JP4687809B2 - モータ制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、モータ制御装置に関する。
従来、外乱オブザーバによって外乱を推定し、制御入力を補正する制御系が知られている(例えば、特許文献1参照)。図7は、外乱オブザーバ910を用いた従来のモータ制御系900のブロック線図である。
図7に示す制御系の構築に際しては、まず、制御対象(プラント)の伝達関数G(s)を導出し、制御出力yと制御入力uとの関係がy=G(s)・uを満足するものとして、目標とする制御出力yrに対応する制御入力uを出力する制御器920を設計する。
そして、制御器920から出力される制御入力uに、外乱オブザーバ910にて生成された補正量d*を加えて、制御入力uを補正し、補正後の制御入力uc=u+d*を、制御対象に入力することにより、外乱を抑制し、制御出力yを、目標とする制御出力yrに制御する。
具体的に、外乱オブザーバ910は、伝達関数G(s)の逆モデル1/G(s)と制御入力ucとに基づき、外乱を抑制するための補正信号(uc−1/G(s)・y)を生成する。そして、この信号をローパスフィルタ930によりフィルタ処理して、フィルタ処理後の信号を、上記補正量d*を示す補正信号として出力する。
尚、補正信号(uc−1/G(s)・y)をローパスフィルタ930に通す理由は、制御対象の伝達関数G(s)が、高周波成分程、ゲインが低くなる周波数特性を示し、逆モデル1/G(s)が、高周波成分程、ゲインが高くなる周波数特性を示すためである。
即ち、逆モデル1/G(s)に、制御出力yの計測信号を入力し、補正信号(uc−1/G(s)・y)を生成すると、この補正信号において高周波帯に含まれる観測ノイズが強調されてしまう。そこで、ローパスフィルタ930により観測ノイズの影響を抑えて、外乱抑制を精度よく実現できるようにするのである。
また、従来のモータ制御系としては、外乱オブザーバによる外乱推定では、モータトルクが静止摩擦に打ち勝って駆動対象が変位するまでに時間を要することから、静止摩擦力に対応したモータトルクを補うように、モータへの制御入力を、補正する技術が知られている(特許文献1参照)。
特開平9−282008号公報
ところで、エンコーダを用いてモータの回転速度又はモータにより駆動される駆動対象の速度を計測し、モータの回転速度又は上記駆動対象の速度を制御する場合には、モータの回転初期において、モータの回転速度又は駆動対象の速度を計測することができず、これが原因でモータトルクが過大となり、駆動対象が急加速してしまう場合がある。
即ち、エンコーダを用いてモータの回転速度又は上記駆動対象の速度を計測する場合には、図8に示すように、エンコーダから入力されるパルス信号のエッジ間の時間間隔を計測し、モータの回転速度又は上記駆動対象の速度を計測することになる。
しかしながら、こういった手法で速度計測する場合には、エンコーダから最低2パルス分のパルス信号が入力されない限り、実質的な速度計測を行うことができない。即ち、エンコーダから最低2パルス分のパルス信号が入力される量、モータが回転する又は駆動対象が移動するまでは、速度の計測値がゼロのままとなってしまう。
従って、実際にはモータトルクが静止摩擦に打ち勝って、モータが回転し始めている状況でも、従来技術では、外乱オブザーバが、モータが回転していないものとして外乱を過剰に見積もり、補正量を過剰に導出してしまうことで、モータトルクが過大となり、駆動対象が急加速してしまうのである。
このことは、図7に示すモータ制御系900の構成からも明らかである。即ち、制御出力yの計測値がゼロであれば、逆モデル1/G(s)の出力もゼロとなるため、補正量d*が急激に上昇する。従って、モータトルクが静止摩擦に打ち勝ちモータが回転し始めてから、速度の計測値がゼロ値を離脱するまでの不感帯が微小な時間であっても、その間にモータトルクが過大となり、結果として、駆動対象が急加速してしまうのである。
本発明は、こうした問題に鑑みなされたものであり、不感帯の存在を原因とする駆動対象の急加速を抑制し、滑らかに駆動対象を加速することが可能なモータ制御装置を提供することを目的とする。
かかる目的を達成するためになされた本発明のモータ制御装置は、モータ又はモータによって駆動される駆動対象の速度を計測する計測手段と、当該モータ又は駆動対象の目標速度に応じた上記モータに対する操作量を決定する速度制御手段と、速度制御手段により決定された操作量を補正する補正手段と、補正手段による補正後の操作量に基づき、モータを駆動する駆動手段と、補正手段による補正後の操作量と計測手段により計測された速度の計測値とに基づき、外乱を推定して、当該外乱を抑制する方向に、速度制御手段により求められた操作量を補正するための補正量を決定する外乱抑制手段と、を備える。
また、補正手段は、速度の計測値がゼロ値から離脱するまでは、速度制御手段により決定された操作量に、外乱抑制手段により決定された補正量の一定割合を加算すると共に、予め定められた固定量を加算する手法で、操作量を補正する一方、速度の計測値がゼロ値から離脱した後では、上記手法に代えて、外乱抑制手段により決定された補正量の百パーセントを、速度制御手段により決定された操作量に加算する手法で、操作量を補正する。
このように構成されたモータ制御装置によれば、速度の計測値がゼロ値から離脱するまでは、速度制御手段により決定された操作量に、外乱抑制手段により決定された補正量の一定割合を加算するので、モータ又はモータによって駆動される駆動対象が静止摩擦に打ち勝って動きだしてから、計測手段による速度の計測値がゼロ値を離脱するまでの不感帯において、外乱抑制手段が外乱を過剰に推定し、補正量を過剰に導出しても、速度制御手段により決定された操作量を過剰に補正しなくて済む。従って、このモータ制御装置によれば、モータ又は駆動対象の急加速を抑制することができる。
また、外乱抑制手段が決定する補正量の一定割合しか、速度制御手段により決定された操作量を補正しない場合には、当然のことながら、モータ又は駆動対象が静止摩擦に打ち勝つまでの時間が長くなってしまうが、そのような問題を回避するため、本発明では、速
度の計測値がゼロ値から離脱するまでは、速度制御手段により決定された操作量に、『予め定められた固定量』を加算するようにした。
従って、本発明によれば、モータ又は駆動対象の急加速を抑えつつも、モータ又は駆動対象の動き出しが遅くなってしまうのを回避することができる。即ち、このモータ制御装置によれば、不感帯の存在を原因とする駆動対象の急加速を抑制しつつも、動き出しの遅延を抑えて、滑らかに駆動対象を加速することができる。
尚、『予め定められた固定量』については、静止摩擦に打ち勝ってモータ又は駆動対象が動き出すモータトルクの最小値を実験的に求めることで定めることができる。即ち、上記『固定量』は、実験的に求めた上記モータトルクの最小値に対応する操作量に定められるとよい。このように『固定量』を定めれば、急加速を抑えつつも、モータ又は駆動対象の動き出しを早くすることができる。
また、速度制御手段は、モータ又は駆動対象の速度をフィードバック制御する構成にすることができる。即ち、速度制御手段は、計測手段により計測された速度の計測値と目標速度との偏差に基づき、偏差が縮小する方向にモータに対する操作量を決定する構成にすることができる。
この他、本発明は、外乱抑制手段が、制御出力である上記速度の計測値を、制御対象の伝達関数の逆モデルに入力して得られる当該逆モデルの出力と、モータに加えられる操作量(補正手段による補正後の操作量)との偏差を導出することにより、外乱を推定して、補正量を決定するモータ制御装置に適用されると好ましい(請求項2)。
この外乱抑制手段によれば、不感帯において、上記偏差の上昇に伴い、補正量が過剰に導出されることになるが、本発明を適用すれば、モータ又は駆動対象の急加速を適切に抑制することができる。
また、本発明のモータ制御装置は、印字ユニットを搬送するためのモータを備え、このモータの駆動力により印字ユニットを搬送して、この搬送経路において印字ユニットに対向するシートに、画像を形成する画像形成システムに適用することができる。特に限定すれば、本発明のモータ制御装置は、シートにインク液滴を吐出して画像を形成する印字ユニットを備える画像形成システムに適用されるとよい。
この種の画像形成システムにおいては、印字ユニットが急加速すると、当該急加速に伴って印字ユニットが一時的に傾くことが原因で、印字位置にずれが生じてシートに形成される画像の画質が低下するが、本発明のモータ制御装置により、上記モータを制御して、印字ユニットを搬送すれば、急加速に伴う傾きの発生を抑えることができ、画質の劣化を防止することができる。
プリンタ装置1の構成を表す図である。 キャリッジ搬送機構40及び用紙搬送機構60の構成を表す図である。 CRモータ制御部31が有する速度制御系のブロック図である。 切替器319が実行する処理内容を示したフローチャートである。 CRモータ制御部31が実行するキャリッジ搬送処理の内容を示したフローチャートである。 本発明の制御手法による制御入力及び制御出力(速度)の軌跡と、従来の制御手法による制御入力及び制御出力の軌跡とを、示したグラフである。 従来のモータ制御系900のブロック線図である。 エンコーダを用いた速度計測に関する説明図である。
以下に本発明の実施例について、図面と共に説明する。図1は、インクジェット方式で用紙に画像を形成する本実施例のプリンタ装置1の構成を表すブロック図である。
図1に示すように、本実施例のプリンタ装置1は、CPU11と、CPU11が実行するプログラム等を記憶するROM13と、プログラム実行時に作業領域として使用されるRAM15と、各種設定情報を記憶するEEPROM17と、パーソナルコンピュータ(PC)3に接続され、PC3から送信されてくる印刷指令や当該印刷指令と共に送信されてくる印刷対象データを受信するためのインタフェース19(例えば、USBインタフェース)と、印字制御部20と、モータ制御部30と、を備える。
また、このプリンタ装置1は、インク液滴を吐出するためのノズルが複数配列された記録ヘッド21と、記録ヘッド21を駆動して記録ヘッド21にインク液滴を吐出させるヘッド駆動回路23と、キャリッジ搬送機構40に動力を与えて記録ヘッド21を搭載するキャリッジ41を主走査方向に移動させるCR(キャリッジ)モータ51と、CRモータ51を駆動する駆動回路53と、CRモータ51の回転軸に取り付けられてCRモータ51が所定角度回転する度にパルス信号を出力するエンコーダ55(所謂ロータリエンコーダ)と、を備える。尚、CRモータ51は、直流モータで構成されている。
更に、このプリンタ装置1は、用紙を記録ヘッド21による印字位置に搬送するための構成として、主走査方向に回転軸を有する複数の搬送ローラ61(図2参照)を備え、これらの搬送ローラ61により用紙を挟持し、搬送ローラ61の回転により用紙を副走査方向に搬送する用紙搬送機構60と、用紙搬送機構60が備える搬送ローラ61に動力を与えて搬送ローラ61を回転させるLF(ラインフィード)モータ71と、LFモータ71を駆動する駆動回路73と、LFモータ71の回転軸に取り付けられてLFモータ71が所定角度回転する度にパルス信号を出力するエンコーダ75(ロータリエンコーダ)とを備える。尚、LFモータ71も、CRモータ51と同様、直流モータで構成されている。
また、キャリッジ搬送機構40は、キャリッジ41が、主走査方向に延びるガイド軸(図示せず)に摺動可能に取り付けられると共に、無端ベルト45に連結された構成にされている。図2は、キャリッジ搬送機構40及び用紙搬送機構60の概略構成を表す説明図である。
無端ベルト45は、プーリー47とアイドルプーリー48との間に掛けられており、プーリー47の回転軸に取り付けられたギヤ(図示せず)を通じて、CRモータ51から動力を受ける。即ち、キャリッジ搬送機構40では、プーリー47の回転と共に無端ベルト45が回転することで、キャリッジ41がガイド軸(図示せず)に沿って主走査方向に移動する。
尚、キャリッジ41に搭載される記録ヘッド21は、本実施例において、周知のピエゾ型インクジェットヘッドと同一構成にされており、ヘッド駆動回路23より駆動電圧が印加されると、インク室に隣接する圧電部を変形させて、インク室の容積を変化させることにより、インク室内のインクをノズルから用紙に向けて吐出する。この記録ヘッド21は、上述したように移動するキャリッジ41に搬送されて、主走査方向に移動する。
また、本実施例の用紙搬送機構60は、搬送ローラ61が、LFモータ71の回転力を、ギヤ(図示せず)を介して受けて回転すると、当該搬送ローラ61の回転によって、用紙が副走査方向に移動する構成にされている。
尚、記録ヘッド21を通じた用紙への画像形成時、用紙は、記録ヘッド21が主走査方向に端から端へ移動して主走査方向所定ライン分の画像が用紙に形成される度、搬送ローラ61の回転により、所定量送り出されるようにして、搬送される。
また、印字制御部20は、インタフェース19が外部のPC3から印刷指令及び印刷対象データを受信したことを契機に、CPU11から入力される指令に従って、記録ヘッド21を、ヘッド駆動回路23を通じて制御し、上記印刷対象データに基づいた画像を、記録ヘッド21に対向する用紙に形成する。具体的に、印字制御部20は、周知のプリンタ装置と同様、エンコーダ55から入力されるパルス信号に基づき、キャリッジ41の移動に同期して駆動電圧を記録ヘッド21に印加し、記録ヘッド21にノズルからインク液滴を吐出させる。
この他、モータ制御部30は、CRモータ制御部31及びLFモータ制御部35を備え、CPU11からの指令に従って、CRモータ制御部31によりCRモータ51を制御し、LFモータ制御部35によりLFモータ71を制御する。
具体的に、CRモータ制御部31は、エンコーダ55から入力されるパルス信号に基づき、CRモータ51の回転角速度ωを計測し、この計測結果に基づいて、CRモータ51の回転角速度ωが目標速度ωrとなるように、CRモータ51の回転角速度ωを制御する。この動作によって、CRモータ制御部31は、CRモータ51の回転に連動して移動するキャリッジ41の移動速度を制御する。具体的には、記録ヘッド21が用紙に画像を形成する区域では、キャリッジ41が定速運動するように、キャリッジ41の移動速度を制御する。
一方、LFモータ制御部35は、エンコーダ75から入力されるパルス信号に基づき、LFモータ71の回転量θを計測し、この計測結果に基づいて、LFモータ71の回転量θが目標回転量θrとなるように、LFモータ71の回転量θを制御する。この動作によって、LFモータ制御部35は、LFモータ71の回転に連動して移動する用紙の移動量(送出量)を制御する。
即ち、CPU11は、インタフェース19を通じて印刷指令及び印刷対象データが入力されると、印字制御部20を動作させて、上記印刷対象データに基づく画像を用紙に形成させるためのインク液滴の吐出動作を記録ヘッド21に実行させると共に、CRモータ制御部31を動作させて、キャリッジ41(ひいては記録ヘッド21)を主走査方向に移動させ、更に、キャリッジ41が、主走査方向の移動経路を、端から端まで移動する度に、LFモータ制御部35を動作させて、用紙を所定量副走査方向に移動させることにより、用紙に対して段階的に画像を形成し、原稿に印刷対象データに基づく画像を形成する。
続いて、CRモータ制御部31の構成について詳述する。図3は、CRモータ制御部31が有する速度制御系の構成を表すブロック図である。図3に示すように、CRモータ制御部31は、速度制御系として、速度検出器311と、目標速度指令部312と、偏差出力器313と、速度制御器314と、補正器315と、補償トルク生成器316と、外乱オブザーバ317と、出力減衰器318と、切替器319と、を備える。
速度検出器311は、エンコーダ55から入力されるパルス信号に基づき、CRモータ51の回転角速度ωを計測し、回転角速度ωの計測値ωmを示す計測信号を、偏差出力器313及び外乱オブザーバ317及び切替器319に入力するものである。
一方、目標速度指令部312は、予め定められた目標プロファイルに従って、目標速度ωrを示す目標指令信号を、偏差出力器313に入力する構成にされている。尚、目標プ
ロファイルが示す目標速度ωrは、周知のインクジェットプリンタと同様、加速領域、定速領域、減速領域を有し、キャリッジ41がインク液滴を吐出して用紙に画像を形成する区域では、キャリッジ41が定速運動するように、設定されている。
また、偏差出力器313は、速度検出器311から入力される回転角速度ωの計測信号と、目標速度指令部312から入力される目標指令信号とに基づき、目標速度ωrと回転角速度ωの計測値ωmとの偏差e=ωr−ωmを示す信号である偏差信号を、速度制御器314に入力する構成にされている。
この他、速度制御器314は、偏差出力器313から入力される偏差信号に基づき、偏差eが縮小する方向の操作量(制御入力)u0を求めて、当該操作量(制御入力)u0を示す制御入力信号を、補正器315に入力する構成にされている。尚、本実施例では、CRモータ51を電流制御する構成を採用しており、速度制御器314は、操作量u0としてCRモータ51への入力電流を示す制御入力信号を補正器315に入力する。
また、補正器315は、補償トルク生成器316から入力される補正信号及び出力減衰器318を介して外乱オブザーバ317から入力される補正信号に基づき、速度制御器314から入力される制御入力信号(操作量u0)を補正し、補正後の制御入力信号(操作量uc)を、駆動回路53に入力する構成にされている(詳細後述)。
駆動回路53は、補正器315から入力される、この制御入力信号が示す操作量ucに対応した電流量にて、CRモータ51を駆動することにより、外乱の影響を抑え、目標速度ωrで、CRモータ51が回転運動するように、CRモータ51を駆動する。これによって、本実施例では、キャリッジ41の移動速度を制御する。
また、外乱オブザーバ317は、周知の外乱オブザーバと同様、補正器315から駆動回路53に入力される制御入力信号を取得し、この制御入力信号と、速度検出器311から入力される計測信号とに基づき、外乱を推定し、外乱を抑制するための補正信号を生成する構成にされている。
具体的には、計測信号を制御対象の伝達関数G(s)の逆モデル1/G(s)に入力して得られる逆モデル1/G(s)の出力d1=(1/G(s))・ωmと、補正器315から駆動回路53に入力される制御入力信号が示す操作量ucとの偏差d0=uc−d1に対応する信号を、外乱抑制のための補正信号として生成し、この補正量d0=uc−d1を示す補正信号を、ローパスフィルタにてフィルタ処理する。そして、フィルタ処理後の補正信号を出力減衰器318に入力する。
尚、キャリッジ搬送機構40に接続されたCRモータ51の運動系を剛体モデルで表現すると、この運動系は、次式で表すことができる。
J・(dω/dt)=K・i
上式において、iはCRモータ51への入力電流、Kはトルク定数、Jは慣性モーメントである。従って、iを制御入力(操作量)uとし、ωを制御出力yとすれば、CRモータ51の伝達関数G(s)は、次式で表すことができる。但し、sは、ラプラス演算子である。
G(s)=K/(J・s)
外乱オブザーバ317は、例えば、伝達関数G(s)を上式に設定して、上記補正信号を生成する構成にすることができる。
また、出力減衰器318は、予めゼロ以上1以下に設定されたゲインAで外乱オブザー
バ317から入力される補正信号を減衰出力し、補正器315に入力する構成にされたものである。この出力減衰器318からは、外乱オブザーバ317から入力される補正量d*の補正信号に対して、補正量A・d*の補正信号が出力される。尚、ゲインAは、後述する切替器319によって、状況に応じた値に設定される。
この他、補償トルク生成器316は、切替器319により予め設定された固定の補正量Cを示す補正信号を、補正器315に入力する構成にされている。尚、以下では、この補正量Cを補償トルクCと表現する。
即ち、補正器315は、補償トルク生成器316から入力される補正信号及び出力減衰器318を介して外乱オブザーバ317から入力される補正信号に基づき、速度制御器314から入力される操作量u0の制御入力信号を補正し、操作量uc=u0+A・d*+Cの制御入力信号を、駆動回路53に入力する。
また、切替器319は、出力減衰器318のゲインA及び補償トルク生成器316の補償トルクCの設定値を、状況に応じて切り替える構成にされている。具体的に、切替器319は、速度検出器311から入力される計測信号に基づいて、計測値ωmがゼロから離脱する前の期間(即ち、ωm=0である期間)と、計測値ωmがゼロから離脱した後の期間(即ち、ωm>0である期間)とで、異なるゲインA及び補償トルクCを設定する。図4は、切替器319が実行する処理の内容を表したフローチャートである。切替器319は、図4に示す処理を繰返し実行することにより、上述した切替動作を実現する。
即ち、切替器319は、計測値ωm=0である場合(S110でYes)、出力減衰器318のゲインAを、予め設計段階で定められた条件式0<Aob<1を満足する定数Aobに設定すると共に(S120)、補償トルク生成器316の補償トルクCを、予め設計段階で定められた定数Csfに設定する(S130)。
一方、切替器319は、計測値ωm>0である場合(S110でNo)、出力減衰器318のゲインAを、値1に設定すると共に(S140)、補償トルク生成器316の補償トルクCを、値0に設定する(S150)。
このようにして、切替器319は、計測値ωmがゼロから離脱するまでは、速度制御器314により決定された操作量u0に、外乱オブザーバ317により決定された補正量d*の一定割合A・d*を加算すると共に、予め定められた固定の補正量Cを加算する手法で、操作量u0を補正し、計測値ωmがゼロから離脱した後では、固定の補正量Cを加算せず、外乱オブザーバ317により決定された補正量d*の百パーセントを、速度制御器314により決定された操作量u0に加算する手法で、操作量u0を補正する。
尚、上述の定数Aobは、キャリッジ41の動き出しまでの時間に影響を及ぼすと共に、動き出し時の加速度の精度に影響を与える。従って、設計者は、許容可能な初期加速度の精度と、許容可能な動き出しまでの所要時間とを考慮し、実験等で、この定数Aobを定めることになる。
また、定数Csfについては、CRモータ51に作用する静止摩擦力の最小値を、実験的に求めて、この最小値に丁度打ち勝つだけのモータトルクが生じる操作量を、当該Csfに定めるのがよい。具体的に、上記静止摩擦力の最小値は、プリンタ装置1の個体差及び経時変化等を考慮に入れた様々な条件で静止摩擦力を求め、これら実験値の集合の中から、最小値を抽出することにより求めることができる。
以上、CRモータ制御部31における各部位の構成を、個別に説明したが、CRモータ
制御部31は、CPU11からの指令を受けてキャリッジ41の搬送を開始すると、図5に示すように、切替器319によるゲインA及び補償トルクCの設定動作(S100)、及び、これらのゲインA及び補償トルクCに基づいた操作量ucの出力動作(S200)を、CRモータ51の停止条件が満足されるまで繰返し実行し、CRモータ51の停止条件が満足されると(S300でYes)、CRモータ51の停止処理を行って(S400)、CRモータ51を停止させる処理を行う。このようにして、CRモータ制御部31は、CRモータ51を制御し、キャリッジ41を、主走査方向に端から端まで移動させる。
以上、本実施例のプリンタ装置1の構成について説明したが、このプリンタ装置1では、CRモータ51の動き出しから、速度検出器311に2パルス分のエンコーダ信号が入力されて速度検出器311がCRモータ51の速度を検出するまでの不感帯の存在を考慮して、計測値ωmがゼロ値から離脱するまでは、速度制御器314により決定された操作量u0に、外乱オブザーバ317により決定された補正量d*の一定割合A・d*を加算すると共に、予め定められた固定の補正量Cを加算する手法で、操作量u0を補正するようにした。
従って、本実施例によれば、不感帯において、外乱オブザーバ317が外乱を過剰に推定し、補正量d*を過剰に導出しても、速度制御器314により求められた操作量u0を過剰に補正しなくて済み、CRモータ51ひいてはキャリッジ41の急加速を抑制することができる。
また、本実施例では、外乱オブザーバ317からの補正信号を減衰させるのに伴い、このままでは、CRモータ51が静止摩擦に打ち勝つまでの時間が長くなってしまうところ、補償トルクCを用いることにより、操作量u0を、CRモータ51及びキャリッジ41が急加速しない範囲で、一定量大きく補正し、CRモータ51が静止摩擦に打ち勝つまでの時間を短縮するようにした。
従って、本実施例によれば、CRモータ51及びキャリッジ41の急加速を抑えつつも、CRモータ51及びキャリッジ41の動き出しが遅くなってしまうのを回避することができる。即ち、本実施例のプリンタ装置1によれば、不感帯の存在を原因とするキャリッジ41の急加速を抑制しつつも、動き出しの遅延を抑え、滑らかにキャリッジ41を加速させることができる。
尚、図6は、本発明の制御手法による制御入力及び制御出力(速度)の軌跡と、従来の制御手法による制御入力及び制御出力の軌跡とを、示したグラフである。
具体的に、図6(a)は、本発明の手法によるキャリッジ41の搬送開始時からのCRモータ51の回転角速度(換言すればキャリッジ41の移動速度)の軌跡を表すグラフである。また、図6(b)は、図6(a)に対応する加速度の軌跡を表すグラフであり、図6(c)は、図6(a)に対応するCRモータ51への操作量ucの軌跡(破線)及び補償トルクCの軌跡(実線)を表すグラフである。
また、図6(d)は、従来手法によるキャリッジの搬送開始時からのCRモータの回転角速度(換言すればキャリッジの移動速度)の軌跡を表すグラフであり、図6(e)は、図6(d)に対応する加速度の軌跡を表すグラフであり、図6(f)は、図6(d)に対応するCRモータへの操作量ucの軌跡(破線)を表すグラフである。
図6に示すように、本発明の手法によれば、従来手法よりも、CRモータ51(キャリッジ41)の動き出し初期において、急加速を抑えることができ、その結果としてキャリッジ41が傾いてしまうの抑えることができる。
尚、急加速するとキャリッジ41が傾いてしまう理由は、図2に示すように、急加速すると、力の作用点である無端ベルト45とキャリッジ41との接続点が先行して主走査方向に移動し、力の作用点とは反対側の端部の動き出しが遅れるためである。本実施例によれば、急加速を防止することができるので、このようなキャリッジ41の傾きを抑えることができる。
また、この結果として、記録ヘッド21がインク液滴吐出領域に移動した時点でも、キャリッジ41の傾きが回復しないことで、キャリッジ41と同じように傾いた状態の記録ヘッド21から吐出されるインク液滴の着弾点に誤差が生じ、用紙に形成される画像の画質が低下するのを防止することができる。
ところで、本発明は、上記実施例に限定されるものではなく、種々の態様を採ることができる。例えば、上記実施例では、エンコーダ55としてロータリエンコーダを用いた例を説明したが、エンコーダ55としては、ロータリエンコーダに代えて、リニアエンコーダを用いてもよい。
即ち、プリンタ装置1には、キャリッジ41の移動経路に沿って、スリットが一定の微小間隔で形成されたタイミングスリットを設けると共に、タイミングスリットに形成されたスリットの間隔を読み取ってキャリッジの位置に対応したパルス信号を出力するセンサ素子を、キャリッジ41に設けることによって、プリンタ装置1にキャリッジ41の位置を検出するためのリニアエンコーダを設けてもよい。
この場合には、リニアエンコーダのパルス信号に基づき、速度検出器311にて、キャリッジ41の速度を計測し、この計測値を用いてCRモータ51を制御することになる。
また、「特許請求の範囲」記載の各手段と上記実施例との対応関係は、次の通りである。即ち、計測手段は、エンコーダ55及び速度検出器311に対応し、速度制御手段は、目標速度指令部312及び偏差出力器313及び速度制御器314に対応し、補正手段は、補正器315及び補償トルク生成器316及び出力減衰器318及び切替器319に対応する。そして、駆動手段は、駆動回路53に対応し、外乱抑制手段は、外乱オブザーバ317に対応する。
この他、印字ユニットは、記録ヘッド21及びキャリッジ41に対応し、印字ユニットを搬送するためのモータは、CRモータ51に対応する。
1…プリンタ装置、11…CPU、13…ROM、15…RAM、17…EEPROM、19…インタフェース、20…印字制御部、21…記録ヘッド、23…ヘッド駆動回路、30…モータ制御部、31…CRモータ制御部、35…LFモータ制御部、40…キャリッジ搬送機構、41…キャリッジ、45…無端ベルト、47,48…プーリー、51,71…モータ、53,73…駆動回路、55,75…エンコーダ、60…用紙搬送機構、61…搬送ローラ、311…速度検出器、312…目標速度指令部、313…偏差出力器、314…速度制御器、315…補正器、316…補償トルク生成器、317…外乱オブザーバ、318…出力減衰器、319…切替器

Claims (3)

  1. モータ制御装置であって、
    モータ又はモータによって駆動される駆動対象の速度を計測する計測手段と、
    前記モータ又は前記駆動対象の目標速度に応じた前記モータに対する操作量を決定する速度制御手段と、
    前記速度制御手段により決定された操作量を補正する補正手段と、
    前記補正手段による補正後の操作量に基づき、前記モータを駆動する駆動手段と、
    前記補正手段による補正後の操作量と前記計測手段により計測された前記速度の計測値とに基づき、外乱を推定して、当該外乱を抑制する方向に前記速度制御手段により求められた操作量を補正するための補正量を決定する外乱抑制手段と、
    を備え、
    前記補正手段は、前記速度の計測値がゼロ値から離脱するまでは、前記速度制御手段により決定された前記操作量に、前記外乱抑制手段により決定された補正量の一定割合を加算すると共に、予め定められた固定量を加算する手法で、前記操作量を補正する一方、前記速度の計測値がゼロ値から離脱した後では、前記手法に代えて、前記外乱抑制手段により決定された補正量の百パーセントを、前記速度制御手段により決定された操作量に加算する手法で、前記操作量を補正する構成にされていること
    を特徴とするモータ制御装置。
  2. 前記外乱抑制手段は、前記速度の計測値を、制御対象の伝達関数の逆モデルに入力して得られる当該逆モデルの出力と、前記補正手段による補正後の操作量との偏差を導出することにより、外乱を推定して、前記補正量を決定する手段であること
    を特徴とする請求項1記載のモータ制御装置。
  3. 印字ユニットを搬送するためのモータを備え、前記モータの駆動力により前記印字ユニットを搬送して、この搬送経路において前記印字ユニットに対向するシートに、画像を形成する画像形成システムであって、
    請求項1又は請求項2記載のモータ制御装置を備え、このモータ制御装置により、前記モータを制御して、前記印字ユニットを搬送することを特徴とする画像形成システム。
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