JP5144301B2 - ピンチバルブ、該ピンチバルブを具備する機器 - Google Patents

ピンチバルブ、該ピンチバルブを具備する機器 Download PDF

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Description

本発明は、ピンチバルブ及び該ピンチバルブを具備する機器に関する。特に該ピンチバルブを具備するインクジェット記録装置に関する。
従来、多連ピンチバルブとは特許文献1にあるように、一本のシャフトで複数のカムを駆動させ、カムで直接チューブを押さえるか、またはカムとチューブの間に押さえ板を介してチューブを押さえることでチューブ内の液体の流れを止めていた。
従来の技術では、チューブ押圧時に、カムの円弧部分がチューブに直接接触するか、押さえ板が直接接触していた。また、チューブを傷つけ難い形状として、カムは円形を基準にして一部の円弧部分を弓形に切り取った形状になっていた。
特開平09‐303582号公報
従来の技術において、カムでチューブを押さえる場合、カムの凹凸差がそのままチューブ押圧距離になっていたため、チューブ径が大きくなると、カムの形状を大きくしなければならず、バルブの小型化ができない。
本発明は、カムの凹凸差の大きさによらずに所定のチューブ押圧距離でチューブを押圧することのできるピンチバルブを提供する。また、そのピンチバルブを具備する機器を提供する。
インクジェット記録装置には、インクタンクからインクジェットヘッドへインクを供給するためのインク流路をピンチバルブによって開閉するものがある。複数色のインクを用いるインクジェット記録装置のインク流路の開閉制御を行う場合、そのインク流路の開閉制御に複数のピンチバルブが必要になる。機器を小型化する場合に、ピンチバルブの小型化も必要である。また本発明は、インク流路を開閉するためにピンチバルブを用いて、インク流路の開閉の制御をするインクジェット記録装置を提供する。
上述課題を解決するための本発明の第一の態様は、回転可能な回転体と、壁部と、前記回転体の回転に応じてチューブを前記壁部との間に挟んで押圧する押圧部材とを有し、前記押圧部材は支持軸に回転可能に支持され、前記押圧部材は前記回転体と接触する回転体接触部と、前記チューブを押圧するチューブ押圧部とを有し、前記押圧部材は、前記支持軸から前記チューブ押圧部までの距離が前記支持軸から前記回転体接触部までの距離より長く、前記回転体接触部は、ローラーを有し、前記回転体接触部は前記ローラーによって前記回転体と接触し、前記回転体接触部は前記回転体の形状に応じて前記支持軸を中心に移動し、前記チューブ押圧部は前記回転体接触部の移動に応じて前記支持軸を中心に移動し、前記チューブ押圧部と前記壁部との距離可変し、前記壁部が着脱可能であるピンチバルブにおいて、前記壁部には、前記チューブが前記押圧部材で押圧される前後の位置で前記壁部の一部を曲げ、該曲げた部分が前記チューブを挟んで対向し、前記チューブを固定するチューブ支持部が備わることを特徴とするピンチバルブである。
また、本発明の第二の態様は、前記押圧部材を保持する保持部を有し、前記壁部と前記チューブが装着され、前記押圧部材が使用されている場合は、前記チューブの弾力によって前記チューブが前記チューブ押圧部を押し、前記ローラーが前記回転体に接触する方向に力が加わり、前記ローラーが前記回転体に当接し、前記押圧部材を未使用の場合は、前記チューブの流路を開いている状態において、前記回転体接触部が前記回転体に接触しない位置で保持部が前記押圧部材を保持することを特徴とする第一の態様に記載のピンチバルブである。
また、本発明の第三の態様は、前記チューブ支持部は、前記チューブが配置される前記壁部の端部の4カ所を曲げて形成していることを特徴とする第一の態様または第二の態様に記載のピンチバルブである。
また、本発明の第の態様は、前記回転体は複数の回転体で構成され、前記複数の回転体の回転軸が同一の軸であることを特徴とする第一の態様から第の態様いずれか一に記載のピンチバルブである。
また、本発明の第の態様は、前記回転体は複数の回転体で構成され、前記複数の回転体の回転軸は2つ以上の軸で構成され、動力源の回転力を分配して前記各軸を回転させることを特徴とする第一の態様から第の態様いずれか一に記載のピンチバルブである。
また、本発明の第の態様は、第一の態様から第の態様のいずれか一に記載のピンチバルブを具備する機器である。
カムの凹凸差によらずに押圧部材の押圧距離を変えることができるので、カムの小型化が可能である。また、必要動力を大きくせずにカムを小型化することで、ピンチバルブを小型化できる。また、ピンチバルブに使用するチューブを簡単に着脱できる。また、本発明のピンチバルブを具備した機器の小型化が可能である。
また、本発明のピンチバルブを、インク1色あたり1個以上のサブタンクを使用しインク流路の開閉制御をするインクジェット記録装置に使用した場合、インク充填、インク抜き取り、ヘッドクリーニング、印字、などの動作シーケンスを簡単に満足できる開閉制御を行うことが可能であり、さらにピンチバルブおよび駆動機構を小型化でき、インクジェット記録装置を小型化できる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明であるピンチバルブの構成例を示す図であり、図2は本発明のピンチバルブにチューブ1を取り付けた斜視図である。ピンチバルブ20は1つの軸で2つのチューブ1の開閉が可能なピンチバルブである。筐体2はピンチバルブ20の構成部品を内蔵する筐体2である。筐体2は回転体3の回転方向の片面が開口している。構成部品が筐体2に固定されていれば、開口していても、閉鎖されていてもよい。開口していることでピンチバルブ20が小型化されても組み立てや修理が容易となる。
筐体2内には回転体3と回転体3に接触して可動する押圧部材4が内蔵されている。押圧部材4は筐体2に固定された支持軸7に回転可能に接続されている。押圧部材4にはローラー12が回転可能に取り付けられ、ローラー12は回転体3に当接し、回転体3の外周部である辺部5に沿って移動する。押圧部材4の端部にはチューブを押圧するチューブ押圧部8が設けられている。チューブ押圧部8は略L字形をし、さらに先端部は断面円弧状に形成され、流体の流れるチューブを押圧する。ローラー12は、チューブ1の弾性によって回転体3の回転軸方向へ力が加わり、回転体3の辺部5へ接触するように構成されている。また、チューブ1の弾性を利用する以外にバネ等によってローラー12を回転体3へ当接させることも可能であるが、部品点数が増えてしまう。よって、チューブ1の弾性を利用してローラー12を回転体3へ当接させる構造が好ましい。
押圧部材4は回転体3を挟んで2個設けられ、回転体3の部5の形状によって同時に2つの押圧部材4を移動させることができる。ここでは押圧部材4を2個で説明しているが1個以上の押圧部材4でも同様の動作をし、効果がある。また、支持軸7とチューブ押圧部8との間にローラー12を設け、ローラー12を回転体3に当接させ、筐体2内に押圧部材4を収納している。小型化するためには、このような配置が好ましい。
回転体3の中心部には回転軸10を挿入する貫通孔を形成する貫通孔壁16が設けられている。回転軸10を回転させると回転体3が回転する。回転体3が回転して回転体3の辺部5が押圧部材4の回転体接触部6に接触し、押圧部材4が支持軸7を中心に回転してチューブ押圧部8でチューブ1を押圧する。ここでは、回転体接触部6と回転体3の辺部5との接触時の摩擦を軽減し、スムースに可動するために、回転体接触部6はローラー12を取り付けた構造を用いている。
ピンチバルブ20には、壁部9が筐体2に、例えばガイドレール15のような着脱手段によって、着脱可能に設けられている。この壁部9に沿ってチューブ1を配置する。
押圧部材4の回転体接触部6の位置によって、チューブ押圧部8と壁部9の距離がかわり、この距離に応じて、チューブ押圧部8と壁部9の間に挟まれたチューブ1の変形量が変わる。チューブ1の変形量を制御することで、チューブ1内を流れる流体の流量調節を行うことができる。ここでは、回転体3は回転軸10からの距離が一定ではない辺部5を有しており、回転体3が回転することで辺部5が押圧部材4の回転体接触部6と接触し、辺部5の形状に応じて押圧部材4は支持軸7を中心に回転し、チューブ押圧部8が移動する。
押圧部材4の支持軸7から回転体接触部6までの距離より、支持軸7からチューブ押圧部8までの距離を長くとることで、回転体3の辺部5の凹凸の差よりもチューブ押圧部8の移動距離を長くすることができる。これによって回転体3を小型化して凹凸を小さくしてもチューブ押圧部8の移動距離を長くすることができる。また、支持軸7から回転体接触部6までの距離より、支持軸7からチューブ押圧部8までの距離を短くすることもでき、そうすることで回転体3を回転させるための動力を小さくすることができる。このようにすることによって小型で動力の小さなモータを機器に使用でき、機器全体を小型化できる。
また、壁部9にはチューブ支持部14が設けられている。チューブ支持部14は壁部9の一部を曲げ、チューブ押圧部8の前後でチューブ1を支持してチューブ1が動かないように固定する。
また、チューブ1の流路が開いている状態において、回転体接触部6が回転体3に接触しない位置で、押圧部材4を保持部11によって保持されることによって、辺部5と回転体接触部6との接触による摩擦を軽減することができる。複数の押圧部材4を用いるときに、未使用の押圧部材4の摩擦を軽減し、回転体3を回転させる動力を小さく抑えることができる。
また、壁部9は筐体2に対して着脱可能であるので、チューブ1を取り替えるときに、壁部9を筐体2から取り外した状態で変えることができる。その後、壁部9を筐体2に取り付けることでチューブ1を交換できる。さらに、チューブ1は、チューブ支持部14によって壁部9へ支持されるので取替え時に容易に脱落することがない。よって、容易にチューブ1を交換でき、チューブ1の押圧位置も容易に位置決めすることができる。
図3は同一回転軸の多連ピンチバルブの構成を示す斜視図である。複数のピンチバルブの回転体3を同一の回転軸10によって連結した図である。図1と図2で説明したピンチバルブ20を12個連結している。ピンチバルブ20は連結孔形成壁18により貫通した連結孔に連結棒17を挿入して固定する。
動力源13は例えばモータである。動力源13の回転軸に接続された動力源のギア25と回転軸10に接続されたバルブのギア19により、動力源13の動力は、複数のピンチバルブ20に伝えられる。複数のピンチバルブ20を同一の回転軸10で動作させることで、動力源13を一つで、複数のピンチバルブ20を動作させることが可能になる。
図4は、二つの回転軸を一つの動力で回転させる構成を示す斜視図である。動力源13はモータなどの動力源である。動力源13の回転軸に動力源のギア25と、第1のピンチバルブ列を第1の回転軸23で連結し、第2のピンチバルブ列を第2の回転軸24で連結し、動作させる。第1の回転軸23に接続された第1のギア21と第2の回転軸24に接続させた第2のギア22を動力源のギア25に接続し、動力源13の回転をピンチバルブへ伝える。単一の動力源13で複数のピンチバルブ20を駆動することができる上に、軸を一つにしないことで、それぞれ連結されたピンチバルブ20のユニットを任意の方向や位置に配置できると同時に、ギアの構成によって一方の軸を正回転させ、他方の軸を逆回転させたり、軸によって異なるスピードで回転させることができる。これによって機器上でのピンチバルブの配置が容易となり、動力源も削減が可能となる。
また、上述ピンチバルブは、例えばプリンタのインク流路、すなわちインクタンクからインクジェットヘッド間に配置されたチューブのインクの流れを制限するため用いることができる。駆動源にステッピングモータを用いることで、該モータの回転角度を認識しながら回転制御ができる。よって、モータの回転を制御することで軸の回転とカムの回転も連動するので、カムの回転角度を認識しながら回転を制御することができ、ピンチバルブの開閉の制御ができ、チューブ内の流体の流れを制御できる。他に薬液供給装置の薬液の流路の流量制御、燃焼装置への燃料の供給流量の制御など、チューブ状の流路に流れる流体の流量の制御に本発明のピンチバルブを用いることができる。本発明のピンチバルブを用いることで、これらの機器の小型化ができる。
図5は、本発明の実施形態のインクジェット記録装置のインク流路の構成を示す図である。図6は、本発明の実施形態のインクジェット記録装置のピンチバルブに使用する回転体を示す図である。図5、図6を用いて上述のピンチバルブをインク流路の開閉に用いるインクジェット記録装置の説明をする。
インクジェット記録装置は、例えばシアン、マゼンダ、イエロー、ブラックなどの複数のインク色ごとにインクタンク、インクジェットヘッド、インク供給経路を備えるが、ここでは、それぞれの色ごとに同様の構成を持つので、そのうち1色に対する構成を説明し、他の色に対しては説明を省略する。
インクタンク26はインクを貯蔵するタンクである。インクジェットヘッド27はインクタンク26から貯蔵されているインクの供給を受け、そのインクを複数のノズルから吐出してシートに画像を形成するインク吐出装置である。インクタンク26からインクジェットヘッド27までのインク流路は、インクタンク26から始まり、途中第一の三端子コネクタ29を介して2つの流路に別れ、第二の三端子コネクタ44で分かれた流路が合流し、インクジェットヘッド27に至る。
インクタンク26から第一の三端子コネクタ29までは第一流路28で接続されている。第一の三端子コネクタ29によって流路が二つに分かれる。一方の流路は、第一の三端子コネクタ29、第二流路30、第一コネクタ31、第三流路32、第一サブタンク33、第四流路34、第二コネクタ35、第五流路36を介して、第二の三端子コネクタ44に接続され、他方の流路と合流する。他方の流路は、第一の三端子コネクタ29、第六流路37、第三コネクタ38、第七流路39、第二サブタンク40、第八流路41、第四コネクタ42、第九流路43を介して、第二の三端子コネクタ44に接続され、一方の流路と合流する。第二の三端子コネクタ44とインクジェットヘッド27との間は、第十流路45によって接続される。
一方の流路上の第一のサブタンク33の前後のインク流路には、そのインク流路の開閉を行う第一のピンチバル46が設けられ、第一のサブタンクの前後でインクの流れを制御する。他方の流路上の第二のサブタンク40の前後の流路には、その流路の開閉を行う第二のピンチバルブ47が設けられ、第二のサブタンクの前後でインクの流れを制御する。第一のピンチバルブ46及び第二のピンチバルブ47は夫々2つのバルブ部を有する。そのバルブ部は、インク流路を押圧部材で押圧することで閉じる。つまり、インク流路を押圧部材と壁部の間に挟み、つぶすことでインク流路にインクが流れないようにする。また押圧を解除することでインク流路がもとにもどりインクが再び流れる。インク流路は弾力性のあるチューブを用いることで、チューブがつぶれても元に戻る。
第一のピンチバルブ46の第一のバルブ部48がインクタンク26側に、第二のバルブ部49がインクジェットヘッド27側に配置され、夫々のインク流路の開閉を行う。第二のピンチバルブ47の第一のバルブ部50がインクタンク26側に、第二のバルブ部51がインクジェットヘッド27側に配置され、夫々のインク流路の開閉を行う。
モータ52の接続された駆動軸53は、第一のピンチバルブ46と第二のピンチバルブ47に接続され、同期して動作する。同期することで、少なくとも一方の動作と他方の動作のいずれか一つの動作を制御することで、両方の動作を制御できる。制御回路54はメモリ55に記憶されているプログラムに従い制御を行う。モータ駆動回路56は制御回路54に接続され、制御回路54の制御に基づき動作をする。モータ52はモータ駆動回路56に接続され、制御回路54の制御に基づいて回転する。第一のピンチバルブ46の第一のバルブ部48と第二のバルブ部49、第二のピンチバルブ47の第一のバルブ部50と第二のバルブ部51は駆動軸53の回転に同期して動作する。また、第一のピンチバルブ46の回転をセンサ70によって検出する。ピンチバルブ内の回転体の回転した角度を検出し、その検出結果を制御回路54に入力し、メモリ55に格納されているプログラムに基づいて、回転体3の回転を制御する。又、別の形態としてステッピングモータを用いて回転体3を駆動することもできる。ステッピングモータによって回転体3を回転させる場合、制御が容易となる。予め所望の回転角度に対応する駆動パルス数をメモリに記憶し、そのパルス数の駆動信号をモータ駆動回路からステッピングモータへ出力することで、所望の回転角度の回転ができる。この際、センサは回転体3の基準となる位置を求めるためにもちいる。この基準となる位置から、パルス数をカウントすることで、基準となる位置からの回転角度がわかる。ここで、この検出機構の例としては、例えば、回転体3に基準となる位置に対応した位置に白色のマーキングをし、他の部分は黒色にマーキングする。そこへ光を当て反射光の強弱を観測する。白くマーキングした部分は他の部分より強く反射をする。この光の強弱を検出して、マーキングした位置を検出し、基準位置をとする。検出結果を制御回路54へ入力する。プログラムあらかじめ基準位置に基づいて制御する構成にすることで回転体3の回転角度を制御する。例えば回転体3自体に白くマーキングしてもよいし、モータ52から回転体3までの経路の一部を用いて、マーキングしてもよい。
また、図示はしていないが、インクジェットヘッドのインクを吐出するノズル面にキャップを密着させ、キャップ内を負圧に保つことでインクジェットヘッド内からインクを吸引する吸引装置を備えている。
インク流路は中に流れるインクの成分がチューブを透過して揮発しないように、気体に対する遮断性が高いチューブが必要である。特に、顔料を有機溶剤に溶かしたインクを使い場合に、インク成分の揮発性が高いので、チューブは気体に対する遮断性が高いものが必要になる。またピンチバルブによってチューブが押圧されるので、器機の小型化を望むときは小さな力で変形が可能な材質が好ましく、チューブの押圧される部分に関してはやわらかく弾力のあるものが好ましい。チューブの材質が気体を透過しやすい性質もものや、チューブの肉厚を薄くする必要があり、わらかく弾力のあるチューブを使うと気体に対する遮断性が低下するという課題も生じる。チューブ部分からインク成分が透過しないようにするための工夫が必要である。たとえば、気体に対する遮断性が高い材質のものや、肉厚の厚いチューブが必要になり、そうすると硬いチューブとなる。
そのため、第一流路28または第十流路45に対して、第三流路32、第四流路34、第七流路39および第八流路41は、やわらかい材質のチューブを用い、さらに、チューブの総延長を短くしている。第一コネクタ31と第一のサブタンク33、第一のサブタンク33と第二コネクタ35間を短く柔らかなチューブを用いることが好ましい。また、コネクタの接続部分が多くなり煩雑になるのを避けるため、第一コネクタ、第二コネクタを用いずに、第一の三端子コネクタ29と第二の三端子コネクタ44間に柔らかいチューブを用いることもできる。
次に動作について説明する。インク1色に対して4箇所でチューブの開閉を行うため、1つの回転体で2つの開閉制御ができるピンチバルブを2個使う。さらに、夫々のピンチバルブの回転体が同一の回転軸上で回転し、回転軸は45度ずつ回転させて制御する。
第一の位置57、第二の位置58、第三の位置59、第四の位置60、第五の位置61、第六の位置62、第七の位置63、第八の位置64は、回転軸を45度ずつ回転させたときの回転体3すなわちカムの停止位置であり、夫々の角度は45度である。
第一のピンチバルブ46の第一のバルブ部48と第二のバルブ部49は回転体3の対角の位置に基づいて動作する。例えば、第一のバルブ部48が第一の位置57に対応しているときは、第二のバルブ部49は第五の位置61に対応している。
第一のピンチバルブ46の第一のバルブ部48が第五の位置61に対応して動作する時には第二のバルブ部49は第一の位置57に対応して動作する。すなわちこの時には、第一のバルブ部48は第三流路32を開き、第二のバルブ部49は第四流路34を閉じる状態となる。次に45度回転体を回転させる。第一のピンチバルブ46の第一のバルブ部48が第六の位置62に対応して動作する時には第二のバルブ部49は第二の位置58に対応して動作する。すなわちこの時には、第一のバルブ部48は第三流路32を閉じ、第二のバルブ部49は第四流路34を開ける状態となる。回転体3の外周の形状に基づいてバルブ部の状態が遷移する。まず、位置65から位置66に対応してバルブ部が動作する。すなわち第一のバルブ部48が開状態から徐々に閉状態に移行し、第二のバルブ部49が閉状態のままとなる。次に、第二のバルブ部49は、位置66から位置67に対応して、徐々に閉状態から開状態に移行する。このとき第一のバルブ部48は閉状態のままである。その後は、第二のバルブ部49は開状態のままで、第一のバルブ部48は閉状態のままで停止する。
第二のピンチバルブ47に関しては、第一のピンチバルブ46に用いた回転体と同形状のものを用いる。第一のピンチバルブ46の第一のバルブ部48と第二のピンチバルブ47の第一のバルブ部50とは同形状の回転体の対角の位置に基づいて動作するように配置する。すなわち、第一のピンチバルブ46の第一のバルブ部48が第五の位置61に対応するときに、第二のピンチバルブ47の第一のバルブ部50が第一の位置57に対応して動作する。
また、第二のピンチバルブ47の第一のバルブ部50と第二のバルブ部51は回転体3と同形状の回転体を用い、夫々のバルブ部を対角の位置に基づいて動作させるように配置する。例えば、第一のバルブ部50が第一の位置57に対応しているときは、第二のバルブ部51は第五の位置61に対応させる。
このように構成することで、第一のピンチバルブ46の第一のバルブ部48が開、第二のバルブ部49が閉、第二のピンチバルブ47の第一のバルブ部50が閉、第二のバルブ部51が開、の組み合わせから、第一のピンチバルブ46の第一のバルブ部48が閉、第二のバルブ部49が開、第二のピンチバルブ47の第一のバルブ部50が開、第二のバルブ51が閉、の組み合わせに切り替えるとき、すなわち、カムを45度回転させたときに、その回転の途中で4つのバルブ部の全てが開の状態ができないようにできる。インクを吐出して画像形成中に、バルブ部全てが開状態になると、サブタンク間にインクが流れてしまい、水頭値の管理ができなくなってしまう問題が生じる。このような問題を回避する為に、バルブ部が全て開状態にならないように制御する必要がある。
図6の回転体すなわちカムを第一の位置57から第二の位置58に回転させ、ピンチバルブの状態を切り替える場合、第一のピンチバルブ46の第一のバルブ部48と第二のバルブ部49の切り替えは、第一のバルブ部48が閉になってから、第二のバルブ部49が開になる。また、第二のピンチバルブ47の第一のバルブ部50と第二のバルブ部51の切り替えは、第二のバルブ部51が閉になってから第一のバルブ部50を開にすることができる。また2つのピンチバルブの回転軸を同じくさせているため、第一のピンチバルブ46の第一のバルブ部48が閉になってから第二のピンチバルブ47の第一のバルブ部50が開になり、第二のピンチバルブ47の第二のバルブ部51が閉になってから第一のピンチバルブ46の第二のバルブ部49を開にすることができる。このように回転体の凸部の幅をその対角または回転軸を同じくするもう一つの回転体の凹部の幅以上に広く取ることで、切り替えの途中で、必ず閉状態のほうが長く続くようになり、回転軸の回転中に全てのバルブ部が開放状態になることがなく、流路において適正な圧力を維持することが可能となる。
次に、本実施形態のインクジェット記録装置における、ピンチバルブの動作について説明する。サブタンクの入口と出口は、入口側がインクタンク側で、出口側はヘッド側とする。インク充填シーケンスの動作の中で、サブタンクの入口までは脱気されたインクでインク流路が満たされている状態で、第一のサブタンク33の入口を閉じ出口を開け、出口側から吸引装置(不図示)で吸引して真空状態にする。このとき、第二のサブタンク40は出口を閉じているため、吸引されない。次に回転軸を回転させて第一のサブタンク33の出口を閉じて入口を開け、第二のサブタンク40の出口を開けて入口を閉じる。ここでは切り替え時に第一のサブタンク33の出口が閉じてから入口が開けられるような回転体の形状を有しており、第二のサブタンク40も入口が閉じてから出口が開けられるような回転体の形状を有しており、それら回転体が動機して回転するため、回転軸を回転させている途中で4箇所のバルブ部がすべて開いた状態になることは無く、第一のサブタンク33と第二のサブタンク40の入口よりもインクタンク側のインク流路とサブタンク内とで圧力緩和が起こらない構造になっている。
また、回転軸を45度の角度で正逆両方向に回転できる。正逆両方向に回転させることで、インクジェットヘッドからインクを吐出させ画像を形成している間に、第一のサブタンク33の入口は閉じ、出口を開け、第二のサブタンク40の出口は閉じて入口を開けることで、第一のサブタンク33内のインクを使用して印字をするとともに、第二のサブタンク40内にインクを充填することができる。画像形成を続けるうちに第一のサブタンク33内のインクが減ってくると、第一のサブタンク33の出口を閉じ、入口を開け、第二のサブタンク40の入口を閉じ、出口を開けることで、第二のサブタンク40内のインクを使用してインクの吐出を行う。適正なインクの水頭値の範囲を保ちながらインク吐出を続けることができる。インク吐出中のバルブ部の切り替え動作も前述のインク充填シーケンス中の動作と同様で、インクジェットヘッド27のメニスカスを形成するための適正な負圧を維持したままで切り替えが可能となる。
この第一のサブタンク33と第二のサブタンク40の入口と出口の開閉を行うピンチバルブ46、47の2個を1セットとして、例えば6色で印字するインクジェット記録装置の場合には6セットを同一の回転軸上に配置することで、一度にすべてのサブタンクの切り替えが可能となる。また第一のサブタンク33の入口と出口を開閉するピンチバルブ46の回転軸と、第二のサブタンク40の入口と出口を開閉するピンチバルブ47の回転軸を、別の軸として配置し、それぞれを制御することでも可能であるが、動力源が二つ必要であり、制御が複雑になってしまうが可能である。しかし、回転軸は二つにしてそれぞれの回転軸の動力伝達部分にワンウェイクラッチを取り付けるなど回転力の伝達方向を制限することで、一つの動力源で回転方向によって二つの回転軸の動作を制御することが可能となり、動作時の必要動力も少なくすることが可能となる。
図6で説明した回転体3の形状では、位置68と位置69の間のように、対角の位置同士が同じタイミングで同じ変位させることもできる。このように、回転体の形状によって様々な制御が可能である。
本発明のピンチバルブの内部構造を示す図である。 本発明のピンチバルブにチューブを取り付けた斜視図である。 本発明の同一回転軸の多連ピンチバルブの構成を示す斜視図である。 本発明の複数回転軸の多連ピンチバルブの構成を示す斜視図である。 本発明の実施形態のインクジェット記録装置のインク流路の構成を示す図である。 本発明の実施形態のインクジェット記録装置のピンチバルブに使用する回転体を示す図である。
符号の説明
1 チューブ
2 筐体
3 回転体
4 押圧部材
5 辺部
6 回転体接触部
7 支持軸
8 チューブ押圧部
9 壁部
10 回転軸
11 保持部
12 ローラー
13 動力源
14 チューブ支持部
15 ガイドレール
16 貫通孔壁
17 連結棒
18 連結孔形成壁
19 バルブのギア
20 ピンチバルブ
21 第1のギア
22 第2のギア
23 第1の回転軸
24 第2の回転軸
25 動力源のギア

Claims (6)

  1. 回転可能な回転体と、壁部と、前記回転体の回転に応じてチューブを前記壁部との間に挟んで押圧する押圧部材とを有し、前記押圧部材は支持軸に回転可能に支持され、前記押圧部材は前記回転体と接触する回転体接触部と、前記チューブを押圧するチューブ押圧部とを有し、前記押圧部材は、前記支持軸から前記チューブ押圧部までの距離が前記支持軸から前記回転体接触部までの距離より長く、前記回転体接触部は、ローラーを有し、前記回転体接触部は前記ローラーによって前記回転体と接触し、前記回転体接触部は前記回転体の形状に応じて前記支持軸を中心に移動し、前記チューブ押圧部は前記回転体接触部の移動に応じて前記支持軸を中心に移動し、前記チューブ押圧部と前記壁部との距離可変し、前記壁部が着脱可能であるピンチバルブにおいて、
    前記壁部には、前記チューブが前記押圧部材で押圧される前後の位置で前記壁部の一部を曲げ、該曲げた部分が前記チューブを挟んで対向し、前記チューブを固定するチューブ支持部が備わることを特徴とするピンチバルブ。
  2. 前記押圧部材を保持する保持部を有し、
    前記壁部と前記チューブが装着され、前記押圧部材が使用されている場合は、前記チューブの弾力によって前記チューブが前記チューブ押圧部を押し、前記ローラーが前記回転体に接触する方向に力が加わり、前記ローラーが前記回転体に当接し、前記押圧部材を未使用の場合は、前記チューブの流路を開いている状態において、前記回転体接触部が前記回転体に接触しない位置で保持部が前記押圧部材を保持することを特徴とする請求項1に記載のピンチバルブ。
  3. 前記チューブ支持部は、前記チューブが配置される前記壁部の端部の4カ所を曲げて形成していることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のピンチバルブ。
  4. 前記回転体は複数の回転体で構成され、前記複数の回転体の回転軸が同一の軸であることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のピンチバルブ。
  5. 前記回転体は複数の回転体で構成され、前記複数の回転体の回転軸は2つ以上の軸で構成され、動力源の回転力を分配して前記各軸を回転させることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のピンチバルブ。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の前記ピンチバルブを具備する機器。
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