JP2008012787A - 液体流通方法、液体流通装置、及び液体吐出装置 - Google Patents

液体流通方法、液体流通装置、及び液体吐出装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2008012787A
JP2008012787A JP2006186320A JP2006186320A JP2008012787A JP 2008012787 A JP2008012787 A JP 2008012787A JP 2006186320 A JP2006186320 A JP 2006186320A JP 2006186320 A JP2006186320 A JP 2006186320A JP 2008012787 A JP2008012787 A JP 2008012787A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid
ink
drive motor
pump chamber
piston
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2006186320A
Other languages
English (en)
Inventor
Akihito Miyazaki
明仁 宮崎
Shunji Yamaguchi
俊二 山口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP2006186320A priority Critical patent/JP2008012787A/ja
Publication of JP2008012787A publication Critical patent/JP2008012787A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Ink Jet (AREA)

Abstract

【課題】複数のインクを供給する供給ポンプといった液体流通装置の簡略化を図り、小型化を可能にするとともに、安価なものとし、ポンプの選択のための制御を簡単にする。
【解決手段】第1作動部(第1ピストン47a、第1ピストンギヤ47b)の駆動によって第1の液体の吸入及び排出を行う第1ポンプ室41と、第2作動部(第2ピストン48a、第2ピストンギヤ48b)の駆動によって第2の液体の吸入及び排出を行う第2ポンプ室42とを備え、1つの第1駆動モータの第1駆動軸45aの正/逆回転により、第1振り子ギヤ(第1遊星ギヤ51b)を第1ピストンギヤ47bと第2ピストンギヤ48bとの間で機械的に変位させ、第1駆動軸45aの動力を第1ピストンギヤ47b又は第2ピストンギヤ48bに切り換えて伝達する。
【選択図】図7

Description

本発明は、第1の液体及び第2の液体の吸入及び排出を行う液体流通方法、液体流通装置、及び液体吐出装置に係るものであり、詳しくは、液体の吸入及び排出のための機構を簡略化することができる技術に関するものである。
従来より、液体吐出装置の一例として、記録用紙等の被記録媒体を液体吐出ヘッドまで搬送し、この液体吐出ヘッドのノズルからインク(液体)を吐出して画像を形成するインクジェットプリンタが知られている。そして、液体吐出ヘッドにインクを供給する方式として、液体吐出ヘッドと一体的にインクが配されて供給を行う「ヘッド一体型」と、液体吐出ヘッドとは別体のインクカートリッジをインクジェットプリンタに装着し、弾性を有するチューブによってインクカートリッジ内のインクを液体吐出ヘッドに供給するようにした「ヘッド別体型」とがある。
ここで、「ヘッド別体型」のインク供給方式の場合には、液体吐出ヘッドのインクに一定の負圧を与え、ノズルからインクが漏出することを防止するとともに、インクを吐出可能な状態を常時、保持できるようにするために、インクカートリッジと液体吐出ヘッドとの間にサブタンクを設置している。また、インクカートリッジとサブタンクとの間にインクの供給ポンプを設置し、この供給ポンプによってインクカートリッジから液体吐出ヘッドにインクを供給するようにしている。さらにまた、液体吐出ヘッド内の気泡や異物を除去して正常なインクの吐出を維持できるようにするため、気泡等を含んだインクを吸引する吸引ポンプも設置されている。
そして、カラー対応のインクジェットプリンタの場合には、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、及びブラック(K)の4色のインクごとにそれぞれインクカートリッジ及びサブタンクが必要となるため、供給ポンプもインクの色数に応じた数だけ設置しなければならない。また、同様に、吸引ポンプもインクの色数に応じた数だけ設置される。
ここで、供給ポンプ及び吸引ポンプは、駆動モータによって駆動され、インクの吸入及び排出を行うようになっている。すなわち、作動部の駆動によってインクの吸入及び排出を行うポンプ室と、作動部を駆動する駆動モータとにより、供給ポンプや吸引ポンプといった液体流通装置が構成される。そのため、4色のインクの吸入及び排出を行うには、4つの駆動モータが必要となり、液体流通装置が複雑化するだけでなく、大型化し、高価なものとなってしまうという問題がある。
そこで、液体流通装置における駆動モータの数を減じることができるようにした技術が知られている。すなわち、1つの駆動モータによって複数の供給ポンプの作動部を選択的に駆動できるようにした技術であり、供給ポンプの選択は、ソレノイド等のオン・オフで中間歯車の位置を移動させることにより、駆動モータの歯車が駆動させたい作動部の歯車と噛み合うようにしている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−127413号公報
また、液体吐出ヘッドのインクの吐出状態を回復させるための4つの吸引ポンプと、駆動モータにより回転される駆動軸と、駆動軸の回転力を各吸引ポンプに伝達して各吸引ポンプを動作させる遊星歯車と、選択軸と、回転位置に応じてくぼんだ形状のカムとを備え、各吸引ポンプのいずれかの動作指示に対して、駆動軸を反時計回りに回転させ、選択軸を、指示された機器番号に応じた回転角度として4つ遊星歯車のいずれかを選択し、その後、駆動軸を時計回りに回転させることにより、指示された吸引ポンプを動作させるようにした技術が開示されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2004−299098号公報
さらにまた、複数の吸引ポンプに対して選択的、かつ独立に単一の駆動モータで駆動するポンプ選択駆動手段を備えるようにした技術が知られている。そして、ポンプ選択駆動手段は、駆動モータによって駆動される1本のカム軸と、各吸引ポンプにそれぞれ対応してカム軸上に、吸引ポンプの動作範囲のカム軸上の位相を吸引ポンプごとに分離して設定したカムとによって構成されている(例えば、特許文献3参照)。
特開平6−328726号公報
しかし、上記の特許文献1の技術では、中間歯車の位置を移動させるためにソレノイド等をオン・オフさせる必要がある。また、特許文献2の技術では、遊星歯車による選択のために選択軸が必要となる。さらにまた、特許文献3の技術では、吸引ポンプの動作範囲のカム軸上の位相を吸引ポンプごとに分離して設定したカムによって吸引ポンプを駆動する。そのため、特許文献1から特許文献3の技術は、駆動モータの数を減じることができるものの、機構が複雑化するだけでなく、大型化し、高価なものとなってしまうという問題がある。また、選択のための制御が繁雑で、動作に時間を要するという問題もある。
したがって、本発明が解決しようとする課題は、複数のインクを供給する供給ポンプや複数のインクを吸引する吸引ポンプといった液体流通装置の簡略化を図り、小型化を可能にするとともに、安価なものとし、かつ複数のポンプの選択のための制御を簡単にすることである。
本発明は、以下の解決手段によって、上述の課題を解決する。
本発明の1つである請求項1に記載の発明は、第1作動部の駆動によって第1の液体の吸入及び排出を行う第1ポンプ室と、第2作動部の駆動によって第2の液体の吸入及び排出を行う第2ポンプ室とを備える液体流通装置の液体流通方法であって、駆動モータの正回転又は逆回転によって前記第1作動部と前記第2作動部との間を機械的に変位する振り子ギヤにより、前記駆動モータの動力を前記第1作動部又は前記第2作動部に切り換えて伝達し、1つの前記駆動モータによって前記第1作動部又は前記第2作動部を選択的に駆動することを特徴とする。
(作用)
上記の請求項1に記載の発明は、第1の液体の吸入及び排出を行う第1ポンプ室と、第2の液体の吸入及び排出を行う第2ポンプ室との選択は、振り子ギヤによって行われる。そして、振り子ギヤは、駆動モータの正回転又は逆回転によって第1作動部と第2作動部との間を機械的に変位する。
また、本発明の他の1つである請求項2に記載の発明は、第1作動部の駆動によって第1の液体の吸入及び排出を行う第1ポンプ室と、第2作動部の駆動によって第2の液体の吸入及び排出を行う第2ポンプ室と、前記第1作動部及び前記第2作動部を共通して駆動する1つの駆動モータと、前記駆動モータの動力を前記第1作動部又は前記第2作動部に切り換えて伝達する動力切換え機構とを備え、前記動力切換え機構は、前記駆動モータの正回転又は逆回転により、前記第1作動部と前記第2作動部との間を機械的に変位する振り子ギヤであることを特徴とする。
さらにまた、本発明の他のもう1つである請求項5に記載の発明は、少なくとも2系統の液体流通経路と、2系統の前記液体流通経路に共通して設置され、液体の吸入及び排出を行う液体流通装置と、前記液体流通装置により、前記液体流通経路を通して供給される液体を吐出可能な液体吐出ヘッドとを備える液体吐出装置であって、前記液体流通装置は、第1作動部の駆動によって第1の液体の吸入及び排出を行う第1ポンプ室と、第2作動部の駆動によって第2の液体の吸入及び排出を行う第2ポンプ室と、前記第1作動部及び前記第2作動部を共通して駆動する1つの駆動モータと、前記駆動モータの動力を前記第1作動部又は前記第2作動部に切り換えて伝達する動力切換え機構とを備え、前記動力切換え機構は、前記駆動モータの正回転又は逆回転により、前記第1作動部と前記第2作動部との間を機械的に変位する振り子ギヤであることを特徴とする。
(作用)
上記の請求項2及び請求項5に記載の発明は、第1の液体の吸入及び排出を行う第1ポンプ室の第1作動部と、第2の液体の吸入及び排出を行う第2ポンプ室の第2作動部とを共通して駆動する1つの駆動モータを備えている。そして、駆動モータの動力は、駆動モータの正回転又は逆回転により、第1作動部と第2作動部との間を機械的に変位する振り子ギヤによって切り換えられる。
上記の発明によれば、1つの駆動モータを正回転又は逆回転させるだけで、第1作動部又は第2作動部を選択的に駆動することができ、第1の液体又は第2の液体の吸入及び排出を行うことができる。そのため、2系統の液体流通経路に液体を供給する供給ポンプや2系統の液体流通経路の液体を吸引する吸引ポンプといった液体流通装置が簡略化され、安価で小型なものとすることができる。また、第1の液体又は第2の液体の選択のための制御が簡単なものとなる。
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態について説明する。
なお、以下の実施形態では、本発明の液体吐出装置として、ラインヘッド20(本発明における液体吐出ヘッドに相当するもの)を備えるラインヘッド方式のインクジェットプリンタ10を例に挙げている。このラインヘッド20には、印画可能な最大サイズの記録用紙の用紙幅方向の長さにわたり、インク(液体)を吐出するノズルが所定のピッチで直線状に配置されている。そのため、用紙幅方向に液体吐出ヘッドを移動させるためのキャリッジを必要とせず、印画動作中の騒音や振動が発生し難い構成となっている。そして、印画の際は、記録用紙が搬送手段によって停止することなく定速で移動し、それに同調してインクがラインヘッド20から連続的に吐出されるため、印画時間の短縮を図ることが可能である。また、このインクジェットプリンタ10は、「ヘッド別体型」のカラー対応のものであり、ラインヘッド20が吐出するインクは、インクカートリッジ30からチューブ70を通して供給される。
図1は、本実施形態のラインヘッド方式のインクジェットプリンタ10を示す概念図である。
図1に示すように、インクジェットプリンタ10は、ラインヘッド20、インクカートリッジ30、供給ポンプ40(本発明における液体流通装置に相当するもの)、サブタンク60、及び吸引ポンプ70(本発明における液体流通装置に相当するもの)によって構成されており、ラインヘッド20とは別体にインクカートリッジ30を配し、液体流通経路であるチューブ80を通してインクを供給するようにした「ヘッド別体型」のインク供給方式となっている。すなわち、ラインヘッド20にインクが供給されるまでに、インクカートリッジ30、供給ポンプ40、及びサブタンク60を経由するようになっている。
ここで、ラインヘッド20は、半導体基板にバリア層を積層し、このバリア層に、ノズルを形成したノズルシートを貼り合わせて構成したものである。そして、半導体基板に発熱抵抗体が析出形成されており、発熱抵抗体を囲む半導体基板とバリア層とノズルシートとによってインク液室が形成されている。なお、インク液室は、インク流路に連通する開口領域を有しており、この開口領域からインク液室内にインクが供給される。
このようなラインヘッド20を用いて記録用紙に印画を行うには、制御部からの指令によって発熱抵抗体を駆動し、インク液室内に収容されたインクに吐出エネルギーを付与してノズルからインクを吐出する。同時に、ノズルシートから所定の距離だけ離れた位置を保ちながら、記録用紙を連続的に搬送する。すると、吐出されたインクが記録用紙上の所定の位置に着弾して印画が行われる。
また、インクカートリッジ30は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、及びブラック(K)の4色のインクを色別に収容した容器である。そして、このインクカートリッジ30は、インクジェットプリンタ10から容易に着脱することができるようになっている。そのため、インクジェットプリンタ10の使用者は、インクカートリッジ30内のインクが欠乏した際に、迅速に新品と交換することができる。
インクジェットプリンタ10に装着されたインクカートリッジ30の各色のインクは、本発明の液体流通装置に相当する供給ポンプ40によってサブタンク60に送られる。すなわち、1つの供給ポンプ40により、インクカートリッジ30から対応する色のインクを必要に応じて吸入し、サブタンク60に向けて排出することができる。そのため、供給ポンプ40を駆動すれば、4系統ある液体流通経路のチューブ80により、各色のインクがインクカートリッジ30からサブタンク60に供給される。
また、サブタンク60は、インクを一時的に貯留するものではあるが、単なる貯留タンクではなく、ラインヘッド20に供給するインクの流量を調節する開閉弁、インクの残量を検知する液量センサ、インクに混入した気泡や異物を除去するフィルタ等が組み込まれたものである。そのため、ラインヘッド20内の圧力調整、インクの残量検知、気泡及び異物の除去等の機能が付与されることとなり、例えば、サブタンク60内のインクと接触するように設けられた液量センサによってインクの減少が検知されると、供給ポンプ40によってインクカートリッジ30からサブタンク60にその色のインクが供給される。したがって、本実施形態のインクジェットプリンタ10では、サブタンク60からラインヘッド20に安定してインクを供給することにより、ラインヘッド20の諸状態を最良に維持することができる。
また、サブタンク60は、ラインヘッド20よりも低い位置に設置されており、インクを吐出するノズルのメニスカスが維持できるようになっている。すなわち、ラインヘッド20のインク吐出面(インクが吐出される側のノズルシートの表面)をサブタンク60よりも垂直方向に高い位置とすることで、インク液室内のインクに、水頭差に基づく一定の負圧を与えている。そのため、ノズルからインクが漏出することを防止できるとともに、インクを吐出可能な状態を常時、保持することができる。
さらにまた、供給ポンプ40と同様、吸引ポンプ70も本発明の液体流通装置に相当する。ここで、吸引ポンプ70は、インクの初期充填時やメンテナンス時に、ラインヘッド20からインクを吸引するためのものである。すなわち、ラインヘッド20には、供給口21aからインクが供給されるが、ラインヘッド20内の気泡や異物を除去して正常なインクの吐出が維持できるように、気泡や異物を含んだインクごとラインヘッド20内から吸引し、それを排出するために、供給口21aと反対側の排出口21bに吸引ポンプ70が接続されている。
そして、吸引ポンプ70によるインクの排出動作は、任意に、又は定期的に行えるよう設定されており、ラインヘッド20内のクリーニングを効率的に実行できるようになっている。なお、吸引ポンプ70は、供給ポンプ40と同様に、1つだけ設置されているが、気泡の混入等の不具合のある色のインクのみを選択して排出でき、クリーニングによる無駄なインクの消費を低減できるようなっている。
このように、本実施形態のインクジェットプリンタ10は、Y(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、及びK(ブラック)の4色のインクごとに、ラインヘッド20、インクカートリッジ30、及びサブタンク60が設けられているが、供給ポンプ40及び吸引ポンプ70は、それぞれ1つだけ設置されている。そして、1つの供給ポンプ40及び吸引ポンプ70により、特定の色のインクを選択して吸入及び排出させることができるようになっている。
図2は、図1に示す本実施形態のインクジェットプリンタ10における供給ポンプ40を示す斜視図である。なお、吸引ポンプ70も同様の構成となっており、供給ポンプ40との共通化が図られている。
図2に示すように、供給ポンプ40は、Y(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、及びK(ブラック)の4色のインクに対応して、Y(イエロー)のインクの吸入及び排出を行う第1ポンプ室41と、M(マゼンタ)のインクの吸入及び排出を行う第2ポンプ室42と、C(シアン)のインクの吸入及び排出を行う第3ポンプ室43と、K(ブラック)のインクの吸入及び排出を行う第4ポンプ室44とを備えている。
そして、第1ポンプ室41の第1作動部(図示せず)と第2ポンプ室42の第2作動部(図示せず)とは、第1駆動モータ45によって駆動され、第3ポンプ室43の第3作動部(図示せず)と第4ポンプ室44の第4作動部(図示せず)とは、第2駆動モータ46によって駆動される。そのため、第1駆動モータ45によって個別に、Y(イエロー)及びM(マゼンタ)のインクの吸入及び排出を行うことができ、第2駆動モータ46によって個別に、C(シアン)及びK(ブラック)のインクの吸入及び排出を行うことができるようになっている。なお、第1駆動モータ45及び第2駆動モータ46等の各部品は、硬質樹脂製のケース59にネジ止め又は嵌合によって固定されている。
図3は、図2に示す供給ポンプ40の分解図であり、第1駆動モータ45及び第2駆動モータ46を取り外した状態を示す斜視図である。
また、図4は、図2に示す供給ポンプ40の分解図であり、第1作動部47、第2作動部48、第3作動部49、及び第4作動部50を露出した状態を示す斜視図である。
さらにまた、図5は、図2に示す供給ポンプ40の分解図であり、第1ポンプ室41、第2ポンプ室42、第3ポンプ室43、及び第4ポンプ室44を取り外した状態を示す斜視図である。
図3に示すように、ケース59には、モータ支持板59aが嵌合固定されており、第1駆動モータ45及び第2駆動モータ46は、モータ支持板59aに取り付けられている。そして、モータ支持板59aを取り外すと、図4に示すように、第1作動部47、第2作動部48、第3作動部49、及び第4作動部50が露出する。
ここで、第1作動部47は、第1ポンプ室41のY(イエロー)のインクを吸入及び排出させるものであり、第2作動部48は、第2ポンプ室42のM(マゼンタ)のインクを吸入及び排出させるものであり、第3作動部49は、第3ポンプ室43のC(シアン)のインクを吸入及び排出させるものであり、第4作動部50は、第4ポンプ室44のK(ブラック)のインクを吸入及び排出させるものである。
そして、第1駆動モータ45(図3参照)は、第1作動部47及び第2作動部48を共通して駆動し、第2駆動モータ46(図3参照)は、第3作動部49及び第4作動部50を共通して駆動する。すなわち、第1駆動モータ45の動力は、第1振り子ギヤ51(本発明における動力切換え機構に相当するもの)によって第1作動部47又は第2作動部48に切り換えて伝達され、第2駆動モータ46の動力は、第2振り子ギヤ52(本発明における動力切換え機構に相当するもの)によって第3作動部49又は第4作動部50に切り換えて伝達される。
また、第1ポンプ室41、第2ポンプ室42、第3ポンプ室43、及び第4ポンプ室44は、それぞれ隣接して配置されており、一体化されたポンプユニットとなっている。この第1ポンプ室41から第4ポンプ室44で構成されたポンプユニットは、図5に示すように、ケース59から取り外すことができる。すると、ポンプユニット側には、第1作動部47(図4参照)の第1ピストン47a、第2作動部48(図4参照)の第2ピストン48a、第3作動部49(図4参照)の第3ピストン49a、及び第4作動部50(図4参照)の第4ピストン50aが残り、第1振り子ギヤ51及び第2振り子ギヤ52と分離する。そのため、供給ポンプ40は、その分解及び組立てが容易な構造となっている。
図6は、図2に示す供給ポンプ40のポンプユニット(第1ポンプ室41、第2ポンプ室42、第3ポンプ室43、及び第4ポンプ室44)を示す斜視図及び動作図である。
図6(a)に示すように、第1ポンプ室41から第4ポンプ室44が一体化されたポンプユニットには、第1ポンプ室41から第4ポンプ室44に対応して、第1排出口41a、第2排出口42a、第3排出口43a、及び第4排出口44aが設けられており、サブタンク60(図1参照)にインクを流通させるチューブ80(図1参照)がそれぞれ接続される。また、反対側には、図示はしないが、インクカートリッジ30(図1参照)のインクを受け入れる第1吸入口から第4吸入口が設けられている。
ここで、第1ポンプ室41から第4ポンプ室44は、すべて同一構造となっており、それぞれの内部には、図示しないダイヤフラム、バネ、逆止弁等が取り付けられており、第1ピストン47aから第4ピストン50aを往復運動させることによってインクの吸入及び排出を行うことができる。すなわち、図6(b)に示すように、第1ピストン47aを押し込めば、第1排出口41aからインクが排出され、図6(c)に示すように、第1ピストン47aを引き出せば、第1吸入口41bからインクが吸入される。なお、第2ピストン48a、第3ピストン49a、及び第4ピストン50aによるインクの吸入及び排出動作も全く同様である。
図7は、図2に示す供給ポンプ40の動作状態を示す正面図であり、第1ポンプ室41からインクを排出させる状態を示すものである。
また、図8は、図2に示す供給ポンプ40の動作状態を示す正面図であり、第2ポンプ室42からインクを排出させる状態を示すものである。
図7及び図8に示すように、第1ポンプ室41には第1排出口41aが形成され、第1ピストン47aが突出している。そして、第1ピストン47aは、第1ピストンギヤ47bとともに第1作動部47(図4参照)を構成し、第1ピストンギヤ47bの回転によってクランク機構が作動して、第1ピストン47aが上下に往復運動する。そのため、第1ピストンギヤ47bを回転させれば、第1排出口41aからY(イエロー)のインクが排出される。
同様に、第2ピストンギヤ48bを回転させれば第2ピストン48aが上下に往復運動し、第2ポンプ室42の第2排出口42aからM(マゼンタ)のインクが排出され、第3ピストンギヤ49bを回転させれば第3ピストン49aが上下に往復運動し、第3ポンプ室43の第3排出口43aからC(シアン)のインクが排出され、第4ピストンギヤ50bを回転させれば第4ピストン50aが上下に往復運動し、第4ポンプ室44の第4排出口44aからK(ブラック)のインクが排出される。
ここで、第1ピストンギヤ47bと第2ピストンギヤ48bとは、一直線上に整列している。そして、第1ピストンギヤ47bと第2ピストンギヤ48bとの間に、第1駆動モータ45(図2参照)の第1駆動軸45aに取り付けられた第1太陽ギヤ51aと、第1太陽ギヤ51aとともに第1振り子ギヤ51(図4参照)を構成する第1遊星ギヤ51bとが配置されている。
そのため、第1駆動モータ45(図2参照)を時計回りに回転(正回転)させれば、第1駆動軸45aの時計回りの回転にしたがって第1太陽ギヤ51aが時計回りに回転し、図7に示すように、第1遊星ギヤ51bが第1ピストンギヤ47bと嵌合するようになる。その結果、第1駆動モータ45の動力が第1ピストンギヤ47bに伝達され、第1ピストン47aが上下に往復運動し、第1ポンプ室41のインクを排出させる。
一方、第1駆動モータ45(図2参照)を反時計回りに回転(逆回転)させれば、第1駆動軸45aの反時計回りの回転にしたがって第1太陽ギヤ51aが反時計回りに回転し、図8に示すように、第1遊星ギヤ51bが第2ピストンギヤ48bと嵌合するようになる。その結果、第1駆動モータ45の動力が第2ピストンギヤ48bに伝達され、第2ピストン48aが上下に往復運動し、第2ポンプ室42のインクを排出させる。
同様に、一直線上に整列する第3ピストンギヤ47bと第2ピストンギヤ48bとの間に、第2駆動モータ46(図2参照)の第2駆動軸46aに取り付けられた第2太陽ギヤ52aと第2遊星ギヤ52bとが配置されている。そのため、第2駆動モータ46を時計回りに回転(正回転)させれば、第2遊星ギヤ52bが第3ピストンギヤ49bと嵌合し、第3ポンプ室43のインクを排出させる。また、第2駆動モータ46を反時計回りに回転(逆回転)させれば、第2遊星ギヤ52bが第4ピストンギヤ50bと嵌合し、第4ポンプ室44のインクを排出させる。
このように、本実施形態のインクジェットプリンタ10における供給ポンプ40は、第1駆動モータ45の正回転又は逆回転により、第1作動部47(第1ピストン47a、第1ピストンギヤ47b)と第2作動部48(第2ピストン48a、第2ピストンギヤ48b)との間を機械的に変位する第1振り子ギヤ51(第1太陽ギヤ51a、第1遊星ギヤ51b)が動力切換え機構となり、第1駆動モータ45の動力を第1作動部47又は第2作動部48に切り換えて伝達するので、1つの第1駆動モータ45で第1作動部47及び第2作動部48を共通して駆動することができる。
また、第2駆動モータ46の正回転又は逆回転により、第3作動部49(第3ピストン49a、第3ピストンギヤ49b)と第4作動部50(第4ピストン50a、第4ピストンギヤ50b)との間を機械的に変位する第2振り子ギヤ52(第2太陽ギヤ52a、第2遊星ギヤ52b)が動力切換え機構となり、第2駆動モータ46の動力を第3作動部49又は第4作動部50に切り換えて伝達するので、1つの第2駆動モータ46で第3作動部49及び第4作動部50を共通して駆動することができる。
したがって、Y(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、及びK(ブラック)の4色のインクに対応する第1ポンプ室41、第2ポンプ室42、第3ポンプ室43、及び第4ポンプ室44の4つそれぞれに駆動モータを配置しなくても、第1駆動モータ45及び第2駆動モータ46の2つだけ(半数)で、第1ポンプ室41から第4ポンプ室44のインクを排出させることができる。そして、第1駆動モータ45及び第2駆動モータ46のON/OFFと、正/逆回転の組み合わせにより、第1ポンプ室41から第4ポンプ室44の任意を選択してインクの吸入及び排出を行うことができる。
また、第1駆動モータ45及び第2駆動モータ46の2つだけで、第1ポンプ室41から第4ポンプ室44の4つからインクを排出させることができるので、4つそれぞれに駆動モータを配置した場合と比べ、格段に効率の良いレイアウトが可能となり、第1ポンプ室41から第4ポンプ室44を接近させて配置して、供給ポンプ40をコンパクトなものとすることができる。
さらにまた、駆動モータ等をはじめとする部品点数の削減や、小型化等が可能となり、部品コストや製造コストを大幅に低減することできる。さらに、第1ポンプ室41から第4ポンプ室44の第1排出口41aから第4排出口44aを一直線上に並ぶように配列することが容易になり、配管レイアウトが整然とするだけでなく、チューブ80の長さを共通化でき、作業効率の向上やコストの削減を図ることができる。
図9は、図1に示す本実施形態のインクジェットプリンタ10における他の例の供給ポンプ40’を示す正面図である。
また、図10は、図9に示す供給ポンプ40’の部分拡大図である。
図9に示す供給ポンプ40’は、本発明における付勢手段として、第1サポートバネ53、第2サポートバネ54、第3サポートバネ55、及び第4サポートバネ56を有している。
ここで、第1サポートバネ53は、第1ピストン47aとケース59との間に配置されており、第1駆動モータ45(図2参照)の負荷を軽減する方向(図9では、上方向)に第1ピストン47aを付勢している。すなわち、図10に示すように、第1ピストン47aの下部には作動部バネ受けボス57が形成され、ケース59にはケースバネ受けボス58が形成されている。そして、作動部バネ受けボス57とケースバネ受けボス58との間に第1サポートバネ53が配置され、第1遊星ギヤ51bが第1ピストンギヤ47bに嵌合し、第1ピストン47aを押し込んで第1排出口41aからインクを排出させる際の負荷が軽減されるように、第1ピストン47aを押し込む方向に付勢している。
これは、供給ポンプ40’は、インクの排出によってラインヘッド20(図1参照)に圧力を加えるものなので、第1ピストン47aを押し込む排出動作の方が第1ピストン47aを引き出す吸入動作よりも負荷が大きいからである。特に、異物の除去等のために、印画時よりも高い圧力でインクを吐出させる際には、第1駆動モータ45(図2参照)を高速で回転させる必要があるため、排出動作の負荷が大きくなる。
そこで、第1ピストン47aを押し込む方向の負荷が軽くなるように、第1ピストン47aの下部を第1サポートバネ53の反発力で付勢している。そのため、第1ピストン47aを押し込む排出動作と第1ピストン47aを引き出す吸入動作との負荷の差が小さくなり、第1ピストンギヤ47bの回転をスムーズにすることができる。また、第1駆動モータ45(図2参照)の小型化が可能となり、より一層小型で安価なものとすることができる。
同様に、第2サポートバネ54の付勢によって第2ピストン48aを押し込む方向の負荷が軽くなるので、第2ピストンギヤ48bの回転をスムーズにすることができ、第3サポートバネ55の付勢によって第3ピストン49aを押し込む方向の負荷が軽くなるので、第3ピストンギヤ49bの回転をスムーズにすることができ、第4サポートバネ56の付勢によって第4ピストン50aを押し込む方向の負荷が軽くなるので、第4ピストンギヤ50bの回転をスムーズにすることができる。
このように、図9に示す供給ポンプ40’は、インクを排出する際の負荷が軽減されるので、小型で安価なものとなる。また、図2から図8に示す供給ポンプ40と同様に、第1振り子ギヤ51(第2振り子ギヤ52)の変位に応じた動力切換え機構により、1つの第1駆動モータ45(第2駆動モータ46)であっても、正/逆回転を切り換えるだけで第1ポンプ室41又は第2ポンプ室42(第3ポンプ室43又は第4ポンプ室44)を使い分けることができ、その両者を個別に、同じように制御することができる。
したがって、第1ポンプ室41から第4ポンプ室44の4つに対し、第1駆動モータ45及び第2駆動モータ46の2つ(半数)を配置すれば良いので、機構や制御が簡略化され、小型で安価なものとなる。特に、カラー対応のインクジェットプリンタ10の場合には、インクの色ごとにそれぞれ液体流通経路(図1に示すインクジェットプリンタ10では、4系統のチューブ80)が必要となるため、小型化や、部品コスト及び製造コストの大幅な低減が可能となる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上述した実施形態に限定されることなく、例えば、以下のような種々の変形が可能である。
(1)本実施形態では、加圧ポンプである供給ポンプ40に本発明の液体流通装置を適用しているが、吸引ポンプ70に適用することもできる。
(2)図9に示す供給ポンプ40’では、第1ピストン47a等を押し込む排出動作が軽くなるように第1サポートバネ53等を設けたが、液体流通経路の構成やポンプの構造によっては、その逆であっても良い。また、付勢手段は、第1サポートバネ53等に限られない。
(3)本実施形態では、液体吐出装置として、印画幅分のラインヘッド20を備えるラインヘッド方式のインクジェットプリンタ10を例に挙げたが、ラインヘッド方式に限らず、記録用紙の幅方向に移動させて印画を行うシリアルヘッド方式であっても良い。また、各種の液体を吐出する他の液体吐出装置にも広く適用することができ、例えば、染め物に対して染料を吐出する液体吐出装置であっても良い。
本実施形態のラインヘッド方式のインクジェットプリンタを示す概念図である。 本実施形態のインクジェットプリンタにおける供給ポンプを示す斜視図である 図2に示す供給ポンプの分解図であり、第1駆動モータ及び第2駆動モータを取り外した状態を示す斜視図である。 図2に示す供給ポンプの分解図であり、第1作動部、第2作動部、第3作動部、及び第4作動部を露出した状態を示す斜視図である。 図2に示す供給ポンプの分解図であり、第1ポンプ室、第2ポンプ室、第3ポンプ室、及び第4ポンプ室を取り外した状態を示す斜視図である。 図2に示す供給ポンプのポンプユニット(第1ポンプ室、第2ポンプ室、第3ポンプ室、及び第4ポンプ室)を示す斜視図及び動作図である。 図2に示す供給ポンプの動作状態を示す正面図であり、第1ポンプ室からインクを排出させる状態を示すものである。 図2に示す供給ポンプの動作状態を示す正面図であり、第2ポンプ室からインクを排出させる状態を示すものである。 本実施形態のインクジェットプリンタにおける他の例の供給ポンプを示す正面図である。 図9に示す供給ポンプの部分拡大図である。
符号の説明
10 インクジェットプリンタ(液体吐出装置)
20 ラインヘッド(液体吐出ヘッド)
40 供給ポンプ(液体流通装置)
41 第1ポンプ室
42 第2ポンプ室
43 第3ポンプ室
44 第4ポンプ室
45 第1駆動モータ
46 第2駆動モータ
47 第1作動部
48 第2作動部
49 第3作動部
50 第4作動部
51 第1振り子ギヤ(動力切換え機構)
52 第2振り子ギヤ(動力切換え機構)
53 第1サポートバネ(付勢手段)
54 第2サポートバネ(付勢手段)
55 第3サポートバネ(付勢手段)
56 第4サポートバネ(付勢手段)
70 吸引ポンプ(液体流通装置)
80 チューブ(液体流通経路)

Claims (5)

  1. 第1作動部の駆動によって第1の液体の吸入及び排出を行う第1ポンプ室と、
    第2作動部の駆動によって第2の液体の吸入及び排出を行う第2ポンプ室と
    を備える液体流通装置の液体流通方法であって、
    駆動モータの正回転又は逆回転によって前記第1作動部と前記第2作動部との間を機械的に変位する振り子ギヤにより、前記駆動モータの動力を前記第1作動部又は前記第2作動部に切り換えて伝達し、1つの前記駆動モータによって前記第1作動部又は前記第2作動部を選択的に駆動する
    ことを特徴とする液体流通方法。
  2. 第1作動部の駆動によって第1の液体の吸入及び排出を行う第1ポンプ室と、
    第2作動部の駆動によって第2の液体の吸入及び排出を行う第2ポンプ室と、
    前記第1作動部及び前記第2作動部を共通して駆動する1つの駆動モータと、
    前記駆動モータの動力を前記第1作動部又は前記第2作動部に切り換えて伝達する動力切換え機構と
    を備え、
    前記動力切換え機構は、前記駆動モータの正回転又は逆回転により、前記第1作動部と前記第2作動部との間を機械的に変位する振り子ギヤである
    ことを特徴とする液体流通装置。
  3. 請求項2に記載の液体流通装置において、
    前記第1ポンプ室及び前記第2ポンプ室は、隣接して配置されている
    ことを特徴とする液体流通装置。
  4. 請求項2に記載の液体流通装置において、
    前記第1作動部及び前記第2作動部は、付勢手段を有しており、
    前記付勢手段は、液体の吸入及び排出に伴う前記駆動モータの負荷を軽減する方向に前記第1作動部及び前記第2作動部を付勢する
    ことを特徴とする液体流通装置。
  5. 少なくとも2系統の液体流通経路と、
    2系統の前記液体流通経路に共通して設置され、液体の吸入及び排出を行う液体流通装置と、
    前記液体流通装置により、前記液体流通経路を通して供給される液体を吐出可能な液体吐出ヘッドと
    を備える液体吐出装置であって、
    前記液体流通装置は、
    第1作動部の駆動によって第1の液体の吸入及び排出を行う第1ポンプ室と、
    第2作動部の駆動によって第2の液体の吸入及び排出を行う第2ポンプ室と、
    前記第1作動部及び前記第2作動部を共通して駆動する1つの駆動モータと、
    前記駆動モータの動力を前記第1作動部又は前記第2作動部に切り換えて伝達する動力切換え機構と
    を備え、
    前記動力切換え機構は、前記駆動モータの正回転又は逆回転により、前記第1作動部と前記第2作動部との間を機械的に変位する振り子ギヤである
    ことを特徴とする液体吐出装置。
JP2006186320A 2006-07-06 2006-07-06 液体流通方法、液体流通装置、及び液体吐出装置 Pending JP2008012787A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006186320A JP2008012787A (ja) 2006-07-06 2006-07-06 液体流通方法、液体流通装置、及び液体吐出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006186320A JP2008012787A (ja) 2006-07-06 2006-07-06 液体流通方法、液体流通装置、及び液体吐出装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008012787A true JP2008012787A (ja) 2008-01-24

Family

ID=39070296

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006186320A Pending JP2008012787A (ja) 2006-07-06 2006-07-06 液体流通方法、液体流通装置、及び液体吐出装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2008012787A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011028265A (ja) * 2009-07-21 2011-02-10 Semes Co Ltd 処理液の吐出ヘッドユニットおよびこれを具備した処理液の吐出装置
WO2016072418A1 (ja) * 2014-11-07 2016-05-12 アイシン精機株式会社 電動ポンプ
JP2019210934A (ja) * 2018-06-08 2019-12-12 ドクター エンジニール ハー ツェー エフ ポルシェ アクチエンゲゼルシャフトDr. Ing. h.c.F. Porsche Aktiengesellschaft 自動車両用ポンプ装置

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003019808A (ja) * 2001-07-06 2003-01-21 Brother Ind Ltd 印字装置
JP2003145802A (ja) * 2001-11-13 2003-05-21 Seiko Epson Corp インクジェットプリンタ
JP2005098280A (ja) * 2003-08-19 2005-04-14 Seiko Instruments Inc 液体吐出装置
JP2005144711A (ja) * 2003-11-11 2005-06-09 Ricoh Co Ltd 記録液供給装置及び画像形成装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003019808A (ja) * 2001-07-06 2003-01-21 Brother Ind Ltd 印字装置
JP2003145802A (ja) * 2001-11-13 2003-05-21 Seiko Epson Corp インクジェットプリンタ
JP2005098280A (ja) * 2003-08-19 2005-04-14 Seiko Instruments Inc 液体吐出装置
JP2005144711A (ja) * 2003-11-11 2005-06-09 Ricoh Co Ltd 記録液供給装置及び画像形成装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011028265A (ja) * 2009-07-21 2011-02-10 Semes Co Ltd 処理液の吐出ヘッドユニットおよびこれを具備した処理液の吐出装置
WO2016072418A1 (ja) * 2014-11-07 2016-05-12 アイシン精機株式会社 電動ポンプ
JP2016089769A (ja) * 2014-11-07 2016-05-23 アイシン精機株式会社 電動ポンプ
JP2019210934A (ja) * 2018-06-08 2019-12-12 ドクター エンジニール ハー ツェー エフ ポルシェ アクチエンゲゼルシャフトDr. Ing. h.c.F. Porsche Aktiengesellschaft 自動車両用ポンプ装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2007230227A (ja) 液体噴射装置およびその初期充填方法
US20110109706A1 (en) Air extraction device for inkjet printhead
US8469502B2 (en) Air extraction piston device for inkjet printhead
US20080297568A1 (en) Fluid supply system and fluid ejecting apparatus using same
US8469501B2 (en) Air extraction method for inkjet printhead
JP4613987B2 (ja) 液体供給装置、液体吐出装置、及び液体吐出装置の制御方法
US8313181B2 (en) Air extraction method for inkjet printer
US8376487B2 (en) Air extraction printer
US8141993B2 (en) Fluid ejecting apparatus and method for transporting fluid
JP2008012787A (ja) 液体流通方法、液体流通装置、及び液体吐出装置
JP2010260309A (ja) 流体噴射装置
JP2007196548A (ja) 液体噴射装置
US20110109695A1 (en) Ink chambers for inkjet printer
JP3797548B2 (ja) インクジェット式記録装置
JP2009113410A (ja) 流体噴射装置
JP2008105351A (ja) 液体吐出装置及び液体吐出装置の制御方法
JP2009068688A (ja) ピンチバルブ、該ピンチバルブを具備する機器、インクジェット記録装置
JP2008168635A (ja) インクジェット画像形成装置、インクジェットプリンタ、インクジェットプリンタ用のインクカートリッジ及び、画像形成装置用のインクカートリッジ
JP4296954B2 (ja) 液体吐出装置の循環用ポンプ
JP2008105350A (ja) 液体供給方法、液体供給装置、及び液体吐出装置
JP2010280166A (ja) 液体噴射装置、液体充填方法
JP2006051805A (ja) 液体噴射装置および液体払拭装置
JP4613988B2 (ja) 液体供給装置、液体吐出装置、及び液体吐出装置の制御方法
JP4243835B2 (ja) インクジェット式記録装置
JP2004299292A (ja) 液体噴射装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Effective date: 20090622

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Effective date: 20100901

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

A977 Report on retrieval

Effective date: 20110615

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110621

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20111018