JPH06346028A - 装飾用粘着シート - Google Patents

装飾用粘着シート

Info

Publication number
JPH06346028A
JPH06346028A JP5135758A JP13575893A JPH06346028A JP H06346028 A JPH06346028 A JP H06346028A JP 5135758 A JP5135758 A JP 5135758A JP 13575893 A JP13575893 A JP 13575893A JP H06346028 A JPH06346028 A JP H06346028A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sensitive adhesive
pressure
resin film
adhesive sheet
decorative
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5135758A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiyuki Miyake
敏之 三宅
Takurou Sen
拓朗 笘
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
Priority to JP5135758A priority Critical patent/JPH06346028A/ja
Publication of JPH06346028A publication Critical patent/JPH06346028A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Adhesive Tapes (AREA)
  • Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】アプリケーションテープを使用することなく、
簡単に被着体に貼着が可能な装飾用粘着シート。 【構成】着色樹脂フィルム(A)と樹脂フィルム(B)
とが積層された積層体を基材とし、該基材の樹脂フィル
ム(B)側に粘着剤層が形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、看板あるいは自動車の
車体などに貼り付けて装飾や表示に用いられる装飾用粘
着シートに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、塗料に代わって装飾や表示に
使用される装飾用粘着シートが知られている。この装飾
用粘着シートは、着色された塩化ビニル系フィルム、ア
クリル系フィルム、フッ素系フィルムなどの樹脂フィル
ムを基材とし、この基材に粘着剤層及び離型材層がこの
順序で積層されたものである。
【0003】上記装飾用粘着シートを被着体に貼着する
方法として、例えば、パソコンに連動したカッティング
マシン等を使用して装飾用粘着シートから所定の文字や
図柄を裁断し、不要な部分を除去した後、裁断された文
字や図柄を一旦アプリケーションテープに貼り付けて転
着した後、装飾用粘着シートの剥離材層を剥離して被着
体に貼着し、アプリケーションテープを剥離する方法が
採られている。
【0004】しかしながら、アプリケーションテープに
文字や図柄を転着させた場合、転着がうまく行かなかっ
たり、被着体に貼り付けてアプリケーションテープを剥
がす際に、文字や図柄が一緒に剥がれるという問題点が
あった。また、アプリケーションテープに文字や図柄を
一旦貼り付けて後で、被着体に貼着するので、手間がか
かるという問題点があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記問題点
に鑑みてなされたものであり、その目的とするところ
は、アプリケーションテープを使用することなく、簡単
に被着体に貼着が可能な装飾用粘着シートを提供するこ
とにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の装飾用粘着シー
トは、基材の片面に粘着剤層が形成されたものである。
【0007】上記基材としては、着色樹脂フィルム
(A)と樹脂フィルム(B)とが積層された積層体が使
用される。
【0008】上記着色樹脂フィルム(A)としては、特
に限定されるものではなく、例えば、塩化ビニル樹脂、
ポリプロピレン等のポリオレフィン、フッ素系樹脂、ポ
リエチレンテレフタレート等のポリエステル、ポリアミ
ド等の着色された樹脂フィルムもしくはシートが挙げら
れ、その厚さは20〜200μmが好ましい。
【0009】上記樹脂フィルム(B)としては、特に限
定されるものではなく、例えば、ポリエチレンテレフタ
レート(以下PETという)等のポリエステル、塩化ビ
ニル樹脂、アクリル樹脂等の樹脂フィルムもしくはシー
トが挙げられ、その厚さは6〜100μmが好ましい。
【0010】上記樹脂フィルム(B)は、必ずしも透明
である必要はなく、着色されたものであってもよい。ま
た、白色等に着色された樹脂フィルム(B)を使用する
ことにより、隠蔽性を向上させることができる。
【0011】上記着色樹脂フィルム(A)と樹脂フィル
ム(B)とは、例えば、加熱によるドライラミネーショ
ン等によって積層することができ、得られた積層体は粘
着剤の塗布工程や製品として保管時に剥離することがな
く、手で引き剥がすことができる程度の層間剥離強度を
有するものが好ましく、このような剥離強度としては、
180度剥離強度として200〜400g/25mm幅
が好ましい。
【0012】上記基材の樹脂フィルム(B)側に粘着剤
層が形成される。上記粘着剤層に使用される粘着剤とし
ては、例えば、アクリル樹脂系、天然ゴム及び合成ゴム
系、ポリビニルブチラール系等の感圧型粘着剤;アクリ
ル系ホットメルト粘着剤が使用可能である。また、上記
基材への粘着剤の塗工方法は、通常の粘着テープの粘着
剤塗工に使用される塗工方法が用いられる。
【0013】本発明の装飾用粘着シートは、粘着剤層面
に剥離シートが積層されてもよく、剥離シートとして、
片面がシリコン離型処理された紙、PETフィルム等が
使用可能である。
【0014】本発明の装飾用粘着シートを施工する方法
について説明する。まず、図1に示された装飾用粘着シ
ートの着色樹脂フィルム(A)1aのみをカッティング
マシン等により、図2に示した所定の文字、図柄等に裁
断し、不要な部分を除去した後、装飾用粘着シートの剥
離シート3を剥離して被着体4に貼着する。
【0015】上記施工方法では、着色樹脂フィルム
(A)1aの文字、図柄等が、樹脂フィルム(B)1b
の所定の位置で積層された状態で、樹脂フィルム(B)
1bと共に運搬されて被着体4に貼着されるので、従来
の装飾用粘着シートで使用されているアプリケーション
テープが不要となる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明する。 (実施例1)カレンダー成形された100μm厚の着色
塩化ビニル樹脂フィルムと、50μm厚の透明なPET
フィルムを、ドライラミネーションにより積層した積層
体を基材とした。この基材のPETフィルム側に、アク
リル系粘着剤を塗工して30μm厚の粘着剤層を形成し
た後、該粘着剤層上に剥離シートを積層して装飾用粘着
シートを得た。
【0017】上記装飾用粘着シートにつき下記項目の評
価を行いその結果を表1に示した。 (1)カット性 パソコンで連動するカッティングマシン(積水化学社製
「CG−45」)を使用して、装飾用粘着シートの着色
樹脂フィルム(A)を10mm×10mmの大きさの文
字に裁断し、不要部分を樹脂フィルム(B)から容易に
除去できるかどうかを評価した。 (2)施工性 (1)で裁断された10mm×10mmの大きさの文字
4個を被着体に貼着し、貼着に要する時間を測定した。
また、施工の難易度につき官能的に評価した。 (3)隠蔽性 装飾用粘着シートを黒色のシートの上に貼着し、黒色の
シートが透けて見えるかどうかを目視観察により判定し
た。
【0018】(実施例2)50μm厚の離型処理が施さ
れていない白色PETフィルムを樹脂フィルム(B)と
して使用し、この白色PETフィルム上に、塩化ビニル
樹脂に可塑剤、安定剤、着色剤等を加えた調製した着色
塩化ビニル樹脂ゾルをキャスティングした後加熱成形し
て、50μm厚の着色樹脂フィルム(A)を有する基材
を作製した。上記基材のPETフィルム側にアクリル系
粘着剤を塗工して30μm厚の粘着剤層を形成した後、
該粘着剤層上に剥離シートを積層して装飾用粘着シート
を得た。上記装飾用粘着シートにつき、実施例1と同様
な項目の評価を行い、その結果を表1に示した。
【0019】(比較例1)カレンダー成形された100
μm厚の着色塩化ビニル樹脂フィルムの片面に、アクリ
ル系粘着剤を塗工して30μm厚の粘着剤層を形成した
後、該粘着剤層上に剥離シートを積層して装飾用粘着シ
ートを得た。上記装飾用粘着シートにつき、実施例1と
同様な項目の評価を行い、その結果を表1に示した。
【0020】
【表1】
【0021】
【発明の効果】本発明の装飾用粘着シートは、上述の通
りであり、従来の施工方法で用いられていたアプリケー
ションテープを使用することなく容易に施工できるの
で、施行に要する手間、時間等を大幅に節減することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の装飾用粘着シートを示す模式断面図で
ある。
【図2】装飾用粘着シートの着色樹脂フィルム(A)に
所定の文字又は図柄が形成された状態を示す模式断面図
である。
【図3】文字又は図柄が形成された装飾用粘着シートが
被着体に貼着された状態を示す模式断面図である。
【符号の説明】
1 基材 1a 着色樹脂フィルム(A) 1b 樹脂フィルム(B) 2 粘着剤層 3 剥離シート 4 被着体

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】着色樹脂フィルム(A)と樹脂フィルム
    (B)とが積層された積層体を基材とし、該基材の樹脂
    フィルム(B)側に粘着剤層が形成されていることを特
    徴とする装飾用粘着シート。
JP5135758A 1993-06-07 1993-06-07 装飾用粘着シート Pending JPH06346028A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5135758A JPH06346028A (ja) 1993-06-07 1993-06-07 装飾用粘着シート

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5135758A JPH06346028A (ja) 1993-06-07 1993-06-07 装飾用粘着シート

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06346028A true JPH06346028A (ja) 1994-12-20

Family

ID=15159177

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5135758A Pending JPH06346028A (ja) 1993-06-07 1993-06-07 装飾用粘着シート

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06346028A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007254752A (ja) * 1995-04-12 2007-10-04 3M Co 溶融流動性材料および表面シーリング方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7575653B2 (en) 1993-04-15 2009-08-18 3M Innovative Properties Company Melt-flowable materials and method of sealing surfaces
JP2007254752A (ja) * 1995-04-12 2007-10-04 3M Co 溶融流動性材料および表面シーリング方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH06212131A (ja) 再剥離の容易な装飾用粘着シート、その製造方法及びその施工方法
JP2002322439A (ja) 印字用テープ及び剥離ライナー
JPH06346028A (ja) 装飾用粘着シート
WO2019009318A1 (ja) 壁面取付具
JPS588750Y2 (ja) タツクシ−ト
JP2007050622A (ja) 車両保護用フィルム積層体
JP3154134U (ja) 吸着性印刷シート
JP2004155910A (ja) 粘着シート
JPH091719A (ja) 目隠し転写用品
JP2021088615A (ja) 剥離紙付粘着シート
JP2723705B2 (ja) ダブル粘着シート
JPH08188751A (ja) アプリケーションシート付き粘着シート
JP2002001872A (ja) マーキングフィルム
JP2563191Y2 (ja) タック紙付き配送伝票
JPH05192618A (ja) 多色塗装用見切テープ
JPH0820752A (ja) アプリケーションシート付き粘着シート
JPH06230726A (ja) 再剥離ラベル
JP3044341B2 (ja) 部分的ラミネート方法及びその装置
JPH05192617A (ja) 多色塗装用マスキング材
JP3034036U (ja) 簡易ラミネートフィルム
JP4404989B2 (ja) 窓貼り構造を有するシール付きシート材料及びその製造方法
JPH02186381A (ja) シート状物の部分剥離方法
JPH0661943U (ja) シート状物品の貼付用積層シート
JP2009248402A (ja) 糸を用いた絵画用カンバス
JPH071896A (ja) マーキングフィルムの施工方法