JP2008012787A - 液体流通方法、液体流通装置、及び液体吐出装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】第1作動部(第1ピストン47a、第1ピストンギヤ47b)の駆動によって第1の液体の吸入及び排出を行う第1ポンプ室41と、第2作動部(第2ピストン48a、第2ピストンギヤ48b)の駆動によって第2の液体の吸入及び排出を行う第2ポンプ室42とを備え、1つの第1駆動モータの第1駆動軸45aの正/逆回転により、第1振り子ギヤ(第1遊星ギヤ51b)を第1ピストンギヤ47bと第2ピストンギヤ48bとの間で機械的に変位させ、第1駆動軸45aの動力を第1ピストンギヤ47b又は第2ピストンギヤ48bに切り換えて伝達する。
【選択図】図7
Description
本発明の1つである請求項1に記載の発明は、第1作動部の駆動によって第1の液体の吸入及び排出を行う第1ポンプ室と、第2作動部の駆動によって第2の液体の吸入及び排出を行う第2ポンプ室とを備える液体流通装置の液体流通方法であって、駆動モータの正回転又は逆回転によって前記第1作動部と前記第2作動部との間を機械的に変位する振り子ギヤにより、前記駆動モータの動力を前記第1作動部又は前記第2作動部に切り換えて伝達し、1つの前記駆動モータによって前記第1作動部又は前記第2作動部を選択的に駆動することを特徴とする。
上記の請求項1に記載の発明は、第1の液体の吸入及び排出を行う第1ポンプ室と、第2の液体の吸入及び排出を行う第2ポンプ室との選択は、振り子ギヤによって行われる。そして、振り子ギヤは、駆動モータの正回転又は逆回転によって第1作動部と第2作動部との間を機械的に変位する。
上記の請求項2及び請求項5に記載の発明は、第1の液体の吸入及び排出を行う第1ポンプ室の第1作動部と、第2の液体の吸入及び排出を行う第2ポンプ室の第2作動部とを共通して駆動する1つの駆動モータを備えている。そして、駆動モータの動力は、駆動モータの正回転又は逆回転により、第1作動部と第2作動部との間を機械的に変位する振り子ギヤによって切り換えられる。
なお、以下の実施形態では、本発明の液体吐出装置として、ラインヘッド20(本発明における液体吐出ヘッドに相当するもの)を備えるラインヘッド方式のインクジェットプリンタ10を例に挙げている。このラインヘッド20には、印画可能な最大サイズの記録用紙の用紙幅方向の長さにわたり、インク(液体)を吐出するノズルが所定のピッチで直線状に配置されている。そのため、用紙幅方向に液体吐出ヘッドを移動させるためのキャリッジを必要とせず、印画動作中の騒音や振動が発生し難い構成となっている。そして、印画の際は、記録用紙が搬送手段によって停止することなく定速で移動し、それに同調してインクがラインヘッド20から連続的に吐出されるため、印画時間の短縮を図ることが可能である。また、このインクジェットプリンタ10は、「ヘッド別体型」のカラー対応のものであり、ラインヘッド20が吐出するインクは、インクカートリッジ30からチューブ70を通して供給される。
図1に示すように、インクジェットプリンタ10は、ラインヘッド20、インクカートリッジ30、供給ポンプ40(本発明における液体流通装置に相当するもの)、サブタンク60、及び吸引ポンプ70(本発明における液体流通装置に相当するもの)によって構成されており、ラインヘッド20とは別体にインクカートリッジ30を配し、液体流通経路であるチューブ80を通してインクを供給するようにした「ヘッド別体型」のインク供給方式となっている。すなわち、ラインヘッド20にインクが供給されるまでに、インクカートリッジ30、供給ポンプ40、及びサブタンク60を経由するようになっている。
図2に示すように、供給ポンプ40は、Y(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、及びK(ブラック)の4色のインクに対応して、Y(イエロー)のインクの吸入及び排出を行う第1ポンプ室41と、M(マゼンタ)のインクの吸入及び排出を行う第2ポンプ室42と、C(シアン)のインクの吸入及び排出を行う第3ポンプ室43と、K(ブラック)のインクの吸入及び排出を行う第4ポンプ室44とを備えている。
また、図4は、図2に示す供給ポンプ40の分解図であり、第1作動部47、第2作動部48、第3作動部49、及び第4作動部50を露出した状態を示す斜視図である。
さらにまた、図5は、図2に示す供給ポンプ40の分解図であり、第1ポンプ室41、第2ポンプ室42、第3ポンプ室43、及び第4ポンプ室44を取り外した状態を示す斜視図である。
図6(a)に示すように、第1ポンプ室41から第4ポンプ室44が一体化されたポンプユニットには、第1ポンプ室41から第4ポンプ室44に対応して、第1排出口41a、第2排出口42a、第3排出口43a、及び第4排出口44aが設けられており、サブタンク60(図1参照)にインクを流通させるチューブ80(図1参照)がそれぞれ接続される。また、反対側には、図示はしないが、インクカートリッジ30(図1参照)のインクを受け入れる第1吸入口から第4吸入口が設けられている。
また、図8は、図2に示す供給ポンプ40の動作状態を示す正面図であり、第2ポンプ室42からインクを排出させる状態を示すものである。
また、図10は、図9に示す供給ポンプ40’の部分拡大図である。
図9に示す供給ポンプ40’は、本発明における付勢手段として、第1サポートバネ53、第2サポートバネ54、第3サポートバネ55、及び第4サポートバネ56を有している。
(1)本実施形態では、加圧ポンプである供給ポンプ40に本発明の液体流通装置を適用しているが、吸引ポンプ70に適用することもできる。
20 ラインヘッド(液体吐出ヘッド)
40 供給ポンプ(液体流通装置)
41 第1ポンプ室
42 第2ポンプ室
43 第3ポンプ室
44 第4ポンプ室
45 第1駆動モータ
46 第2駆動モータ
47 第1作動部
48 第2作動部
49 第3作動部
50 第4作動部
51 第1振り子ギヤ(動力切換え機構)
52 第2振り子ギヤ(動力切換え機構)
53 第1サポートバネ(付勢手段)
54 第2サポートバネ(付勢手段)
55 第3サポートバネ(付勢手段)
56 第4サポートバネ(付勢手段)
70 吸引ポンプ(液体流通装置)
80 チューブ(液体流通経路)
Claims (5)
- 第1作動部の駆動によって第1の液体の吸入及び排出を行う第1ポンプ室と、
第2作動部の駆動によって第2の液体の吸入及び排出を行う第2ポンプ室と
を備える液体流通装置の液体流通方法であって、
駆動モータの正回転又は逆回転によって前記第1作動部と前記第2作動部との間を機械的に変位する振り子ギヤにより、前記駆動モータの動力を前記第1作動部又は前記第2作動部に切り換えて伝達し、1つの前記駆動モータによって前記第1作動部又は前記第2作動部を選択的に駆動する
ことを特徴とする液体流通方法。 - 第1作動部の駆動によって第1の液体の吸入及び排出を行う第1ポンプ室と、
第2作動部の駆動によって第2の液体の吸入及び排出を行う第2ポンプ室と、
前記第1作動部及び前記第2作動部を共通して駆動する1つの駆動モータと、
前記駆動モータの動力を前記第1作動部又は前記第2作動部に切り換えて伝達する動力切換え機構と
を備え、
前記動力切換え機構は、前記駆動モータの正回転又は逆回転により、前記第1作動部と前記第2作動部との間を機械的に変位する振り子ギヤである
ことを特徴とする液体流通装置。 - 請求項2に記載の液体流通装置において、
前記第1ポンプ室及び前記第2ポンプ室は、隣接して配置されている
ことを特徴とする液体流通装置。 - 請求項2に記載の液体流通装置において、
前記第1作動部及び前記第2作動部は、付勢手段を有しており、
前記付勢手段は、液体の吸入及び排出に伴う前記駆動モータの負荷を軽減する方向に前記第1作動部及び前記第2作動部を付勢する
ことを特徴とする液体流通装置。 - 少なくとも2系統の液体流通経路と、
2系統の前記液体流通経路に共通して設置され、液体の吸入及び排出を行う液体流通装置と、
前記液体流通装置により、前記液体流通経路を通して供給される液体を吐出可能な液体吐出ヘッドと
を備える液体吐出装置であって、
前記液体流通装置は、
第1作動部の駆動によって第1の液体の吸入及び排出を行う第1ポンプ室と、
第2作動部の駆動によって第2の液体の吸入及び排出を行う第2ポンプ室と、
前記第1作動部及び前記第2作動部を共通して駆動する1つの駆動モータと、
前記駆動モータの動力を前記第1作動部又は前記第2作動部に切り換えて伝達する動力切換え機構と
を備え、
前記動力切換え機構は、前記駆動モータの正回転又は逆回転により、前記第1作動部と前記第2作動部との間を機械的に変位する振り子ギヤである
ことを特徴とする液体吐出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006186320A JP2008012787A (ja) | 2006-07-06 | 2006-07-06 | 液体流通方法、液体流通装置、及び液体吐出装置 |
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ID=39070296
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JP2006186320A Pending JP2008012787A (ja) | 2006-07-06 | 2006-07-06 | 液体流通方法、液体流通装置、及び液体吐出装置 |
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2006
- 2006-07-06 JP JP2006186320A patent/JP2008012787A/ja active Pending
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