JP4689508B2 - 一酸化炭素メタネーション用触媒および該触媒を用いた一酸化炭素のメタネーション方法 - Google Patents

一酸化炭素メタネーション用触媒および該触媒を用いた一酸化炭素のメタネーション方法 Download PDF

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Description

本発明は、水素含有ガス中の一酸化炭素除去用触媒および該触媒を用いた一酸化炭素の除去方法に関する。さらに詳しくは、低温でも高活性で選択的に一酸化炭素をメタン化(メタネーション)できる一酸化炭素除去用触媒および該触媒を用いた一酸化炭素の除去方法に関する。
近年、燃料電池による発電は、低公害でエネルギーロスが少なことから、注目を集めており、実用化に向けた研究開発が進められている。
燃料電池には、燃料や電解質の種類あるいは作動温度等によって種々のタイプのものが知られているが、中でも水素を還元剤(活物質)とし、酸素あるいは空気等を酸化剤とする水素−酸素燃料電池(低温作動型の燃料電池)の開発が最も進んでいる。
水素−酸素燃料電池には電解質の種類や電極等の種類によって種々のタイプのものがあり、その代表的なものとして、例えば、リン酸型燃料電池、固体高分子型燃料電池などがある。このような燃料電池には、多くの場合、電極に白金触媒が使用されている。ところが、電極に用いている白金は一酸化炭素(以下、COともいう。)によって被毒されやすいので、燃料中にCOがあるレベル以上含まれていると発電性能が低下したり、濃度によっては全く発電ができなくなってしまうという重大な問題点がある。
このCO被毒による触媒の活性劣化は、特に低温ほど著しいので、この問題は、低温作動型の燃料電池の場合に特に深刻となる。
したがって、こうした白金系電極触媒を用いる燃料電池の燃料としては純粋な水素が好ましいが、実用的な点からは安価で貯蔵性等に優れたあるいは既に公共的な供給システムが完備されている各種の燃料、例えば、メタン、天然ガス(LNG)、プロパン、ブタン等の石油ガス(LPG)、ナフサ、ガソリン、灯油、軽油等の各種の炭化水素系燃料あるいはメタノール等のアルコール系燃料、あるいは都市ガス、その他の水素製造用燃料等の水蒸気改質等によって得られる水素含有ガスを用いることが一般的になっており、このような改質設備を組み込んだ燃料電池発電システムの普及が進められている。しかしながら、こうした改質ガス中には、一般に、水素の他にかなりの濃度のCOが含まれているので、このCOを白金系電極触媒に無害なものに転化し、燃料中のCO濃度を減少させる技術の開発が強く望まれている。例えば、固体高分子型燃料電池ではCO濃度を、通常100容量ppm以下、好ましくは50容量ppm以下、更に好ましくは10容量ppm以下という低濃度にまで低減することが望ましいとされている。
上記の問題を解決するために、燃料ガス(改質ガス中の水素含有ガス)中のCOの濃度を低減させる手段の一つとして、下記の式(1)で表されるシフト反応(水性ガスシフト反応)を利用する技術が提案されている。
CO + H2O = CO2 + H2 (1 )
しかしながら、このシフト反応のみによる反応では、化学平衡上の制約からCO濃度の低減には限界があり、一般に、CO濃度を1%以下にするのは困難であった。そこで、CO濃度をより低濃度まで低減する手段として、改質ガス中に酸素または酸素含有ガス(空気等)を導入し、COをCO2に変換する方法が提案されている。
しかしながら、この場合改質ガス中には水素が多量存在しているため、COを酸化しよ
うとすると水素も酸化されてしまい、水素がロスするとともにCOの除去が不充分となることがあった。
ところで、最近COを水素でメタネーション(以下、メタン化ともいう。)することによりメタンに変換する方法も見直されている。例えば、特開平3−93602号公報(特許文献1)、特開平11−86892号公報(特許文献2)には、γ−アルミナ担体にRuを担持した触媒(Ru/γ−アルミナ触媒)と、COを含有する水素ガスを接触させる方法が開示されている。しかし、水素ガスに二酸化炭素(CO2)が含まれている場合、
副反応である二酸化炭素のメタン化反応も起こり、それだけ水素が消費され望ましくない。したがって、主反応であるCOのメタン化反応の活性が高く、選択率の高い(二酸化炭素のメタン化反応の少ない)触媒の開発が望まれている。
上記問題点を解決するために無機酸化物担体にRu化合物とアルカリ金属化合物および/またはアルカリ土類金属化合物を担持した触媒が提案されている(特許文献3:特開2002−068707号公報)。
特開平3−93602号公報 特開平11−86892号公報 特開2002−068707号公報
しかしながら、上記従来の触媒、特に低温作動型の燃料電池用電極触媒では、活性が不充分であったり、時に暴走反応により反応温度が急激に上昇するなどの問題があった。
すなわち、反応温度が低い場合であっても、主反応である一酸化炭素のメタネーション反応の選択率および活性が高く、水素含有ガス中の一酸化炭素を効果的に除去できる触媒および除去方法を提供することが望まれていた。
このような情況のもと、本発明者らは前記課題を解決すべく鋭意検討した結果、酸化ジルコニウム、酸化ニッケル、酸化コバルト、酸化セリウムから選ばれる2種以上の酸化物からなる担体に所定量のルテニウムが担持されてなる触媒は反応温度が低い場合であってもCOのメタン化反応において高い活性および選択性を発現すること見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明の構成は以下の通りである。
[1]酸化ジルコニウム、酸化ニッケル、酸化コバルト、酸化セリウムから選ばれる2種以
上の酸化物からなる担体にルテニウムが担持されてなり、ルテニウムの含有量がRu金属として1〜15重量%の範囲にある一酸化炭素メタネーション用触媒。
[2]比表面積が30〜200m2/gの範囲にあり、細孔容積が0.10〜0.45ml/gの範囲にある[1]の一酸化炭素メタネーション用触媒。
[3]酸化物担体が、酸化コバルトを必須成分として含む[1]または[2]の一酸化炭素メタネ
ーション用触媒。
[4]酸化物担体が、ZrO2-CeO2-CoO、ZrO2-NiO、ZrO2-CeO2、ZrO2-CoO-NiO、NiO-CoO、CoO-CeO2、NiO-CoO-CeO2、ZrO2-
NiO-CoO-CeO2の組み合わせのいずれかを含む[1]〜[3]のメタネーション用触媒

[5]触媒中のClの含有量が酸化物担体の1.0重量%以下である[1]〜[4]の一酸化炭素
メタネーション用触媒。
[6][1]〜[5]のメタネーション用触媒と一酸化炭素ガス含有水素ガスと接触させる一酸化
炭素のメタネーション方法。
[7]前記接触させる際の温度(反応温度)が120〜200℃の範囲にある[6]のメタネーション方法。
本発明によると、特定の無機酸化物からなる担体にRuが所定量担持されているために反応温度が低い場合であっても、主反応である一酸化炭素のメタネーション反応の選択率および活性が高く、水素含有ガス中の一酸化炭素を効果的に除去できる触媒および除去方法を提供することができる。
以下、本発明を実施するための形態について説明する。
[触媒]
本発明に係る一酸化炭素メタネーション用触媒は、酸化ジルコニウム、酸化ニッケル、酸化コバルト、酸化セリウムから選ばれる2種以上の酸化物からなる担体にルテニウムが担持されてなり、ルテニウムの含有量がRu金属として1〜15重量%にある。
ルテニウムは活性成分であり、前記担体に担持されている。触媒中のルテニウム含有量は、Ru金属としてより好ましくは、2〜12重量%の範囲にある。触媒中のルテニウムの含有量が少ないと活性が不充分となることがある。また、多すぎても活性は高いもののCO2のメタネーション反応が起こり、選択性が低下することがある。
本発明に用いる担体は酸化ジルコニウム、酸化ニッケル、酸化コバルト、酸化セリウムから選ばれる2種以上の酸化物からなる。特に、酸化コバルトを必須成分として含むことが好ましい。具体的にはZrO2-CoO、ZrO2-NiO、ZrO2-CeO2、ZrO2-
CoO-NiO、NiO-CoO、CoO-CeO2、NiO-CoO-CeO2、ZrO2-N
iO-CoO-CeO2等の組み合わせが好適である。これらは複合酸化物であっても、混
合物であっても、いずれであってもよい。
触媒中の酸化コバルトの含有量はCoOとして20〜60重量%、さらには25〜55重量%の範囲にあることが好ましい。触媒中の酸化コバルトの含有量が少ないと、他の担体成分との複合化が不充分であったり、他の担体成分の分散性が不充分となるためか活性が不充分となることがある。
触媒中の酸化コバルトの含有量が多すぎても他の担体成分の含有量が不充分となるために活性が不充分となることがある。このような範囲で酸化コバルトが含まれていると、触媒の比表面積が高く、活性、選択性に優れている。
触媒中に酸化ジルコニウムを含む場合、その含有量は、ZrO2として30〜75重量
、さらには35〜70重量%の範囲にあることが好ましい。
上記範囲で酸化ジルコニウムが含まれていると、触媒の比表面積が高く、活性、選択性に優れている。
他の酸化物成分としては、前記各酸化物を含む場合に、触媒中の酸化ニッケルの含有量はNiOとして2〜40重量%、さらには3〜30重量%の範囲にあることが好ましい。さらに触媒中の酸化セリウムはCeO2として10〜75重量%、さらには40〜70重
量%の範囲にあることが好ましい。
上記触媒が酸化セリウムを含む場合は、高活性で反応温度による活性変化が少なく、このため暴走反応(反応温度調整ができない程に発熱反応を伴う)を起こすことのない一酸化炭素除去用触媒を得ることができる。なお、触媒中の酸化セリウムの含有量が上記範囲
にあると反応温度による活性、選択性の変化が小さく、安定的な運転(反応)が可能である。
このような触媒は、比表面積が30〜200m2/g、さらには60〜120m2/gの範囲にあることが好ましい。触媒の比表面積が小さい場合は、活性が不充分となり、高いSV(空塔速度)での運転か困難となる。また触媒の比表面積が大きすぎても、長時間運転した場合に活性、選択性の低下が大きくなる傾向にある。
また、触媒の細孔容積は0.10〜0.45ml/g、さらには0.15〜0.30ml/gの範囲にあることが好ましい。触媒の細孔容積が少ない場合は、充分な活性が得られないことがある。触媒の細孔容積が大きいものは、本発明の組成範囲では得ることが困難である。
本発明に係る一酸化炭素メタネーション用触媒は、担体成分および活性成分が前記した範囲にあり、触媒の比表面積および細孔容積が前記した範囲にあり、一酸化炭素のメタネーションに用いることができれば特に制限はなく従来公知の方法によって製造することができる。
例えば、担体成分原料としてジルコニウム塩、ニッケル塩、コバルト塩、セリウム塩の2種以上からなる混合塩水溶液を調製する。
ジルコニウム塩としては硝酸ジルコニウム、塩化ジルコニウム、塩化ジルコニル、硫酸ジルコニウム、酢酸ジルコニウム、硝酸ジルコニル、硫酸ジルコニル、炭酸ジルコニウム等が用いられ、ニッケル塩としては硝酸ニッケル、硫酸ニッケル、塩化ニッケル、酢酸ニッケル、炭酸ニッケル等が用いられ、コバルト塩としては硝酸コバルト、硫酸コバルト、塩化コバルト、酢酸コバルト等が用いられ、セリウム塩としては硝酸セリウム、塩化セリウム、硫酸セリウム等が用いられる。
混合塩水溶液は、所望の酸化物量比となるように使用される、このとき、合計の酸化物としての濃度が概ね7.5重量%以下の範囲にあることが好ましい。混合塩水溶液の濃度が多いと、触媒の比表面積が小さく、十分な活性が得られないことがある。
ついで、混合塩水溶液に塩基性化合物の水溶液を加えて中和し、必要に応じて熟成してヒドロゲルを調製する。塩基性化合物としてはNaOH、KOH等のアルカリ金属水溶液、アンモニア、テトラメチルアンモニウムハイドロオキサイド等を用いることができる。
熟成する際の温度は通常30〜100℃の範囲が好ましく、時間は通常0.5〜24時間程度である。
ついで、ヒドロゲルを濾過し、洗浄する。洗浄方法は副生する塩化ナトリウム等の塩を除去できれば特に制限はなく従来公知の方法を採用することができる。例えば、温水を充分掛ける方法、アンモニア水を掛ける方法、限外濾過膜法等は好適に採用することができる。
濾過洗浄後に得られたゲルから担体を調製する。
調製方法として、主に2つの方法があり、1つは洗浄したゲルを乾燥し、焼成し、得られた混合酸化物粉体は必要に応じて粉砕し、錠剤成型器等で成型する方法である。
他の1つの方法は、洗浄したゲルを、必要に応じてセルローズ等の成型助剤を加え、水分調整、加熱濃縮、捏和、混練等した後、押出成型器等によりペレットとし、必要に応じてペレットをマルメライザー、転動造粒機等で球状とし、ついで、乾燥し、焼成する方法である。
焼成して得た担体に、ついでルテニウム成分を担持する。担持する方法としては、所定量のルテニウム成分を担持することができれば特に制限はないが、通常、担体の細孔容積に相当するルテニウム塩水溶液を調製し、担体に吸収させ、ついで乾燥する。
ルテニウム塩としては塩化ルテニウム、硝酸ルテニウムなどが用いられる。ルテニウム塩水溶液の濃度は、通常、所定量、すなわち得られる触媒中のRuの含有量が1〜15重量%となるようにルテニウムが担持できる濃度とするが、ルテニウム塩水溶液の濃度が低い場合は、吸収および乾燥を繰り返し行うこともできる。
乾燥条件は特に制限はないが、通常80〜200℃で乾燥する。乾燥した後、還元ガス雰囲気下、100〜700℃、好ましくは150〜400℃で還元して一酸化炭素メタネーション用触媒を得ることができる。
なお、ルテニウム塩として特に塩化ルテニウムを用いた場合は、乾燥した後、Clを洗浄して除去することが好ましい。この場合の乾燥温度は100〜200℃の範囲が好ましい。乾燥温度が100℃未満の場合は塩化ルテニウムが担体に固定化されず、洗浄する際に塩化ルテニウムが溶解して脱離し、所定量のルテニウムを担持できないことがある。乾燥温度が200℃を超えると担体の種類によってはClが容易に除去できないことがある。
洗浄する方法としては、乾燥した担体を温水あるいはアンモニアを含む温水に分散させ、ついで、濾過し、必要に応じてさらに温水あるいはアンモニアを含む温水を掛けて洗浄し、80〜200℃で乾燥する方法が一般的である。
洗浄後のClの含有量は酸化物担体重量の1.0重量%以下、さらには0.5重量%以下であることが好ましい。Clの含有量が酸化物担体の1.0重量%を超えると金属Ruの粒子径が大きくなりすぎて活性が大きく低下することがあり、Clの含有量が1.0重量%以下、特に0.5重量%以下であると、還元後の金属Ruの粒子径が小さく、活性に優れた一酸化炭素メタネーション用触媒を得ることができる。
還元雰囲気ガスとしては通常、水素ガスあるいは水素ガスと窒素ガス等不活性ガスとの混合ガスが用いられる。
還元する際の温度が100℃未満の場合は、特にRuの還元が不十分となり、十分な活性が得られないことがある。
還元する際の温度が700℃を超えると焼結が起こり、得られる触媒の比表面積が小さく、活性が不充分となることがある。
還元する際の時間は温度によっても異なるが、通常0.5〜12時間である。
このようにして得られた本発明に係る一酸化炭素メタネーション用触媒は酸化ジルコニウム、酸化ニッケル、酸化コバルト、酸化セリウムから選ばれる2種以上の酸化物からなる担体にルテニウムが担持されてなり、ルテニウムの含有量がRu金属として1〜15重量%、酸化ニッケルがNiOとして2〜40重量%、酸化コバルトがCoOとして20〜60重量%、酸化ジルコニウムがZrO2として30〜75重量%、酸化セリウムがCe
2として30〜75重量%の範囲にあり、比表面積が30〜200m2/gの範囲にあり、細孔容積が0.10〜0.45ml/gの範囲にある。
また、一酸化炭素メタネーション用触媒の形状等は特に制限はなく、反応方法、反応条件等によって適宜選択することができ、微粉体をそのまま用いることもでき、微粉体を加
圧成型して用いることもでき、ペレット状に押出成型したもの、さらにはペレットを球状(ビード状)にしたものも好適に用いることができる。
つぎに、本発明に係る一酸化炭素のメタネーション方法について説明する。
本発明に係る一酸化炭素のメタネーション方法は、メタネーション用触媒と一酸化炭素ガス含有水素ガスと接触させることを特徴としている。
メタネーション用触媒としては前記した触媒を用いる。
一酸化炭素ガス含有水素ガスとしては燃料ガス(改質ガス中の水素含有ガス)が用いられ、このガスは通常、水素ガス、一酸化炭素ガス、二酸化炭素ガス、および水蒸気等を含んでおり、メタンを含む場合もある。
本発明に用いる燃料ガス中の水素ガスの濃度は71〜89vol%、一酸化炭素ガス濃度
は0.3〜1.0vol%、二酸化炭素ガス濃度は10〜25vol%、メタンガス濃度0〜3.0vol%(ガス組成)である。さらにその燃料中のガスに対して水蒸気を20vol%〜70vol%の割合で含んでいる。
メタネーション用触媒と一酸化炭素ガス含有水素ガスとを接触させる際の温度(以下、反応温度という)は100〜250℃、さらには130〜190℃の範囲にあることが好ましい。
反応温度が100℃未満の場合は、反応ガス中に含まれる水蒸気が凝縮し、継続的に反応を行うことが困難である。
反応温度が250℃を超えると、COシフト反応(CO+H2O→CO2+H2)の温度
域となり、COシフト反応により転化することのできる一酸化炭素をメタネーション反応により、メタン化するため、燃料ガス中に含まれる、水素濃度が著しく低下してしまう。
このような、本発明に係る一酸化炭素のメタネーション方法で処理された燃料ガスは、一酸化炭素ガス濃度が20ppm以下に除去されている。このため、燃料電池の燃料ガスとして好適である。
[実施例]
以下、実施例により本発明をより具体的に説明するが、本発明はこれら実施例により限定されるものではない。
[実施例1]
メタネーション用触媒(1)の調製
硝酸コバルト・6水和物31.07g、硝酸ジルコニル水溶液(ZrO2濃度:25重
量%)41.37gおよび硝酸ニッケル・6水和物6.23gを水492.8gに加えて混合水溶液(1)を調製した。
濃度1.224重量%の水酸化ナトリウム水溶液1428.6gを撹拌しながらこれに混合水溶液(1)を添加してヒドロゲルを調製し、ついで、80℃にて2時間熟成した。
熟成したヒドロゲルを濾過し、充分な温水を掛けて洗浄し、120℃で1昼夜乾燥し、ついで、550℃で1時間、大気中にて焼成を行い、酸化コバルト、酸化ニッケルおよび酸化ジルコニウムからなる複合酸化物粉体(1)を得た。
ついで、複合酸化物粉体(1)を 錠剤成型器に充填し、50Kg/cm2で加圧成型し、ついで粉砕し、粒度を20〜42メッシュに調整してメタネーション触媒用担体(1)を調製
した。
メタネーション触媒用担体(1)50gに、Ruとしての濃度10.0重量%の塩化ルテ
ニウム水溶液24.9gを吸収させ、充分撹拌し、1時間静置した後、120℃にて4時間乾燥した。ついで、濃度0.1重量%のアンモニア水に分散させ、1時間放置した後、濾過し、温水を充分掛けて洗浄し、再び120℃で4時間乾燥した。
ついで、350℃にて4時間水素気流中にて還元処理を行い、メタネーション用触媒(1)を調製した。活性成分、各担体成分の含有量、比表面積および細孔容積を測定
し、結果を表1に示した。
活性試験
メタネーション用触媒(1)4.2mlを、内径12mmのステンレス製反応管に充填し
、触媒層温度250℃で水素−窒素混合ガス(H2濃度10Vol%)の流通下で再び1時間還元処理し、ついで、触媒層温度を140℃の反応温度にした後、反応用混合ガス(一酸化炭素0.6vol%、二酸化炭素20.0vol%、メタン2.0vol%、水素51.37vol%、水蒸気33.3vol%)をSV=4,000h-1となるように流通させ、約1時間後の定常状
態での生成ガスをガスクロマトグラフィーおよび赤外分光型ガス濃度計で分析し、反応管出口CO濃度、CO2濃度およびCH4濃度を測定した結果を表1に示した。
選択性としては、反応ガス中の二酸化炭素20.0Vol%からのCO2の増減を表1に示し、CO2の増減の少ない場合が選択性に優れるとして評価した。
同様にして、反応温度を160℃、180℃についても実施し、結果を表1に示した。[実施例2]
メタネーション用触媒(2)の調製
実施例1において、Ruとしての濃度5.0重量%の塩化ルテニウム水溶液20.4gを吸収させた以外は同様にしてメタネーション用触媒(2)を調製した。活性成分、各担体
成分の含有量、比表面積および細孔容積を測定し、結果を表1に示した。
活性試験
実施例1と同様にして活性試験を行い、CO濃度、CO2濃度およびCH4濃度を表1に示した。
[実施例3]
メタネーション用触媒(3)の調製
実施例1において、Ruとしての濃度10重量%の塩化ルテニウム水溶液49.5gを吸収させた以外は同様にしてメタネーション用触媒(3)を調製した。活性成分、各担体成
分の含有量、比表面積および細孔容積を測定し、結果を表1に示した。
活性試験
実施例1と同様にして活性試験を行い、CO濃度、CO2濃度およびCH4濃度を表1に示した。
[実施例4]
メタネーション用触媒(4)の調製
実施例1において、硝酸コバルト・6水和物31.04g、硝酸酸化ジルコニウム水溶液(ZrO2濃度:25重量%)25.60gおよび硝酸ニッケル・6水和物21.71
g(6.23g)を水492.8gに加えて調製した混合水溶液を用いた以外は同様にしてメタネーション用触媒(4)を調製した。活性成分、各担体成分の含有量、比表面積およ
び細孔容積を測定し、結果を表1に示した。
活性試験
実施例1と同様にして活性試験を行い、CO濃度、CO2濃度およびCH4濃度を表1に示した。
[実施例5]
メタネーション用触媒(5)の調製
実施例1において、硝酸コバルト・6水和物18.32g、硝酸酸化ジルコニウム水溶液(ZrO2濃度:25重量%)54.56gおよび硝酸ニッケル・6水和物6.36g
を水492.8gに加えて調製した混合水溶液を用いた以外は同様にしてメタネーション用触媒(5)を調製した。活性成分、各担体成分の含有量、比表面積および細孔容積を測定
し、結果を表1に示した。
活性試験
実施例1と同様にして活性試験を行い、CO濃度、CO2濃度およびCH4濃度を表1に示した。
[実施例6]
メタネーション用触媒(6)の調製
実施例1において、硝酸コバルト・6水和物23.59gおよび硝酸セリウム・6水和物15.35gを水677.2gに加えて調製した混合水溶液を用いた以外は同様にしてメタネーション用触媒(6)を調製した。活性成分、各担体成分の含有量、比表面積および
細孔容積を測定し、結果を表1に示した。
活性試験
実施例1と同様にして活性試験を行い、CO濃度、CO2濃度およびCH4濃度を表1に示した。
[実施例7]
メタネーション用触媒(7)の調製
実施例1において、硝酸コバルト・6水和物23.59g、硝酸セリウム・6水和物28.83gを水677.2gに加えて調製した混合水溶液を用いた以外は同様にしてメタネーション用触媒(7)を調製した。活性成分、各担体成分の含有量、比表面積および細孔
容積を測定し、結果を表1に示した。
活性試験
実施例1と同様にして活性試験を行い、CO濃度、CO2濃度およびCH4濃度を表1に示した。
[実施例8]
メタネーション用触媒(8)の調製
実施例1において、硝酸コバルト・6水和物40.67g、硝酸セリウム・6水和物21.61gを水677.2gに加えて調製した混合水溶液を用いた以外は同様にしてメタネーション用触媒(8)を調製した。活性成分、各担体成分の含有量、比表面積および細孔
容積を測定し、結果を表1に示した。
活性試験
実施例1と同様にして活性試験を行い、CO濃度、CO2濃度およびCH4濃度を表1に示した。
[実施例9]
メタネーション用触媒(9)の調製
実施例1において、硝酸コバルト・6水和物31.98g、硝酸酸化ジルコニウム水溶液(ZrO2濃度:25%)25.2gおよび硝酸セリウム・6水和物11.36gを水
677.2gに加えて調製した混合水溶液を用いた以外は同様にしてメタネーション用触媒(9)を調製した。活性成分、各担体成分の含有量、比表面積および細孔容積を測定し、
結果を表1に示した。
活性試験
実施例1と同様にして活性試験を行い、CO濃度、CO2濃度およびCH4濃度を表1に示した。調製した。
[実施例10]
メタネーション用触媒(10)の調製
実施例1において、塩化ルテニウム水溶液を吸収させ、120℃にて4時間乾燥した後、濃度0.1重量%のアンモニア水に代えて濃度0.01重量%のアンモニア水に分散させた以外は同様にしてメタネーション用触媒(10)を調製した。活性成分、各担体成分の含有量、比表面積および細孔容積を測定し、結果を表1に示した。
[参考例]
メタネーション用触媒(11)の調製
実施例1において、塩化ルテニウム水溶液を吸収させ、120℃にて4時間乾燥した後、濃度0.1重量%のアンモニア水に代えて純水に分散させた以外は同様にして洗浄した以外は同様にしてメタネーション用触媒(11)を調製した。活性成分、各担体成分の含有量、比表面積および細孔容積を測定し、結果を表1に示した。
[比較例1]
メタネーション用触媒(R1)の調製
実施例1において、Ruとしての濃度1.0重量%の塩化ルテニウム水溶液25.13gを吸収させた以外は同様にしてメタネーション用触媒(R1)を調製した。活性成分、各担体成分の含有量、比表面積および細孔容積を測定し、結果を表1に示した。
活性試験
実施例1と同様にして活性試験を行い、CO濃度、CO2濃度およびCH4濃度を表1に示した。
[比較例2]
メタネーション用触媒(R2)の調製
実施例1において、Ruとしての濃度10重量%の塩化ルテニウム水溶液125.0gを吸収させた後乾燥する工程を4回繰り返して行った以外は同様にしてメタネーション用触媒(R2)を調製した。活性成分、各担体成分の含有量、比表面積および細孔容積を測定し、結果を表1に示した。
活性試験
実施例1と同様にして活性試験を行い、CO濃度、CO2濃度およびCH4濃度を表1に示した。
[比較例3]
メタネーション用触媒(R3)の調製
濃度1.224重量%の水酸化ナトリウム水溶液1428.6gを撹拌しながらこれに硝酸ジルコニル水溶液(ZrO2濃度:25%)80.01gを添加してヒドロゲルを調
製し、ついで、80℃にて2時間熟成した。
熟成したヒドロゲルを濾過し、充分な温水を掛けて洗浄し、120℃で1昼夜乾燥し、ついで、550℃で1時間、大気中にて焼成を行い、酸化ジルコニウム粉体を得た。
酸化ジルコニウム粉体を錠剤成型器に充填し、50Kg/cm2で加圧成型し、ついで粉砕し、粒度を20〜42メッシュに調整してメタネーション触媒用担体(R3)を調製した。
メタネーション触媒用担体(R3)50.0gに、Ruとしての濃度10.0重量%の塩化ルテニウム水溶液24.93gを吸収させ、充分撹拌し、1時間静置した後、120℃にて4時間乾燥した。ついで、濃度0.1重量%のアンモニア水に分散させ、1時間放置した後、濾過し、温水を充分掛けて洗浄し、再び120℃で4時間乾燥した。
ついで、350℃にて4時間水素気流中にて還元処理を行い、メタネーション用触媒(R3)を調製した。活性成分、各担体成分の含有量、比表面積および細孔容積を測定し、結果を表1に示した。
活性試験
実施例1と同様にして活性試験を行い、CO濃度、CO2濃度およびCH4濃度を表1に示した。
[比較例4]
メタネーション用触媒(R4)の調製
濃度1.224重量%の水酸化ナトリウム水溶液1428.6gを撹拌しながらこれに硝酸セリウム・6水和物50.49gを添加してヒドロゲルを調製し、ついで、80℃にて2時間熟成した。
熟成したヒドロゲルを濾過し、充分な温水を掛けて洗浄し、120℃で1昼夜乾燥し、ついで、550℃で1時間、大気中にて焼成を行い、酸化セリウム粉体を得た。
ついで、酸化セリウム粉体を錠剤成型器に充填し、50Kg/cm2で加圧成型し、ついで粉砕し、粒度を20〜42メッシュに調整してメタネーション触媒用担体(R4)を調製した。
メタネーション触媒用担体(R4)50.0gに、Ruとしての濃度10.0重量%の塩化ルテニウム水溶液24.93gを吸収させ、充分撹拌し、1時間静置した後、120℃にて4時間乾燥した。ついで、濃度0.1重量%のアンモニア水に分散させ、1時間放置した後、濾過し、温水を充分掛けて洗浄し、再び120℃で4時間乾燥した。
ついで、350℃にて4時間水素気流中にて還元処理を行い、メタネーション用触媒(R4)を調製した。活性成分、各担体成分の含有量、比表面積および細孔容積を測定し、結果を表1に示した。
活性試験
実施例1と同様にして活性試験を行い、CO濃度、CO2濃度およびCH4濃度を表1に示した。
[比較例5]
メタネーション用触媒(R5)の調製
濃度1.224重量%の水酸化ナトリウム水溶液1428.6gを撹拌しながらこれに硝酸コバルト・6水和物77.61gを水480gに溶解した硝酸コバルト水溶液を添加してヒドロゲルを調製し、ついで、80℃にて2時間熟成した。
熟成したヒドロゲルを濾過し、充分な温水を掛けて洗浄し、120℃で1昼夜乾燥し、ついで、350℃で1時間、大気中にて焼成を行い酸化コバルト粉体を得た。
酸化コバルト粉体を錠剤成型器に充填し、50Kg/cm2で加圧成型し、ついで粉砕し、粒度を20〜42メッシュに調整してメタネーション触媒用担体(R5)を調製した。
メタネーション触媒用担体(R5)50.0gに、Ruとしての濃度10.0重量%の塩化ルテニウム水溶液24.93gを吸収させ、充分撹拌し、1時間静置した後、120℃にて4時間乾燥した。ついで、濃度0.1重量%のアンモニア水に分散させ、1時間放置した後、濾過し、温水を充分掛けて洗浄し、再び120℃で4時間乾燥した。
ついで、350℃にて4時間水素気流中にて還元処理を行い、メタネーション用触媒(R5)を調製した。活性成分、各担体成分の含有量、比表面積および細孔容積を測定し、結果を表1に示した。
活性試験
実施例1と同様にして活性試験を行い、CO濃度、CO2濃度およびCH4濃度を表1に
示した。
[比較例6]
メタネーション用触媒(R6)の調製
三塩化ルテニウム(水和物)(Ruの含有量38.03重量%)0.263g及び硝酸カリウム0.026gを3.0ccの水に溶解させ混合溶液を含浸液とした。次いで、ルチル型チタニア粉末(石原産業社製、CR−EL)10gに上記含浸液を含浸した後、120℃にて4時間乾燥した。ついで、濃度0.1重量%のアンモニア水に分散させ、1時間放置した後、濾過し、温水を充分掛けて洗浄し、再び120℃で4時間乾燥した。
ついで、350℃にて4時間水素気流中にて還元処理を行い、メタネーション用触媒(R6)を調製した。Ruの含有量が3.5重量%、カリウムの含有量はK2Oとして0.5重
量%、酸化チタンの含有量が96.0重量%であった。また、比表面積および細孔容積を測定し、結果を表1に示した。
活性試験
実施例1と同様にして活性試験を行い、CO濃度、CO2濃度およびCH4濃度を表1に示した。
Figure 0004689508

Claims (5)

  1. ZrO 2 -CeO 2 -CoO、ZrO 2 -CoO-NiO、CoO-CeO 2 の組み合わせのいずれかの酸化物担体に、ルテニウムが担持されてなり、ルテニウムの含有量がRu金属として、1-15重量%の範囲にあることを特徴とする一酸化炭素メタネーション用触媒。
  2. 比表面積が30〜200m2/gの範囲にあり、細孔容積が0.10〜0.45ml/gの範囲にあることを特徴とする請求項1に記載の一酸化炭素メタネーション用触媒。
  3. ルテニウム源として、塩化ルテニウムを使用した場合に、触媒中のClの含有量が酸化物担体の1.0重量%以下であることを特徴とする請求項1または2に記載の一酸化炭素メタネーション用触媒。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載のメタネーション用触媒と一酸化炭素ガス含有水素ガスと接触させることを特徴とする一酸化炭素のメタネーション方法。
  5. 前記、接触させる際の温度(反応温度)が120〜200℃の範囲にあることを特徴とする請求項4に記載のメタネーション方法。
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