JP5582512B1 - リレー装置およびこれを備える遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】リレーコイルを励磁状態にラッチする機能を有するリレー装置の誤動作を防止できる技術を提供する。
【解決手段】前面パネルが遊技者に叩かれるなどして、スピーカ保護回路100に大きな振動や衝撃が加わった場合に、可動接点が振動することにより第1リレー接点112が瞬間的にオン状態になっても、第1リレー接点112のオン状態が予め設定された設定時間以上継続されなければ、ラッチ制御信号がラッチ制御回路120から第2スイッチ素子Q2の制御端子に出力されることがない。そのため、リレーコイル111が励磁されていないのに第1リレー接点112がオンした場合に、第2スイッチ素子Q2が誤ってオンするのを防止することができる。したがって、リレーコイル111を励磁状態にラッチする機能を有するスピーカ保護回路100の誤動作を防止することができる。
【選択図】図5

Description

本発明は、リレーコイルが励磁されるとリレー接点が反転状態に保持されるリレー装置およびこれを備える遊技機に関する。
従来、セットコイルに電流が流れて電磁石が磁化されるとリレー接点が反転状態に保持されるラッチングリレーが提供されている。例えば、特許文献1に開示されているラッチングリレーは、出力用リレー接点と、出力用リレー接点の可動接点に機構的に連動する可動接点を有するモニタ用リレー接点とを備えている。そして、ラッチングリレーのセットコイルにドライバ回路から信号が入力されると、出力用リレー接点が反転すると共に、モニタ用リレー接点が出力用リレー接点の反転に連動して反転する。また、一旦、電磁石が磁化されて出力用リレー接点が反転すると、セットコイルへのドライバ回路からの信号入力が中断されても、リセットコイルにドライバ回路から信号が入力されるまで、出力用リレー接点およびモニタ用リレー接点が反転状態に保持される。
ところで、上記したラッチングリレーがスロットマシンやパチンコ機等の遊技機に搭載された場合に、次のような問題が生じるおそれがある。すなわち、例えば遊技者により遊技機が叩かれたりすることにより、大きな振動や衝撃がラッチングリレーに加わると、出力用リレー接点およびモニタ用リレー接点が反転し、そのままの状態が保持されるという誤動作が生じるおそれがある。したがって、特許文献1では、マイクロプロセッサユニット(MPU)によりモニタ用リレー接点の状態を監視することにより、上記した誤動作がラッチングリレーに生じたことを検出する技術が提案されている。
具体的には、MPUにより制御されたドライバ回路からラッチングリレーのセットコイルまたはリセットコイルに信号が出力されると共に、モニタ用リレー接点の状態がMPUにより監視される。また、MPUによるドライバ回路の制御状態と、実際に監視されているモニタ用リレー接点の状態とがMPUにおいて比較されて、両状態が対応していないときにラッチングリレーが誤動作していることがMPUにおいて検出される。そして、ラッチングリレーが誤動作していることがMPUにおいて検出されれば、直ちに、ラッチングリレーを正常な状態に復帰させるようにドライバ回路がMPUにより制御される。したがって、ラッチングリレーが誤動作したときには、MPUにおいて直ちに誤動作が検出されて、ドライバ回路がMPUにより制御されることによりラッチングリレーが正常な状態に復帰する。
特開平8−250001号公報(段落0047〜0054、図9、要約書など)
ところで、上記したラッチングリレーでは、一旦、セットコイルに電流が流れて電磁石が磁化されると、セットコイルへのドライバ回路からの信号入力が中断されても、電磁石の残留磁束により、出力用リレー接点が反転状態に保持される。その一方で、リレー接点を反転状態に保持するために、リレーコイルを励磁状態にラッチすることも考えられる。この場合、上記した従来のラッチングリレーと同様に、リレーコイルを励磁状態にラッチする機能を有するリレー装置が、大きな振動や衝撃により誤動作することを防止する技術が要求される。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、リレーコイルを励磁状態にラッチする機能を有するリレー装置の誤動作を防止できる技術を提供すると共に、誤動作が防止されたリレー装置を備える遊技機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明にかかるリレー装置は、制御端子への信号入力によりオンする第1スイッチ素子と、前記第1スイッチ素子のオンにより通電経路が閉路されて通電励磁されるリレーコイルと、前記リレーコイルの励磁によりオンする第1リレー接点と、外部ラインに設けられ前記リレーコイルの励磁によりオンオフ状態が切り換わる第2リレー接点とを有するリレーと、前記第1スイッチ素子に並列に設けられ制御端子への信号入力によりオンして前記リレーコイルの前記通電経路を閉路する第2スイッチ素子と、前記第1リレー接点のオン状態が予め設定された設定時間以上継続すると前記第2スイッチ素子をオンするラッチ制御信号を前記第2スイッチ素子の制御端子に出力するラッチ制御回路とを備え、前記ラッチ制御信号が前記ラッチ制御回路から前記第2スイッチ素子の制御端子に出力されると、前記第2スイッチ素子がオンすることにより前記通電経路が閉路されて前記リレーコイルが励磁状態にラッチされることを特徴としている(請求項1)。
また、前記ラッチ制御回路は、前記第1リレー接点を介して電源に接続される所定時定数の充電回路を有し、前記第1リレー接点のオン状態により前記電源に接続された前記充電回路が前記設定時間以上充電されて所定電圧以上になると前記ラッチ制御信号を出力してもよい(請求項2)。
また、前記第2リレー接点は前記リレーコイルの励磁によりオフして前記外部ラインを遮断するものであり、前記外部ラインにその出力部が接続される対象機器の異常を検知して前記第1スイッチ素子をオンする異常検知信号を前記第1スイッチ素子の制御端子に出力する異常検知回路をさらに備え、前記異常検知信号が前記異常検知回路から前記第1スイッチ素子の制御端子に出力されると、前記第1スイッチ素子がオンすることにより前記外部ラインが前記第2リレー接点により遮断されて、前記対象機器の異常による該対象機器の前記出力部に前記外部ラインを介して接続された後段機器の誤動作を防止してもよい(請求項3)。
このとき、前記リレー装置が配置されるフレームを備えていてもよい(請求項4)。
また、前記後段機器としてのスピーカと、サウンド信号を前記スピーカに出力する前記対象機器としての信号処理部とを有するオーディオ手段をさらに備え、前記信号処理部の前記出力部と前記スピーカとを接続する前記外部ラインとしての出力ラインに前記第2リレー接点が設けられ、前記異常検知回路は、前記出力ラインに設けられて前記信号処理部の前記出力部から出力される前記サウンド信号の異常を検知してもよい(請求項5)。
請求項1の発明によれば、制御端子への信号入力により第1スイッチ素子がオンすると、通電経路が閉路されてリレーコイルが通電励磁される。したがって、リレーが備える第1リレー接点がオンして反転し、外部ラインに設けられた第2リレー接点のオンオフ状態が切り換わって反転する。また、制御端子への信号入力によりオンしてリレーコイルの通電経路を閉路する第2スイッチ素子が第1スイッチ素子に並列に設けられており、第1スイッチ素子がオンすることによる第1リレー接点のオン状態(反転状態)が予め設定された設定時間以上継続すると、第2スイッチ素子をオンするラッチ制御信号がラッチ制御回路から第2スイッチ素子の制御端子に出力される。
そして、ラッチ制御信号がラッチ制御回路から第2スイッチ素子の制御端子に出力されると、第2スイッチ素子がオンすることにより、リレーコイルの通電経路が閉路される。したがって、一旦、第2スイッチ素子がオンすると、第1スイッチ素子がオフしても通電経路は第2スイッチ素子により閉路されており、リレーコイルの励磁状態が維持されるので、第1および第2リレー接点が反転状態に保持される。また、第1リレー接点の反転状態が保持されるので、ラッチ制御回路からラッチ制御信号が第2スイッチ素子の制御端子に継続して出力される。したがって、第2スイッチ素子のオン状態が維持されるので、通電経路が継続的に閉路されてリレーコイルが励磁状態にラッチされ、第1および第2リレー接点が反転状態に保持される。
また、大きな振動や衝撃が加わった場合に、可動接点が振動することにより第1リレー接点が瞬間的にオン状態になっても、第1リレー接点のオン状態が予め設定された設定時間以上継続されなければ、ラッチ制御信号がラッチ制御回路から第2スイッチ素子の制御端子に出力されることがない。そのため、リレーコイルが励磁されていないのに第1リレー接点がオンした場合に、第2スイッチ素子が誤ってオンするのを防止することができる。したがって、リレーコイルを励磁状態にラッチする機能を有するリレー装置の誤動作を防止することができる。
請求項2の発明によれば、第1リレー接点を介して電源に接続される所定時定数の充電回路がラッチ制御回路に設けられている。そして、第1リレー接点のオン状態が設定時間以上継続することにより、電源に接続された充電回路が設定時間以上充電されて所定電圧以上になると、ラッチ制御信号がラッチ制御回路から出力される。したがって、MPU等の論理回路を用いない簡単な構成でありながら、第1リレー接点のオン状態が設定時間以上継続したときにラッチ制御信号が出力されることによりリレー装置が誤動作するのを防止することができる。
請求項3の発明によれば、外部ラインにその出力部が接続される対象機器の異常が異常検知回路により検知されると、第1スイッチ素子をオンする異常検知信号が異常検知回路から第1スイッチ素子の制御端子に出力される。また、異常検知信号が異常検知回路から第1スイッチ素子の制御端子に出力されると、第1スイッチ素子がオンしてリレーコイルが励磁することにより、外部ラインに設けられた第2リレー接点がオフして外部ラインが遮断される。したがって、対象機器の異常が異常検知回路により検知された場合には、遅滞なく第1スイッチ素子がオンして第2リレー接点がオフすることにより外部ラインが遮断されるので、対象機器の異常による該対象機器の出力部に外部ラインを介して接続された後段機器の誤動作を防止することができる。
請求項4の発明によれば、誤動作が防止されたリレー装置が配置されるフレームを備える遊技機を提供することができる。
請求項5の発明によれば、後段機器としてのスピーカと、サウンド信号をスピーカに出力する対象機器としての信号処理部とを有するオーディオ手段が設けられており、信号処理部の出力部とスピーカとが外部ラインとしての出力ラインにより接続されている。また、出力ラインにリレー装置の第2リレー接点が設けられ、信号処理部の出力部から出力されるサウンド信号の異常が出力ラインに設けられた異常検知回路により検知される。したがって、信号処理部の出力部から出力ラインに出力されたサウンド信号の異常が異常検知回路により検知された場合には、遅滞なく第1スイッチ素子がオンしてリレーコイルが励磁し、第2リレー接点がオフすることにより出力ラインが遮断されるので、信号処理部の異常による該信号処理部の出力部に出力ラインを介して接続されたスピーカの破損や破壊等を含む誤動作を防止することができる。
本発明にかかる遊技機の一実施形態たるスロットマシンの正面図である。 図1のスロットマシンの前扉が開いた状態における斜視図である。 スロットマシンの電気的構成を示すブロック図である。 サブ制御基板およびスピーカの構成を示すブロック図である。 スピーカ保護回路の構成を示す回路ブロック図である。 スピーカ保護回路の動作の一例を示すタイミングチャートである。 スピーカ保護回路の動作の他の例を示すタイミングチャートである。
本発明にかかるリレー装置を備える遊技機の一実施形態たるスロットマシンについて、図1〜図7を参照して説明する。
(スロットマシンの概要)
スロットマシン1の構成の概略について図1〜図4を参照して説明する。図1は、本発明にかかる遊技機の一実施形態たるスロットマシンの正面図、図2は図1のスロットマシンの前扉が開いた状態における斜視図である。また、図3はスロットマシンの電気的構成を示すブロック図、図4はサブ制御基板およびスピーカの構成を示すブロック図である。
この実施形態におけるスロットマシン1(本発明の「遊技機」に相当)は、メダルなどの遊技媒体が規定数投入されることを条件とする遊技者のスタートスイッチ9およびストップスイッチ10L,10M,10Rの操作に基づいて1回の遊技が実行されるものであって、例えば、図1および図2に示すように構成されている。すなわち、このスロットマシン1では、前面が開放された箱型の筐体2aの前面が前面パネル2b(本発明の「フレーム」に相当)により開閉自在に閉塞され、この前面パネル2bのほぼ中央高さの位置に操作板3が配設されると共に、この操作板3の上方に正面板4が配設されている。
そして、この正面板4には横長矩形の表示窓5が設けられている。また、表示窓5の内側には、複数種類の図柄を予め定められた順序で可変表示する左・中・右リール6L,6M,6Rが配置されている。
左・中・右リール6L,6M,6Rそれぞれの周面には、所定の個数の図柄が所定の配列で設けられている。また、左・中・右リール6L,6M,6Rそれぞれの周面に設けられた複数の図柄には、種類が異なる複数種類の図柄が含まれている。なお、各リール6L,6M,6Rは、複数種類の図柄が印刷されたリールテープがリールの周面に貼り付けられて形成されている。また、各リール6L,6M,6Rが回転すると、各リール6L,6M,6Rそれぞれの周面に設けられた複数種類の図柄が所定の順序でそれぞれ表示窓5に変動表示される。また、各リール6L,6M,6Rの回転が停止すると、各リール6L,6M,6Rのそれぞれについて、表示窓5の上段、中段および下段のそれぞれに1個ずつの合計3個の図柄が表示窓5に表示されるように設定されている。すなわち、全てのリール6L,6M,6Rが停止すると、縦3列横3行に配列された合計9個の図柄が表示窓5に停止表示される。
また、各リール6L,6M,6Rをそれぞれ独立して回転駆動できるように、各リール6L,6M,6Rには、それぞれステッピングモータにより構成されるリール用のモータが連結されている。
さらに、操作板3には、遊技者所有のものとして内部に貯留されているクレジットメダルから1枚ずつのメダル投入を指示するためのベットスイッチ7、クレジットメダルから1ゲーム(遊技)あたりの最大投入枚数(3枚に設定されている)のメダル投入を指示するための最大ベットスイッチ8、各リール6L,6M,6Rを回転させて各図柄の可変表示を開始させるレバー状のスタートスイッチ9、左・中・右リール6L,6M,6Rの回転をそれぞれ停止させて各図柄の可変表示を停止させる左・中・右ストップスイッチ10L,10M,10R、およびメダル投入口12が設けられている。なお、この実施形態では、1ゲーム(1回の遊技)に必要なメダル投入数(規定数)は、3枚の1種類が設定されている。また、各リール6L,6M,6Rそれぞれにより複数種類の図柄を可変表示する可変表示列が形成されており、各ストップスイッチ10L,10M,10Rは、各リール6L,6M,6Rのそれぞれに対応して設けられている。
また、正面板4の上方のほぼ中央には、動画などを表示して遊技者に当選や入賞などを告知したり、各ストップスイッチ10L,10M,10Rの操作態様を報知する演出を行うための液晶表示器13が設けられている。液晶表示器13は液晶ディスプレイ(LCD)の駆動回路が設けられた液晶制御基板13aを備え、液晶制御基板13aにより駆動されることによって液晶表示器13に種々の映像が表示される。また、液晶表示器13の左右には、音楽や音声などによる演出を行うための上部左スピーカ15UL(後段機器)および上部右スピーカ15UR(後段機器)がそれぞれ設けられている。
また、操作板3の下方には、装飾画などが表示された下部パネル18が設けられ、この下部パネル18の下方には、メダルの払出口20や、この払出口20から払い出されるメダルを受ける受け皿21が設けられている。また、下部パネル18の左右には、音楽や音声などによる演出を行うための下部左スピーカ15DL(後段機器)および下部右スピーカ15DR(後段機器)がそれぞれ設けられている。
また、各リール6L,6M,6Rを支持する支持枠体2cが筐体2a内の後壁に固定されて設けられており、各リール6L,6M,6Rは支持枠体2cに支持されて筐体2a内に配設されている。また、筐体2a内の支持枠体2cの下方には、メダルを払出口20に排出するためのホッパーユニット40が配設されている。また、メダル投入口12付近の裏面側には、メダル投入口12に投入されたメダルが正規のものか否かを選別して正規のメダルのみをホッパーユニット40に導くメダルセレクタ30が配設されている。
また、前面パネル2bの裏面にはメダル通路2dが設けられている。メダルセレクタ30において非正規のメダルとして排除されたメダルや、ホッパーユニット40から払い出されたメダルが、メダル通路2dを通って払出口20に排出される。なお、図3において、投入センサ31は、筐体2a内部のメダル投入口12の近傍に配置されているメダルセレクタ30に設けられ、メダル投入口12に投入されたメダルを1枚ずつ検出するものである。また、払出センサ32は、ホッパーユニット40の出口に設けられ、払出口20に払い出されるメダルを1枚ずつ検出するものである。
また、ホッパーユニット40の左側には、操作ボックス41が配置されて筐体2aの左側壁に固定されている。この操作ボックス41には、電源のオンオフを切り換える電源スイッチが設けられるとともに、役抽選における当選役への当選確率の高低を設定する設定変更処理のためのキーシリンダおよび押しボタン式の設定変更ボタンが設けられている。
また、前面パネル2bの上側の周縁部分に上部ランプ部22が設けられ、前面パネル2bの下部パネル18の左右に下部ランプ部23が設けられている。各ランプ部22,23それぞれは、発光ダイオードや有機EL等の発光素子、一般的な電球などの発光手段を備え、遊技者に当選や入賞を告知するなどの演出を行う。
また、このスロットマシン1では、少なくとも遊技の進行に関する制御を行うメインCPU51が実装されたメイン制御基板52と、メイン制御基板52から送信された情報に基づき遊技の進行に合わせた演出の制御を行うサブCPU61が実装されたサブ制御基板62とが別々に設けられており、メイン制御基板52からサブ制御基板62に対して各種のデータがコマンド形式で一方通行で送信される。
メイン制御基板52のRAM53はスロットマシン1の遊技に関するデータを一時的に記憶するものであり、各種のデータを格納するための各種の記憶領域がRAM53に形成される。また、メイン制御基板52のROM54は各種のデータを予め記憶するものであり、抽選テーブルなどの予め設定されたデータを含む遊技機用プログラム(スロットマシン1用のプログラム)が格納されている。
また、メイン制御基板52のメインCPU51は、タイマ割込などの割込機能を有し、ROM54に格納された遊技機用プログラムを実行することにより、遊技の進行に関する処理を行う。また、メインCPU51は、抽選手段(図示省略)による抽選処理における抽選結果に関するデータ、各ストップスイッチ10L,10M,10R、スタートスイッチ9等の遊技者により操作される操作器具の操作に関するデータ、などのメイン制御基板52における遊技の進行状況やスイッチ、センサの作動状況に関する情報を示す種々のデータをコマンド形式でサブ制御基板62のサブCPU61に送信する。
また、サブ制御基板62のRAM63は、各種データを一時的に記憶するものであり、各種のデータを格納するための各種の記憶領域がRAM63に形成される。また、サブ制御基板62のROM64には、音楽や音声などによる演出を行うためのサウンドデータ(SD:Sound Data)を含む予め設定された演出用の各種データや各種プログラムなどが格納されている。また、サブ制御基板62のサブCPU61は、タイマ割込などの割込機能を有し、メインCPU51から送信されるスロットマシン1に関する各種のデータ(抽選手段による抽選処理における抽選結果、各ストップスイッチ10L,10M,10R、スタートスイッチ9等の操作器具が操作されたか、などに関するデータ)に基づいてROM64に格納されたプログラムを実行することで、遊技者に対して実行される遊技に関連する演出の内容を決定する。
また、サブ制御基板62には音処理回路65(本発明の「信号処理部」「対象機器」に相当)が設けられている。音処理回路65は、音源IC651およびアンプ652を備え、サブCPU61により決定された音楽や音声などによる演出の内容に基づいてアナログのサウンド信号(SS:Sound Signal)を生成するものである。そして、音処理回路65により生成されたサウンド信号がアンプ652により増幅されて各スピーカ15UL,15UR,15DL,15DRに対して出力される。
音源IC651は、サブCPU61から出力された音楽や音声などによる演出の内容を指定する制御信号に基づいてROM64からサウンドデータを取得し、取得したサウンドデータから各スピーカ15UL,15UR,15DL,15DRごとにサウンド信号を生成して出力する。アンプ652(本発明の「出力部」に相当)は、音源IC651から出力された各スピーカ15UL,15UR,15DL,15DRごとのサウンド信号を増幅して出力する。以上のように、この実施形態では、音処理回路65および各スピーカ15UL,15UR,15DL,15DRが本発明の「オーディオ手段」として機能している。
また、サブ制御基板62が有するI/Oポートと接続された接続基板72が設けられており、接続基板72に液晶表示器13や各スピーカ15UL,15UR,15DL,15DR、各ランプ部22,23などの各種の演出機器が接続されることにより、サブ制御基板62と各種の演出機器とが接続されている。
また、図4に示すように、接続基板72には、各スピーカ15UL,15UR,15DL,15DRごとにスピーカ保護回路100が設けられている。そして、音処理回路65のアンプ652の各スピーカ15UL,15UR,15DL,15DR用の各出力端子((+)端子、(−)端子)のそれぞれに接続された各出力ラインSL(外部ライン)が、接続基板72に設けられた各スピーカ保護回路100を介して各スピーカ15UL,15UR,15DL,15DRにそれぞれ接続されている。
また、筐体2aの後壁にメイン制御基板用基板ケース24が配設され、その内部にメイン制御基板52が封入され、筐体2aの左側壁にサブ制御基板用基板ケース25が配設され、その内部にサブ制御基板62が配置されている。また、前面パネル2bの裏面に液晶制御基板用基板ケース26が配設され、その内部に液晶制御基板13aが配置され、液晶制御基板用基板ケース26の表面に接続基板用基板ケース27が配設され、その内部に接続基板72が配置されている。
また、各基板ケース24〜27には、メイン制御基板52、サブ制御基板62、液晶制御基板13aおよび接続基板72それぞれの外部接続用の接続コネクタをケース外に露出するための開口が形成されている。そして、ケース外に露出する各基板52,62,13a,72の外部接続用の接続コネクタが、ケーブルハーネスCAにより接続されている。このように、接続基板72が接続基板用基板ケース27内に配置されることにより、接続基板72に搭載されたスピーカ保護回路100が前面パネル2bの裏面に配設されている。
以上のように構成されたスロットマシン1では、例えば次のような遊技が実行される。
まず、投入センサ31によりメダル投入口12からのメダル投入が検出されるか、あるいはベットスイッチ7または最大ベットスイッチ8が操作されてクレジットメダルの投入指示があると、賭け数が設定される。そして、規定数の賭け数が設定された後にスタートスイッチ9が操作されると、まず、当選か否かを決定する乱数抽選がメイン制御基板52が備える抽選手段により行われ、ほぼ同時に、3個すべてのリール6L,6M,6Rの回転が開始する。
その後に、3個のストップスイッチ10L,10M,10Rのうちの1個が操作されると、当該操作されたストップスイッチに対応したリール6L,6M,6Rのうちのいずれかの回転が停止する。そして、3個すべてのストップスイッチ10L,10M,10Rに対する操作が終了すると、3個すべてのリール6L,6M,6Rの回転が停止する。このとき、所定の図柄が所定の位置に停止すると入賞になり、ホッパーユニット40により遊技者に対して所定枚数のメダルが払い出されるか、または遊技者所有のメダルを消費することなく次回の遊技を実行可能なリプレイなどの所定の利益が遊技者に対して付与される。なお、メダルの払い出しに代えて、クレジットメダルとして内部に貯留されることもある。
また、メイン制御基板52の抽選手段による抽選結果などの遊技に関連する情報がコマンド形式でサブ制御基板62に送信される。そして、サブ制御基板62では、受信されたメイン制御基板52からのコマンドに基づいて、遊技の進行や抽選手段の抽選結果などの遊技状況に対応して予め設定された演出態様で各演出機器による演出が実行される。すなわち、液晶表示器13に動画を表示させたり、各スピーカ15UL,15UR,15DL,15DRから音楽を発生させたり、各ランプ部22,23を一斉にあるいは個別に点滅させたりする演出がサブ制御基板62において実行される。
(スピーカ保護回路)
次に、スピーカ保護回路100の回路構成について図5を参照して説明する。なお、図5はスピーカ保護回路の構成を示す回路ブロック図である。以下では、上部左スピーカ15ULに接続されたスピーカ保護回路100を例に挙げて説明し、他のスピーカ15UR,15DL,15DRに接続されたスピーカ保護回路100については、その構成および動作が同一であるため、その構成および動作の説明は省略する。
スピーカ保護回路100(本発明の「リレー装置」に相当)は、それぞれ制御端子(ベース)への信号入力によりオンする第1および第2スイッチ素子Q1,Q2と、リレー110と、ラッチ制御回路120と、異常検知回路130とを備えている。なお、この実施形態では、NPNトランジスタにより第1および第2スイッチ素子Q1,Q2が構成されているが、PNPトランジスタや電界効果トランジスタ等のその他のスイッチ素子により第1および第2スイッチ素子Q1,Q2が構成されていてもよい。
リレー110は、リレーコイル111と、リレーコイル111の励磁によりオンする第1リレー接点112と、出力ラインSLに設けられリレーコイル111の励磁によりオフして出力ラインSLを遮断するする第2リレー接点113とを備えている。また、リレー110は復帰用のばねである復帰ばね(図示省略)を備え、リレーコイル111が励磁されていなければ、各リレー接点112,113それぞれが備える可動接点が復帰ばねにより付勢されることで、第1リレー接点112はオフ状態に維持され、第2リレー接点113はオン状態に維持される。なお、この実施形態におけるリレー110では、第1リレー接点112と第2リレー接点113とは連動して動作するように構成されている。
リレーコイル111の一端は電源に接続され、その他端はエミッタが接地された第1スイッチ素子Q1のコレクタに接続されており、制御端子への信号入力により第1スイッチ素子Q1がオンすることによって通電経路が閉路されてリレーコイル111が通電励磁される。また、リレーコイル111の他端にそのコレクタが接続されることによりエミッタが接地された第2スイッチ素子Q2が第1スイッチ素子Q1に並列に設けられており、制御端子への信号入力により第2スイッチ素子Q2がオンすることによって通電経路が閉路されてリレーコイル111が通電励磁される。
また、そのカソードがリレーコイル111の一端に接続され、そのアノードがリレーコイル111の他端に接続された還流ダイオードD1がリレーコイル111に並列接続されている。還流ダイオードD1は、リレーコイル111が通電遮断されたときに発生するサージ電流を還流させることにより、サージ電流から第1および第2スイッチ素子Q1,Q2を保護するためのものである。
ラッチ制御回路120は、第1リレー接点112のオン状態が予め設定された設定時間以上継続すると第2スイッチ素子Q2をオンするラッチ制御信号を第2スイッチ素子Q2の制御端子に出力するものである。ラッチ制御回路120は、第1リレー接点112を介して電源に接続される所定時定数の充電回路121と、降伏電圧の大きさが所定電圧である定電圧ダイオードZDとを備えている。
充電回路121は、その一端が電源に接続された第1リレー接点112の他端にその一端が接続された抵抗R1と、抵抗R1の他端にその一端が接続され他端が接地されたキャパシタC1とにより形成される充電経路を備えている。したがって、第1リレー接点112がオン状態である場合にキャパシタC1が充電される。
また、充電回路121は、アノードがキャパシタC1の一端に接続されカソードが第1リレー接点112の他端に接続されたダイオードD2と、その一端がダイオードD2のカソードに接続され他端が接地された抵抗R2とにより形成される放電経路を備えている。したがって、第1リレー接点112がオフ状態である場合にキャパシタC1に蓄えられた電荷がダイオードD2および抵抗R2を介して放電されることにより、キャパシタC1の電圧が接地電位に維持される。
また、アノードが第2スイッチ素子Q2の制御端子(ベース)に接続された定電圧ダイオードZDのカソードがキャパシタC1の一端に接続されている。したがって、第1リレー接点112のオン状態により電源に接続された充電回路121(キャパシタC1)が設定時間以上充電されて、キャパシタC1の充電電圧が定電圧ダイオードZDの降伏電圧の大きさである所定電圧以上になると定電圧ダイオードZDが降伏することにより、ラッチ制御信号がラッチ制御回路120から出力される。また、ラッチ制御信号がラッチ制御回路120から第2スイッチ素子Q2の制御端子に出力されると、第2スイッチ素子Q2がオンすることにより通電経路が閉路されてリレーコイル111が励磁状態にラッチされる。
なお、抵抗R1,R2の抵抗値の大きさと、キャパシタC1のキャパシタンスの大きさとを調整することにより、充電回路121の充電時間および放電時間を調整することができる。したがって、スピーカ保護回路100の使用目的に応じて、適宜、抵抗R1,R2およびキャパシタC1の大きさを調整すればよい。また、充電回路121の充電時間を長くし、放電時間を短くするためには、抵抗R1≫抵抗R2、となるように設定すればよい。
また、キャパシタC1の放電時間を長くすることにより、次のような効果を奏することができる。すなわち、第1スイッチ素子Q1はオフであるが、第2スイッチ素子Q2がオン状態に切り換わることで、リレーコイル111が励磁状態にラッチされて第1および第2リレー接点112,113が反転状態に保持されているときに、スピーカ保護回路100に振動や衝撃等が加わることにより可動接点が振動して第1リレー接点112が瞬間的にオフ状態に切り換わっても、放電時間が長く設定されたキャパシタC1の充電状態がある程度の時間維持される。したがって、ラッチ制御回路120からラッチ制御信号が継続して出力されるので、第2スイッチ素子Q2がオンすることによるリレーコイル111の励磁状態を維持することができ、第1および第2リレー接点112,113の反転状態を維持することができる。なお、キャパシタC1の放電時間は、例えば、その充電時間と同程度の時間とすることができる。
異常検知回路130は、出力ラインSLに設けられ、出力ラインSLにアンプ652が接続される音処理回路65から出力されるサウンド信号の異常を検知することにより音処理回路65の異常を検知して、第1スイッチ素子Q1をオンする異常検知信号を第1スイッチ素子Q1の制御端子(ベース)に出力するものである。異常検知回路130は、出力ラインSLに接続された全波整流回路131と、全波整流回路131の出力を平滑する平滑回路132と、平滑回路132の出力電圧が所定以上の大きさである場合に異常検知信号を出力する比較回路133とを備えている。
全波整流回路131は、ダイオードを用いたブリッジ整流器などの一般的な整流器により構成されており、出力ラインSLに音処理回路65のアンプ652から出力されたサウンド信号を全波整流して出力するものである。平滑回路132は、全波整流回路131の出力にその一端が接続された抵抗R3と、その一端が抵抗R3の他端に接続され他端が接地されたキャパシタC2とを備えている。したがって、全波整流回路131からの出力が大きければキャパシタC2がより早く充電される。すなわち、音処理回路65のアンプ652から出力ラインSLに出力されたサウンド信号が異常に大レベルである場合には、平滑回路132のキャパシタC2が急速に充電されることによりその出力電圧が所定以上の大きさとなるので、速やかに比較回路133から異常検知信号が出力される。
そして、異常検知信号が異常検知回路130から第1スイッチ素子Q1の制御端子(ベース)に出力されると、第1スイッチ素子Q1がオンして第2リレー接点113がオフすることにより、出力ラインSLが第2リレー接点113により遮断される。したがって、音処理回路65の異常により、音処理回路65のアンプ652に出力ラインSLを介して接続された上部左スピーカ15ULが誤動作したり破損したりするのが防止される。
より具体的には、全波整流回路131からの出力が異常に大きければ、キャパシタC2が急速に充電されるため、平滑回路132からの出力電圧が速やかに所定以上の大きさとなる。これに対して、全波整流回路131からの出力は異常に大きいものの、その異常の程度が比較的小さいものであれば、一定の期間、キャパシタC2が継続して充電されることで、平滑回路132からの出力電圧が所定以上の大きさとなる。したがって、音処理回路65のアンプ652から出力ラインSLに出力されたサウンド信号が異常に大レベルであり、各スピーカ15UL,15UR,15DL,15DRに対する負担が大きい場合には、キャパシタC2が急速に充電されて異常検知回路130から速やかに異常検知信号が出力されることで、各スピーカ15UL,15UR,15DL,15DRの破壊防止措置の速やかな初動に寄与することができる。また、音処理回路65のアンプ652から出力ラインSLに出力されたサウンド信号の信号レベルは異常に大きいが、各スピーカ15UL,15UR,15DL,15DRに対する負担が比較的小さい場合は、キャパシタC2は緩やかに充電されてサウンド信号の信号レベルが異常である状態が一定時間継続した後に異常検知回路130から異常検知信号が出力されるので、サウンド信号の異常の誤検知防止に寄与することができる。
なお、平滑回路132の抵抗R3およびキャパシタC2の大きさを調整することにより、キャパシタC2の充電時間を調整することができる。したがって、抵抗R3およびキャパシタC2の大きさを適宜調整することにより、音処理回路65のアンプ652から出力ラインSLに出力されたサウンド信号が異常に大レベルである状態がある程度の時間続いた場合に平滑回路132の出力電圧が所定以上の大きさとなるようにすることができる。このようにすると、アンプ652から出力されたサウンド信号が異常に大レベルである状態が予め設定された時間続いた場合にのみ、比較回路133から異常検知信号が出力される。したがって、音処理回路65に異常が生じておらず、単に瞬間的に大レベルのサウンド信号が出力ラインSLに出力された場合に、音処理回路65に異常が生じているものとして誤って異常検知信号が異常検知回路130から出力されるのを防止することができる。
また、比較回路133の構成は、平滑回路132の出力電圧が所定以上の大きさとなった場合に、異常検知信号を出力することができればどのように構成されていてもよく、オペアンプやスイッチ素子を用いて比較回路133を構成することができる。例えば、平滑回路132の出力電圧がその制御端子(ベース)に入力されるように接続されたスイッチ素子を用いて比較回路133を構成することができる。すなわち、平滑回路132の出力電圧が所定以上の大きさとなった場合にスイッチ素子がオンして異常検知信号が出力されるようにすればよい。
(スピーカ保護回路の動作の一例)
スピーカ保護回路の動作の一例について図6を参照して説明する。図6はスピーカ保護回路の動作の一例を示すタイミングチャートである。以下では、上部左スピーカ15ULに接続されたスピーカ保護回路100の動作を例に挙げて説明し、他のスピーカ15UR,15DL,15DRに接続されたスピーカ保護回路100の動作については、その動作が同一であるため、その動作の説明は省略する。
図6に示すように、音処理回路65のアンプ652から出力ラインSLに出力されたサウンド信号の信号レベルが、出力ラインSLに設けられた異常検知回路130により監視されている。そして、音処理回路65に異常が生じ、アンプ652から出力されたサウンド信号の信号レベルが異常に大きくなって所定電圧を超えることにより、時刻t1において異常検知回路130の平滑回路132の出力電圧が基準電圧を超えると、異常検知回路130(比較回路133)から異常検知信号が出力される。なお、異常検知回路130の比較回路133から異常検知信号が出力されるための基準電圧は、音処理回路65のアンプ652から出力されるサウンド信号の信号レベルが、上部左スピーカ15ULの破損を招くおそれのあるレベルとなったときに平滑回路132から出力される電圧の大きさに設定されている。
異常検知回路130から異常検知信号が第1スイッチ素子Q1の制御端子(ベース)に出力されると、第1スイッチ素子Q1がオンして通電経路が閉路されることによりリレーコイル111が通電励磁される。したがって、リレーコイル111が励磁されることにより第2リレー接点113がオフして出力ラインSLが遮断されるので、上部左スピーカ15ULが音処理回路65から出力ラインSLに出力された所定の信号レベル以上のサウンド信号により破損するのが防止される。
また、リレーコイル111が励磁されることにより第1リレー接点112がオンして充電回路120においてキャパシタC1の充電が開始される。そして、第1リレー接点112が設定時間以上オンした時刻t2において、キャパシタC1の電圧が定電圧ダイオードZDにより設定された所定電圧以上の大きさとなると、ラッチ制御回路120からラッチ制御信号が出力される。
ラッチ制御回路120からラッチ制御信号が第2スイッチ素子Q2の制御端子(ベース)に出力されると、第2スイッチ素子Q2がオンして通電経路が閉路されることによりリレーコイル111が励磁状態にラッチされる。したがって、時刻t2において、第2スイッチ素子Q2のオンによりリレーコイル111が励磁状態にラッチされた後は、第2リレー接点113のオフ状態が維持されるので、出力ラインSLの遮断状態が維持される。
すなわち、音処理回路65から出力ラインSLに出力されたサウンド信号の信号レベルが下がることにより、時刻t3において、異常検知回路130の平滑回路132の出力電圧が基準電圧よりも小さくなって、一旦、第1スイッチ素子Q1がオフしても、第2リレー接点113がオフすることによる出力ラインSLの遮断状態が維持される。したがって、図6中のAの期間において、再度、異常検知回路130の平滑回路132の出力電圧が基準電圧よりも大きくなる程度に、音処理回路65から出力ラインSLに出力されるサウンド信号の信号レベルが大きくなった場合であっても、出力ラインSLの遮断状態が維持されているので、確実に、上部左スピーカ15ULが破損するのを防止することができる。
(スピーカ保護回路の動作の他の例)
スピーカ保護回路の動作の他の例について図7を参照して説明する。図7はスピーカ保護回路の動作の他の例を示すタイミングチャートである。以下では、上記した動作例と同様に、上部左スピーカ15ULに接続されたスピーカ保護回路100の動作を例に挙げて説明し、他のスピーカ15UR,15DL,15DRに接続されたスピーカ保護回路100の動作については、その動作が同一であるため、その動作の説明は省略する。
この動作例が上記した動作例と異なるのは、音処理回路65に異常が生じることにより、アンプ652から出力ラインSLに、+側もしくは−側に振り切れた状態である程度の信号レベル以上のサウンド信号がアンプ652から出力される点である。図7に示すように、音処理回路65に異常が生じることによって、アンプ652から出力されたサウンド信号がある程度の信号レベル以上で、+側もしくは−側に振り切れた状態となると、図6に示す例と比較すると、異常検知回路130の平滑回路132のキャパシタC2が緩やかに充電される。そして、時刻t1において平滑回路132の出力電圧が基準電圧を超えると、異常検知回路130から異常検知信号が出力される。なお、サウンド信号がある程度の信号レベル以上の大きさで+側もしくは−側に振り切れた状態の場合では、上記した動作の一例と異なり、サウンド信号の信号レベルが所定電圧の範囲内であっても、異常検知回路130から異常検知信号が出力される。
異常検知回路130から異常検知信号が第1スイッチ素子Q1の制御端子(ベース)に出力されると、第1スイッチ素子Q1がオンして通電経路が閉路されることによりリレーコイル111が通電励磁される。したがって、リレーコイル111が励磁することにより第2リレー接点113がオフして出力ラインSLが遮断されるので、上部左スピーカ15ULが音処理回路65から出力ラインSLに出力されたある程度の大きさの信号レベル以上のサウンド信号により破損するのが防止される。
また、リレーコイル111が励磁することにより第1リレー接点112がオンして充電回路120においてキャパシタC1の充電が開始される。そして、第1リレー接点112が設定時間以上オンした時刻t2において、キャパシタC1の電圧が定電圧ダイオードZDにより設定された所定電圧以上の大きさとなると、ラッチ制御回路120からラッチ制御信号が出力される。
ラッチ制御回路120からラッチ制御信号が第2スイッチ素子Q2の制御端子(ベース)に出力されると、第2スイッチ素子Q2がオンして通電経路が閉路されることによりリレーコイル111が励磁状態にラッチされる。したがって、時刻t2において、第2スイッチ素子Q2のオンによりリレーコイル111が励磁状態にラッチされた後は、第2リレー接点113のオフ状態が維持されるので、出力ラインSLの遮断状態が維持される。
すなわち、音処理回路65から出力ラインSLに出力されたサウンド信号の信号レベルが下がることにより、時刻t3において、異常検知回路130の平滑回路132の出力電圧が基準電圧よりも小さくなって、一旦、第1スイッチ素子Q1がオフしても、第2リレー接点113がオフすることによる出力ラインSLの遮断状態が維持される。したがって、図7中のBの期間において、再度、異常検知回路130の平滑回路132の出力電圧が基準電圧よりも大きくなる程度に、音処理回路65から出力ラインSLに出力されるサウンド信号の信号レベルが大きくなった場合であっても、出力ラインSLの遮断状態が維持されているので、確実に、上部左スピーカ15ULが破損するのを防止することができる。
以上のように、この実施形態では、制御端子(ベース)への異常検知信号の入力により第1スイッチ素子Q1がオンすると、通電経路が閉路されてリレーコイル111が通電励磁される。したがって、リレー110が備える第1リレー接点112がオンして反転し、出力ラインSLに設けられた第2リレー接点113がオフ状態に切り換わって反転する。また、制御端子(ベース)への信号入力によりオンしてリレーコイル111の通電経路を閉路する第2スイッチ素子Q2が第1スイッチ素子Q2に並列に設けられており、第1スイッチ素子Q1がオンすることによる第1リレー接点112のオン状態(反転状態)が予め設定された設定時間以上継続すると、第2スイッチ素子Q2をオンするラッチ制御信号がラッチ制御回路120から第2スイッチ素子Q2の制御端子に出力される。
そして、ラッチ制御信号がラッチ制御回路120から第2スイッチ素子Q2の制御端子に出力されると、第2スイッチ素子Q2がオンすることにより、リレーコイル111の通電経路が閉路される。したがって、一旦、第2スイッチ素子Q2がオンすると、異常検知回路130からの異常検知信号の出力が中断されて、第1スイッチ素子Q1がオフしても通電経路は第2スイッチ素子Q2により閉路されており、リレーコイル111の励磁状態が維持されるので、第1および第2リレー接点112,113が反転状態に保持される。
また、第1リレー接点112の反転状態が保持されるので、ラッチ制御回路120からラッチ制御信号が第2スイッチ素子Q2の制御端子に継続して出力される。したがって、第2スイッチ素子Q2のオン状態が維持されるので、通電経路が継続的に閉路されてリレーコイル111が励磁状態にラッチされ、第1および第2リレー接点112,113が反転状態に保持される。
また、前面パネル2bを遊技者が叩くなどして、スピーカ保護回路100に大きな振動や衝撃が加えられた場合に、可動接点が振動することにより第1リレー接点112が瞬間的にオン状態になっても、第1リレー接点112のオン状態が予め設定された設定時間以上継続されなければ、ラッチ制御信号がラッチ制御回路120から第2スイッチ素子Q2の制御端子に出力されることがない。そのため、リレーコイル111が励磁されていないのに第1リレー接点112がオンした場合に、第2スイッチ素子Q2が誤ってオンするのを防止することができる。したがって、リレーコイル111を励磁状態にラッチする機能を有するスピーカ保護回路100の誤動作を防止することができる。
また、リレーコイル111が励磁状態にラッチされるので、各スピーカ15UL、15UR,15DL,15DRが破損等するのを防止することができるのに加え、リレー110の各リレー接点112,113が煩雑にオンとオフとを繰り返すことにより、リレー110が破損するのを防止することができる。
また、異常検知回路130から異常検知信号が出力されている状態では、第1スイッチ素子Q1がオンしてリレーコイル111が通電励磁されるので、前面パネル2bを遊技者が叩くなどしてスピーカ保護回路100に多少の振動や衝撃が加えられても、リレーコイル111の作用により第2リレー接点113はオフの状態に確実に維持される。また、非常に強い振動や衝撃が加えられることにより、可動接点が振動することで瞬間的に第2リレー接点113がオン状態に切り換わっても、異常検知回路130から異常検知信号が出力されている状態では第1スイッチ素子Q1がオンしてリレーコイル111が通電励磁されているので、遅滞なく第2リレー接点113をオフ状態に切り換えることができる。さらにその際に、第2リレー接点113がオフすると共に第1リレー接点112がオンするので、第1リレー接点112のオン状態が設定時間以上継続することにより、再び、ラッチ制御信号がラッチ制御回路120から出力されて第2スイッチ素子Q2がオンする。このため、再び、振動が加わる前の出力ラインSLが遮断された状態に復帰させることができる。
また、第1リレー接点112を介して電源に接続される所定時定数の充電回路121がラッチ制御回路120に設けられている。そして、第1リレー接点112のオン状態が設定時間以上継続することにより、電源に接続された充電回路121が設定時間以上充電されて所定電圧以上になると、ラッチ制御信号がラッチ制御回路120から出力される。したがって、MPU等の論理回路を用いない簡単な構成でありながら、第1リレー接点112のオン状態が設定時間以上継続したときにラッチ制御信号が出力されることにより、スピーカ保護回路100が誤動作するのを防止することができる。
また、出力ラインSLにアンプ652が接続される音処理回路65の異常が異常検知回路130により検知されると、第1スイッチ素子Q1をオンする異常検知信号が異常検知回路130から第1スイッチ素子Q1の制御端子に出力される。また、異常検知信号が異常検知回路130から第1スイッチ素子Q1の制御端子に出力されると、第1スイッチ素子Q1がオンしてリレーコイル111が励磁することにより、出力ラインSLに設けられた第2リレー接点113がオフして出力ラインSLが遮断される。したがって、音処理回路65の異常が異常検知回路130により検知された場合には、遅滞なく第1スイッチ素子Q1がオンして第2リレー接点113がオフすることにより出力ラインSLが遮断されるので、音処理回路65の異常により、アンプ652に出力ラインSLを介して接続された各スピーカ15UL,15UR,15DL,15DRの破損や誤動作を防止することができる。
より具体的には、スロットマシン1には、各スピーカ15UL,15UR,15DL,15DRと、サウンド信号を各スピーカ15UL,15UR,15DL,15DRに出力する音処理回路65とを有するオーディオ手段が設けられており、音処理回路65のアンプ652と各スピーカ15UL,15UR,15DL,15DRとが出力ラインSLにより接続されている。また、出力ラインSLにスピーカ保護回路100の第2リレー接点113が設けられ、音処理回路65のアンプ652から出力されるサウンド信号の異常が出力ラインSLに設けられた異常検知回路130により検知される。
そして、音処理回路65のアンプ652から出力ラインSLに出力されたサウンド信号の異常が異常検知回路130により検知された場合には、異常検知信号が出力されることにより遅滞なく第1スイッチ素子Q1がオンしてリレーコイル111が励磁し、第2リレー接点113がオフすることにより出力ラインSLが遮断される。したがって、音処理回路65の異常により出力ラインSLに接続された各スピーカ15UL,15UR,15DL,15DRが破損や破壊するのを防止したり誤動作するのを防止することができる。
ところで、この実施形態のスピーカ保護回路100が備えるリレー110は電磁継電器(有接点リレー)により構成されている。ここで、仮に、スピーカ保護回路100が、電磁継電器により構成されるリレー110に替えて、ダイオード、トランジスタなどの半導体スイッチ素子により構成される無接点リレーを備える場合には、音処理回路65のアンプ652と各スピーカ15UL,15UR,15DL,15DRとの間に非線形素子(無接点リレー)が挿入されることになるので、音質への悪影響が懸念される。しかしながら、この実施形態では、スピーカ保護回路100は電磁継電器により構成されるリレー110を使用しているため、音処理回路65のアンプ652と各スピーカ15UL,15UR,15DL,15DRとの間にスピーカ保護回路100が挿入されることによる音質への悪影響を抑制することができる。
また、誤動作が防止されたスピーカ保護回路100が前面パネル2bに配置されたスロットマシン1を提供することができる。また、スピーカ保護回路100が前面パネル2bの裏側に配置されているので、前面パネル2bの開閉に伴う振動等がスピーカ保護回路100に伝達されるおそれがあるが、この実施形態では、かかる場合であっても、上記したようにスピーカ保護回路100が加えられた振動や衝撃等に起因して誤動作することを防止することができる。
なお、本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて上述したもの以外に種々の変更を行うことが可能である。例えば、スピーカ保護回路100が本発明の「リレー装置」として構成されているが、本発明の「リレー装置」を、液晶表示器13や各ランプ部22,23等のその他の演出機器の誤動作防止のために使用したり、ホッパーユニット40やリール用のモータ等のスロットマシン1のその他の機器の誤動作防止のために使用したり、異常時の電源ラインの遮断用に使用してもよい。また、遊技機以外の装置の誤動作防止のために本発明の「リレー装置」を使用してもよい。
また、リレーコイル111の励磁により第2リレー接点113がオンするように構成してもよく、「リレー装置」の使用目的に応じて、適宜、第2リレー接点113のオンオフ状態を変更すればよい。また、リレー110が外部ラインに接続されるリレー接点をさらに備えていてもよい。
また、上記した実施形態では、本発明の遊技機としてスロットマシン1を例に挙げて説明したが、パチンコ機や、スロットマシンとパチンコ機とを組み合わせた遊技機(所謂、パロット)に本発明を適用してもよく、このような遊技機に本発明を適用すれば、遊技媒体としてのパチンコ球を採用すればよい。また、本発明の遊技機として、コンピュータプログラムが実行されることによるビデオゲームを採用してもよい。また、本発明の表示手段を、液晶ディスプレイやCRTなどの画像表示装置を用いて、この画像表示装置に複数の図柄を順次表示させることにより構成してもよい。また、可変表示列の数は2列以上であればよく、遊技の態様に応じて適宜最適な数の可変表示列を構成すればよい。
また、上記した実施形態では、スピーカ保護回路100は液晶制御基板用基板ケース26を介して前面パネル2bの裏面に配置されているが、前面パネル2bにスピーカ保護回路100が直接配置されていてもよい。また、スロットマシン1の筐体2aや、パチンコ機が備える支持枠体を本発明の「フレーム」として構成し、リレー装置が配置されるようにしてもよい。
そして、リレーコイルが励磁されるとリレー接点が反転状態に保持されるリレー装置およびこれを備える遊技機に本発明を広く適用することができる。
1…スロットマシン(遊技機)、2b…前面パネル(フレーム)、15UL…上部左スピーカ(オーディオ手段、後段機器)、15UR…上部右スピーカ(オーディオ手段、後段機器)、15DL…下部左スピーカ(オーディオ手段、後段機器)、15DR…下部右スピーカ(オーディオ手段、後段機器)、65…音処理回路(オーディオ手段、信号処理部、対象機器)、652…アンプ(出力部)、100…スピーカ保護回路(リレー装置)、110…リレー、111…リレーコイル、112…第1リレー接点、113…第2リレー接点、120…ラッチ制御回路、121…充電回路、130…異常検知回路、Q1…第1スイッチ素子、Q2…第2スイッチ素子、SL…出力ライン(外部ライン)

Claims (5)

  1. 制御端子への信号入力によりオンする第1スイッチ素子と、
    前記第1スイッチ素子のオンにより通電経路が閉路されて通電励磁されるリレーコイルと、前記リレーコイルの励磁によりオンする第1リレー接点と、外部ラインに設けられ前記リレーコイルの励磁によりオンオフ状態が切り換わる第2リレー接点とを有するリレーと、
    前記第1スイッチ素子に並列に設けられ制御端子への信号入力によりオンして前記リレーコイルの前記通電経路を閉路する第2スイッチ素子と、
    前記第1リレー接点のオン状態が予め設定された設定時間以上継続すると前記第2スイッチ素子をオンするラッチ制御信号を前記第2スイッチ素子の制御端子に出力するラッチ制御回路とを備え、
    前記ラッチ制御信号が前記ラッチ制御回路から前記第2スイッチ素子の制御端子に出力されると、前記第2スイッチ素子がオンすることにより前記通電経路が閉路されて前記リレーコイルが励磁状態にラッチされる
    ことを特徴とするリレー装置。
  2. 前記ラッチ制御回路は、前記第1リレー接点を介して電源に接続される所定時定数の充電回路を有し、前記第1リレー接点のオン状態により前記電源に接続された前記充電回路が前記設定時間以上充電されて所定電圧以上になると前記ラッチ制御信号を出力することを特徴とする請求項1に記載のリレー装置。
  3. 前記第2リレー接点は前記リレーコイルの励磁によりオフして前記外部ラインを遮断するものであり、前記外部ラインにその出力部が接続される対象機器の異常を検知して前記第1スイッチ素子をオンする異常検知信号を前記第1スイッチ素子の制御端子に出力する異常検知回路をさらに備え、
    前記異常検知信号が前記異常検知回路から前記第1スイッチ素子の制御端子に出力されると、前記第1スイッチ素子がオンすることにより前記外部ラインが前記第2リレー接点により遮断されて、前記対象機器の異常による該対象機器の前記出力部に前記外部ラインを介して接続された後段機器の誤動作を防止することを特徴とする請求項1または2に記載のリレー装置。
  4. 請求項3に記載のリレー装置を備える遊技機において、
    前記リレー装置が配置されるフレームを備えることを特徴とする遊技機。
  5. 前記後段機器としてのスピーカと、サウンド信号を前記スピーカに出力する前記対象機器としての信号処理部とを有するオーディオ手段をさらに備え、
    前記信号処理部の前記出力部と前記スピーカとを接続する前記外部ラインとしての出力ラインに前記第2リレー接点が設けられ、
    前記異常検知回路は、前記出力ラインに設けられて前記信号処理部の前記出力部から出力される前記サウンド信号の異常を検知する
    ことを特徴とする請求項4に記載の遊技機。
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