JP4686239B2 - 空気入りランフラットタイヤ - Google Patents

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Description

本発明は、空気入りランフラットタイヤに関する。より詳しくは、本発明は、膨張した状態での快適性を改善すると同時に、低膨張運転において十分な能力を維持するように構成された空気入り自己支持ランフラットタイヤに関する。
この数年、空気入り自己支持ランフラットタイヤが商品化されている。自己支持ランフラットタイヤは、タイヤが低膨張状態の間に動作し続けることを可能とするために、タイヤキャビティの内側にもタイヤの外側にも、いかなる部品も必要としないタイヤである。このようなタイヤには、サイドウォールを硬くし、低膨張運転の間にタイヤ荷重を支持するサイドウォール内インサートが設けられている。
しかしながら、サイドウォールの硬さを増大させることは、正常運転中および低膨張運転中のどちらにも、快適性を低減させることがある。タイヤが道路の凹凸の上を移動するとき、振動が硬いサイドウォールインサートを介して乗り物に伝わり、乗り心地を悪くする。ランフラット特性を維持しつつ快適性を最大にするためにサイドウォールインサートの、ショアA硬さや他の硬さ特性を最適化する試みがなされてきた。しかしながら、これはなお、二つのタイヤ特性を同時に満たすことができない。
本発明は、乗り心地特性のためにタイヤの構造が最適化された空気入り自己支持ランフラットタイヤに関する。本発明のタイヤ構造は、道路のいかなる凹凸も、乗り物のサスペンションシステム、したがって車体へ、タイヤによって増幅されるのを低減する作用をする。このことは、タイヤのより良い乗り心地性能をもたらす。
増幅の低減は、カーカス補強プライの半径方向外側に配置された圧縮性のゴム層を追加することによって達成される。圧縮性は、ゴムマトリクス中に仕組まれた空隙率によってもたらされる。
本発明に従って、空気入りランフラットタイヤが開示されている。タイヤは、少なくとも一つのカーカス補強プライと、少なくとも一対のサイドウォール楔形インサートと、ベルト補強構造と、を有する。ベルト補強構造は、少なくとも一対のクロスコードベルト補強プライから形成されている。カーカス補強プライの半径方向外側に、多孔質エラストマ層が位置している。
本発明の種々の実施態様において、多孔質エラストマ層は、カーカス補強プライに直接隣接するか、クロスコードベルト補強プライの間か、クロスコードベルト補強プライの半径方向外側か、タイヤに存在するゼロ度オーバーレイプライの半径方向内側または外側に位置している。
この開示された本発明の一態様では、多孔質エラストマ層は、多孔質エラストマ層の全容積の20%から80%、好ましくは40%から70%の空隙率を有する。多孔質層のエラストマベースは、隣接する層に使用されているエラストマベースと同じであってもよく、これは、多孔質層を、タイヤの隣接するプライ層へ接着するのを助ける。多孔質層の空隙率は、エラストマの混合中にエラストマに発泡剤を添加することによって達成される。発泡剤は、タイヤ全体の硬化中、またはグリーンタイヤの製造の際に多孔質層を付加する前にその層の部分的な加硫中に生じる、エラストマの加硫中に活性化される。
本発明の他の態様では、多孔質エラストマ層は、最小幅のクロスコードベルト補強プライの軸方向幅WSBの20%以上の最小軸方向幅WCを有する。多孔質エラストマ層は、最小幅のクロスコードベルト補強プライの軸方向幅WSBの60%以上の最小軸方向幅WCを有することが好ましい。多孔質エラストマ層は、最大幅のクロスコードベルト補強プライの軸方向幅WBの115%以下の最大軸方向幅WCを有する。多孔質エラストマ層は、最大幅のクロスコードベルト補強プライの軸方向幅WBの100%以下の最大軸方向幅WCを有することが好ましい。
本発明の他の態様では、多孔質エラストマ層は、隣接するカーカス補強プライまたは隣接するクロスコードベルト補強プライの半径方向厚さTB、TPの50%以上の半径方向厚さTCを有する。多孔質エラストマ層は、隣接するカーカス補強プライまたは隣接するクロスコードベルト補強プライの半径方向厚さTB、TPの3倍以下の最大半径方向厚さTCを有することが好ましい。
本発明の他の態様では、タイヤトレッドは、トレッドキャップ層と、トレッドベース層とからなっている。このようなタイヤでは、トレッドキャップ層とトレッドベース層とは、従来どおり異なるエラストマから形成され、各層はタイヤトレッドに固有の特性をもたらす。このようなトレッド構造が本発明に用いられる場合、多孔質エラストマ層はトレッドベース層の半径方向内側に設けられる。多孔質エラストマ層がどのトレッド層に直接隣接する場合でも、多孔質エラストマ層は、トレッド層とも、タイヤ内に位置しているどのトレッドベース層とも、別個の異なる層である。
(定義)
以下の定義は、開示された発明のために規定されている。
「環状の」は、環のように形成されていることである。
「半径方向の」および「半径方向に」は、ここではタイヤの回転軸線に並行な線または方向を意味する。
「ビード」は、プライコードで巻かれ、デザインリムに適合するように形作られた環状の引張部材を有するタイヤの部分を意味し、フリッパ、チッパ、エイペックス、トウガードおよびチェーファーのような他の補強部材を有することもあれば、有していなくてもよい。
「ベルト構造」は、織られても織られなくてもよいが、トレッドの下方にあり、ビードに固定されず、タイヤの赤道面に関して17°から27°の範囲の左と右の双方のコード角を持つ、平行コードの少なくとも2つの環状の層すなわちプライを意味する。
「カーカス」は、ベルト構造、トレッド、アンダートレッド、およびプライの上のサイドウォールラバーを除くが、ビードを含むタイヤ構造を意味する。
「周方向」は、環状のタイヤの表面の周囲に沿って延びている、タイヤの中心線(CL)に平行で、かつ軸線方向に垂直なラインまたは方向を意味する。
「荒さ(harshness)」は、道路の、小さいが連続する凹凸を通り越すときにタイヤによって伝えられるたくさんの障害である。
「ばね率」は、所定の圧力での荷重たわみ曲線の傾きで表現された、タイヤの硬さである。
以下の記載は、本発明を実施する、現在考えられる最良の形態である。この記述は、本発明の一般的原理を説明するためのものであり、限定する意味に解釈すべきではない。本発明の範囲は、添付した特許請求の範囲によって最適に定められる。図面に表された参照符号は、本明細書で参照されている参照符号と同じである。本出願のために、図面に表された種々の実施形態の各々は、同一の部品に同じ参照符号を用いている。構造には位置や数を変化させた同じ構成要素を基本的に用い、それによって、本発明の思想を実施できる他の構成を生じさせている。
図1は、本発明による自己支持ランフラットタイヤ10の断面図を示している。限定されないが、図示したタイヤ10は中間のアスペクト比を有している。タイヤ10は、カーカス補強プライ12と、非通気性のインナーライナー14と、一対のビード16と、一対のビードフィラーエイペックス18と、一対のサイドウォール楔形インサート20とを有するカーカス構造を持っている。各サイドウォール楔形インサート20は、カーカス補強プライ12とインナーライナー14との間に位置している。1つおよび複数のカーカス補強プライのための種々の構成において、複数の補強プライが、複数のサイドウォール楔形インサートと同様にカーカス補強プライとして用いられてよいことは、当業者にとって明らかであろう。
カーカス構造の半径方向外側にはベルト構造が位置している。ベルト構造は、少なくとも2つのクロスコード補強プライ22、24を有している。クロスコード補強プライ22、24は、それらのコードを隣接するプライのコードに対して反対向きに傾いて、タイヤ中心線CLに対して18°から35°の角度で傾いている。図1には示していないが、クロスコード補強プライ22、24の半径方向外側にオーバーレイプライが位置していてもよい。オーバーレイプライは、タイヤ中心線CLに対しておよそ0°傾いたコードを有し、図3に示すように、全てのクロスコード補強プライ22、24を完全に覆うように、最も幅が広いクロスコード補強プライ22または24よりも大きな軸方向幅を有している。
ベルト構造の半径方向外側にはトレッド25がある。トレッド25は、図示しないが、横方向および周方向の一群の溝からなるトレッドパターンをもつ。トレッド25は、従来どおり単一のエラストマで形成されるが、複数のエラストマで構成したり、キャップ/ベース構造で半径方向に配置され、または軸方向に配置されて区画トレッドを作り出す、異なるエラストマで構成したりしてもよい。
本発明の一実施形態によれば、クッション層26が、カーカス補強プライ12とベルト構造との間に位置している。クッション層26は、多孔質エラストマ部品として作られているので、道路からの振動や衝撃を吸収し減衰させるクッション材料の圧縮性を利用する、衝撃吸収用のクッションとして働く。クッション層26は、隣接するエラストマに適合するように選択された従来のエラストマベースから形成されている。ベースエラストマは、隣接するベルト補強プライ22、24またはカーカス補強プライ12の補強コードを被覆するベースエラストマと同じであることが好ましい。エラストマには、硬化後の空隙率が20%から80%になる、すなわちクッション層26の全容積の20%から80%がエラストマの気泡、すなわち空隙になるのに十分な量の、発泡剤が含有されている。エラストマの空隙率は40%から70%の範囲であることが好ましい。
望ましいクッション作用を達成するために、クッション層26は、最も幅が狭いベルト補強プライの軸方向幅WSBの20%以上、好ましくは60%以上の軸方向幅WCをもつ。クッション層26は、最大でベルト構造の軸方向幅WBの115%に等しい軸方向幅WCを持ち、好ましい最大の軸方向幅WCはベルト構造の軸方向幅WBの100%に等しい。軸方向幅WBは、最も幅が広いクロスコード補強プライ22または24の幅に等しい。
クッション層26の半径方向厚さTCは,図2に示すように、隣接するクロスコードベルト補強層の半径方向厚さTB、または隣接するカーカスプライ12の半径方向厚さTPの50%以上である。クッション層26は、隣接するクロスコードベルトプライ22または24、またはカーカスプライ12の半径方向厚さTBまたはTPの3倍以下の半径方向厚さTCを持つ。
図3は、本発明の他の実施形態を示している。クッション層26は、クロスコードベルト補強プライ22、24の間に位置している。図示した実施形態では、クッション層26は、最も幅が狭いベルト補強プライ24の軸方向幅WSBに等しい軸方向幅WCと、隣接するベルトプライ22または24の何れかの半径方向厚さのおよそ2倍の半径方向厚さTCと、を持つ。また図示されているように、最も外側のクロスコードベルト補強プライの半径方向外側にオーバーレイプライ28がある。クッション層26が一対のクロスコードベルトプライ22、24の間に位置している本実施形態のクッション層26は、図1および図2のタイヤについて上述したのと同様の、好ましい軸方向幅WCの範囲および半径方向厚さTCの範囲を持っている。
クッション層26の効果の原理を試験するために、クッション層が存在するかしないか、およびクッション層の位置を除いて同じサイズおよび構成の3つのタイヤを製造した。タイヤサイズは、各タイヤサイドウォールに複数のカーカス補強プライと複数のサイドウォールインサートとを持つ225/45R17であった。各タイヤのベルト構造は、2つのクロスコード補強プライと1つのオーバーレイプライを含んでいた。第1のタイヤはクッション層を持たず、対照タイヤとする。
第2のタイヤであるタイヤAは、図3に示したのと同様の、隣接するクロスコードベルト補強プライの間に位置したクッション層を有していた。第3のタイヤであるタイヤBは、図1に示したのと同様の、半径方向最も内側のベルト補強プライと半径方向最も外側のカーカス補強プライとの間に位置したクッション層を有していた。
Figure 0004686239
タイヤAおよびタイヤBに対するクッション層の追加によって、タイヤ重量がそれぞれ6.5%および7.7%増加した。
タイヤに対して多くの試験を行い、その結果を表2および以下に示す。

Figure 0004686239
本発明のタイヤに対して、対照タイヤと比較されたタイヤのランフラット性能を比較するためにランフラット試験を行った。実験室ランフラット試験は、38℃で行い、タイヤの空気を抜き、タイヤの基準負荷耐能力の55%に等しい初期負荷をタイヤにかけ、毎時88キロで走行させることを含む。176kmのウオームアップ期間の後、タイヤ負荷をタイヤのランフラット性能が測定されるまで、88km毎に5%ずつ増加させた。この実験室ランフラット試験は、クッション層を持つタイヤが、対照/従来型ランフラットタイヤに匹敵するランフラット距離を達成する能力があったことを示している。表2に示された数字は正規化された距離であり、対照タイヤの距離は100で正規化されている。
操舵性、コーナリング性能、快適性、および回転ノイズは、全て主観的な試験である。対照タイヤは、全ての主観的カテゴリーで100の値を持ち、タイヤAおよびBは対照タイヤと比較して判断した。タイヤAは、全ての主観的領域において対照タイヤよりも高く評価された。タイヤBは、快適性に匹敵する性能で操舵性の改善を示し、コーナリング性能および回転ノイズは対照標準タイヤと同レベルではなかったが、結果は、満足すべき範囲にある。
固定軸に取り付けたときの、本発明のタイヤおよび対照タイヤの固有振動数を測定した。垂直(それぞれ接線の)方向は、接地面に垂直なベクトルに(それぞれ移動方向を示す、接地面に平行なベクトルに)合わせられる。数値を以下の表3に示す。

Figure 0004686239
当業者にとって明らかなように、共振周波数が低い値へ変化することは、低いレベルの力がタイヤによって、共振が位置している周波数範囲で車体の中へ伝わることを示している。これらの結果は、提案した構造がフィルター作用を有することを明らかにしている。
タイヤを、ランフラット動作中のトレッド中心のリフト量を測定するために試験され、その結果を表4に示す。タイヤには、0.0barの膨張圧力で400kgの負荷をかけた。リフトオフ量および残存部高さを測定した。
Figure 0004686239
本発明のタイヤは、ランフラット動作中、リフトオフ量が減少し、ランフラット動作中、大きい断面高さを保持した。クッション層26は、タイヤを減衰させつつ、ランフラット動作中のトレッド構造を維持するようにも働く。
図4は、本発明の他の実施形態を示している。クッション層26は、両方のクロスコード補強プライ22,24の半径方向外側に位置している。クッション層26は、最も幅が小さいクロスコード補強プライ24の幅WSBよりも小さい幅WCを有している。クッション層26の半径方向厚さTCは、隣接しているクロスコード補強プライ24の半径方向厚さTBの2倍よりも大きい。
図5の実施形態では、クッション層26は、オーバーレイプライ28の半径方向外側に位置している。クッション層26は、クロスコード補強プライ22の幅WBに等しい幅WCと、最も隣接しているクロスコード補強プライ24の半径方向厚さTBにおおよそ等しい半径方向厚さTCと、を有している。本実施形態では、トレッド25は、半径方向に隣接している複数のゴム層、トレッドキャップ32、およびトレッドベース30から形成されている。クッション層26は、トレッドベース30とは別個で異なるものであり、トレッドベース30に直接隣接している。
クッション層26の位置にかかわらず、幅WCは、最小幅のベルト補強プライの軸方向幅WSBの20%以上の最小軸方向幅WCと、ベルト構造の軸方向幅WBの115%である最大軸方向幅をもつ。好ましい軸方向幅WCの範囲は、最も幅が小さいクロスコードベルト補強プライの軸方向幅WSBの60%から、ベルト構造の軸方向幅WBの100%までである。クッション層26の半径方向厚さTCは、最も隣接しているカーカスプライまたはベルト補強プライの50%から300%までの範囲にある。
自己支持ランフラットタイヤに多孔質層を用いる本発明は、ランフラットタイヤの快適性能を改善するとともに、動作中のトレッド寿命が短くなるのも改善する。本発明のタイヤは、従来のランフラットタイヤに匹敵するランフラットタイヤ性能を示す。
本発明による自己支持ランフラットタイヤの断面図である。 図1のタイヤのベルト構造の断面図である。 本発明の他の実施形態を示す図である。 本発明の他の実施形態を示す図である。 本発明の他の実施形態を示す図である。
符号の説明
10 タイヤ
12 カーカス補強プライ
14 インナーライナー
16 ビード
18 ビードフィラーエイペックス
20 サイドウォール楔形インサート
22、24 クロスコード補強プライ
25 トレッド
26 クッション層
28 オーバーレイプライ
30 トレッドベース
32 トレッドキャップ

Claims (1)

  1. 少なくとも一つのカーカス補強プライと、少なくとも一対のサイドウォール楔形インサートと、ベルト補強構造と、を有し、前記ベルト補強構造は、少なくとも一対のクロスコードベルト補強プライを有する、空気入りランフラットタイヤにおいて、
    前記少なくとも一つのカーカス補強プライと前記ベルト補強構造との間に位置する多孔質エラストマ層を有し、
    前記多孔質エラストマ層は、隣接するクロスコードベルト補強プライの半径方向厚さ(TB)、または隣接するカーカス補強プライの半径方向厚さ(TP)の50%以上かつ3倍以下の半径方向厚さ(TC)を有することを特徴とする空気入りランフラットタイヤ。
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