JP2005304623A - 不正行為防止装置及び該装置を備える遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 遊技媒体の受け付け禁止状態であっても、不正行為具の遊技媒体選別装置への侵入による不正行為を確実に検知して報知し得るように構成した不正行為防止装置及び該装置を備える遊技機を提供する。
【解決手段】 不正行為防止装置は、メダル選別装置45による新たな遊技メダルMの受け付けを禁止すべき受け付け禁止状態であると判定したとき状態判定信号を出力する状態判定手段50と、当該状態判定信号の出力中に、メダルクレジット加算減算手段56によるカウント動作を検出したとき、不正行為具の挿入によるメダル選別装置45への不正行為の発生とみなす不正行為検出信号を出力する報知動作制御手段51とを備えている。
【選択図】 図5

Description

本発明は、不正行為防止装置及び該装置を備える遊技機に係り、詳しくは、スロットマシンその他の遊技機に投入される遊技媒体の適否を判別し選別する遊技媒体選別装置への不正行為を防止するための不正行為防止装置、及び該不正行為防止装置を遊技機本体に備えた遊技機に関する。
円板形状の遊技媒体(以下、「遊技メダル」又は単に「メダル」という。)を使用して遊技を行うスロットマシン等の遊技機においては、投入された遊技メダルの適否を判別するメダル選別装置(メダルセレクタ)が遊技機本体内に備えられている(例えば、特許文献1参照)。
ここで、上述のようなメダル選別装置について図6を参照して説明する。すなわち、同図に示すように、メダル選別装置900は、メダル入口901から投入され正規とみなされた遊技メダルMを光センサ904で電気的に検出してメダル出口905から排出し、遊技機本体内へ収容する。またメダル選別装置900には、遊技機本体に一定数以上のメダルがクレジット(内部貯留)されているとき、又は遊技が進行中のとき等においてメダルの受け付けを禁止し、投入されたメダルを強制的に排除して遊技者へ返還するゲート機構903が設けられている。
ゲート機構903は、メダルの案内通路902へ突出又は退避する規制部材と、該規制部材と連動しメダルの案内通路902の外壁側を開放又は閉塞する案内部材とから主に構成されている。メダルの受け付け禁止時には、上記規制部材がメダルの案内通路902内へ突出しメダルの案内通路902の外壁側が案内部材により開放されるため、ゲート機構903に進入したメダルMは規制部材と衝突して開放された案内通路902の外壁側へ倒され、下方へ脱落するようになっている。
このようなメダル選別装置900では、遊技機のメダル投入口(図示せず)から投入されたメダルを遊技機内に導入する上記案内通路902において、複数の上記光センサ904によってメダル検知した旨の情報が、メダル入口901に近い側から遠い側へと順に受け取られた際にメダルが適正に投入されたと認識するように構成されている。
また、メダル投入口から投入されたメダルを遊技機内に取り入れるための案内通路において、この案内通路を通過中のメダルを強制的に排除して、メダル検知装置の作動を阻止するべくブロッカーを開放する強制排除手段を備えたものも知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開2001−155223号公報 特開平04−253883号公報
近年、スロットマシン等の遊技機では、メダルのクレジット数を不正に増加させるような不正行為が行われることが多くなっている。つまり、例えば現在のスロットマシンにおいて、スタートレバー(図示せず)が遊技者によって操作されると、メダルをメダル投入口から投入したとしても、特許文献2に記載されるような形式の強制排除手段が開放状態にあるため、当該投入されたメダルは、特許文献1に記載されるような形式のメダル検知装置では検知されずに遊技者に返還されることになる。ここで、一部の遊技者の間に、発光素子を使用して上述の光センサ904のようなメダル検出部を誤作動させることで疑似的にメダル投入状態を作り出してクレジット数を不正に増加させ得る不正行為具が出回っており、かかる不正行為具が使用されると、遊技を提供しているホール(遊技場)に多大な損害が発生することになる。
つまり、上述のようなメダル選別装置900では、規制部材がメダルの案内通路902内へ突出したメダル受け付け禁止の状態であるにも拘らず、不正行為具がメダル案内通路902内に挿入されると上記規制部材が押し戻されて、当該不正行為具の先端の発光素子を上記光センサ904に接近させることが可能になり、その場合、不正行為者によってメダル検出部が誤作動させられて不正が行われる虞が生じる。
特許文献1に記載の技術では、スタートレバーが操作された際に、例えば、メダル検知装置が不正行為具を検知したとしても、遊技に何らの影響も及ぼさないように構成されている。つまり、メダル受け付け禁止状態にあることから、メダルを検知せず、不正行為が行われているか否かを何ら判断しない状態となる。このため、スタートレバーが操作された状態で、不正行為具を挿入しメダルのクレジット数を増加させるような不正に対する対策は、特許文献1及び2のいずれに記載の技術にあっても、不充分であると言わざるをえなかった。
そこで本発明は、遊技媒体の受け付け禁止状態であっても、不正行為具の侵入による遊技媒体選別装置への不正行為を確実に検知して報知し得るように構成し、もって上述した課題を解決した不正行為防止装置及び該装置を備える遊技機を提供することを目的とするものである。
請求項1に係る本発明は(例えば図1ないし図5参照)、円板形状の遊技媒体(M)が投入される投入口(13a)と、該投入口(13a)から投入された遊技媒体(M)を検出する遊技媒体検出部(114)を有して遊技媒体(M)の適否を判別し選別する遊技媒体選別装置(45)と、該遊技媒体選別装置(45)によって検出される新たな遊技媒体(M)をカウントするクレジット手段(56)とを具備する遊技機(1)のための不正行為防止装置であって、
前記遊技媒体選別装置(45)による新たな遊技媒体(M)の受け付けを禁止すべき受け付け禁止状態であるか否かを判定し、該受け付け禁止状態であると判定したとき状態判定信号を出力する状態判定手段(50)と、
前記状態判定信号の出力中に、前記クレジット手段(56)によるカウント動作を検出したとき、不正行為具の挿入による前記遊技媒体選別装置(45)への不正行為の発生とみなして不正行為検出信号を出力する不正行為検出手段(51)と、
を備えることを特徴とする不正行為防止装置にある。
請求項2に係る本発明(例えば図1ないし図5参照)は、円板形状の遊技媒体(M)が投入される投入口(13a)と、該投入口(13a)から投入された遊技媒体(M)を検出する遊技媒体検出部(114)を有して遊技媒体(M)の適否を判別し選別する遊技媒体選別装置(45)と、該遊技媒体選別装置(45)によって検出される新たな遊技媒体(M)をカウントするクレジット手段(56)と、前記遊技媒体選別装置(45)に対する不正行為を防止するための不正行為防止装置とを備える遊技機(1)であって、
前記不正行為防止装置は、
前記遊技媒体選別装置(45)による新たな遊技媒体(M)の受け付けを禁止すべき受け付け禁止状態であるか否かを判定し、該受け付け禁止状態であると判定したとき状態判定信号を出力する状態判定手段(50)と、
前記状態判定信号の出力中に、前記クレジット手段(56)によるカウント動作を検出したとき、不正行為具の挿入による前記遊技媒体選別装置(45)への不正行為の発生とみなして不正行為検出信号を出力する不正行為検出手段(51)と、
を備えることを特徴とする遊技機(1)にある。
請求項3に係る本発明(例えば図1及び図5参照)は、前記不正行為検出信号に応答して光及び/又は音による警告を発する警告報知手段(6、12a、12b及び/又は7a、7b、21)を遊技機本体(2,3)に備えている、
ことを特徴とする請求項2に記載の遊技機(1)にある。
なお、上記カッコ内の符号は、図面と対照するためのものであるが、これは、発明の理解を容易にするための便宜的なものであり、特許請求の範囲の構成に何等影響を及ぼすものではない。
請求項1に係る本発明によれば、遊技機のための遊技媒体選別装置において、本来クレジットのカウント動作が検出されることのない遊技媒体の受け付け禁止状態であるにも拘わらずカウント動作を検出した場合、投入口からの不正行為具の挿入による遊技媒体選別装置への不正行為の発生とみなして不正行為検出信号を出力するので、たとえ投入口から不正行為具が挿入されて不正行為が行われようとしても、ホール(遊技場)の係員や管理者等に確実に報知し、不正行為に対し迅速で適切な措置を行って、かかる不正行為の完遂を防止し、ホールに多大な損害を与える問題を未然に防ぐことが可能になる。
請求項2に係る本発明によれば、遊技機において、本来クレジットのカウント動作が検出されることのない遊技媒体の受け付け禁止状態であるにも拘わらずカウント動作を検出した場合、投入口からの不正行為具の挿入による遊技媒体選別装置への不正行為の発生とみなして不正行為検出信号を出力するので、たとえ投入口から不正行為具が挿入されて不正行為が行われようとしても、ホール(遊技場)の係員や管理者等に確実に報知し、不正行為に対し迅速で適切な措置を行って、かかる不正行為の完遂を防止し、ホールに多大な損害を与える問題を未然に防ぐことが可能になる。
請求項3に係る本発明によれば、不正行為検出信号に応答して光及び/又は音による警告を発する警告報知手段として、例えば、遊技機に予め具備する放音装置や演出用照明装置を利用することにより、警告報知用の装置を別途用意することのない廉価な手法で、不正行為の報知を効果的に行うことができるようになる。或いはこれに代えて、主にホール管理者が入室する管理室等に別途配置した光及び/又は音による報知装置を警告報知手段として用いれば、不正行為が行われようとしている遊技機の周囲に居る遊技者に気付かれることなく、不正行為者に対する迅速で適切な措置を講じることが可能になる。
本発明に係る一実施形態として、不正行為防止装置がスロットマシン(パチスロ機)に搭載される例を説明する。まず、遊技機であるスロットマシンについて、図1及び図2を参照しながら説明する。なお、図1はスロットマシン1の外観構造を表した斜視図、図2はスロットマシン1の内部構造を表した図である。
図1において、スロットマシン1は、箱状の筐体2と、蝶番機構を介して当該筐体2に対し開閉可能に取り付けられた前扉3とを備えている。なお、これら筐体2と前扉3により遊技機本体が構成されている。
前扉3の遊技者に面する側は、視覚効果を高めてデザインされたいわゆる化粧板が設けられて、上部パネル部4と下部パネル部5とに略区分けされている。上部パネル部4には、高輝度の発光ダイオード等を内部に備え光による演出を行う照明部6と、スピーカを内部に備え演出効果音を発する放音部7a、7bがそれぞれ配設されている。また、放音部7a、7bの間には、透明な硬質プラスチック板等が嵌め込まれて形成された略長方形の表示窓8が形成され、表示窓8を通して前扉3の裏面側に配置されている液晶表示ユニットの映像が表示される。
上部パネル部4のほぼ中央には、硬質プラスチックで形成されたパネル板が取り付けられている。パネル板の中央には略長方形の透明な表示窓9が形成されており、表示窓9を通して筐体2内に取り付けられている3個の円筒形状のリール10a、10b、10cが目視されるようになっている。
ここで、3個のリール10a、10b、10cはその回転軸方向に一列に並べて配置され、また、それぞれの外周面には複数種類の図柄が描かれている。遊技者は、表示窓9を通して、一のリールに描かれた上下方向3個の図柄と、横方向に配列されたリール3列の図柄を目視することができる。そして、遊技者の操作に応じて各リール10a、10b、10cの回転及び停止の動作が行われ、これにより、表示されるリールの図柄の種類が変更されるようになっている。
また、上部パネル部4のパネル板には、ドットマトリクスLED又はランプ等で形成された遊技情報表示部11が配置されている。遊技情報表示部11は、例えば、入賞役等への内部当選の状態、スロットマシン1にクレジットされているメダル数、又は入賞によって獲得したメダル数などの遊技状態に関する情報を演出表示する。
上部パネル部4の両側部には、蛍光灯又は高輝度発光ダイオードを備える演出用の照明部12a、12bが設けられている。
また下部パネル部5には、前面パネル22の前側において、遊技者側に向かいながら若干下方に傾斜した平面を有する操作卓23が一体的に形成され、遊技メダルMを投入するための投入口13aを有するメダル投入部13と、押しボタンスイッチであるベットボタン14と、リール10a、10b、10cの回転動作を開始させるスタートレバー15と、回転しているリール10a、10b、10cをそれぞれ停止させるための押しボタンスイッチであるストップボタン16a、16b、16cが設けられている。なお、図1中の符号13bは、前面パネル22の前方に若干の隙間をあけた形で起立するメダル受け壁部を示している。
すなわち、遊技者がベットボタン14を押圧操作することで当該ゲームに賭けるメダル数を提示し、スタートレバー15を傾倒操作すると各リール10a、10b、10cが一斉に回転する。この時スロットマシン1は、当該ゲームの入賞に係る役(入賞役)の抽選を内部的な処理により行う。各リール10a、10b、10cが所定の回転数に達すると、ストップボタン16a、16b、16cによるリール停止操作が準備完了の状態となる。この状態で遊技者がストップボタン16a、16b、16cを任意の順序で押圧操作することにより、対応するリールがそれぞれ停止制御される。そして、停止した3個のリール10a、10b、10cによって表示される図柄が上述の抽選で当選した役に対応する組み合せで有効なライン上に揃うと入賞が確定し、その入賞役の種類に応じた枚数のメダルが遊技者に配当されるようになっている。
下部パネル部5の前面右側には、前扉3を開錠するための鍵が挿入される鍵穴17が設けられている。スロットマシン1の管理者等が鍵穴17に所定の鍵を挿入して開錠操作すると、蝶番機構によって筐体2に取り付けられている前扉3を前方へ開くことができ、また前扉3を筐体2側に閉じると、自動的にこれらを施錠するようになっている。
また、下部パネル部5には、スロットマシン1の型式(モデルタイプ)などを遊技者へ認識させるため、登場キャラクターなどの絵を表示するパネル18が設けられている。
前扉3の下部には、入賞時にメダルを排出するためのメダル排出口19と、排出されたメダルを貯留する受け皿20とが設けられている。更にメダル排出口19に隣接して、スピーカ49(図2参照)を内蔵する放音部21が設けられている。
次に、図2を参照して、筐体2の内部構造と前扉3の裏面構造とを説明する。なお、図2は、前扉3を筐体2から開いた状態を表している。同図において、筐体2内の上部には、スロットマシン1の全体動作を集中制御するCPU(マイコン)を備え硬質プラスチックのケースに収納された主制御基板30が取り付けられている。
筐体2内の中央には、リール10a、10b、10cを備える可変表示装置としてのリールユニット10が設けられている。リールユニット10は、前扉3が筐体2側に閉じられると前扉3の表示窓9にリール10a、10b、10cが対向するように、所定フレームに位置決めされて取り付けられている。なお、各リール10a、10b、10cは、それぞれに内蔵されたステッピングモータ等の電動モータ54(図5参照)によって回転駆動される。すなわち、主制御基板30が各リールの10a、10b、10cの上記モータ54へ駆動パルス信号を送出することで、その信号周期に応じた回転制御を各リール10a、10b、10cに対して行っている。
リールユニット10の下方には、ホッパ装置31と、ホッパ装置31から溢れたメダルを収容するための補助貯留部32と、主電源装置33が設けられている。主電源装置33の側面には、いわゆる配電盤に相当する電源装置基板34が設けられている。更に、筐体2の上部右側の内壁に、遊技場に設置されている「ホールコンピュータ」と呼ばれる管理用コンピュータと接続可能な外部集中端子基板35が取り付けられている。
次に、前扉3の裏面側上部には、照明部6の光源である高輝度の発光ダイオード41が複数配列されると共に、上述の放音部7a、7bに対向してスピーカ42a、42bが取り付けられている。また、図2には示されていないが、スピーカ42a、42bの間に上述の表示窓8が位置しており、液晶表示ユニット43がその表示面を表示窓8に向けて取り付けられている。更に、液晶表示ユニット43の裏面側に、電気回路基板で形成されたサブ制御基板40が取り付けられている。
なお、スロットマシン1全体の動作は、筐体2側に設けられている主制御基板30によって統括制御されており、サブ制御基板40は、液晶表示ユニット43による演出映像の表示制御、照明部6、12a、12bを使った照明制御、及び放音部7a、7b、21を使った演出効果音制御など、ゲームの演出に係る制御を主に行っている。
サブ制御基板40の下方には、リール10a、10b、10cを目視させるための表示窓9が形成されたパネル板が配置され、表示窓9の下方には、ストップボタン16a、16b、16c等の操作スイッチ類の出力信号を主制御基板30へ移動案内する中継基板として機能する中央表示基板44が設けられている。
中央表示基板44の下方には、メダル選別装置45が取り付けられている。メダル選別装置45は、後述するように、メダル投入部13に投入されたメダルの適否を判別する。なお、メダル選別装置45の下方には、メダル選別装置45により振り分けられた正規のメダルを筐体2内に設けられているホッパ装置31へ案内するガイド部材46と、メダル選別装置45により排除されたメダル(又は異物)をメダル排出口19へ案内するガイド部材47が設けられている。また、前扉3の裏面側下部には、ホッパ装置31から排出されたメダルをメダル排出口19へ案内するガイド部材48が設けられている。更に、メダル排出口19に隣接して、上述した放音部21に対向するスピーカ49が取り付けられている。
かかる構成のスロットマシン1は、先のゲームにおいて入賞しメダルの払い出しが完了した時、又は先のゲームにおいてハズレが確定すると待機状態となる。この待機状態において、遊技者がメダル投入部13にメダルを投入しベットボタン14を押圧操作することで、内部に貯留したメダル(クレジット)から当該ゲームにメダルが賭けられゲーム開始の状態となる。
ゲーム開始の状態でスタートレバー15がオン操作されると、主制御基板30は、リールユニット(可変表示装置)10の3個のリール10a、10b、10cを一斉に回転させ始める。同時に入賞役を内部抽選(役抽選)し、その結果、入賞役に当選するとその役に対応するフラグを記憶する。
次に、遊技者がストップボタン16a、16b、16cを任意の順番でオン操作すると、主制御基板30における後述のリールユニット作動制御手段55は、それに従い順次各リールを停止させる制御を行う。このときリールユニット10は、メダル投入後の役抽選の結果に従って図柄を表示するように制御される。そして、主制御基板30は、全てのリール10a、10b、10cが停止したことを検知すると、各リールが表示する図柄と上述のフラグに対応する入賞役に係る図柄の組み合せとが一致しているかどうか判定する。
例えば、ベットボタン14が押圧操作されることで当該ゲームに3枚のメダルが賭けられた場合、表示窓9を通して目視される9個の図柄のうち、上中下段の横3列の線上に並んだ3組の図柄と、右斜めと左斜め方向の2本の対角線上に並んだ2組の図柄を調べ、何れか1つの組の図柄が上述のフラグに対応する入賞役の図柄組み合せ条件を満足して揃うと当該役へ入賞したと判定する。役への入賞が確定すると、当該役の種類に応じて予め決められた配当数のメダルをクレジット数に加算するか、又はホッパ装置31を駆動して配当数のメダルを受け皿20へ払い出す。
次に、上記スロットマシン1に搭載される遊技媒体選別装置としてのメダル選別装置45を説明する。図3は、本メダル選別装置45の構造を表す正面図である。同図において、本メダル選別装置45は、硬質プラスチック等の合成樹脂で一体的に形成された矩形状のケース101と、当該ケース101に対して開閉可能に取り付けられケース101の略上半分を覆う金属板から形成されるゲートプレート102と、合成樹脂で形成されケース101の略下半分を開閉可能に覆うカバー103とを備え構成されている。
また、図4は、ケース101の構造を表す正面図であってゲートプレート102を取り外した状態を示している。同図において、ケース101内側の壁面は、略上半分の領域を占める案内面部101aと、案内面部101a下端の斜めの折曲部101cから左下奥へ向かう勾配を有する傾斜面部101bとを有して形成されている。
ゲートプレート102は、図3に示すように、その右方端部においてケース101に軸支され、この軸部に巻回されたコイルバネ104によって、常時、ケース101側へ付勢されている。ゲートプレート102がケース101の案内面部101a(図4参照)と対向することで、ゲートプレート102の背面とケース101の案内面部101a(図4参照)との間隙に、メダル入口105、及びメダル入口105から右下方のメダル出口107へ向かうメダル案内通路106が形成されている。
上記メダル案内通路106においては、ゲートプレート102の下端部分がケース101側へ向けて折り曲げられて直線状の移動案内レール部102aが形成されている。移動案内レール部102aは、ケース101の折曲部101cと平行し、且つ、折曲部101cよりも若干下方に位置している。これにより、移動案内レール部102aとケース101の傾斜面部101bとの間に隙間が生じ、メダル排除口108が形成されている。
メダル案内通路106の上流側には、メダル入口105に投入された遊技メダルが正規のものか否かを判別するセレクト機構112が設けられている。より詳細には、セレクト機構112は、規定以上の外径を有するメダルを排除する最大径規制手段と、規定以上の厚みを有するメダルを排除する板厚規制手段と、規定以下の外径を有するメダルを排除する最小径規制手段とを備え構成されている。
最大径規制手段は、メダル入口105付近において、ゲートプレート102の背面からケース101の案内面部101aへ向けて突設された一対の外径規制爪121a、121bから形成されている。外径規制爪121a、121bの間隔は、正規のメダルの外径にその寸法公差を考慮した最大外径相当の幅に設定されている。このため、規定以上の外径を有するメダルが最大径規制手段に投入されると、外径規制爪121a、121bによって下方への落下が阻止される。
板厚規制手段は、ケース101の案内面部101aに設けられゲートプレート102側へ突出するシックネススクリュ122から形成されている。シックネススクリュ122の先端からゲートプレート102の背面までの間隙は正規のメダルの最大厚さに設定されている。このため、規定以上の厚みを有するメダルが板厚規制手段に投入されると、シックネススクリュ122により下方への落下が阻止される。
最小径規制手段は、ケース101の背面側において回動自在に軸支された合成樹脂製の押付けレバー123と、メダル案内通路106に沿ってゲートプレート102に形成された切欠き125と、切欠き125が形成された部分の側壁であって図面上手前側(メダルの移動案内方向に対して外方側)に傾斜する傾斜壁部128とから主に形成されている。上記押付けレバー123は、図示しないコイルバネにより常時付勢され、ケース101に形成された開口131を通して上記切欠き125側へ突出している。また、上記切欠き125は、移動案内レール部102aからその上縁までの高さが正規のメダルの外径からその寸法公差を考慮した最小外径相当の長さに形成されている。このため、規定以下の外径を有するメダルが最小径規制手段に投入されると、押付けレバー123により当該メダルが傾斜壁部128側へ倒され、移動案内レール部102aとケース101の傾斜面部101bとの隙間に形成されたメダル排除口108から当該メダルを落下させて排除するように構成されている。
ゲートプレート102のメダル入口105付近には、速度緩和機構150が設けられている。速度緩和機構150は、ゲートプレート102の壁面に沿って回動自在に軸支された金属製のスイングレバー151と、スイングレバー151を右回転方向へ常時付勢するコイルバネとを備え構成されている。スイングレバー151の先端部分はケース101の案内面部101a側へ折り曲げられ、ゲートプレート102に形成された開口を通してメダル案内通路106内まで突出している。すなわち、セレクト機構112内のメダル案内通路106を落下するメダルに対してスイングレバー151の先端部分が衝突し、スイングレバー151が当該メダルと当接しながら上記コイルバネの付勢力に抗して左回転することで、当該メダルの落下速度を緩和するように構成されている。
メダル案内通路106の中流部分には、メダル案内通路106により移動案内されるメダルをメダル排除口108から落下させて強制的に排除する機能を有するゲート機構113が設けられている。このゲート機構113は、ケース101の背面側に固着された略L字形状のプレート部材135の先端に回動自在に支承されコイルバネ136によりその先端である規制爪部134がメダル案内通路106内へ突出する側へ付勢された金属製のブロッカプレート133と、主制御基板30からの制御信号に従ってオンオフし、オンすることで生じる磁力により上記ブロッカプレート133を引き付けその規制爪部134をメダル案内通路106から退避させるソレノイド137と、ゲートプレート102に対して回動自在に軸支されその軸部に巻回されたコイルバネ127によって常時ブロッカプレート133側へ付勢される合成樹脂製の案内レバー126とを備え構成されている。なお、ソレノイド137は、プレート部材135を介してケース101の背面側に取り付けられている。
スロットマシン1が電源オフの時、又は遊技が進行中で新たなメダルの受け付けを禁止する状態においては、ソレノイド137はオフの状態にあり、ブロッカプレート133の規制爪部134がケース101に形成された開口132を通してメダル案内通路106内へ突出している。同時に案内レバー126は、コイルバネ127の付勢力によりブロッカプレート133に当接すると共に、ブロッカプレート133の付勢力に負けてメダル案内通路106の外方側の回動位置に押し出され静止している。この状態において、メダルがゲート機構113に投入されると、当該メダルはブロッカプレート133の規制爪部134に衝突してゲートプレート102の傾斜壁部128へ倒され、移動案内レール部102aから脱落する。これにより、当該メダルはメダル排除口108を介して下方へ排除される。
メダル案内通路106の下流部分には、ケース101の案内面部101aに配設された反射式のフォトセンサ139からなるメダル検出部114が設けられている。メダル検出部114は、上記のゲート機構113により通されたメダルを検出し、その検出信号をメダル受付け信号として主制御基板30へ送出する。すなわち、主制御基板30における後述のメダルクレジット加算減算手段56(図5参照)は、メダル検出部114から送られるメダル受付け信号をカウントすることで、スロットマシン1のメダル投入部13の投入口13aから投入された正規メダルの枚数を認識し、当該枚数をクレジット数に加算する。
次に、図5に沿って、本発明の特徴である不正行為防止装置を含む本スロットマシン1の制御系全体について説明する。本制御系は、同図に示すように、主制御基板30と、該主制御基板30に接続されたサブ制御基板40及び中央表示基板44とを備えている。
主制御基板30には更に、メダルホッパ31が接続された電源ユニット33と、リールユニット10のリール10a、10b、10cを個別に回転駆動するための3個の電動モータ54とが接続されている。そして、主制御基板30は、リールユニット作動制御手段55と、クレジット手段としてのメダルクレジット加算減算手段56と、状態判定手段50と、不正行為検出手段としての報知動作制御手段51と、を備えている。
リールユニット作動制御手段55は、ゲーム開始の状態でスタートレバー15がオン操作されてリール10a〜10cが一斉回転している状態でストップボタン16a〜16cが任意の順番でオン操作された際、当該操作に従い順次各リール10a〜10cを停止させる制御を行う。
メダルクレジット加算減算手段56は、メダル選別装置45によって検出される新たな遊技メダルMをカウントする。つまり、メダルクレジット加算減算手段56は、メダル検出部114からの検出信号を正規のメダルMが投入されたことを示すメダル受付け信号として受信し、これをカウントして内部貯留しているメダル数であるクレジット数に加算するように制御する。また、メダルクレジット加算減算手段56は、ベットボタン操作によるメダル賭け数に応じて、現在のクレジット数を減算するように制御する。このように、本明細書中で言う「カウント」は、加算及び減算の双方を含む概念であることは言うまでもない。
状態判定手段50は、メダル選別装置45による新たなメダルMの受け付けを禁止すべきメダル受け付け禁止状態であるか否かを判定し、該メダル受け付け禁止状態であると判定したとき状態判定信号を出力する。なお、当該状態判定手段50が上記メダル受け付け禁止状態と判定するための判断材料として複数種の事象を挙げることができるが、これら事象として例えば、リールユニット作動制御手段55によりリールユニット10が作動させられている遊技進行中であることや、メダルクレジット加算減算手段56のカウント状態の監視で遊技機本体に一定数以上のメダルクレジット数(通常は最大保留枚数の50枚)の内部貯留があることを挙げることができる。状態判定手段50は、これら事象の検出に基づいて、上記メダル受け付け禁止状態と判定する。
報知動作制御手段51は、上記状態判定信号の出力中に、メダルクレジット加算減算手段56によるカウント動作を検出したとき、不正行為具の挿入によるメダル選別装置45への不正行為の発生とみなして不正行為検出信号を出力する。これによりサブ制御基板40が、当該不正行為検出信号に応答して、照明部6、12a、12bを通常の遊技演出時とは異なる状態に点灯・点滅させる報知動作を実行させる。或いは、照明部6、12a、12bの点灯・点滅動作に加え、サブ制御基板40が放音部7a、7b、21をも放音動作させて、光と音による報知動作を実行させるように構成することもできる。或いは、照明部6、12a、12bの光による報知動作を行うことなく、放音部7a、7b、21の音による報知動作のみを実行させるように構成することもできる。
なお、照明部6、12a、12bは、これら全てを照明することに限らず、照明部6、12a、12bのいずれかを照明するように構成することができる。また、これら照明部6、12a、12bに代えて、不正行為報知用に別途準備した新たな照明部を遊技機本体に、又はホールの管理室等に設けることもできる。このことは、放音部7a、7b、21についても同様である。
また、サブ制御基板40には、液晶表示ユニット43と、照明部6、12a、12bと、放音部7a、7b、21とが接続されている。
中央表示基板44には、メダル検出部114を備えるメダル選別装置45と、スタートレバー15と、ストップボタン16a、16b、16cとが接続されている。メダル検出部114は、発光素子と受光素子とを備えるフォトセンサ139(図4参照)から構成されており、メダルMが前方を横切った際、発光素子が発光したセンシング光が当該メダルMで反射されこれを受光素子が受光して検出信号を送出する。これにより、主制御基板30の上記メダルクレジット加算減算手段56が、メダル検出部114からの検出信号を正規のメダルMが投入されたことを示すメダル受付け信号として受信し、これをカウントして内部貯留しているメダル数であるクレジット数に加算することとなる。
次に、本実施形態におけるスロットマシン1の作動について説明する。
すなわち、メダル投入部13にメダルMが投入されると、当該メダルMは、投入口13aからメダル選別装置45のメダル入口105へ案内される。メダル入口105からメダル選別装置45内部のメダル案内通路106へ案内されたメダルMは、セレクト機構112において、一対の外径規制爪121a、121bからなる最大径規制手段、及びシックネススクリュ122からなる板厚規制手段を経由することにより、一定以下の外径及び厚みを有するメダルのみが次段の最小径規制手段へと落下する。このとき、速度緩和機構150のスイングレバー151の先端がメダルM1に当接しながら回動することで、セレクト機構112を落下するメダルMの速度が緩和される。
例えば、最小径規制手段に正規のメダルよりも小さい外径を有するメダルM(異物)が投入された場合、ゲートプレート102の切欠き125の上縁が当該メダルMよりも高い状態であるため、このメダルMは押付けレバー123によりゲートプレート102の傾斜壁部128側へ倒される。また、メダル排除口108を形成する折曲部101cは移動案内レール部102aよりも若干高く位置しているので、押付けレバー123によって倒された小径のメダルMは移動案内レール部102aから脱落する。これにより、当該メダルMはメダル排除口108を介して下方へ排除される。
一方、上記セレクト機構112を通過した正規のメダルMは、移動案内レール部102aを流下してゲート機構113へ進入する。ここで、ゲート機構113は、主制御基板30からの制御信号に従ってメダル案内通路106を流下するメダルMをメダル検出部114側へ通過させるメダル受付許可状態と、メダルMをメダル排除口108から落下させて排除するメダル受け付け禁止状態とに遷移する。
上記メダル受付許可状態においては、ゲートプレート102の切欠き部分が案内レバー126で閉塞されるので、ゲート機構113に進入したメダルMは、ケース101の案内面部101aと案内レバー126とにより案内されながらゲート機構113を通過し、次段のメダル検出部114へ流下する。そして、ゲート機構113を通過したメダルMは、メダル検出部114の前方を横切ってメダル出口107へ到達し、上述したホッパ装置31へ案内され貯留される。上記のようにメダル検出部114の前方をメダルM4が横切った際、発光素子から発光されたセンシング光がメダルMで反射されこれを受光素子が受光して検出信号を送出する。これに基づき、主制御基板30が、メダル検出部114からの検出信号を正規のメダルが投入されたことを示すメダル受付け信号として受信し、これをカウントして内部貯留しているメダル数であるクレジット数に加算する。
上記メダル受け付け禁止状態においては、ソレノイド137がオフし、コイルバネ136の引張り力によってブロッカプレート133先端の規制爪部134がメダル案内通路106内へ突出している。また、案内レバー126は、ブロッカプレート133へ向けて延出する当接ピン(図示せず)が当該ブロッカプレート133と当接しながらゲートプレート102の外方側へ押し出され、ブロッカプレート133の切欠き部分を開放する回動位置に静止している。ここで、規制爪部134は、メダル案内通路106の上流側隅部が斜めに切除された形状に形成されているため、メダル案内通路106内へ突出する規制爪部134にメダルMが衝突すると、当該メダルMはゲートプレート102の開放された傾斜面部128側へ倒されて、傾斜面部128側へ倒されたメダルMは、折曲部101cと移動案内レール部102aとの高低差により形成されるメダル排除口108から下方へ落下することとなる。
そして例えば、遊技者を装った不正行為者が、不正行為具を使用しその発光素子によってメダル検出部114のフォトセンサ139を誤作動させて疑似的なメダル投入状態を作り出そうとした場合、当該不正行為は、本実施形態の不正行為防止装置によって、以下のように発見されて報知されることとなる。
すなわち、投入口13aから不正行為具が所謂セル板を伴って挿入され、先端側の発光素子がメダル検出部114に接近しそのフォトセンサ139に対する不正行為が行われようとしても、このとき状態判定手段50が、リールユニット作動制御手段55による遊技進行中である旨や、カウント状態の監視による最大保留枚数有りの検出等に基づいてメダル受け付け禁止状態と判定している場合、その旨の状態判定信号を出力する。これにより、報知動作制御手段51は、メダルクレジット加算減算手段56によるカウント動作を検出したとき、不正行為具の挿入によるメダル選別装置45への不正行為の発生とみなす不正行為検出信号を出力する。すると、サブ制御基板40が不正行為検出信号に応答して照明部6、12a、12b及び/又は放音部7a、7b、21に作動信号を送信し、これらを通常の遊技演出時とは異なる状態に点灯・点滅及び/又は鳴動させて所定の報知動作を実行させる。
以上のように、本来クレジット加算動作が検出されることのないメダル受け付け禁止状態であるにも拘わらずカウント動作を検出した場合、投入口13aからの不正行為具の挿入によるメダル選別装置45への不正行為の発生とみなして不正行為検出信号を出力するので、たとえ投入口13aから不正行為具が挿入されて不正行為が行われようとしても、ホールの係員や管理者等に確実に報知し、不正行為に対し迅速で適切な措置を講じて、かかる不正行為の完遂を防止し、ホールに多大な損害を与える問題を未然に防ぐことが可能になる。
また、スロットマシン1に予め備えられた照明部6、12a、12bや放音部7a、7b、21を、不正行為検出信号に応答して光及び/又は音による警告を発する警告報知手段として活用することにより、警告報知用の装置を別途用意することのない廉価な手法で、不正行為の報知を効果的に行うことができるようになる。或いはこれに代えて、主にホール管理者が入室する管理室等に別途配置した光及び/又は音による報知装置を警告報知手段として用いれば、不正行為が行われようとしているスロットマシン1の周囲に居る遊技者に気付かれることなく、不正行為者に対する迅速で適切な措置を講じることが可能になる。
本発明に係る不正行為防止装置は、スロットマシンを遊技する際に用いるメダルのみならず、硬貨、代用硬貨(トークン)等の遊技媒体を選別する選別装置に対する不正行為を防止する用途にも有効に活用することができる。また、本発明に係る不正行為防止装置は、スロットマシンの他に、メダル落としゲーム機、予想当てゲーム機、シューティングゲーム機等の円板形状の遊技媒体を使用する他の遊技機にも搭載することが可能である。
本発明の一実施形態によるスロットマシンの外観構造を表した斜視図である。 本発明の一実施形態によるスロットマシンの内部構造を表した図である。 本発明の一実施形態によるメダル選別装置の構造を表す正面図である。 本発明の一実施形態によるメダル選別装置のゲートプレートを取り外した状態でのケースの構造を表す正面図である。 本スロットマシンに搭載された制御系全体の概略を示すブロック図である。 従来のメダル選別装置の構造を表す正面図である。
符号の説明
1…スロットマシン(遊技機)
6、12a、12b…照明部(警告報知手段)
7a、7b、21…放音部(警告報知手段)
13a…投入口
45…メダル選別装置(遊技媒体選別装置)
50…状態判定手段
51…報知動作制御手段(不正行為検出手段)
56…メダルクレジット加算減算手段(クレジット手段)
114…メダル検出部(遊技媒体検出部)
M…遊技メダル(円板形状の遊技媒体)

Claims (3)

  1. 円板形状の遊技媒体が投入される投入口と、該投入口から投入された遊技媒体を検出する遊技媒体検出部を有して遊技媒体の適否を判別し選別する遊技媒体選別装置と、該遊技媒体選別装置によって検出される新たな遊技媒体をカウントするクレジット手段とを具備する遊技機のための不正行為防止装置であって、
    前記遊技媒体選別装置による新たな遊技媒体の受け付けを禁止すべき受け付け禁止状態であるか否かを判定し、該受け付け禁止状態であると判定したとき状態判定信号を出力する状態判定手段と、
    前記状態判定信号の出力中に、前記クレジット手段によるカウント動作を検出したとき、不正行為具の挿入による前記遊技媒体選別装置への不正行為の発生とみなして不正行為検出信号を出力する不正行為検出手段と、
    を備えることを特徴とする不正行為防止装置。
  2. 円板形状の遊技媒体が投入される投入口と、該投入口から投入された遊技媒体を検出する遊技媒体検出部を有して遊技媒体の適否を判別し選別する遊技媒体選別装置と、該遊技媒体選別装置によって検出される新たな遊技媒体をカウントするクレジット手段と、前記遊技媒体選別装置に対する不正行為を防止するための不正行為防止装置とを備える遊技機であって、
    前記不正行為防止装置は、
    前記遊技媒体選別装置による新たな遊技媒体の受け付けを禁止すべき受け付け禁止状態であるか否かを判定し、該受け付け禁止状態であると判定したとき状態判定信号を出力する状態判定手段と、
    前記状態判定信号の出力中に、前記クレジット手段によるカウント動作を検出したとき、不正行為具の挿入による前記遊技媒体選別装置への不正行為の発生とみなして不正行為検出信号を出力する不正行為検出手段と、
    を備えることを特徴とする遊技機。
  3. 前記不正行為検出信号に応答して光及び/又は音による警告を発する警告報知手段を遊技機本体に備えている、
    ことを特徴とする請求項2に記載の遊技機。
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