JP2520092Y2 - 画像形成装置の原稿押え装置 - Google Patents
画像形成装置の原稿押え装置Info
- Publication number
- JP2520092Y2 JP2520092Y2 JP4714790U JP4714790U JP2520092Y2 JP 2520092 Y2 JP2520092 Y2 JP 2520092Y2 JP 4714790 U JP4714790 U JP 4714790U JP 4714790 U JP4714790 U JP 4714790U JP 2520092 Y2 JP2520092 Y2 JP 2520092Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet
- double
- sided adhesive
- adhesive tape
- base sheet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Holders For Sensitive Materials And Originals (AREA)
- Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像
形成装置の原稿押え装置に関するものである。
形成装置の原稿押え装置に関するものである。
〔従来技術〕 複写機等の画像形成装置においては原稿載置台上に載
置された原稿を原稿載置台に押圧するために圧板等の原
稿押え装置を設けることが広く知られている。
置された原稿を原稿載置台に押圧するために圧板等の原
稿押え装置を設けることが広く知られている。
原稿押え装置としての圧板にはスポンジ等の弾性シー
トに基部シートを固定し、その基部シートに複数のプラ
スチックフイルムを接着剤により多層状に接着し、表面
のプラスチックフイルムより順次除去可能にしたものが
例えば実開昭55-95127号公報により知られている。この
装置ではプラスチックフイルムの一面を平滑に他面を粗
にし、原稿の接触により汚れを生じると原稿押えと接す
る側から順次除去し、そのとき接着剤もプラスチックフ
イルムと一緒に除去できるようにしてある。
トに基部シートを固定し、その基部シートに複数のプラ
スチックフイルムを接着剤により多層状に接着し、表面
のプラスチックフイルムより順次除去可能にしたものが
例えば実開昭55-95127号公報により知られている。この
装置ではプラスチックフイルムの一面を平滑に他面を粗
にし、原稿の接触により汚れを生じると原稿押えと接す
る側から順次除去し、そのとき接着剤もプラスチックフ
イルムと一緒に除去できるようにしてある。
圧板の基板に非等強度の両面接着テープにより汚れ防
止部としてのシートを貼付することが例えば実開昭60-1
15239号公報により知られている。
止部としてのシートを貼付することが例えば実開昭60-1
15239号公報により知られている。
両面接着テープにより貼り付けたシートを除去する場
合、両面接着テープはどちら側の面に付着したままであ
るか分からない。圧板の側に両面接着テープが残り、交
換するシートだけが除去された場合、次に接着する両面
接着テープが残留している両面接着テープの上に接着
し、両面接着テープの部分だけが厚くなり、シートの表
面に凹凸を生ずる場合がある。上記の従来技術において
は両面接着テープを非等強度にして、剥離しやすい面と
剥離しにくい面を形成して両面接着テープが残留するこ
とを防止してあるが、両面接着テープを貼着ける際に面
を間違えると剥離してほしくない面が剥離してしまうこ
とになる。従って、従来の圧板では両面接着テープをシ
ートと共に確実に剥離できるようにするには両面接着テ
ープを貼着ける際に必要以上に注意をすることを要する
という問題がある。
合、両面接着テープはどちら側の面に付着したままであ
るか分からない。圧板の側に両面接着テープが残り、交
換するシートだけが除去された場合、次に接着する両面
接着テープが残留している両面接着テープの上に接着
し、両面接着テープの部分だけが厚くなり、シートの表
面に凹凸を生ずる場合がある。上記の従来技術において
は両面接着テープを非等強度にして、剥離しやすい面と
剥離しにくい面を形成して両面接着テープが残留するこ
とを防止してあるが、両面接着テープを貼着ける際に面
を間違えると剥離してほしくない面が剥離してしまうこ
とになる。従って、従来の圧板では両面接着テープをシ
ートと共に確実に剥離できるようにするには両面接着テ
ープを貼着ける際に必要以上に注意をすることを要する
という問題がある。
本考案は、上記の従来の問題点を解消し、両面接着テ
ープが外部シートと共に確実に剥離し、基部シートに残
留することが防止された原稿押え装置を提供することを
課題としている。
ープが外部シートと共に確実に剥離し、基部シートに残
留することが防止された原稿押え装置を提供することを
課題としている。
本考案は、上記の課題を、弾性シートと、この弾性シ
ートに固定された基部シートと、該基部シートの原稿に
接触する面に交換可能に接着されている外部シートとを
有する画像形成装置の原稿押え装置において、前記基部
シートがポリプロピレン樹脂により形成され、前記外部
シートがポリエステル樹脂により形成され、そして該外
部シートが前記基部シートにアクリル系接着剤を有する
両面接着テープにより接着されることを特徴とする画像
形成装置の原稿押え装置により解決した。
ートに固定された基部シートと、該基部シートの原稿に
接触する面に交換可能に接着されている外部シートとを
有する画像形成装置の原稿押え装置において、前記基部
シートがポリプロピレン樹脂により形成され、前記外部
シートがポリエステル樹脂により形成され、そして該外
部シートが前記基部シートにアクリル系接着剤を有する
両面接着テープにより接着されることを特徴とする画像
形成装置の原稿押え装置により解決した。
本考案により、圧板の弾性シートに固定される基部シ
ートはポリプロピレン樹脂製シートとして形成され、ア
クリル系接着剤を有する両面接着テープにより基部シー
トに接着される外部シートはポリエステル樹脂製シート
として形成される。アクリル系樹脂に対してはポリプロ
ピレン樹脂がポリエステル樹脂よりも剥離性がよい。し
たがってアクリル系樹脂層を両面に形成した両面接着テ
ープを用いて外部シートを基部シートに接着した場合、
外部シートを剥がすときには両面接着テープは必ず剥離
性のよくないポリエステル樹脂側、つまり外部シート側
に貼着したままであり、ポリプロピレン樹脂、つまり基
部シートから剥離する。両面接着テープに強度の違いが
あっても、又その強度の選択が間違っていても両面接着
テープは基部シートに接着したまま残留することがな
く、外部シートと共に剥離される。
ートはポリプロピレン樹脂製シートとして形成され、ア
クリル系接着剤を有する両面接着テープにより基部シー
トに接着される外部シートはポリエステル樹脂製シート
として形成される。アクリル系樹脂に対してはポリプロ
ピレン樹脂がポリエステル樹脂よりも剥離性がよい。し
たがってアクリル系樹脂層を両面に形成した両面接着テ
ープを用いて外部シートを基部シートに接着した場合、
外部シートを剥がすときには両面接着テープは必ず剥離
性のよくないポリエステル樹脂側、つまり外部シート側
に貼着したままであり、ポリプロピレン樹脂、つまり基
部シートから剥離する。両面接着テープに強度の違いが
あっても、又その強度の選択が間違っていても両面接着
テープは基部シートに接着したまま残留することがな
く、外部シートと共に剥離される。
本考案の詳細を図に示す実施例に基づいて説明する。
図において、画像形成装置、例えば複写機の原稿載置
台1に枢着装置2により原稿押え押え装置3、例えば圧
板が上下揺動可能に支持される。
台1に枢着装置2により原稿押え押え装置3、例えば圧
板が上下揺動可能に支持される。
圧板3は枢着装置2に固定される基板4と、該基板4
に固定されるスポンジ等の弾性シート5と、該弾性シー
ト5に固着される基部シート6とを有する。
に固定されるスポンジ等の弾性シート5と、該弾性シー
ト5に固着される基部シート6とを有する。
基板4を省略し、弾性シート5を直接枢着装置2に固
定する構造とすることもできる。
定する構造とすることもできる。
基部シート6には図示しない両面接着テープにより外
部シート7が接着される。
部シート7が接着される。
圧板3を枢着装置2のまわりに下傾動することにより
外部シート7は原稿8に接し、原稿8を原稿載置台1の
読取面に密着させる。
外部シート7は原稿8に接し、原稿8を原稿載置台1の
読取面に密着させる。
複写のくり返しにより外部シート7が汚れたときは外
部シート7を基部シート6から剥がす。
部シート7を基部シート6から剥がす。
両面接着テープには通常アクリル系接着剤が用いられ
るので、アクリル系接着剤に対する剥離性か高い材料に
より基部シートを形成し、アクリル系接着剤に対し基部
シートよりは剥離性の低い材料により外部シートを形成
する。好ましくは基部シート6はポリプロピレン樹脂材
料により、外部シート7はポリエステル樹脂材料により
形成する。これにより両面接着テープに対する剥離性は
外部シートより基部シートの方が大になる。したがって
外部シート7が使用する間に汚れて、外部シート7を基
部シート6から剥がしたとき、両面接着シートは外部シ
ート7の側に接着した状態であり、基部シート6には両
面接着シートが残留することは回避される。
るので、アクリル系接着剤に対する剥離性か高い材料に
より基部シートを形成し、アクリル系接着剤に対し基部
シートよりは剥離性の低い材料により外部シートを形成
する。好ましくは基部シート6はポリプロピレン樹脂材
料により、外部シート7はポリエステル樹脂材料により
形成する。これにより両面接着テープに対する剥離性は
外部シートより基部シートの方が大になる。したがって
外部シート7が使用する間に汚れて、外部シート7を基
部シート6から剥がしたとき、両面接着シートは外部シ
ート7の側に接着した状態であり、基部シート6には両
面接着シートが残留することは回避される。
本考案により、両面接着テープは常に外部シートを共
に基部シートから剥離され、圧板側に両面接着テープが
接着したまま残留することが防止されることができた。
したがって新しい外部シートを接着してもシート面に凹
凸が出来たりすることなく常に原稿を良好に圧着するこ
とが可能になった。
に基部シートから剥離され、圧板側に両面接着テープが
接着したまま残留することが防止されることができた。
したがって新しい外部シートを接着してもシート面に凹
凸が出来たりすることなく常に原稿を良好に圧着するこ
とが可能になった。
図は本考案に係る原稿押え装置の正面図である。 1……原稿載置台、2……枢着装置 3……原稿押え装置、4……基板 5……弾性シート、6……基部シート 7……外部シート、8……原稿
Claims (1)
- 【請求項1】弾性シートと、該弾性シートに固定された
基部シートと、該基部シートの原稿に接触する面に交換
可能に接着されている外部シートとを有する画像形成装
置の原稿押え装置において、 前記基部シートがポリプロピレン樹脂により形成され、
前記外部シートがポリエステル樹脂により形成され、そ
して該外部シートが前記基部シートにアクリル系接着剤
を有する両面接着テープにより接着されることを特徴と
する画像形成装置の原稿押え装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4714790U JP2520092Y2 (ja) | 1990-05-02 | 1990-05-02 | 画像形成装置の原稿押え装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4714790U JP2520092Y2 (ja) | 1990-05-02 | 1990-05-02 | 画像形成装置の原稿押え装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH046048U JPH046048U (ja) | 1992-01-21 |
JP2520092Y2 true JP2520092Y2 (ja) | 1996-12-11 |
Family
ID=31562830
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4714790U Expired - Lifetime JP2520092Y2 (ja) | 1990-05-02 | 1990-05-02 | 画像形成装置の原稿押え装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2520092Y2 (ja) |
-
1990
- 1990-05-02 JP JP4714790U patent/JP2520092Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH046048U (ja) | 1992-01-21 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |