JP4692926B2 - 蒸気調理方法 - Google Patents
蒸気調理方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4692926B2 JP4692926B2 JP2005365386A JP2005365386A JP4692926B2 JP 4692926 B2 JP4692926 B2 JP 4692926B2 JP 2005365386 A JP2005365386 A JP 2005365386A JP 2005365386 A JP2005365386 A JP 2005365386A JP 4692926 B2 JP4692926 B2 JP 4692926B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pressure
- cooking
- temperature
- pressure transition
- transition
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 507
- 238000010411 cooking Methods 0.000 title claims description 470
- 230000007704 transition Effects 0.000 claims description 485
- 230000008569 process Effects 0.000 claims description 478
- 238000010025 steaming Methods 0.000 claims description 61
- 235000013305 food Nutrition 0.000 claims description 54
- 238000011084 recovery Methods 0.000 claims description 3
- 230000007717 exclusion Effects 0.000 description 40
- 230000008859 change Effects 0.000 description 24
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 13
- 230000006837 decompression Effects 0.000 description 12
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 9
- 239000004615 ingredient Substances 0.000 description 8
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 7
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 5
- 239000003638 chemical reducing agent Substances 0.000 description 3
- 230000009467 reduction Effects 0.000 description 3
- 229920006395 saturated elastomer Polymers 0.000 description 3
- 230000002123 temporal effect Effects 0.000 description 3
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 2
- 230000006870 function Effects 0.000 description 2
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 238000010257 thawing Methods 0.000 description 2
- 241000251468 Actinopterygii Species 0.000 description 1
- 240000007594 Oryza sativa Species 0.000 description 1
- 235000007164 Oryza sativa Nutrition 0.000 description 1
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
- 230000002542 deteriorative effect Effects 0.000 description 1
- 235000013611 frozen food Nutrition 0.000 description 1
- 235000009566 rice Nutrition 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Images
Landscapes
- General Preparation And Processing Of Foods (AREA)
- Commercial Cooking Devices (AREA)
Description
圧力移行工程にて第三圧力移行特性線に基づいて前記調理槽内の復圧を行うことで、被調理物の吹きこぼれや煮崩れが起きることを防止でき、蒸煮調理後の被調理物として良好な食感を得ることができる。また、第一蒸煮工程および第二蒸煮工程にて前記調理槽内の圧力を段階的に変化させて被調理物の蒸煮を行うことで、蒸煮調理後の被調理物の品質を向上することができる。
この実施の形態1は、被調理物(以下、「食材」と云う。)を収容した調理槽内を減圧する空気排除工程と、前記空気排除工程後、前記調理槽内へ蒸気を供給する第一圧力移行工程と、前記第一圧力移行工程後、前記調理槽内へ蒸気を供給して食材を調理する蒸煮工程と、前記蒸煮工程後、前記調理槽内を大気圧まで復圧する第二圧力移行工程とを含み、前記第一および第二圧力移行工程のうち一方または両方の圧力移行工程開始圧力,圧力移行工程終了圧力および圧力移行工程時間を設定し(設定工程)、この設定に基づいて、前記第一および第二圧力移行工程のうち一方または両方の圧力移行特性線を演算し(演算工程)、この圧力移行特性線に基づいて、前記第一および第二圧力移行工程のうち一方または両方を行うことを特徴とする蒸気調理方法である。
力移行工程開始圧力と、前記第一および/または第二圧力移行工程終了圧力と、前記第一および/または第二圧力移行工程時間とを設定する工程で、使用者の任意で設定することができる。使用者は、前記第一および/または第二圧力移行工程開始圧力と前記第一および/または第二圧力移行工程終了圧力において、大気圧,大気圧より低い圧力(以下、「負圧」と云う。)もしくは大気圧より高い圧力(以下、「正圧」と云う。)に設定することができる。また、使用者は、前記第一および/または第二圧力移行工程開始圧力の設定の際、圧力値ではなく、圧力換算した温度値を設定しても良い。これにより、使用者は、煩わしい圧力値を入力せず、目標温度値を入力することができる。また、前記第一圧力移行工程開始圧力および/または前記第二圧力移行工程終了圧力は、前記設定工程ではなく、あらかじめ初期設定しておくことができる。さらに、この設定工程では、前記蒸煮工程を行う時間を使用者の任意で設定することができる。
センサにて検出された圧力が前記圧力移行特性線に基づく圧力となる制御,いわゆるフィードバック制御によって復圧される。この第二圧力移行工程を行うことにより、所期の圧力制御が可能になる。この第二圧力移行工程は、前記圧力移行特性線に基づいて行わない,すなわち、圧力および時間を設定してもフィードバック制御を行わないように構成することができる。
実施の形態2は、被調理物を収容した調理槽内を減圧する空気排除工程と、前記空気排除工程後、前記調理槽内へ蒸気を供給する第一圧力移行工程と、前記第一圧力移行工程後、前記調理槽内へ蒸気を供給して被調理物を調理する第一蒸煮工程と、前記第一蒸煮工程後、前記調理槽内へ蒸気を供給または前記調理槽内の蒸気を排出する第二圧力移行工程と、前記第二圧力移行工程後、前記調理槽内へ蒸気を供給して被調理物を調理する第二蒸煮工程と、前記第二蒸煮工程後、前記調理槽内を大気圧まで復圧する第三圧力移行工程とを含み、前記第一,第二および第三圧力移行工程のうち少なくとも一工程の圧力移行工程開始圧力,圧力移行工程終了圧力および圧力移行工程時間を設定し(設定工程)、この設定に基づいて、前記第一,第二および第三圧力移行工程のうち少なくとも一工程の圧力移行特性線を演算し(演算工程)、この圧力移行特性線に基づいて、前記第一,第二および第三圧力移行工程のうち一工程または複数工程を行うことを特徴とする蒸気調理方法である。
手順を示すフローチャート図である。図3は、実施例1の調理槽内温度/圧力の概略的時間変化を示す特性図である。
調整可能な電磁弁,モータバルブまたは比例制御弁とすることができる。
以下に実施例1の前記各工程における動作を図1および図3にしたがい説明する。まず、前記調理槽3内へ食材2を収容し、扉(図示省略)を閉めて密閉状態にする。そして、使用者は、前記設定部11にて所望の温度と時間を設定する。この設定工程(ステップS1)においては、各工程の温度制御を行うための第一設定温度t1,第二設定温度t2、各工程の時間制御を行うための第一圧力移行工程時間T1,蒸煮工程時間T2,第二圧力移行工程時間T3を使用者によって任意に設定する。
前記制御器10は、前記第一および第二設定圧力p1,p2と、前記各工程時間T1〜3とに基づいて、前記演算部(図示省略)にて前記第一圧力移行工程(ステップS4)および前記第二圧力移行工程(ステップS6)における図3の各圧力移行特性線A,Bを演算する。図3の各圧力移行特性線A,Bは、破線で表されている時間−調理槽内圧力特性線であって、前記調理槽3内の圧力をフィードバック制御するための基準となる特性線である。また、図3の実線は、時間−調理槽内温度特性線(以下、「温度特性線」と云う。)を表している。演算終了後、使用者は、運転スイッチ(図示省略)をオンにし、前記空気排除工程(ステップS3)を開始する。
この空気排除工程(ステップS3)では、まず、前記制御器10は、前記給蒸制御弁13,前記排蒸制御弁16,前記ドレン制御弁19,前記外気導入制御弁24を閉じ、前記減圧器22を作動させるとともに、前記減圧制御弁21を開く。これにより、前記調理槽3内の空気が前記減圧ライン20を通って槽外へ排出される。そして、前記制御器10は、前記調理槽3内の前記圧力センサ9による検出圧力が、前記第一設定圧力p1に達すると、前記減圧手段7を停止させる。この空気排除工程(ステップS3)により、前記調理槽3内の温度(圧力)制御の妨げとなる空気が排出される。このとき、この空気排除工程(ステップS3)では、空気排除を目的とした前記調理槽3内の減圧であるため、図3の温度特性線のように温度変化は起こらない。そして、前記制御器10は、前記減圧器22を停止させるとともに、前記減圧制御弁21を閉じ、この空気排除工程(ステップS3)を終了し、前記第一圧力移行工程(ステップS4)へ移行する。
つぎに、前記制御器10は、前記第一圧力移行工程時間T1にて、前記圧力移行特性線Aに基づいて前記第一設定圧力p1,すわなち前記第一設定温度t1から第二設定圧力p2,すなわち前記第二設定温度t2まで前記調理槽3内を加圧する。この第一圧力移行工程(ステップS4)では、前記給蒸制御弁13の開度を調整して前記蒸気ノズル14から蒸気を前記調理槽3内へ連続的に蒸気供給する。このとき前記給蒸制御弁13以外の制御弁16,19,21,24は閉じている。この第一圧力移行工程(ステップS4)において、前記制御器10は、前記調理槽3内の温度を前記圧力移行特性線A上に乗るようにフィードバック制御する。そして、前記空気排除工程(ステップS3)後に、この第一圧力移行工程(ステップS4)を行うことにより、前記圧力移行特性線Aに沿った温度制御が行われる。そして、前記制御器10は、前記第二設定温度t2に到達したことを検知し、前記蒸煮工程(ステップS5)へ移行する。
つぎに、前記蒸煮工程(ステップS5)について説明する。前記制御器10は、前記第一圧力移行工程(ステップS4)に引き続いて、前記給蒸制御弁13の開度を調整して、前記圧力センサ9にて圧力を検出しながら第二設定圧力p2,すなわち前記第二設定温度t2を一定に維持するように前記調理槽3内へ蒸気を供給し、食材2の蒸煮を行う。この負圧蒸煮時(以下の負圧蒸煮時も同様)は、前記給蒸制御弁13の開度を調整して制御しても、前記調理槽3内の圧力が設定圧力値より上昇する場合がある。この場合、前記制御器8は、所定値上昇すると前記減圧器22を作動させるとともに、前記減圧調整弁21の開度を調整することで設定圧力値を維持する制御をすることができる。前記蒸煮工程時間T2経過した後、前記制御器10は、前記給蒸制御弁13を閉じ、前記蒸煮工程(ステップS5)を終了し、前記第二圧力移行工程(ステップS6)へ移行する。
この第二圧力移行工程(ステップS6)では、前記制御器10が前記第二圧力移行工程時間T3にて、前記圧力移行特性線Bに基づいて前記第二設定圧力p2,すなわち前記第二設定温度t2から大気圧(約1013hPa)までフィードバック制御により前記調理槽3内を復圧する。この実施例1では、前記第二圧力移行工程(ステップS6)開始時、前記調理槽3内が負圧状態であるため、前記外気導入制御弁24の開度を調整しながら開いて外気導入することで復圧する。この第二圧力移行工程(ステップS6)では、負圧状態からの復圧であるため、図3の温度特性線のように温度変化は起こらない。そして、前記制御器10は、前記調理槽3内が大気圧(約1013hPa)まで復圧された後、前記外気導入制御弁24を閉じ、第二圧力移行工程(ステップS6)終了する。使用者は、前記扉(図示省略)を開いて前記調理槽内から食材2を取り出して、一連の処理を完了する。
おける動作を前記実施例1と異なる構成のみ、図1および図4にしたがい説明する。
この設定工程(ステップS1)においては、各工程の温度制御を行うための第一設定温度t1,第三設定温度t3、各工程の時間制御を行うための第一圧力移行工程時間T1,蒸煮工程時間T2,第二圧力移行工程時間T3を使用者によって任意に設定する。
前記制御器10は、前記第一および第三設定圧力p1,p3と、前記各工程時間T1〜3とに基づいて、前記演算部(図示省略)にて前記第一圧力移行工程(ステップS4)および前記第二圧力移行工程(ステップS6)における図4の各圧力移行特性線C,Dを演算する。演算終了後、前記空気排除工程(ステップS3)を開始する。
前記空気排除工程(ステップS3)は、前記実施例1の空気排除工程(ステップS3)と同様であるので、その説明は省略する。
前記空気排除工程(ステップS3)を行った後、前記制御器10は、前記第一圧力移行工程時間T1にて、前記圧力移行特性線Cに基づいて前記第一設定圧力p1,すわなち前記第一設定温度t1から第三設定圧力p3,すなわち前記第三設定温度t3まで前記調理槽3内の加圧をする。この第一圧力移行工程(ステップS4)では、前記給蒸制御弁13の開度を調整して前記蒸気ノズル14から蒸気を前記調理槽3内へ連続的に蒸気供給する。このとき前記給蒸制御弁13以外の制御弁16,19,21,24は閉じている。この第一圧力移行工程(ステップS4)において、前記制御器10は、前記調理槽3内の温度を前記圧力移行特性線C上に乗るようにフィードバック制御する。そして、前記空気排除工程(ステップS3)後に、この第一圧力移行工程(ステップS4)を行うことにより、前記圧力移行特性線Cに沿った温度制御が行われる。そして、前記制御器10は、前記第三設定温度t3に到達したことを検知し、前記蒸煮工程(ステップS5)へ移行する。
前記制御器10は、前記第一圧力移行工程(ステップS4)に引き続いて、前記給蒸制御弁13の開度を調整して、前記圧力センサ9にて圧力を検出しながら第三設定圧力p3,すなわち前記第三設定温度t3を一定に維持するように前記調理槽3内へ蒸気を供給し、食材2の蒸煮を行う。前記蒸煮工程時間T2経過した後、前記制御器10は、前記給蒸制御弁13を閉じ、前記蒸煮工程(ステップS5)を終了し、前記第二圧力移行工程(ステップS6)へ移行する。
前記制御器10は、前記第二圧力移行工程時間T3にて、前記圧力移行特性線Dに基づいて前記第三設定圧力p3,すなわち前記第三設定温度t3から大気圧(約1013hPa
)までフィードバック制御により前記調理槽3内を復圧する。この実施例2では、前記第二圧力移行工程(ステップS6)開始時、前記調理槽3内が正圧状態であるため、前記排蒸制御弁16,前記ドレン制御弁19の開度を調整して、前記調理槽3内のドレンを排出するとともに前記調理槽3内を復圧(減圧)する。この第二圧力移行工程(ステップS6)では、正圧状態から大気圧(約1013hPa)までの復圧に伴って、図4の温度特性線に沿って温度が低下する。そして、大気圧(約1013hPa)まで復圧後の前記調理槽3内の温度は、大気圧(約1013hPa)の換算温度である100℃になる。この第二圧力移行工程(ステップS6)では、前記調理槽3内の温度を前記圧力移行特性線D上に乗るようにフィードバック制御,すなわち前記圧力移行特性線Dに沿った温度制御が行われる。そして、前記制御器10は、前記調理槽3内が大気圧(約1013hPa)まで復圧された後、前記排蒸制御弁16,前記ドレン制御弁19を閉じ、前記第二圧力移行工程(ステップS6)を終了する。使用者は、前記扉(図示省略)を開いて前記調理槽3内から食材2を取り出して、一連の処理を完了する。
この設定工程(ステップS7)においては、各工程の温度制御を行うための第一設定温度t1,第四設定温度t4,第五設定温度t5、各工程の時間制御を行うための第一圧力移行工程時間T4,第一蒸煮工程時間T5,第二圧力移行工程時間T6,第二蒸煮工程時間T7,第三圧力移行工程時間T8を使用者によって任意に設定する。
前記第一設定温度t1より高く、かつ前記第五設定温度t5より低く設定する。また、前記第五設定温度t5は、前記第四設定温度t4より高く、かつ大気圧(約1013hPa)の換算温度100℃より低く設定する。この第四および第五設定温度t4,t5は、前記換算部(図示省略)で圧力換算されて、第四および第五設定圧力p4,p5になる。すなわち、前記第四設定圧力p4は、第一圧力移行工程終了圧力,第一蒸煮工程圧力および第二圧力移行工程開始圧力であって、前記第五設定圧力p5は、第二圧力移行工程終了圧力,第二蒸煮工程圧力および第三圧力移行工程開始圧力である。
前記制御器10は、前記第四および第五設定圧力p4,p5と、前記各工程時間T4〜8とに基づいて、前記演算部(図示省略)にて前記第一圧力移行工程(ステップS10),前記第二圧力移行工程(ステップS12)および前記第三圧力移行工程(ステップS14)における図6の各圧力移行特性線E,F,Gを演算する。演算終了後、前記空気排除工程(ステップS9)を開始する。
前記空気排除工程(ステップS9)は、前記実施例1の空気排除工程(ステップS3)と同様であるので、その説明は省略する。
前記空気排除工程(ステップS9)を行った後、前記制御器10は、前記第一圧力移行工程時間T4にて、前記圧力移行特性線Eに基づいて前記第一設定圧力p1,すわなち前記第一設定温度t1から第四設定圧力p4,すなわち前記第四設定温度t4まで前記調理槽3内の加圧をする。この第一圧力移行工程(ステップS10)では、前記給蒸制御弁13の開度を調整して前記蒸気ノズル14から蒸気を前記調理槽3内へ連続的に蒸気供給する。このとき前記給蒸制御弁13以外の制御弁16,19,21,24は閉じている。この第一圧力移行工程(ステップS10)において、前記制御器10は、前記調理槽3内の温度を前記圧力移行特性線E上に乗るようにフィードバック制御する。そして、前記空気排除工程(ステップS9)後に、この第一圧力移行工程(ステップS10)を行うことにより、前記圧力移行特性線Eに沿った温度制御が行われる。そして、前記制御器10は、前記第四設定温度t4に到達したことを検知し、前記第一蒸煮工程(ステップS11)へ移行する。
前記制御器10は、前記第一圧力移行工程(ステップS10)に引き続いて、前記給蒸制御弁13の開度を調整して、前記圧力センサ9にて圧力を検出しながら第四設定圧力p4,すなわち前記第四設定温度t4を一定に維持するように前記調理槽3内へ蒸気を供給し、食材2の蒸煮を行う。前記第一蒸煮工程時間T5経過した後、前記制御器10は、前記第一蒸煮工程(ステップS11)を終了し、前記第二圧力移行工程(ステップS12)へ移行する。
前記制御器10は、前記第一蒸煮工程(ステップS11)に続いて、前記給蒸制御弁13の開度を調整して、蒸気の供給による前記調理槽3内の加圧を行う。前記制御器10は、前記第二圧力移行工程時間T6にて、前記圧力移行特性線Fに基づいて前記第四設定圧力p4,前記第四設定温度t4から第五設定圧力p5,すなわち前記第五設定温度t5まで前記調理槽3内の加圧をする。この第二圧力移行工程(ステップS12)では、前記第一圧力移行工程(ステップS10)と同様、前記調理槽3内の温度を前記圧力移行特性線F上に乗るようにフィードバック制御,すなわち前記圧力移行特性線Fに沿った温度制御が行われる。そして、前記制御器10は、前記第五設定温度t5に到達したことを検知し
、前記第二蒸煮工程(ステップS13)へ移行する。
前記制御器10は、前記第二圧力移行工程(ステップS12)に引き続いて、前記給蒸制御弁13の開度を調整して、前記圧力センサ9にて圧力を検出しながら第五設定圧力p5,すなわち前記第五設定温度t5を一定に維持するように前記調理槽3内へ蒸気を供給し、食材2の蒸煮を行う。前記第二蒸煮工程時間T7経過した後、前記制御器10は、前記給蒸制御弁13を閉じ、前記第二蒸煮工程(ステップS13)を終了し、前記第三圧力移行工程(ステップS14)へ移行する。
前記制御器10は、前記第三圧力移行工程時間T8にて、前記圧力移行特性線Gに基づいて前記第五設定圧力p5,すなわち前記第五設定温度t5から大気圧(約1013hPa)までフィードバック制御により前記調理槽3内を復圧する。この実施例3では、前記第三圧力移行工程(ステップS14)開始時、前記調理槽3内が負圧状態であるため、前記外気導入制御弁24の開度を調整しながら開いて外気導入することで復圧する。この第三圧力移行工程(ステップS14)では、負圧状態からの復圧であるため、図6の温度特性線のように温度変化は起こらない。そして、前記制御器10は、前記調理槽3内が大気圧(約1013hPa)まで復圧された後、前記外気導入制御弁24を閉じ、第三圧力移行工程(ステップS14)終了する。使用者は、前記扉(図示省略)を開いて前記調理槽3内から食材2を取り出して、一連の処理を完了する。
この設定工程(ステップS7)においては、各工程の温度制御を行うための第一設定温度t1,第五設定温度t5,第四設定温度t4、各工程の時間制御を行うための第一圧力移行工程時間T4,第一蒸煮工程時間T5,第二圧力移行工程時間T6,第二蒸煮工程時間T7,第三圧力移行工程時間T8を使用者によって任意に設定する。
前記制御器10は、前記第五および第四設定圧力p5,p4と、前記各工程時間T4〜8とに基づいて、前記演算部(図示省略)にて前記第一圧力移行工程(ステップS10),前記第二圧力移行工程(ステップS12)および前記第三圧力移行工程(ステップS14)における図7の各圧力移行特性線H,J,Kを演算する。演算終了後、前記空気排除工程(ステップS9)を開始する。
前記空気排除工程(ステップS9)は、前記実施例1の空気排除工程(ステップS3)と同様であるので、その説明は省略する。
前記空気排除工程(ステップS9)を行った後、前記制御器10は、前記第一圧力移行工程時間T4にて、前記圧力移行特性線Hに基づいて前記第一設定圧力p1,すわなち前記第一設定温度t1から第五設定圧力p5,すなわち前記第五設定温度t5まで前記調理槽3内の加圧をする。この第一圧力移行工程(ステップS10)では、前記給蒸制御弁13の開度を調整して前記蒸気ノズル14から蒸気を前記調理槽3内へ連続的に蒸気供給する。このとき前記給蒸制御弁13以外の制御弁16,19,21,24は閉じている。この第一圧力移行工程(ステップS10)において、前記制御器10は、前記調理槽3内の温度を前記圧力移行特性線H上に乗るようにフィードバック制御する。そして、前記空気排除工程(ステップS9)後に、この第一圧力移行工程(ステップS10)を行うことにより、前記圧力移行特性線Hに沿った温度制御が行われる。そして、前記制御器10は、前記第五設定温度t5に到達したことを検知し、前記第一蒸煮工程(ステップS11)へ移行する。
前記制御器10は、前記第一圧力移行工程(ステップS10)に引き続いて、前記給蒸制御弁13の開度を調整して、前記圧力センサ9にて圧力を検出しながら第五設定圧力p5,すなわち前記第五設定温度t5を一定に維持するように前記調理槽3内へ蒸気を供給し、食材2の蒸煮を行う。前記第一蒸煮工程時間T5経過した後、前記制御器10は、前記給蒸制御弁13を閉じ、前記第一蒸煮工程(ステップS11)を終了し、前記第二圧力移行工程(ステップS12)へ移行する。
前記制御器10は、前記減圧器22を作動させるとともに、前記減圧制御弁21の開度を調整して、前記調理槽3内の減圧を行う。前記制御器10は、前記第二圧力移行工程時間T6にて、前記圧力移行特性線Jに基づいて前記第五設定圧力p5,すなわち前記第五設定温度t5から前記第四設定圧力p4,すなわち前記第四設定温度t4まで前記調理槽3内の減圧をする。この第二圧力移行工程(ステップS12)では、前記第一圧力移行工程(ステップS10)と同様、前記調理槽3内の温度を前記圧力移行特性線J上に乗るようにフィードバック制御,すなわち前記圧力移行特性線Jに沿った温度制御が行われる。そして、前記制御器10は、前記第四設定温度t4に到達したことを検知すると、前記減圧器22を停止させるとともに、前記減圧制御弁21を閉じ、第二圧力移行工程(ステップS12)を終了し、前記第二蒸煮工程(ステップS13)へ移行する。
前記制御器10は、前記給蒸制御弁13の開度を調整して、前記圧力センサ9にて圧力を検出しながら第四設定圧力p4,すなわち前記第四設定温度t4を一定に維持するように前記調理槽3内へ蒸気を供給し、食材2の蒸煮を行う。前記第二蒸煮工程時間T7経過した後、前記制御器10は、前記第二蒸煮工程(ステップS13)を終了し、前記第三圧力移行工程(ステップS14)へ移行する。
前記制御器10は、前記第三圧力移行工程時間T8にて、前記圧力移行特性線Kに基づいて前記第四設定圧力p4,すなわち前記第四設定温度t4から大気圧(約1013hPa)までフィードバック制御により前記調理槽3内を復圧する。この実施例4では、前記第三圧力移行工程(ステップS14)開始時、前記調理槽3内が負圧状態であるため、前記外気導入制御弁24の開度を調整しながら開いて外気導入することで復圧する。この第三圧力移行工程(ステップS14)では、負圧状態からの復圧であるため、図7の温度特性線のように温度変化は起こらない。そして、前記制御器10は、前記調理槽3内が大気圧(約1013hPa)まで復圧された後、前記外気導入制御弁24を閉じ、第三圧力移行工程(ステップS14)終了する。使用者は、前記扉(図示省略)を開いて前記調理槽3内から食材2を取り出して、一連の処理を完了する。
この設定工程(ステップS7)においては、各工程の温度制御を行うための第一設定温度t1,第六設定温度t6,第七設定温度t7、各工程の時間制御を行うための第一圧力移行工程時間T4,第一蒸煮工程時間T5,第二圧力移行工程時間T6,第二蒸煮工程時間T7,第三圧力移行工程時間T8を使用者によって任意に設定する。
前記制御器10は、前記第六および第七設定圧力p6,p7と、前記各工程時間T4〜8とに基づいて、前記演算部(図示省略)にて前記第一圧力移行工程(ステップS10),前記第二圧力移行工程(ステップS12)および前記第三圧力移行工程(ステップS14)における図8の各圧力移行特性線L,M,Nを演算する。演算終了後、前記空気排除
工程(ステップS9)を開始する。
前記空気排除工程(ステップS9)は、前記実施例1の空気排除工程(ステップS3)と同様であるので、その説明は省略する。
前記空気排除工程(ステップS9)を行った後、前記制御器10は、前記第一圧力移行工程時間T4にて、前記圧力移行特性線Lに基づいて前記第一設定圧力p1,すわなち前記第一設定温度t1から第六設定圧力p6,すなわち前記第六設定温度t6まで前記調理槽3内の加圧をする。この第一圧力移行工程(ステップS10)では、前記給蒸制御弁13の開度を調整して前記蒸気ノズル14から蒸気を前記調理槽3内へ連続的に蒸気供給する。このとき前記給蒸制御弁13以外の制御弁16,19,21,24は閉じている。この第一圧力移行工程(ステップS10)において、前記制御器10は、前記調理槽3内の温度を前記圧力移行特性線L上に乗るようにフィードバック制御する。そして、前記空気排除工程(ステップS9)後に、この第一圧力移行工程(ステップS10)を行うことにより、前記圧力移行特性線Lに沿った温度制御が行われる。そして、前記制御器10は、前記第六設定温度t6に到達したことを検知し、前記第一蒸煮工程(ステップS11)へ移行する。
前記制御器10は、前記第一圧力移行工程(ステップS10)に引き続いて、前記給蒸制御弁13の開度を調整して、前記圧力センサ9にて圧力を検出しながら第六設定圧力p6,すなわち前記第六設定温度t6を一定に維持するように前記調理槽3内へ蒸気を供給し、食材2の蒸煮を行う。前記第一蒸煮工程時間T5経過した後、前記制御器10は、前記第一蒸煮工程(ステップS11)を終了し、前記第二圧力移行工程(ステップS12)へ移行する。
前記制御器10は、前記第一蒸煮工程(ステップS11)に続いて、前記給蒸制御弁13の開度を調整して、蒸気の供給による前記調理槽3内の加圧を行う。前記制御器10は、前記第二圧力移行工程時間T6にて、前記圧力移行特性線Mに基づいて前記第六設定圧力p6,前記第六設定温度t6から第七設定圧力p7,すなわち前記第七設定温度t7まで前記調理槽3内の加圧をする。この第二圧力移行工程(ステップS12)では、前記第一圧力移行工程(ステップS10)と同様、前記調理槽3内の温度を前記圧力移行特性線M上に乗るようにフィードバック制御,すなわち前記圧力移行特性線Mに沿った温度制御が行われる。そして、前記制御器10は、前記第七設定温度t7に到達したことを検知し、前記第二蒸煮工程(ステップS13)へ移行する。
前記制御器10は、前記第二圧力移行工程(ステップS12)に引き続いて、前記給蒸制御弁13の開度を調整して、前記圧力センサ9にて圧力を検出しながら第七設定圧力p7,すなわち前記第七設定温度t7を一定に維持するように前記調理槽3内へ蒸気を供給し、食材2の蒸煮を行う。前記第二蒸煮工程時間T7経過した後、前記制御器10は、前記給蒸制御弁13を閉じ、前記第二蒸煮工程(ステップS13)を終了し、前記第三圧力移行工程(ステップS14)へ移行する。
前記制御器10は、前記第三圧力移行工程時間T8にて、前記圧力移行特性線Nに基づいて前記第七設定圧力p7,すなわち前記第七設定温度t7から大気圧(約1013hPa
)までフィードバック制御により前記調理槽3内を復圧する。この実施例5では、前記第三圧力移行工程(ステップS14)開始時、前記調理槽3内が正圧状態であるため、前記排蒸制御弁16,前記ドレン制御弁19の開度を調整しながら、前記調理槽3内のドレンを排出するとともに前記調理槽3内を復圧(減圧)する。この第三圧力移行工程(ステップS14)では、正圧状態から大気圧(約1013hPa)までの復圧に伴って、図8の温度特性線に沿って温度が低下する。そして、大気圧(約1013hPa)まで復圧後の前記調理槽3内の温度は、大気圧(約1013hPa)の換算温度である100℃になる。この第三圧力移行工程(ステップS14)では、前記調理槽3内の温度を前記圧力移行特性線N上に乗るようにフィードバック制御,すなわち前記圧力移行特性線Nに沿った温度制御が行われる。そして、前記制御器10は、前記調理槽3内が大気圧(約1013hPa)まで復圧された後、前記排蒸制御弁16,前記ドレン制御弁19を閉じ、前記第三圧力移行工程(ステップS14)を終了する。使用者は、前記扉(図示省略)を開いて前記調理槽3内から食材2を取り出して、一連の処理を完了する。
この設定工程(ステップS7)においては、各工程の温度制御を行うための第一設定温度t1,第七設定温度t7,第六設定温度t6、各工程の時間制御を行うための第一圧力移行工程時間T4,第一蒸煮工程時間T5,第二圧力移行工程時間T6,第二蒸煮工程時間T7,第三圧力移行工程時間T8を使用者によって任意に設定する。
前記制御器10は、前記第七および第六設定圧力p7,p6と、前記各工程時間T4〜8とに基づいて、前記演算部(図示省略)にて前記第一圧力移行工程(ステップS10),前記第二圧力移行工程(ステップS12)および前記第三圧力移行工程(ステップS14)における図9の各圧力移行特性線Q,R,Sを演算する。演算終了後、前記空気排除工程(ステップS9)を開始する。
前記空気排除工程(ステップS9)は、前記実施例1の空気排除工程(ステップS3)
と同様であるので、その説明は省略する。
前記空気排除工程(ステップS9)を行った後、前記制御器10は、前記第一圧力移行工程時間T4にて、前記圧力移行特性線Qに基づいて前記第一設定圧力p1,すわなち前記第一設定温度t1から第七設定圧力p7,すなわち前記第七設定温度t7まで前記調理槽3内の加圧をする。この第一圧力移行工程(ステップS10)では、前記給蒸制御弁13の開度を調整して前記蒸気ノズル14から蒸気を前記調理槽3内へ連続的に蒸気供給する。このとき前記給蒸制御弁13以外の制御弁16,19,21,24は閉じている。この第一圧力移行工程(ステップS10)において、前記制御器10は、前記調理槽3内の温度を前記圧力移行特性線Q上に乗るようにフィードバック制御する。そして、前記空気排除工程(ステップS9)後に、この第一圧力移行工程(ステップS10)を行うことにより、前記圧力移行特性線Qに沿った温度制御が行われる。そして、前記制御器10は、前記第七設定温度t7に到達したことを検知し、前記第一蒸煮工程(ステップS11)へ移行する。
前記制御器10は、前記第一圧力移行工程(ステップS10)に引き続いて、前記給蒸制御弁13の開度を調整して、前記圧力センサ9にて圧力を検出しながら第七設定圧力p7,すなわち前記第七設定温度t7を一定に維持するように前記調理槽3内へ蒸気を供給し、食材2の蒸煮を行う。前記第一蒸煮工程時間T5経過した後、前記制御器10は、前記給蒸制御弁13を閉じ、前記第一蒸煮工程(ステップS11)を終了し、前記第二圧力移行工程(ステップS12)へ移行する。
前記制御器10は、前記第二圧力移行工程時間T6にて、前記圧力移行特性線Rに基づいて前記第七設定圧力p7,すなわち前記第七設定温度t7から前記第六設定圧力p6,すなわち前記第六設定温度t6まで前記調理槽3内の減圧をする。この実施例6では、前記第二圧力移行工程(ステップS12)開始時、前記調理槽3内が正圧状態であるため、前記排蒸制御弁16,前記ドレン制御弁19の開度を調整しながら、前記調理槽3内のドレンを排出するとともに前記調理槽3内を減圧する。この第二圧力移行工程(ステップS12)では、正圧状態から前記第六設定圧力p6までの減圧に伴って、図9の温度特性線に沿って温度が低下する。そして、前記第六設定圧力p6まで減圧後の前記調理槽3内の温度は、前記第六設定温度t6になる。この第二圧力移行工程(ステップS12)では、前記第一圧力移行工程(ステップS10)と同様、前記調理槽3内の温度を前記圧力移行特性線R上に乗るようにフィードバック制御,すなわち前記圧力移行特性線Rに沿った温度制御が行われる。そして、前記制御器10は、前記調理槽3内が前記第六設定温度t6に到達したことを検知すると、前記排蒸制御弁16,前記ドレン制御弁19を閉じ、第二圧力移行工程(ステップS12)を終了し、前記第二蒸煮工程(ステップS13)へ移行する。
前記制御器10は、前記給蒸制御弁13の開度を調整して、前記圧力センサ9にて圧力を検出しながら第六設定圧力p6,すなわち前記第六設定温度t6を一定に維持するように前記調理槽3内へ蒸気を供給し、食材2の蒸煮を行う。前記第二蒸煮工程時間T7経過した後、前記制御器10は、前記第二蒸煮工程(ステップS13)を終了し、前記第三圧力移行工程(ステップS14)へ移行する。
前記制御器10は、前記第三圧力移行工程時間T8にて、前記圧力移行特性線Sに基づ
いて前記第六設定圧力p6,すなわち前記第六設定温度t6から大気圧(約1013hPa)までフィードバック制御により前記調理槽3内を復圧する。この実施例6では、前記第三圧力移行工程(ステップS14)開始時、前記調理槽3内が正圧状態であるため、前記排蒸制御弁16,前記ドレン制御弁19の開度を調整しながら、前記調理槽3内のドレンを排出するとともに前記調理槽3内を復圧(減圧)する。この第三圧力移行工程(ステップS14)では、正圧状態から大気圧(約1013hPa)までの復圧に伴って、図9の温度特性線に沿って温度が低下する。そして、大気圧(約1013hPa)まで復圧後の前記調理槽3内の温度は、大気圧(約1013hPa)の換算温度である100℃になる。この第三圧力移行工程(ステップS14)では、前記調理槽3内の温度を前記圧力移行特性線S上に乗るようにフィードバック制御,すなわち前記圧力移行特性線Sに沿った温度制御が行われる。そして、前記制御器10は、前記調理槽3内が大気圧(約1013hPa)まで復圧された後、前記排蒸制御弁16,前記ドレン制御弁19を閉じ、前記第三圧力移行工程(ステップS14)を終了する。使用者は、前記扉(図示省略)を開いて前記調理槽3内から食材2を取り出して、一連の処理を完了する。
この設定工程(ステップS7)においては、各工程の温度制御を行うための第一設定温度t1,第五設定温度t5,第六設定温度t6、各工程の時間制御を行うための第一圧力移行工程時間T4,第一蒸煮工程時間T5,第二圧力移行工程時間T6,第二蒸煮工程時間T7,第三圧力移行工程時間T8を使用者によって任意に設定する。
前記制御器10は、前記第五および第六設定圧力p5,p6と、前記各工程時間T4〜8とに基づいて、前記演算部(図示省略)にて前記第一圧力移行工程(ステップS10),前記第二圧力移行工程(ステップS12)および前記第三圧力移行工程(ステップS14)における図10の各圧力移行特性線U,V,Wを演算する。演算終了後、前記空気排除工程(ステップS9)を開始する。
前記空気排除工程(ステップS9)は、前記実施例1の空気排除工程(ステップS3)と同様であるので、その説明は省略する。
前記空気排除工程(ステップS9)を行った後、前記制御器10は、前記第一圧力移行工程時間T4にて、前記圧力移行特性線Uに基づいて前記第一設定圧力p1,すわなち前記第一設定温度t1から第五設定圧力p5,すなわち前記第五設定温度t5まで前記調理槽3内の加圧をする。この第一圧力移行工程(ステップS10)では、前記給蒸制御弁13の開度を調整して前記蒸気ノズル14から蒸気を前記調理槽3内へ連続的に蒸気供給する。このとき前記給蒸制御弁13以外の制御弁16,19,21,24は閉じている。この第一圧力移行工程(ステップS10)において、前記制御器10は、前記調理槽3内の温度を前記圧力移行特性線U上に乗るようにフィードバック制御する。そして、前記空気排除工程(ステップS9)後に、この第一圧力移行工程(ステップS10)を行うことにより、前記圧力移行特性線Uに沿った温度制御が行われる。そして、前記制御器10は、前記第五設定温度t5に到達したことを検知し、前記第一蒸煮工程(ステップS11)へ移行する。
前記制御器10は、前記第一圧力移行工程(ステップS10)に引き続いて、前記給蒸制御弁13の開度を調整して、前記圧力センサ9にて圧力を検出しながら第五設定圧力p5,すなわち前記第五設定温度t5を一定に維持するように前記調理槽3内へ蒸気を供給し、食材2の蒸煮を行う。前記第一蒸煮工程時間T5経過した後、前記制御器10は、前記第一蒸煮工程(ステップS11)を終了し、前記第二圧力移行工程(ステップS12)へ移行する。
前記制御器10は、前記第一蒸煮工程(ステップS11)に続いて、前記給蒸制御弁13の開度を調整して、蒸気の供給による前記調理槽3内の加圧を行う。前記制御器10は、前記第二圧力移行工程時間T6にて、前記圧力移行特性線Vに基づいて前記第五設定圧力p5,前記第五設定温度t5から第六設定圧力p6,すなわち前記第六設定温度t6まで前記調理槽3内の加圧をする。この第二圧力移行工程(ステップS12)では、前記第一圧力移行工程(ステップS10)と同様、前記調理槽3内の温度を前記圧力移行特性線V上に乗るようにフィードバック制御,すなわち前記圧力移行特性線Vに沿った温度制御が行われる。そして、前記制御器10は、前記第六設定温度t6に到達したことを検知し、前記第二蒸煮工程(ステップS13)へ移行する。
前記制御器10は、前記第二圧力移行工程(ステップS12)に引き続いて、前記給蒸制御弁13の開度を調整して、前記圧力センサ9にて圧力を検出しながら第六設定圧力p6,すなわち前記第六設定温度t6を一定に維持するように前記調理槽3内へ蒸気を供給し、食材2の蒸煮を行う。前記第二蒸煮工程時間T7経過した後、前記制御器10は、前記給蒸制御弁13を閉じ、前記第二蒸煮工程(ステップS13)を終了し、前記第三圧力移行工程(ステップS14)へ移行する。
前記制御器10は、前記第三圧力移行工程時間T8にて、前記圧力移行特性線Wに基づいて前記第六設定圧力p6,すなわち前記第六設定温度t6から大気圧(約1013hPa)までフィードバック制御により前記調理槽3内を復圧する。この実施例7では、前記第三圧力移行工程(ステップS14)開始時、前記調理槽3内が正圧状態であるため、前記排蒸制御弁16,前記ドレン制御弁19の開度を調整しながら、前記調理槽3内のドレンを排出するとともに前記調理槽3内を復圧(減圧)する。この第三圧力移行工程(ステップS14)では、正圧状態から大気圧(約1013hPa)までの復圧に伴って、図10の温度特性線に沿って温度が低下する。そして、大気圧(約1013hPa)まで復圧後の前記調理槽3内の温度は、大気圧(約1013hPa)の換算温度である100℃になる。この第三圧力移行工程(ステップS14)では、前記調理槽3内の温度を前記圧力移行特性線W上に乗るようにフィードバック制御,すなわち前記圧力移行特性線Wに沿った温度制御が行われる。そして、前記制御器10は、前記調理槽3内が大気圧(約1013hPa)まで復圧された後、前記排蒸制御弁16,前記ドレン制御弁19を閉じ、前記第三圧力移行工程(ステップS14)を終了する。使用者は、前記扉(図示省略)を開いて前記調理槽3内から食材2を取り出して、一連の処理を完了する。
この設定工程(ステップS7)においては、各工程の温度制御を行うための第一設定温度t1,第六設定温度t6,第五設定温度t5、各工程の時間制御を行うための第一圧力移行工程時間T4,第一蒸煮工程時間T5,第二圧力移行工程時間T6,第二蒸煮工程時間T7,第三圧力移行工程時間T8を使用者によって任意に設定する。
前記制御器10は、前記第六および第五設定圧力p6,p5と、前記各工程時間T4〜8とに基づいて、前記演算部(図示省略)にて前記第一圧力移行工程(ステップS10),前記第二圧力移行工程(ステップS12)および前記第三圧力移行工程(ステップS14)における図11の各圧力移行特性線X,Y,Zを演算する。演算終了後、前記空気排除工程(ステップS9)を開始する。
前記空気排除工程(ステップS9)は、前記実施例1の空気排除工程(ステップS3)と同様であるので、その説明は省略する。
前記空気排除工程(ステップS9)を行った後、前記制御器10は、前記第一圧力移行工程時間T4にて、前記圧力移行特性線Xに基づいて前記第一設定圧力p1,すわなち前記第一設定温度t1から第六設定圧力p6,すなわち前記第六設定温度t6まで前記調理槽3内の加圧をする。この第一圧力移行工程(ステップS10)では、前記給蒸制御弁13の開度を調整して前記蒸気ノズル14から蒸気を前記調理槽3内へ連続的に蒸気供給する。このとき前記給蒸制御弁13以外の制御弁16,19,21,24は閉じている。この第一圧力移行工程(ステップS10)において、前記制御器10は、前記調理槽3内の温度を前記圧力移行特性線X上に乗るようにフィードバック制御する。そして、前記空気排除工程(ステップS9)後に、この第一圧力移行工程(ステップS10)を行うことにより、前記圧力移行特性線Xに沿った温度制御が行われる。そして、前記制御器10は、前記第六設定温度t6に到達したことを検知し、前記第一蒸煮工程(ステップS11)へ移行する。
前記制御器10は、前記第一圧力移行工程(ステップS10)に引き続いて、前記給蒸制御弁13の開度を調整して、前記圧力センサ9にて圧力を検出しながら第六設定圧力p6,すなわち前記第六設定温度t6を一定に維持するように前記調理槽3内へ蒸気を供給し、食材2の蒸煮を行う。前記第一蒸煮工程時間T5経過した後、前記制御器10は、前記給蒸制御弁13を閉じ、前記第一蒸煮工程(ステップS11)を終了し、前記第二圧力移行工程(ステップS12)へ移行する。
前記制御器10は、前記第二圧力移行工程時間T6にて、前記圧力移行特性線Yに基づいて前記第六設定圧力p6,すなわち前記第六設定温度t6から前記第五設定圧力p5,すなわち前記第五設定温度t5まで前記調理槽3内の減圧をする。前記制御器10は、第六設定温度t6から大気圧(約1013hPa)までにおいて、前記排蒸制御弁16,前記ドレン制御弁19の開度を調整しながら、前記調理槽3内のドレンを排出するとともに前記調理槽3内を復圧(減圧)する。大気圧(約1013hPa)まで減圧した後、前記制御器10は、前記排蒸制御弁16,前記ドレン制御弁19を閉じ、大気圧(約1013hPa)から前記第五設定温度t5までにおいて、前記減圧器22を作動させるとともに、前記減圧制御弁21の開度を調整しながら、前記調理槽3内の減圧を行う。この第二圧力移行工程(ステップS12)では、前記第一圧力移行工程(ステップS10)と同様、前記調理槽3内の温度を前記圧力移行特性線Y上に乗るようにフィードバック制御,すなわち前記圧力移行特性線Yに沿った温度制御が行われる。そして、前記制御器10は、前記第五設定温度t5に到達したことを検知すると、前記減圧器22を停止させるとともに、前記減圧制御弁21を閉じ、第二圧力移行工程(ステップS12)を終了し、前記第二蒸煮工程(ステップS13)へ移行する。
前記制御器10は、前記給蒸制御弁13の開度を調整して、前記圧力センサ9にて圧力を検出しながら第五設定圧力p5,すなわち前記第五設定温度t5を一定に維持するように前記調理槽3内へ蒸気を供給し、食材2の蒸煮を行う。前記第二蒸煮工程時間T7経過した後、前記制御器10は、前記第二蒸煮工程(ステップS13)を終了し、前記第三圧力移行工程(ステップS14)へ移行する。
前記制御器10は、前記第三圧力移行工程時間T8にて、前記圧力移行特性線Zに基づいて前記第五設定圧力p5,すなわち前記第五設定温度t5から大気圧(約1013hPa)までフィードバック制御により前記調理槽3内を復圧する。この実施例8では、前記第三圧力移行工程(ステップS14)開始時、前記調理槽3内が負圧状態であるため、前記外気導入制御弁24の開度を調整しながら開いて外気導入することで復圧する。この第三圧力移行工程(ステップS14)では、負圧状態からの復圧であるため、図11の温度特性線のように温度変化は起こらない。そして、前記制御器10は、前記調理槽3内が大気圧(約1013hPa)まで復圧された後、前記外気導入制御弁24を閉じ、第三圧力移行工程(ステップS14)終了する。使用者は、前記扉(図示省略)を開いて前記調理槽3内から食材2を取り出して、一連の処理を完了する。
3 調理槽
Claims (2)
- 被調理物を収容し密閉状態とした前記調理槽内を大気圧から減圧する空気排除工程と、前記空気排除工程後、前記調理槽内へ蒸気を供給して前記調理槽内を加圧する第一圧力移行工程と、前記第一圧力移行工程後、前記調理槽内へ蒸気を供給して被調理物を調理する蒸煮工程と、前記蒸煮工程後、前記調理槽内を大気圧まで復圧する第二圧力移行工程とを含む蒸気調理方法であって、
前記第一および第二圧力移行工程の圧力移行工程開始圧力,この圧力移行工程開始
圧力と異なる圧力移行工程終了圧力および圧力移行工程時間を設定する設定工程と、
この設定工程の設定に基づいて、前記第一および第二圧力移行工程の圧力移行特性線を演算する演算工程とを含み、
前記調理槽内の圧力が前記第一および第二圧力移行特性線に基づく圧力となるようにフィードバック制御によって前記第一および第二圧力移行工程を行うことを特徴とする蒸気調理方法。 - 被調理物を収容し密閉状態とした調理槽内を大気圧から減圧する空気排除工程と、前記空気排除工程後、前記調理槽内へ蒸気を供給して前記調理槽内を加圧する第一圧力移行工程と、前記第一圧力移行工程後、前記調理槽内へ蒸気を供給して被調理物を調理する第一蒸煮工程と、前記第一蒸煮工程後、前記調理槽内へ蒸気を供給して前記調理槽内を加圧または前記調理槽内の蒸気を排出して前記調理槽内を減圧する第二圧力移行工程と、前記第二圧力移行工程後、前記調理槽内へ蒸気を供給して被調理物を調理する第二蒸煮工程と、前記第二蒸煮工程後、前記調理槽内を大気圧まで復圧する第三圧力移行工程とを含む蒸気調理方法であって、
前記第一,第二および第三圧力移行工程の圧力移行工程開始圧力,この圧力移行工程開始圧力と異なる圧力移行工程終了圧力および圧力移行工程時間を設定する設定工程と、
この設定工程の設定に基づいて、前記第一,第二および第三圧力移行工程の圧力移行特性線を演算する演算工程とを含み、
前記調理槽内の圧力が前記第一,第二および第三圧力移行特性線に基づく圧力となるようにフィードバック制御によって前記第一,第二および第三圧力移行工程を行うことを特徴とする蒸気調理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005365386A JP4692926B2 (ja) | 2005-12-19 | 2005-12-19 | 蒸気調理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005365386A JP4692926B2 (ja) | 2005-12-19 | 2005-12-19 | 蒸気調理方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007166925A JP2007166925A (ja) | 2007-07-05 |
JP4692926B2 true JP4692926B2 (ja) | 2011-06-01 |
Family
ID=38294310
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005365386A Active JP4692926B2 (ja) | 2005-12-19 | 2005-12-19 | 蒸気調理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4692926B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5370670B2 (ja) * | 2009-10-15 | 2013-12-18 | 三浦工業株式会社 | 加熱調理装置の運転方法 |
JP5259796B2 (ja) * | 2011-08-24 | 2013-08-07 | シャープ株式会社 | 加熱調理器 |
CN105725770A (zh) * | 2016-03-24 | 2016-07-06 | 刘景山 | 基于plc的压力过程控制的蒸汽蒸煮机及控制方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000152754A (ja) * | 1998-11-17 | 2000-06-06 | Jiro Toyoda | 加熱調理方法及びその装置 |
JP2005080788A (ja) * | 2003-09-05 | 2005-03-31 | Miura Co Ltd | 真空蒸気調理機 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0677537B2 (ja) * | 1989-07-26 | 1994-10-05 | 山崎製パン株式会社 | 蒸しボックスにおける蒸し製品の蒸し方法と蒸しボックスの温度制御方法及びその装置 |
JP3025217B2 (ja) * | 1997-03-28 | 2000-03-27 | 株式会社日阪製作所 | 蒸煮装置の復圧脱気均一加熱装置 |
JPH10271964A (ja) * | 1997-03-31 | 1998-10-13 | Hisaka Works Ltd | 穀類、豆類、根菜類等の加熱調理方法及び装置 |
JPH1198967A (ja) * | 1997-09-29 | 1999-04-13 | Hisaka Works Ltd | 蒸煮装置の復圧脱気均一加熱方法及び装置 |
-
2005
- 2005-12-19 JP JP2005365386A patent/JP4692926B2/ja active Active
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000152754A (ja) * | 1998-11-17 | 2000-06-06 | Jiro Toyoda | 加熱調理方法及びその装置 |
JP2005080788A (ja) * | 2003-09-05 | 2005-03-31 | Miura Co Ltd | 真空蒸気調理機 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2007166925A (ja) | 2007-07-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4784692B2 (ja) | 洗浄装置および洗浄方法 | |
JP4692926B2 (ja) | 蒸気調理方法 | |
JP2007222314A (ja) | 加熱調理装置および加熱調理方法 | |
JP2010181042A (ja) | 冷却装置および冷却方法 | |
JP2007229379A (ja) | 蒸気加熱装置 | |
JP4581846B2 (ja) | 蒸煮装置 | |
JP4055684B2 (ja) | 真空蒸気調理機 | |
JP2006349287A (ja) | 真空冷却装置および真空冷却方法 | |
JP4756466B2 (ja) | 蒸気調理装置 | |
JP2005337699A (ja) | 真空冷却装置 | |
JP4678306B2 (ja) | 調理装置の運転制御方法 | |
JP4736126B2 (ja) | 蒸気調理装置 | |
JP2007198697A (ja) | 加熱調理方法 | |
JP4254521B2 (ja) | 調理装置の運転制御方法および調理装置 | |
JP4716257B2 (ja) | 蒸気調理装置 | |
JP5658596B2 (ja) | 蒸煮装置 | |
JP4605542B2 (ja) | 蒸気調理装置 | |
JP4605541B2 (ja) | 蒸気調理装置 | |
JP4560839B2 (ja) | 調理装置 | |
JP2007236843A (ja) | 蒸気加熱装置 | |
JP5729678B2 (ja) | 洗浄装置 | |
JP7037206B2 (ja) | 蒸気洗浄減圧乾燥装置 | |
JP4640701B2 (ja) | 真空冷却装置 | |
JP2006346318A (ja) | 調理装置 | |
JP2020092652A (ja) | 剥皮方法および剥皮装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080618 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20090827 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090901 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20090910 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20091030 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100802 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100922 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20100922 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20110131 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140304 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4692926 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20110213 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |