JP4896170B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、コンピュータ装置を内蔵する電子遊技機に関し、特に、遊技媒体としてメダル又は遊技球を用いる回胴遊技機や弾球遊技機に好適に適用される。
スロットマシンなどの回胴遊技機では、遊技者がメダル投入口にメダルを投入してスタートレバーを操作すると、これに応じて、回転リールの回転が開始される。そして、遊技者がストップボタンを押して回転リールを停止させたとき、停止ライン上の図柄が揃うと、その図柄に応じた配当メダルが払い出されるようになっている。但し、各ゲームの当否状態は、実際には、機器内部の抽選処理によって各ゲームの開始時に予め決まっており、この抽選処理によって当選した図柄を、遊技者が停止ライン上に揃えることで配当メダルが払出される。
ところで、この抽選処理に当選するか否かの当選確率は、例えば、六段階に区分されており、その何れの区分に設定するかは、設定スイッチによって手動設定できるよう構成されている。通常、遊技ホールの係員は、営業開始に先立って設定スイッチを操作して、払出メダルの期待値が高い遊技機と、そうでない遊技機とを適宜に振り分けている。
そのため、例えば、合鍵などを利用して遊技機を開放して、設定スイッチの設定値を変更しようとする違法も懸念されるところである。また、より直接的には、遊技機内部に蓄えられている多数のメダルを盗み出す違法も懸念される。
そのため、このような違法行為を未然防止するため、各遊技機には、各種のセンサが設けられており、異常事態の発生を検出すると警報音が鳴るよう構成されている。
しかしながら、もし違法行為者がスピーカ回路を切断すると、その瞬間から警報音は消滅するので、違法行為を排除できないおそれがある。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであって、警報音が鳴らない異常を検出して、それ以上の違法行為を防止できる遊技機を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明は、所定のスイッチ信号がON状態となると、乱数値に基づく抽選処理を実行して、遊技者に有利な遊技状態を発生させるか否かを決定する遊技機であって、センサ出力に基づき異常事態の発生が検出されると、デジタルアンプの出力信号に基づきスピーカから警報音を出力する防犯手段を設けると共に、前記スピーカに音声信号電流が流れていない無音状態を検出する無音検出手段と、前記デジタルアンプから警報音に対応する出力信号が出力されている状態で、前記無音状態が検出される無音異常時に、報知動作を追加して実行する追加警報手段と、を設け、前記デジタルアンプが出力信号を出力しない時には、一対の出力端子から同位相のパルス信号が出力されるよう構成され、前記一対の出力端子間を接続して出力信号に位相差があるか否かを検出する駆動検出回路を設け、前記追加警報手段は、前記駆動検出回路が位相差を検出できない場合に機能するよう構成されている
前記無音検出手段は、好ましくは、スピーカに流れる音声電流を検出して電圧信号に変換する電流検出部と、前記電圧信号を平滑化する平滑回路と、を有して構成される。ここで、前記電圧信号は、電圧飽和状態であるのが好ましい。
前記デジタルアンプは、好ましくは、フルブリッジ型のD級アンプであり、更に好ましくは、無音時に、フルブリッジを構成する各ハーフブリッジから、同位相のパルス信号が出力されるフィルタレスタイプのD級アンプであるべきである。
フィルタレスタイプのD級アンプを使用する場合、そこから警報音に対応する出力信号が出力されているか否かは、各ハーフブリッジから出力されるパルス信号に、位相差があるか否かで判定するのが効果的である。
追加警報手段は、好ましくは、前記無音異常時の発生を記憶するフリップフロップ回路を有して構成される。また、追加警報手段は、追加して警報音を発生させる音声出力回路を有して構成されるのも好ましい。
また、本発明は、前記抽選処理を含んで遊技動作を中心統括的に制御する主制御部と、前記主制御部から出力される制御コマンドに基づいて従属的に動作するサブ制御部とを有し、前記追加防犯手段は、サブ制御部で実現されるのが好適である。この場合、前記追加警報手段は、表示装置に警報表示を出力する動作、及び/又は、前記サブ制御部での遊技動作の進行を停止する動作を実行するのが好ましい。
上記した本発明によれば、警報音が鳴らない異常を検出して、それ以上の違法行為を防止できる遊技機を実現することができる。
実施例に係るスロットマシンの正面図である。 図1のスロットマシンの右側面図(a)と平面図(b)である。 スロットマシンの前面パネルを背面から図示した図面である。 スロットマシンの本体ケースの内部正面図である。 図1のスロットマシンの回路構成を示すブロック図である。 演出制御基板と演出インタフェイス基板との接続関係を示すブロック図である。 デジタルアンプの出力部の内部構成を示す回路ブロック図である。 異常検出回路を示す回路図である。 演出制御部の動作内容を説明するフローチャートである。 別の異常検出回路を示す回路図である。
以下、実施例に基づいて本発明を更に詳細に説明する。
図1〜図4は、実施例に係るスロットマシンSLを図示したものである。図1は前面パネル2の正面図、図2はスロットマシンSLの右側面図(a)と平面図(b)、図3は前面パネル2の背面図、図4は本体ケース1の内部正面図を示している。
本スロットマシンSLは、矩形箱状の本体ケース1と、各種の遊技部材を装着した前面パネル2とが、ヒンジ3を介して連結され、前面パネル2が本体ケース1に対して開閉可能に構成されている(図2)。そして、前面パネル2が開放されたことは、ドアセンサDR(図5)によって検出可能に構成されている。
図4に示す通り、本体ケース1の略中央には、3つの回転リール4a〜4cを備える図柄回転ユニット4が配置され、その下側に、メダル払出装置5が配置されている。各回転リール4a〜4cには、BB図柄、RB図柄、各種のフルーツ図柄、及びリプレイ図柄などが描かれている。メダル払出装置5には、メダルを貯留するメダルホッパー5aと、払出モータMOと、メダル払出制御基板55と、払出中継基板63と、メダル検出センサSE(図5)などが設けられている。ここで、メダルは、払出モータMOの回転に基づいて、払出口5bから図面手前に向けて導出される。なお、限界量を越えて貯留されたメダルは、オーバーフロー部5cを通して、補助タンク6に落下するよう構成されている。
上記のメダル払出装置5に隣接して電源基板62が配置され、また、図柄回転ユニット4の上部に主制御基板50が配置され、主制御基板50に隣接して回胴設定基板54が配置されている。なお、図柄回転ユニット4の内部には、回胴LED中継基板58と回胴中継基板57とが設けられ、図柄回転ユニット4に隣接して外部集中端子板56が配置されている。
図1に示すように、前面パネル2の上部には液晶表示ユニット7が配置され、その下部には、回転リール4a〜4cに対応する3つの表示窓8a〜8cが配置されている。表示窓8a〜8cを通して、各回転リール4a〜4cの回転方向に、各々3個程度の図柄が見えるようになっており、合計9個の図柄の水平方向の三本と、対角線方向の二本が仮想的な停止ラインとなる。このような表示窓8aの左側には、遊技状態を示すLED群9が設けられ、その下方には、遊技成果として払出されるメダル数を表示する払出表示部10や、クレジット状態のメダル数を表示する貯留数表示部11が設けられている。
前面パネル2の垂直方向中央には、メダルを投入するメダル投入口12が設けられ、これに隣接して、メダル投入口12に詰まったメダルを返却させるための返却ボタン13が設けられている。また、クレジット状態のメダルを払出すクレジット精算ボタン14と、メダル投入口12へのメダル投入に代えてクレジット状態のメダルを擬似的に一枚投入する投入ボタン15と、クレジット状態のメダルを擬似的に三枚投入するマックス投入ボタン16とが設けられている。
これらの遊技部材の下方には、回転リール4a〜4cの回転を開始させるスタートレバー17と、回転中の回転リール4a〜4cを停止させるためのストップボタン18a〜18cが設けられている。その他、前面パネル2の下方には、メダルを蓄える横長の受け皿19と、払出装置5の払出口5bに連通するメダル導出口20とが設けられている。なお、メダル導出口20の左右にはスピーカSPが配置されている。
図3に示すように、前面パネル3の裏側には、メダル投入口12に投入されたメダルの選別を行うメダル選別装置21と、メダル選別装置21により不適正と判別されたメダルをメダル導出口20に案内する返却通路22とが設けられている。また、前面パネル3の裏側上部には、演出制御基板51、演出インタフェイス基板52、及び液晶制御基板61などを収容する基板ケース23が配置されている。そして、メダル選別装置21の上部には、図1に示す各種の遊技部材と主制御基板50との間の信号を中継する遊技中継基板53が設けられている。
図5は、実施例に係るスロットマシンSLの回路構成を示すブロック図である。図示の通り、このスロットマシンSLは、回転リール4a〜4cを含む各種の遊技部材の動作を制御する主制御基板50と、主制御基板50から受けた制御コマンドに基づいて演出動作を実現する演出制御基板51と、交流電圧(24V)を直流電圧(5V,12V,24V)に変換して装置各部に供給する電源基板62とを中心に構成されている。
主制御基板50は、演出制御基板51に対して、スピーカSPによる音声演出、LEDランプや冷陰極線管放電管によるランプ演出、及び、液晶表示ユニット7による図柄演出を実現するための制御コマンドを出力している。そして、演出制御基板51は、演出インタフェイス基板52を通して、液晶制御基板61に接続されており、液晶制御基板61は、液晶表示(LCD)ユニット7における図柄演出を実現している。
なお、主制御基板50から出力される制御コマンドには、異常事態の発生を示す異常報知コマンドも含まれており、このような制御コマンドを受けた演出制御基板51は、スピーカSPから警報音を出力するようになっている。
演出制御基板51は、演出インタフェイス基板52と共に、LED基板59やインバータ基板60や回胴LEDドライブ基板58を経由して、各種のLEDや冷陰極線管放電管におけるランプ演出を実現している。また、演出制御基板51は、演出インタフェイス基板52を通してスピーカSPを駆動して音声演出を実現している。また、スピーカSPから警報音を出力されることがあることは、前記した通りである。
主制御基板50は、遊技中継基板53を通して、スロットマシンの各種遊技部材に接続されている。具体的には、スタートレバー17の始動スイッチ、ストップボタン18a〜18cの停止スイッチ、投入ボタン15,16の投入スイッチ、清算ボタン14の清算スイッチ、投入枚数判定部21dを構成するフォトインタラプタPH1,PH2、投入メダル返却部21cを構成するブロッカーソレノイド31、及び、各種LED素子9〜11などに接続されている。
また、主制御基板50は、回胴中継基板57を経由して、回転リール4a〜4cを回転させる3つのステッピングモータ、及び、回転リール4a〜4cの基準位置を検出するためのインデックスセンサに接続されている。そして、ステッピングモータを駆動又は停止させることによって、回転リール4a〜4cの回転動作と、目的位置での停止動作を実現している。
主制御基板50は、払出中継基板63を通してメダル払出装置5にも接続されている。メダル払出装置5には、メダル払出制御基板55と、メダル検出センサSEと、払出モータMOとが設けられており、メダル払出制御基板55は、主制御基板50からのメダル払出信号PAYに基づいて払出モータMOを回転させて、所定量のメダルを払出している。なお、払出モータMOは、ブラシモータなどのDCモータであり、DC24Vを受けている限り回転を継続する。
その他、主制御基板50は、外部集中端子板56と、回胴設定基板54にも接続されている。外部集中端子板56は、例えばホールコンピュータHCに接続されており、主制御基板50は、外部集中端子板56を通して、メダルの投入枚数やメダルの払出枚数などを出力している。また、回胴設定基板54は、係員が設定した確率的なメダル払出枚数のランク設定値を示す設定キー信号などを出力している。
なお、ランク設定値は、例えば、六段階に区分されており、大量のメダル払出が期待されるビッグボーナスゲーム(BB)やレギュラーボーナスゲーム(RB)を開始させるか否かの当選確率が、ランク設定値によって規定されている。したがって、例えば、違法行為者が、合鍵を使用して前面パネル2を開放し、この設定値を意図的に最高ランクに変更するおそれもある。
そこで、このような違法に対処するため、本実施例では、各種の防犯回路(ドアセンサDRなど)が設けられており、異常を検出するとスピーカSPから警報音を発するよう構成されている。また、万一、スピーカSPから警報音が発せられない異常時にも、適切な報知処理が実行されるが、この点については後述する。
図6は、演出制御基板51と、演出インタフェイス基板52の内部回路を示す概略図である。図示の通り、演出制御基板51には、主制御基板50から受ける制御コマンドに基づいて各種の遊技動作を制御するワンチップマイコン70と、ワンチップマイコン70の制御プログラムを記憶するEPROM71と、ワンチップマイコン70からの指示に基づいて音声信号AOを出力する音声再生出力回路72と、圧縮音声データを記憶する音声用メモリ73と、が設けられている。
ワンチップマイコン70には、入力ポート70a,70bと、出力ポート70cが設けられている。そして、入力ポート70aには、異常事態の発生を示す異常信号ERが供給されている。ここで、異常事態とは、音声再生出力回路72から音声信号AOが出力されているにも拘らず、信号伝送路の何れかが切断状態であって、スピーカSPが駆動されていない状態を意味する。
また、入力ポート70bには、主制御基板50が出力する制御コマンドCMDがストローブ信号STBと共に供給されている。なお、ストローブ信号STBは、ワンチップマイコン70のCPUコアの割込み端子に供給されており、ストローブ信号STBにより起動された受信割込み処理によって、制御コマンドCMDが取得されるよう構成されている。
一方、出力ポート70cからは、主制御基板50から受けた制御コマンドであって液晶制御基板61に転送すべき制御コマンドCMDや、演出制御基板51で新規に生成された制御コマンドCMDが出力される。また、遊技機の電源投入時や係員によるリセット操作時には、出力ポート70cから異常検出回路75に対して、リセット信号RSTが出力される。
このような演出制御基板51の回路構成に対応して、演出インタフェイス基板52には、音声信号AOを増幅するデジタルアンプ74と、デジタルアンプ74からスピーカSPに至る信号経路の切断異常を検出する異常検出回路75と、出力ポート70cから出力される制御コマンドCMD及びストローブ信号STBを受けるバッファ76とが設けられている。
異常検出回路75には、ブザーBZとスピーカSPとが接続されており、切断異常の検出時には、スピーカ音に代わって、ブザー音が出力されるようになっている。
図8(a)は、異常検出回路75の内部回路を、デジタルアンプ74の出力部と共に図示したものである。このデジタルアンプ74は、フルブリッジ出力部を有して構成され、且つ、フィルタレス変調器方式を採用したD級アンプである。フィルタレス変調器方式は、例えば、図7の回路構成を有しており、ハーフブリッジごとに設けたコンパレータA,Bと、各コンパレータA,Bの出力を受けるNORゲートと、NORゲートの出力を遅延させる遅延回路DLYと、遅延回路の出力を受けてON動作するスイッチ回路SW1,SW2を有して構成される。
本実施例では、このようなフィルタレス変調器方式を採用するので、フィルタ回路を省略するか、或いは、小型のフィルタ回路で足りる利点がある。また、このフィルタレス変調器方式では、無音時には、上下のハーフブリッジの出力パルスOUT+,OUT−が同位相となるので、この実施例では、2つの出力パルスが同位相か否かに応じて、スピーカSPが駆動されるべきタイミングか否かを判定している。
以上を踏まえて、図8(a)に示す異常検出回路75の回路構成を説明する。図示の通り、各ハーフブリッジの各出力OUT+,OUT−は、2つのフィルタ回路Fiと、断線検出回路81と、スピーカSPとが直列接続された駆動閉回路80で接続されている。なお、先に説明した通り、フィルタ回路を省略しても良いが、ここでは、小型のフィルタ回路Fiを配置している。
断線検出回路81は、シャント抵抗Rsと、電流検出部APと、電流検出部APの負荷抵抗R1と、平滑コンデンサC1とで構成されている。特に限定されるものではなくが、この実施例では電流検出部APとしてTexas Instrument社のINA139(CURRENT SHUNT MONITOR)を使用している。このICは、増幅部と出力トランジスタとを有し、シャント抵抗Rsの両端電圧に比例する電流を出力トランジスタから出力するよう構成されている。
ここで、説明の都合上、先ず、平滑コンデンサC1が存在しない場合を想定する。このような場合、負荷抵抗R1の両端には、本来、音声電流iの波形(図8(b)参照)に対応した脈流電圧Vo’(Vo’=i*Rs*R1/RG)が得られる。しかし、この実施例では、負荷抵抗R1を適宜に高く設定することで、脈流電圧Vo’がパルス状に飽和するよう構成している。また、この実施例では、比較的大容量の平滑コンデンサC1を、負荷抵抗R1に並列接続することで、実際の出力電圧Voを、パルス状の脈流電圧Vo’の波高値に近い整流電圧Voとしている(図8(c)参照)。
したがって、この整流電圧Voを、TTL閾値レベルと対比して評価すると、音声電流が流れている限り、整流電圧Voは、Hレベルを維持することになる(図8(d))。一方、音声電流が途絶えると、整流電圧Voが所々に降下して、やがてLレベルに変化する(図8(d))。
以上の通り、断線検出回路81から得られる整流電圧Voは、スピーカSPが正常に動作している限り、Hレベルを維持するが、スピーカSPを含んだ駆動閉回路80の何れかが切断状態となると、やがてゼロレベルに降下する。したがって、スピーカSPから実際に音声が出力されているか否かは、整流電圧VoのH/Lレベルによって判定できることになる。
ところで、図8に示す通り、各ハーフブリッジの出力OUT+,OUT−は、XORゲートG1にも供給されている。そして、XORゲートG1の出力は、電圧レベルシフト回路82と、NOTゲートG2を経由して、三状態バッファBFの制御端子に供給されている。
電圧レベルシフト回路82は、プルアップ抵抗R3と、負荷抵抗R4と、ツェナーダイオードZDとが直列接続されて構成されている。なお、電圧レベルシフト回路82は、デジタルアンプ74の電源電圧Vdd(例えば18V)が、TTLレベルでないために設けられるが、もし、Vdd=Vccである場合には省略可能である。
三状態バッファBFは、その入力端子に、平滑コンデンサC1の両端電圧である整流電圧Voを受けると共に、制御端子には、NOTゲートG2の出力を受けている。そのため、NOTゲートG2の出力がLレベルの場合、三状態バッファBFは、整流電圧Voに対応したHレベル又はLレベルの電圧を出力するが、NOTゲートG2の出力がHレベルの場合には、H−Z(高インピーダンス)状態となる。
そして、三状態バッファBFの出力は、プルアップ抵抗R2でプルアップされた状態でNOTゲートG3に供給される。したがって、三状態バッファBFがH−Z状態である場合、NOTゲートG3の入力はHレベルとなる。このNOTゲートG3の出力は、NORゲートG4,G5によるRSフリップフロップ83のセット端子Sに供給されている。
図8の審理値表に示す通り、RSフリップフロップ83のセット端子Sの電圧が立上ると、そのQ出力がHレベルに遷移し、リセット端子Rの電圧が立上ると、Q出力がLレベルに遷移する。なお、セット端子S及びリセット端子Rが、ともにLレベルであれば、それまでの状態が維持される。
このように変化するRSフリップフロップ83のQ出力は、異常信号ERとして、ワンチップマイコン70の入力ポート70aに供給されている。また、この実施例では、RSフリップフロップ83のQ出力は、ドライバ回路84を経由してブザーBZを駆動している。
また、RSフリップフロップ83のリセット端子Rには、ワンチップマイコン70の出力ポート70cからリセット信号RSTが供給されている。先に説明した通り、ワンチップマイコン70は、電源投入時及び係員のスイッチ操作に応答して、リセット信号RSTを出力する。
続いて、異常検出回路75の動作内容を確認的に説明する。スピーカが駆動されるべきタイミングでは、デジタルアンプ74のハーフブリッジの出力OUT+,OUT−に位相差が生じるので、駆動閉回路80に断線異常がなければ、スピーカSPには正負の音声電流(図8(b))が流れる。この時、シャント抵抗Rsの両端電圧も、音声周波数で正負に振動するが、平滑コンデンサC1の両端電圧Voは、前記した整流電圧Vo(図8(c))となる。
また、スピーカの駆動状態では、XORゲートG1の出力は、ハーフブリッジの出力OUT+,OUT−の電圧レベルが一致しないタイミングでHレベルとなり、逆に、電圧レベルが一致するタイミングでは、Lレベルとなる。このXORゲートG1の出力は、レベル変換された後、NOTゲートG2で論理反転されて三状態バッファBFの制御端子に供給されるので、ハーフブリッジの出力OUT+,OUT−の電圧レベルが不一致となるタイミングだけで、三状態バッファBFが機能することになる。
但し、断線検出回路81から得られる整流電圧Voは、スピーカSPが正常に動作している限り、Hレベルを維持するので(図8(d))、三状態バッファBFの出力は、H−Z状態の場合と同様に、Hレベルを維持する。したがって、NOTゲートG3の出力はLレベルを維持することになり、RSフリップフロップ83は、電源投入時にリセットされた状態を維持する。
次に、違法行為者がスピーカへの配線を切断するか、接続コネクタを外した場合を想定する。このような行為は、例えば、前面パネル2が違法開放されたことを報知する警報音を消滅させるために実行されると思われる。
駆動閉回路80が開放されると、スピーカSPへの音声電流が途絶えるので、音声再生出力回路72やデジタルアンプ74の動作に拘らず、警報音は全く発生しない。但し、シャント抵抗Rsの両端電圧も警報音と同様にゼロとなるので、断線検出回路81から出力される整流電圧Voもゼロとなる。
ところで、このような消音時でも、デジタルアンプ74からは、位相差のある所定のパルス出力OUT+,OUT−が出力されている。したがって、XORゲートG1の出力は、間欠的にHレベルとなり、その結果、NOTゲートG2の出力は、間欠的にLレベルとなる。
そのため、NOTゲートG2の出力がLレベルになるタイミングでは三状態バッファBFが機能して、整流電圧Voの論理レベルが出力されることになる。このとき、整流電圧Voは、ほぼ0Vであるか、或いは、0Vに向って降下している状態であるので、少なくとも、所定時間後には、三状態バッファBFの出力が、それまでのHレベルからLレベルに遷移する。
三状態バッファBFの出力の変化は、NOTゲートで論理反転されてRSフリップフロップ83のセット端子Sに供給されるので、三状態バッファBFの出力のレベル遷移に同期して、RSフリップフロップ83がセットされることになる。その結果、異常信号ERがHレベルに変化して、ブザー音が発生することになる。このブザー音は、スピーカSPからの警報音に代わる警報音として機能するので、違法行為者の存在が、遊技機の周りに周知されることになり、確実な防犯機能が発揮される。
また、異常信号は、演出制御基板51のワンチップマイコン70にも供給されているので、断線異常に対応した適宜な処理が可能となる。
図9(a)は、演出制御基板(演出制御部)51におけるスピーカ監視処理を説明するフローチャートである。この処理は、タイマ割込みによって一定時間毎に繰返し実行される。先ず、入力ポート70aから異常信号ERを取得し、そのレベルを判定する(ST1)。そして、異常レベルであるHレベルである場合には、異常検出フラグFGを1にセットし(ST2)、液晶制御基板61とホールコンピュータHCに異常発生を通報する。
そして、液晶制御基板(画像制御部)61では、液晶表示ユニット7に、例えば、「スピーカの断線を検出しました。」のような画面表示がされる。このとき、液晶画面には、既に「ドアの開放を検出しました。」と警報が表示されている場合もあるが、異常内容を詳細に表示する点に意義がある。また、単なるトラブルとしてのスピーカ断線が報知される点でも意義がある。
その後、演出制御部51では、係員によるリセット操作を待機し(ST4)、リセット操作を確認すると、異常検出回路75にリセット信号RSTを出力する(ST5)。なお、リセット操作に代えて、電源を一旦遮断した後に再投入するのでも良いが、電源リセット時には、異常検出回路75にリセット信号RSTが出力される。
このようにしてリセット信号RSTが出力されるとRSフリップフロップ83はリセットされて、異常信号ERが正常レベルであるLレベルに復帰するので、その後は、異常検出フラグFGをリセットして処理を終える(ST6)。
また、図9(b)は、異常検出時には、遊技演出を中断する実施例を説明するフローチャートであり、図9(a)の処理に重複して実行される。
この処理も、タイマ割込みによって一定時間毎に繰返し実行されるが、先ず、制御コマンドCMDを主制御部50から受信したか否かが判定され(ST10)、受信した場合には、異常検出フラグFGの値を判定する(ST11)。そして、異常検出フラグFG=0の正常時には、受信した制御コマンドに対応した処理を実行するが、もし、断線異常が検出されて異常検出フラグFG=1の場合には、何もしないで演出処理をスキップする。
主制御部50とは異なり、主制御部50からの制御コマンドに基づいて従属的に動作する演出制御部51では、ゲームの進行を停止することができないが、図9(b)の構成を採ることで、異常事態の発生をより鮮明に報知することができる。したがって、図9(b)の構成を採る場合には、ブザー音による警報を省略することもできる。
以上、本発明の実施例について具体的に説明したが、具体的な記載内容は特に本発明を限定する趣旨ではない。特に、先の実施例ではスロットマシンについて説明したが、弾球遊技機その他の遊技機でも、本発明は好適に機能する。
また、実施例では、異常検出時に、液晶表示装置への警報表示とホールコンピュータへの通報処理とを実行しているが、これらの処理に加えて、LEDの発光制御を行うのも好適である。この場合、遊技機前面の目立ちやすい位置に設けられているLEDを発光させることで、周囲の係員が異常状態を発見しやすくなる利点がある。
また、図8の回路構成は、何ら本発明を限定するものではなく、適宜に変更可能である。図10は、第二実施例の異常検出回路75を示す回路図である。
この異常検出回路75にも、図8の場合と同様の駆動閉回路80が設けられている。但し、第二実施例では、シャント抵抗Rsに代えて、小容量のコイルLsを配置して、コイルLsの誘起電圧を利用して整流電圧Voを生成している。このような構成を採るのは、(1)シャント抵抗Rsを使用すると、例え、その抵抗値が0.01Ωオーダであっても、そこでの電力損失が無視できないこと、(2)一方、断線検出回路81では、飽和電圧Voさえ生成できれば良いので、高精度のシャント抵抗は必要ないこと、などに基づくものである。
また、この異常検出回路75では、ハーフブリッジの出力OUT+,OUT−の電圧レベルが一致しないタイミングを検出するため、各ハーフブリッジの出力端子間に、ダイオードD1と、フォトカプラPHと、電流制限抵抗R10とが直列接続された不一致検出回路85を配置している。そして、フォトカプラPHのフォトトランジスタTrによってエミッタホロワ回路を構成し、エミッタ抵抗R11から検出電圧V1を出力している。
フォトカプラPHの発光ダイオードDには、ハーフブリッジの出力OUT+,OUT−の電圧レベルが一致せず、且つ、OUT+>OUT−となるタイミングだけ発光する。したがって、検出電圧V1は、OUT+>OUT−となるタイミングだけHレベルであり、それ以外はLレベルを維持する。
そして、検出電圧V1は、直接、ANDゲートG7に供給される一方、整流電圧Voは、NOTゲートG6を経由して、同じANDゲートG7に供給されている。そのため、デジタルアンプ74が有意な音声信号を出力している状態であって、且つ、OUT+>OUT−となるタイミングにおいて、もし、断線状態が発生して整流電圧VoがLレベルに降下すると、その時だけANDゲートG7の出力がHレベルに遷移することになる。
ANDゲートG7の出力は、RSフリップフロップ83のセット端子Sに供給されているので、異常信号ERがHレベルに遷移することで、異常事態の発生が演出制御部51に通報される。
ところで、RSフリップフロップ83、NOTゲートG6、ANDゲートG7、及び不一致検出回路85は、必ずしも必須ではなく、これらを省略することもできる。この場合には、駆動閉回路80に配置する断線検出回路81だけが必須となり、演出制御部は、整流電圧VoのH/Lレベルだけで異常事態の発生を把握することになる。
すなわち、ドアセンサDRなどによって異常事態の発生を把握した主制御部50は、制御コマンドによって、そのことを演出制御部51に連絡し、演出制御部51は、これに対応して、音声再生出力回路72を機能させているのであるから、この異常発生状態で整流電圧VoがLレベルを維持する場合には、断線異常が発生したと断定することができる。
したがって、演出制御部51は、整流電圧VoのH/Lレベルを判定するだけで、図9に例示したような処理を開始することができる。もっとも、断線検出回路81に加えて不一致検出回路85を設ける構成を採った場合には、検出電圧V1を判定することで、デジタルアンプ74及び/又は音声再生出力回路72の異常を検出することもできる。すなわち、スピーカを駆動する制御を実行しているにも拘らず、検出電圧V1がLレベルを維持する場合には、不一致検出回路85が故障しているか、或いは、デジタルアンプ74及び/又は音声再生出力回路72が異常であると判定することができる。
DR センサ
74 デジタルアンプ
SP スピーカ
75 無音検出手段
ST3 追加警報手段

Claims (10)

  1. 所定のスイッチ信号がON状態となると、乱数値に基づく抽選処理を実行して、遊技者に有利な遊技状態を発生させるか否かを決定する遊技機であって、
    センサ出力に基づき異常事態の発生が検出されると、デジタルアンプの出力信号に基づきスピーカから警報音を出力する防犯手段を設けると共に、
    前記スピーカに音声信号電流が流れていない無音状態を検出する無音検出手段と、
    前記デジタルアンプから警報音に対応する出力信号が出力されている状態で、前記無音状態が検出される無音異常時に、報知動作を追加して実行する追加警報手段と、を設け、
    前記デジタルアンプが出力信号を出力しない時には、一対の出力端子から同位相のパルス信号が出力されるよう構成され、前記一対の出力端子間を接続して出力信号に位相差があるか否かを検出する駆動検出回路を設け、
    前記追加警報手段は、前記駆動検出回路が位相差を検出できない場合に機能するよう構成されていることを特徴とする遊技機。
  2. 前記無音検出手段は、スピーカに流れる音声電流を検出して電圧信号に変換する電流検出部と、前記電圧信号を平滑化する平滑回路と、を有して構成されている請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記電圧信号は、電圧飽和状態である請求項2に記載の遊技機。
  4. 前記デジタルアンプは、フルブリッジ型のD級アンプである請求項1〜3の何れかに記載の遊技機。
  5. 前記デジタルアンプは、無音時に、フルブリッジを構成する各ハーフブリッジから、同位相のパルス信号が出力されるフィルタレスタイプのD級アンプである請求項1〜4の何れかに記載の遊技機。
  6. 前記デジタルアンプから警報音に対応する出力信号が出力されているか否かは、各ハーフブリッジから出力されるパルス信号に、位相差があるか否かで判定される請求項5に記載の遊技機。
  7. 前記追加警報手段は、前記無音異常時の発生を記憶するフリップフロップ回路を有して構成される請求項1〜6の何れかに記載の遊技機。
  8. 前記追加警報手段は、追加して警報音を発生させる音声出力回路を有して構成される請求項1〜7の何れかに記載の遊技機。
  9. 前記抽選処理を含んで遊技動作を中心統括的に制御する主制御部と、前記主制御部から出力される制御コマンドに基づいて従属的に動作するサブ制御部とを有し、
    前記追加防犯手段は、サブ制御部で実現されている請求項1〜8の何れかに記載の遊技機。
  10. 前記追加警報手段は、表示装置に警報表示を出力する動作、及び/又は、前記サブ制御部での遊技動作の進行を停止する動作を実行する請求項9に記載の遊技機。
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