JP2008237548A - センサ入力回路及び遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】信号入力によって処理する制御回路側の定格電圧に依存することなく、安定した電圧値を用いる。簡単な構造、かつ簡便な制御で、複数のセンサを接続する。
【解決手段】不正検出、断線検出共にコンパレータによる比較判定を行う回路構成とした。これにより、それぞれの出力端60O、62Oは、出力信号線78、80を介して、主制御部150の中枢であるCPU150Aに接続され、その出力信号は、制御電圧V2となる。すなわち、出力は制御電圧V2に合わせる必要があるが、第1のコンパレータ60及び第2のコンパレータ62の動作電圧を含み、入力側、しきい値生成部64の電源電圧V1とは全く関与する必要がなく、互いに電圧が依存しない。これにより、しきい値生成部64において、2段階のしきい値VS1、VS2を生成する場合においても、安定したしきい値電圧を生成することができる。
【選択図】図5

Description

本発明は、監視目的の位置で所定の監視対象を検出したときに開成していた一対の接点が閉成する、或いは閉成していた一対の接点が開成する接点入力型のセンサが接続され、当該センサからの信号を入力源として信号処理するセンサ入力回路及びこのセンサ入力回路が適用された遊技機に関するものである。
(遊技機に関する背景技術)
従来、遊技機、例えばパチンコ機においては、遊技盤面に設けられた特別図柄始動入賞口に遊技球が入賞すると、制御上、内部的に当/落抽選(以下、「特別図柄抽選」という)が実行される。
この特別図柄抽選を、より詳細に説明すると、始動入賞口に遊技球が入賞しことを入賞センサによって検知し、その時点で乱数カウンタから乱数を取得し、取得した乱数が予め設定した当たり値か否かを判定する処理である。
特別図柄抽選の結果は、遊技盤面に設けられた表示装置(一般には、LCD(液晶表示装置)が適用され、センター役物の構成部品となっている。)を用いて、特別図柄に対応した演出図柄による図柄変動パターン演出を実行することで報知する。
この特別図柄抽選の結果「大当たり」に当選した場合には、大当たり処理として、通常遊技状態では常に閉止状態の入賞口(「大入賞口」、「アタッカー」等と称する場合がある)を開放し、遊技者に有利な遊技状態(以下、「特別遊技状態」という)を付与することがなされている。
大入賞口は、一般には、30秒間開放し、その後一旦閉止する動作を15ラウンド程度(最大16ラウンド)実行する。また、アタッカーの開放中に10個の遊技球が入賞(入賞による払出数は15個)することで、30秒を待たずに閉止して、次ラウンドへ移行するようになっており、結果として、特別遊技状態では、短期間に150個前後の入賞が期待できる(賞球数としては、約2250個)。
このように、大当たりは遊技者にとって非常に有利な遊技状態であるため、前記特別図柄抽選は厳正なものである必要がある。
一般に、乱数カウンタは、ソフト的な処理によって形成されている。ソフト的な処理とは、例えば、プログラムが1ループする毎に所定カウント(1カウント)するようにプログラミングしておくことで、例えば、1024カウントで1周期とすると、そのカウント値の中に3個の当たり値を設定しておくことで、約1/350の当選確率とすることができる。
(不正行為に関する背景技術)
遊技盤面に沿って落下移動するパチンコ球に対して、外部(ガラス板表面)から磁石等をあてがい、その磁力によってパチンコ球の移動方向を変えたり、パチンコ球が始動入賞するタイミングをずらしたりする第1の不正行為や、パチンコ機自体を揺らしたり、ガラス板を強く叩いたりすることで振動を与え、パチンコ球の落下移動に変化を与える第2の不正行為等を防止するため、遊技機には、第1の不正行為を監視する磁気検出センサ、第2の不正後期を監視する振動検出センサ等が取り付けられ、これらのセンサはセンサ入力回路に接続され、迅速に不正が行われていることを検出し、制御回路へ信号(例えば、二値化された正常時信号/不正発生時信号)を送出するようになっている。
なお、遊技機の磁気検出センサの技術は、特許文献1等に記載され、振動検出センサの技術は、特許文献2や特許文献3等に記載されている。
例えば、センサ入力回路から制御回路へ不正発生時信号が入力されると、制御回路では、遊技機自体の動作を停止したり、ホールコンピュータ等へ報知できるようになっている。
上記の磁気検出センサ、振動検出センサ等は、所謂メカ的な接点を有しており、この接点が磁力や振動によって切り替わり(接点間の導通、非導通)、結果として制御回路へ入力する信号を変化させる構造となっているため、以下、この種のセンサをを総称して、「接点入力型センサ」という
従来の接点入力型センサでは、本来のセンサ機能と、断線を検出する機能を兼ね備えている。すなわち、第3の不正行為として、両接点につながるリード線(配線)が切断されることがあると、第1の不正行為、第2の不正行為の検出ができないからである。
ろこで、接点型入力センサは、その検出信号が、制御回路を構成するIC部品に入力されるため、検出信号の電圧値が制御回路内で処理される制御電圧に依存する。すなわち、制御回路が定格5Vである場合は、入力される信号も0−5Vの二値信号となる。なお、近年では、制御回路の定格電圧(制御電圧)が3.3Vが適用される場合がある。
ここで、断線検出は、導通しているとき(最大電圧である5V(又は3.3V))と、導通していないとき(0V)の違いを判断するため、この電圧範囲の間のしきい値を持つコンパレータが必須となる。コンパレータでは、例えば、1V〜2V程度の電圧をしきい値として、断線の有無を検出し、その検出信号(制御回路へ入力する信号)は制御回路に依存した定格電圧(0−5V(又は0−3.3V))となる。
特開2005−137877号公報 特開2305−46522号公報 特開2006−247170号公報
しかしながら、制御回路に依存する電圧を用いた断線検出を行うと、そのしきい値の電圧値を生成するための抵抗による分圧が不安定となり、精度よく断線検出を行うことができない。
また、近年では、従来特別図柄始動入賞口の近傍のみでよかったのに対し、遊技盤全体に対して不正検出の領域を拡大をする傾向にあり、不正検出のための接点入力センサを複数配設する必要があるが、従来のセンサ入力回路は単一の接点入力型センサのみ接続することができる回路構成であり、複数の設定入力型センサの配置には、その数分だけセンサ入力回路が必要となり、部品点数の増加、制御の複雑化を招いていた。
本発明は上記事実を考慮し、信号入力によって処理する制御回路側の定格電圧に依存することなく、安定した電圧値を用いることができる接点入力型センサを用いたセンサ入力回路を得ることが目的である。
また、上記目的に加え、簡単な構造、かつ簡便な制御で、複数のセンサを接続することができるセンサ入力回路を得ることが目的である。
請求項1に記載の発明は、監視目的の位置で所定の監視対象を検出したときに開成していた一対の接点が閉成する、或いは閉成していた一対の接点が開成する接点入力型のセンサが接続され、当該センサからの信号を入力源として信号処理するセンサ入力回路であって、異なる2種類のしきい値を生成するしきい値生成部と、前記センサの断線検出を、前記一対のしきい値間の電圧を正常電圧として、一方のしきい値との比較によって判別する第1の差動増幅器と、前記センサによる前記所定の監視対象検出を、前記一対のしきい値間の電圧を正常電圧として、他方のしきい値との比較によって判別する第2の差動増幅器と、を有している。
請求項1記載の発明によれば、第1の差動増幅器及び第2の差動増幅器の何れも、一対のしきい値の間の電圧を正常電圧として判別するようにした。
第1の差動増幅器では断線検出を行う。また、第2の差動増幅器では所定の監視対象の検出を行う。
このとき、しきい値生成部では、センサの動作電圧を分圧することで、第1の差動増幅器及び第2の差動増幅器のそれぞれのしきい値を生成するが、基の電圧(センサ動作電圧)に制限がないため、各しきい値、並びに当該しきい値と比較する入力電圧の安定を最優先に考慮することができる。
請求項2に記載の発明は、監視目的の位置で所定の監視対象を検出したときに開成していた一対の接点が閉成する、或いは閉成していた一対の接点が開成する接点入力型のセンサが接続され、当該センサからの信号を入力源として信号処理するセンサ入力回路であって、前記センサの動作電圧V1を上限、0Vを下限として、互いにVS1<VS2の関係を持つ2種類のしきい値VS1、VS2を生成するしきい値生成部と、一方の入力端に前記しきい値生成部で生成されたしきい値電圧VS2が入力され、他方の入力端にはセンサ正常動作時にVS1<VM<VS2の電圧の関係を持つ電圧VMが供給され、センサ断線異常時にVS2<VHの電圧の関係を持つ電圧VHが供給され、一対の入力端の電圧の比較結果に基づいて、前記センサの動作電圧V1よりも低い制御電圧V2を上限とする二値化信号を制御回路へ出力する第1の差動増幅器と、一方の入力端に前記しきい値生成部で生成されたしきい値電圧VS1が入力され、他方の入力端には前記一対の接点が正常時にVS1<VM<VS2の電圧の関係を持つ電圧VMが供給され、監視状態検出時にVL<VS1の電圧の関係を持つ電圧VLが供給され、一対の入力端の電圧の比較結果に基づいて、前記センサの動作電圧V1よりも低い制御電圧V2を上限とする二値化信号を制御回路へ出力する第2の差動増幅器と、を有している。
請求項2記載の発明によれば、センサ動作電圧がV1、第1の差動増幅器の一方の入力端に入力されるしきい値電圧がVS1、第2の差動増幅器の一方の入力端に入力されるしきい値電圧がVS2である。
第1の差動増幅器における正常時(センサ正常動作)の被比較電圧VMは、VS1<VM<VS2であり、断線検出時(センサ断線異常)の被比較電圧VHは、VS2<VHである。
第2の差動増幅器における正常時(例えば、センサの接点開成)の被比較電圧VMは、VS1<VM<VS2であり、監視状態検出時(例えば、センサの接点閉成)の被比較電圧VLは、VL<VS1である。
このような関係で第1の差動増幅器及び第2の差動増幅器を動作させる場合、第1の差動増幅器及び第2の差動増幅器の出力V2に関係なく設定されるセンサ動作電圧V1に基づいて、各電圧VM、VH、VS1、VS2を設定することができ、安定した電圧を確保することができる。
請求項3に記載の発明は、前記請求項1又は請求項2に記載の発明において、前記第1の差動増幅器及び第2の差動増幅器の出力端は制御回路に接続されており、当該出力端の信号電圧が、センサの動作電圧に依存しない、前記制御回路内で処理される制御電圧とされていることを特徴としている。
請求項3記載の発明によれば、第1の差動増幅器及び第2の差動増幅器の出力端の信号電圧と、センサの動作電圧とは互いに影響を及ぼさない(互いに依存しない)ので、第1の差動増幅器及び第2の差動増幅器の入力側の電圧は入力に適した電圧とすることができ、また、出力側の電圧は出力に適した電圧とすることができる。
請求項4に記載の発明は、前記請求項1乃至請求項3の何れか1項記載の発明において、前記センサが複数箇所に配設されており、それぞれのセンサの接点が、前記センサ入力回路には、センサの数に対応して前記第1の差動増幅器及び第2の差動増幅器が設けられていることを特徴としている。
請求項4記載の発明によれば、センサが増設される場合、増設されるセンサの数に対応して単純に第1の差動増幅器及び第2の差動増幅器を設ければよく、増設毎に電圧の設定等の設計変更や仕様変更が不要となる。
請求項5に記載の発明は、前記請求項1乃至請求項4の何れか1項記載のセンサ入力回路が適用された遊技機であって、前記センサが、磁力を検出する磁気検出センサ又は振動を検出する振動検出センサの少なくとも一方であることを特徴としている。
請求項5に記載の発明によれば、センサが、磁力を検出する磁気検出センサ又は振動を検出する振動検出センサの少なくとも一方であり、何れも、遊技機の遊技の進行において、不正を検出するセンサとして用いることができる。
例えば、パチンコ機において、パチンコ球が磁力によってその移動方向が変更されると、パチンコ球が始動入賞口(大当たり抽選の契機となる入賞口)への入賞率が設計通りにならなくなる。そこで、磁気センサを配置し、不正行為を防止する。
なお、感度のよい磁気センサは、パチンコ機に適用される励磁型のアクチュエータの動作も検知して誤動作するため適用できない(感度に制限がある)。このため、パチンコ球の狙いどころが複数箇所ある場合には、それぞれの領域に磁気センサを配置する。
以上説明した如く本発明では、信号入力によって処理する制御回路側の定格電圧に依存することなく、安定した電圧値を用いることができるという優れた効果を有する。
また、上記効果に加え、簡単な構造、かつ簡便な制御で、複数のセンサを接続することができるという効果を有する。
(パチンコ機の構成)
図1及び図2に示されるように、パチンコ機10の前面下部には、化粧パネルとなる下飾り12が取り付けられている。
また、パチンコ機10の下飾り12の上部には、ガラス板14を装着したガラス枠16が配置されており、ガラス枠16は左側端部が軸支されて開閉可能に取り付けられている。このガラス枠16の裏面側には、矩形状の開口部が設けられ、交換可能とされた遊技盤100がセットされており、遊技盤100は、ガラス枠16を閉塞した状態でガラス板14に対向するようになっている。
ガラス枠16におけるガラス板14の周囲には、遊技の進行に応じて点灯、消灯、及び点滅し照明による演出効果を生み出す照明演出用の表示灯20が配置されており、上部には、遊技の効果音をステレオ出力するスピーカ22L、22Rが配設されている。
ガラス枠16の下部には、一体皿24が配置されている。この一体皿24の右側下部には打球の発射力(飛距離)を調整するための発射ハンドル26が取り付けられている。
(遊技盤の構成)
図3には本実施の形態に係る遊技盤100が示されている。
遊技盤100は、基板として透明の平板状合成樹脂材が適用されているため、以下、透明遊技盤100という。
透明遊技盤100は、外周端部付近に、円弧状の外レール102、逆流防止弁103及び内レール104が取り付けられている。これらの外レール102、逆流防止弁103及び内レール104によって囲まれた円形状の領域は、発射装置(図示省略)から発射されて、逆流防止弁103で仕切られた放出口105を飛び出して打ち込まれた遊技球PBが自重落下により移動可能とされ、この領域が遊技を行う遊技領域101とされている。
前記透明遊技盤100の裏面側には、少なくとも遊技領域101のほぼ全域に亘って表示面が対向する大型の液晶表示装置(LCD)200が配設されている。すなわち、遊技領域101が、LCD200の表示領域201となっていて、遊技者の視野のほぼ全域が覆われる。
遊技領域101には、遊技領域101の中心部を基準として図3の左側に、通過ゲート(スルー・チャッカー)118が配置されている。また、図3の下部には、特別図柄始動入賞口(スタート・チャッカー)108が配設されており、この特別図柄始動入賞口108のさらにその下方には、遊技領域101の下端部付近に位置してアタッカー112が配置されている。
アタッカー112には、開閉扉116が設けられており、当該開閉扉116が開放又は閉塞することによって開口又は閉口するようになっている。開閉扉116の開放時には、開閉扉116上に落下した遊技球が開閉扉116に案内されてアタッカー112へ入賞する。
また、遊技領域101には、風車122や、遊技領域101内を自重落下する遊技球を所定の経路に誘導する多数の遊技釘123が設けられている。
さらに、透明遊技盤100の中央下方には、透明遊技盤100の裏面側通路と前面側通路とに遊技球PBの通路が設けられたステージ124が設けられており、遊技球PBは、風車122や遊技釘123等によりステージ124上に案内される。なお、このステージ124上に案内された遊技球PBは、特別図柄始動入賞口108に入賞しやすくなる。
また、透明遊技盤100の最下位置には、外れ球を透明遊技盤100の裏側へ排出するアウト口125が設けられている。
(制御系の構成)
次に、図4を用いてパチンコ機10の制御系について説明する。図4に示されるように、本実施形態に係るパチンコ機10の制御系は、主制御部150を中心として構成されている。主制御部150には、遊技に関する基本的なプログラムが記憶されており、この主制御部150からの命令信号に基づいて、各部の動作が制御されるようになっている。
主制御部150には、特別図柄始動入賞口108への入賞球を検出する始動入賞センサ180、普通図柄始動口である通過ゲート118への入賞球を検出する通過ゲート入賞センサ184、特別遊技状態の際に開放するアタッカー112への入賞球を検出する大入賞センサ186がそれぞれ接続されており、これらの各センサは、入賞球の検出時にその検出信号を主制御部150へ出力する。なお、必要に応じて、アタッカー112内には、大当たり処理のラウンドを継続するきっかけとなるVゾーンが設けられている場合には、このVゾーンを通過したことを検出するVゾーンセンサ188が配設される。
さらに、主制御部150には、電動チューリップ110を作動させるソレノイド174、アタッカー112の開閉扉116を開放/閉塞させるソレノイド175、保留ランプ176がそれぞれ接続されている。
ここで、遊技球PBが通過ゲート118を通過すると、これを通過ゲート入賞センサ184で検出することで普通図柄の当たり/外れの抽選(以下、「普図抽選」という)が主制御部150にて実行され、その抽選結果をLCD200を用いて報知し、当たりとなった場合は、主制御部150が普通電動役物ソレノイド174を駆動制御して電動チューリップ110を所定時間開放する。
また、遊技球PBが特別図柄始動入賞口108に入賞すると、これを始動入賞センサ180で検出することで特別図柄の当/落抽選(特図抽選)が主制御部150にて実行され、この特図抽選をLCD200を用いて報知し、当選の場合は、大当たりの処理として、通常遊技状態から特別遊技状態へ遊技状態が移行するように主制御部150にて制御する。
特別遊技状態とは、前記アタッカー112が所定時間(一般には30秒)開放し、その後閉止する動作を1ラウンドとした場合に、複数ラウンド(一般には15ラウンド)繰り返される遊技状態を言い、この結果、多くの遊技球PBがアタッカー112へ入賞し、多くの入賞が期待できる。なお、通常は、1ラウンド中の最大入賞数が10個と制限されている。この大当たり処理(特別遊技状態)の期間においては、LCD200を用いて複数のラウンドにまたがる一連のストーリー性を持った画像演出を実行する。
主制御部150からは盤用外部端子190を介してホールコンピュータへ遊技の進行状態を示す情報(始動入賞信号や大当たり信号、図柄確定回数信号)が送信される。
さらに、主制御部150には、演出制御部152と、払出制御部154とがそれぞれ接続されており、これらの制御部は、主制御部150からのコマンド送信により制御される。
演出制御部152には、図柄制御部156を介してLCD200が接続されている。また、演出制御部152は、遊技盤100の各種遊技部品に設けられた照明演出用の発光素子126、並びに、ガラス枠16に設けられた表示灯20の点灯、消灯、及び点滅を制御し、さらに、ガラス枠16前面に設けられたスピーカ22L、22Rを作動させて効果音等の出力を制御する。
この演出制御部152に制御されるLCD200には、特図抽選の結果を報知するための図柄変動パターンの演出映像が表示され、スピーカ22L、22Rからはその図柄変動パターン演出時のBGMが出力される。これにより、遊技者は、視覚及び聴覚を通じて、特図抽選の結果に対応した演出図柄による演出を楽しむことができる。なお、保留ランプ176による表示内容は、このLCD200で表示するようにしている。
また、払出制御部154には、払出装置160及び発射制御部164が接続され、発射制御部164には発射装置40が接続されている。この払出制御部154は、パチンコ機10内に設けられた払出装置160を作動させて、賞球又は貸し球の払い出し及び停止動作と払出数を制御する。また、発射制御部164は、遊技者による発射ハンドル26(図1参照)の操作により発射装置40を作動させて、遊技球PBの発射開始、及び、発射ハンドル39の操作量に応じた発射力を制御する。
さらに、払出制御部154では、枠用外部端子191を介して払出情報をホールに設置されたホールコンピュータへ送信するようになっている。
ところで、上記構成のパチンコ機では、遊技の適正な進行に反する不正行為を検出するための手段(センサ)を設けている。
不正行為とは、例えば、パチンコ球を磁力によってその自然落下(跳ね返りによる方向転換を含む)に外部から力を加えて方向を変えたり、特別図柄始動入賞口108への入賞時期をずらしたりすること(磁力による不正行為)、並びにパチンコ機10自体を揺らすことで、パチンコ球の移動方向に変化を加えたりすること(振動による不正行為)等がある。不正行為には、上記の他に様々な行為が挙げられるが、以下では、磁力による不正行為を例にとり説明する。
磁力による不正行為の具体的な行為は、一般的にガラス板14の表面に磁石(永久磁石や電磁石等)をあてがい、パチンコ球を特別図柄始動入賞口108に引き寄せるようにする。このため、この不正行為を検出するため、遊技盤100の裏面側には、磁気センサ50(図4参照)が取り付けられている。
磁気センサ50は、主制御部150、より詳しくは、主制御部150を構成する制御基板上のセンサ入力回路52に接続されている。
磁気センサ50は、一対の端子が設けられた物理的なスイッチ構造であり(詳細は後述)、通常は開成状態の端子間が、ガラス板14の表面等に磁石があてがわれると接続状態となり、センサ入力回路52へ入力する信号が変化し、不正(磁力の発生)を検出することができるようになっている。
図5には、磁気センサ50及びセンサ入力回路52の詳細構成が示されている。
磁気センサ50は、センサユニットとして製品化されており、一対の端子54A、54Bを有するスイッチ部50Aと、このスイッチ部50Aの両端子54A、54B間に接続された抵抗50Bとで構成され、図5の一点鎖線に示すように周囲を合成樹脂部材(図示省略)で被覆されている。
このため、センサユニットとしては、2本のリード線56が合成樹脂部材から出ている状態となり、この2本のリード線56は、センサ入力回路52の入力側コネクタ(図示省略)に接続されている。
センサ入力回路52において、一方のリード線56はアース接地されている。また、他方のリード線56は、プルアップ抵抗58を介して電源電圧V1に接続されている。この電源電圧V1は、センサ動作電圧であり、本実施の形態では、12Vとされている。
また、他方のリード線56は、第1のコンパレータ(差動増幅器)60のマイナス側入力端子60M、第2のコンパレータ62のプラス側入力端子62Pに接続されている。この第1のコンパレータ60及び第2のコンパレータ62の動作電圧も前記電源電圧V1としている(センサ動作電圧を共通)。
また、第1のコンパレータ60のプラス側入力端子60Pは、しきい値生成部64からの第1の信号線66が接続され、第2のコンパレータ62のマイナス側入力端子62Mは、しきい値生成部64からの第2の信号線68が接続されている。
しきい値生成部64は、電源電圧V1(前記センサ動作電圧と共通)が供給される幹線70を備え、幹線70には、直列に3個の抵抗72、74、76が接続され、端末はアース接地されている。
前記第1の信号線66は、電源電圧V1寄りの2個の抵抗70、72間に接続され、本実施の形態では、3個の抵抗70、72、74の分圧によって9Vの電圧がしきい値VS2として、第1のコンパレータ60のプラス側入力端子60Pに入力される。
また、前記第2の信号線68は、アース接地側寄りの2個の抵抗72、74間に接続され、本実施の形態では、3個の抵抗70、72、74の分圧によって3Vの電圧がしきい値VS1として、第2のコンパレータ62のマイナス側入力端子62Mに入力される。
すなわち、しきい値VS1、VS2の関係は、VS2>VS1となる。
第1のコンパレータ60及び第2のコンパレータ62のそれぞれの出力端60O、62Oは、出力信号線78、80を介して、主制御部150の中枢であるCPU150Aに接続されており、その中間に、それぞれプルアップ抵抗82、84を介して制御電圧V2に接続されている。
制御電圧V2は、CPU150A内での制御電圧5V(近年では、「3.3V」の場合があるが、ここでは「5V」とする。)に合わせている。これに対して、第1のコンパレータ60及び第2のコンパレータ62を含み、入力側(センサ動作電圧V1)、しきい値生成部64の電源電圧V1とは全く関与しない。言い換えれば、互いに電圧が依存することがない構成となっている。
ここで、第1のコンパレータ60では、磁気センサ50のリード線56の断線検出を行うものであり、正常時(断線のない状態)では、第1のコンパレータ60のマイナス側入力端子60Mには、抵抗50Bによって分圧された6Vの電圧が入力されており、しきい値VS2(9V)と比較されることで、第1のコンパレータ60の出力端60Oはローレベル(L)となる。この結果、CPU150Aには、制御電圧V2(5V)が入力する(H信号)。
一方、リード線56が断線すると、第1のコンパレータ60のマイナス側入力端子60Mに、電源電圧V1(12V)が直接入力し、しきい値VS2(9V)と比較されることで、第1のコンパレータ60の出力端60Oはハイレベル(H)となる。この結果、CPU150Aには、制御電圧V2(5V)は入力せず、0Vが入力する(L信号)。
この入力電圧の差により、CPU150Aでは、断線検出部86において、H信号が正常、L信号が異常(断線)と判定できる。
次に、第2のコンパレータ62では、磁気センサ50による磁気検出(不正検出)を行うものであり、正常時(不正のない状態)では、第2のコンパレータ62のプラス側入力端子62Pには、抵抗50Bによって分圧された6Vの電圧が入力されており、しきい値VS1(3V)と比較されることで、第2のコンパレータ62の出力端62Oはハイレベル(H)となる。この結果、CPU150Aには、制御電圧V2(5V)は入力せず、0Vが入力する(L信号)。
一方、磁気を検出すると(不正を検出すると)、スイッチ部50Aに電流が流れるため、第2のコンパレータ62のプラス側入力端子62Pに電圧がかからず(0V)、しきい値VS1(3V)と比較されることで、第2のコンパレータ62の出力端62Oはローレベル(L)となる。この結果、CPU150Aには、制御電圧V2(5V)が入力する(H信号)。
この入力電圧の差により、CPU150Aでは、スイッチ動作検出部(不正検出部)88において、L信号が正常、H信号が異常(不正)と判定できる。
以下に本実施の形態の作用を説明する。
(パチンコ機10の遊技の流れ(図6のフローチャート参照))
パチンコ機10による遊技では、遊技者が発射ハンドル26を操作すると、一球づつ発射装置40(図4参照)に供給され、発射装置40によって上方へ発射される。発射された遊技球PBは、外レール102に沿って遊技盤100の遊技領域101に打ち込まれ、遊技釘123に当たり方向を変えながら遊技領域101内を落下する。そして、入賞せずに遊技領域101の下端部に至った遊技球PBはアウト口125からパチンコ機10内に回収される。
ここで、特別図柄始動入賞口108へ入賞すると、これを始動入賞センサ180が検知して、主制御部150へ検知信号を出力する。
主制御部150では、始動入賞センサ180からの検知信号により、始動入賞があったと判断し(ステップ350での肯定判定)、特別図柄の当選/落選の抽選(特図抽選処理)が実行される(ステップ352の抽選処理)。
特図抽選結果は、LCD200に、演出用の特別図柄が所定のパターンで変動表示され、その変動パターンを経て停止表示される(ステップ354の図柄変動パターン演出表示制御)。
(大当たり処理)
特別図柄抽選において、その抽選結果の報知(図柄変動パターン演出)として、大当たりとなると(ステップ356での肯定判定)、LCD200の表示領域に、例えば「444」や「777」等の予め定められた所定の大当たり図柄の組み合わせが表示されるとともに、照明演出用の表示灯20の点滅やスピーカ22L、22Rからの効果音出力などによる演出を加えて、大当たりが発生したことを遊技者に報知し、所定の大当たり処理を実行する(ステップ358)。なお、外れの場合(ステップ356の否定判定)は、通常の遊技に戻る。
大当たり処理としては、開閉扉116の開閉動作によってアタッカー112が、例えば10カウント(入賞個数)又は最大30秒間(1回の開放時間)/最高15又は16ラウンド開放される。
なお、アタッカー112内にVゾーンを設けた遊技仕様の場合には、1回のアタッカー112開放時にVゾーンへの入賞を果たすことで次ラウンドを継続するといった動作が行われる。
これにより、遊技者は、発射した遊技球PBをアタッカー112へ容易に入賞させ、例えば入賞1個当たり15個の払い出しを受けるなどして、大量の賞球を獲得できるようになる。
上記構成のパチンコ機では、遊技の適正な進行に反する不正行為を検出するため、各種センサを設けている。
不正行為として、磁力による不正行為を例にとると、不正行為を検出するため、遊技盤100の裏面側には、磁気センサ50が取り付けられている。
磁気センサ50は、通常は開成状態の端子54A、54B間が、ガラス板14の表面等に磁石があてがわれると接続状態となり、センサ入力回路52へ入力する信号が変化し、不正(磁力の発生)を検出することができる。
ところが、この不正検出の際、磁気センサ50をセンサ入力回路52に接続するリード線56が切断されたのでは、当然、全く機能しない。そこで、一般的には、不正検出と断線検出とが併設され、同時に監視される。
以下に、センサ入力回路52における、具体的な動作の流れを説明する。
(断線検出)
第1のコンパレータ60では、正常時(断線のない状態)では、プラス側入力端子60Pには、しきい値VS2として9Vが入力されている。この状態で、検出信号がマイナス側入力端子60Mに入力される。
正常時の検出信号は6Vであり、しきい値VS2(9V)と比較されることで、出力端60Oはローレベル(L)となり、CPU150Aには、H信号が入力される。
リード線56が断線されると、検出信号として12Vが入力し、しきい値VS2(9V)と比較されることで、出力端60Oはハイレベル(H)となり、CPU150Aには、L信号が入力される。
この入力電圧の差により、CPU150Aでは、断線検出部86において、H信号が正常、L信号が異常(断線)と判定される。
(不正検出)
第2のコンパレータ62では、正常時(不正のない状態)では、マイナス側入力端子62Mには、しきい値VS1として3Vが入力されている。この状態で、検出信号がプラス側入力端子Pに入力される。
正常時の検出信号は6Vであり、しきい値VS1(3V)と比較されることで、出力端62Oはハイレベル(H)となり、CPU150Aには、L信号が入力される。
磁気を検出すると(不正を検出すると)、検出信号として0Vが入力し、しきい値VS1(3V)と比較されることで、出力端62Oはローレベル(L)となり、CPU150Aには、H信号が入力される。
この入力電圧の差により、CPU150Aでは、スイッチ動作検出部(不正検出部)88において、L信号が正常、H信号が異常(不正)と判定される。
ここで、従来は、不正検出の信号線はリード線が直接CPUに接続される構成であったため、磁気センサの動作電圧をCPUの制御電圧に合わせなければならなかった。言い換えれば、磁気センサの動作電圧は、CPUの制御電圧に依存していた。
ところが、この場合、断線検出を行うためのコンパレータの動作電圧も制御電圧に依存し、しきい値にいたっては、制御電圧をさらに分圧する必要があり、不安定な低い電圧での制御を強いられていた。
これに対して、本実施の形態では、不正検出、断線検出共にコンパレータによる比較判定(第1のコンパレータ60及び第2のコンパレータ62)を行う回路構成とした。これにより、それぞれの出力端60O、62Oは、出力信号線78、80を介して、主制御部150の中枢であるCPU150Aに接続され、その出力信号は、制御電圧V2(5V)となる。
すなわち、出力は制御電圧V2(CPU150A内での制御電圧5V)に合わせる必要があるが、第1のコンパレータ60及び第2のコンパレータ62の動作電圧を含み、入力側(センサ動作電圧V1)、しきい値生成部64の電源電圧V1とは全く関与する必要がなく、互いに電圧が依存しない。
これにより、しきい値生成部64において、2段階のしきい値VS1、VS2を生成する場合においても、安定したしきい値電圧(安定電圧とは、例えば、3V以上を指す)を生成することができる。
特に、本実施の形態における、センサ入力回路52の有用な点は、図7に示される如く、複数の磁気センサ50(異なる不正を検出センサであってもよい)が必要なとき、単純に第1のコンパレータ60と第2のコンパレータ62を増設し、単一構成のしきい値生成部64からの第1の信号線66、第2の信号線68を分岐すればよい。
このような対応は、従来では全く採用することができない。理論的に、磁気センサ50は、感度を高めれば1コで十分と考えられるが、遊技盤100には、ソレノイドを用いた動作アクチュエータが多数設けられているため、このソレノイドの動作時の磁気を検出すると誤作動を起こすことになる。
そこで、図8(A)及び(B)に示される如く、局所的に感度(図8(A)及び(B)の鎖線円Sで示す範囲)の低い磁気センサ50を分散配置する必要性があり、パチンコ機10等の遊技機におけるニーズに最適な回路構成ということができる。
なお、本実施の形態では、不正検出対象として「磁気」を挙げ、磁気センサ50を例にとり説明したが、振動センサ等、他の不正検出センサにも適用可能である。また、複数のセンサを配置する場合に、異なる不正対象を検出するセンサを、単一のセンサ入力回路52に入力させるようにしてもよい。
また、本実施の形態では、磁気センサ50等に、監視目的の位置で所定の監視対象を検出したときに開成していた一対の接点が閉成するタイプ(所謂ノーマリーオープンタイプ)を適用したが、この磁気センサ50等には、閉成していた一対の接点が開成するタイプイ(所謂ノーマリークローズタイプ)を適用してもよい。
本実施の形態に係るパチンコ機を示す正面図である。 本実施の形態に係るパチンコ機を示す斜視図である。 本実施の形態に係る遊技盤を示す正面図である。 本実施の形態に係るパチンコ機の制御系の概略構成を示すブロック図である。 磁気センサとセンサ入力回路の詳細を示す回路図である。 本実施の形態に係る遊技機の遊技の流れを説明する制御フローチャートである。 複数の磁気センサをセンサ入力回路に接続する場合のセンサ入力回路の増設状態を示す回路図である。 パチンコ機における磁気センサの配置分布を示す正面図である。
符号の説明
PB 遊技球
10 パチンコ機
26 発射ハンドル
50 磁気センサ
50A スイッチ部
50B 抵抗
52 センサ入力回路
54A、54B 端子
56 リード線
58 プルアップ抵抗
60 第1のコンパレータ(第1の作動増幅器)
60P プラス側入力端子
60M マイナス側入力端子
60O 出力端
62 第2のコンパレータ(第2の作動増幅器)
62P プラス側入力端子
62M マイナス側入力端子
62O 出力端
64 しきい値生成回路部(しきい値生成部)
66 第1の信号線
68 第2の信号線
70 幹線
72、74、76 抵抗
78、80 出力信号線
82、84 プルアップ抵抗
86 断線検出部
88 スイッチ動作検出部
V1 電源電圧
V2 制御電圧
VS1 しきい値
VS2 しきい値
100 遊技盤
108 特別図柄始動入賞口
110 電動チューリップ
112 アタッカー
150 主制御部
150A CPU
152 演出制御部
154 払出制御部
156 図柄制御部
180 始動入賞センサ
180A 入賞信号
200 液晶表示装置

Claims (5)

  1. 監視目的の位置で所定の監視対象を検出したときに開成していた一対の接点が閉成する、或いは閉成していた一対の接点が開成する接点入力型のセンサが接続され、当該センサからの信号を入力源として信号処理するセンサ入力回路であって、
    異なる2種類のしきい値を生成するしきい値生成部と、
    前記センサの断線検出を、前記一対のしきい値間の電圧を正常電圧として、一方のしきい値との比較によって判別する第1の差動増幅器と、
    前記センサによる前記所定の監視対象検出を、前記一対のしきい値間の電圧を正常電圧として、他方のしきい値との比較によって判別する第2の差動増幅器と、
    を有するセンサ入力回路。
  2. 監視目的の位置で所定の監視対象を検出したときに開成していた一対の接点が閉成する、或いは閉成していた一対の接点が開成する接点入力型のセンサが接続され、当該センサからの信号を入力源として信号処理するセンサ入力回路であって、
    前記センサの動作電圧V1を上限、0Vを下限として、互いにVS1<VS2の関係を持つ2種類のしきい値VS1、VS2を生成するしきい値生成部と、
    一方の入力端に前記しきい値生成部で生成されたしきい値電圧VS2が入力され、他方の入力端にはセンサ正常動作時にVS1<VM<VS2の電圧の関係を持つ電圧VMが供給され、センサ断線異常時にVS2<VHの電圧の関係を持つ電圧VHが供給され、一対の入力端の電圧の比較結果に基づいて、前記センサの動作電圧V1よりも低い制御電圧V2を上限とする二値化信号を制御回路へ出力する第1の差動増幅器と、
    一方の入力端に前記しきい値生成部で生成されたしきい値電圧VS1が入力され、他方の入力端には前記一対の接点が正常時にVS1<VM<VS2の電圧の関係を持つ電圧VMが供給され、監視状態検出時にVL<VS1の電圧の関係を持つ電圧VLが供給され、一対の入力端の電圧の比較結果に基づいて、前記センサの動作電圧V1よりも低い制御電圧V2を上限とする二値化信号を制御回路へ出力する第2の差動増幅器と、
    を有するセンサ入力回路。
  3. 前記第1の差動増幅器及び第2の差動増幅器の出力端は制御回路に接続されており、当該出力端の信号電圧が、センサの動作電圧に依存しない、前記制御回路内で処理される制御電圧とされていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のセンサ入力回路。
  4. 前記センサが複数箇所に配設されており、それぞれのセンサの接点が、前記センサ入力回路には、センサの数に対応して前記第1の差動増幅器及び第2の差動増幅器が設けられていることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項記載の遊技機。
  5. 前記請求項1〜請求項4の何れか1項記載のセンサ入力回路が適用された遊技機であって、
    前記センサが、磁力を検出する磁気検出センサ又は振動を検出する振動検出センサの少なくとも一方であることを特徴とする遊技機。
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