JP4692227B2 - 液体噴射装置及び液体供給装置 - Google Patents

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本発明は、例えばインクジェット式プリンタ等の液体噴射装置及びこれに搭載される液体供給装置に関する。
液体噴射ヘッドから液体をターゲットに対して噴射する液体噴射装置として、例えば、インクジェット式記録装置(以下、単に「プリンタ」と言う)が知られている。このプリンタは、インク(液体)を収容するインクカートリッジ(液体貯留手段)と、キャリッジに搭載され、前記インクカートリッジからインク(液体)が供給される記録ヘッド(液体噴射ヘッド)とを備えている。
そして、このようなプリンタの中には、加圧ポンプ(加圧手段)から圧送される加圧空気によりインクカートリッジ内のインクパックを加圧して、インクをインク供給路(液体供給路)を介して記録ヘッドに圧送し、該記録ヘッドのノズルから記録媒体(ターゲット)にインクを噴射することで印刷を行う、所謂オフキャリッジタイプのものがある。
近年、このようなプリンタにおいては、該プリンタに用いられるインクの種類も多様化されるようになってきた。すなわち、例えば、同じブラックインクであっても、マット系用紙や普通紙の印刷に適したマットブラックや光沢系用紙での写真の高画質を実現するフォトブラックがあり、それぞれ用途に応じて使い分けがなされるようになってきた。そして、このようなインクの使い分けを行う場合には、現に装着されているインクカートリッジを一旦取り外し、これに代えて、所望の種類のインクを有するインクカートリッジを装着し直す必要があった。
しかしながら、新たなインクカートリッジを装着した直後は、記録ヘッド及びインク供給路に、直前まで装着されていたインクカートリッジのインクが残存しているため、新旧のインク同士が混ざり合って、インクカートリッジの交換当初の印刷品質が低下するという問題があった。そこで、従来は、インク供給路に切換手段を設けて、複数のインクカートリッジから記録ヘッドにインクを選択的に切換えて供給するようにしたプリンタが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
この特許文献1のプリンタでは、切換手段が、切換弁筐体と該切換弁筐体内に回転可能に収容された弁パッキンホルダと、該弁パッキンホルダに保持された状態で出入口板に圧接される弁パッキンとを備えている。出入口板の中央部には、記録ヘッドに接続されたインク供給路と連通する第1開口が設けられており、出入口板における第1開口を隔てて対向する両位置には、一方のインクカートリッジに接続されたインク供給路と連通する第2開口及び他方のインクカートリッジに接続されたインク供給路と連通する第3開口がそれぞれ設けられている。
弁パッキンには、第1開口と、第2開口及び第3開口のうちのいずれか一方とを連通する流路が設けられており、弁パッキンホルダを切換弁筐体内で回転させることで、第1開口と、第2開口及び第3開口のうちのいずれか一方との連通状態を切換えて、記録ヘッドに供給するインクを切換えるようになっている。
特開2001−187458号公報
しかしながら、特許文献1のプリンタでは、既存のインク供給路の途中位置に切換手段を組み込む必要があるため、インクの流路構成が複雑となり、該プリンタの組み立てが煩雑化していた。
本発明は、このような従来技術に存在する問題点に着目してなされたものである。その目的とするところは、液体供給路の構成を複雑化することなく、液体噴射ヘッドへ供給する液体を選択的に切換えることが可能な液体噴射装置及び液体供給装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の液体供給装置は、互いに異なる種類の液体をそれぞれ貯留した複数の液体貯留手段と、該各液体貯留手段に貯留された各液体を加圧して該各液体をそれぞれ各液体貯留手段外へ送出させる加圧手段と、該加圧手段の加圧により前記各液体貯留手段から送出された各液体を液体噴射装置の液体を噴射するノズルを有する液体噴射ヘッドへ供給する複数の液体供給路とを備えた液体供給装置において、前記各液体供給路のうち少なくとも2つの特定液体供給路の各途中位置に設けられ、該各途中位置よりも下流側における各特定液体供給路内の液体の圧力が特定の負圧状態まで低下した場合に開弁状態となる一方、前記特定の負圧状態が解消された場合に閉弁状態となる弁装置と、前記各途中位置よりも下流側における前記各特定液体供給路内の前記特定の負圧状態が解消された状態のときに、前記各液体のうち前記液体噴射ヘッドへ供給するために選択された液体と対応する特定液体供給路の前記弁装置に対して前記各特定液体供給路の外側から押圧力を付与して当該弁装置を強制的に開放動作させることで、前記選択された液体を前記液体噴射ヘッドへ供給して前記ノズルから排出させる強制開放手段とを備え、前記各特定液体供給路を前記各弁装置よりも下流側で合流させた。
この発明によれば、強制開放手段により、選択された液体と対応する特定液体供給路の弁装置が強制的に開放動作されることで、液体噴射ヘッドへ供給する液体が選択された液体に切換えられるようになる。したがって、液体供給路の構成を複雑化することなく、液体噴射ヘッドへ供給する液体を選択的に切換えることが可能となる。
本発明の液体供給装置は、前記弁装置が、その下流側が前記液体噴射ヘッドに連通する圧力室と、該圧力室への前記液体の上流側からの流入を許容または規制するように変位動作して前記特定液体供給路を開放または閉塞する弁体と、前記特定液体供給路が閉塞される方向へ前記弁体を付勢する付勢部材と、前記圧力室内の前記液体の減少に伴って発生する負圧に基づき変位動作することにより前記弁体を前記付勢部材の付勢力に抗して前記特定液体供給路が開放される方向へ開弁動作させる変位部材とを備え、該変位部材が前記強制開放手段により前記圧力室の外側から押圧されることで前記弁体を開弁動作させる方向へ変位動作される。
この発明によれば、特定液体供給路に対して強制開放手段を組み込むことなく、該強制開放手段により変位部材を弁体が開弁動作される方向へ変位動作させることが可能となる。
本発明の液体供給装置は、前記強制開放手段が、カムと、該カムの駆動に伴って駆動されるアクチュエータとを備えており、該アクチュエータが前記変位部材を前記弁体が開弁動作される方向へ押圧する。
この発明によれば、変位部材を弁体が開弁動作される方向へ円滑に変位動作させることが可能となる。
本発明の液体供給装置は、前記加圧手段による加圧力を前記各液体貯留手段に貯留された各液体に対して選択的に付与することを可能とする切換機構を設け、前記強制開放手段は、前記切換機構により前記加圧力が選択的に付与された前記液体貯留手段と対応する前記特定液体供給路に設けられた前記弁装置を強制的に開放動作させる
この発明によれば、選択された液体に対してのみ加圧手段による加圧力を付与することで、液体噴射ヘッドへ供給する液体を選択された液体に迅速かつ確実に切換えることが可能となる。
本発明の液体供給装置は、前記特定液体供給路における前記液体貯留手段と前記弁装置との間には、上流側の液体の圧力と下流側の液体の圧力との差圧により開閉される差圧弁が設けられ、該差圧弁は、前記液体噴射ヘッドから液体が噴射されることで前記上流側の正圧力が前記下流側の負圧力よりも低くなった場合に閉弁状態となる一方、前記選択された液体を貯留する前記液体貯留手段に前記加圧手段による加圧力が付与されることで前記上流側の正圧力が前記下流側の負圧力よりも高くなった場合に開弁状態となる
この発明によれば、液体噴射ヘッドからの選択された液体の噴射時には、該選択された液体以外の液体と対応する特定液体供給路にも該液体噴射ヘッドへ向かう液体の流れが生じる。すなわち、液体噴射ヘッドからの選択された液体の噴射時には、選択された液体以外の液体と対応する特定液体供給路における差圧弁よりも下流側にも負圧が発生するため、液体噴射ヘッドから選択された液体に該選択された液体以外の液体が混ざった状態で噴射されるおそれがある。しかしながら、差圧弁を、その下流側が負圧になったときに閉弁するように設定することで、選択された液体に該選択された液体以外の液体が混ざることなく、液体噴射ヘッドから選択された液体のみを噴射させることが可能となる。
本発明の液体噴射装置は、上記構成の液体供給装置と、該液体供給装置から供給された液体をターゲットに向けて噴射する液体噴射ヘッドとを備えた。
この発明によれば、強制開放手段により、選択された液体と対応する特定液体供給路の弁装置が強制的に開放動作されることで、液体噴射ヘッドへ供給する液体が選択された液体に切換えられるようになる。したがって、液体供給路の構成を複雑化することなく、液体噴射ヘッドへ供給する液体を選択的に切換えることが可能となる。
以下、本発明の液体噴射装置をインクジェット式プリンタに具体化した実施形態を図面に基づいて説明する。
図1に示すように、液体噴射装置としてのインクジェット式プリンタ10は、フレーム11を備えており、該フレーム11内には、プラテン12が架設されている。プラテン12上には、図示しない紙送りモータを有する紙送り機構によりターゲットとしての記録用紙Pが給送されるようになっている。また、フレーム11内には、プラテン12の長手方向と平行に、棒状のガイド部材13が架設されている。
ガイド部材13には、キャリッジ14が、該ガイド部材13の軸線方向に往復移動可能に挿通支持されている。キャリッジ14は、一対のプーリ15a間に張設されたタイミングベルト15を介してキャリッジモータ16に連結されている。そして、キャリッジ14は、キャリッジモータ16の駆動により、ガイド部材13に沿って往復移動されるようになっている。
キャリッジ14のプラテン12に対向する面には、液体噴射ヘッドとしての記録ヘッド17が搭載されている。また、キャリッジ14上には、液体としてのインクの圧力を調整して記録ヘッド17に供給する弁装置18a〜18eが、インクジェット式プリンタ10に使用されるインクの色(種類)に対応して複数個(本実施形態では5個)備えられている。
なお、記録ヘッド17の下面(ノズル形成面17a)にはノズル19が設けられるとともに、記録ヘッド17の内部には吐出手段としての圧電素子17bが設けられている(図2参照)。そして、この圧電素子17bの駆動により、ノズル19からプラテン12上に給送された記録用紙Pにインク滴が噴射されて印刷が行われるようになっている。
図1におけるフレーム11の右端部には、カートリッジホルダ20が設けられている。このカートリッジホルダ20には、液体貯留手段としてのインクカートリッジ21a〜21eが着脱可能に複数個(本実施形態では5個)装着されている。インクカートリッジ21a〜21eは、断面形状が矩形状をなすケース22をそれぞれ備えており、各ケース22の内側にそれぞれ設けられた空気室23a〜23e内には、インクパック24a〜24eがそれぞれ収容されている。なお、インクパック24a〜24eは、袋状に形成された可撓性フィルムよりなっている。
そして、インクパック24aにはマットブラックインク(MBk)が充填され、インクパック24bにはフォトブラックインク(PBk)が充填されている。また、インクパック24cにはイエローインクが充填されるとともに、インクパック24dにはシアンインクが充填され、インクパック24eにはマゼンタインクが充填されている。
図1におけるフレーム11の右端部におけるカートリッジホルダ20の近傍には、加圧手段としての加圧ポンプ25が設けられている。加圧ポンプ25は、空気供給管26a〜26eを介してインクカートリッジ21a〜21eにそれぞれ接続されている。空気供給管26a〜26eの途中位置には、該空気供給管26a〜26e内を開閉する切換機構としての開閉弁28a〜28eがそれぞれ設けられている。そして、空気供給管26a〜26eの先端部は、インクカートリッジ21a〜21eの各ケース22を貫通して空気室23a〜23e内にそれぞれ達している(図2参照)。
したがって、加圧ポンプ25が駆動されると、該加圧ポンプ25から加圧空気が空気供給管26a〜26eを介してインクカートリッジ21a〜21eの空気室23a〜23e内にそれぞれ圧送されるようになっている。そして、空気室23a〜23e内に圧送された加圧空気の空気圧によってインクパック24a〜24eがそれぞれ押し潰されて、該インクパック24a〜24eのインクが液体供給路を構成するインク供給管27a〜27eを介して弁装置18a〜18eにそれぞれ供給されるようになっている。
インク供給管27a〜27eにおけるインクカートリッジ21a〜21eと弁装置18a〜18eとの間の途中位置には、インク供給管27a〜27e内を開閉する差圧弁29a〜29eがそれぞれ設けられている。なお、本実施形態では、インク供給管27a〜27eのうち、インク供給管27a及びインク供給管27bが特定液体供給路とされており、インク供給管27aとインク供給管27bとは、弁装置18a,18bよりも下流側かつ記録ヘッド17よりも上流側の合流点Aで合流している。
フレーム11内の右端部寄り位置であって、キャリッジ14のホームポジションには、メンテナンスユニット30が配設されている。図2に示すように、メンテナンスユニット30は、上面が開口した四角箱状をなすキャップ31を有し、該キャップ31は、昇降装置32に連結されている。この昇降装置32は、キャリッジ14がホームポジションまで移動した際に、キャップ31を記録ヘッド17のノズル形成面17aと当接する位置まで上昇させて、該記録ヘッド17のノズル19を気密状態に封止するようになっている。
キャップ31の底壁部には吐出口33が貫通形成されている。この吐出口33には排出チューブ34の一端が接続され、該排出チューブ34の他端は廃インクタンク36内に挿入されている。排出チューブ34の中間部には、吸引手段としての吸引ポンプ35が設けられている。そして、キャップ31により記録ヘッド17のノズル19を気密状態に封止した状態で吸引ポンプ35を駆動することで、ノズル19内及びキャップ31内の増粘したインク等が吸引されて廃インクタンク36内に排出される、いわゆるクリーニングが行われるようになっている。
次に、特定液体供給路に設けられた差圧弁29a,29bの構成について詳述する。
図3(a)、(b)に示すように、差圧弁29a,29bは、合成樹脂からなる基材40を有し、この基材40の一側面には凹部41が形成されている。この凹部41の底面には、基材40に貫通形成された導入路42が開口している。この導入路42は、インクカートリッジ21a,21bに接続されたインク供給管27a,27bと連通している。また、凹部41の底面には、突部43が形成され、該突部43の先端面には、吐出路44が開口している。この吐出路44は、基材40に貫通形成され、記録ヘッド17側に延びるインク供給管27a,27bと連通している。
基材40の一側面には、可撓性のフィルム45が、凹部41側に弛みを持たせた状態で固着され、このフィルム45により凹部41が封止されている。これにより、凹部41の内面とフィルム45とで密閉状態に囲まれた第1圧力室46が形成されている。そして、差圧弁29a,29bは、導入路42側のインクの正圧力が吐出路44側のインクの負圧力よりも高くなると、そのインクの圧力差によりフィルム45が、図3(a)に示すように、突部43の先端面から離間された、開弁状態となる。
逆に、差圧弁29a,29bは、導入路42側のインクの正圧力が吐出路44側のインクの負圧力よりも低くなると、そのインクの圧力差によりフィルム45が、図3(b)に示すように、突部43の先端面に当接した、閉弁状態となる。なお、導入路42、第1圧力室46、及び吐出路44は、特定液体供給路を構成している。
次に、特定液体供給路に設けられた弁装置18a,18bの構成について詳述する。
図4に示すように、弁装置18a,18bは、合成樹脂からなる基材50を備えている。基材50の一側面には凹部51が形成され、該基材50の他側面には凹部52が形成されている。凹部52の側面には、基材50に貫通形成された導入路53が開口している。この導入路53は、差圧弁29a,29bに接続されたインク供給管27a,27bと連通している。また、凹部51の底面には、基材50に貫通形成された吐出路54が開口している。この吐出路54は、記録ヘッド17側に延びるインク供給管27a,27bと連通している。
凹部52の開口には、該開口を塞ぐように、ばね受け座55が嵌着されている。そして、基材50の他側面には、ばね受け座55の上から凹部52を覆うようにフィルム56が固着されている。これにより、凹部52の内面とフィルム56とで密閉状態に囲まれたインク供給室57が形成されている。
基材50の一側面には、変位部材としての可撓性のフィルム58が、凹部51側に弛みを持たせた状態で固着され、このフィルム58により凹部51が封止されている。これにより、凹部51の内面とフィルム58とで密閉状態に囲まれた圧力室としての第2圧力室59が形成されている。フィルム58における凹部51側と反対の面の中央部には、該凹部51と対応するとともに該凹部51よりも幅狭の受圧板60が固着されている。
第2圧力室59とインク供給室57との間には、両室59,57を区画する隔壁61が設けられ、該隔壁61には、第2圧力室59とインク供給室57とを連通する連通孔62が貫通形成されている。インク供給室57には、付勢部材としてのコイルばね63を介してばね受け座55と連結される板状のベース部64aと、該ベース部64aから延設されて連通孔62に挿通される棒状のロッド部64bとを備えた弁体64が設けられている。ロッド部64bの先端は、第2圧力室59内におけるフィルム58の近接位置まで達している。
ベース部64aにおける隔壁61側の面には、ロッド部64bを囲むように環状のシール部材65が、該ベース部64aと一体に形成されている。シール部材65の径は、連通孔62の径よりも大きく設定されている。弁体64は、コイルばね63により常に付勢されて隔壁61に圧接している。すなわち、コイルばね63の付勢力によって弁体64のベース部64aがシール部材65を介して隔壁61に密着し、該弁体64によって連通孔62が閉塞(封止)された状態(閉弁状態)になっている。なお、導入路53、インク供給室57、連通孔62、第2圧力室59、及び吐出路54は、特定液体供給路を構成している。
そして、弁装置18a,18bは、第2圧力室59内のインクが吐出路54から記録ヘッド17側へ供給されて、該第2圧力室59内のインク量が減少すると、該第2圧力室59内に負圧を発生させるようになっている。この負圧の発生により、受圧板60が固着された部分のフィルム58が該受圧板60とともに凹部51側に変位動作して弁体64のロッド部64bの先端に当接することになる。
さらに、第2圧力室59内のインク量が減少すると、該第2圧力室59内の負圧力が大きくなり、この負圧力がコイルばね63の付勢力よりも大きくなった場合には、該付勢力に抗して受圧板60によりロッド部64b(弁体64)がフィルム58を介してばね受け座55側に押圧される。
この押圧により、弁体64がばね受け座55側に移動され、シール部材65と隔壁61とが離間した状態(開弁状態)になる。すると、インク供給室57内のインクが連通孔62を介して第2圧力室59内に流入し、これにより第2圧力室59内の負圧が解消される。この第2圧力室59内の負圧の解消により、弁体64がコイルばね63の付勢力によって第2圧力室59側に移動され、再び該弁体64によって連通孔62が閉塞された状態(閉弁状態)となる。
このように弁装置18a,18bは、弁体64の変位動作により、閉弁状態、第2圧力室59内のインク量の減少に伴う負圧の発生、開弁状態、第2圧力室59内のインク量の増加に伴う負圧の解消、閉弁状態、を繰り返すことにより、第2圧力室59内の圧力が一定に保たれるようになっている。なお、弁装置18a,18bは、いわゆる自己封止弁である。
また、弁装置18a,18bの近傍には、該弁装置18a,18bを強制的に開放動作させる強制開放手段としての押圧装置70が設けられている(図2参照)。なお、図1では、この押圧装置70の図示を省略している。
次に、この押圧装置70の構成について詳述する。
図5に示すように、押圧装置70は、卵形をなす板カム71と、アクチュエータとしての2つの作動板72,73とを備えている。板カム71の中央部からは、該板カム71と直交する方向へ軸74が延設され、該軸74の先端には、カムモータ75が連結されている。そして、カムモータ75の駆動により、軸74を介して板カム71が、軸74を中心に正転方向または逆転方向(図中の矢印で示す方向)に回動されるようになっている。
2つの作動板72,73は、同一形状であり、これらはともに略Z字板状をなしている。作動板72,73は、これらのうち一方のみを裏返しにした状態で、これらの中央部において互いに交差するように重ね合わせられている。そして、両作動板72,73は、これらと直交する方向に延びる軸76により、互いにこれらの中央部において回動自在に支持されている。すなわち、両作動板72,73は、それぞれが軸76を中心に正転方向または逆転方向に回動されるようになっている。
各作動板72,73は、軸76を境として、一端側がそれぞれ従動部72a,73aとされ、他端側がそれぞれ押圧作動部72b,73bとされている。そして、これら従動部72a,73a間に挟まれるように板カム71が配置されている。従動部72a,73aは、その先端側がそれぞれ板カム71側に屈曲した形状をなし、従動部72a,73aの先端はそれぞれ板カム71の周縁部に摺接している。
従動部72aと押圧作動部73bとの間にはばね部材77が介在され、該ばね部材77により従動部72aと押圧作動部73bとが常に離間する方向に付勢されるようになっている。また、同様に、従動部73aと押圧作動部72bとの間にはばね部材77が介在され、該ばね部材77により従動部73aと押圧作動部72bとが常に離間する方向に付勢されるようになっている。したがって、各従動部72a,73aの先端は、2つのばね部材77の付勢力により、それぞれ常に板カム71の周縁部に押し付けられている。
各押圧作動部72b,73bの先端部には、互いに対向するように内側に向かって延びる凸部72c,73cがそれぞれ設けられている。押圧作動部72b,73b間には、弁装置18a,18bがそれぞれ配置されている。この場合、両弁装置18a,18bは、弁装置18aの受圧板60が押圧作動部72bの凸部72cの先端面と対向する一方、弁装置18bの受圧板60が押圧作動部73bの凸部73cの先端面と対向するように配置されている。
そして、板カム71を回動させることで、凸部72cが弁装置18aの受圧板60を押圧して該弁装置18aを強制的に開弁状態にしたり、凸部73cが弁装置18bの受圧板60を押圧して該弁装置18bを強制的に開弁状態にしたりするように、作動板72,73が回動されるようになっている。
なお、板カム71の回動位置を調整することによって、弁装置18a,18bの両方の受圧板60がそれぞれ凸部72c,73cによって押圧されないようにすることも可能である。ちなみに、図5は、凸部72cが弁装置18aの受圧板60を押圧して該弁装置18aを強制的に開弁状態にした状態を示している。
次に、インクジェット式プリンタ10の電気的構成について説明する。
図2に示すように、インクジェット式プリンタ10は、制御手段としての制御部80を備えている。制御部80には、圧電素子17b、加圧ポンプ25、開閉弁28a、開閉弁28b、昇降装置32、吸引ポンプ35、及びカムモータ75が電気的に接続されている。そして、制御部80は、圧電素子17b、加圧ポンプ25、昇降装置32、吸引ポンプ35、及びカムモータ75の駆動を制御するとともに、開閉弁28a及び開閉弁28bの開閉動作を制御するようになっている。
また、インクジェット式プリンタ10には、マットブラックインク(MBk)とフォトブラックインク(PBk)とのインク切換レバー(図示略)が設けられ、該インク切換レバーは、制御部80と電気的に接続されている。そして、ユーザがインク切換レバーを操作することにより、マットブラックインク(MBk)とフォトブラックインク(PBk)とから今回使用するインクを選択できるようになっている。
なお、弁装置18a〜18e、インクカートリッジ21a〜21e、加圧ポンプ25、空気供給管26a〜26e、開閉弁28a〜28e、インク供給管27a〜27e、差圧弁29a〜29e、及び押圧装置70によって液体供給装置が構成されている。
次に、インクジェット式プリンタ10におけるマットブラックインク(MBk)とフォトブラックインク(PBk)との間でのインク切換処理ルーチンについて図6に示すフローチャートに基づいて説明する。
制御部80は、インク切換処理ルーチンを実行すると、該インク切換処理ルーチンにおいて、まず、ユーザによって選択されたインクが、MBkであるかPBkであるかを判定する(ステップS1)。ステップS1で選択されたインクがPBkであった場合、制御部80は、開閉弁28aを閉塞するとともに開閉弁28bを開放する(ステップS2)。続いて、制御部80は、加圧ポンプ25を駆動する(ステップS3)。これにより、インクパック24bは加圧されるが、インクパック24aは加圧されないことになる。そして、インクパック24bが加圧されることで、PBkがインク供給管27b内を流れて弁装置18bまで達するようになる。
続いて、制御部80は、カムモータ75を駆動して、作動板73の凸部73cが弁装置18bの受圧板60を押圧する位置まで板カム71を回動させることで、弁装置18bを強制的に開弁状態にする(ステップS4)。これにより、弁装置18bで堰き止められていたPBkが、加圧ポンプ25の加圧力により記録ヘッド17まで流れ、圧電素子17bが駆動されなくても、ノズル19からPBkが排出される。このとき、合流点Aからノズル19までの間の流路にMBkが残存していても、この残存しているMBkは、PBkと一緒にノズル19から排出される。その後、制御部80は、その処理を後述するステップS8に移行する。
一方、ステップS1で選択されたインクがMBkであった場合、制御部80は、開閉弁28bを閉塞するとともに開閉弁28aを開放する(ステップS5)。続いて、制御部80は、加圧ポンプ25を駆動する(ステップS6)。これにより、インクパック24aは加圧されるが、インクパック24bは加圧されないことになる。そして、インクパック24aが加圧されることで、MBkがインク供給管27a内を流れて弁装置18aまで達するようになる。
続いて、制御部80は、カムモータ75を駆動して、作動板72の凸部72cが弁装置18aの受圧板60を押圧する位置まで板カム71を回動させることで、弁装置18aを強制的に開弁状態にする(ステップS7)。これにより、弁装置18aで堰き止められていたMBkが、加圧ポンプ25の加圧力により記録ヘッド17まで流れ、圧電素子17bが駆動されなくても、ノズル19からMBkが排出される。このとき、合流点Aからノズル19までの間の流路にPBkが残存していても、この残存しているPBkは、MBkと一緒にノズル19から排出される。その後、制御部80は、その処理を後述するステップS8に移行する。
続いて、制御部80は、ステップS4またはステップS7を実行してから一定時間が経過したか否かを判定する(ステップS8)。ここで、「一定時間」とは、合流点Aからノズル19までの間の流路から選択したインク以外のインクが完全に排出される時間であり、予め実験等により決定される時間である。ステップS8において一定時間が経過していない場合(ステップS8においてNOの場合)には、このステップS8の判定処理を繰り返す。
一方、ステップS8において一定時間が経過している場合(ステップS8においてYESの場合)には、制御部80は、カムモータ75を駆動し、板カム71の回動位置を調整することによって弁装置18a,18bの両受圧板60のうち押圧されている方の押圧を解除する(ステップS9)。
すなわち、このステップS9では、制御部80が板カム71の回動位置を調整することによって弁装置18a,18bの両方の受圧板60がそれぞれ凸部72c,73cによって押圧されない状態にする。これにより、弁装置18a,18bの開閉動作の制御は、これら弁装置18a,18b自身の圧力調整機能(自己封止機能)に委ねられる。その後、制御部80は、インク切換処理ルーチンを終了する。
このように、インクジェット式プリンタ10は、ユーザの選択により、MBkとPBkとの間で使用するインクを容易に切換えることができる。
以上、詳述した実施形態によれば以下の効果を得ることができる。
(1)押圧装置70により、MBk及びPBkのうちからユーザが選択したインクと対応する方の特定液体供給路の弁装置18a,18bを押圧して強制的に開放状態にすることができる。したがって、液体供給路の構成を複雑化することなく、記録ヘッド17へ供給するインクをMBk及びPBkのうちからユーザが選択したインクに容易に切換えることができる。
(2)弁装置18a,18bの外部に設けた押圧装置70により、該弁装置18a,18bが開弁状態とされる方向へ弁体64を変位動作させることができる。このため、特定液体供給路に対して押圧装置70を組み込むことなく、該押圧装置70により弁装置18a,18bを強制的に開弁状態とすることができる。
(3)押圧装置70は、板カム71と、該板カム71の駆動に伴って駆動される作動板72,73とを備えているため、該作動板72,73の駆動により弁装置18a,18bが開弁状態とされる方向へ弁体64が強制的に変位動作されるように、受圧板60を押圧してフィルム58を円滑に変位動作させることができる。
(4)制御部80によって開閉弁28a,28bの開閉動作を制御することにより、加圧ポンプ25による加圧力をMBk及びPBkに対して選択的に付与することができる。すなわち、MBk及びPBkのうちからユーザが選択したインクに対してのみ加圧ポンプ25による加圧力を付与することができるので、記録ヘッド17へ供給するインクをユーザが選択したインクに迅速かつ確実に切換えることができる。
(5)インクジェット式プリンタ10の印刷時には、記録ヘッド17のノズル19からMBk及びPBkのうちからユーザが選択したインクが噴射されるが、このとき、ユーザが選択したインクと対応する特定液体供給路だけでなく、ユーザが選択していない方のインクと対応する特定液体供給路にも記録ヘッド17へ向かうインクの流れが生じる。
すなわち、インクジェット式プリンタ10の印刷時には、ユーザが選択したインクと対応する特定液体供給路における弁装置18a,18bよりも下流側だけでなく、ユーザが選択していない方のインクと対応する特定液体供給路にも負圧が発生する。このため、弁装置18a,18bの自己封止能力が低い場合には、記録ヘッド17のノズル19から選択したインクに該選択していない方のインクが混ざった状態で噴射されるおそれがある。
しかしながら、本実施形態では、特定液体供給路におけるインクカートリッジ21a,21bと弁装置18a,18bとの間に差圧弁29a,29bが設けられている。このため、選択していない方のインクと対応する特定液体供給路における弁装置18a,18bが機能しなかった場合でも、差圧弁29a,29bは、その上流側から選択していない方のインクが加圧されていない限り、その下流側の負圧により確実に閉弁される。
したがって、ユーザが選択したインクに該ユーザが選択していないインクが混ざることなく、記録ヘッド17のノズル19から選択されたインクのみを噴射させることができる。
(変更例)
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
・差圧弁29a〜29eは、省略してもよい。
・開閉弁28a〜28eは、省略してもよい。
・押圧装置70は、弁装置18a,18bの受圧板60を押圧して強制的に該弁装置18a,18bを開弁状態にすることができる構成であれば、どのような構成でもよい。例えば、弁装置18a,18bの受圧板60に直接空気を吹き付けるようにしてもよいし、受圧板60に磁石を設けて、該磁石と反発力が生じるように他の磁石を近づけることで受圧板60を押圧するようにしてもよい。あるいは、アクチュエータを、周壁が蛇腹状をなす有底筒状の伸縮部材で構成し、該伸縮部材を空気圧等で伸長させることで、受圧板60を押圧するようにしてもよい。
・特定液体供給路を3つ以上に設定してもよい。すなわち、MBk及びPBkと対応する特定液体供給路に、イエローインク、シアンインク、あるいはマゼンタインクと対応するインク供給管27c,27d,27eを合流させて特定液体供給路としてもよい。そして、今回使用するインクを、これらのインクのうちからユーザが選択して切換えることができるように構成してもよい。
・上記実施形態では、液体噴射装置をインクジェット式プリンタ10として具体化したが、例えば、液晶ディスプレイ等のカラーフィルタの製造や、有機ELディスプレイ等の画素形成に利用される液体噴射装置であってもよい。
実施形態のインクジェット式プリンタの概略平面図。 同プリンタにおける特定液体供給路の概略構成を示す模式図。 (a)、(b)はともに同プリンタにおける差圧弁の断面図。 同プリンタにおける弁装置の断面図。 同プリンタにおける押圧装置と弁装置との位置関係を示す拡大正面図。 同プリンタのインク切換処理ルーチンを示すフローチャート。
符号の説明
10…液体噴射装置としてのインクジェット式プリンタ、17…液体噴射ヘッドとしての記録ヘッド、18a〜18e…液体供給装置を構成する弁装置、21a〜21e…液体供給装置を構成する液体貯留手段としてのインクカートリッジ、25…液体供給装置を構成する加圧手段としての加圧ポンプ、26a〜26e…液体供給装置を構成する空気供給管、27a〜27e…液体供給装置を構成する液体供給路を構成するインク供給管、27a,27b…特定液体供給路を構成するインク供給管、28a〜28e…液体供給装置を構成する切換機構としての開閉弁、29a〜29e…液体供給装置を構成する差圧弁、58…変位部材としてのフィルム、59…圧力室としての第2圧力室、63…付勢部材としてのコイルばね、64…弁体、70…液体供給装置を構成する強制開放手段としての押圧装置、71…板カム、72,73…アクチュエータとしての作動板、P…ターゲットとしての記録用紙。

Claims (6)

  1. 互いに異なる種類の液体をそれぞれ貯留した複数の液体貯留手段と、該各液体貯留手段に貯留された各液体を加圧して該各液体をそれぞれ各液体貯留手段外へ送出させる加圧手段と、該加圧手段の加圧により前記各液体貯留手段から送出された各液体を液体噴射装置の液体を噴射するノズルを有する液体噴射ヘッドへ供給する複数の液体供給路とを備えた液体供給装置において、
    前記各液体供給路のうち少なくとも2つの特定液体供給路の各途中位置に設けられ、該各途中位置よりも下流側における各特定液体供給路内の液体の圧力が特定の負圧状態まで低下した場合に開弁状態となる一方、前記特定の負圧状態が解消された場合に閉弁状態となる弁装置と、
    前記各途中位置よりも下流側における前記各特定液体供給路内の前記特定の負圧状態が解消された状態のときに、前記各液体のうち前記液体噴射ヘッドへ供給するために選択された液体と対応する特定液体供給路の前記弁装置に対して前記各特定液体供給路の外側から押圧力を付与して当該弁装置を強制的に開放動作させることで、前記選択された液体を前記液体噴射ヘッドへ供給して前記ノズルから排出させる強制開放手段とを備え、
    前記各特定液体供給路を前記各弁装置よりも下流側で合流させたことを特徴とする液体供給装置。
  2. 前記弁装置は、その下流側が前記液体噴射ヘッドに連通する圧力室と、該圧力室への前記液体の上流側からの流入を許容または規制するように変位動作して前記特定液体供給路を開放または閉塞する弁体と、前記特定液体供給路が閉塞される方向へ前記弁体を付勢する付勢部材と、前記圧力室内の前記液体の減少に伴って発生する負圧に基づき変位動作することにより前記弁体を前記付勢部材の付勢力に抗して前記特定液体供給路が開放される方向へ開弁動作させる変位部材とを備え、
    該変位部材が前記強制開放手段により前記圧力室の外側から押圧されることで前記弁体を開弁動作させる方向へ変位動作されることを特徴とする請求項1に記載の液体供給装置。
  3. 前記強制開放手段は、カムと、該カムの駆動に伴って駆動されるアクチュエータとを備えており、該アクチュエータが前記変位部材を前記弁体が開弁動作される方向へ押圧することを特徴とする請求項2に記載の液体供給装置。
  4. 前記加圧手段による加圧力を前記各液体貯留手段に貯留された各液体に対して選択的に付与することを可能とする切換機構を設け
    前記強制開放手段は、前記切換機構により前記加圧力が選択的に付与された前記液体貯留手段と対応する前記特定液体供給路に設けられた前記弁装置を強制的に開放動作させることを特徴とする請求項1〜請求項3のうちいずれか一項に記載の液体供給装置。
  5. 前記特定液体供給路における前記液体貯留手段と前記弁装置との間には、上流側の液体の圧力と下流側の液体の圧力との差圧により開閉される差圧弁が設けられ
    該差圧弁は、前記液体噴射ヘッドから液体が噴射されることで前記上流側の正圧力が前記下流側の負圧力よりも低くなった場合に閉弁状態となる一方、前記選択された液体を貯留する前記液体貯留手段に前記加圧手段による加圧力が付与されることで前記上流側の正圧力が前記下流側の負圧力よりも高くなった場合に開弁状態となることを特徴とする請求項1〜請求項4のうちいずれか一項に記載の液体供給装置。
  6. 請求項1〜請求項5のうちいずれか一項に記載の液体供給装置と、該液体供給装置から供給された液体をターゲットに向けて噴射する液体噴射ヘッドとを備えた液体噴射装置。
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