JP4691854B2 - サスペンションアームの車体側端部の取付構造 - Google Patents

サスペンションアームの車体側端部の取付構造 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車等の車輌のサスペンションアームの取付構造に係り、更に詳細には車体構造部材に対するサスペンションアームの車体側端部の取付構造に係る。
【0002】
【従来の技術】
自動車等の車輌のサスペンションアームはその車体側端部にて車体に枢支され車輪側端部にて車輪支持部材に連結され、車輪のバウンド、リバウンドに伴って車体側端部の周りに上下方向に枢動する。そのため例えば特開平9−39831号公報に記載されている如く、サスペンションアームの車体側端部は、従来より一般に、サイドメンバの如き車体構造部材に固定されたブラケットであって、互いに平行に隔置された一対の平板部を有しサスペンションアームの車体側端部を受け入れる凹部を郭定するブラケットと、ゴムブッシュ装置を介してサスペンションアームの車体側端部を枢支する枢軸部材であって、両端にてブラケットの一対の平板部により支持された枢軸部材とを含む取付構造により車体に取り付けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし上記公開公報に記載された従来の取付構造に於いては、サスペンションアームの車体側端部に枢軸部材の軸線方向の力が作用すると、ブラケットの一対の平板部が湾曲変形し易いため、サスペンションアームの車体側端部の取付剛性を十分に向上させることが困難であり、そのため車輌の操縦安定性を効果的に向上させることができないという問題がある。
【0004】
また従来の一般的な取付構造に於ける上述の問題を解消すべく、例えば特開2000−238662号公報に記載されている如く、車体構造部材にサスペンションアームの車体側端部を受け入れる凹部が形成され、枢軸部材の端部が凹部の両側に於いて車体構造部材に固定される取付構造も開発されている。
【0005】
しかしこの後者の取付構造に於いては、車体構造部材に作用する荷重に起因する応力が凹部に集中し易く、凹部が形成されていない車体構造部材に比して強度が低いため、車体の強度や剛性の低下を招き、そのための対策が必要になるという問題がある。
【0006】
本発明は、サスペンションアームの車体側端部の従来の取付構造に於ける上述の問題に鑑みてなされたものであり、本発明の主要な課題は、サスペンションアームの車体側端部に枢軸部材の軸線方向に作用する力によるブラケットの変形を低減することにより、車体の強度や剛性の低下を招来することなくサスペンションアームの車体側端部の取付剛性を向上させることである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上述の主要な課題は、本発明によれば、上記請求項1の構成、即ちサスペンションアームの車体側端部を枢支する枢軸部材と、車体構造部材に固定され前記枢軸部材を支持するブラケットとを有し、前記ブラケットは前記車体側端部を受け入れる凹部を郭定するサスペンションアームの車体側端部の取付構造にして、前記ブラケットは前記車体構造部材より隔置された位置にて前記枢軸部材の軸線に平行に延在する平面部を有し、前記枢軸部材はサスペンションアームの車体側端部に連結される円柱部と、前記円柱部の端部と一体をなす連結部とを有し、前記枢軸部材は前記連結部にて前記平面部に固定され、前記枢軸部材の軸線は前記円柱部により郭定され、前記連結部は前記枢軸部材の軸線に対し前記車体構造部材より離れる方向へオフセットされていることを特徴とするサスペンションアームの車体側端部の取付構造によって達成される。
また本発明によれば、上述の主要な課題を効果的に達成すべく、上記請求項1の構成に於いて、前記ブラケットは板材にて形成され、前記枢軸部材の軸線は前記平面部の表面のうち前記車体構造部材の側の表面に整合しているよう構成される(請求項2の構成)。
【0008】
また本発明によれば、上述の主要な課題を効果的に達成すべく、上記請求項1又は2の構成に於いて、前記ブラケットは前記枢軸部材の軸線に沿う方向に互いに隔置された二つの部位に於いて前記車体構造部材に固定されるよう構成される(請求項の構成)。
【0009】
また本発明によれば、上述の主要な課題を効果的に達成すべく、上記請求項1乃至3の何れか一つの構成に於いて、前記ブラケットは前記枢軸部材の軸線より該軸線を横切る方向に隔置された二つの結合部であって、前記枢軸部材の軸線に沿って互いに隔置され且つ前記平面部と一体をなす二つの結合部を有し、該二つの結合部に於いて前記車体構造部材に結合されるよう構成される(請求項4の構成)。
【0010】
また本発明によれば、上述の主要な課題を効果的に達成すべく、上記請求項1乃至4の何れか一つの構成に於いて、前記枢軸部材の前記連結部は固定部材により前記平面部に固定され、前記固定部材の両端は互いに隔置された前記平面部及び前記車体構造部材に対し固定されるよう構成される(請求項5の構成)。
【0011】
【発明の作用及び効果】
上記請求項1の構成によれば、ブラケットは車体構造部材より隔置された位置にて枢軸部材の軸線に平行に延在する平面部を有し、枢軸部材は平面部に固定されるので、サスペンションアームの車体側端部に枢軸部材の軸線方向に作用する力は枢軸部材を介してブラケットの平面部に伝達され該平面部により担持される。従って一対の平面部に実質的に垂直に力が作用する従来の一般的な取付構造の場合に比してブラケットの変形を低減し、これによりスペンションアームの車体側端部の取付剛性を向上させて車輌の操縦安定性を向上させることができる。
特に上記請求項1の構成によれば、枢軸部材はサスペンションアームの車体側端部に連結される円柱部と、円柱部の端部と一体をなす連結部とを有し、枢軸部材は連結部にて平面部に固定され、枢軸部材の軸線は円柱部により郭定され、連結部は枢軸部材の軸線に対し車体構造部材より離れる方向へオフセットされている。従って連結部が枢軸部材の軸線に対し車体構造部材より離れる方向へオフセットされていない場合に比して、枢軸部材がサスペンションアームの車体側端部より受け枢軸部材の軸線方向に作用する力をブラケットを介して車体構造部材へ効率的に伝達させることができ、これにより一層確実に且つ効果的にスペンションアームの車体側端部の取付剛性を向上させることができる。
【0012】
また上記請求項1の構成によれば、車体構造部材にスペンションアームの車体側端部を受け入れる凹部が形成される必要がないので、凹部に起因する車体構造部材の強度低下を確実に防止することができ、これにより車体の強度や剛性の低下を確実に回避することができる。
【0013】
また上記請求項2の構成によれば、ブラケットは板材にて形成され、枢軸部材の軸線は平面部の表面のうち車体構造部材の側の表面に整合しているので、枢軸部材の軸線方向に作用する力をブラケットへ効率的に伝達させることができる。
また上記請求項の構成によれば、ブラケットは枢軸部材の軸線に沿う方向に互いに隔置された平面部の両側の部位に於いて車体構造部材に固定されるので、枢軸部材の軸線方向に作用する力に起因するブラケットの変形を効果的に低減することができる。
【0014】
また上記請求項の構成によれば、ブラケットは枢軸部材の軸線より該軸線を横切る方向に隔置され且つ平面部と一体をなす二つの結合部を有し、該二つの結合部に於いて車体構造部材に結合されるので、枢軸部材の軸線方向に作用する力を平面部より効率的に且つ効果的に車体構造部材に伝達させ、これによりブラケットの変形を更に一層効果的に低減することができる。
【0015】
また上記請求項5の構成によれば、枢軸部材の前記連結部は固定部材により平面部に固定され、固定部材の両端互いに隔置された平面部及び車体構造部材の両者に対し固定されるので、固定部材は枢軸部材を平面部に固定する機能を果たすと共に、枢軸部材に作用する荷重を車体構造部材に伝達する機能及び平面部がブラケットの他の部分に対し相対的に変形することを抑制する機能を果たし、従ってブラケットの変形を更に一層効果的に低減することができる。
【0016】
【課題解決手段の好ましい態様】
本発明の一つの好ましい態様によれば、上記請求項1の構成に於いて、枢軸部材は円柱部の両端と一体をなす二つの連結部を有し、二つの連結部にて一対のブラケットの平面部に固定されるよう構成される(好ましい態様1)。
【0017】
本発明の他の一つの好ましい態様によれば、上記好ましい態様1の構成に於いて、一方のブラケットは車体構造部材により郭定されるよう構成される(好ましい態様2)。
【0018】
本発明の他の一つの好ましい態様によれば、上記好ましい態様1の構成に於いて、一対のブラケットは互いに一体をなすよう構成される(好ましい態様3)。
【0019】
本発明の他の一つの好ましい態様によれば、上記請求項2の構成に於いて、ブラケットは平面部と一体をなす一対の側壁を有し、各側壁の平面部とは反対側の端部が車体構造部材に固定されるよう構成される(好ましい態様4)。
【0020】
本発明の他の一つの好ましい態様によれば、上記好ましい態様4の構成に於いて、一対の側壁は平面部より離れるにつれて互いに他に対する距離が漸次増大するよう傾斜して延在するよう構成される(好ましい態様5)。
【0021】
本発明の他の一つの好ましい態様によれば、上記請求項4の構成に於いて、結合部は車体構造部材の前記結合部が結合される部分と平行に延在し、面接触状態にて前記部分に結合されるよう構成される(好ましい態様6)。
【0022】
本発明の他の一つの好ましい態様によれば、上記請求項の構成に於いて、固定部材はボルト及びナットを含むよう構成される(好ましい態様7)。
【0024】
本発明の他の一つの好ましい態様によれば、上記好ましい態様1の構成に於いて、二つの連結部は枢軸部材の軸線に平行に延在するよう構成される(好ましい態様)。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下に添付の図を参照しつつ、本発明を好ましい実施形態及び参考例について詳細に説明する。
【0026】
図1はトレーリングアーム式リヤサスペンションのトレーリングアームの取付に適用された取付構造の第一の参考例を示す車輌後方且つ下方且つインボード側より見た斜視図、図2は図1に示されたトレーリングアーム取付用のブラケットを図1と同様の方向より見た状態にて示す拡大斜視図、図3は図1に示された取付構造の要部を車輌横方向に沿う切断面にて切断して示す拡大縦断面図、図4は図3の線IV−IVに沿う拡大縦断面図である。尚これらの図に於いて、図示の簡略化の目的で各部材の切断面を示すハッチングは省略されている。
【0027】
図1乃至図4に於いて、10は車輌横方向に互いに隔置され全体として実質的に車輌前後方向に延在するトレーリングアームを示しており、左右のトレーリングアーム10は車輌横方向に延在するツイストビーム12により互いに一体的に接続され、これにより左右のトレーリングアーム10及びツイストビーム12は車輌の上方より見て実質的にH形をなしている。
【0028】
図示の参考例に於いては、トレーリングアーム10はS字形に湾曲したパイプ材にて形成され、その前端には車輌横方向に延在する円筒体14が溶接により固定され、その後端には図には示されていないベアリングを介して後輪の車軸を回転可能に支持する車輪用ブラケット16が溶接により固定されている。ツイストビーム12は車輌後方へ向けて開いた断面U形をなし、その深さは両端部に於いて増大している。
【0029】
また図1乃至図4に於いて、18及び20はそれぞれ車輌の側部下縁に於いて車輌前後方向に延在する車体構造部材としてのサイドメンバ及びロッカーを示している。ロッカー20はトレーリングアーム10の前端近傍より前方に延在しているが、サイドメンバ18はトレーリングアーム10の前端よりも前方の位置より実質的に車輌の後端まで延在し、図には示されていない後輪近傍に於いて上方且つインボード方向へ弓状に湾曲している。
【0030】
サイドメンバ18は上壁18Aと側壁18Bと下壁18Cとを有し、これによりアウトボード方向に開いた実質的にコの字形の断面形状を有し、その深さは前端部に於いて前端へ向かうにつれて漸次減少している。下壁18Cはサイドメンバ18の前端部に於いては実質的に水平に延在し、サイドメンバ18はその前端部の上壁18A、側壁18B、下壁18Cに於いてロッカー20の対応する壁面に溶接により一体的に接続されている。図3に示されている如く、サイドメンバ18はトレーリングアーム10の前端近傍に於いて強化リブとして機能するリインフォース22により強化されている。
【0031】
また図3に示されている如く、ロッカー20は上縁及び下縁に於いて溶接より一体的に接続されたインナパネル24及びアウタパネル26よりなり、アウタパネル26にはホイールハウス26Aが接続されている。インナパネル24はサイドメンバ18と同様アウトボード方向に開いた実質的にコの字形の断面形状を有し、その下壁はロッカー20の後端まで実質的に水平に延在している。コの字形の断面形状の深さは後端部に於いて漸次減少し、後端部に於いては実質的に平板状をなしている。インナパネル24の後端部近傍の内面にはアウトボード方向に開いた実質的にコの字形の断面形状を有するリインフォース28が溶接により一体的に固定されている。
【0032】
サイドメンバ18には円筒体14の近傍に於いてトレーリングアーム取付用のブラケット30が固定されている。図2に詳細に示されている如く、ブラケット30は互いに平行に上下方向に延在する一対の側壁30A及び30Bとこれらと一体をなす平面部としての底壁30Cとを有し、実質的にJ形の断面形状を有している。J形断面の深さは後端より前端へ向うにつれて漸次減少し、前端部に於いて0になっている。アウトボート側の側壁30Bの高さはインボード側の側壁30Aの高さよりも小さく、側壁30Bの上縁には実質的にサイドメンバ18の下壁18Cに沿って側壁30Bに垂直に延在するリム部30Dが一体に形成されている。
【0033】
ブラケット30は底壁30Cがサイドメンバ18の下壁18C及びロッカー20の下壁に沿って実質的に水平に延在するよう、側壁30Aに於いてサイドメンバ18の側壁18Bに溶接により固定され、リム部30D及び底壁30Cの前端の結合部30Eに於いてサイドメンバ18の下壁18Cに溶接により固定されている。特に結合部30Eは下壁18Cに面接触する状態にて該下壁に固定されている。ブラケット30はロッカー20の後端部との間に車輌後方及び下方に開いた実質的にコの字形の凹部32を郭定しており、凹部32には円筒体14が周囲の部材に干渉しないよう配置されている。
【0034】
図3及び図4に詳細に示されている如く、円筒体14内には車輌横方向に延在する軸線34を有するゴムブッシュ装置36が配置されている。ゴムブッシュ装置36は円筒体14に圧入された外筒38と、外筒38に同心に嵌合し内筒としても機能する円柱部40Aを有する枢軸部材40と、外筒38と枢軸部材40の円柱部40Aとの間に充填されたゴムブッシュ42とを有している。尚図3に於いて、42Aは軸線34の上方及び下方に設けられ車輌横方向に見て軸線34の周りに円弧状に延在する一対の空洞部を示し、42Bは軸線34に対し車輌前後方向の位置に於けるゴムブッシュ42の外形を示している。
【0035】
枢軸部材40の円柱部40Aの軸線方向両側には軸線34に沿って延在する断面矩形の連結部40B及び40Cが一体に形成されている。特に図示の参考例に於いては、連結部40B及び40Cは軸線34がそれらの肉厚中心に延在するよう形成されている。連結部40B及び40Cの上面はそれぞれブラケット30の底壁30Cの下面及びロッカー20のインナパネル24の底壁の下面に当接し、連結部40B及び40Cにはそれぞれボルト挿通孔44及び46が設けられている。
【0036】
サイドメンバ18の下壁18C及びブラケット30の底壁30Cにはそれぞれボルト挿通孔44に整合するボルト挿通孔48及び50が設けられている。ボルト挿通孔48及び50の周りにて下壁18Cと底壁30Cとの間には円筒状のカラー52が配置されており、ボルト挿通孔44、48、50及びカラー52にはボルト54が下方より挿通され、その上端に螺合するナット56によりサイドメンバ18及びブラケット30に対し固定されている。
【0037】
同様にロッカー20のインナパネル24の底壁、リインフォース28の下壁及び上壁にはそれぞれボルト挿通孔46に整合するボルト挿通孔58〜62が設けられている。ボルト挿通孔60及び62の周りにてリインフォース28の上壁と下壁との間には円筒状のカラー64が配置されており、ボルト挿通孔58〜62及びカラー64にはボルト66が下方より挿通され、その上端に螺合するナット68によりロッカー20に対し、より詳細にはインナパネル24の下壁及びリインフォース28の上壁に対し固定されている。
【0038】
尚この場合、枢軸部材40の組み付けを容易に行い得るよう、ナット56及び68はそれぞれサイドメンバ18の下壁18C及びリインフォース28の上壁に予め溶接により固定されることが好ましい。また図示の参考例に於いては、ボルト54及び66はそれぞれ下方よりカラー52及び64等に挿通されるようになっているが、ボルト54及び66が下方へ延在するようそれらのヘッド部にてサイドメンバ18の下壁18C及びリインフォース28の上壁に固定され、それらの下端にナット56及び68がねじ付けられるよう構成されてもよい。
【0039】
かくしてトレーリングアーム10はその前端にてゴムブッシュ装置36を介して枢軸部材40により上下方向に枢動自在に車体に枢支されており、図には示されていない後輪のバウンド、リバウンドに伴い、軸線34の周りに枢動する。車輌の加減速時の如く車体と後輪との間に前後力が作用すると枢軸部材40にも前後力(軸線34に垂直な方向の応力)が作用し、車輌の旋回時の如く車体と後輪との間に横力が作用すると枢軸部材40にも横力(軸線34に沿う方向の応力)が作用する。
【0040】
図示の第一の参考例によれば、枢軸部材40は一端の連結部40Bにてブラケット30の底壁30Cに固定され、他端の連結部40Cにてロッカー20の底壁に固定されており、枢軸部材40に作用する前後力及び横力はこれらの底壁にそれらの平面に沿って伝達されるので、横力がブラケットの側壁に垂直に作用する従来の一般的な取付構造の場合に比して横力が効果的に担持され、従って従来に比してブラケットの変形を低減してトレーリングアームの前端の取付剛性を向上させることができる。
【0041】
また図示の第一の参考例によれば、ブラケット30はサイドメンバ18及びロッカー20と共働してトレーリングアーム10の前端部を受け入れる凹部32を郭定しており、車体構造部材としてのサイドメンバ18及びロッカー20にはトレーリングアーム10の前端部を受け入れる凹部は形成されていないので、車体構造部材に凹部が設けられることに起因する車体の強度及び剛性の低下を確実に回避することができる。
【0042】
特に図示の第一の参考例によれば、ブラケット30は枢軸部材40の軸線34に沿って互いに隔置された一対の側壁30A及び30Bを有し、側壁30A及び側壁30Bと一体をなすリム部30Dに於いてサイドメンバ18の側壁18B及び底壁18Cにそれぞれ固定されているので、枢軸部材40が固定される底壁(平面部)が片持支持された構造の場合に比してブラケット30の変形を確実に低減し、トレーリングアーム10の前端部の取付剛性を確実に且つ効果的に向上させることができる。
【0043】
また図示の第一の参考例によれば、ブラケット30の底壁30Cはその前端の結合部30Eにてサイドメンバ18の底壁18Cに一体的に接続され、底壁30Cは底壁18C及びロッカー20の底壁と共働して実質的に水平に延在する平面を郭定しているので、枢軸部材40よりブラケット30に作用する前後力及び横力の一部が側壁30A及び30Bを経ることなく底壁30Cの連結部30Eよりサイドメンバ18及びロッカー20に伝達され、従ってブラケット30の側壁30A及び30Bに作用する荷重を低減してその変形を確実に低減し、これによりブラケット30の底壁30Cの前端部がサイドメンバ18の底壁18Cに一体的に接続されていない構造の場合に比して、トレーリングアーム10の前端部の取付剛性を確実に且つ効果的に向上させることができる。
【0044】
また図示の第一の参考例によれば、枢軸部材40の連結部40B及び40Cをそれぞれブラケット30及びロッカー20に固定する固定部材としてのボルト54、66及びナット56、68は、それぞれブラケット30の底壁30C及びインナパネル24の底壁にのみ固定されるのではなく、ボルト54はカラー52及びナット56によりサイドメンバ18の底壁18Cにも固定され、ボルト66はカラー64及びナット68によりロッカー20のリインフォース28の上壁にも固定されているので、枢軸部材40に作用する前後力及び横力をこれらのボルト等によってもサイドメンバ18及びロッカー20へ伝達させることができ、従ってこのことによってもブラケット30の変形を低減し、トレーリングアーム10の前端部の取付剛性を確実に且つ効果的に向上させることができる。
【0045】
また図示の第一の参考例によれば、ロッカー20の下縁部はサイドメンバ18の底壁18Cよりも下方に位置するよう設定され、枢軸部材40の連結部40Bはブラケット30の底壁30Cに固定され、枢軸部材40の連結部40Cはロッカー20の下縁部に固定されるようになっており、従ってロッカー20はサイドメンバ18と同様車体構造部材として機能すると共に、その下方部はブラケットとしても機能するので、ロッカー20の下縁部がサイドメンバ18の底壁18Cと同一の高さ位置に設定され円筒体の両側に於いてブラケットがサイドメンバ18及びロッカーに固定される構造の場合に比して、枢軸部材40に作用する前後力及び横力を効率的にロッカー20へ伝達させることができ、またトレーリングアーム10の前端部の取付剛性を確実に且つ効果的に向上させることができる。
【0046】
図5は本発明による取付構造の第の実施形態の要部を車輌横方向に沿う切断面にて切断して示す図3と同様の拡大縦断面図、図6は図5のVI−VIに沿う図4と同様の拡大縦断面図である。尚図5及び図6に於いて、図1乃至図4に示された部材と同一の部材には図1乃至図4に於いて付された符号と同一の符号が付されている。
【0047】
この第の実施形態に於いては、枢軸部材40の連結部40B及び40Cは軸線34がブラケット30の底壁30Cの上面及びロッカー20のインナパネル24の底壁の上面に整合するよう、上述の第一の参考例の場合に比して下方へオフセットされており、この第の実施形態は他の点については上述の第一の参考例と同様に形成されている。
【0048】
かくして図示の第の実施形態によれば、上述の第一の参考例の場合と同様の作用効果が得られることに加えて、トレーリングアーム10より枢軸部材40に作用する前後力及び横力は軸線34に沿ってブラケット30の底壁30Cの上面及びロッカー20のインナパネル24の底壁の上面に作用し、従って上述の第一の参考例の場合に比してブラケット30よりサイドメンバ18及びロッカー20へ効率的に応力が伝達されるので、上述の第一の参考例の場合に比して更に一層確実に且つ効果的にトレーリングアームの車体側端部の取付剛性を向上させることができる。
【0049】
図7及び図8はそれぞれ取付構造の第及び第参考例を示す解図的縦断面図及び解図的平断面図である。尚これらの図に於いては、簡略化の目的でゴムブッシュ装置及びサスペンションアームの円筒体の図示は省略されている。また図8に於いて、図7に示された部材に対応する部材には図7に於いて付された符号と同一の符号が付されている。
【0050】
図7に示された第参考例に於いては、車体構造部材としてのサイドメンバ70は互いに車輌横方向に隣接するインナサイドメンバ部材72及びアウタサイドメンバ部材74よりなり、互いに共働して実質的に逆等脚台形の断面形状を郭定している。インナサイドメンバ部材72は一対の側壁72A及び72Bとこれらと一体をなす底壁74Cとを有し、側壁72Bは底壁72Cに対し垂直に延在し、側壁70Aは上向きに開いたハの字形をなすよう底壁72Cに対し傾斜して延在している。
【0051】
同様にアウタサイドメンバ74は一対の側壁74A及び74Bとこれらと一体をなす底壁74Cとを有し、側壁74Bは底壁74Cに対し垂直に延在し、側壁74Aは上向きに開いたハの字形をなすよう底壁74Cに対し傾斜して延在している。インナサイドメンバ部材及びアウタサイドメンバ部材74はそれらの側壁72B及び74Bにて溶接により一体的に連結されている。
【0052】
サイドメンバ70の下方には互いに車輌横方向に隔置された状態にて実質的にJ形の断面形状を有する一対のブラケット76及び78が配設されている。ブラケット76は一対の側壁76A及び76Bとこれらと一体をなす平面部としての底壁76Cとを有し、側壁76Aはインナサイドメンバ部材72の側壁72Aと平行に延在し、側壁76Bは側壁72Cに対し垂直に延在している。側壁76Bは底壁72Cに平行に延在する連結部76Dを有し、ブラケット76は側壁76Aの上端部が側壁72Aに溶接され且つ連結部76Dが底壁72Cに溶接されることによりインナサイドメンバ部材72に固定されている。
【0053】
同様にブラケット78は一対の側壁78A及び78Bとこれらと一体をなす平面部としての底壁78Cとを有し、側壁78Aはアウタサイドメンバ部材74の側壁74Aと平行に延在し、側壁78Bは側壁74Cに対し垂直に延在している。側壁78Bは底壁74Cに平行に延在する連結部78Dを有し、ブラケット78は側壁78Aの上端部が側壁74Aに溶接され且つ連結部78Dが底壁74Cに溶接されることによりアウタサイドメンバ部材74に固定されている。
【0054】
一対のブラケット76及び78は図には示されていないサスアームの車体側端部に固定された円筒体を受け入れる凹部80を郭定している。円筒体内に配置されたゴムブッシュ装置の枢軸部材82は上述の第一の参考例又は第の実施形態の場合と同様に形成され、円柱部82Aと該円柱部と一体をなす連結部82B及び82Cとよりなっている。第一参考例又は第の実施形態の場合と同様、連結部82Bはボルト84、ナット86、カラー88によりブラケット76の底壁76Cに固定され、ボルト84はブラケット76の底壁76C及びインナサイドメンバ部材72の底壁72Cに固定されている。同様に連結部82Cはボルト90、ナット92、カラー94によりブラケット78の底壁78Cに固定され、ボルト90はブラケット78の底壁78C及びアウタサイドメンバ部材74の底壁74Cに固定されている。
【0055】
また図8に示された第参考例に於いては、一対のブラケット76及び78は車輌前後方向に互いに隔置された状態にてサイドメンバ70のアウトボード側の側壁70Aに固定されている。特にブラケット76及び78の側壁にも連結部76E及び78Eが設けられ、上述の第参考例に於ける連結部76D及び78Dと同様の要領にてサイドメンバ70の側壁70Aに固定されている。この第参考例は他の点については上述の第参考例と同様に構成されている。
【0056】
以上の説明より解る如く、これらの参考例に於いても上述の第一の参考例の場合と同様の作用効果が得られる。また本発明の取付構造は車輌横方向に延在する軸線の周りに枢動するサスペンションアームや車輌前後方向に延在する軸線の周りに枢動するサスペンションアームに限らず、軸線が任意の方向に設定されたサスペンションアームの車体側端部の車体に対する取付に適用可能であり、またリヤサスペンションに限らずフロントサスペンションにも適用可能であることが理解されよう。
【0057】
以上に於いては本発明を特定の実施形態について詳細に説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内にて他の種々の実施形態が可能であることは当業者にとって明らかであろう。
【0058】
例えば上述の参考例及び実施形態に於いては、車体構造部材はサイドメンバ又はサイドメンバ及びロッカーであるが、本発明の取付構造に於ける車体構造部材はこれらの部材に限定されるものではなく、例えばサスペンションメンバの如き任意の車体構造部材であってよい。
【0059】
また上述の参考例及び実施形態に於いては、ブラケットの平面部としての底壁は枢軸部材の軸線よりこれを横切る方向に隔置された位置に於いてサイドメンバの如き車体構造部材にボルト及びナットよりなる連結固定部材によって連結されているが、枢軸部材の連結部はブラケットの平面部のみに固定されてもよい。
【0060】
また上述の第一の参考例又は第の実施形態に於いては、ブラケット30の一対の側壁30A及び30Bは互いに平行に延在しているが、第一の参考例又は第の実施形態に於いても第及び第参考例の場合と同様、一対の側壁は車体構造部材の側へ向けてハの字形に開いた断面形状をなすよう一方の側壁が他方の側壁に対し傾斜するよう設定されてもよく、また各実施形態の一対の側壁が平面部より離れるにつれて互いに他に対する距離が大きくなるよう傾斜されてもよい。
【0061】
また上述の第及び第参考例に於いては、一対のブラケット72及び74は互いに別体のものとして構成されているが、例えば図9に示されている如く、連結部72D及び74Dが互いに一体に接続されることにより、二つのブラケットが一体をなす一つの部材として形成されてもよい。
【0062】
また上述の参考例及び実施形態に於いては、ブラケットの一対の側壁は平面部(底壁)によってのみ互いに接続されているが、例えば図10に示されている如く、一方の側壁と一体をなす部分30Fが他方の側壁の端縁に溶接等によって固定され、これにより枢軸部材にその軸線に沿う方向に作用する荷重に起因するブラケットの変形が更に一層確実に且つ効果的に低減されるよう構成されてもよい。
【0063】
更に上述の第及び第参考例に於いても、枢軸部材40の連結部40B及び40Cは円柱部40Aに対しオフセットされてもよく、また円柱部40Aに対する連結部40B及び40Cのオフセット量は上述の第一の参考例と第の実施形態との中間値に設定されてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 トレーリングアーム式リヤサスペンションのトレーリングアームの取付に適用された取付構造の第一の参考例を示す車輌後方且つ下方且つインボード側より見た斜視図である。
【図2】 図1に示されたトレーリングアーム取付用のブラケットを図1と同様の方向より見た状態にて示す拡大斜視図である。
【図3】 図1に示された取付構造の要部を車輌横方向に沿う切断面にて切断して示す拡大縦断面図である。
【図4】 図3の線IV−IVに沿う拡大縦断面図である。
【図5】 本発明による取付構造の第の実施形態の要部を車輌横方向に沿う切断面にて切断して示す図3と同様の拡大縦断面図である。
【図6】 図5のVI−VIに沿う図4と同様の拡大縦断面図である。
【図7】 付構造の第参考例を示す解図的縦断面図である。
【図8】 付構造の第参考例を示す解図的平断面図である。
【図9】 一つの部材として二つのブラケットが一体に接続された参考例を示す解図的断面図である。
【図10】 一対の側壁がブラケットの端部に於いて互いに接続された参考例を示す図2と同様の拡大斜視図である。
【符号の説明】
10…トレーリングアーム
12…ツイストビーム
18…サイドメンバ
20…ロッカー
30…ブラケット
32…凹部
36…ゴムブッシュ装置
40…枢軸部材
70…サイドメンバ
72…インナサイドメンバ部材
74…アウタサイドメンバ部材
76、78…ブラケット
80…凹部
82…枢軸部材

Claims (5)

  1. サスペンションアームの車体側端部を枢支する枢軸部材と、車体構造部材に固定され前記
    枢軸部材を支持するブラケットとを有し、前記ブラケットは前記車体側端部を受け入れる凹部を郭定するサスペンションアームの車体側端部の取付構造にして、前記ブラケットは前記車体構造部材より隔置された位置にて前記枢軸部材の軸線に平行に延在する平面部を有し、前記枢軸部材はサスペンションアームの車体側端部に連結される円柱部と、前記円柱部の端部と一体をなす連結部とを有し、前記枢軸部材は前記連結部にて前記平面部に固定され、前記枢軸部材の軸線は前記円柱部により郭定され、前記連結部は前記枢軸部材の軸線に対し前記車体構造部材より離れる方向へオフセットされていることを特徴とするサスペンションアームの車体側端部の取付構造。
  2. 前記ブラケットは板材にて形成され、前記枢軸部材の軸線は前記平面部の表面のうち前記車体構造部材の側の表面に整合していることを特徴とする請求項1に記載のサスペンションアームの車体側端部の取付構造。
  3. 前記ブラケットは前記枢軸部材の軸線に沿う方向に互いに隔置された二つの部位に於いて前記車体構造部材に固定されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のサスペンションアームの車体側端部の取付構造。
  4. 前記ブラケットは前記枢軸部材の軸線より該軸線を横切る方向に隔置された二つの結合部であって、前記枢軸部材の軸線に沿って互いに隔置され且つ前記平面部と一体をなす二つの結合部を有し、該二つの結合部に於いて前記車体構造部材に結合されていることを特徴とする請求項1乃至3の何れか一つに記載のサスペンションアームの車体側端部の取付構造。
  5. 前記枢軸部材の前記連結部は固定部材により前記平面部に固定され、前記固定部材の両端は互いに隔置された前記平面部及び前記車体構造部材に対し固定されていることを特徴とする請求項1乃至4の何れか一つに記載のサスペンションアームの車体側端部の取付構造。
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