JP5168064B2 - 制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、駆動対象の速度制御を行う制御装置に関する。
従来、駆動対象の速度制御を行う制御装置としては、駆動対象の速度を計測すると共に、当該計測により得られた駆動対象の実速度と目標速度との偏差Eに基づき、偏差Eがゼロとなるような駆動対象に対する操作量Uを求めて、駆動対象を目標速度に制御する制御装置(所謂フィードバック制御系)が知られている。
また、この種の制御装置としては、偏差Eから求めた操作量に、目標速度の一階時間微分をフィードフォワード的に作用させることで、上記操作量Uを補正し、補正後の操作量Uで駆動対象を駆動することにより、速度制御を行う制御装置(所謂二自由度制御系)が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開平5−91774号公報
ところで、駆動対象の速度制御を行う際に、従来の二自由度制御系を採用する場合には、目標速度の一階時間微分にゲインを乗じたものを、偏差Eから求めた操作量Uに加算して、操作量Uを補正することで、速度制御の精度を向上させることになる。
しかしながら、静止する駆動対象を定速状態に移行させるまでの速度制御を行う制御装置においては、上記ゲインを大きくすると、駆動対象が定速状態に移行する加速終了期に、目標速度に対する実速度のオーバーシュートが発生する一方、上記ゲインを小さくすると、静止状態からの加速初期において目標速度に対する追従性が悪くなるといった問題があった。
本発明は、こうした問題に鑑みなされたものであり、静止する駆動対象を定速状態に移行させるまでの速度制御を行う制御装置において、加速終了期のオーバーシュートを抑えつつも、加速初期から精度よく速度制御することが可能な技術を提供することを目的とする。
かかる目的を達成するためになされた本発明は、静止する駆動対象を定速状態に移行させるまでの速度制御を行う制御装置であって、駆動対象の現在速度Vmを検出する速度検出手段と、フィードバック操作量算出手段と、フィードフォワード操作量算出手段と、操作量加算手段と、駆動手段と、を備える。
フィードバック操作量算出手段は、各時刻での速度指令値を規定する速度指令関数に基づき、現在時刻の速度指令値Vrと、速度検出手段により検出された現在速度Vmとの偏差(Vr−Vm)を算出し、算出した偏差(Vr−Vm)を、所定の伝達関数に入力して、フィードバック操作量Ufbを算出する。
一方、フィードフォワード操作量算出手段は、速度指令関数の一階時間微分に基づく現在時刻の加速度指令値Arに、所定のゲインKaを乗じた値Ka・Arと、速度指令関数の二階時間微分に基づく現在時刻の躍度指令値Jrに、所定のゲインKjを乗じた値Kj・Jrと、の加算値(Ka・Ar+Kj・Jr)を、フィードフォワード操作量Uffとして算出する。
操作量加算手段は、このようにしてフィードフォワード操作量算出手段により算出されたフィードフォワード操作量Uffとフィードバック操作量算出手段により算出されたフィードバック操作量Ufbとに基づき、フィードフォワード操作量Uffとフィードバック操作量Ufbとの加算値(Uff+Ufb)を、算出する。
そして、駆動手段は、操作量加算手段により算出された加算値(Uff+Ufb)に対応する動力を駆動対象に与えて、駆動対象を駆動する。
また、上記速度指令関数は、静止する駆動対象の駆動方向(移動方向)を正方向としたときに、制御開始時刻での躍度指令値が正の値となる関数により定められている。
このように構成された制御装置によれば、制御開始時刻での躍度指令値が正の値であるので、正の値(Kj・Jr)が、フィードバック操作量Ufbに加算されることになり、結果として、駆動対象に対する操作量が大きくなる。よって、この制御装置によれば、駆動対象が動き出し時に静止摩擦から抜け出しやすくなり、加速初期における実速度の速度指令関数に対する追従性が向上する。
また、この制御装置によれば、躍度指令値Jrによって加速初期における操作量を調整するので、加速指令値Arに対するゲインKaを大きくしなくても、追従性を向上させることができ、結果として、オーバーシュートの発生を抑えることができる。
即ち、本発明によれば、躍度指令値を用いて速度制御を行うばかりでなく、制御開始時刻での躍度指令値を正の値としているので、従来の問題を解消して、良好な制御結果を得ることができる。
尚、上述の速度指令関数は、具体的に、制御開始時刻から速度指令値の変化量がゼロとなる加速終了時刻までの時間領域において、複数種類の関数を時間方向に連結することにより、構成されるとよい。更に、速度指令関数を構成する複数種類の関数の内、制御開始時刻からの速度指令値を規定する先頭の関数は、躍度指令値が初期値(正の値)から単調減少する関数に定められるとよ
速度指令関数が、このように構成された制御装置によれば、駆動対象が静止摩擦を抜けるまでは、値(Kj・Jr)により、駆動対象に対する操作量を、フィードバック操作量Ufbから大きい値に調整することができる一方で、駆動対象が静止摩擦を抜けた後には、操作量を減少させる方向に調整することができる。結果、駆動対象の実速度の速度指令関数に対する追従性を一層良好にすることができ、高精度に駆動対象を速度制御することができる。
また、速度指令関数を構成する複数種類の関数の内、加速終了時刻までの速度指令値を規定する末尾の関数は、躍度指令値が負の値となる関数により定められるとよい。
このように構成された制御装置によれば、加速終了期(加速終了時刻直前)において、負の値(Kj・Jr)が、フィードバック操作量Ufbに加算されることになり、結果として、駆動対象に対する操作量が小さくなる。従って、駆動対象が定速状態に移行するときに、駆動対象の速度が速度指令値に対してオーバーシュートするのを抑制することができる。
また、速度指令関数は、加速度指令値がピーク値で所定時間一定値を採る関数により定められるとよい。速度指令関数がこのように構成された制御装置によれば、駆動手段により駆動対象に作用させる動力の最大出力を抑えることができて、高出力の駆動手段を利用しなくても、駆動対象を高精度に速度制御することができる。
また、速度指令関数は、先頭の関数から順に、三角関数、一次関数、及び、二次関数を、時間方向に連結して定められるとよい。このような関数を採用すれば、制御開始時刻での躍度指令値を正の値としつつ躍度指令値が単調減少するように、先頭関数を定めることができると共に、一次関数により、加速度指令値がピーク値で所定時間一定値を採るようにすることができる。
更に、末尾の関数を、二次関数とすれば、加速終了期において滑らかに定速状態に移行可能な速度指令関数を設計できると共に、末尾の関数を、二階時間微分で定まる躍度指令値が負の値となる関数に定めることができる。従って、高精度な速度制御を実現することができる。
以下に本発明の実施例について、図面と共に説明する。
図1は、本実施例のプリンタ装置1の電気的構成を表すブロック図である。
本実施例のプリンタ装置1は、CPU11と、CPU11が実行するプログラム等を記憶するROM13と、プログラム実行時に作業領域として使用されるRAM15と、各種設定情報を記憶するEEPROM17と、パーソナルコンピュータ(PC)3から送信されてくる印刷指令や当該印刷指令と共に送信されてくる印刷対象データを受信するためのインタフェース19(例えば、USBインタフェース)と、印字制御部21と、モータ制御部30と、を備える。
また、このプリンタ装置1は、インク液滴を吐出するためのノズルが複数配列された記録ヘッド23と、記録ヘッド23を駆動するためのヘッド駆動回路25と、キャリッジ搬送機構40と、用紙搬送機構60と、キャリッジ搬送機構40が備えるCRモータ43を駆動するためのCRモータ駆動回路51と、CRモータ43によって駆動されるキャリッジ41の位置に対応してパルス信号を出力するCRエンコーダ53と、用紙搬送機構60が備えるLFモータ63を駆動するためのLFモータ駆動回路71と、LFモータ63が所定角度回転する度にパルス信号を出力するロータリーエンコーダからなるLFエンコーダ73と、を備える。
キャリッジ搬送機構40は、図2に示すように、記録ヘッド23を主走査方向に搬送するキャリッジ41や、キャリッジ41を主走査方向に移動させるための直流モータであるCRモータ43等を備え、キャリッジ41がガイド軸42に沿って主走査方向に移動可能に設置され、キャリッジ41が、無端ベルト44に連結された構成にされている。図2は、プリンタ装置1が備えるキャリッジ搬送機構40の構成を表す斜視図である。
このキャリッジ搬送機構40において、無端ベルト44は、直流モータであるCRモータ43の回転軸に設けられたプーリー45と、アイドルプーリー(図示せず)との間に掛けられており、CRモータ43の回転力を、プーリー45を介して受けて、回転する。
即ち、キャリッジ搬送機構40は、CRモータ43の回転力を受けて、無端ベルト44が回転することにより、キャリッジ41が、キャリッジ搬送路を構成するガイド軸42に沿って、主走査方向に移動する構成にされている。
また、プリンタ装置1には、ガイド軸42に沿って、スリットが一定の微小間隔で形成されたタイミングスリット47が設けられ、タイミングスリット47に形成されたスリットの間隔を読み取ってキャリッジ41の位置に対応したパルス信号を出力するセンサ素子48が、キャリッジ41に設けられている。即ち、本実施例においては、タイミングスリット47とセンサ素子48とにより、リニアエンコーダとしてのCRエンコーダ53が構成されている。
また、記録ヘッド23は、周知のピエゾ型インクジェットヘッドと同一構成にされ、駆動電圧が印加されると、インク室に隣接する圧電部を変形させて、インク室の容積を変化させることにより、インク室内のインクをノズルから用紙に向けて吐出する構成にされている。この記録ヘッド23は、キャリッジ41に搭載されており、キャリッジ41に搬送されて、主走査方向に移動する。
また、用紙搬送機構60は、用紙Pを副走査方向に搬送するための搬送ローラ61や搬送ローラ61を回転させるための直流モータであるLFモータ63等を備え、LFモータ63により搬送ローラ61を回転させることで、用紙Pを、記録ヘッド23のノズルと対向する記録ヘッド23の下方に向けて、主走査方向とは直交する副走査方向に搬送する構成にされている。
また、印字制御部21は、CPU11の指令によって動作を開始すると、CRエンコーダ53から入力されるパルス信号及びCPU11から入力される画像データに基づき、記録ヘッド23を、ヘッド駆動回路25を通じて制御し、CPU11から入力される画像データに応じた画像を、用紙Pに形成する。
具体的に、印字制御部21は、周知のプリンタ装置と同様、CRエンコーダ53から入力されるパルス信号に基づき、キャリッジ41の移動に同期して駆動電圧を記録ヘッド23に印加し、記録ヘッド23に、ノズルからインク液滴を吐出させる。
この他、モータ制御部30は、CRモータ制御部31及びLFモータ制御部33を備え、CPU11の指令によって動作を開始すると、CRモータ制御部31によりCRモータ43を制御し、LFモータ制御部33によりLFモータ63を制御する。
即ち、CRモータ制御部31は、CPU11からの指令を受けて動作すると、CRエンコーダ53から入力されるパルス信号に基づき、キャリッジ41の移動速度(実速度)を検出し、その検出速度Vmと予め与えられた速度指令値Vrが一致するように、CRモータ43に対する操作量U(駆動電圧又は駆動電流)を決定して、キャリッジ41の移動速度を制御する。このようにして、CPU11から指定された搬送方向に、キャリッジ41が速度指令値Vrに対応する速度で移動するように制御する(詳細後述)。
一方、LFモータ制御部33は、CPU11からの指令を受けて動作し、CPU11から指定された量、用紙Pを送り出すように、LFモータ63を制御する構成にされている。具体的に、LFモータ制御部33は、LFエンコーダ73から入力されるパルス信号に基づき、LFモータ63に対する操作量を決定して、用紙Pが上記指定された量、送り出されるように、LFモータ63を制御する。
図3は、CPU11が、PC3からインタフェース19を通じて、印刷指令を受信すると、実行する印刷制御処理を表すフローチャートである。モータ制御部30は、CPU11が印刷制御処理を開始すると、CPU11から入力される指令を受けて、CRモータ43及びLFモータ63を制御する。
印刷制御処理を開始すると、CPU11は、キャリッジ41の搬送方向を「正方向」に設定すると共に(S110)、用紙搬送機構60に、用紙Pの給紙動作を実行させ(S115)、更に、CRモータ制御部31に対して指令入力し、キャリッジ41を、初期位置まで移動させる(S120)。尚、キャリッジ41は、キャリッジ搬送路を構成するガイド軸42に規制されて主走査方向に一次元的に移動するが、ここでは、キャリッジ41のホームポジションを上流側端点とする搬送方向を「正方向」と定義する。上記初期位置は、ホームポジションよりも下流に設定される。
更に、CPU11は、給紙された用紙Pにおける印字領域の先頭(印字対象の領域の副走査方向先頭)が、記録ヘッド23下方のインク吐出位置に到達するまで、用紙Pを副走査方向に搬送するように、LFモータ制御部33に対して指令入力する(S130)。
S130の処理後には、印字制御部21及びCRモータ制御部31に対して指令入力することにより、印字制御部21及びCRモータ制御部31に、1パス分の画像形成動作を実行させる(S140)。
尚、「1パス分の画像形成動作」とは、キャリッジ41を主走査方向に片道分移動させると共に、この際にインク液滴を記録ヘッド23に吐出させることにより、用紙Pに所定ライン数分の画像を形成する動作のことを言う。「1パス分の画像形成動作」にて画像形成可能なライン数は、記録ヘッド23の能力による。
S140の処理について詳述すると、ここでは、印字制御部21に対して、キャリッジ搬送路における画像形成開始位置及び画像形成終了位置を指定すると共に、画像形成開始位置から画像形成終了位置までの間で画像形成すべき画像データを与えることにより、印字制御部21にヘッド駆動回路25を通じて記録ヘッド23を制御させ、画像形成開始位置から画像形成終了位置までをキャリッジ41が移動する間に、記録ヘッド23が画像データに対応するインク液滴の吐出動作を、キャリッジ41の移動に併せて実行するようにする。
一方、CRモータ制御部31に対しては、S110又はS170で設定した搬送方向を、キャリッジ41の搬送方向として指定すると共に、キャリッジ41の目標停止位置Xeを指定することにより、CRモータ制御部31に、上記指定した搬送方向にキャリッジ41を搬送させて、目標停止位置Xeでキャリッジ41が停止するように、CRモータ43を制御させる。
また、S140での1パス分の画像形成動作が終了すると、CPU11は、S150に移行し、用紙1頁分の画像形成動作が完了したか否かを判断し、用紙1頁分の画像形成動作が完了していないと判断すると(S150でNo)、S160に移行する。
そして、S160では、LFモータ制御部33に指令入力することにより、LFモータ制御部33に、用紙搬送機構60を通じて、用紙Pを1パス分の距離、副走査方向下流に搬送させる。尚、ここでいう「1パス分の距離」は、S140における「1パス分の画像形成動作」によって用紙Pに形成可能な画像の副走査方向の長さに対応する。
また、S160での処理を終えると、CPU11は、キャリッジ41の搬送方向を現在設定されている方向とは逆方向に設定する。即ち、現在の設定値が「正方向」であれば、搬送方向を「負方向」に設定し、現在の設定値が「負方向」であれば、搬送方向を「正方向」に設定する(S170)。
その後、CPU11は、S140に移行して、印字制御部21及びCRモータ制御部31に、上述した「1パス分の画像形成動作」を実行させる。また、この処理を終えると、S150に移行して、用紙1頁分の画像形成動作が完了したか否かを判断し、完了していない場合には、S160に移行して同様の処理を繰り返す。
即ち、CPU11は、CRモータ制御部31を通じて、キャリッジ41を、主走査方向に往復運動させ、用紙P上をキャリッジ41が主走査方向に通過する際には、上述した印字制御部21の動作により、記録ヘッド23からインク液滴を用紙Pに吐出することにより、用紙Pに、印刷指令と共にPC3から受信した画像データに基づく画像を、形成する。具体的に、キャリッジ41は、搬送方向が「正方向」であるときの上記初期位置と、目標停止位置Xeとの間を往復運動することになる。
そして、用紙1頁分の画像形成動作が完了したと判断すると(S150でYes)、CPU11は、S180に移行し、用紙搬送機構60に、用紙Pの排紙動作を実行させる(S180)。また、S180での処理を終えると、次頁の画像データがあるか否かを判断し(S190)、次頁の画像データがあると判断すると(S190でYes)、S110に移行して、次頁の画像形成を、上述した手順と同様に実行する。一方、次頁の画像データがないと判断すると(190でNo)、CPU11は、CRモータ制御部31に対して指令入力して、キャリッジ41をホームポジションまで移動させた後(S195)、当該印刷制御処理を終了する。
続いて、CRモータ制御部31の構成について、図4〜図9を用いて説明する。図4は、CRモータ制御部31の構成を表す機能ブロック図である。
本実施例のCRモータ制御部31は、キャリッジ41を速度制御するための構成として、指令生成部310と、フィードバック(FB)操作量算出部311と、フィードフォワード(FF)操作量算出部314と、加算器318と、速度検出部319と、を備える。
指令生成部310は、予め定められた速度指令関数f(t)に従って、速度指令値Vrを出力すると共に、速度指令関数f(t)の一階時間微分で定まる加速度指令関数に従って、加速度指令値Arを出力し、更には、速度指令関数f(t)の二階時間微分で定まる躍度指令関数に従って、躍度指令値Jrを出力する構成にされている。
一方、フィードバック操作量算出部311は、減算器312及び速度制御器313を備え、指令生成部310から入力される速度指令値Vr及び速度検出部319から入力されるキャリッジ41の検出速度Vmに基づき、CRモータ43に対する操作量として、フィードバック操作量Ufbを算出する構成にされている。
具体的に、減算器312は、指令生成部310から入力される速度指令値Vrを、速度検出部319から入力されるキャリッジ41の検出速度Vmで減算して、偏差E=Vr−Vmを求め、この偏差Eを速度制御器313に出力する構成にされている。
また、速度制御器313は、減算器312から入力される偏差Eを、所定の伝達関数Gに入力してフィードバック操作量Ufbを求め、このフィードバック操作量Ufbを、加算器318に出力する構成にされている。尚、伝達関数Gは、偏差Eを縮小する方向の操作量(フィードバック操作量Ufb)を算出するものであり、周知の手法で設計される。
この他、フィードフォワード操作量算出部314は、指令生成部310から入力される加速度指令値Ar及び躍度指令値Jrに基づき、CRモータ43に対する操作量として、フィードフォワード操作量Uffを算出する構成にされており、乗算器315,316及び加算器317を備える。
乗算器315は、指令生成部310から入力される加速度指令値Arに、予め定められたゲインKaを乗じた値(Ka・Ar)を出力し、乗算器316は、指令生成部310から入力される躍度指令値Jrに、予め定められたゲインKjを乗じた値(Kj・Jr)を出力する構成にされている。但し、ゲインKa,Kjは、ゼロより大きい正の値で定められる。
一方、加算器317は、乗算器315の出力値(Ka・Ar)及び乗算器316の出力値(Kj・Jr)を加算して、フィードフォワード操作量Uffを算出する構成にされている。
Uff=Ka・Ar+Kj・Jr
また、加算器318は、フィードバック操作量算出部311から入力されるフィードバック操作量Ufbに、フィードフォワード操作量算出部314から入力されるフィードフォワード操作量Uffを、加算することにより、フィードバック操作量Ufbを補正し、補正後の操作量Uを、CRモータ駆動回路51に出力する構成にされている。
U=Uff+Ufb
尚、加算器318からの操作量Uを受けるCRモータ駆動回路51は、入力された操作量Uに対応する駆動電圧又は駆動電流で、CRモータ43を駆動する。但し、加算器318は、CPU11からCRモータ制御部31に対してキャリッジ41の搬送方向として「正方向」が指定されている場合、上記操作量Uを、そのままCRモータ駆動回路51に出力するが、キャリッジ41の搬送方向として「負方向」が指定されている場合、上記補正後の操作量Uの符号(+/−)を反転させたものを、CRモータ駆動回路51に出力して、CRモータ43の回転方向が、「正方向」とは逆方向となるようにし、キャリッジ41が「負方向」に搬送されるようにする。
また、速度検出部319は、CRエンコーダ53から入力される上記パルス信号としてのA相信号及びB相信号の内、一方の信号におけるパルスエッジ間の時間間隔を計測することにより、計測した時間間隔の逆数を、キャリッジ41の実速度として検出し、これを、キャリッジ41の検出速度Vmとして出力する構成にされている。この速度検出部319から出力される検出速度Vmは、上述した減算器312に入力される。
ところで、指令生成部310が速度指令値Vrの出力に用いる上記速度指令関数f(t)は、加速区間において、複数種類の関数が時間方向に連結されてなる。具体的に、本実施例の速度指令関数f(t)は、三つの関数f1(t),f2(t),f3(t)が時間方向に連結されてなる。また、先頭の関数f1(t)は、二階時間微分が正の値を採る単調減少関数で定められ、中央の関数f2(t)は、一階時間微分が定数となる関数で定められ、末尾の関数f3(t)は、二階時間微分が負の値を採る関数で定められている。
即ち、本実施例では、キャリッジ41を静止位置から定速状態に移行させるまでの加速区間が、図5に示すように、第一加速区間、第二加速区間、及び、第三加速区間の三つの区間に分割されており、第一加速区間から第三加速区間までの各区間では、第一関数f1(t)、第二関数f2(t)、及び、第三関数f3(t)に基づく速度指令値Vrが順に出力される。図5は、本実施例におけるキャリッジ41の搬送態様を表した説明図である。
尚、これらの各区間は、時間により定められており、指令生成部310は、図6に示す搬送制御処理を実行することにより、制御開始時刻(換言すれば、搬送制御処理開始時刻)t=0から第一加速区間の終了時刻T1が経過するまでの時間、第一関数f1(t)に従う速度指令値Vrを出力し、第一加速区間の終了時刻T1から、第二加速区間の終了時刻T2が経過するまでの時間、第二関数f2(t)に従う速度指令値Vrを出力し、第二加速区間の終了時刻T2から、第三加速区間の終了時刻T3が経過するまでの時間、第三関数f3(t)に従う速度指令値Vrを出力する。
図6は、S140でCPU11から入力される指令に従って、指令生成部310が実行する搬送制御処理を表すフローチャートである。
図6に示す搬送制御処理を開始すると、指令生成部310は、まず、当該搬送制御処理の開始時刻である制御開始時刻t=0から、予め定められた上記第一加速区間の終了時刻T1が経過するまでの期間、式(1)で定まる第一関数f1(t)に従って、各時刻の速度指令値Vrを出力する(S210,S220)。
尚、速度V1は、正の値を採る定数であり、設計段階で定められる。そして、式(1)に従う速度指令値Vrの出力時には、同時に、式(2)で定まる第一関数f1(t)の一階時間微分に従って、各時刻の加速度指令値Arを出力すると共に、式(3)で定まる第一関数f1(t)の二階時間微分に従って、各時刻での躍度指令値Jrを出力する。
また、第一加速区間の終了時刻T1が経過したと判断すると(S220でYes)、指令生成部310は、S230に移行し、第二加速区間の終了時刻T2が経過するまでの期間、式(4)で定まる第二関数f2(t)に従って、各時刻の速度指令値Vrを出力する(S230,S240)。
尚、速度V2は、設計段階で、V2>V1を満足する定数として定められる。そして、式(4)に従う速度指令値Vrの出力時には、同時に、式(5)で定まる第二関数f2(t)の一階時間微分に従って、各時刻の加速度指令値Arを出力すると共に、式(6)で定まる第二関数f2(t)の二階時間微分に従って、各時刻の躍度指令値Jrを出力する。
式(5)(6)から理解できるように、この期間には、加速度指令値Arとして、一定値を出力し、躍度指令値Jrとして、ゼロを出力することになる。尚、第二関数f2(t)は、第一関数f1(t)に対して連続関数となっており、時刻T1では、第一関数f1(t)及び第二関数f2(t)の両者とも同一値を採る。
また、第二加速区間の終了時刻T2が経過したと判断すると(S240でYes)、指令生成部310は、S250に移行し、第三加速区間の終了時刻T3が経過するまでの期間、式(7)で定まる第三関数f3(t)に従って、各時刻の速度指令値Vrを出力する(S250,S260)。
尚、速度Vtarは、設計段階で、Vtar>V2>V1を満足する定数として定められる。具体的に、速度Vtarは、定速時の速度指令値Vtarに一致する。また、第三関数f3(t)は、第二関数f2(t)に対して連続関数となっており、時刻T2では、第三関数f3(t)及び第二関数f2(t)の両者とも同一値を採る。
また、式(7)に従う速度指令値Vrの出力時には、同時に、式(8)で定まる第三関数f3(t)の一階時間微分に従って、各時刻の加速度指令値Arを出力すると共に、式(9)で定まる第三関数f3(t)の二階時間微分に従って、各時刻の躍度指令値Jrを出力する。
そして、第三加速区間の終了時刻T3が経過したと判断すると(S260でYes)、指令生成部310は、S270に移行し、定速区間が終了するまでの期間、速度指令値Vrとして値Vtarを出力し、加速度指令値Ar及び躍度指令値Jrとして値ゼロを出力する(S270,S280)。
Vr=Vtar
Ar=0
Jr=0
そして、目標停止位置Xeから搬送方向上流に所定距離遡った地点に、キャリッジ41が到達した時点で、指令生成部310は、定速区間が終了したと判断し(S280でYes)、キャリッジ41を目標停止位置Xeで停止させるための処理を実行する。具体的には、キャリッジ41を目標停止位置Xeで停止させるための速度指令値Vr、加速度指令値Ar、躍度指令値Jrを出力する。そして、キャリッジ41が停止すると、当該搬送制御処理を終了する。
図7は、この搬送制御処理で用いられる速度指令関数f(t)を表したグラフである。また、図8は、速度指令関数f(t)を上段に示すと共に、速度指令関数f(t)の一階時間微分である加速度指令関数を中段に示し、更に、速度指令関数f(t)の二階時間微分である躍度指令関数を下段に示したグラフである。
上記搬送制御処理で用いられる速度指令関数f(t)は、上述したように、三角関数からなる第一関数f1(t)と、一次関数からなる第二関数f2(t)と、二次関数からなる第三関数f3(t)とが順に時間方向に連結されてなる。
そして、この速度指令関数f(t)は、図8に示すように、制御開始時刻t=0での躍度指令値Jrが正の値となる関数により定められている。また、速度指令関数f(t)を構成する関数f1(t),f2(t),f3(t)の内、制御開始時刻からの速度指令値を規定する先頭の関数f1(t)は、躍度指令値Jrが単調減少する関数に定められている。
従って、本実施例のプリンタ装置1では、キャリッジ41が静止摩擦に打ち勝つまでは、乗算器316から大きな値が出力され、大きな操作量Uが算出されることになり、CRモータ43から発生するトルクを大きめにすることができる。また、キャリッジ41が静止摩擦に打ち勝った後には、乗算器316からの出力値が減少するので、結果として、トルクが過度に大きくならないようにすることができる。よって、加速初期の追従性を良好にすることができる。
また、本実施例では、加速終了時刻T3までの速度指令値を規定する加速区間末尾の関数f3(t)が、図8に示すように、躍度指令値Jrが負の値となる関数により定められている。従って、本実施例のプリンタ装置1によれば、キャリッジ41が定速状態に移行する付近で、操作量Uを小さくする方向の補正をかけることができて、キャリッジ41の速度が速度指令値Vrを大きく超えるオーバーシュートが発生するのを抑制することができ、高精度な速度制御を実現することができる。
また、本実施例では、図8に示すように、速度指令関数f(t)が、加速度指令値Arがピーク値で所定時間一定値を採る関数により定められているので、CRモータ43のピーク電流を抑えることができて、高出力のモータを用いずとも、キャリッジ41を高精度に駆動することができる。
尚、図9は、本実施例の手法によるキャリッジ41の速度制御の実験結果を、従来の制御手法による実験結果と共に示したものである。具体的に、図9(a)は、本実施例の手法による速度制御の結果を示したグラフであり、図9(b)(c)は、フィードバック操作量Ufbを、加速度指令値ArにゲインKaを乗じた値(Ka・Ar)のみで補正した場合、即ち、本実施例において、仮にゲインKjをゼロとした場合の速度制御の結果を示した比較例のグラフである。図9において、破線は、速度指令値Vrを表し、実線は、検出速度Vmを表す。
比較例では、ゲインKaを小さめに設定すると、図9(c)に示すように、速度指令値Vrに対する追従性が悪くなるといった問題が発生し、ゲインKaを大きめに設定すると、図9(b)に示すように、加速終了期においてオーバーシュートが発生するといった問題が発生するが、図9(a)に示すように、本実施例の手法によれば、躍度指令関数が上述した特徴を示すように定められているので、加速初期から終了期までの全領域において、速度制御を精度よく実現することができる。即ち、本実施例の手法によれば、従来手法のように、ゲインを調整しても、加速初期の追従性の悪化か、加速終了期のオーバーシュートのいずれか一方の問題が発生してしまうといったことがなく、両問題を同時に解消することができる。
以上、本発明の実施例について説明したが、「特許請求の範囲」に記載の速度検出手段は、本実施例の速度検出部319により実現され、フィードバック操作量算出手段は、フィードバック操作量算出部311により実現され、フィードフォワード操作量算出手段は、フィードフォワード操作量算出部314により実現され、操作量加算手段は、加算器318により実現され、駆動手段は、CRモータ駆動回路51により実現されている。
また、本発明は、上記実施例に限定されるものではなく、種々の態様を採ることができる。例えば、本発明の制御装置は、プリンタ装置1におけるキャリッジ41の制御に限定されず、駆動対象を定速状態に移行させるまでの速度制御を行う種々の装置に適用することができる。
また、速度指令関数f(t)は、式(1)〜(9)に示される関数に限定されない。例えば、図10に示すように、第一関数f1(t)を二次関数で定め、第二関数f2(t)を一次関数で定め、第三関数f3(t)を二次関数で定めても、第一加速区間での躍度指令値が正の値を採り、第三加速区間での躍度指令値が負の値を採る速度指令関数f(t)を設計することができ、良好な速度制御を実現することができる。
プリンタ装置1の電気的構成を表すブロック図である。 キャリッジ搬送機構40の構成を表す斜視図である。 CPU11が実行する印刷制御処理を表すフローチャートである。 CRモータ制御部31の構成を表す機能ブロック図である。 キャリッジ41の搬送態様を表した図である。 指令生成部310が実行する搬送制御処理を表すフローチャートである。 速度指令関数f(t)を表すグラフである。 加速度指令関数及び躍度指令関数を表すグラフである。 本実施例の手法による速度制御の実験結果を、従来の制御手法による実験結果と共に示した図である。 変形例の速度指令関数、加速度指令関数及び躍度指令関数を表すグラフである。
符号の説明
1…プリンタ装置、11…CPU、13…ROM、15…RAM、17…EEPROM、19…インタフェース、21…印字制御部、23…記録ヘッド、25…ヘッド駆動回路、30…モータ制御部、31…CRモータ制御部、33…LFモータ制御部、40…キャリッジ搬送機構、41…キャリッジ、42…ガイド軸、43…CRモータ、51…CRモータ駆動回路、53…CRエンコーダ、60…用紙搬送機構、61…搬送ローラ、63…LFモータ、71…LFモータ駆動回路、73…LFエンコーダ、310…指令生成部、311…フィードバック操作量算出部、312…減算器、313…速度制御器、314…フィードフォワード操作量算出部、315,316…乗算器、317,318…加算器、319…速度検出部、P…用紙

Claims (1)

  1. 静止する駆動対象を定速状態に移行させるまでの速度制御を行う制御装置であって、
    前記駆動対象の現在速度Vmを検出する速度検出手段と、
    各時刻での速度指令値を規定する速度指令関数に基づき、現在時刻の速度指令値Vrと、前記速度検出手段により検出された現在速度Vmとの偏差(Vr−Vm)を算出し、前記算出した偏差(Vr−Vm)を、所定の伝達関数に入力して、フィードバック操作量Ufbを算出するフィードバック操作量算出手段と、
    前記速度指令関数の一階時間微分に基づく現在時刻の加速度指令値Arに、所定のゲインKaを乗じた値Ka・Arと、前記速度指令関数の二階時間微分に基づく現在時刻の躍度指令値Jrに、所定のゲインKjを乗じた値Kj・Jrとの加算値(Ka・Ar+Kj・Jr)を、フィードフォワード操作量Uffとして算出するフィードフォワード操作量算出手段と、
    前記フィードフォワード操作量算出手段により算出されたフィードフォワード操作量Uffと前記フィードバック操作量算出手段により算出されたフィードバック操作量Ufbとの加算値(Uff+Ufb)を、算出する操作量加算手段と、
    前記操作量加算手段により算出された前記加算値(Uff+Ufb)に対応する動力を前記駆動対象に与えて、前記駆動対象を駆動する駆動手段と、
    を備え、
    前記速度指令関数は、制御開始時刻から前記速度指令値の変化量がゼロとなる加速終了時刻までの時間領域において、三角関数、一次関数、及び、二次関数を、順に時間方向に連結してなるものであり、前記一次関数によって、前記加速度指令値がピーク値で所定時間一定値を採るように定められ、更に、
    前記三角関数で構成される前記制御開始時刻からの速度指令値を規定する先頭の関数は、前記躍度指令値が単調減少し、前記制御開始時刻での前記躍度指令値が正の値を採るように定められ
    前記加速終了時刻までの速度指令値を規定する末尾の関数である前記二次関数は、前記躍度指令値が負の値となるように定められていること
    特徴とする制御装置。
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