JP4688319B2 - 粘着シール把持機構 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ウレタン発泡体、モルトプレーン、フエルト、フィルム、軟質プラスチック、ラベルなどの粘着層を介して剥離紙に貼り付けられているシール部品を、粘着層と共に剥離紙から剥離して把持する粘着シール把持機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
粘着材部品は、接着剤のように溶剤を塗布したり養生時間が必要ないため、取扱が容易でありしかも部品コスト、組立コスト共安価なため、機械部品や電気部品の接合に多用されている。これらの粘着材を利用して接合される部品は、ラベルや、発泡ウレタン、プラスチックシート、その他メカ部品などさまざまな材質、部品形状が使用されている。
【0003】
現状では、一点一点の部品を作業者が手によって剥離紙(台紙)から粘着材と共にシール部品を剥離して、指定位置に貼り付け組立を行っている。この作業は、部品の端部を爪もしくはピンセット等でめくり、つかみ直して部品形状が崩れないようにゆっくり移動させて剥がすという作業である。シール部品が厚さの薄いラベルやウレタン発泡体の場合、端部を剥がす作業で時間がかかり、さらに剥離途中でシール部品が撓んだりして粘着材同士がくっついて使用不可能状態になってしまうことも多く発生する。
【0004】
このため、粘着材部品の組立作業、特に柔らかく変形しやすいラベルのようなシール部品の貼付け作業は、作業時間のバラツキが多く発生し、作業の熟練度も必要となる。電子写真技術を用いた画像形成装置においては、画像を形成させる現像部周辺の部品に、トナーの漏れ防止用としてウレタン発泡体、モルトプレーン、フエルトなどの多孔性の軟弱部材が多く使用される。特に、現像部周辺の軟弱部材は、さまざまな形状で、さまざまな厚さのウレタン発泡体の粘着シール部品が多用されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
粘着ラベルの装置による自動ハンドリング方法として特許番号第2555961号があげられる。この自動ハンドリング方法は、粘着ラベルに合わせた凹状テーブルが必要なため、多種部品形状に対応できず、部品形状が変わるたびにテーブル交換が必要である。このため、治具コスト、テーブル交換時間が掛かる。
【0006】
さらに、台紙は、ラベル形状に合わせた両端周囲位置に切込みが必要で、加工時の工数が増え、部品コストが高くなる。また、部品のハンドリング機構として粘着ラベル形状専用の吸着ノズルと剥離紙押さえアーム機構が必要で、多種部品形状に対応できず、部品形状が変わるたびにノズルと押さえ機構が必要である。このため、治具コスト、ノズルと押さえ機構交換時間が掛かる。
【0007】
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、ウレタン発泡体、モルトプレーン、フエルト、フィルム、軟質プラスチック、ラベルなどのシール部品を、効率よく剥離紙より剥離して把持することを目的とする。
【0008】
【発明の実施の形態】
図1に本発明の1実施形態である粘着シール把持機構50を示しており、その機構50は、シール部品供給部1と粘着シール把持ハンド10から成り、そのシール部品供給部1の斜視図を図2に示す。
【0009】
シール部品供給部1は、テーブル2と、テーブル2上に設置したシート状の弾性体3と、その弾性体3を介してテーブル2上に位置するシート状の剥離紙4と、その剥離紙4をテーブル1に対して固定するための位置決めピン5とで構成され、シート状の剥離紙4上には、片面に粘着層6が貼り付けられたシール部品7がその粘着層6でもって貼り付けられている。弾性体3としては、スポンジ、発砲ウレタン、ゴムなどが利用できる。
【0010】
粘着シール把持ハンド10は、シール部品7を剥離紙4から分離させるための分離爪11と、シール部品7をクランプするクランプ爪12と、クランプ爪12を上下に動かすクランプシリンダ13と、下端にL字状に折曲した爪先11aを有する分離爪11と、クランプシリン13を保持する爪ハウジング14と、爪ハウジング14を図3に示すロボットアーム等に設置固定するための取付けフランジ15とで構成される。前記クランプ爪12の先端には、側方に出っ張った爪先12aが形成されている。又、前記爪先11aの上面は、図中、左下方向に僅かに傾斜している。
【0011】
図2に示したように、片面に粘着層7を有するシール部品7は、シート状の剥離紙4上にマトリックス状に配列して貼り付けられ供給される。
【0012】
図3に、本発明の粘着シール把持機構50をロボットアーム20と組み合わせてなるシール貼り装置60の一例の斜視図を示す。図2に示した形態でシール部品7が供給され、ロボットアーム20に搭載した粘着シール把持ハンド10によって粘着シール部品7を一点ずつ把持し、作業台31上の被貼付け部品32に貼付け組立を行う。マトリックス状に配列した粘着シール部品6を被貼付け部品32に連続して貼り付けることができる。
【0013】
粘着シール把持ハンド10の動作内容を図4(a)〜図4(g)に示す。まず、図4(a)に示すように、ロボットアーム20に搭載した粘着シール把持ハンド10を、クランプ爪12を閉じた状態で、粘着シール部品7の把持位置の端部そって剥離紙4までテーブル方向に下降させる。
【0014】
さらに図4(b)に示すように、粘着シール把持ハンド10を下降させ、クランプ爪12の爪先12aが粘着シール部品7の粘着層6より下のレベルまで剥離紙4を押し込む。剥離紙4の下は変形自在の弾性体3なので、爪先12aは、周囲に比較して潜り込む形となる。
【0015】
次に図4(c)のごとく、粘着シール把持ハンド10を、クランプ爪12の爪先12aが粘着シール部品7の粘着層6より下方の位置で、粘着シール部品の延在方向に数ミリ横移動させる。
【0016】
そして図4(d)のように、その状態で閉じていたクランプ爪12を開放させ、クランプ爪12を上位置まで移動させる。このとき、クランプ爪12の爪先12aで粘着シール部品7の端部をこすり上げて、端部の粘着層6を剥離紙4から部分的に剥がす。この状態ではり、剥離紙4が元のレベルから降下して、粘着層6との間にギャップが生じている。
【0017】
その後、図4(e)に示すように、先ほど粘着層6が剥離紙4から部分的に剥がれたギャップの個所に向けて、粘着シール把持ハンド10の分離爪11を斜め上方向に上昇移動させ、分離爪11下端の爪先11aを粘着シール部品7の粘着層6の下側に潜り込ませる。
【0018】
そして、図4(f)のように、分離爪11の爪先11aが粘着シール部品7の粘着層6の下にしっかり入り込んだ後、クランプ爪12を閉じて(下降させ)、粘着層6と共に粘着シール部品7を分離爪11の爪先11aとクランプ爪11の爪先12aとの間で把持する。
【0019】
最後に図4(g)のごとく、粘着シール把持ハンド10を、図中斜め左上方向にゆっくりと移動させることにより、粘着層6と共に粘着シール部品7を剥離紙から剥離して、把持の動作が完了する。図示はしないが、その後、被貼り付け部品に把持した粘着シール部品7を貼り付け組立する。
【0020】
この第1の実施形態では、シート状の剥離紙4を弾性体3上に置き、分離爪11で押せば剥離紙4のどの位置でも変形させることができる。剥がしたいシール部品端部の剥離紙4を分離爪11で押して変形させることで、その部分のシール部品端部は剥離紙4から剥がれようとする力が加わる。シール部品7が堅めで腰があれば、シール部品7の形状は平坦に保たれる形になり、シール部品端部の剥離紙4が変形しただけで変形位置のシール部品は剥離紙から剥がれる。
【0021】
この弾性体3は、弾性率が高く、爪で押し込んだ部分だけ鋭角のエッジが立つような材質の物が適している。鋭角にするほど、シールが貼られている平面方向に対し垂直の方向に剥離紙4を押し込むことになるので、シール部品端部の間により大きな剥がれる力が加わる。
【0022】
シール部品7が柔らかく腰がない場合は、シール部品端部の剥離紙4が変形しても、シール部品も柔らかいのでそれに倣って一緒に変形し、剥離紙4が剥がれないこともある。このため、この発明ではクランプ爪12の爪先12aを粘着シール部品7の粘着層6より下の位置で、粘着シール部品7に押しあててクランプ爪12を開放して上昇させ、端部の粘着層6を剥離紙4から剥がす。粘着シール部品7の横に露出している粘着層6を利用して、クランプ爪12に一度くっつけて上方向にこすり上げることでシール部品端部に剥がさせる力を加える。
【0023】
この動作で確実にシール部品の端部を剥がすことができる。そして、その剥がれた位置に分離爪11の爪先11aを粘着シール部品7の粘着層6の下側に潜り込ませ、シール部品7をクランプ把持する。
【0024】
この方法は、弾性体シートを利用しているので、基本的にどの部分を押しても同じ特性が得られる。従って、様々な部品の大きさや形状のシール部品に対応でき、同じ効果が得られる。部品形状が変わってもテーブル交換は不要である。また、粘着シール把持ハンドも同様に多種部品形状に対応したもので、部品形状が変わっても同じハンドが利用できる。このため、専用のテーブルやハンドリング機構を用いた方法に比較すると、多部品のための治具コストはかからず、治具交換時間も必要なないシステムになる。
【0025】
図5に本発明の第2の実施形態になる粘着シール把持機構51を示す。この図5において図1と同一の要素に付いては共通の符号を付し、その説明は省略する。図1の弾性体3に替えて、ここでは、テーブル2上にスプリング固定台52を介して多数のスプリングを固定配置し、その周囲を布54で覆う。
【0026】
スプリング53は、テーブル2の上下方向が浮き沈みする方向にセッティングする。そして、使用するスプリング53のスプリング径は、分離爪11の爪先11aの面積より小さい径とする。粘着シール把持ハンド10をテーブル2上で下降させ、クランプ爪12の爪先12aが粘着シール部品7の粘着層6より下のレベルまで押し下がると、粘着シール把持ハンド10の爪先12aは剥離紙4の上から布54とその下のスプリング53を押し込む。爪先12aは、爪直下に位置するスプリング53のみが縮み、周囲に比較して潜り込む形となる。その後の動作は、図4(c)からの動作と同じ動作で粘着シール部品7の把持動作を行う。
【0027】
図5の実施形態では、スプリング53の周囲を布54で覆った構成を示したが、この布54以外にも、ビニールシート、ゴムシートなど布の変わりに柔らかい柔軟性のある数ミリ程度の適度な厚さの材質であれば使用できる。
【0028】
この第2の実施形態では、弾性体3に替えて、多数のスプリング53を固定配置し、その周囲を布54で覆った構成であり、爪先11aを降下させたとき、爪直下のスプリング53だけ縮むので、爪で押し込んだ部分だけ鋭角のエッジが立つ構成である。
【0029】
上述したように、爪先11aで押し込んだとき、剥離紙の押し込まれた形状を鋭角にするほど、シール部品6が貼られている平面方向に対し垂直の方向に剥離紙4を押し込むことになり、シール部品7を剥がそうとする力を大きくできる。
【0030】
この発明は、使用するスプリング径、スプリングの弾性係数を自由に設定できるので、取り扱う部品の種類にあわせて構成することができる。スプリング径は、基本的に分離爪11の爪先11aの面積より小さい径で、できれば小径スプリング53を多数配列する方が、あらゆる部品に対し理想的な鋭角のエッジを得ることができる。スプリング53の弾性係数も分離爪11aで無理なく押せる範囲で弾性係数が高いほうが鋭角のエッジが得られる。これも剥離紙4の厚さ、堅さに合わせて選定できる。
【0031】
この方法も、様々な部品の大きさや形状のシール部品7に対応でき、粘着シール部品の端部を剥離紙4から剥がし、簡単にクランプ把持することができる。部品形状が変わってもテーブル交換は不要である。上記したように、部品に合った弾性係数を簡単に設定でき、シール部品7の確実な剥離紙4からの剥離が行える。
【0032】
図6に本発明の第3の実施形態になる粘着シール把持機構61を示す。テーブル2上にブラシ固定台62を介して多数のブラシ(毛)63を固定配置する。ブラシ63の毛は、テーブル2の上下方向に向く方向にセッティングする。そして、ブラシ63の毛の生め込み間隔は、分離爪の爪先の幅より細かいピッチとする。粘着シール把持ハンド10をテーブル上で下降させ、クランプ爪12の爪先12aが粘着シール部品7の粘着層6より下のレベルまで押し下がると、粘着シール把持ハンド10の爪先12aは剥離紙4の上からブラシ63の毛を押し込む。爪先12aは、爪直下のブラシの毛だけ歪み、周囲に比較して潜り込む形となる。その後の動作は、図4(c)からの動作と同じ動作で粘着シール部品の把持動作を行う。
【0033】
この第3の実施形態は、弾性体3に替えて、多数のブラシ(毛)63を固定配置した構成であり、爪先11aは、爪直下のブラシの毛だけを押し込むので、爪先11aで押し込んだ部分だけ鋭角のエッジが立つ構成である。また、ブラシ63に使用する毛の堅さ、太さでブラシの弾性力をある程度自由に設定できる。
【0034】
図5のスプリング53を用いた場合は、理想的な鋭角のエッジを得るためには、小径スプリングを多数配列する必用がるが、小径にも限度がある。しかし、本実施形態では、ブラシ63の毛の生め込み間隔を、分離爪11aの爪先の幅程度のピッチにして、分離爪の毛に接する本数がどの位置でもほぼ均等になる構成にすることで、あらゆる部品に対し理想的な鋭角のエッジを得ることができる。
【0035】
この方法も、同様に様々な部品の大きさや形状のシール部品7に対応でき、粘着シール部品の端部を剥離紙から剥がし、簡単にクランプ把持することができる。部品形状が変わってもテーブル交換は不要である。上記したように、部品に合った弾性力を簡単に設定できる。このため、シール部品7のより確実な剥離紙からの剥離が行える。
【0036】
図7に本発明の第4の実施形態になる粘着シール把持機構71を示す。テーブル2上に設置したシート状弾性体3と、シール部品7が貼り付けられたシート状の剥離紙4の間に両面粘着シート72を設け、図1のテーブル2上に設置した剥離紙4を固定する位置決めピン5に替えて、この両面粘着シート72で弾性体3に密着固定する。図示しないが、剥離紙4を密着固定する両面粘着シート72は、その粘着シートを多層構造とし、剥離紙4を固定する粘着力が弱くなったら1枚剥がして新しい粘着シートを使用する構成としている。
【0037】
シート状の剥離紙4を、弾性体3上に位置決めピン5で固定するこれまでの方式は、剥離紙4の周囲を位置決めピン5に挿入して固定する方式なので、剥離紙4の周囲からの拘束力しかない。しかもシール部品7の把持は、剥がしたいシール部品7の端部の剥離紙4を分離爪11で押して変形させて端部剥離を行う。このため、拘束力の少ないシートの中心付近のシール部品7を把持すると、剥離紙4が分離爪11で押されて変形するとき、しわが発生したり、位置がずれたり、剥離紙4が弱く位置決めピン5周辺の剥離紙4が破損したりする場合がある。
【0038】
そこでこの第4の実施形態では、剥離紙4を両面粘着シート72で弾性体3のテーブルに密着固定する。このため、どの位置でも両面粘着シート72の粘着力に応じた拘束力が均等に働く。固定のために使用する面積が非常に多く、剥離紙4の横方向に対する固定力も格段に高くなる。
【0039】
このため、剥がしたいシール部品7端部の剥離紙4を分離爪11で押して変形させても、剥離紙4がずれたり引っ張られたりせず、弾性体3に押し込むことができるようになる。従って、シール部品7の剥離紙4からの把持を精度良く確実に行える。把持時の部品のずれも発生しないので、シール部品7を正確に貼ることができる。
【0040】
同じ両面粘着シート72を繰り返し使用すると、粘着力が落ちるが、両面粘着シート72を多層構造とし、剥離紙4を固定する粘着力が弱くなったら1枚剥がして新しい粘着シートを使用する構成とすれば、粘着力回復が簡単にできる。
【0041】
図8に本発明の第5の実施形態になる粘着シール把持機構81を示す。テーブル2とシート状の弾性体3との間に、弾性体を暖める発熱体シート82を敷き、図示しないが温度制御装置で一定温度に加熱する構成とする。弾性体3を暖めることで、粘着シール部品7と剥離紙4を間接的に暖めることで、粘着シール部品7の粘着層6が軟化し、かつ粘着力が弱まり剥離が容易になる。
【0042】
図9は上記粘着シール把持ハンド10における分離爪11の第2の実施形態を示している。分離爪11の下端部のL字状折曲部の傾斜した爪先11aの上面に非粘着材Uをコーティングしている。
【0043】
非粘着材としては、一般にフッ素樹脂コーティングが用いられる。フッ素樹脂の種類としては、PTFE(ポリテトラフルオロエチレン)、FEP(テトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピレン)、PFA(テトラフルオロエチレン−パーフルオロアルキルビニールエーテル共重合体)、ETFE(テトラフルオロエチレン−エチレン共重合体)などがあげられる。
【0044】
このような非粘着材Uを形成しておくことにより、図4(e)で示したように、分離爪11の下端部の爪先11aが、剥離紙4とシール部品7の粘着層6との間に入り込む時に、粘着層6による粘着力が軽減され、スムーズに粘着層6下に爪先11aを潜り込ませることができる。
【0045】
図10は上記粘着シール把持ハンド10における分離爪11の第3の実施形態を示している。上述した非粘着材Uを、爪先11aの上面だけでなく、分離爪11を形成している支持柱の前面(図中左側の面)に対し、所定高さまで非粘着材Uをコーティングしている。
【0046】
このようにすることにより、図4(g)のように、シール部品7および粘着層6を当該粘着シール把持ハンド10で把持している状態で、粘着層6による分離爪11の側壁部への粘着力が軽減され、以降の被貼付け部品への貼り動作がスムーズにできる。
【0047】
図11は上記粘着シール把持ハンド10における分離爪11の第4の実施形態を示している。分離爪11下端の爪先として、くし歯状爪先11bを採用している。そのくし歯状爪先11bにおけるそれぞれのくしは、分離爪11の移動方向(図中、左右方向)に向いている。
【0048】
分離爪11が粘着シール部品7を剥離紙4から剥がすとき、粘着シール部品7の粘着部6の下面部に対して、分離爪11の爪先の上面に接触状態で入り込むが、その爪形をくし歯状爪先11bとすることで、その部分への粘着層6の接触面積が2分の1以下になるため、粘着層6のくし歯状爪先11bへの粘着力が減り、被貼付け部品への貼り動作がスムーズにできる。
【0049】
図12は上記粘着シール把持ハンド10における分離爪11の第5の実施形態を示している。分離爪11下端の爪先として、上面に複数個の突起を形成するか、もしくは複数個の凹部を形成した微小凹凸形状爪先11cとする。
【0050】
この場合には、微小凹凸形状爪先11cと粘着層6との接触面積を5分の1以下に少なくできるため、微小凹凸形状爪先11cへの粘着力が減り、被貼付け部品への貼り動作がスムーズにできる。
【0051】
図13は、シール部品供給部1における剥離紙の第2の実施形態を示している。剥離紙4上の各シール部品7の図中右辺、つまり、上記爪先11aおよび11bが宛がわれる個所の、剥離紙4に円形の切れ込みUを設けている。その円形切れ込みUは、およよそ半分がシール部品7で隠れるように位置し、かつ、その大きさは、分離爪11の爪先11aより一回り大きな面積とする。これらの図の切れ込みUは剥離紙4に設けたもので、シール部品7に切れ込みが入っている訳ではない。
【0052】
この場合のシール部品7の把持動作を図14により説明する。まず、図14(a)のように、ロボットアーム20に搭載した粘着シール把持ハンド10を、クランプ爪12を開いた状態で、粘着シール部品7の把持位置の端部そって剥離紙4のレベルまで下降させる。
【0053】
そして図14(b)のように、円形状の切れ込みUの部分の剥離紙4を押し込むと、その切れ込みUに沿って剥離紙4が周りの剥離紙4から切り離される。この図では分離爪11は図示してない。
【0054】
さらに、図14(c)のように、粘着シール把持ハンド10を下降させ、クランプ爪12の爪先12aが粘着シール部品7の粘着層6より下のレベルまで、切れ込みU内の剥離紙4を押し込むと、その円形状の切り込み部分の剥離紙4はテーブル上の弾性体3に潜り込み、粘着シール部品7の端部における粘着層6から剥離紙4から徐々に剥離される。
【0055】
その後、粘着層6が剥離紙4から剥がれた個所に向けて、粘着シール把持ハンド10の分離爪11を斜め上方向に上昇移動させ、分離爪11の爪先11ak先端を粘着シール部品7の粘着層6下側に潜り込ませ、粘着シール部品7を粘着層6と共に、クランプ爪を閉じて把持する。その後の動作は、これまで述べた動作と同じで粘着シール部品7を貼り付け組立する。
【0056】
円形切れ込みU以外にも、図15のような四角状切れ込みVあるいは図16のようなひし形に位置する四角状切れ込みWであってもよく、いずれの切れ込みも閉領域を形成する。
【0057】
図17は、シール部品供給部1における剥離紙の第3の実施形態を示している。剥離紙4上の各シール部品7の図中右辺の、剥離紙4にU字状切れ込みXを設けている。この場合の切れ込みは閉領域ではなく、開放部があり、そこで周りの剥離紙4とつながっている。その切れ込みXは、およよそ半分がシール部品7で隠れるように位置し、そのU字は図中、横向きで、かつ、U字における開放部がシール部品7の下に位置するようにする。このU字状切れ込みX以外にも、図18のようなV字状切れ込みYあるいは図19のようなコの字状切れ込みZであってもよく、いずれの場合でも、開放部がシール部品7の下に位置する。
【0058】
これらの場合のシール部品7の把持動作は、図14で述べた動作と同じであるが、図14〜図16の場合と違って、これらの切れ込みU、VおよびWでは、周りの剥離紙4から完全に切り離されておらず、そのため、それらの部分がシール部品7の把持後に、散らばってしまうことはない。
【0059】
【発明の効果】
請求項1に係わる発明では、剥離紙を弾性体上に位置させ、分離爪で剥離紙を押し込むことにより、シール部品端部の粘着層を剥離紙から剥離させ、その状態でシール部品端部を粘着層と共に、分離爪の爪先とクランプ爪の爪先とで把持するようにしたものであり、簡単な機構ながら、種々のサイズおよび形状のシール部品を確実に剥離紙から取り外せる。
【0060】
請求項2に係わる発明では、分離爪で弾性体を押し込む際に、クランプ爪も同じに下降させておき、分離爪で剥離紙を押さえ込んだ状態でクランプ爪のみを上方に移動させることにより、予めシール部品7端部を剥離紙から剥離させるようにしたものであり、この場合は、シール部品が容易に撓む材質であっても確実に隔離紙からシール部品を取り外せる。
【0061】
請求項3に係わる発明は、弾性体に替えて、多数のスプリングを固定配置し、その周囲を布で覆った構成としたものであり、爪先は、爪直下のスプリングだけ縮むので、爪で押し込んだ部分だけ鋭角のエッジが立ち、そのためシール部品を剥がそうとする力を大きくでき、シール部品を剥離紙から確実に剥離することができる。
【0062】
請求項4に係わる発明は、弾性体に替えて、多数のブラシ(毛)を固定配置した構成であり、爪先は、爪直下のブラシの毛だけを押し込むので、爪で押し込んだ部分だけ鋭角のエッジが立つ、それ故、シール部品を剥がそうとする力を更に大きくでき、シール部品を剥離紙から確実に剥離することができる。
【0063】
請求項5に係わる発明は、剥離紙を両面粘着シートで弾性体のテーブルに密着固定したので、どの位置でも両面粘着シートの粘着力に応じた拘束力が均等に働き、固定のために使用する面積が非常に多く、剥離紙の横方向に対する固定力も格段に高くなる。このため、剥がしたいシール部品端部の剥離紙を分離爪で押して変形させても、剥離紙がずれたり引っ張られたりせず、弾性体に押し込むことができるようになる。従って、シール部品の剥離から把持が精度良く確実に行える。把持時の部品のずれも発生しないので、シール部品を正確に貼ることができる。
【0064】
請求項6に係わる発明は、テーブルとシート状の弾性体との間に、弾性体を暖める発熱体シートを敷き弾性体を暖めるようにしたので、粘着シール部品と剥離紙を間接的に暖めることができ、粘着層の軟化により、従来に比較してシール部品の剥離がしやすくなる。
【0065】
請求項7に係わる発明は、粘着シール部品の粘着部が分離爪に接触する可能性がある部分の表面を非粘着剤でコーティングしたので、その個所では、粘着シール部品の粘着部が接触しても、その粘着部が分離爪にくっつくことは殆どなく、このため、粘着シール部品の粘着部側を分離爪、反対側をクランプ爪で挟んで把持しても、通常部品を把持して取り扱うのと同等に取り扱える。また粘着材の影響なくシール部品を扱えるので、被貼付け部品への貼り動作が簡単に短時間でできる。
【0066】
請求項8に係わる発明は、分離爪下端の爪先をくし状の形状にしたものであり、爪先への、シール部品の粘着面の接触面積が小さくなるため、爪先への粘着力を少なくすることができる。その爪先の形状にもよるが、爪の粘着部との接触面の面積を2分の1以下、爪への粘着力も2分の1以下に少なくすることが可能となる。また、粘着力の影響が少なくなるので、被貼付け部品への貼り動作が簡単に短時間でできる。
【0067】
請求項9に係わる発明は、分離爪の爪先の上表面を微小凹凸形状としたので、粘着シール部品の粘着面と爪先の接触を点接触とし、接触面積が大幅に少なくできるため、爪への粘着力を大幅に減らすことができる。微小凹凸形状にもよるが、爪の粘着部との接触面の面積を5分の1以下、爪への粘着力も5分の1以下に少なくすることが可能となる。粘着力の影響が少なくなるので、被貼付け部品への貼り動作が簡単に短時間でできる。
【0068】
請求項10に係わる発明は、シール部品端部にまたがるるように円形状、もしくは四角形状の切れ込みを剥離紙に入れたものであり、分離爪でその切れ込み内の剥離紙部分を押したとき、その部分の剥離紙が周りの剥離紙から切り離されることにより、その部分の剥離紙を大きく押さえ込むことができ、それ故、シール部品端部での粘着部が剥離紙から効率よく剥がされ、分離爪を剥離紙に押し込むだけで剥離紙からシール端部の剥がしを行うことができる。又、請求項2の発明では、クランプ爪を上下によって爪先で粘着シール部品端部をこすり上げて確実な剥離紙からシール端部の剥がしを行っていたが、本請求項10の発明ではクランプ爪を上下を行わずシール端部の剥がしができる。このため、粘着シール部品の把持がより早く短時間で行える。
【0069】
請求項10に係わる発明では、剥離紙が円形状や四角形状に切り込まれているため、剥離紙から完全に離脱して抜き取られた剥離紙の処理が大変となるので、請求項11の発明の実施例では、剥離紙にU字状、U字状、V字状、コの字状など、剥離に影響ない範囲で剥離紙がつながっているので、切り込まれた剥離紙が完全に抜け落ちることはない。よって、剥離紙の後処理も容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の粘着シール把持機構の1実施形態を示した正面図
【図2】 図1におけるシール部品供給部の斜視図
【図3】 図1の粘着シール把持機構にロボットアームを付加してなるシール貼り装置の斜視図
本発明の第1態様における1実施形態を示した制御ブロック図
【図4】 図1における粘着シール把持ハンドによる把持動作を示した図
本発明の第2態様における1実施形態を示した制御ブロック図
【図5】 図1のシール部品供給部の別の実施形態を示した図
【図6】 図1のシール部品供給部の別の実施形態を示した図
【図7】 図1のシール部品供給部の別の実施形態を示した図
【図8】 図1のシール部品供給部の別の実施形態を示した図
【図9】 図1の粘着シール把持ハンドにおける分離爪の別の実施形態を示した図
【図10】 図1の粘着シール把持ハンドにおける分離爪の別の実施形態を示した図
【図11】 図1の粘着シール把持ハンドにおける分離爪の別の実施形態を示した図
【図12】 図1の粘着シール把持ハンドにおける分離爪の別の実施形態を示した図
【図13】 図1のシール部品供給部に使用した剥離紙の別の実施形態を示した図
【図14】 図1のシール部品供給部に使用した剥離紙の別の実施形態を示した図
【図15】 図1のシール部品供給部に使用した剥離紙の別の実施形態を示した図
【図16】 図1のシール部品供給部に使用した剥離紙の別の実施形態を示した図
【図17】 図1のシール部品供給部に使用した剥離紙の別の実施形態を示した図
【図18】 図1のシール部品供給部に使用した剥離紙の別の実施形態を示した図
【図19】 図1のシール部品供給部に使用した剥離紙の別の実施形態を示した図
【符号の説明】
1 シール部品供給部
2 テーブル
3 弾性体
4 剥離紙
5 位置決めピン
6 粘着層
7 シール部品
10 粘着シール把持ハンド
11 分離爪
11a 爪先
11b くし歯状爪先
11c 微小凹凸形状爪先
12 クランプ爪
12a 爪先
20 ロボットアーム
31 作業台
32 被貼付け部品
50,51,61,71,81 粘着シール把持機構
52 スプリング固定台
53 スプリング
54 布
60 シール貼り装置
62 ブラシ固定台
63 ブラシ
72 両面粘着シート
82 発熱体
P 非粘着材
U,V,W,X,Y,Z 剥離紙の切れ込み

Claims (11)

  1. 粘着層(6)を有するシール部品(7)が貼り付けられたシート状の剥離紙(4)を、弾性体(3)のシートを介してテーブル上に設置固定すると共に、下端にL字形状の爪先(11a)を有する分離爪(11)と、前記爪先(11a)に対して押し付け可能としたクランプ爪(12)とを具備する粘着シール把持ハンド(10)をロボットアームに取り付けておき、
    前記爪先(11a)でシール部品(7)近傍の弾性体(3)を押し込んで、シール部品(7)の粘着層(6)を剥離紙(4)から部分的に剥離させ、このとき生じたギャップに前記爪先(11a)を潜り込ませ、そして、クランプ爪(12)を降下させることにより、クランプ爪(12)の爪先(12a)と前記爪先(11a)との間で、シール部品(7)の側縁部を粘着層(6)と共に把持することを特徴とする粘着シール把持機構。
  2. 請求項1記載の粘着シール把持機構において、
    上記爪先(11a)でシール部品(7)近傍の弾性体(3)を押し込む際に、クランプ爪(12)も同じに下降させておき、上記ギャップに上記爪先(11a)を潜り込ませる前に、前記クランプ爪(12)を上方に移動させることにより、シール部品端部を剥離紙から剥離させることを特徴とする粘着シール把持機構
  3. 請求項1または2記載の粘着シール把持機構において、
    上記弾性体(3)に替えて、上記テーブル上にスプリング(53)を多数配置し、その周囲を布、ビニールシート、もしくはゴムシートで覆った構成としたことを特徴とする粘着シール把持機構
  4. 請求項1または2記載の粘着シール把持機構において、
    弾性体(3)に替えて、多数のブラシ(63)をそれらのブラシ先が上向きとなるようにテーブル上に配置した構造としたことを特徴とする粘着シール把持機構
  5. 請求項1または2記載の粘着シール把持機構において、
    上記シール部品(7)が貼り付けられたシート状の剥離紙(4)を、両面粘着シート(72)で弾性体(3)の上面に密着固定させたことを特徴とする粘着シール把持機構
  6. 請求項1、2もしくは5のいずれかに記載の粘着シール把持機構において、
    前記テーブル上の弾性体(3)のシートもしくはテーブルに、剥離紙(4)を暖める発熱体(82)を設け、シール部品()の剥離を容易にしたことを特徴とする粘着シール把持機構
  7. 請求項1〜6のいずれかに記載の粘着シール把持機構において、
    上記分離爪(11)に対し、シール部品(7)の把持時にその粘着層(6)と直接接触する個所に、非粘着材(P)でコーティングしたことを特徴とする粘着シール把持機構。
  8. 請求項1〜6のいずれかに記載の粘着シール把持機構において、
    上記分離爪(11)の爪先を、くし歯形状爪先(11b)としたことを特徴とする粘着シール把持機構。
  9. 請求項1〜6のいずれかに記載の粘着シール把持機構において、
    上記分離爪(11)の爪先を、L字部分の上面に微小の凹凸を多数形成した微小凹凸形状爪先(11c)としたことを特徴とする粘着シール把持機構。
  10. 請求項1〜9のいずれかに記載の粘着シール把持機構において、
    上記剥離紙(4)に、シール部品(7)端部にかかるように円や四角などの閉じた切れ込み(U,V,W)を形成したことを特徴とする粘着シール把持機構。
  11. 請求項1〜9のいずれかに記載の粘着シール把持機構において、
    上記剥離紙(4)に、シール部品(7)端部にかかるようにU字形状やコの字形状の切れ込み(X,Y,Z)を形成しており、それらの切れ込みにおける開放部分がシール部品(7)下に位置することを特徴とする粘着シール把持機構。
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