JP4688712B2 - 光導波路部材、光導波路組立体及び光モジュール - Google Patents

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Description

本発明は、光導波路部材に関する。本発明はまた、光導波路部材を備えた光導波路組立体に関する。本発明はさらに、光導波路部材を備えた光モジュールに関する。
光導波路部材は、光信号伝送技術において、光スイッチ、光カプラ等の機能を付加的に備え得る光伝搬素子として知られており、近年、高分子材料から作製されるいわゆるポリマー光導波路部材が開発されている。従来のポリマー光導波路部材は、金型成形により表面に溝を設けて板状に成形された樹脂製の第1クラッド部と、第1クラッド部の溝を別の樹脂材料で充填して形成したコア部と、コア部を覆うように第1クラッド部の表面に樹脂被覆を積層して形成した第2クラッド部とを備える。この種のポリマー光導波路部材は、金型成形により、第1クラッド部の表面に複数の溝を容易に形成できるので、2以上のコア部を有する複数チャネル構造化を促進でき、また、第1クラッド部の外面所望部位に、コア部に対する光の入射/出射端面となる集光レンズ面や、コア部を伝搬する光の伝搬方向を転換する反射面を、容易に成形できる、といった種々の利点を有する(例えば特許文献1参照)。
他方、電気信号と光信号とを相互変換するための光電変換モジュール(光モジュールと略称する)として、光電変換素子(光素子と略称する)を一表面(実装面と称する)に実装した回路基板と、回路基板の実装面に設置され、光素子の光電変換作用(すなわち発光作用又は受光作用)に関わる光を実装面に平行な方向へ導く光導波路部材とを備えたものが知られている(例えば特許文献2参照)。この種の光モジュールは、光導波路部材により、回路基板に実装した光素子に対し、実装面に直交する方向へ作用する(すなわち発光又は受光する)光を、実装面に平行な方向へ伝搬させて、例えば外部の光ケーブルに装着した光コネクタとの間に着脱自在な光接続を形成できるので、特にモジュールケースの高さ方向(回路基板の実装面に直交する方向)の寸法を効果的に削減できる利点がある。また、この種の光モジュールにおいても、前述したポリマー光導波路部材を使用することで、複数チャネルの光電変換システムを比較的容易に確立することができる。
特開2000−69222号公報 特開2005−115346号公報
上述した従来のポリマー光導波路部材では、第1クラッド部の一表面に設けた複数の溝にコア部を形成しているから、コア部の個数(すなわちチャネル数)が増加するに伴い、第1クラッド部の寸法がコア部形成表面に沿った方向へ増加し、所定の寸法制約の下で10チャネルを超えるような多チャネル構造の光導波路部材を作製することが困難となっていた。この点で、特許文献1に記載される構成は、一次元イメージセンサに関するものであるから、多チャネル化に伴うクラッド部の寸法増加は許容される。しかし、特許文献2に記載されるような一般の光伝送システムで用いられる光モジュールにおいては、光導波路部材の寸法増加を抑制しつつ、10チャネルを超える多チャネル化を促進することが要求されている。
本発明の目的は、光導波路部材において、クラッド部の寸法増加を抑制しつつ、多チャネル化を促進できる光導波路部材を提供することにある。
本発明の他の目的は、光導波路部材を備えた光導波路組立体において、全体の寸法増加を抑制しつつ、多チャネル化を促進できる光導波路組立体を提供することにある。
本発明のさらに他の目的は、光導波路部材を備えた光モジュールにおいて、全体の寸法増加を抑制しつつ、多チャネル化を促進できる光モジュールを提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、互いに接合される第1クラッド部及び第2クラッド部と、第1及び第2クラッド部の間に形成される複数のコア部とを備える光導波路部材において、第1クラッド部は、第1表面、第1表面の反対側の第2表面、並びに第1及び第2表面の双方に直交する方向へ延びる第1端面を有し、第1及び第2表面の各々に複数個ずつ、第1端面に直交する方向へ延びる溝が設けられる主部分と、第1端面の反対側で主部分に一体に連結される副部分であって、主部分の第1及び第2表面の双方に斜交する方向へ延びる反射面、並びに反射面に斜交するとともに主部分の第1端面に直交する方向へ延びる第2端面を有する副部分とを備え、複数のコア部は、第1クラッド部の主部分の第1表面に設けた複数個の溝に沿って形成される第1群のコア部と、第1クラッド部の主部分の第2表面に設けた複数個の溝に沿って形成される第2群のコア部とを含み、第2クラッド部は、第1クラッド部の主部分の第1表面及び第2表面にそれぞれ形成した第1群のコア部及び第2群のコア部を覆って、第1及び第2表面に接合され、第1クラッド部の主部分の第1表面に形成した第1群のコア部と、第1クラッド部の主部分の第2表面に形成した第2群のコア部とは、第1群のコア部を伝搬する光と第2群のコア部を伝搬する光とが、いずれも反射面で反射されて第1クラッド部の副部分を互いに交差して伝搬する位置に配置され、第1クラッド部の主部分の第1及び第2表面に設けた複数個の溝の各々は、副部分の反射面に対向する側の長手方向端に、反射面に向かって弧状に膨出する湾曲端面を有し、湾曲端面に沿って、複数のコア部の各々の長手方向端に、コア部を伝搬する光に対し凸レンズ状に機能するコア端面が形成されること、を特徴とする光導波路部材を提供する。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の光導波路部材において、第1クラッド部の主部分の第1端面に、複数のレンズ面が形成され、それらレンズ面は、第1表面に形成した第1群のコア部及び第2表面に形成した第2群のコア部のそれぞれを伝搬する光が、個別に透過する位置に配置される、光導波路部材を提供する。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の光導波路部材において、第1クラッド部の副部分の第2端面に、複数のレンズ面が形成され、それらレンズ面は、第1表面に形成した第1群のコア部及び第2表面に形成した第2群のコア部のそれぞれを伝搬するとともに反射面で反射される光が、個別に透過する位置に配置される、光導波路部材を提供する。
請求項に記載の発明は、請求項1〜のいずれか1項に記載の光導波路部材を複数個備える光導波路組立体であって、それら光導波路部材は、1つの光導波路部材の主部分の第1表面と、他の1つの光導波路部材の主部分の第2表面とを互いに対向させて、積み重ねた状態に組み合わされること、を特徴とする光導波路組立体を提供する。
請求項に記載の発明は、複数の光素子が実装される実装面を有する回路基板と、回路基板の実装面に設置され、複数の光素子のそれぞれに作用する光を実装面に平行な方向へ導く光導波路部材とを具備する光モジュールにおいて、光導波路部材が、請求項1〜のいずれか1項に記載の光導波路部材であり、第1クラッド部の副部分の第2端面が、回路基板に実装された複数の光素子に近接かつ対向して配置されること、を特徴とする光モジュールを提供する。
請求項に記載の発明は、請求項に記載の光モジュールにおいて、複数の光素子が、複数の発光素子と複数の受光素子とを含み、光導波路部材の第1クラッド部の主部分の第1表面に形成した第1群のコア部が、複数の発光素子のそれぞれから発光される光を伝搬し、光導波路部材の第1クラッド部の主部分の第2表面に形成した第2群のコア部が、複数の受光素子のそれぞれに受光される光を伝搬する、光モジュールを提供する。
請求項に記載の発明は、請求項に記載の光モジュールにおいて、回路基板の実装面上で、複数の発光素子は、複数の受光素子よりも、光導波路部材の第1クラッド部の主部分の第1端面に近い位置に配置される、光モジュールを提供する。
請求項に記載の発明は、請求項のいずれか1項に記載の光モジュールにおいて、光導波路部材は、第1クラッド部の主部分の第2表面と、回路基板の実装面との間に、光素子及び光素子の駆動素子を収容する空隙を形成する基台部をさらに有する、光モジュールを提供する。
請求項に記載の発明は、請求項のいずれか1項に記載の光モジュールにおいて、回路基板に実装され、回路基板上で複数の光素子に接続される電気コネクタをさらに具備する、光モジュールを提供する。
請求項1に記載の発明は、請求項のいずれか1項に記載の光モジュールにおいて、回路基板の周縁に沿って設けられ、回路基板上で複数の光素子に個別に接続される複数の端子をさらに具備する、光モジュールを提供する。
請求項1に記載の発明は、請求項〜1のいずれか1項に記載の光モジュールにおいて、光導波路部材は、複数の光ファイバを有する光コネクタに接続され、光コネクタの複数の光ファイバが、複数のコア部に個別に光接続される、光モジュールを提供する。
請求項1に記載の発明は、クラッド部と、クラッド部に形成される複数のコア部とを備える光導波路部材において、クラッド部は、第1の配列を有する複数の第1溝及び該第1の配列から平行に離間した第2の配列を有する複数の第2溝を有する主部分と、主部分に隣接して形成される副部分であって、主部分の複数の第1及び第2溝の延長方向に斜交する方向へ延びる反射面を有する副部分とを備え、複数のコア部は、クラッド部の主部分の複数の第1溝に形成される第1群のコア部と、クラッド部の主部分の複数の第2溝に形成される第2群のコア部とを含み、第1群のコア部と第2群のコア部とは、第1群のコア部を伝搬する光と第2群のコア部を伝搬する光とが、いずれも反射面で反射されてクラッド部の副部分を互いに交差して伝搬する位置に配置され、第1クラッド部の主部分の複数の第1及び第2溝の各々は、副部分の反射面に対向する側の長手方向端に、反射面に向かって弧状に膨出する湾曲端面を有し、湾曲端面に沿って、複数のコア部の各々の長手方向端に、コア部を伝搬する光に対し凸レンズ状に機能するコア端面が形成されること、を特徴とする光導波路部材を提供する。
請求項1に記載の発明は、請求項1に記載の光導波路部材において、クラッド部の主部分は、副部分とは反対側で、複数の第1及び第2溝の延長方向に交差する方向へ延びる第1端面を有し、第1端面に、第1及び第2群のコア部のそれぞれを伝搬する光が個別に透過する複数のレンズ面が形成される、光導波路部材を提供する。
請求項1に記載の発明は、請求項1又は1に記載の光導波路部材において、クラッド部の副部分は、主部分とは反対側で、反射面に斜交する方向へ延びる第2端面を有し、第2端面に、第1及び第2群のコア部のそれぞれを伝搬する光が個別に透過する複数のレンズ面が形成される、光導波路部材を提供する。
請求項1に記載の発明によれば、第1クラッド部の主部分の両面(第1及び第2表面)に、それぞれ第1群及び第2群のコア部を形成しているから、コア部の個数(すなわちチャネル数)の増加に対比して、第1クラッド部の第1及び第2表面に沿った方向への寸法増加を効果的に抑制できる。したがって、所定の寸法制約の下でも、10チャネルを超えるような多チャネル構造の光導波路部材を、比較的容易に作製できる。このような光導波路部材を、一般の光伝送(光電変換)システムで用いられる光モジュールで使用すれば、モジュールケースの寸法増加を抑制しつつ、10チャネルを超える多チャネル構造化を促進できる。
また、第1群のコア部と第2群のコア部とが、第1クラッド部の主部分の板厚方向(すなわち第1及び第2表面に直交する方向)に見て、互いに整合する位置にそれぞれ形成されることになるから、2本の多心光フラットケーブルを一括接続可能な既存の光コネクタを光導波路部材に接続できる。結果として、既存コネクタを使用して光伝送(光電変換)システムを構築できるので、コスト的に有利である。
また、反射面に対向する側の各コア部のコア端面から出射された光は、コア端面が凸レンズ状に機能することにより、広がりを効果的に抑制されて副部分を伝搬するから、隣り合う光同士が干渉することなく副部分の第2端面に到達する。その結果、伝達される信号のノイズが効果的に除去される。
請求項2に記載の発明によれば、別部品としてのレンズを用意する必要がなくなり、光導波路部材を備えた光伝送(光電変換)システムの構成が簡略化される。
請求項3に記載の発明によれば、別部品としてのレンズを用意する必要がなくなり、光導波路部材を備えた光伝送(光電変換)システムの構成が簡略化される。
請求項に記載の発明によれば、光導波路部材を備えた光導波路組立体において、全体の寸法増加を抑制しつつ、多チャネル化を促進できる。
請求項に記載の発明によれば、光導波路部材を備えた光モジュールにおいて、全体の寸法増加を抑制しつつ、多チャネル化を促進できる。
請求項に記載の発明によれば、1台の光モジュールで光信号の送受信の双方に対応することが可能になる。
請求項に記載の発明によれば、複数の受光素子が、光の伝搬経路であるコア部から遠い位置に配置されるので、受光素子に対するノイズを効果的に削減できる。
請求項に記載の発明によれば、回路基板の寸法増加を効果的に抑制できる。
請求項又は1に記載の発明によれば、光モジュールを外部の電気回路に着脱可能に接続できる。
請求項1に記載の発明によれば、光モジュールを外部の光ケーブルに着脱可能に接続できる。
請求項1、1、14に記載の発明によれば、それぞれ、請求項1、2、3に記載の発明と同等の作用効果が奏される。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態を詳細に説明する。全図面に渡り、対応する構成要素には共通の参照符号を付す。
図面を参照すると、図1は、本発明の第1の実施形態による光導波路部材10の斜視図、図2は、図1とは異なる方向から示す光導波路部材10の斜視図、図3は、光導波路部材10の断面図、図4は、光導波路部材10の4面図である。
光導波路部材10は、互いに接合される第1クラッド部12及び第2クラッド部14と、第1及び第2クラッド部12、14の間に形成される複数のコア部16とを備える(図3)。光導波路部材10はさらに、第1クラッド部12、第2クラッド部14及び複数のコア部16を含む導波構造領域を実質的に包囲して固定的に支持する基台部18を備える(図1及び図2)。第1クラッド部12と基台部18とは、後述する金型成形工程により一体成形されることが好ましいが、別部品として成形されて後工程で互いに連結される構成としても良い。
第1クラッド部12は、平板状の主部分20と、主部分20の一側縁に沿って形成されるプリズム状の副部分22とを備える。主部分20と副部分22とは、後述する金型成形工程により互いに一体に成形される。第クラッド部12の主部分20は、その平板状の主領域に、第1表面24と、第1表面24の反対側の第2表面26とを有する。さらに主部分20は、副部分22が形成される側縁の反対側の他側縁に沿って、鉛直方向への張出壁28を一体に備え、張出壁28の外側に、第1及び第2表面24、26の双方に直交する方向へ延びる第1端面30を有する。そして、第1及び第2表面24、26の各々に複数個(図では12個)ずつ、第1端面30に直交する方向へ直線状に延びる溝32(図3)が、平行かつ等間隔配置で設けられる。
第1クラッド部12の副部分22は、主部分20の第1端面30の反対側に位置して第1及び第2表面24、26の双方に斜交する方向へ延びる反射面34と、反射面34に斜交するとともに主部分20の第1端面30に直交する方向へ延びる第2端面36とを有する。反射面34は、主部分20の第1表面24に対して鈍角(135°)を成すとともに、第2表面26に対して鋭角(45°)を成すように方向付けされる。第2端面36は、反射面34に鋭角(45°)を成して対向する位置に配置される。
複数のコア部16は、第1クラッド部12の主部分20の第1表面24に設けた複数個の溝32に沿って形成される第1群のコア部16Aと、第1クラッド部12の主部分20の第2表面26に設けた複数個の溝32に沿って形成される第2群のコア部16Bとを含む。それらコア部16(16A、16B)は、いずれも直線状に延びる線状要素であり、第1クラッド部12の複数個の溝32のそれぞれに個別に、密に収容して配置される。第1クラッド部12の第1及び第2表面24、26を平面図的に見たときに、第1群及び第2群のコア部16A、16Bはいずれも、第1クラッド部12の第1端面30及び反射面34に直交する方向へ直線状に延長される(図4(a)、(b))。
第2クラッド部14は、第1クラッド部12の主部分20の第1表面24及び第2表面26にそれぞれ形成した第1群のコア部16A及び第2群のコア部16Bを覆って、第1及び第2表面24、26のそれぞれに接合される。これにより、個々のコア部16A、16Bが、その延長方向に沿って光を伝搬する光導波路として機能する。なお、第2クラッド部14は、実質的透明又は半透明のシート状要素であり、図1、図2、図4では図示省略している。
光導波路部材10においては、第1クラッド部12の主部分20の第1表面24に形成した第1群のコア部16Aを伝搬する光L1と、第1クラッド部12の主部分20の第2表面26に形成した第2群のコア部16Bを伝搬する光L2とが、いずれも第1クラッド部12の副部分22の反射面34で直角に反射されて、副部分22を伝搬するように構成される(図3に二点鎖線で示す)。この場合、光L1、L2の伝搬方向は任意であり、例えば光L1と光L2とが、互いに同一方向に伝搬される構成に限らず、互いに反対方向へ伝搬される構成とすることもできる。したがって、第1クラッド部12の主部分20の第1端面30と副部分22の第2端面36とは、第1クラッド部12に対する光L1又は光L2の入射面又は出射面として機能する。
上記構成を有する光導波路部材10では、第1クラッド部12の主部分20の両面(第1及び第2表面24、26)に、それぞれ第1群及び第2群のコア部16A、16Bを形成しているから、コア部16の個数(すなわちチャネル数)の増加に対比して、第1クラッド部12の第1及び第2表面24、26に沿った方向への寸法増加を効果的に抑制できる。したがって、所定の寸法制約の下でも、10チャネルを超えるような多チャネル構造の光導波路部材10(図示実施形態では24チャネル)を、比較的容易に作製できる。このような光導波路部材10を、一般の光伝送(光電変換)システムで用いられる光モジュールで使用すれば、後述するように、モジュールケースの寸法増加を抑制しつつ、10チャネルを超える多チャネル構造化を促進できる。
光導波路部材10は、高分子材料から金型成形工程を経て作製できる。この場合、まず第1クラッド部12及び基台部18を、金型内で、所望の樹脂材料から所定形状に成形すると同時に、第1クラッド部12の主部分20の第1及び第2表面24、26の所定位置に、複数の溝32を所要の線状パターンで形成する。このようにして成形した第1クラッド部12に対し、第1クラッド部12の樹脂材料とは異なるコア部16の樹脂材料(好ましくは熱又は光硬化性)で、複数の溝32の各々を十分に充填する。また別途、第1クラッド部12と同一の樹脂材料から、第2クラッド部14を2枚のシート状に成形する。次にこれら第2クラッド部14を、複数のコア部16の全体を覆うようにして、第1クラッド部12の第1及び第2表面24、26に積層して接合する。この状態で、コア部16が完全に固化することにより、光導波路部材10が作製される。
このような金型成形工程により、光導波路部材10は、複数のコア部16を有する多チャネル構造化を促進でき、また、第1クラッド部12の副部分22の外面所望部位に、高精度の反射面34を比較的容易に成形できる。さらに、図2〜図4に示すように、第1クラッド部12の主部分20の第1端面30及び副部分22の第2端面36に、個々のコア部16に対する第1クラッド部12の光の入射/出射端面となる凸レンズ状の集光レンズ面38、40を、比較的容易に高精度に作製できる。それにより、別部品としてのレンズを用意する必要がなくなり、光導波路部材10を備えた光伝送(光電変換)システムの構成が簡略化される。
第1クラッド部12の第1端面30に形成される複数のレンズ面38は、第1表面24に形成した第1群のコア部16A及び第2表面26に形成した第2群のコア部16Bのそれぞれを伝搬する光L1、L2が、張出壁28内を直線状に伝搬して個別に透過する位置に、2段アレイ状に配置される。同様に、第1クラッド部12の第2端面36に形成される複数のレンズ面40は、第1表面24に形成した第1群のコア部16A及び第2表面26に形成した第2群のコア部16Bのそれぞれを伝搬するとともに反射面34で反射される光L1、L2が、副部分22内を伝搬して個別に透過する位置に、2段アレイ状に配置される。なお、光導波路部材10の用途に応じて、第1クラッド部12の第1端面30及び第2端面36の少なくとも一方に、集光用のレンズ面38、40を形成することができる。
図示実施形態では、第1クラッド部12の主部分20の第1表面24に形成した第1群のコア部16Aと、第1クラッド部12の主部分20の第2表面26に形成した第2群のコア部16Bとは、第1群のコア部16Aの各々を伝搬する光L1と第2群のコア部16Bの各々を伝搬する光L2とが、第1クラッド部12の副部分22内で互いに交差して副部分22を伝搬する位置に配置される(図3)。これは、第1群のコア部16Aと第2群のコア部16Bとが、第1クラッド部12の主部分20の板厚方向(すなわち第1及び第2表面24、26に直交する方向)に見て、互いに整合する位置にそれぞれ形成されることを意味する。この場合、第1クラッド部12の第1及び第2端面30、36のそれぞれに形成される複数のレンズ面38、40は、2行多列の行列状に配置される(図4(b)、(c))。
このような構成によれば、2本の多心光フラットケーブルを一括接続可能な既存の光コネクタ(後述する)を、光導波路部材10に接続することができる。つまり、光導波路部材10を備えた光モジュール(後述する)で、既存コネクタを使用して光伝送(光電変換)システムを構築できるので、コスト的に有利である。
上記構成を有する光導波路部材10は、複数個を組み合わせることで、さらなる多チャネル構造に容易に対応することができる。図5は、2個の光導波路部材10を備える本発明の一実施形態による光導波路組立体50を示す。光導波路組立体50が備える2個の光導波路部材10は、第1クラッド部12の主部分20及び副部分22の寸法が比較的小さい下段部材10Aと、同主部分20及び副部分22の寸法が比較的大きい上段部材10Bとを含む。このような寸法の違い以外は、光導波路部材10A、10Bの構成は、図1〜図4を参照して説明した光導波路部材10と実質的に同一であり、対応する構成要素には共通の参照符号を付してその説明を省略する。
光導波路組立体50は、2個の光導波路部材10A、10Bを、下段の光導波路部材10Aにおける第1クラッド部12の主部分20の第1表面24と、上段の光導波路部材10Bにおける第1クラッド部12の主部分20の第2表面26とを互いに対向させて、積み重ねた状態に組み合わせて構成される。ここで図示のように、下段の光導波路部材10Aの第1表面24と上段の光導波路部材10Bの第2表面26とが可及的に接近可能な形状に、各光導波路部材10A、10Bを作製することにより、全体の高さ方向への寸法増加をある程度少なくすることができる。このような構成を有する光導波路組立体50を光モジュールに組み込めば、寸法増加を最小限に抑えつつ、光モジュールの一層の多チャネル化(図示実施形態では48チャネル)が実現される。
図6は、図1〜図4に示す光導波路部材10を内蔵した本発明の一実施形態による光モジュール60を示す。光モジュール60は、複数の光素子62、64が実装される実装面66aを有する回路基板66と、回路基板66の実装面66aに設置され、複数の光素子62、64のそれぞれの光電変換作用(すなわち発光作用又は受光作用)に関わる光L1、L2を実装面66aに平行な方向へ導く光導波路部材10とを備えて構成される。光モジュール60はさらに、回路基板66に設置され、個々の光素子62、64に対し電気信号を送受する外部の電気回路(図示せず)に着脱自在に接続される電気コネクタ68と、個々の光素子62、64に対し光信号を送受する外部の光ケーブル70に装着され、光導波路部材10に着脱自在に接続される光コネクタ72と、回路基板66、光導波路部材10、電気コネクタ68及び光コネクタ72を収容するモジュールケース74とを備える。
光モジュール60に内蔵される光導波路部材10は、第1クラッド部12の副部分22の第2端面36が、回路基板66に実装された複数の光素子62、64に近接かつ対向するように、実装面66aの所定位置に配置される。複数の光素子62、64は、回路基板66の実装面66a上で(紙面に直交する方向へ)整列する第1群の光素子62と第2群の光素子64とを含む。光導波路部材10は、第1群のコア部16Aを伝搬する光L1が、第1クラッド部12の第2端面36に設けた複数のレンズ面40を介して第1群の光素子62に作用し、また第2群のコア部16Bを伝搬する光L2が、第1クラッド部12の第2端面36に設けた複数のレンズ面40を介して第2群の光素子64に作用するように構成される。
上記構成を有する光モジュール60は、光導波路部材10により、回路基板66に実装した複数の光素子62、64に対し、実装面66aに直交する方向へ作用する(すなわち発光又は受光する)光を、実装面66aに平行な方向へ伝搬させて、光ケーブル70に装着した光コネクタ72との間に着脱自在な光接続を形成できるので、特にモジュールケース74の高さ方向(回路基板66の実装面66aに直交する方向)の寸法を効果的に削減できる。また、前述した作用効果を奏する光導波路部材10を使用することで、全体の寸法増加を抑制しつつ、10チャネルを超える多チャネルの光電変換システムを確立できる。この光電変換システムでは、2本の多心光フラットケーブル70を一括接続可能な既存の光コネクタ72を使用できるので、コスト的に有利である。
光モジュール60では、複数の光素子62、64のうち、第1群の光素子62の各々を半導体レーザ等の発光素子から構成し、第2群の光素子64の各々を光センサ等の受光素子から構成することができる。この場合、光導波路部材10の第1クラッド部12の主部分20の第1表面24に形成した第1群のコア部16Aが、複数の発光素子62のそれぞれから発光される光L1を伝搬し、光導波路部材10の第1クラッド部12の主部分20の第2表面26に形成した第2群のコア部16Bが、複数の受光素子64のそれぞれに受光される光L2を伝搬する。このように、光モジュール60によれば、1台で光信号の送受信の双方に対応することが可能になる。
上記構成においては、回路基板66の実装面66a上で、第1群の光素子62を構成する複数の発光素子62は、第2群の光素子64を構成する複数の受光素子64よりも、光導波路部材10の第1クラッド部12の主部分20の第1端面30に近い位置(つまり光コネクタ72に近い位置)に配置されることが好ましい。このような構成によれば、複数の受光素子64が、光の伝搬経路であるコア部16から遠い位置に配置されるので、受光素子64に対するノイズを効果的に削減できる。
また、図示のように、好ましくは光導波路部材10は、基台部18が、第1クラッド部12の主部分20の第2表面26と回路基板66の実装面66aとの間に、複数の光素子62、64だけでなく、それら光素子62、64のそれぞれの駆動素子(例えば集積回路)76を収容する空隙78を形成するように構成される。その目的で、光導波路部材10は、基台部18の底面18aと第1クラッド部12の第2表面26との間に、駆動素子76を収容するに十分な段差を有する(図3及び図4(d)参照)。このような構成により、回路基板66の寸法増加を効果的に抑制することができる。
さらに、図6に示すように、光モジュール60では、光導波路部材10の高さ方向寸法を、既存のフラット形状の光コネクタ72の高さ方向寸法に合致させることができるので、モジュールケース74内の遊休空間を可及的に削減できる。この場合、回路基板66の実装面66に光コネクタ72を載置できる領域を設ければ、光コネクタ72による光接続の安定性を向上させることができる。なお、光モジュール60では、光導波路部材10の代わりに、図5に示す光導波路組立体50を用いることもできる。
図7及び図8は、本発明の他の実施形態による光モジュール80を示す。光モジュール80は、上記した光モジュール60を実施可能レベルに具体化したものであって、光モジュール60と実質的同一の基本構成を有する。したがって、対応する構成要素には共通の参照符号を付して、その説明を省略する。
光モジュール80は、光導波路部材10及び電気コネクタ68を実装した回路基板66を、モジュールケース74に内蔵して構成される。モジュールケース74は、長手方向両端に開口74a、74bを有する筒状部材であり、回路基板66が、一端の開口74aに光導波路部材10を隣接させるとともに他端の開口74bに電気コネクタ68を隣接させて、モジュールケース74の内部空間に固定される。この状態で、モジュールケース74の開口74aを通して、光導波路部材10の第1端面30に2段アレイ状に配置される複数のレンズ面38(図4)に容易に接近でき、また、モジュールケース74の開口74bを通して、電気コネクタ68が有する複数の接触子82に容易に接近できる。
上記した光モジュール80には、光ケーブル84の線端に装着した光コネクタ86が、着脱可能に取り付けられるようになっている。光コネクタ86は、図9に示すように、複数の光ファイバ88(図9(b))を2行多列の行列状配置(個々のファイバ端面88aを示す)で固定支持するファイバ支持部材90を備え、ファイバ支持部材90が、それら光ファイバ88を対応配置で内蔵するフラット形状の光ケーブル84に装着される。
光コネクタ86は、複数のファイバ端面88aが行列状配置で露出するファイバ支持部材90の一端面90aを、モジュールケース74の開口74aを通して、2段アレイ状配置の複数のレンズ面38(図4)を有する光導波路部材10の第1端面30に、適正に位置決めして対面させた状態で、モジュールケース74に着脱可能に取り付けられる(図8)。この状態で、光コネクタ86に設けられる複数のファイバ端面88aが、光導波路部材10の複数のレンズ面38に、個別に心合わせした状態で正確に整列配置され、それにより、光コネクタ86の複数の光ファイバ88が、光導波路部材10の複数のコア部16に個別に光接続される。このようにして、多心の光ケーブル84が有する複数の光ファイバ88が、光コネクタ86及び光導波路部材10を介して、回路基板66に実装した複数の光素子62、64(図6)に光接続される。
電気コネクタ68は、その複数の接触子82を、回路基板66の表裏両面に形成した複数の導体端末(図示せず)に個別に接続した状態で、回路基板66の外縁領域に実装される。それにより、電気コネクタ68は、回路基板66が有する複数の導体(図示せず)を通して、複数の光素子62、64(図6)に電気的に接続される。光モジュール80は、光コネクタ86を介して光ケーブル84に接続した状態で、電気コネクタ68を介して外部の電気回路(図示せず)に接続される。このような構成を有する光モジュール80は、前述した光モジュール60と同等の作用効果を奏する。
上記光モジュール80は、回路基板66を外部の電気回路に接続するための接続構造として、上記した電気コネクタ68以外の接続構造を採用できる。例えば図10(a)に示すように、回路基板66の一表面(実装面66a)に形成した複数の導体端末(図示せず)に個別に接続されるライトアングル型の複数の接触子82´を有する電気コネクタ68´を、回路基板66の外縁領域に実装して用いることができる。或いは図10(b)に示すように、電気コネクタを用いずに、回路基板66の実装面66aの周縁66bに沿って設けられ、回路基板66上で複数の光素子62、64(図6)に個別に接続される複数の端子92を、外部の電気回路への接続構造として採用することもできる。
前述したように、本発明の第1実施形態による光導波路部材10は、第1クラッド部12の主部分20の第1及び第2表面24、26に形成した複数のコア部16A、16Bを伝搬する光L1、L2が、いずれも反射面34で反射されて第1クラッド部12の副部分22を伝搬するように構成される(図3)。したがって、例えば、反射面34に対向する側の各コア部16A、16Bのコア端面から出射された光L1、L2は、副部分22の第2端面36に形成した各レンズ面40に到達するまでの間、比較的長い距離に渡って、副部分22内で広がりを実質的に制限されることなく伝搬する。その結果、反射面34に向かって各コア部16A、16Bから出射された光L1、L2は、副部分22を伝搬する間に徐々に拡開し、第2端面36に到達する頃には隣り合う光同士が干渉して、伝達される信号にノイズが生じる恐れがある。
図11及び図12は、このような不都合を回避し得る本発明の第2の実施形態による光導波路部材100を示す。第2実施形態による光導波路部材100は、各コア部16A、16Bのコア端面の構成以外は、前述した第1実施形態による光導波路部材10と実質的に同一の基本構成を有する。したがって、対応する構成要素には共通の参照符号を付して、その説明を省略する。
光導波路部材100では、第1クラッド部12の主部分20の第1及び第2表面24、26に設けた複数個の溝32の各々が、副部分22の反射面34に対向する側の長手方向端に、反射面34に向かって弧状に膨出する湾曲端面102を有して形成される。そして、個々の溝32に形成されるコア部16A、16Bには、副部分22の反射面34に対向する側の各々の長手方向端に、溝32の湾曲端面102に対応して、各コア部16A、16Bを伝搬する光L1、L2に対し凸レンズ状に機能するコア端面104が形成される。
このような構成を有する光導波路部材100によれば、反射面34に対向する側の各コア部16A、16Bのコア端面104から出射された光L1、L2は、コア端面104が凸レンズ状に機能することにより、広がりを効果的に抑制され、好ましくは実質的平行光として副部分22を伝搬する(図13参照)。したがって、反射面34に向かって各コア部16A、16Bから出射された光L1、L2は、実質的平行光の状態で、隣り合う光同士が干渉することなく、副部分22の第2端面36に形成した各レンズ面40に到達する。その結果、伝達される信号のノイズを効果的に除去できる。なお、各コア部16A、16Bのコア端面104の湾曲度合いを適当に選択することにより、コア端面104から出射される光L1、L2に対する広がり抑制効果を調整できる。
上記構成において、第1クラッド部12の主部分20の第1及び第2表面24、26に設けられる複数個の溝32を、前述した金型成形工程によって形成する場合には、型の抜きを考慮すれば、各溝32の湾曲端面102は、図11(b)に示すように、溝深さ方向へは湾曲しない二次元曲面として形成されることになる。このような二次元の湾曲端面102に対応して形成される各コア部16A、16Bのコア端面104は、図12及び図13から理解されるように、主部分20の第1及び第2表面24、26に平行な横方向への光の広がりを抑制することはできるものの、主部分20の第1及び第2表面24、26に直交する縦方向への光の広がりを抑制することが困難である。しかし、例えば図2に示すように、副部分22の第2端面36上で隣り合うレンズ面40の間隔は、主部分20の第1及び第2表面24、26に平行な横方向への間隔の方が、主部分20の第1及び第2表面24、26に直交する縦方向への間隔よりも著しく狭くなっている。したがって、各コア部16A、16Bのコア端面104が図示のような二次元の湾曲形状を有する構成であっても、反射面34に向かって複数のコア部16A、16Bから出射された光L1、L2の間の干渉を確実に防止して、伝達される信号のノイズを効果的に除去できる。
以上、本発明の幾つかの好適な実施形態を説明したが、本発明は、図示実施形態に限定されず、様々な修正を施すことができる。例えば、光導波路部材のコア部は、要求される機能(光スイッチ、光カプラ等)に応じた様々な構造を有することができる。また、光導波路部材には、光接続において有効な種々の機能要素(例えば位置決め孔106(図1)等)を一体的に設けることができる。それにより、光学系を構築する部品点数及び構築コストを削減できる。さらに、光導波路部材の製造方法としては、金型成形だけでなく、切削等の機械加工を採用することもできる。
なお、図示実施形態による光導波路部材10、100は、第1クラッド部12と第2クラッド部14とが同一の樹脂材料から作製されて互いに接合されるものであるから、製品外観上は、1つのクラッド部を備えるものと見做すことができる。そのような観点で、本発明に係る光導波路部材の特徴的構成を表現すれば、クラッド部(12、14)と、クラッド部に形成される複数のコア部(16)とを備える光導波路部材において、クラッド部は、第1の配列を有する複数の第1溝(32)及び第1の配列から平行に離間した第2の配列を有する複数の第2溝(32)を有する主部分(20)と、主部分に隣接して形成される副部分(22)であって、主部分の複数の第1及び第2溝の延長方向に斜交する方向へ延びる反射面(34)を有する副部分とを備え、複数のコア部は、クラッド部の主部分の複数の第1溝に形成される第1群のコア部(16A)と、クラッド部の主部分の複数の第2溝に形成される第2群のコア部(16B)とを含み、第1群のコア部を伝搬する光(L1)と第2群のコア部を伝搬する光(L2)とが、いずれも反射面で反射されてクラッド部の副部分を伝搬することを特徴とするものとなる。
この場合、クラッド部の主部分は、副部分とは反対側で、複数の第1及び第2溝の延長方向に交差する方向へ延びる第1端面(30)を有し、この第1端面に、第1及び第2群のコア部のそれぞれを伝搬する光が個別に透過する複数のレンズ面(38)が形成される構成とすることができる。また、クラッド部の副部分は、主部分とは反対側で、反射面に斜交する方向へ延びる第2端面(36)を有し、この第2端面に、第1及び第2群のコア部のそれぞれを伝搬する光が個別に透過する複数のレンズ面(40)が形成される構成とすることができる。さらに、第1クラッド部の主部分の複数の第1及び第2溝の各々は、副部分の反射面に対向する側の長手方向端に、反射面に向かって弧状に膨出する湾曲端面(102)を有し、この湾曲端面に沿って、複数のコア部の各々の長手方向端に、コア部を伝搬する光に対し凸レンズ状に機能するコア端面(104)が形成される構成とすることもできる。
本発明の第1実施形態による光導波路部材の斜視図である。 図1の光導波路部材を、図1とは異なる方向から示す斜視図である。 図1の線III−IIIに沿った光導波路部材の縦断面図である。 図1の光導波路部材の4面図で、それぞれ図3の(a)矢印IIIaから見た平面図、(b)矢印IIIbから見た平面図、(c)矢印IIIcから見た側面図、(d)矢印IIIdから見た側面図である。 本発明の一実施形態による光導波路組立体の、図3に対応する縦断面図である。 本発明の一実施形態による光モジュールの、図3に対応する縦断面図である。 本発明の他の実施形態による光モジュールを、光コネクタに接続した状態で示す斜視図であって、(a)全体構成、及び(b)内部構造をそれぞれ示す。 図7の光モジュールの縦断面図である。 図7の光モジュールに接続可能な光コネクタの図であって、(a)全体構成を示す斜視図、及び(b)主要部を示す拡大図である。 図7の光モジュールにおける内部構造の、(a)第1の変形例、及び(b)第2の変形例をそれぞれ示す。 本発明の第2実施形態による光導波路部材の図であって、(a)全体構成を示す斜視図、及び(b)主要部を示す拡大図である。 図11の光導波路部材の主要部の、図3に対応する縦断面図である。 図11の光導波路部材における光の進み方を説明する概略平面図である。
符号の説明
10、100 光導波路部材
12 第1クラッド部
14 第2クラッド部
16 コア部
18 基台部
20 主部分
22 副部分
24 第1表面
26 第2表面
30 第1端面
32 溝
34 反射面
36 第2端面
38、40 レンズ面
50 光導波路組立体
60、80 光モジュール
62 光素子(発光素子)
64 光素子(受光素子)
66 回路基板
66a 実装面
68、68´ 電気コネクタ
72、86 光コネクタ
74 モジュールケース
76 駆動素子
78 空隙
92 端子
102 湾曲端面
104 コア端面

Claims (14)

  1. 互いに接合される第1クラッド部及び第2クラッド部と、該第1及び第2クラッド部の間に形成される複数のコア部とを備える光導波路部材において、
    前記第1クラッド部は、
    第1表面、該第1表面の反対側の第2表面、並びに該第1及び第2表面の双方に直交する方向へ延びる第1端面を有し、該第1及び第2表面の各々に複数個ずつ、該第1端面に直交する方向へ延びる溝が設けられる主部分と、
    該第1端面の反対側で該主部分に一体に連結される副部分であって、該主部分の該第1及び第2表面の双方に斜交する方向へ延びる反射面、並びに該反射面に斜交するとともに該主部分の該第1端面に直交する方向へ延びる第2端面を有する副部分とを備え、
    前記複数のコア部は、前記第1クラッド部の前記主部分の前記第1表面に設けた前記複数個の溝に沿って形成される第1群のコア部と、前記第1クラッド部の前記主部分の前記第2表面に設けた前記複数個の溝に沿って形成される第2群のコア部とを含み、
    前記第2クラッド部は、前記第1クラッド部の前記主部分の前記第1表面及び前記第2表面にそれぞれ形成した前記第1群のコア部及び前記第2群のコア部を覆って、該第1及び第2表面に接合され、
    前記第1クラッド部の前記主部分の前記第1表面に形成した前記第1群のコア部と、前記第1クラッド部の前記主部分の前記第2表面に形成した前記第2群のコア部とは、該第1群のコア部を伝搬する光と該第2群のコア部を伝搬する光とが、いずれも前記反射面で反射されて前記第1クラッド部の前記副部分を互いに交差して伝搬する位置に配置され
    前記第1クラッド部の前記主部分の前記第1及び第2表面に設けた前記複数個の溝の各々は、前記副部分の前記反射面に対向する側の長手方向端に、該反射面に向かって弧状に膨出する湾曲端面を有し、該湾曲端面に沿って、前記複数のコア部の各々の長手方向端に、該コア部を伝搬する光に対し凸レンズ状に機能するコア端面が形成されること、
    を特徴とする光導波路部材。
  2. 前記第1クラッド部の前記主部分の前記第1端面に、複数のレンズ面が形成され、それらレンズ面は、前記第1表面に形成した前記第1群のコア部及び前記第2表面に形成した前記第2群のコア部のそれぞれを伝搬する光が、個別に透過する位置に配置される、請求項1に記載の光導波路部材。
  3. 前記第1クラッド部の前記副部分の前記第2端面に、複数のレンズ面が形成され、それらレンズ面は、前記第1表面に形成した前記第1群のコア部及び前記第2表面に形成した前記第2群のコア部のそれぞれを伝搬するとともに前記反射面で反射される光が、個別に透過する位置に配置される、請求項1又は2に記載の光導波路部材。
  4. 請求項1〜のいずれか1項に記載の光導波路部材を複数個備える光導波路組立体であって、それら光導波路部材は、1つの光導波路部材の前記主部分の前記第1表面と、他の1つの光導波路部材の前記主部分の前記第2表面とを互いに対向させて、積み重ねた状態に組み合わされること、を特徴とする光導波路組立体。
  5. 複数の光素子が実装される実装面を有する回路基板と、該回路基板の該実装面に設置され、該複数の光素子のそれぞれの光電変換作用に関わる光を該実装面に平行な方向へ導く光導波路部材とを具備する光モジュールにおいて、
    前記光導波路部材が、請求項1〜のいずれか1項に記載の光導波路部材であり、
    前記第1クラッド部の前記副部分の前記第2端面が、前記回路基板に実装された前記複数の光素子に近接かつ対向して配置されること、
    を特徴とする光モジュール。
  6. 前記複数の光素子が、複数の発光素子と複数の受光素子とを含み、前記光導波路部材の前記第1クラッド部の前記主部分の前記第1表面に形成した前記第1群のコア部が、該複数の発光素子のそれぞれから発光される光を伝搬し、前記光導波路部材の前記第1クラッド部の前記主部分の前記第2表面に形成した前記第2群のコア部が、該複数の受光素子のそれぞれに受光される光を伝搬する、請求項に記載の光モジュール。
  7. 前記回路基板の前記実装面上で、前記複数の発光素子は、前記複数の受光素子よりも、前記光導波路部材の前記第1クラッド部の前記主部分の前記第1端面に近い位置に配置される、請求項に記載の光モジュール。
  8. 前記光導波路部材は、前記第1クラッド部の前記主部分の前記第2表面と、前記回路基板の前記実装面との間に、前記光素子及び該光素子の駆動素子を収容する空隙を形成する基台部をさらに有する、請求項のいずれか1項に記載の光モジュール。
  9. 前記回路基板に実装され、該回路基板上で前記複数の光素子に接続される電気コネクタをさらに具備する、請求項のいずれか1項に記載の光モジュール。
  10. 前記回路基板の周縁に沿って設けられ、該回路基板上で前記複数の光素子に個別に接続される複数の端子をさらに具備する、請求項のいずれか1項に記載の光モジュール。
  11. 前記光導波路部材は、複数の光ファイバを有する光コネクタに接続され、該光コネクタの該複数の光ファイバが、前記複数のコア部に個別に光接続される、請求項〜1のいずれか1項に記載の光モジュール。
  12. クラッド部と、該クラッド部に形成される複数のコア部とを備える光導波路部材において、
    前記クラッド部は、第1の配列を有する複数の第1溝及び該第1の配列から平行に離間した第2の配列を有する複数の第2溝を有する主部分と、該主部分に隣接して形成される副部分であって、該主部分の該複数の第1及び第2溝の延長方向に斜交する方向へ延びる反射面を有する副部分とを備え、
    前記複数のコア部は、前記クラッド部の前記主部分の前記複数の第1溝に形成される第1群のコア部と、前記クラッド部の前記主部分の前記複数の第2溝に形成される第2群のコア部とを含み、
    前記第1群のコア部と前記第2群のコア部とは、該第1群のコア部を伝搬する光と該第2群のコア部を伝搬する光とが、いずれも前記反射面で反射されて前記クラッド部の前記副部分を互いに交差して伝搬する位置に配置され
    前記第1クラッド部の前記主部分の前記複数の第1及び第2溝の各々は、前記副部分の前記反射面に対向する側の長手方向端に、該反射面に向かって弧状に膨出する湾曲端面を有し、該湾曲端面に沿って、前記複数のコア部の各々の長手方向端に、該コア部を伝搬する光に対し凸レンズ状に機能するコア端面が形成されること、
    を特徴とする光導波路部材。
  13. 前記クラッド部の前記主部分は、前記副部分とは反対側で、前記複数の第1及び第2溝の前記延長方向に交差する方向へ延びる第1端面を有し、該第1端面に、前記第1及び第2群のコア部のそれぞれを伝搬する光が個別に透過する複数のレンズ面が形成される、請求項1に記載の光導波路部材。
  14. 前記クラッド部の前記副部分は、前記主部分とは反対側で、前記反射面に斜交する方向へ延びる第2端面を有し、該第2端面に、前記第1及び第2群のコア部のそれぞれを伝搬する光が個別に透過する複数のレンズ面が形成される、請求項1又は1に記載の光導波路部材。
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