JP2006119186A - 画面保護シート - Google Patents

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章弘 藤井
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Abstract

【課題】製造過程において微貼着層に塵埃が付着した場合でも、簡単確実にそれらを除去することができ、したがって、画像表示装置の表示機能や表示品位を低下させるおそれのない、実用利便性に優れた画面保護シートを提供する。
【解決手段】本発明に係る画面保護シート3は、プラスチック製の基材フィルム5と、該基材フィルム5の片面に形成されて、画面保護シート3の画面2への貼着を担う微貼着層6と、該微貼着層6の表面に形成されていて、画面保護シート3の画面2への貼着操作に先立って剥離除去される剥離層7とを含む。そして、剥離層7が、液状の樹脂剤を塗布・固化してなるものであることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像表示装置の画面の保護を目的として、該画面の表面に貼着される画面保護シートに関する。
この種の画面保護シートの従来例に特許文献1がある。当該特許文献に係る保護シートは、二軸延伸透明フィルムからなる基材フィルムと、該基材フィルムの片面に形成された微貼着層とを備える。微貼着層の表面には、プラスチックフィルム系の剥離シートが貼着されている。
特開2004−151696号公報(請求項8、段落番号0041、0042)
この種の画面保護シートの解決すべき課題の一つに、製造過程における微貼着層への塵埃の付着がある。すなわち、保護シートの製造過程で微貼着層に微細な埃や繊維等の塵埃が付着すると、該シートを画面へ貼り付けたときに、塵埃の付着部分における基材フィルムが異常に盛り上がったり、当該部分に気泡ができて、画像表示装置の外観体裁が不良となりやすい。何よりも、画面と保護シートとの間に塵埃が取り込まれた状態となるため、当該塵埃が白点或いは黒点として観察されて、画像表示装置の表示機能や表示品位の著しい低下を招く。
加えて、従来公知の塵埃の除去方法としては、別途粘着テープを用意し、これを塵埃付着部分に貼り付けてから、ゆっくりとテープを剥がし、これにてテープ側の粘着面に塵埃を移行させる方法が知られているが、当該方法では、テープ側の粘着面を形成する粘着剤が微貼着層側に移行して、さらに保護シートを汚すおそれがある。また、テープによる塵埃の除去作業は極めて煩わしく、これを繰り返すことはユーザーにとって大きな負担となっていた。
本発明は、上記のような問題を解決するためになされたものであり、その目的は、製造工程において微貼着層に塵埃が付着した場合でも、簡単確実にそれらを除去することができ、したがって、画像表示装置の表示機能や表示品位を低下させるおそれのない、実用利便性に優れた画面保護シートを提供することにある。
本発明は、図2に示すような画像表示装置1の画面2の保護を目的として、該画面2の表面に貼着される画面保護シート3である。図1に示すごとく、画面保護シート3は、プラスチック製の基材フィルム5と、該基材フィルム5の片面に形成されて、画面保護シート3の画面2への貼着を担う微貼着層6と、該微貼着層6の表面に形成されていて、画面保護シート3の画面2への貼着操作に先立って剥離除去される剥離層7とを含む。そして、剥離層7が、液状の樹脂剤を塗布・固化してなるものであることを特徴とする。
基材フィルム5としては、この種の画面保護シート3として、従来より広く使用されてきた、透明プラスチック製の各種フィルムを用いることができる。プラスチックの具体例としては、ポリエチレンテレフタレートフィルムやポリエチレンナフタレートフィルム、塩化ビニルフィルムなどを挙げることができる。基材フィルム5は、一枚物に限られず、複数枚のフィルムを重ね合わせたものであってもよい。
微貼着層6を構成する接着剤(貼着剤)の具体例としては、アクリル系樹脂・ゴム系樹脂・ポリオレフィン系樹脂などを挙げることができる。
剥離層7を構成する樹脂剤の具体例としては、例えば、ポリ塩化ビニル樹脂、ウレタン樹脂、ポリビニル樹脂、ポリエステル樹脂などを挙げることができる。
当該剥離層7の厚み寸法としては、0.05mm〜0.5mmの範囲が好ましい。これは、剥離時の作業性において剥離層の強度としなやかさが必要である
という理由による。
本発明においては、剥離層7を液状の樹脂剤を塗布・固化してなるものとしたので、該樹脂剤が固化するときに、微貼着層6の表面に付着の塵埃8を剥離層7の内部に取り込んだ状態とすることができる(図1参照)。これにて保護シート3の画面2への貼着に先立って行われる剥離層7の剥離除去作業により、該剥離層7と共に塵埃8を簡単確実に除去することができるので、画像表示装置1の表示機能や表示品位を損なうことなく、それらを良好に確保できる。塵埃の付着部分における基材フィルム5が異常に盛り上がったり、当該部分に気泡ができて、画像表示装置1の外観体裁が不良となることもない。加えて、従来と同様の手順で剥離層7の微貼着層6からの剥離除去作業を行うだけで、微貼着層6に付着の塵埃8を簡単確実に除去することができるので、従来形態のような粘着テープを使った塵埃8の除去作業のごとく特別な塵埃除去作業が不用となる点で、実用利便性にも優れている。
図1および図2は、本発明に係る画面保護シートを、コンピュータ用の画像表示装置に適用した実施例を示す。図2において、符号1は画像表示装置を、符号2は、該画像表示装置1の中央に設けられた画面を示す。この画面2の表面全体を覆うように、本発明に係る画面保護シート3(以下、単に保護シートと記す)が貼着される。
図1および図2に示すように、保護シート3は、プラスチック製の基材フィルム5と、該基材フィルム5の片面に形成されて、保護シート3の画面2への貼着を担う微貼着層6とを備える。図1において、符号7は微貼着層6の表面に形成された剥離層を示しており、当該剥離層7は、保護シート3の画面2への貼着操作に先立って剥離除去される。すなわち、保護シート3は、微貼着層6に剥離層7が貼着された状態で、輸送・販売に供され、剥離層7は、保護シート3の画面2への貼着操作を行う直前に、該保護シート3の購買者等によって剥離除去される。
かかる保護シート3は、基材フィルム5の上面全体に微貼着層6となる接着剤を塗布したのち、該微貼着層6の上面全体を覆うように剥離層7を形成することによって製造される。このため、微貼着層6を形成してから剥離層7を形成するまでの間にインターバルが生じることが避けられず、稀に図1に示すように、塵埃8が微貼着層6の表面に付着することがある。このように微貼着層6の表面に塵埃8が付着していると、塵埃8が白点或いは黒点として画面2上に残るため、画像表示装置1の表示機能や表示品位が著しく低下する。
かかる問題を解決することを目的として、本実施例においては、剥離層7を液状の樹脂剤を塗布・固化してなるものとしてある。これによれば、微貼着層6上に塗布された液状の樹脂剤は、塵埃8を取り込んだ状態で固化するため、保護シート3の画面2への貼着に先立って行われる剥離層7の剥離除去作業によって、微貼着層6上に付着の塵埃8を簡単確実に除去できる。つまり、剥離層7が形成されるときに、塵埃8は剥離層7内に確実に取り込まれる。このため、従来と同様の手順で剥離層7の微貼着層6からの剥離除去作業を行うだけで、塵埃8を除去するための特別な作業を一切行うことなく、微貼着層6に付着の塵埃8を簡単確実に除去することができる。
上記実施例では、コンピュータの画像表示装置1用の保護シート3について説明したが、本発明はこれに限られず、例えば携帯電話の画面用の保護シートや、テレビ用の画面保護シートとしても好適に適用できる。基材フィルムは単層に限られず、複数の層を重ね合わせたものであってもよい。
画面保護シートの縦断側面図 画面保護シートの使用状態を示す図
符号の説明
1 表示装置
2 画面
3 画面保護シート
5 基材フィルム
6 微貼着層
7 剥離層
8 塵埃

Claims (1)

  1. 画像表示装置の画面の保護を目的として、該画面の表面に貼着される画面保護シートであって、
    プラスチック製の基材フィルムと、該基材フィルムの片面に形成されて、前記画面保護シートの前記画面への貼着を担う微貼着層と、該微貼着層の表面に形成されていて、画面保護シートの画面への貼着操作に先立って剥離除去される剥離層とを含み、
    前記剥離層が、液状の樹脂剤を塗布・固化してなるものであることを特徴とする画面保護シート。
JP2004304071A 2004-10-19 2004-10-19 画面保護シート Withdrawn JP2006119186A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012513899A (ja) * 2008-12-31 2012-06-21 スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー デバイスのコンポーネントの製造方法、及びその結果として得られるコンポーネント及びデバイス
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