JP2006166579A - モータ制御装置、該モータ制御装置を備えた電子機器 - Google Patents

モータ制御装置、該モータ制御装置を備えた電子機器 Download PDF

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Abstract

【課題】 より簡易なメジャメント動作でDCモータの特性のばらつきを精度良く補正して、高精度にDCモータを回転制御できるようにする。
【解決手段】 まず、プロットした全ての点を上回るように補正線(直線)をひき(図5)、その補正線の傾きとy軸(I_sub)の位置とから、その補正線を表す一次式を導き出し、CRモータ63の任意の回転速度範囲でのDuty_subに対するI_subの最大値の近似値(補正値α)を算出するための補正量計算式を得る(ステップS1)。個々のインクジェット式記録装置50ごとに、所定の回転速度にてCRモータ63を回転制御したときの制御デューティDの実測値と理論値との差(Duty_sub)を補正値計算式に代入して補正値αを算出し(ステップS2)、算出した補正値αを個々のインクジェット式記録装置50の不揮発性メモリ105に記憶する(ステップS3)。
【選択図】図6

Description

本発明は、DCモータのモータ制御装置、並びに該モータ制御装置を備えた電子機器に関する。
制御用モータとして非常に優れた回転特性を有する公知のDCモータ(直流モータ)は、マイコン制御装置を備えた電子機器等に広く用いられている。このような電子機器におけるDCモータは、公知のPWM(Pulse・Width・Modulation:パルス幅変調)制御方法によるフィードバック制御によって回転制御されるのが一般的である。PWM制御とは、スイッチングによる電圧制御方法であり、一定周期のパルスのON時間(デューティ比)を調節することによって、DCモータへの供給電力を調節してDCモータを制御する方法である。
このようなDCモータ制御においては、特定の回転速度でDCモータを回転させ、そのときのモータ制御状態(制御デューティ)からDCモータにより駆動される被駆動装置の動負荷やDCモータの特性のばらつき等を予め測定する、いわゆるメジャメントと呼ばれる技術が公知である。例えば、まず第1の回転速度でメジャメントを行った際の出力値(制御デューティ)と、第2の回転速度でメジャメントを行った際の出力値(制御デューティ)との差分(デューティ差)を予め測定する。そして、標準的なモータ及び電源装置についての2速度間(第1の回転速度及び第2の回転速度)のデューティ差の計算値(標準値)と、測定した2速度間のデューティ差とのずれ量を求める。そして、当該ずれ量からDCモータ及び電源装置の特性のばらつきを記録装置ごとに推定し、推定したDCモータ及び電源装置の特性のばらつきを補正する補正値を決定してDCモータを高精度に制御する技術が公知である(例えば、特許文献1を参照)。また、このメジャメントを利用して温度センサ等を用いることなくDCモータの発熱量を正確に特定してDCモータの温度制御を行う技術が公知である(例えば、特許文献2を参照)。
特開2003−079172号公報 特開2003−159857号公報
上記特許文献1に開示されている従来技術においては、2速度間の被駆動装置の動負荷が略同じであること前提としている。したがって、第1の回転速度で駆動した場合の動負荷と第2の回転速度で駆動した場合との被駆動装置の動負荷が略等しい場合、或いは回転速度ごとの被駆動装置の動負荷が略一定で推定可能な場合には、精度良くDCモータ及び電源装置の特性のばらつきを補正することが可能である。
しかしながら、2速度間の被駆動装置の動負荷は、厳密には全く同じとはならないため、2速度間に僅かな動負荷差が存在するので、その僅かな動負荷差に起因する補正誤差が生じてしまう。また、2種類の異なる速度によるメジャメントは、動負荷のばらつき等を考慮し、速度毎に複数回(5回程度)のメジャメント動作を繰り返してその平均値を使用する。そのため、2種類の異なる速度のデューティ値を得るためには、計10回程度のメジャメント動作が必要であり、製造後の調整工程等において大きな負担となっていた。
本発明は、このような状況に鑑み成されたものであり、その課題は、より簡易なメジャメント動作でDCモータの特性のばらつきを精度良く補正して、高精度にDCモータを回転制御できるようにすることにある。
上記課題を達成するため、本発明の第1の態様は、DCモータと、該DCモータの回転駆動力が伝達されて動作する被駆動装置とを備えた電子機器のPWM制御による前記DCモータの回転制御を実行するモータ制御装置であって、前記DCモータが前記被駆動装置に回転駆動力を伝達可能に配設されている状態で、所定の回転速度にて回転制御したときの制御デューティの実測値と、前記DCモータの特性が標準的な特性であるとした場合における前記制御デューティの理論値との差に基づいて前記DCモータの回転制御を実行する、ことを特徴としたモータ制御装置である。
DCモータの回転速度をv、被駆動装置の動負荷をZ、DCモータの巻線抵抗値をR、DCモータのトルク定数をKt、DCモータの逆起電圧定数をKe、電源電圧をVcとすると、DCモータの制御デューティDは、以下の式より算出される。
D=(Z/Kt・R+Ke・v)/Vc …(1)
ここで、DCモータを高精度に制御する際しては、DCモータの個体ごとの巻線抵抗値R、トルク定数Kt及び逆起電圧定数Keのばらつきに起因する制御デューティDの誤差が問題となる。例えば、巻線抵抗値R、トルク定数Kt及び逆起電圧定数Keが、それぞれが別個独立に±10%でばらつくものとすると、制御デューティDの誤差量に対するDCモータ特性のばらつきの影響は、±30%のばらつき幅があるかのように思える。
ところが、DCモータにおいては、フレミングの右手の法則から、逆起電圧定数Ke=トルク定数Ktであることが証明されている。すなわち、逆起電圧定数Keとトルク定数Ktとは、個体ごとに必ず同じ値となる。したがって、例えば、逆起電圧定数Keの実測値が標準値に対して+8%の値になっているDCモータは、トルク定数Ktの実測値も標準値に対して+8%の値になる。逆に、逆起電圧定数Keの実測値が標準値に対して−5%の値になっているDCモータは、トルク定数Ktの実測値も標準値に対して−5%の値になる。
ここで、本発明者は、逆起電圧定数Ke=トルク定数Ktであることに基づいて、上記式(1)における逆起電圧定数Keとトルク定数Ktとの関係に注目して鋭意研究を推し進めた結果、逆起電圧定数Ke及びトルク定数Ktの標準値に対するばらつきは、上記式(1)で表される制御ディーティDに対して、累積的に作用するものではなく、相互に打ち消しあう如く相殺的に作用するとの知見を得た。そして、実験やシミュレーションによる検証を重ねて、さらなる鋭意研究を推し進めた結果、上記式(1)における逆起電圧定数Keとトルク定数Ktとは、両者の標準値に対するばらつきが相殺的に低減させる関係を有していることを見出して本発明を完成させるに至った。
すなわち、逆起電圧定数Ke及びトルク定数Ktは、DCモータごとに必ず同じ値となるので、例えば逆起電圧定数Ke及びトルク定数Ktが標準値より大きくなる方向へばらつくと、式(1)において、(Z/Kt)の値は小さくなり、制御デューティDが理論値より小さくなる方向へ作用する一方で、(Ke・v)の値は大きくなり、制御デューティDが理論値より大きくなる方向へ作用する。それによって、標準値に対する逆起電圧定数Ke及びトルク定数Ktのばらつき誤差は、相殺的に低減されることになる。
このことから、本発明の第1の態様に記載のモータ制御装置によれば、所定の回転速度における制御デューティの理論値(式(1))と実測値との差に基づいてDCモータの回転制御を実行することによって、簡易な(1種類の速度のみの)メジャメント動作でDCモータの特性のばらつきを精度良く補正して、高精度にDCモータを回転制御することができるという作用効果が得られる。
本発明の第2の態様は、前述した第1の態様において、前記DCモータの回転速度をv、前記被駆動装置の動負荷をZ、前記DCモータの巻線抵抗値をR、前記DCモータのトルク定数をKt、前記DCモータの逆起電圧定数をKe、電源電圧をVc、前記制御デューティをD、前記DCモータの制御電流値をIとして、前記制御デューティD及び前記制御電流値Iは、以下の式より算出され、
D=(Z/Kt・R+Ke・v)/Vc …(1)
I=(D・Vc−Ke・v)/R …(2)
前記DCモータの特性が標準的な特性であるとした場合における前記制御デューティDの理論値をDuty_typ、前記DCモータの特性が標準的な特性であるとした場合における前記制御電流値Iの理論値をI_typとし、前記DCモータの公差範囲内で前記トルク定数Kt及び前記逆起電圧定数Keをともに最大値とした場合と、前記DCモータの公差範囲内で前記トルク定数Kt及び前記逆起電圧定数Keをともに最小値とした場合とについて、前記DCモータの任意の回転速度範囲内でシミュレーションした前記制御デューティDの計算値をDuty_sim、前記DCモータの任意の回転速度範囲内でシミュレーションした前記制御電流値Iの計算値をI_simとし、前記Duty_typと前記Duty_simとの差分をDuty_sub、前記I_typと前記I_simとの差分をI_subとし、前記DCモータの任意の回転速度範囲における前記Duty_subと前記I_subとの関係に基づいて、前記DCモータの任意の回転速度範囲での前記Duty_subに対する前記I_subの最大値の近似値が得られる補正値計算式を導き出し、所定の回転速度にて回転制御したときの制御デューティDの実測値と、前記DCモータの特性が標準的な特性であるとした場合における前記制御デューティDの理論値との差を前記補正値計算式の前記Duty_subに代入して得られる補正値αを予め記憶し、記憶している前記補正値αに基づいて前記DCモータの回転制御を実行する、ことを特徴としたモータ制御装置である。
このように、前記DCモータの公差範囲内でのトルク定数Kt及び逆起電圧定数KeのばらつきをDCモータの任意の回転速度範囲でシミュレーションして、DCモータの任意の回転速度範囲でのDuty_subに対するI_subの最大値の近似値が得られる補正値計算式を導き出す。そして、所定の回転速度にて回転制御したときの制御デューティDの実測値と、DCモータの特性が標準的な特性であるとした場合における制御デューティDの理論値との差、すなわちDuty_subの実測値を補正値計算式へ代入する。それによって、その制御デューティDを実測したDCモータのモータ特性(トルク定数Kt、逆起電圧定数Ke)に対応するI_subの最大値の近似値を算出することができる。
このI_subの最大値の近似値は、任意の回転速度範囲における当該DCモータの制御電流値Iの最大誤差量に相当する。したがって、Duty_subの実測値から補正値計算式によって得られたI_subを補正値αとし、この補正値αに基づいて当該DCモータの回転制御を実行することによって、DCモータの特性のばらつきを精度良く補正して、高精度にDCモータを回転制御することができる。
本発明の第3の態様は、前述した第2の態様において、前記Duty_sim及び前記I_simは、前記DCモータの前記巻線抵抗値R、前記動負荷Z及び前記電源電圧Vcのそれぞれについて公差範囲内の最大値とした場合及び最小値とした場合も含めた全ての組み合わせパターンについて算出する、ことを特徴としたモータ制御装置である。
このように、DCモータのトルク定数Kt及び逆起電圧定数Keに加えて、DCモータの巻線抵抗値R、被駆動装置の動負荷Z及び電源電圧Vcのそれぞれについて公差範囲内の最大値とした場合及び最小値とした場合も含めた全ての組み合わせパターンについて算出した計算値から補正値計算式を導き出して補正値αを決定する。それによって、DCモータのみならず、被駆動装置及び電源装置のばらつきも含めて補正値αを決定することができるので、さらに高精度にDCモータを回転制御することができる。
本発明の第4の態様は、前述した第1の態様〜第3の態様のいずれかに記載のモータ制御装置を備えた電子機器である。
本発明の第4の態様に記載の電子機器によれば、電子機器において、前述した第1の態様〜第3の態様のいずれかに記載の発明による作用効果を得ることができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
まず、本発明に係る「電子機器」の一例としてのインクジェット式記録装置の概略構成について説明する。
図1は、本発明に係るインクジェット式記録装置の要部平面図であり、図2はその側面図である。図3は、本発明に係るインクジェット式記録装置の概略のブロック図である。
インクジェット式記録装置50には、「被記録材」としての記録紙Pにインクを噴射して記録を行う記録ヘッド62を記録紙Pに対して主走査方向Xに走査させる「主走査駆動手段」として、主走査方向Xに移動可能にキャリッジガイド軸51に軸支されたキャリッジ61が設けられている。キャリッジ61には、記録ヘッド62と後述するPWセンサ34とが搭載されており、CRモータ63(図3)の回転駆動力が図示していない無端ベルトによるベルト伝達機構によって伝達されて主走査方向Xに往復動する。記録ヘッド62のヘッド面と対向する位置には、記録ヘッド62のヘッド面と記録紙Pとのギャップを規定するプラテン52が設けられている。
キャリッジ61の主走査方向Xへの往復動領域の一端側の外側には、公知のキャッピング装置59が設けられている。記録を実行しない待機状態においては、キャリッジ61がキャッピング装置59の上まで移動して停止し、キャッピング装置59に配設されているキャップCPによって記録ヘッド62のヘッド面が封止される。このキャリッジ61の停止位置は、ホームポジションHPとして規定される。
また、インクジェット式記録装置50には、記録ヘッド62を記録紙Pに対して副走査方向Yに走査させる「副走査駆動手段」として、記録紙Pを副走査方向Yに搬送する搬送駆動ローラ53と搬送従動ローラ54が設けられている。搬送駆動ローラ53は、PFモータ58(図3)の回転駆動力が歯車伝達されて回転し、搬送駆動ローラ53の回転により、記録紙Pは副走査方向Yに搬送される。搬送従動ローラ54は、複数設けられており、それぞれ個々に搬送駆動ローラ53に付勢され、記録紙Pが搬送駆動ローラ53の回転により搬送される際に、記録紙Pに接しながら記録紙Pの搬送に従動して回転する。搬送駆動ローラ53の外周面には、高摩擦抵抗を有する皮膜が施されている。搬送従動ローラ54によって、搬送駆動ローラ53の外周面に押しつけられた記録紙Pは、その外周面の摩擦抵抗によって搬送駆動ローラ53の外周面に密着し、搬送駆動ローラ53の回転によって副走査方向に搬送される。
インクジェット記録装置50の「記録実行手段」は、上述した「主走査駆動手段」と「副走査駆動手段」とで構成され、記録紙Pを副走査方向Yに所定の搬送量で搬送する動作と、記録ヘッド62を主走査方向Xに一往復させる間に記録ヘッド62から記録紙Pにインクを噴射する動作とを交互に繰り返すことによって記録紙Pに記録が行われる。
搬送駆動ローラ53の副走査方向Yの上流側には、多数の記録紙Pを積重可能な「被記録材積重手段」としての給紙トレイ57が配設されている。給紙トレイ57は、例えば普通紙やフォト紙等の記録紙Pを給紙(給送)可能な構成となっている。給紙トレイ57の近傍には、給紙トレイ57に積重されている記録紙Pの最上位の記録紙Pを「記録実行手段」へ自動給送する「自動給送手段」としてのASF(オート・シート・フィーダー)が設けられている。ASFは、給紙トレイ57に設けられた給紙ローラ57b及び図示してない分離パッドを有する自動給紙機構である。
給紙ローラ57bは、給紙トレイ57の一方側に配置されている。記録紙ガイド57aは、記録紙Pの幅に合わせて幅方向に摺動可能に給紙トレイ57に設けられている。そして、PFモータ58(図3)の回転駆動力が歯車伝達されて回転する給紙ローラ57bの回転駆動力と、分離パッドの摩擦抵抗により、複数の記録紙Pが一度に給紙されることなく、給紙トレイ57に置かれた最上位の記録紙Pのみが正確に分離されて一枚ずつ自動給紙されるように構成されている。給紙ローラ57bと搬送駆動ローラ53との間には、公知の技術による紙検出器33が配設されている。
一方、記録実行後の記録紙Pを排紙する手段として、「排出駆動ローラ」としての排紙駆動ローラ55と排紙従動ローラ56とが設けられている。排紙駆動ローラ55は、PFモータ58(図3)の回転駆動力が歯車伝達されて回転し、排紙駆動ローラ55の回転により、記録実行後の記録紙Pは副走査方向Yに排紙される。排紙従動ローラ56は、周囲に複数の歯を有し、各歯の先端が記録紙Pの記録面に点接触するように鋭角的に尖った歯付きローラになっている。複数の排紙従動ローラ56は、それぞれ個々に排紙駆動ローラ55に付勢され、記録紙Pが排紙駆動ローラ55の回転により排紙される際に記録紙Pに接して記録紙Pの排紙に従動して回転する。
そして、給紙ローラ57bや搬送駆動ローラ53、及び排紙駆動ローラ55を回転駆動するPFモータ58(図3)、並びにキャリッジ61を主走査方向に駆動するCRモータ63(図3)は、後述する記録制御部100により駆動制御される。また、記録ヘッド62も同様に、記録制御部100により駆動制御されて記録紙Pの表面にインクを噴射する。
引き続き図1〜図3を参照しながら「記録制御装置」としての記録制御部100について説明する。
「記録制御装置」及び「モータ制御装置」としての記録制御部100は、ROM101、RAM102、ASIC(特定用途向け集積回路)103、MPU104、「不揮発性記憶媒体」としての不揮発性メモリ105、PFモータドライバ106、CRモータドライバ107及びヘッドドライバ108を備えている。MPU104には、ASIC103を介して搬送駆動ローラ53の回転量を検出する「回転量検出手段」としてのロータリエンコーダ31、キャリッジ61の移動量を検出する「キャリッジ移動量検出手段」としてのリニアエンコーダ32、搬送される記録紙Pの先端及び後端を検出する紙検出器33、主走査方向Xの記録紙Pの端部を検出するためのPWセンサ34、及びインクジェット式記録装置50の電源をON/OFFするための電源スイッチ35の出力信号が入力される。
公知のロータリエンコーダ31は、搬送駆動ローラ53の回転に連動して回転するロータリスケール311と、ロータリスケール311の外周に沿って等間隔に形成されているスリットを検出するロータリスケールセンサ312とを有している(図2)。搬送駆動ローラ53の回転に伴い変化するロータリスケールセンサ312の出力信号は、ASIC103を介してMPU104へ出力される。
公知のリニアエンコーダ32は、キャリッジ61の近傍に主走査方向Xと略平行に配置されたリニアスケール321と、キャリッジ61に搭載されたリニアスケール321に等間隔に形成されているスリットを検出するリニアスケールセンサ322とを有している(図2)。キャリッジ61の主走査方向Xの移動に伴い変化するリニアスケールセンサ322の出力信号は、ASIC103を介してMPU104へ出力される。
公知の紙検出器33は、立位姿勢への自己復帰習性が付与され、かつ記録紙Pの搬送方向(副走査方向Y)にのみ回動し得るよう記録紙Pの搬送経路内に突出する状態で枢支されたレバーを有し、このレバーの先端が記録紙Pに押されることでレバーが回動し、それによって記録紙Pが検出される構成を成す検出器である(図2)。紙検出器33は、給紙ローラ57bより給紙された記録紙Pの始端位置及び終端位置を検出し、その検出信号は、ASIC103を介してMPU104へ出力される。PWセンサ34は、非接触の光学式センサで構成されており、記録紙Pの主走査方向Xの端部位置(記録紙Pの両側端位置)を検出し、その検出信号は、ASIC103を介してMPU104へ出力される。紙検出器33及びPWセンサ34の出力信号に基づいて記録紙Pの搬送位置や記録紙Pのサイズ等がMPU104において演算される。
記録制御部100のシステムバスには、ROM101、RAM102、ASIC103、MPU104及び不揮発性メモリ105が接続されている。MPU104は、インクジェット式記録装置50の記録制御を実行するための演算処理やその他必要な演算処理を行う。ROM101には、MPU104によるインクジェット式記録装置50の制御に必要な記録制御プログラム(ファームウェア)等が格納されており、記録制御プログラムの処理に必要な各種データ等は不揮発性メモリ105に記憶されている。RAM102は、MPU104の作業領域や記録データ等の一時格納領域として用いられる。
ASIC103は、DCモータであるPFモータ58及びCRモータ63の回転制御、並びに記録ヘッド62の駆動制御を行う為の制御回路を有している。MPU104から送られてくる制御命令、ロータリエンコーダ31の出力信号、及びリニアエンコーダ32の出力信号に基づいて、「DCモータ」としてのPFモータ58及びCRモータ63の回転制御を行う為の各種演算を行い、その演算結果に基づくモータ制御信号をPFモータドライバ106及びCRモータドライバ107へ送出する。また、MPU104から送出される記録データ等に基づいて、記録ヘッド62の制御信号を演算生成してヘッドドライバ108へ送出して記録ヘッド62を駆動制御する。ASIC103は、「情報処理装置」としてのパーソナルコンピュータ301等との情報伝送を実現する「情報伝送手段」としてホストIF112を有している。
図4は、インクジェット式記録装置50の要部ブロック図である。
ここで、CRモータ63の「被駆動装置」としての前記「主走査駆動手段」を構成するキャリッジ駆動手段60について説明する。
キャリッジ61は、軸受け部611においてキャリッジガイド軸51に軸支されている。CRモータ63の回転軸に配設された駆動プーリ65と図示していない従動プーリとの間に無端ベルト64が掛架されている。無端ベルト64の一部は、キャリッジ61に連結されており、CRモータ63の双方向の回転駆動力が無端ベルト64を介してキャリッジ61に伝達されてキャリッジ61が主走査方向Xへ往復動する。キャリッジ61が主走査方向Xへ往復動する際には、キャリッジ61の重量及びキャリッジガイド軸51と軸受け部611との間に生じる摩擦抵抗等によって動負荷Zが生じる。
CRモータ63は、CRモータドライバ107を介して直流電源装置20の出力電圧(DC42V)が印可される。CRモータドライバ107において直流電源装置20の出力電圧から生成される定電圧で一定周期のパルスがCRモータ63に印可され、パルスのON時間(制御デューティ)を調節することによって、CRモータ63への供給電力が調節される。記録制御部100は、所定の移動方向へ所定の移動速度で所定の移動量だけキャリッジ61を移動させるべく、キャリッジ61の往復動方向と略平行に配設されたリニアスケール321のスリットを検出するリニアスケールセンサ322の出力信号に応じて、CRモータドライバ107からCRモータ63へ出力するパルスの制御デューティを調節する。
記録制御部100は、不揮発性メモリ105に予め記憶されている補正値αに基づいてCRモータ63の回転制御を実行する。補正値αは、インクジェット式記録装置50の装置ごとに異なるCRモータ63のモータ特性に応じて調整工程時に個別に決定され、インクジェット式記録装置50ごとに異なる補正値αが不揮発性メモリ105に記憶される。以下、CRモータ63のモータ特性のばらつきに応じて補正値αを決定する手順について説明する。
図5は、補正値αを算出する補正値計算式を決定するために作成するグラフである。
ここで、「DCモータ」としてのCRモータ63の巻線抵抗値をR、トルク定数をKt、逆起電圧定数をKeとし、直流電源装置20の出力電圧をVcとする。
また、「被駆動装置」としてのキャリッジ駆動手段60の動負荷をZ、CRモータ63の回転速度(キャリッジ63の移動速度)をvとし、キャリッジ駆動手段60を駆動制御する際のCRモータ63の制御デューティをD、制御電流値をIとする。
そして、以下の手順で補正値計算式を決定する。
まず、前記式(1)に各定数(巻線抵抗値R、トルク定数Kt、逆起電圧定数Ke、動負荷Z、電源電圧Vc)の理論値を代入して、CRモータ63の特性が標準的な特性であるとした場合における制御デューティDの理論値(Duty_typ)を算出するとともに、前記式(2)に各定数の理論値を代入して、CRモータ63の特性が標準的な特性であるとした場合における制御電流値Iの理論値(I_typ)を算出する。

D=(Z/Kt・R+Ke・v)/Vc …(1)
I=(D・Vc−Ke・v)/R …(2)

その際、上記各定数(巻線抵抗値R、トルク定数Kt、逆起電圧定数Ke、動負荷Z、電源電圧Vc)のそれぞれについて公差範囲内の最大値とした場合及び最小値とした場合の全ての組み合わせパターンについてシミュレーションした制御デューティDの計算値(Duty_sim)及び各制御デューティDの計算値に対応する制御電流値Iの計算値(I_sim)を前記式(1)及び前記式(2)から算出する。
つづいて、全ての制御デューティDの計算値(Duty_sim)と理論値(Duty_typ)との差分(Duty_sub)を求めるとともに、各制御デューティDの計算値に対応する全ての制御電流値Iの計算値(I_sim)と理論値(I_typ)との差分(I_sub)を求める。
尚、ここでの回転速度vは、インクジェット式記録装置50において実際に使用されるキャリッジ63の移動速度に設定するのが望ましい。複数の移動速度を記録モード等によって使い分ける場合には、それぞれの移動速度に対応する回転速度vをそれぞれ設定して、複数の回転速度vごとのDuty_sub及びI_subを算出する。
つづいて、Duty_sub[cnt]を横軸とし、I_sub[mA]を縦軸として、算出した全てのDuty_subとそれに対応するI_subとの関係をグラフ上に全てプロット(点で図示)する。このプロットした点の分布は、言うまでもなく上記各定数(巻線抵抗値R、トルク定数Kt、逆起電圧定数Ke、動負荷Z、電源電圧Vc)のそれぞれの公差範囲内でのばらつきに起因するCRモータ63の制御電流値Iのばらつきを意味するものである。
図6は、インクジェット式記録装置50の調整工程においてCRモータ63の補正値αを不揮発性メモリ105に記憶させる手順を示したフローチャートである。
まず、図示の如くプロットした全ての点を上回るように補正線(直線)をひき(図5)、その補正線の傾きとy軸(I_sub)の位置とから、その補正線を表す一次式を導き出す。当該実施例における補正線からは以下の一次式(式(3))が導き出され、y=補正値α、x=duty_subに置き換えることによって、CRモータ63の任意の回転速度範囲でのDuty_subに対するI_subの最大値の近似値(補正値α)を算出するための補正量計算式(式(4))が得られる(ステップS1)。

y=1.0712x+75 …(3)
補正値α=1.0712・Duty_sub+75 …(4)

そして、製造後の調整工程等において個々のインクジェット式記録装置50ごとに、所定の回転速度にてCRモータ63を回転制御したときの制御デューティDを測定し(メジャメント動作)、その実測値とCRモータ63の特性が標準的な特性であるとした場合における制御デューティDの理論値(式(1))との差(Duty_sub)を補正値計算式(式(4))に代入して補正値αを算出し(ステップS2)、算出した補正値αを個々のインクジェット式記録装置50の不揮発性メモリ105に記憶する(ステップS3)。記録制御部100は、不揮発性メモリ105に記憶されている補正値αに基づいて、CRモータ63の回転制御を実行する。
補正値計算式(式(4))から得られる補正値α[mA]は、任意の回転速度範囲におけるCRモータ63の制御電流値Iの最大誤差量に相当する。したがって、Duty_subの実測値から補正値計算式(式(4))によって得られた補正値αに基づいてCRモータ63の回転制御を実行することによって、CRモータ63の特性のばらつきを精度良く補正して、高精度にCRモータ63を回転制御することができる。
例えば、キャリッジ駆動手段60の駆動制御時におけるCRモータ63の制御デューティDから制御電流値Iを算出し、算出した制御電流値IからCRモータ63の発熱量を特定してCRモータ63の温度制御をする際に、算出した制御電流値Iを補正値αにて補正する。それによって、最小限のマージンで実際の制御電流値Iが少なくとも算出した制御電流値を超えてしまうことがないようにCRモータ63の温度制御を実行することができる。したがって、連続駆動によりCRモータ63が限界温度を超えないように所定の待ち時間を設定する等の温度制御において、CRモータ63の過熱を確実に防止しつつスループットの低下を最小限に抑えた制御を、CRモータ63の個々のばらつきに応じて高精度に実行することが可能になる。
図7は、CRモータ63における制御デューティDの理論値に対する計算値の誤差率を示した表である。
当該実施例におけるCRモータ63の仕様は、以下の通りとなっている。
逆起電圧定数Ke=0.367V/ips(±10%)
トルク定数Kt=4.358cNm/A(±10%)
巻線抵抗値R=27.41Ω(±10%)
また、当該実施例における直流電源装置20の仕様は、出力電圧=DC42V(±5%)となっており、「被駆動装置」としてのキャリッジ駆動手段60は、動負荷Z=1.0〜1.4cNm(±約13%)とする。
同図は、これらの各定数のそれぞれについて公差の範囲内で最大値、標準値及び最小値と変化させた制御ディーティDの計算値と、各定数を全て標準値とした制御ディーティDの理論値との誤差率をキャリッジ61の4種類の往復動速度(80cps、165cps、180cps、240cps)ごとに算出し、4種類の往復動速度ごとに誤差率の最大値を求めたものである。
また、DCモータにおいては、前述したように、フレミングの右手の法則から「逆起電圧定数Ke=トルク定数Kt」となる(上記のKtとKeは、単位が異なるため値が異なっている)ので、逆起電圧定数Keとトルク定数Ktとは、常に同じ値として計算値を算出している。
制御ディーティDの計算値と理論値との誤差率は、以下の式から算出した。

誤差率(%)=(D(理論値)/D(計算値))−1 …(5)

各キャリッジ往復動速度の制御デューティDのmaxばらつき(+側の最大誤差率)とminばらつき(−側の最大誤差率)から得られる制御デューティDのばらつき幅は、各定数の公差を単純に加算した公差幅が約±48%であるのに対して、以下の通りとなる。
速度80cps 34.58%
速度165cps 24.80%
速度180cps 23.50%
速度240cps 21.68%
前述したように、逆起電圧定数Ke及びトルク定数Ktは、DCモータごとに必ず同じ値となるので、例えば逆起電圧定数Ke及びトルク定数Ktが標準値より大きくなる方向へばらつくと、前記式(1)において、(Z/Kt)の値は小さくなり、制御デューティDが理論値より小さくなる方向へ作用する一方で、(Ke・v)の値は大きくなり、制御デューティDが理論値より大きくなる方向へ作用する。

D=(Z/Kt・R+Ke・v)/Vc …(1)

それによって、標準値に対する逆起電圧定数Ke及びトルク定数Ktのばらつき誤差は、相殺的に低減されることになる。そのことは、上記シミュレーション結果からも明らかであり、特にキャリッジ61の往復動速度(CRモータ63の回転速度)が比較的速いほうがばらつき幅は小さくなる傾向となる。キャリッジ61の往復動速度が165cps以上では、各定数の公差を単純に加算した公差幅が約±48%に対して、21.68〜24.80%で約1/2或いはそれ以下となる。
このようにして、より簡易なメジャメント動作(1速度での制御デューティの実測)でCRモータ63の特性のばらつきを精度良く補正して、高精度にCRモータ63を回転制御することができる。
尚、本発明は、上記のCRモータ63においてのみならず、例えばPFモータ58(図3)においても同様に実施可能であり、本発明による作用効果を得ることができる。また、本発明は、上記実施例に示したインクジェット式記録装置50等の記録装置に限定されるものでないことは言うまでもなく、駆動力源として「DCモータ」を搭載した電子機器の全ておいて実施可能である。そして、本発明は上記実施例に限定されることなく、特許請求の範囲に記載した発明の範囲内で、種々の変形が可能であり、それらも本発明の範囲内に含まれるものであることは言うまでもない。
本発明に係るインクジェット式記録装置の概略の平面図である。 本発明に係るインクジェット式記録装置の概略の側面図である。 本発明に係るインクジェット式記録装置の概略のブロック図である。 インクジェット式記録装置の要部ブロック図である。 補正値αを算出する補正値計算式を決定するためのグラフである。 CRモータの補正値αを記憶させる手順を示したフローチャートである。 制御デューティの理論値に対する計算値の誤差率を示した表である。
符号の説明
20 直流電源装置、50 インクジェット式記録装置、51 キャリッジガイド軸、52 プラテン、53 搬送駆動ローラ、54 搬送従動ローラ、55 排紙駆動ローラ、56 排紙従動ローラ、57 給紙トレイ、57b 給紙ローラ、58 PFモータ、59 キャッピング装置、60 キャリッジ駆動手段、61 キャリッジ、62 記録ヘッド、63 CRモータ、100 記録制御部、101 ROM、102 RAM、103 ASIC、104 MPU、105 不揮発性メモリ、106 PFモータドライバ、107 CRモータドライバ、108 ヘッドドライバ、P 記録紙、X 主走査方向、Y 副走査方向

Claims (4)

  1. DCモータと、該DCモータの回転駆動力が伝達されて動作する被駆動装置とを備えた電子機器のPWM制御による前記DCモータの回転制御を実行するモータ制御装置であって、
    前記DCモータが前記被駆動装置に回転駆動力を伝達可能に配設されている状態で、
    所定の回転速度にて回転制御したときの制御デューティの実測値と、前記DCモータの特性が標準的な特性であるとした場合における前記制御デューティの理論値との差に基づいて前記DCモータの回転制御を実行する、ことを特徴としたモータ制御装置。
  2. 請求項1において、前記DCモータの回転速度をv、前記被駆動装置の動負荷をZ、前記DCモータの巻線抵抗値をR、前記DCモータのトルク定数をKt、前記DCモータの逆起電圧定数をKe、電源電圧をVc、前記制御デューティをD、前記DCモータの制御電流値をIとして、前記制御デューティD及び前記制御電流値Iは、以下の式より算出され、
    D=(Z/Kt・R+Ke・v)/Vc
    I=(D・Vc−Ke・v)/R
    前記DCモータの特性が標準的な特性であるとした場合における前記制御デューティDの理論値をDuty_typ、
    前記DCモータの特性が標準的な特性であるとした場合における前記制御電流値Iの理論値をI_typとし、
    前記DCモータの公差範囲内で前記トルク定数Kt及び前記逆起電圧定数Keをともに最大値とした場合と、前記DCモータの公差範囲内で前記トルク定数Kt及び前記逆起電圧定数Keをともに最小値とした場合とについて、前記DCモータの任意の回転速度範囲内でシミュレーションした前記制御デューティDの計算値をDuty_sim、前記DCモータの任意の回転速度範囲内でシミュレーションした前記制御電流値Iの計算値をI_simとし、
    前記Duty_typと前記Duty_simとの差分をDuty_sub、
    前記I_typと前記I_simとの差分をI_subとし、
    前記DCモータの任意の回転速度範囲における前記Duty_subと前記I_subとの関係に基づいて、前記DCモータの任意の回転速度範囲での前記Duty_subに対する前記I_subの最大値の近似値が得られる補正値計算式を導き出し、
    所定の回転速度にて回転制御したときの制御デューティDの実測値と、前記DCモータの特性が標準的な特性であるとした場合における前記制御デューティDの理論値との差を前記補正値計算式の前記Duty_subに代入して得られる補正値αを予め記憶し、記憶している前記補正値αに基づいて前記DCモータの回転制御を実行する、ことを特徴としたモータ制御装置。
  3. 請求項2において、前記Duty_sim及び前記I_simは、前記DCモータの前記巻線抵抗値R、前記動負荷Z及び前記電源電圧Vcのそれぞれについて公差範囲内の最大値とした場合及び最小値とした場合も含めた全ての組み合わせパターンについて算出する、ことを特徴としたモータ制御装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載のモータ制御装置を備えた電子機器。
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