JP4684638B2 - 車両の音声発生装置 - Google Patents

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Description

本発明は、音声を発音する音声ユニットが着脱可能になった車両の音声発生装置に関する。
従来から、例えば、ゴルフ場においては、ガイド情報を音声としてスピーカーから発生させながら走行するゴルフカートが使用されている(例えば、特許文献1参照)。このゴルフカートが使用されるゴルフ場では、カート路の路肩における所定部分にセンサが設置され、ゴルフカートには、このセンサから送信される位置情報を受信できる受信手段や、その位置情報に応じた音声情報を発生するための音声発生装置等が備わっている。これによって、順路を案内するための掲示板等を設置しなくてもゴルフカートの円滑な進行が可能になる。
特開平11−325939号公報
このようなゴルフカート等の車両においては、音声発生装置を備えた少量生産によるオプション仕様の車両と、音声発生装置を備えていない多量生産による標準仕様の車両とをそれぞれ生産する場合がある。また、一旦、音声発生装置を備えていない標準仕様で製造販売した車両を、購入者の要望により音声発生装置を備えたオプション仕様に変更する場合がある。しかしながら、前述した従来のゴルフカートでは、このような変更を行う場合、種々の部分の構成に変更が必要になり仕様の変更を簡単に行うことができなかった。
本発明は、前述した問題に対処するためになされたもので、その目的は、音声情報を発生するための音声ユニットを必要に応じて接続することのできる車両の音声発生装置を提供することである。
前述した目的を達成するため、本発明に係る車両の音声発生装置の構成上の特徴は、車両の状態を検出する検出装置と、検出装置が検出する検出値に基づいて車両が備える各装置を制御する制御装置と、検出装置が検出する検出値の信号が制御装置に正常に入力されているか否かを診断する診断装置を制御装置に着脱自在に接続するための接続部と、接続部に診断装置と選択的に接続でき、検出装置が検出する検出値の信号に基づいて音声情報を発音する音声ユニットと、制御装置が実行する制御モードを、診断装置が接続部を介して制御装置に接続され検出装置が検出した検出値の信号が制御装置に正常に入力されているか否かを診断するときの診断モードと、音声ユニットが接続部を介して制御装置に接続され検出装置が検出した検出値の信号に基づいて音声情報を発音するときの音声発生モードとに切り替えるためのモード設定部とを備えたことにある。
このように構成した車両の音声発生装置には、検出装置が検出した検出値の信号が制御装置に正常に入力されているか否かを診断する診断装置を制御装置に着脱自在に接続するための接続部が設けられている。そして、この接続部に、検出装置の検出値に基づいて音声情報を発音する音声ユニットを、診断装置と選択的に接続可能にしている。したがって、診断装置を接続するための接続部を利用して音声ユニットの接続ができるため、音声ユニットを備えたオプション仕様の車両と、音声ユニットを備えていない標準仕様の車両との変更が大幅な設計変更等を行うことなく容易にできるようになる。
この場合の検出装置は、車両の走行速度を検出する速度センサ等のセンサや、車両の走行および操舵の操作を自動と手動とに切り替えるための切替えスイッチ等のスイッチで構成される。また、診断装置は、車両に対して定期的に実施される保守点検等を行うための装置でありパソコン等が用いられる。また、この場合に用いられる車両としては、元々診断装置を接続するための接続部を備えている車両とすることが好ましい。これによると、新たに接続部を設ける必要がなくなる。
また、本発明に係る車両の音声発生装置の他の構成上の特徴は、車両に設けられた電源装置から制御装置を介して、音声ユニットを作動させるための電力を音声ユニットに供給するようにしたことにある。これによると、音声ユニットに電源装置を設ける必要がないため、音声ユニットを小型化できる。すなわち、制御装置は電源装置とともに車両の車体に設けられており、制御装置には、元々電源装置から電力が供給されている。このため、その電力の一部を音声ユニットに供給することにより、音声ユニットに特に電源装置を設ける必要がなくなる。
また、本発明に係る車両の音声発生装置のさらに他の構成上の特徴は、検出装置に発報停止スイッチが含まれ、発報停止スイッチが発信する信号を制御装置が受信したときに、制御装置の制御により音声ユニットによる音声情報の発音が停止することにある。これによると、不要な音声情報を無用に発音させなくて済む。特に、車両を静かに走行させる必要が生じた場合には、簡単な操作で音声情報の発音を停止させることができる。
また、本発明に係る車両の音声発生装置のさらに他の構成上の特徴は、音声ユニットが、音声情報を記憶した音声メモリ部と、音声情報を発音するスピーカーとを備えていることにある。これによると、音声ユニットが音声情報を発音するための主要部分を備えているため、音声ユニットを備えたオプション仕様の車両と、音声ユニットを備えていない標準仕様の車両との変更が、音声ユニットを着脱するだけで済むようになり、さらに簡単になる。
また、本発明に係る車両の音声発生装置のさらに他の構成上の特徴は、音声メモリ部が記憶する音声情報に、音量の異なる同一の音声情報が含まれていることにある。この場合の音声情報としては、例えば、通常の音量の音声情報に加えて、音量の大きな音声情報と音量の小さな音声情報との3種類の音量の異なる同一内容の音声情報を準備しておく。これによると、音声情報の音量を安価で簡単な構成で変更できる。このような場合、音声情報を電子ボリュームで変更することもできるが、これによると、高価につくため、音量の異なる同一の音声情報を複数揃えることが好ましい。
また、本発明に係る車両の音声発生装置のさらに他の構成上の特徴は、検出装置が検出する検出値の信号が入力された制御装置からの指令信号に基づいて、音声メモリ部に記憶された音声情報の中から発音する音声情報を選択してスピーカーに発音させる処理装置を音声ユニットに設けたことにある。これによると、音声メモリ部に記憶された音声情報の中から発音する音声情報を選択してスピーカーに発音させる処理装置を、制御装置でなく音声ユニットに設けているため、音声ユニットを一体からなる完結した装置にすることができる。これによって、音声ユニットを備えたオプション仕様の車両と、音声ユニットを備えていない標準仕様の車両との変更が、音声ユニットを着脱するだけで済むようになり、さらに簡単になる。
また、本発明に係る車両の音声発生装置のさらに他の構成上の特徴は、検出装置が検出する検出値の信号に基づいて車両が備える各装置を制御するための制御プログラムを記憶した制御メモリ部を制御装置に設けるとともに、音声ユニットの処理装置を作動させるための作動プログラムを制御メモリ部に記憶させたことにある。これによると、音声ユニットの音声メモリ部を安価で小型の小容量のもので構成することができる。制御装置には、元々、大容量の制御メモリ部が設けられているため、その余った容量を音声ユニットの処理装置を作動させるための作動プログラム用として有効に活用でき、その分、音声ユニットを安価に構成することができる。
また、本発明に係る車両の音声発生装置のさらに他の構成上の特徴は、音声メモリ部に複数の短い音声情報が記憶されており、音声ユニットが発音する音声情報が、短い音声情報の中から適宜選択されて組み合わされたもので構成されていることにある。これによると、使用頻度の高い音声情報と使用頻度の低い音声情報とを組み合わせたり、使用頻度の高い音声情報どうしを組み合わせたりすることで、その分、音声情報の量を少なくすることができる。この結果、音声情報を記憶するための音声メモリ部の記憶量を少なくでき、音声メモリ部を小容量のもので構成することができる。
また、本発明に係る車両の音声発生装置のさらに他の構成上の特徴は、音声情報に優先度が設定されており、音声ユニットが所定の音声情報を発音しているときに、検出装置が優先度の高い音声情報に対応する他の信号を発信すると、制御装置の制御により、所定の音声情報の発音が中断して新たな発信信号に基づいた音声情報が発音されるようにしたことにある。また、この場合、所定の音声情報の優先度よりも新たな発信信号に基づいた音声情報の優先度が低いか、または等しい場合には、所定の音声情報の発音を優先的に行うようにすることが好ましい。これによると、優先度の高い、言い換えれば、緊急度の高い音声情報を可及的速やかに発音できる。
また、本発明に係る車両の音声発生装置のさらに他の構成上の特徴は、車両がゴルフカートであることにある。このような音声発生装置は、種々の車両に設けることができるが、ゴルフカートのように、ゴルフ場内における一定のカート路を自動運転または手動運転により走行する車両には、特に適している。また、一般に、ゴルフカートには、点検するための診断装置を制御装置に接続するための接続部が設けられているため、その接続部を利用して、音声ユニットを制御装置に接続することができる。
以下、本発明の一実施形態を図面を用いて説明する。図1は、本発明に係る音声発生装置を備えた車両としてのゴルフカート10が、ゴルフ場のカート路CR上を走行している状態を示している。このカート路CRの地下における路面近傍部分の幅方向の中央部には、走行方向に沿って電磁誘導線Lが設けられ、電磁誘導線Lの両側部分には、所定間隔を保って開始用定点部材PSと終了用定点部材PEとが設けられている。開始用定点部材PSと終了用定点部材PEは、それぞれ上端と下端に磁極を有する永久磁石で構成されている。また、図示していないが、カート路CRには、所定の信号を発信する定点部材も設けられている。
ゴルフカート10は、カート路CR上を電磁誘導線Lに沿って自動走行する自動操向モードと、乗員の手動操向によって走行する手動操向モードとの2種類の走行形態により走行可能になっている。そして、このゴルフカート10は、図2に示したように、左右前輪FL,FR、左右後輪RL,RRおよび操向ハンドル11を備えている。ゴルフカート10を手動操向モードで走行させる際には、乗員が操向ハンドル11を回動操作することにより左右前輪FL,FRが左右に向きを変更して、ゴルフカート10は左旋回したり右旋回したりしながら進行方向を変えて走行する。
この操向ハンドル11は、軸回り方向に回転可能に設置されたステアリング軸12の上端に固定され、ステアリング軸12の下端は水平方向に設置されたラックバー(図示せず)に噛合している。このラックバーは、ステアリング軸12の回転により左右(ラックバーの軸方向)に移動し、このラックバーの移動により左右前輪FL,FRの向きが変わるように構成されている。また、ステアリング軸12は下部側部分と上部側部分とで構成されており、その間に、下部側部分と上部側部分とを連結したり切り離したりするためのステアリングクラッチ13が設けられている。
このステアリングクラッチ13によってステアリング軸12の上部と下部を連結したときには、操向ハンドル11の操作に応じて左右前輪FL,FRが操向される。また、ステアリングクラッチ13によって、ステアリング軸12の上部が下部から切り離されたときには、操向ハンドル11は固定されて一定位置に静止する。この場合には、ステアリング軸12の下部側部分に設けられたステアリングモータ14の作動によって、ステアリング軸12の下部側部分が回転しその回転に応じて左右前輪FL,FRは向きを左右に変更する。
また、ステアリングクラッチ13は、ハンドル切替スイッチ13aによって切替えられ、ハンドル切替スイッチ13aはクラッチモータリレー13bの作動によってオンオフ制御される。この場合、ハンドル切替スイッチ13aがオン状態であるときに、ステアリングクラッチ13によってステアリング軸12の上部と下部とが連結され、ハンドル切替スイッチ13aがオフ状態であるときに、ステアリングクラッチ13によってステアリング軸12の上部と下部とが切り離されるものとする。
また、ゴルフカート10内における操向ハンドル11の下方には、アクセルペダル15およびブレーキペダル16が設けられ、ゴルフカート10の後部側には、駆動モータ17および駆動モータ17の回転力を左右後輪RL,RRに伝達するためのトランスミッション18が設けられている。アクセルペダル15およびブレーキペダル16は、ゴルフカート10を手動操向モードで走行させる際に、乗員によって操作されるものである。すなわち、乗員がアクセルペダル15を踏み込むとアクセルペダル15の位置(踏込み量)がアクセルポテンショメータ15aによって検出され、アクセルペダル15が操作されていることがアクセルスイッチ15bによって検出される。
そして、アクセルポテンショメータ15aが検出した検出値は、アクセル位置信号として、本発明の制御装置としてのメインコントローラ20が備えるCPU21に送信される。CPU21は、アクセルポテンショメータ15aからのアクセル位置信号に基づいて、駆動制御回路22を介して駆動モータ17を駆動させ、左右後輪RL,RRを回転させる。これによって、ゴルフカート10は加速しながら走行する。この場合、アクセルペダル15の踏込み量が大きいほどゴルフカート10の加速度は大きくなり、アクセルペダル15の踏込み量が小さいほどゴルフカート10の加速度は小さくなる。また、アクセルペダル15の踏込み量を一定に維持するとゴルフカート10は一定速度で走行する。
また、乗員がブレーキペダル16を踏込むと、ブレーキペダル16が操作されたことをブレーキスイッチ16aが検出する。そして、ブレーキペダル16の踏込み量(踏込み力)は、連結機構16bからワイヤを介して、左右前輪FL,FRおよび左右後輪RL,RRにそれぞれ設けられたドラムブレーキ19に伝達され、ドラムブレーキ19の作動により各左右前輪FL,FR、左右後輪RL,RRの回転駆動が制動される。この場合、左右前輪FL,FRおよび左右後輪RL,RRに掛かる制動力は、ブレーキペダル16の踏込み量に比例する。
また、ゴルフカート10を自動操向モードで走行させる場合には、メインコントローラ20が備えるステアリングドライバ23の制御によってステアリングモータ14が作動し、ステアリング軸12が回転する。これによって、左右前輪FL,FRは向きを左右に変更する。また、ゴルフカート10の底面における前部には、電磁誘導線Lを検出できる3個のセンサからなる誘導センサ11aが設けられており、誘導センサ11aが電磁誘導線Lに追従するように、ステアリングモータ14はステアリング軸12を回転させる。
この場合、3個の誘導センサ11aの両側の誘導センサ11aよりも内側に、電磁誘導線Lを位置させるようにしてゴルフカート10を走行させる。また、CPU21からの指令信号に基づいて、駆動制御回路22が駆動モータ17を駆動させ、左右後輪RL,RRを回転させる。これによって、ゴルフカート10は電磁誘導線Lに沿って予め設定された速度で走行する。
また、連結機構16bには、ギア16cを介してブレーキ用モータ16dが接続されている。このブレーキ用モータ16dが、メインコントローラ20が備えるブレーキモータドライバ24の制御によって駆動することにより、手動操向モードの場合と同様に、ドラムブレーキ19が作動してゴルフカート10を制動する。また、トランスミッション18には、左右後輪RL,RRの回転を制動するための電磁ブレーキ16eが設けられている。この電磁ブレーキ16eは、ゴルフカート10の走行速度が予め設定された速度以下になったときに、CPU21の制御により作動して、左右後輪RL,RRの回転を停止させる。
また、このゴルフカート10は、図3に示した音声発生装置30を備えている。この音声発生装置30は、メインコントローラ20、本発明の検出装置としての速度センサ31a,31b等のセンサやスイッチ、音声ユニット40および本発明の診断装置としてのパソコン50で構成されている。メインコントローラ20のCPU21には、走行処理部21a、制御メモリ部21bおよび通信処理部21cが備わっている。
制御メモリ部21bには、ゴルフカート10が備える各装置を制御するための制御プログラムや各種のデータ等が記憶されており、走行処理部21aは、検出装置を構成する各装置からの信号に基づいて制御メモリ部21bに記憶された制御プログラムを実行する。これによって、ゴルフカート10は、走行時の操向や速度等を制御される。通信処理部21cは、走行処理部21aと、音声ユニット40やパソコン50との間で各種の信号の入出力を行うための処理を実行する。
また、検出装置は、前述したハンドル切替スイッチ13a、アクセルポテンショメータ15aおよび速度センサ31a,31bの外、発進・停止スイッチ32、前進スイッチ33a、後進スイッチ33b、定点センサ34a,34b、障害物センサ35a,35b、手動切替スイッチ36、充電スイッチ37および発報停止スイッチ38等で構成されている。
速度センサ31a,31bは、それぞれエンコーダからなっており、トランスミッション18に設けられてゴルフカート10の走行速度を検出する。この速度センサ31a,31bが検出した走行速度の値は、速度センサ入力部31cを介して信号として走行処理部21aに送信される。このように2個の速度センサ31a,31bを設けることにより、出力波形の位相をずらして、ゴルフカート10が前進しているか後進しているかの判別ができるようにしている。また、ゴルフカート10が自動操向モードになっている場合には、速度センサ31a,31bの検出値に基づいて、走行速度が設定値になるように、CPU21が駆動モータ17やブレーキ用モータ16dを制御する。
発進・停止スイッチ32は、メインスイッチ52や手動切替スイッチ36とともに、操作盤53に設けられている。メインスイッチ52は、キー(図示せず)を差し込んで回転させることによりオン位置とオフ位置とに回転するようになっており、オン位置に回転することにより、電源回路が閉じてゴルフカート10は走行可能な状態になる。また、メインスイッチ52がオフ位置に回転することにより電源回路が開いてゴルフカート10は走行不能な状態になる。
発進・停止スイッチ32は、自動操向モードのときだけ使用するものでゴルフカート10を発進させたり、停止させたりするためのスイッチであり、その操作状態は、発進・停止スイッチ入力部32cを介して信号として走行処理部21aに送信される。メインスイッチ52をオン位置にした状態で、発進・停止スイッチ32を押すことにより、ゴルフカート10は、自動的に発進して設定された走行速度に応じて走行し、再度発進・停止スイッチ32を押すことにより、ゴルフカート10は自動的に停止する。
手動切替スイッチ36は、ゴルフカート10の走行形態を、自動操向モードから手動操向モードに切り替えるためのスイッチで、オン操作されると、手動操向モードになり、発進・停止スイッチ32のオン操作により自動操向モードに切り替わる。手動切替スイッチ36の操作状態は、手動切替スイッチ入力部36cを介して信号として走行処理部21aに送信される。この手動切替スイッチ36をオン操作した場合、クラッチモータリレー13bが作動してハンドル切替スイッチ13aをオン状態にする。
また、駆動制御回路22は、アクセルペダル15の操作に応じて駆動モータ17を駆動させる状態になる。このため、ゴルフカート10は、乗員による操向ハンドル11、アクセルペダル15およびブレーキペダル16の操作によって走行する。すなわち、ゴルフカート10は、操向ハンドル11の操作に応じた方向に向きを変えながら、アクセルペダル15の操作に応じた速度で加速走行したり、ブレーキペダル16の操作に応じた速度で減速走行したりする。
このアクセルペダル15の操作量は、アクセルポテンショメータ15aによって検出されその検出値は、アクセル位置入力部15cを介して信号として走行処理部21aに送信される。また、同様に、ハンドル切替スイッチ13aの操作状態は、ハンドル切替入力部13cを介して信号として走行処理部21aに送信される。
一方、手動切替スイッチ36をオフ状態にした場合(発進・停止スイッチ32を押すことにより自動的に手動切替スイッチ36はオフ状態になる。)には、クラッチモータリレー13bが作動してハンドル切替スイッチ13aをオフ状態にし、ステアリングモータ14の作動による左右前輪FL,FRの操向が可能な状態になる。またブレーキ用モータ16dの駆動による左右前輪FL,FR、左右後輪RL,RRの制動が可能な状態になる。さらに、駆動制御回路22は、CPU21の制御により、設定された走行速度に応じて駆動モータ17を駆動させる状態になる。
前進スイッチ33a、後進スイッチ33bは、乗員によって操作されるシフトレバー33に設けられており、シフトレバー33を前進側に操作したときに、前進スイッチ33aがオン状態になり、シフトレバー33を後進側に操作したときに、後進スイッチ33bがオン状態になるように設定されている。前進スイッチ33aおよび後進スイッチ33bの操作状態は、前進・後進スイッチ入力部33cを介して信号として走行処理部21aに送信される。
なお、発進・停止スイッチ32のオン操作により、自動操向モードになっているときには、後進スイッチ33bは、オン状態になっていてもその操作状態が無効にされてゴルフカート10が後進できないように構成されている。また、手動操向モードの際に、後進スイッチ33bがオン状態に操作されると、警報ブザー54が発音するようになっている。これによって、周囲の人はゴルフカート10が後進することを知ることができる。
定点センサ34a,34bは、ゴルフカート10の底面における左右両側(図1参照)に設けられており、ゴルフカート10が走行する際に、定点センサ34aは開始用定点部材PSを検出することができ、定点センサ34bは終了用定点部材PEを検出することができる。また、定点センサ34a,34bは、接近する所定の定点部材を検出することができる。定点センサ34a,34bが検出した結果は、定点センサ入力部34cを介して信号として走行処理部21aに送信される。そして、この定点センサ34a,34bによる開始用定点部材PS、終了用定点部材PEおよび各定点部材の検出に基づいてCPU21が、駆動モータ17、ドラムブレーキ19等を制御する。
この場合、定点センサ34aが開始用定点部材PSを検出したときに、走行速度を下げてカート路CRのカーブを走行し、定点センサ34bが終了用定点部材PEを検出したときに、走行速度を上げてカート路CRの直線部分を走行する。また、カート路CRにおける開始用定点部材PSと終了用定点部材PEとの間が、クラブハウス等の特定のエリアの近傍であれば、ゴルフカート10が開始用定点部材PSと終了用定点部材PEとの間を通過する間、ブザー55を発音させる。これによって、周囲の人にゴルフカート10が接近したことを知らせることができる。また、定点センサ34a,34bが所定の定点部材を検出したときに、その定点部材の発信信号に応じてゴルフカート10が走行したり、後述する音声情報を発生したりする。
障害物センサ35a,35bは、ゴルフカート10の前部における左右両側部分に設けられており、対人、対物等の障害物を検出する。この障害物センサ35a,35bの検出結果は、障害物センサ入力部35cを介して信号として走行処理部21aに送信される。そして、CPU21は、障害物センサ35a,35bの検出結果に基づいて、ドラムブレーキ19等を制御し、ゴルフカート10が障害物に衝突することを防止する。
充電スイッチ37は、リセプタクルからなっており、充電装置(図示せず)と接続されることにより、オン状態になる。この充電スイッチ37の操作状態は、充電スイッチ入力部37cを介して信号として走行処理部21aに送信される。また、駆動制御回路22には、メインリレー56を介して、駆動モータ17等の駆動装置を駆動させるための6個の駆動バッテリ57aと、メインコントローラ20等の電子機器を作動させるための制御バッテリ57bとが接続されている。
そして、駆動バッテリ57aと制御バッテリ57bとに、充電回路58a,58bを備えた充電器58と充電スイッチ37が接続されている。充電回路58aは、駆動バッテリ57aを充電し、充電回路58bは、制御バッテリ57bを充電する。また、充電装置を充電スイッチ37に接続することにより充電器58を介して駆動バッテリ57aと制御バッテリ57bとを充電することができ、走行時には、駆動バッテリ57aから制御バッテリ57bに電力が送られるようになっている。これによって、駆動バッテリ57aの容量が空になったのちでも、制御バッテリ57bの容量が空になるまではメインコントローラ20等の電子機器が作動できるようになる。
発報停止スイッチ38は、オン操作されることにより、後述する音声ユニット40の発音を停止させる。この発報停止スイッチ38の操作状態は、発報停止スイッチ入力部38cを介して信号として走行処理部21aに送信される。また、このゴルフカート10には、前述した各装置の外、追突防止センサ受信機59a、追突防止センサ発信機59b、バンパスイッチ61a,61bおよびリモコン受信機62が備わっている。
追突防止センサ受信機59aおよび追突防止センサ発信機59bは、カート路CRを複数のゴルフカート10が自動操向モードで走行しているときに、前方にゴルフカート10が走行していることを後方のゴルフカート10に知らせるために設けられている。追突防止センサ受信機59aは、ゴルフカート10の前部中央に設けられ、追突防止センサ発信機59bは、ゴルフカート10の後部中央に設けられている。
そして、追突防止センサ発信機59bは、後方に向けて信号を発信することにより後続のゴルフカート10に対して前方にゴルフカート10が走行していることを知らせ、追突防止センサ受信機59aは、前方のゴルフカート10の追突防止センサ発信機59bが発信する信号を受信して、前方のゴルフカート10に接近したことを検知する。この検知がされたときに、後続のゴルフカート10はCPU21によって速度を遅くしたり停止したりする制御が行われ、前方のゴルフカート10との衝突が防止される。
バンパスイッチ61a,61bは、ゴルフカート10の前部に設けられたバンパ61の後面における左右両側に設けられ、バンパ61に障害物が衝突したことを検出する。これによって、自動操向モードの時にはゴルフカート10は、停止するように制御される。リモコン受信機62は、リモコン送信機62aから送信される信号を受信してCPU21に送信し、CPU21は、送られた信号に基づいて各装置を制御する。これによって、リモコン送信機62aによるゴルフカート10の遠隔操作が可能になる。
また、メインコントローラ20には、CPU21の外、通信データ送受信部25、電源処理部26、接続部27、モード設定部28、メンテスイッチ入力部29が備わっている。通信データ送受信部25は、メインコントローラ20に音声ユニット40が接続されているときに、通信処理部21cで処理されたデータ信号を音声ユニット40側に送信するとともに、音声ユニット40側から送信されるデータ信号を受信して通信処理部21cに送信する。また、電源処理部26は、制御バッテリ57bから音声ユニット40に電力を供給するための処理を行う。この通信データ送受信部25によるデータ信号の送受信および電源処理部26からの電力の供給は、接続部27を介して行われる。
モード設定部28は、メインコントローラ20に音声ユニット40を接続して音声を発生させるときの音声モードと、メインコントローラ20にパソコン50を接続して、音声発生装置30が備える各装置の診断を行うときの診断モードとのいずれか一方のモードに切替える操作を行うために設けられている。このモード設定部28は、切替IDとそれに対応する各項目等を記憶したメモリ28aを備えており、診断モードに設定した場合には、各切替IDに対応した装置の診断が可能になる。
例えば、切替IDの「N」が速度センサ31aを示すものであれば、メインコントローラ20にパソコン50を接続した状態で、切替IDを「N」に設定すると、速度センサ31aの検出結果が正常にCPU21に送信されているか否かの判定を行うことができる。また、メインコントローラ20にパソコン50を接続して診断モードにする場合には、メンテスイッチ入力部29に、メンテスイッチ51を差し込んでメンテスイッチ51をオン状態にする。これによって、診断モードによる診断が実行可能になる。
音声ユニット40は、接続部27を介して、メインコントローラ20に着脱可能になっており、通信データ送受信部41、電源処理部42、処理装置43、音声メモリ部44、スピーカー45の各装置で構成されている。通信データ送受信部41は、通信データ送受信部25から送られるデータ信号を処理装置43に送信するとともに、処理装置43から送信されるデータ信号を接続部27を介して通信データ送受信部25に送信する。また、電源処理部42は、電源処理部26から供給される電力を受けて音声ユニット40の各装置を作動させる。
この場合の接続部27を介して行われる通信データ送受信部25と通信データ送受信部41との間のデータ信号の送受信は通信ケーブル41aを介して行われ、接続部27を介して行われる電源処理部26から電源処理部42への電力の供給は電源ケーブル42aを介して行われる。この通信ケーブル41aと電源ケーブル42aとは一本に束ねて構成されており、接続部27も1個の部材で構成されている。したがって、音声ユニット40のメインコントローラ20への着脱をワンタッチで行える。同様に、パソコン50のメインコントローラ20への着脱もワンタッチで行える。
処理装置43は、通信データ送受信部41を介してメインコントローラ20側から送られるデータ信号に基づいて、音声メモリ部44が記憶する音声情報を適宜取出して組み合わせるとともに、その音声情報をスピーカー45に発音させる制御を行う。音声メモリ部44は、短い音声情報を多数記憶している。例えば、「ここは」、「坂道」、「です」のように通常使用される言葉のうち最小単位の言葉、またはそれに近い言葉が記憶されている。そして、処理装置43が備えるデータ処理部43aは、音声メモリ部44が記憶する短い音声情報の中から所定のものを取出して、スピーカー45に送信する。スピーカー45は、処理装置43から送信されるデータ信号に基づいて発音する。
また、音声情報の中には言葉だけでなくメロディも含まれており、各音声情報に対してそれぞれ大きな音の音声情報と通常の大きさの音の音声情報とが用意されている。このような音声情報としては、図4に示したガイド情報等の種々の情報が予め設定されて記憶されているとともに、各音声情報に対して対応するように認識コードが設定されている。そして、処理装置43に認識コード「01」に対応する信号がメインコントローラ20側から入力されると、処理装置43は、音声メモリ部44から「停止します」の音声情報を取り出し、この音声情報の信号をスピーカー45に送る。
つぎに、以上のように構成されたゴルフカート10を走行させるときの操作およびメインコントローラ20が行う制御について説明する。まず、音声ユニット40をメインコントローラ20に接続して音声情報を発音させながら、自動操向モードにより無人でゴルフカート10を走行させる場合について説明する。この場合、まず、接続部27に通信ケーブル41aと電源ケーブル42aを接続して、モード設定部28を音声モードに設定する。つぎに、メインスイッチ52をオン状態にするとともに発進・停止スイッチ32を押す。これによって、ゴルフカート10は走行を開始する。
この場合、ゴルフカート10は、カート路CR上を電磁誘導線Lに沿って、予め設定された設定速度で走行する。この設定速度はデータとして制御メモリ部21bに記憶されており、走行処理部21aは、速度センサ31a,31bの検出値に基づいて、駆動モータ17やブレーキ用モータ16dを制御してゴルフカート10の走行速度を設定値に維持する。また、障害物センサ35a,35b、追突防止センサ受信機59aおよびバンパスイッチ61a,61bの検出結果に応じて走行処理部21aは、ブレーキ用モータ16dを制御してゴルフカート10の走行速度を遅くしたり、停止させたりする。
また、定点センサ34aが検出する開始用定点部材PSの位置で、走行速度を変更したり、音声ユニット40のスピーカー45を発音させたりするとともに、定点センサ34bが検出する終了用定点部材PEの位置で走行速度をもとの速度に戻したり、スピーカー45の発音を停止させたりする。すなわち、開始用定点部材PSや終了用定点部材PEは、カート路CRにおけるカーブや坂道の始点と終点等に設けられており、ゴルフカート10は、メインコントローラ20によって、走行するカート路CRの状態に応じて速度を変更するように制御される。
また、カート路CRには、所定の信号を発信する単独の定点部材も所定位置に設けられており、定点センサ34a,34bがその定点部材の信号を検出すると、音声ユニット40にその信号に応じた発音を発生させる。この定点センサ34a,34bが検出する定点部材の信号は、図4に示した認識コードの「07」〜「16」に対応するもので、例えば、認識コードが「07」であれば、メインコントローラ20は音声ユニット40のスピーカー45に「徐行します」と発音させる。
また、この音声情報は、定点センサ34a,34bからの信号だけでなく、検出装置を構成する他の装置からの信号によっても発音され、例えば、発進・停止スイッチ32が押されると、認識コード「04」に対応する信号が発進・停止スイッチ32からCPU21に送信され、音声ユニット40のスピーカー45は「発進します」と発音する。再度、発進・停止スイッチ32が押されると、認識コード「05」に対応する信号が発進・停止スイッチ32からCPU21に送信され、音声ユニット40のスピーカー45は「停止します」と発音する。
また、その他、速度センサ31a,31bに異常が発生したときには、その異常の程度に応じて、認識コード「01」〜「03」の中の一つが選択され、それに対応する信号がCPU21に送信され、音声ユニット40のスピーカー45はそれに応じた音声情報を発音する。さらに、後進スイッチ33bがオン状態になったときには、後進スイッチ33bからCPU21に認識コード「06」の信号が発信され、スピーカー45から「バックします」の音声が発音される等、状況に応じた音声情報が音声ユニット40のスピーカー45から適宜発音される。
なお、図4における認識コード「17」,「18」は障害物センサ35a,35bの信号に対応し、認識コード「19」はハンドル切替スイッチ13aの信号に対応し、認識コード「20」は充電スイッチ37の信号に対応したものである。また、認識コード「21」はアクセルポテンショメータ15aの信号に対応し、認識コード「22」は発報停止スイッチ38の信号に対応している。
スピーカー45が音声情報を発音するときのパターンを、図5〜図8のフローチャートに示している。これらのフローチャートのプログラムは、それぞれ制御メモリ部21bに記憶されており、走行処理部21aによって実行される。図5は、定点センサ34a,34bが定点部材を検出したとき等に行われる単発発報や割り込み発報の場合を示しており、このプログラムは、ステップ100において開始される。そして、メインコントローラ20のCPU21は、ステップ102において発報要求が有るか否かの判定を行う。この判定は、定点センサ34a等からCPU21に送られる信号が音声情報を要求しているものか否かで行われ、各信号が音声情報の発音を要求したものでなければ、ステップ102において「NO」と判定し、プログラムはステップ104に進んで終了する。
そして、プログラムは、再度ステップ100から開始され、ステップ102において、発報要求が有るか否かの判定を行う。ステップ102において「YES」と判定されるまでは、ステップ100,102,104の処理が繰り返される。そして、所定の検出装置からCPU21に所定の音声情報の発音を要求する信号が入力されると、ステップ102において「YES」と判定し、プログラムはステップ106に進む。そして、ステップ106においては、以前に発報要求された音声情報を発報中であるか否かの判定が行われる。ここで、以前に要求された音声情報は発報されてなく「NO」と判定すると、プログラムはステップ108に進み、新たに要求された後の音声情報を発報する。そして、プログラムは104に進んで終了する。
また、ステップ106において、前の音声情報が発報中で「YES」と判定すると、プログラムはステップ110に進み、前の音声情報と後の音声情報との優先度を比較する。この優先度は、全ての音声情報に対して予め設定されているもので、前の音声情報の優先度が後の音声情報の優先度よりも高いか、または等しい場合には、前の音声情報の発報を継続する処理が行われる。
ここで、前の音声情報の優先度が後の音声情報の優先度よりも高いか、または等しくて、「YES」と判定すると、プログラムはステップ112に進み、前の音声情報の発報を継続する。そして、前の音声情報を発報したのちにステップ104に進んでプログラムは終了する。また、前の音声情報の優先度が後の音声情報の優先度よりも低く、ステップ110において、「NO」と判定すると、プログラムはステップ114に進み、前の音声情報の発報を中断する処理をしたのち、ステップ108に進む。そして、ステップ108において、後の音声情報を発報する処理を行ったのちに、プログラムは104に進んで終了する。
また、図6は、ゴルフカート10が、開始用定点部材PSと終了用定点部材PEとの間を走行するとき等に実施される連続発報の場合を示しており、このプログラムは、ステップ200において開始される。そして、メインコントローラ20のCPU21は、ステップ202において、速度センサ31a等からCPU21に送られる信号が音声情報を要求しているものか否かの判定が行われる。ここで、各信号が音声情報の発音を要求するものでなければ、ステップ202において「NO」と判定し、プログラムはステップ204に進んで終了する。
そして、プログラムは、再度ステップ200から開始され、ステップ202に進む。ここで、所定の検出装置からCPU21に所定の音声情報の発音を要求する信号が入力されると、ステップ202において「YES」と判定し、プログラムはステップ206に進む。そして、ステップ206においては、現在、音声情報を発報中であるか否かの判定が行われる。ここで、音声情報は発報されてなく「NO」と判定すると、プログラムはステップ208に進み、要求された所定の音声情報を発報する処理が行われる。
また、ステップ206において、音声情報が発報中で「YES」と判定すると、プログラムはステップ202に戻り、再度発報要求があるか否かの判定を行う。ここで、CPU21に音声情報の発音を要求する信号の入力があれば、「YES」と判定して、ステップ206に進む。そして、ステップ206で「YES」と判定され、さらに、ステップ202で「YES」と判定される間は、ステップ202,206の処理が繰り返される。また、その間に、ステップ202で「NO」と判定すると、プログラムはステップ204に進んで終了し、ステップ206で「NO」と判定すると、プログラムはステップ208に進む。
そして、プログラムは、ステップ208の処理後、ステップ210に進み、発報の要求が継続しているか否かの判定を行う。ここで、CPU21に音声情報の発音を要求する信号の入力が継続していなければ、「NO」と判定して、プログラムはステップ204に進み終了する。また、音声情報の発音を要求する信号の入力が継続していて、ステップ210で「YES」と判定すると、プログラムはステップ208に戻り、音声情報を発報する処理が行われる。この音声情報の発報は、ステップ210において「NO」と判定するまで繰り返される。
また、図7は、音声情報を発生する必要が無くなって発報停止スイッチ38がオン操作され、発報を停止する場合を示しており、このプログラムは、ステップ300において開始される。そして、CPU21は、ステップ302において、発報停止要求が有るか否かの判定を行う。この判定は、発報停止スイッチ38からCPU21に信号が送信されたか否かによって行われる。ここで、発報停止スイッチ38からCPU21に信号が送られていなければ「NO」と判定し、プログラムはステップ304に進んで終了する。
また、発報停止スイッチ38からCPU21に信号が送られて、ステップ302において「YES」と判定すると、プログラムはステップ306に進み、現在発報が行われているか否かの判定が行われる。発報が行われていなければ、ステップ306において、「NO」と判定し、プログラムはステップ304に進んで終了する。また、発報が行われていて、ステップ306において、「YES」と判定すると、プログラムはステップ308に進んで発報を停止させる処理を行う。そして、プログラムは、ステップ304に進んで終了する。
また、図8は、音声ユニット40から発生される音声情報が複数の音声情報を組み合わせたものである場合等に実施される逐次発報の場合を示しており、このプログラムは、ステップ400において開始される。そして、メインコントローラ20のCPU21は、ステップ402において、速度センサ31a等からCPU21に送られる信号が音声情報を要求しているものか否かの判定が行われる。ここで、各信号が音声情報の発音を要求するものでなければ、ステップ402において「NO」と判定し、プログラムはステップ404に進んで終了する。
そして、プログラムは、再度ステップ400から開始され、ステップ402に進んで、再度、音声情報が要求されているか否かの判定が行われる。ここで、所定の検出装置からCPU21に所定の音声情報の発音を要求する信号が入力されると、ステップ402において「YES」と判定し、プログラムはステップ406に進む。そして、ステップ406においては、現在、音声情報が発報されているか否かの判定が行われる。ここで、音声情報は発報されてなく「NO」と判定すると、プログラムはステップ408に進み、要求された所定の音声情報を発報する処理が行われる。また、音声情報が発報されていて、ステップ406において「YES」と判定すると、プログラムはステップ404に進んで終了する。
また、ステップ406において、「NO」と判定されたのちに、ステップ408において音声情報を発報する処理が行われると、プログラムはステップ410に進み、発報すべき次の音声情報が有るか否かの判定を行う。ここで、次の音声情報が有れば、「YES」と判定して、ステップ408に戻り、次の音声情報を発報する処理を行う。そして、プログラムは410において「YES」と判定する間、ステップ408での処理を繰り返し、ステップ410において「NO」と判定すると、ステップ404に進んで終了する。
この場合、発報すべき次の声情報がまだ残っていてステップ410において、「YES」と判定する間は、ステップ408の処理が繰り返される。これによって、発報すべき全ての音声情報が状況に応じて発報される。以上のように、ゴルフカート10はカート路CRやその近傍の状態に応じて、適宜走行速度を変更するとともに、音声からなるガイド情報を発報しながら走行していく。そして、走行が終了すると、発進・停止スイッチ32を押してゴルフカート10を停止させ、メインスイッチ52をオフ操作する。この場合の操作は、リモコン送信器62aの操作によっても行うことができる。
また、ゴルフカート10を乗員の操作により走行させる場合には、メインスイッチ52をオン状態にするとともに、手動切替スイッチ36をオン状態にする。そして、アクセルペダル15を踏むとエンジンが起動して、ゴルフカート10は走行を開始する。この場合、ゴルフカート10は、乗員による操向ハンドル11、アクセルペダル15およびブレーキペダル16の操作に応じて、向きを変えながら加速走行したり減速走行したりする。また、この場合の音声情報としては、図4に示した音声情報のうちの認識コード「03」、「06」、「19」、「20」に対応するものの中から状況に応じて適宜発報される。
また、本実施形態に係るゴルフカート10は、音声ユニット40を取り外した状態で走行することもできる。この場合も、ゴルフカート10の走行は自動操向モードまたは手動操向モードのどちらかで行われ、その場合の操作や制御については、前述した実施形態と同様である。また、ゴルフカート10から発生される音は警報ブザー54およびブザー55から発音されるものだけになる。
また、ゴルフカート10の各装置が適正な状態で作動しているか否かを診断する場合には、メインコントローラ20の接続部27にパソコン50を接続する。ついで、メンテスイッチ51をメンテスイッチ入力部29に接続するとともに、モード設定部28を診断モードに設定する。そして、パソコン50が備える入力部から切替ID等の必要事項を入力することにより、各装置から信号が発信されているか、またその信号が正常にPU21に入力されているか等の診断を行うことができる。また、この診断の際、ゴルフカート10を実際に走行させることもできる。これによると、各センサやスイッチの作動が正常であるか否かをさらに正確に診断することができる。
このように、本実施形態に係る音声発生装置30を備えたゴルフカート10では、メインコントローラ20の接続部27に、検出装置等の各装置を診断するためのパソコン50と音声情報を発音するための音声ユニット40とが選択的に接続可能になっている。したがって、音声ユニット40の着脱が容易にできるようになり、音声ユニット40を備えたオプション仕様のゴルフカート10と、音声ユニット40を備えていない標準仕様のゴルフカート10との変更が大幅な設計変更等を行うことなく容易にできる。
また、前述したゴルフカート10では、車体側に設けられた制御バッテリ57bからメインコントローラ20を介して、音声ユニット40に電力を供給するようにしているため、音声ユニット40に電源装置を設ける必要がなくなり音声ユニット40の小型化が可能になる。さらに、ゴルフカート10には、発報停止スイッチ38が設けられているため、必要のない場合には、音声情報の発報を停止させることができる。
また、前述した実施形態では、音声ユニット40が、音声情報を記憶した音声メモリ部44と、音声情報を発音するスピーカー45と、指令信号に基づいて音声メモリ部44の音声情報の中から音声情報を選択してスピーカー45に発音させる処理装置43とを備えている。したがって、音声ユニット40が一体からなる完結した装置になり、オプション仕様のゴルフカート10と、標準仕様のゴルフカート10との変更が、音声ユニット40を着脱するだけで済むためさらに簡単になる。
また、前述した実施形態では、音声メモリ部44が記憶する音声情報に、音量の大きな音声情報と通常の音量の音声情報との2種類の同一内容の音声情報が用意されているため、音声情報の音量の変更を安価で簡単な構成の装置で行える。さらに、音声メモリ部44に複数の短い音声情報を記憶させて、この短い音声情報の中から適宜選択して組み合わせたもので音声情報を構成しているため、音声メモリ部44が記憶する音声情報の量が少なくなり、音声メモリ部44を小容量のもので構成できる。
また、音声ユニット40の処理装置43を作動させるための作動プログラムを制御メモリ部21bに記憶させているため、音声ユニット40の音声メモリ部44を安価で小型の小容量のもので構成することができる。さらに、音声情報に優先度を設定して、優先度の高い音声情報の発報の要求が生じた場合には、発報途中の音声情報の発報を中止して優先度の高い音声情報を発報するようにしているため、緊急を要する音声情報を可及的速やかに発音できる。
また、本発明に係る車両の音声発生装置は、前述した実施形態に限定するものでなく、適宜変更して実施することができる。例えば、前述した実施形態では、車両をゴルフカート10としたが、本発明に係る車両はゴルフカート以外のものでもよく、音声情報を発生させながら走行することが好ましい車両であればよい。また、本発明に係る検出装置を構成するセンサやスイッチとしては、前述したもの以外のものでもよい。さらに、音声情報の種類についても前述したもの以外のものを使用することができる。例えば、音量の異なる音声情報をさらに増やしたり、音質を変えたりすることもできる。また、ゴルフカートや音声発生装置30の構成についても適宜変更することができる。
本発明の一実施形態に係る音声発生装置を備えたゴルフカートがカート路を走行する状態を示す平面図である。 ゴルフカートの構成を示す構成図である。 音声発生装置の構成を示す構成図である。 認識コードと音声情報との関係を示す表である。 単発発報および割り込み発報のプログラムを示すフローチャートである。 連続発報のプログラムを示すフローチャートである。 発報停止のプログラムを示すフローチャートである。 逐次発報のプログラムを示すフローチャートである。
符号の説明
10…ゴルフカート、11a…誘導センサ、13a…ハンドル切替スイッチ、14…ステアリングモータ、15a…アクセルポテンショメータ、17…駆動モータ、20…メインコントローラ、21…CPU、21a…走行処理部、21b…制御メモリ部、27…接続部、28…モード設定部、30…音声発生装置、31a,31b…速度センサ、32…発進・停止スイッチ、33a…前進スイッチ、33b…後進スイッチ、34a,34b…定点センサ、35a,35b…障害物センサ、36…手動切替スイッチ、37…充電スイッチ、38…発報停止スイッチ、40…音声ユニット、41a…通信ケーブル、42a…電源ケーブル、43…処理装置、44…音声メモリ部、45…スピーカー、50…パソコン、57b…制御バッテリ、57a…駆動バッテリ、59a…追突防止センサ受信機、59b…追突防止センサ発信機、61a,61b…バンパスイッチ。

Claims (11)

  1. 車両の状態を検出する検出装置と、
    前記検出装置が検出する検出値に基づいて前記車両が備える各装置を制御する制御装置と、
    前記検出装置が検出する検出値の信号が前記制御装置に正常に入力されているか否かを診断する診断装置を前記制御装置に着脱自在に接続するための接続部と、
    前記接続部に前記診断装置と選択的に接続でき、前記検出装置が検出する検出値の信号に基づいて音声情報を発音する音声ユニットと、
    前記制御装置が実行する制御モードを、前記診断装置が前記接続部を介して前記制御装置に接続され前記検出装置が検出した検出値の信号が前記制御装置に正常に入力されているか否かを診断するときの診断モードと、前記音声ユニットが前記接続部を介して前記制御装置に接続され前記検出装置が検出した検出値の信号に基づいて音声情報を発音するときの音声発生モードとに切り替えるためのモード設定部と
    を備えたことを特徴とする車両の音声発生装置。
  2. 前記車両に設けられた電源装置から前記制御装置を介して、前記音声ユニットを作動させるための電力を前記音声ユニットに供給するようにした請求項1に記載の車両の音声発生装置。
  3. 前記検出装置に発報停止スイッチが含まれ、前記発報停止スイッチが発信する信号を前記制御装置が受信したときに、前記制御装置の制御により前記音声ユニットによる音声情報の発音が停止する請求項1または2に記載の車両の音声発生装置。
  4. 前記音声ユニットが、前記音声情報を記憶した音声メモリ部と、前記音声情報を発音するスピーカーとを備えている請求項1ないし3のうちのいずれか一つに記載の車両の音声発生装置。
  5. 前記音声メモリ部が記憶する音声情報に、音量の異なる同一の音声情報が含まれている請求項4に記載の車両の音声発生装置。
  6. 前記検出装置が検出する検出値の信号が入力された前記制御装置からの指令信号に基づいて、前記音声メモリ部に記憶された音声情報の中から発音する音声情報を選択して前記スピーカーに発音させる処理装置を前記音声ユニットに設けた請求項4または5に記載の車両の音声発生装置。
  7. 前記検出装置が検出する検出値の信号に基づいて前記車両が備える各装置を制御するための制御プログラムを記憶した制御メモリ部を前記制御装置に設けるとともに、前記音声ユニットの処理装置を作動させるための作動プログラムを前記制御メモリ部に記憶させた請求項6に記載の車両の音声発生装置。
  8. 前記音声メモリ部に複数の短い音声情報が記憶されており、前記音声ユニットが発音する音声情報が、前記短い音声情報の中から適宜選択されて組み合わされたもので構成されている請求項4ないし7のうちのいずれか一つに記載の車両の音声発生装置。
  9. 前記音声情報に優先度が設定されており、前記音声ユニットが所定の音声情報を発音しているときに、前記検出装置が優先度の高い音声情報に対応する他の信号を発信すると、前記制御装置の制御により、前記所定の音声情報の発音が中断して新たな発信信号に基づいた音声情報が発音されるようにした請求項1ないし8のうちのいずれか一つに記載の車両の音声発生装置。
  10. 前記所定の音声情報の優先度よりも前記新たな発信信号に基づいた音声情報の優先度が低いか、または等しい場合には、前記所定の音声情報の発音を優先的に行うようにした請求項9に記載の車両の音声発生装置。
  11. 前記車両がゴルフカートである請求項1ないし10のうちのいずれか一つに記載の車両の音声発生装置。
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