JP4692227B2 - 液体噴射装置及び液体供給装置 - Google Patents
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本発明の液体供給装置は、前記加圧手段による加圧力を前記各液体貯留手段に貯留された各液体に対して選択的に付与することを可能とする切換機構を設け、前記強制開放手段は、前記切換機構により前記加圧力が選択的に付与された前記液体貯留手段と対応する前記特定液体供給路に設けられた前記弁装置を強制的に開放動作させる。
この発明によれば、強制開放手段により、選択された液体と対応する特定液体供給路の弁装置が強制的に開放動作されることで、液体噴射ヘッドへ供給する液体が選択された液体に切換えられるようになる。したがって、液体供給路の構成を複雑化することなく、液体噴射ヘッドへ供給する液体を選択的に切換えることが可能となる。
図1に示すように、液体噴射装置としてのインクジェット式プリンタ10は、フレーム11を備えており、該フレーム11内には、プラテン12が架設されている。プラテン12上には、図示しない紙送りモータを有する紙送り機構によりターゲットとしての記録用紙Pが給送されるようになっている。また、フレーム11内には、プラテン12の長手方向と平行に、棒状のガイド部材13が架設されている。
図3(a)、(b)に示すように、差圧弁29a,29bは、合成樹脂からなる基材40を有し、この基材40の一側面には凹部41が形成されている。この凹部41の底面には、基材40に貫通形成された導入路42が開口している。この導入路42は、インクカートリッジ21a,21bに接続されたインク供給管27a,27bと連通している。また、凹部41の底面には、突部43が形成され、該突部43の先端面には、吐出路44が開口している。この吐出路44は、基材40に貫通形成され、記録ヘッド17側に延びるインク供給管27a,27bと連通している。
図4に示すように、弁装置18a,18bは、合成樹脂からなる基材50を備えている。基材50の一側面には凹部51が形成され、該基材50の他側面には凹部52が形成されている。凹部52の側面には、基材50に貫通形成された導入路53が開口している。この導入路53は、差圧弁29a,29bに接続されたインク供給管27a,27bと連通している。また、凹部51の底面には、基材50に貫通形成された吐出路54が開口している。この吐出路54は、記録ヘッド17側に延びるインク供給管27a,27bと連通している。
図5に示すように、押圧装置70は、卵形をなす板カム71と、アクチュエータとしての2つの作動板72,73とを備えている。板カム71の中央部からは、該板カム71と直交する方向へ軸74が延設され、該軸74の先端には、カムモータ75が連結されている。そして、カムモータ75の駆動により、軸74を介して板カム71が、軸74を中心に正転方向または逆転方向(図中の矢印で示す方向)に回動されるようになっている。
図2に示すように、インクジェット式プリンタ10は、制御手段としての制御部80を備えている。制御部80には、圧電素子17b、加圧ポンプ25、開閉弁28a、開閉弁28b、昇降装置32、吸引ポンプ35、及びカムモータ75が電気的に接続されている。そして、制御部80は、圧電素子17b、加圧ポンプ25、昇降装置32、吸引ポンプ35、及びカムモータ75の駆動を制御するとともに、開閉弁28a及び開閉弁28bの開閉動作を制御するようになっている。
以上、詳述した実施形態によれば以下の効果を得ることができる。
(変更例)
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
・開閉弁28a〜28eは、省略してもよい。
・押圧装置70は、弁装置18a,18bの受圧板60を押圧して強制的に該弁装置18a,18bを開弁状態にすることができる構成であれば、どのような構成でもよい。例えば、弁装置18a,18bの受圧板60に直接空気を吹き付けるようにしてもよいし、受圧板60に磁石を設けて、該磁石と反発力が生じるように他の磁石を近づけることで受圧板60を押圧するようにしてもよい。あるいは、アクチュエータを、周壁が蛇腹状をなす有底筒状の伸縮部材で構成し、該伸縮部材を空気圧等で伸長させることで、受圧板60を押圧するようにしてもよい。
Claims (6)
- 互いに異なる種類の液体をそれぞれ貯留した複数の液体貯留手段と、該各液体貯留手段に貯留された各液体を加圧して該各液体をそれぞれ各液体貯留手段外へ送出させる加圧手段と、該加圧手段の加圧により前記各液体貯留手段から送出された各液体を液体噴射装置の液体を噴射するノズルを有する液体噴射ヘッドへ供給する複数の液体供給路とを備えた液体供給装置において、
前記各液体供給路のうち少なくとも2つの特定液体供給路の各途中位置に設けられ、該各途中位置よりも下流側における各特定液体供給路内の液体の圧力が特定の負圧状態まで低下した場合に開弁状態となる一方、前記特定の負圧状態が解消された場合に閉弁状態となる弁装置と、
前記各途中位置よりも下流側における前記各特定液体供給路内の前記特定の負圧状態が解消された状態のときに、前記各液体のうち前記液体噴射ヘッドへ供給するために選択された液体と対応する特定液体供給路の前記弁装置に対して前記各特定液体供給路の外側から押圧力を付与して当該弁装置を強制的に開放動作させることで、前記選択された液体を前記液体噴射ヘッドへ供給して前記ノズルから排出させる強制開放手段とを備え、
前記各特定液体供給路を前記各弁装置よりも下流側で合流させたことを特徴とする液体供給装置。 - 前記弁装置は、その下流側が前記液体噴射ヘッドに連通する圧力室と、該圧力室への前記液体の上流側からの流入を許容または規制するように変位動作して前記特定液体供給路を開放または閉塞する弁体と、前記特定液体供給路が閉塞される方向へ前記弁体を付勢する付勢部材と、前記圧力室内の前記液体の減少に伴って発生する負圧に基づき変位動作することにより前記弁体を前記付勢部材の付勢力に抗して前記特定液体供給路が開放される方向へ開弁動作させる変位部材とを備え、
該変位部材が前記強制開放手段により前記圧力室の外側から押圧されることで前記弁体を開弁動作させる方向へ変位動作されることを特徴とする請求項1に記載の液体供給装置。 - 前記強制開放手段は、カムと、該カムの駆動に伴って駆動されるアクチュエータとを備えており、該アクチュエータが前記変位部材を前記弁体が開弁動作される方向へ押圧することを特徴とする請求項2に記載の液体供給装置。
- 前記加圧手段による加圧力を前記各液体貯留手段に貯留された各液体に対して選択的に付与することを可能とする切換機構を設け、
前記強制開放手段は、前記切換機構により前記加圧力が選択的に付与された前記液体貯留手段と対応する前記特定液体供給路に設けられた前記弁装置を強制的に開放動作させることを特徴とする請求項1〜請求項3のうちいずれか一項に記載の液体供給装置。 - 前記特定液体供給路における前記液体貯留手段と前記弁装置との間には、上流側の液体の圧力と下流側の液体の圧力との差圧により開閉される差圧弁が設けられ、
該差圧弁は、前記液体噴射ヘッドから液体が噴射されることで前記上流側の正圧力が前記下流側の負圧力よりも低くなった場合に閉弁状態となる一方、前記選択された液体を貯留する前記液体貯留手段に前記加圧手段による加圧力が付与されることで前記上流側の正圧力が前記下流側の負圧力よりも高くなった場合に開弁状態となることを特徴とする請求項1〜請求項4のうちいずれか一項に記載の液体供給装置。 - 請求項1〜請求項5のうちいずれか一項に記載の液体供給装置と、該液体供給装置から供給された液体をターゲットに向けて噴射する液体噴射ヘッドとを備えた液体噴射装置。
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