネス等の断線の異常の有無を判定する。このケースでは、CPU112Bにより、パチンコ機10のスピーカの音声出力電圧の印加及びスピーカハーネス等の断線の異常が同時に発生していると判定される。
以上のように、第1回路200又は第2回路202が切断された状態で不正行為が行われた場合には、CPU112Bが異常有りと判定するため、不正行為とスピーカハーネス等の断線の異常との両方を報知することができ、不正行為を早期に発見することができる。これにより、例えば、不正行為に伴い非常用スピーカ170Bからの警告音の出力を阻止するために、不正行為前にスピーカハーネス等を切断する行為が行われた場合でも、不正行為を容易に判別することができる。なお、不正行為を報知する方法については、後述する。
特に、電流検出手段として、カーレントトランス208と第1コンパレータ210とが組み合わせて構成されているため、電流検出手段の出力結果を所定の波形として出力することができる。また、電圧検出手段は、第2コンパレータ222で構成されているため、電圧検出手段の出力結果を所定の波形として出力することができる。これにより、論理回路204に入力される第1回路200からの入力信号と第2回路202からの入力信号とに基づいて、電流及び電圧の検出の有無を容易に特定することができる。この結果、CPU112Bにおける異常の有無の判定精度を高めることができる。
また、第1コンパレータ210からの出力結果は、第1出力安定手段212を経て安定した状態で論理回路204に入力し、第2コンパレータ222からの出力結果は、第2出力安定手段224を経て安定した状態で論理回路204に入力する。これにより、論理回路204に入力する第1コンパレータ210及び第2コンパレータ222からの出力結果の内容を安定させることができるため、論理回路204による第1コンパレータ210及び第2コンパレータ222からの出力結果の認定精度を高めることができる。この結果、CPU112Bにおける異常の有無の判定精度を高めることができる。
次に、本発明の第2実施形態に係る遊技機について、図面を参照して説明する。なお、本発明の第1実施形態に係る遊技機の構成と重複する構成については、同符号を付し、その説明を適宜省略する。
第2実施形態に係るパチンコ機は、第1実施形態に係るパチンコ機10と比較して、アンプ基板に設けられたアンプ回路の構成を変更したものである。
すなわち、図9に示すように、第1回路200の第1インバータ214の出力側には、第1特別インバータ232が接続されている。また、第2回路202の第2インバータ226の出力側には、第2特別インバータ234が接続されている。そして、第1特別インバータ232の出力結果と第2特別インバータ234の出力結果が論理回路204に入力する。
第2実施形態によれば、第1回路200の出力結果と第2回路202の出力結果は、それぞれ同じ回数だけインバータに入力して反転されるため、論理回路204からの出力結果は、第1実施形態のパチンコ機10のそれと同じになる。この結果、第2実施形態のパチンコ機においても、パチンコ機10の不正行為の発生とアンプ回路112Aの異常とを容易に判定することができる。
次に、各実施形態のパチンコ機10において不正行為が発生し、スピーカの音声出力電圧の印加及びスピーカハーネス等の断線異常が発生した場合の報知方法の各実施例について説明する。
先ず、パチンコ機10の異常報知方法の第1実施例について説明する。
(第1実施例)
図11に示すように、アンプ基板112には、パチンコ機10に不正行為が発生し、スピーカの音声出力電圧の印加及びスピーカハーネス等の断線異常が発生した場合に、異常検出信号を生成する異常検出信号生成部112Eと、異常検出信号生成部112Eで生成された異常検出信号出力部112Fと、が設けられている。
サブ制御基板106には、アンプ基板112とは別に、特別アンプ基板176が接続されている。特別アンプ基板176には、特別スピーカ178が接続されており、この特別アンプ基板176が特別スピーカ178によるエラー音の出力を制御する。なお、特別アンプ基板176及び特別スピーカ178は、不正行為者から発見されないように、パチンコ機10の内部に設けてられていることが好ましい。
第1実施例となるパチンコ機10の異常報知方法によれば、パチンコ機10に不正行為が発生し、スピーカの音声出力電圧の印加及びスピーカハーネス等の断線異常が発生した場合に、アンプ基板112の異常検出信号生成部112Eにより異常検出信号が生成される。異常検出信号生成部112Eにより生成された異常検出信号は、異常検出信号出力部112Fからサブ制御基板106に対して出力される。サブ制御基板106に異常検出信号が出力されると、サブ制御基板106のCPU106Aにより特別アンプ基板176に対して特別スピーカ178のエラー音の出力を開始させるためのエラー信号が出力される。特別アンプ基板176は、エラー信号を受けて、特別スピーカ178の音制御を実行し、特別スピーカ178は、所定のエラー音を出力する。なお、エラー音に関する音データを記憶するROM(図示省略)や特別スピーカ178の音出力を実行するアンプ回路(図示省略)は、特別アンプ基板176に設けられている。
これにより、パチンコ機10の始動口56Bや大入賞口86、87などに不正行為が発生し、スピーカの音声出力電圧の印加及びスピーカハーネス等の断線異常が発生した場合には、特別スピーカ178からエラー音が出力されるため、周囲のパチンコ機10の関係者にエラーを知らせることができる。特に、特別アンプ基板176及び特別スピーカ178は、パチンコ機10の表面に露出していないため、これらが不正行為の対象になることがなく、特別アンプ基板176及び特別スピーカ178の機能を維持することができる。この結果、パチンコ機10の始動口56Bや大入賞口86、87などに不正行為が発生し、スピーカの音声出力電圧の印加及びスピーカハーネス等の断線異常が発生した場合には、特別スピーカ178を介して確実に報知することができる。
なお、特別スピーカ178は、特別アンプ基板176ではなく、既存のアンプ基板112に接続されており、サブ制御基板106からアンプ基板112を介してエラー音の出力を制御するように構成してもよい。
次に、パチンコ機10の異常報知方法の第2実施例について説明する。
(第2実施例)
図12に示すように、サブ制御基板106には、各種LED・ランプ172の他に、特別装飾駆動基板180が接続されている。特別装飾駆動基板180には、特別LED・ランプ182が接続されている。特別LED・ランプ182は、パチンコ機10の始動口56Bや大入賞口86、87などに不正行為が発生し、スピーカの音声出力電圧の印加及びスピーカハーネス等の断線異常が発生した場合に、所定の発光パターンでエラー発光(点灯(点滅))する。なお、特別LED・ランプ182の発光制御は、サブ制御基板106から特別装飾駆動基板180を介して実行される。また、特別LED・ランプ182は、パチンコ機10の表面の目立つ部位に設けられていることが好ましい。
第2実施例となるパチンコ機10の異常報知方法によれば、パチンコ機10に不正行為が発生し、スピーカの音声出力電圧の印加及びスピーカハーネス等の断線異常が発生した場合に、アンプ基板112の異常検出信号生成部112Eにより異常検出信号が生成される。異常検出信号生成部112Eにより生成された異常検出信号は、異常検出信号出力部112Fからサブ制御基板106に対して出力される。サブ制御基板106に異常検出信号が出力されると、サブ制御基板106のCPU106Aにより特別装飾駆動基板180に対して特別LED・ランプ182のエラー発光を開始させるためのエラー信号が出力される。特別装飾駆動基板180は、エラー信号を受けて、特別LED・ランプ182のエラー発光制御を実行し、特別LED・ランプ182は、エラー発光を実行する。なお、エラー発光に関する発光タイミングデータを記憶するROM(図示省略)は、特別装飾駆動基板180に設けられている。
これにより、パチンコ機10の始動口56Bや大入賞口86、87などに不正行為が発生し、スピーカの音声出力電圧の印加及びスピーカハーネス等の断線異常が発生した場合には、特別LED・ランプ182がエラー発光するため、周囲のパチンコ機10の関係者にエラーを知らせることができる。この結果、パチンコ機10の始動口56Bや大入賞口86、87などに不正行為が発生し、スピーカの音声出力電圧の印加及びスピーカハーネス等の断線異常が発生した場合には、特別LED・ランプ182を介して確実に報知することができる。
なお、特別LED・ランプ182は、特別装飾駆動基板180ではなく、既存の装飾駆動基板114に接続されており、サブ制御基板106から装飾駆動基板114を介してエラー発光を制御するように構成してもよい。
次に、パチンコ機10の異常報知方法の第3実施例について説明する。
(第3実施例)
図13に示すように、サブ制御基板106には、パチンコホールに設置されているホール側コンピュータ184が接続されている。ホール側コンピュータ184には、パチンコ機10の始動口56Bや大入賞口86、87などに不正行為が発生し、スピーカの音声出力電圧の印加及びスピーカハーネス等の断線異常が発生した場合に、サブ制御基板106によりエラー信号が出力される。
第3実施例となるパチンコ機10の異常報知方法によれば、パチンコ機10に不正行為が発生し、スピーカの音声出力電圧の印加及びスピーカハーネス等の断線異常が発生した場合に、アンプ基板112の異常検出信号生成部112Eにより異常検出信号が生成される。異常検出信号生成部112Eにより生成された異常検出信号は、異常検出信号出力部112Fからサブ制御基板106に対して出力される。サブ制御基板106に異常検出信号が出力されると、サブ制御基板106のCPU106Aによりホール側コンピュータ184に対してエラー信号が出力される。
これにより、パチンコ機10の始動口56Bや大入賞口86、87などに不正行為が発生し、スピーカの音声出力電圧の印加及びスピーカハーネス等の断線異常が発生した場合には、ホール側コンピュータ184にエラー信号が出力されるため、周囲のパチンコ機10の関係者にエラーを知らせることができる。この結果、パチンコ機10の始動口56Bや大入賞口86、87などに不正行為が発生し、スピーカの音声出力電圧の印加及びスピーカハーネス等の断線異常が発生した場合には、ホール側コンピュータ184を介して確実に報知することができる。
なお、ホール側コンピュータ184は、サブ制御基板106ではなく、既存の主制御基板102に接続されており、主制御基板102からホール側コンピュータ184に対してエラー信号を出力するようにしてもよい。ホール側コンピュータ184が主制御基板102に接続されている場合には、アンプ基板112からサブ制御基板106を介して主制御基板102に、異常検出信号が出力され、主制御基板102は、異常検出信号を受けて、ホール側コンピュータ184に対してエラー信号を出力する。
次に、パチンコ機10の異常報知方法の第4実施例について説明する。
(第4実施例)
図14に示すように、パチンコ機10に不正行為が発生し、かつアンプ回路112Aに異常が発生した場合に、パチンコ遊技を停止するように制御してもよい。すなわち、パチンコ機10に不正行為が発生し、かつアンプ回路112Aに異常が発生した場合に、アンプ基板112の異常検出信号生成部112Eにより異常検出信号が生成される。異常検出信号生成部112Eにより生成された異常検出信号は、異常検出信号出力部112Fからサブ制御基板106に対して出力される。サブ制御基板106に異常検出信号が出力されると、サブ制御基板106のCPU106Aにより主制御基板102に対してエラー信号が出力される。
サブ制御基板106からのエラー信号が主制御基板102に入力されると、主制御基板102のCPU102Aにより現在実行されているパチンコ遊技が停止される。具体的には、主制御基板102からサブ制御基板106、発射制御基板108及び払出制御基板104に対して遊技停止信号が出力される。サブ制御基板106に遊技停止信号が出力されると、サブ制御基板106から演出表示基板110、アンプ基板112及び装飾駆動基板114に対して遊技を停止する遊技停止信号が出力され、各基板による演出が停止される。また、発射制御基板108や払出制御基板104に遊技停止信号が出力されると、発射制御基板108による遊技球の発射や払出制御基板104による遊技球の払い出しが停止される。
これにより、パチンコ機10の始動口56Bや大入賞口86、87などに不正行為が発生し、かつアンプ回路112Aに異常が発生した場合には、遊技の進行を停止することにより、周囲のパチンコ機10の関係者にエラーを知らせることができる。
なお、上記実施形態では、一般遊技演出に伴う演出音(効果音)を出力するための一般演出用スピーカ170Aと、不正行為が発生したときに警告音を出力するための非常用スピーカ170Bと、を区別した。そして、本発明を非常用スピーカ170Bに適用した。しかし、一般演出用スピーカ170Aと非常用スピーカ170Bとが一つのスピーカで共用されており、その共用されたスピーカに対して本発明を適用してもよい。
また、上記実施形態では、サブ制御基板106と区別してアンプ基板112がある例について記載した。しかし、サブ制御基板106の中にアンプ基板112が包含されていてもよい。
さらに、上記実施形態では、パチンコ機10を例にとり説明した。しかし、本発明を図15のようなパチスロ機250に適用しても良い。音声出力するデジタルアンプはパチンコ機10であってもパチスロ機250であっても同様のものが使われるので、回路図は同様に適用される。
本発明の第1実施形態に係る遊技機(パチンコ機)の正面図である。 本発明の第1実施形態に係る遊技機(パチンコ機)の遊技盤の正面図である。 本発明の第1実施形態に係る遊技機(パチンコ機)の電子制御装置の一部の構成を示すブロック図である。 本発明の第1実施形態に係る遊技機(パチンコ機)の電子制御装置を構成するサブ制御基板を説明するための説明図である。 本発明の第1実施形態に係る遊技機(パチンコ機)の電子制御装置を構成するアンプ基板を説明するための説明図である。 本発明の第1実施形態に係る遊技機(パチンコ機)の電子制御装置を構成するアンプ基板のアンプ回路を説明するための説明図である。 本発明の第1実施形態に係る遊技機(パチンコ機)の電子制御装置を構成するアンプ基板のアンプ回路の一構成要素である論理回路の出力パターンを示した図である。 本発明の第1実施形態に係る遊技機(パチンコ機)の電子制御装置を構成するアンプ基板のアンプ回路の各点での状態を説明するための説明図である。 本発明の第2実施形態に係る遊技機(パチンコ機)の電子制御装置を構成するアンプ基板のアンプ回路の一部を示した説明図である。 (A)はコンパレータの出力側の波形であり、(B)は抵抗、ダイオード、コンデンサを通過したときのこれらの出力側の波形であり、(C)はさらにインバータを通過したときのインバータの出力側の波形である。 本発明の各実施形態に係る遊技機(パチンコ機)の異常報知方法の第1実施例を説明した説明図である。 本発明の各実施形態に係る遊技機(パチンコ機)の異常報知方法の第2実施例を説明した説明図である。 本発明の各実施形態に係る遊技機(パチンコ機)の異常報知方法の第3実施例を説明した説明図である。 本発明の各実施形態に係る遊技機(パチンコ機)の異常報知方法の第4実施例を説明した説明図である。 本発明が適用される遊技機(パチスロ機)の正面図である。
符号の説明
10 パチンコ機(遊技機)
106 サブ制御基板(音出力制御手段)
112 アンプ基板(音出力制御手段)
112B CPU(異常判定部)
170B 非常用スピーカ(音出力手段)
200 第1回路
202 第2回路
204 論理回路
208 カーレントトランス(電流検出手段、電流変成器)
210 第1コンパレータ(電流検出手段)
212 第1出力安定手段
222 第2コンパレータ(電圧検出手段)
224 第2出力安定手段

Claims (3)

  1. 不正行為の発生に伴い警告音を出力する音出力手段と、前記音出力手段からの音出力を制御する音出力制御手段と、を備えた遊技機であって、
    前記音出力制御手段は、
    前記警告音を出力するときに前記音出力手段に供給される電流を検出する電流検出手段を備えた第1回路と、
    前記第1回路に対して並列的となるように接続され、前記警告音を出力するときに前記音出力手段に印加される電圧を検出する電圧検出手段を備えた第2回路と、
    前記第1回路と前記第2回路に接続され、前記電流検出手段からの出力結果と前記電圧検出手段からの出力結果とがそれぞれ入力するとともに、前記電流検出手段からの前記出力結果と前記電圧検出手段からの前記出力結果との所定の組合せにより特定結果を出力する論理回路と、
    前記論理回路から前記特定結果が出力された場合に異常があると判定する異常判定部と、
    を有することを特徴とする遊技機。
  2. 前記電流検出手段は、電流変成器と第1コンパレータとを組み合わせて構成され、
    前記電圧検出手段は、第2コンパレータで構成されていることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記第1回路の前記第1コンパレータの出力側に、前記第1コンパレータの出力結果を安定させる第1出力安定手段を設け、
    前記第2回路の前記第2コンパレータの出力側に、前記第2コンパレータの出力結果を安定させる第2出力安定手段を設け、
    前記電流検出手段からの前記出力結果は、前記第1出力安定手段を経て安定した状態で前記論理回路に入力し、
    前記電圧検出手段からの前記出力結果は、前記第2出力安定手段を経て安定した状態で前記論理回路に入力することを特徴とする請求項2に記載の遊技機。
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JP2010200810A (ja) * 2009-02-27 2010-09-16 Fujishoji Co Ltd 遊技機
JP2013090729A (ja) * 2011-10-25 2013-05-16 Kyoraku Sangyo Kk 設定部材および遊技機

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