JP2008102282A - 光モジュール - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の光素子アレイを用いて多チャンネル化すると共に、全ての光素子のピッチを一定にできるようにした光モジュールを提供する。
【解決手段】本発明の光モジュール1Aは、複数の発光素子20が並列された複数のレーザアレイ2と、複数の光ファイバ30が並列されたファイバアレイ3と、レーザアレイ2が実装される実装基板4と、レーザアレイ2とファイバアレイ3を結合する光導波路5とを備える。隣接するレーザアレイ2は、発光素子20の並列する長手方向に交した短手方向に位置をずらして実装され、レーザアレイ2同士の長手方向の端面を接触させることなく、隣接するレーザアレイ2の端部に位置する発光素子20の間隔を、他の発光素子20と等間隔で配置されるように位置調芯して、複数のレーザアレイ2が実装される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、複数の光素子が並列された光素子アレイと、光導波路が光学的に結合した光モジュールに関する。詳しくは、複数の光素子アレイを、光素子の並列する方向に対して交する方向に位置をずらして配置することで、光素子の間隔を広げることなく、各光素子アレイの位置調芯を行えるようにしたものである。
従来より、電子機器内のボード間、チップ間等の情報伝達は電気信号により行われてきたが、更に超高速、大容量の情報伝送を実現するために、光配線技術が注目されている。
大容量の情報伝送を実現するため、複数の光素子を用いた並列型の光デバイスでは、従来、個別の光素子を間隔を開けて実装していた(例えば、特許文献1参照)。
しかし、光素子の間隔を開けて実装した構成では、光素子の並列する方向に沿った幅方向の寸法が大きくなり、また、光素子の間隔が広がるため、所定の一定間隔でアレイ化されたファイバアレイ等のピッチと光素子のピッチが合わず、光学的なピッチ変換回路が必要となって、長さも長くなるという問題があった。更に、個別の光素子を1個ずつ実装するため、実装コストが高いという問題があった。
これに対して、アレイ化された光素子を用いる構成とすると、一定間隔で並列された光素子を一括して実装できるため、実装コストの点で有利となる。しかし、光素子アレイの多チャンネル化が進むと、例えば1チャンネルでも発光しない等の不良が発生した場合は、1つのアレイ全てが不良となるため、非常に高い歩留まりを要求される。
このため、アレイ化された光素子に、予備のチャンネルを備えておく技術が提案されている(例えば、特許文献2参照)。また、チャンネル数の少ない光素子アレイを複数実装して多チャンネル化する技術が提案されている(例えば、特許文献3参照)。
特開2004−252425号公報 特開平6−59168号公報 特開2001−53223号公報
しかし、アレイ化された光素子に予備のチャンネルを備える構成では、必然的に光素子の並列する方向の寸法が大型化する。また、1個のアレイあたりの素子数が増えるので、コストが上昇してしまう。
更に、複数の光素子アレイを並列させて多チャンネル化する構成では、それぞれの光素子アレイの位置調芯のために、各光素子アレイの間に隙間を形成しておく必要が生じ、光素子アレイ間では光素子のピッチが大きくなってしまう。
このため、一定間隔でアレイ化されたファイバアレイ等のピッチと光素子のピッチが合わず、ファイバアレイ等を結合する構成とするためには、やはりピッチ変換回路が必要となる。
本発明は、このような課題を解決するためになされたもので、複数の光素子アレイを用いて多チャンネル化すると共に、全ての光素子のピッチを一定にできるようにした光モジュールを提供することを目的とする。
上述した課題を解決するため、本発明の光モジュールは、複数の光素子が並列された複数の光素子アレイと、光素子と結合される複数のコアが並列された平面型の光導波路と、隣接する光素子アレイが光素子の並列する長手方向に交した短手方向に位置をずらして実装され、光素子アレイ同士の長手方向の端面を非接触とした位置調整部が形成された実装部を有した実装基板とを備えたことを特徴とする。
本発明の光モジュールでは、光導波路の複数のコアの配置に合わせて、複数の光素子が並列される方向に複数の光素子アレイが配置される。各光素子アレイは、光素子の並列する長手方向に交した短手方向に位置をずらして実装されることで、光素子アレイの長手方向に沿って位置調整部が形成され、光素子アレイを位置調芯する際に、光素子アレイ同士の長手方向の端面が接触することはない。
これにより、隣接する光素子アレイの間で、端部に位置する光素子の間隔も、他の光素子と等間隔で配置されるように位置調芯して、複数の光素子アレイが実装される。
本発明の光モジュールによれば、隣接する光素子アレイを、光素子の並列する長手方向に交した短手方向に位置をずらして配置することで、光素子アレイの光素子が並列する長手方向に沿って、光素子アレイ同士の長手方向の端面が接触しないように位置調整部を形成することができる。
これにより、光素子の間隔を広げることなく、各光素子アレイの位置調芯を行うことができる。従って、複数の光素子アレイで所望の多チャンネルの光モジュールを構成することができ、歩留まりを向上させることができる。
以下、図面を参照して本発明の光モジュールの実施の形態について説明する。
<本実施の形態の光モジュールの構成例>
図1〜図3は、本実施の形態の光モジュールの一例を示す構成図で、図1は、本実施の形態の光モジュール1Aの斜視図、図2は、光モジュール1Aの平面図、図3は、光モジュール1Aの断面図である。
本実施の形態の光モジュール1Aは、光を出射する複数のレーザアレイ2と、光を伝搬するファイバアレイ3と、レーザアレイ2が実装される実装基板4と、レーザアレイ2とファイバアレイ3を結合する光導波路5とを備える。
レーザアレイ2は光素子アレイの一例で、複数の発光素子20が一列に並んで配置される。発光素子20は面発光型半導体レーザ(VCSEL)で、入力された電気信号を光信号に変換して、基板に対して垂直方向へ出射する。
光モジュール1Aは、本例では、4個の発光素子20がファイバアレイ3のピッチに合わせて等間隔で配置された4チャンネルのレーザアレイ2を3個備え、12チャンネルの光モジュールを構成している。
ファイバアレイ3は光伝送部材の一例で、複数本の光ファイバ30が等間隔で並列されて一体に被覆される。各光ファイバ30は、例えばマルチモード光ファイバで、ファイバアレイ3の光モジュール1A等と結合される端部は、それぞれの光ファイバ30を1本ずつに露出させている。
ここで、ファイバアレイ3において、光ファイバ30のピッチは約250μmである。これにより、ぞれぞれのレーザアレイ2において、発光素子20のピッチは約250μmである。また、光ファイバ30の本数は、発光素子20の数に合わせて12本である。
実装基板4は、レーザアレイ2が搭載される実装部40と、レーザアレイ2と電気的に接続される配線パターン41等を備える。実装基板4は、例えばシリコン(Si)で構成され、レーザアレイ2の形状に合わせて略長方形の開口を有した凹部をエッチング等によって形成して、実装基板4の表面に、レーザアレイ2の数に合わせて実装部40が構成される。
図4は、実装部の配置の構成例を示す要部平面図である。実装部40は、レーザアレイ2の発光素子20が並列する方向に沿った長手方向に対する短手方向に位置をずらして配置され、本例では、3個の実装部40が、例えば約600μmずつ交互に位置をずらして配置される。
また、実装部40は、光の出射方向に対して直交する平面上でのレーザアレイ2の実装位置を調整できるように、レーザアレイ2の外形より若干大きく構成される。そして、交互に位置をずらして配置される隣接した実装部40のそれぞれで、図示しないハンドリング装置等での実装作業の作業性を考慮して、短手方向には隙間M1が形成され、長手方向には重なる範囲M2が形成される。これにより、各実装部40には、レーザアレイ2の長手方向と短手方向のそれぞれに位置調整部42が形成される。
このように、交互に位置をずらして形成された実装部40にレーザアレイ2を実装することで、各レーザアレイ2を約1000μm間隔で実装して、全ての発光素子20のピッチを約250μmとしている。
図1〜図3に戻り、光導波路5は、コア50aがクラッド50bで覆われた埋め込み型導波路で、実装基板4の表面に接着固定等により実装される。光導波路5は、例えば高分子導波路材料で構成され、コア50の屈折率がクラッド50bの屈折率より若干大きくなるように構成されて、コア50aに結合された光が、コア50aに閉じ込められて伝搬される。
光導波路5は、レーザアレイ2の各発光素子20と、ファイバアレイ3の各光ファイバ30を結合するため、各レーザアレイ2に備えられる発光素子20の数に合わせて複数本のコア50aを備えており、本例では、3個のレーザアレイ2にそれぞれ4個ずつ備えられる発光素子20の数に合わせて12本のコア50aを備える。
各コア50aは、光導波路5の一端側から他端側まで直線状に延び、ファイバアレイ3のピッチに合わせて等間隔で平行に配置される。ここで、コア50aのピッチは約250μmである。
光導波路5は、各コア50aが交差する一方の端部に傾斜端面51を備える。傾斜端面51は、光導波路5の平面に対して約45度の傾斜を有し、各コア50aの端面が露出して反射面52が形成される。
反射面52は、光導波路5の下面から反射面52に入射した光を空気との境界で全反射させて、コア50aに入射させる。
傾斜端面51は、実装基板4の実装部40に実装されるレーザアレイ2の配置に合わせて、コア50aの伸びる方向に沿って位置をずらして配置され、本例では、3面の傾斜端面51が交互に位置をずらして配置される。
各傾斜端面51には、4個の反射面52が、レーザアレイ2の発光素子20のピッチに合わせて一列に並んで配置される。
これにより、各実装部40に位置調芯されてレーザアレイ2が実装された実装基板4の表面に、光導波路5を位置調芯して実装すると、交互に位置をずらして配置されるレーザアレイ2の各発光素子20の直上に、光導波路5の各コア50aの反射面52が対向して位置合わせされる。
ここで、各傾斜端面51は、ダイシングで一列に形成することができないので、レーザ加工により形成される。
光導波路5は、各コア50aが交差する他方の端部に、ファイバアレイ3の光ファイバ30が挿入されるファイバガイド溝53を備える。ファイバガイド溝53は、コア50aの伸びる方向に沿って直線状に伸び、光導波路5の他方の端部で先端が開口している。また、ファイバガイド溝53の後端には、コア50aの端面が露出している。
ファイバガイド溝53は、断面形状が四角形で、ファイバガイド溝53の幅は、光ファイバ30の直径と略同等に構成される。また、ファイバガイド溝53の深さは、光ファイバ30の直径より若干浅く構成される。
これにより、光導波路5は、ファイバガイド溝53に光ファイバ30が挿入されると、光ファイバ30の外周面とファイバガイド溝53の内壁面との間にはほとんど隙間が形成されず、光ファイバ30の径方向の移動が規制される。
そして、光導波路5は、光ファイバ30がファイバガイド溝53に挿入されると、光導波路5のコア50aと、光ファイバ30のコアの光軸が合うように、ファイバガイド溝53の形成位置等が設定される。
従って、光導波路5は、光ファイバ30がファイバガイド溝53に挿入されると、光ファイバ30のコアが、コア50aに対して光軸が一致するように位置調芯されて、光ファイバ30とコア50aが光学的に結合される構成となっており、光導波路5と光ファイバ30との結合を、機械的な位置決め精度によるパッシブアライメントで行うことが可能である。
ここで、ファイバガイド溝53に挿入された光ファイバ30は、例えば、図示しない押さえ板等を使用して、光導波路5に接着固定される。
また、ファイバガイド溝53は、高分子導波路材料の持つ感光性を利用して、フォトリソグラフィプロセスで作製される。
<本実施の形態の光モジュールの動作例>
次に、本実施の形態の光モジュール1Aの動作例について説明する。本実施の形態の光モジュール1Aは、各レーザアレイ2の各発光素子20に供給された電気信号が光信号に変換され、レーザ光が出射される。
レーザアレイ2の発光素子20から出射されたレーザ光は、光導波路5の下面から反射面52に入射する。反射面52に入射したレーザ光は、空気との境界で全反射してコア50aに入射する。
コア50aに入射したレーザ光は、コア50aを伝搬されて、ファイバガイド溝53に実装された光ファイバ30に入射する。そして、光ファイバ30に入射されたレーザ光は、光ファイバ30を伝搬される。
本例の光モジュール1Aは、12個の発光素子20と12本の光ファイバ30を、光導波路5を介してそれぞれ結合しており、12チャンネルの光送信モジュールとして機能する。
<本実施の形態の光モジュールの作用効果例>
(1)複数のレーザアレイを使用して多チャンネル化した効果例
例えば12チャンネルの光モジュールの場合、4チャンネルのレーザアレイ2を3個用いる等により、1個のレーザアレイあたりの発光素子数を少なくすることで、歩留まりの問題が解決される。
ウェハ上に発光素子等の光素子を製作した場合に、発光が弱い等の不良品の発生する確率を仮に5%とすると、12チャンネルのレーザアレイを製作して全ての光素子が正常に稼働する確立は、0.9512≒0.540で、54%まで下がってしまい、かなりの歩留まりが予想される。
これに対して、4チャンネルのレーザアレイを製作して全ての光素子が正常に稼働する確立は、0.954≒0.815で、81%以上と高くなる。これにより、レーザアレイの製作工程での歩留まりを大幅に向上させることができる。
そして、このように、1個あたりの発光素子20の数を少なくしたレーザアレイ2を、交互に配置して多チャンネル化することで、発光素子20の所望の狭ピッチでの等間隔配置を実現できる。
図5は、レーザアレイの配置と発光素子の間隔の関係を示す説明図である。高精度な位置調芯が要求されるレーザアレイの実装工程では、図5(b)に示すように、レーザアレイ2同士を発光素子20の並列方向に沿って隙間無く横一列に配置すると、互いのレーザアレイ2が接触してしまい調芯しながらの実装ができないため、隣接するレーザアレイ2間にある程度の隙間L1が必要となる。
このため、複数のレーザアレイ2を一列に並べて配置すると、例えば、隣接するレーザアレイ2aとレーザアレイ2bの間で、端に位置する発光素子20a(1)と発光素子20b(4)のピッチP3が、同一レーザアレイ内の発光素子のピッチ、例えば、発光素子20a(1)と発光素子20a(2)のピッチP4より大きくなってしまい、発光素子のピッチが等間隔にならない。
また、ウェハからレーザアレイをダイシングにより切り出す際に、全てのレーザアレイを同一寸法に切り出すことはできず、多少の寸法の誤差が生じるので、複数のレーザアレイを隙間無く配置しても、発光素子のピッチは等間隔とならない可能性がある。
これに対して、図5(a)に示すように、複数のレーザアレイ2を、発光素子20が並列する長手方向に対する短手方向に位置をずらして交互に配置すると、レーザアレイ2を長手方向に移動させて調芯しても、互いのレーザアレイ2が接触することがない。
これにより、レーザアレイ2の長手方向に位置調整部42を形成して、隣接するレーザアレイ2aとレーザアレイ2bの間で、端に位置する発光素子20a(1)と発光素子20b(4)のピッチP1が、同一レーザアレイ内の発光素子のピッチ、例えば、発光素子20a(1)と発光素子20a(2)のピッチP2と同じとなるように調芯して実装することが可能となり、発光素子20のピッチを等間隔に配置することができる。
例えば、レーザアレイ2及びレーザアレイ2間での発光素子20のピッチを、光学的に結合させるファイバアレイ3や光導波路5のコアピッチと同じとなるようにすれば、ピッチ変換部を排除した小型の光モジュールを実現できる。また、ファイバアレイとして汎用品を使用することができ、低コスト化が実現できる。
なお、以上の説明では、光モジュール1Aとして12チャンネルの光モジュールを例に説明したが、12チャンネルより少数あるいは多数のチャンネル数でも良い。
(2)光素子として面発光または面受光型の光デバイスを使用した効果例
本例の光モジュール1は、光素子として面発光型半導体レーザを使用すると共に、光導波路5の一端に傾斜端面51を備えて反射面52を形成している。
面発光型半導体レーザ(VCSEL)のような面発光型または面受光型の光デバイスは、ウェハ状態で光パワーの測定等の検査が可能になる等の優位点から、へき開面を利用した他の構造のレーザ等に比べて、一般的に低コスト化に向いている。
このような面発光型の発光素子20を備えたレーザアレイ2を実装基板4に実装し、また実装基板4に光導波路5を実装して、レーザアレイ2と光導波路5を光学的に結合する場合、レーザアレイ2からはレーザ光が基板に対して垂直方向に出射されることから、光導波路5に沿った横方向に光軸変換する機能が必要となる。
そこで、例えば、コア50aに屈折率が約1.5である材料を用いた光導波路5の端面に、45度の斜め加工を施して傾斜端面51を形成すると、傾斜端面51に露出したコア50aにより形成される反射面52では、全反射条件を満たすことから、光導波路5の下面から垂直に入射したレーザ光は90度光路変換されて水平方向に向かうことから、光導波路5のコア50aと結合させることができる。
なお、傾斜端面51の形成位置は、各レーザアレイ2の発光素子20の直上となるようにする必要があることから、傾斜端面51もレーザアレイ2の配置に合わせて交互に配置する必要がある。このように一列に並ばない任意の場所への斜め加工は、CO2レーザやフェトム秒レーザ等によるレーザ加工技術を用いることで実現可能である。
以上説明したように、面発光型の発光素子20を備えたレーザアレイ2と、傾斜端面51を備えた光導波路5を用いた構成では、実装基板4の実装部40にレーザアレイ2を位置調芯して実装した後、マーカ等を利用して光導波路5を実装基板4に実装することで、レーザアレイ2と光導波路5との光学的な結合を、パッシブアライメントで行うことが可能となり、製造コストを抑えることができる。
(3)光導波路にファイバガイド溝を形成して光ファイバを結合した効果例
本例の光モジュール1Aは、光導波路5の他端にファイバガイド溝53を形成して、ファイバガイド溝53にファイバアレイ3の各光ファイバ3を挿入固定して、光導波路5とファイバアレイ3を光学的に結合している。
これにより、レーザアレイ2の各発光素子20と、ファイバアレイ3の各光ファイバ30が光学的に結合して、レーザアレイ2から出射されたレーザ光を光ファイバ30で伝搬する光送信モジュールを実現できる。また、光デバイスとして受光素子を備える構成とすることで、光ファイバを伝搬された光を受光素子で受光する光受信モジュールを実現できる。更に、発光素子と受光素子の双方を備えることで、光送受信モジュールを実現できる。
光導波路5に形成されるファイバガイド溝53は、例えば感光性を有する高分子導波路材料等でフィルム状の光導波路を製作した場合は、半導体製造プロセスにおけるフォトリソグラフィプロセスを利用することで、高精度な溝加工を簡便に行うことができる。
そして、ファイバガイド溝53の形成位置及びサイズを、ファイバガイド溝53に光ファイバ30を挿入することで、光導波路5のコア50aと光学的に結合されるようにすれば、調芯を必要としない簡易な光ファイバ実装が可能となる。
本発明は、電子機器のボード間やチップ間の光通信モジュールや、光ファイバを利用した通信ケーブルのコネクタ等に適用される。
本実施の形態の光モジュールの一例を示す構成図である。 本実施の形態の光モジュールの一例を示す構成図である。 本実施の形態の光モジュールの一例を示す構成図である。 実装部の配置の構成例を示す要部平面図である。 レーザアレイの配置と発光素子の間隔の関係を示す説明図である。
符号の説明
1A・・・光モジュール、2・・・レーザアレイ、3・・・ファイバアレイ、4・・・実装基板、5・・・光導波路、20・・・発光素子、30・・・光ファイバ、40・・・実装部、41・・・配線パターン、42・・・位置調整部、50a・・・コア、50b・・・クラッド、51・・・傾斜端面、52・・・反射面、53・・・ファイバ挿入溝

Claims (4)

  1. 複数の光素子が並列された複数の光素子アレイと、
    前記光素子と結合される複数のコアが並列された平面型の光導波路と、
    隣接する前記光素子アレイが、前記光素子の並列する長手方向に交した短手方向に位置をずらして実装され、前記光素子アレイ同士の長手方向の端面を非接触とした位置調整部が形成された実装部を有した実装基板と
    を備えたことを特徴とする光モジュール。
  2. 前記光素子アレイは、面発光または面受光型の光素子を備え、
    前記実装部は、前記光素子アレイが入って前記位置調整部が形成される大きさを有した凹部を前記実装基板に形成して構成され、
    前記光導波路は、前記光素子アレイの配置に合わせて、前記コアの延びる方向に沿った端部に複数の傾斜端面が形成され、前記傾斜端面に露出した前記コアの端面により反射面が形成されて、前記各光素子アレイの前記光素子の直上に、前記反射面が対向する位置で前記実装基板に実装される
    ことを特徴とする請求項1記載の光モジュール。
  3. 前記光導波路は、光伝送部材が挿入され、前記光伝送部材が前記コアに対して位置調芯されて結合されるガイド溝を備えた
    ことを特徴とする請求項1記載の光モジュール。
  4. 前記光伝送部材は、複数本の光ファイバが等間隔で配列されたファイバアレイで、前記光素子アレイは、前記光ファイバのピッチに合わせた等間隔で前記光素子が配置される位置に位置調芯されて実装される
    ことを特徴とする請求項3記載の光モジュール。
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