JP4683599B2 - スライドファスナーを口内に有する袋 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、袋の口内にスライダーを用いて雄条と雌条から成る咬合部を開閉する方式のファスナー(以下「スライドファスナー」と称す)を取り付けたプラスチックフィルム製の袋に関し、更に詳しくは、袋の内部に内容物を充填した後、この袋の口をカットして前記ファスナーを露出させることができる手段に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
スライドファスナーを口内に取り付けた袋の場合、このファスナーの上方の口をヒートシールすると共にファスナーとヒートシール間に袋の口をカットするための開封手段を設けるのが通例である。
図6は、このような開封手段を持った袋の正面口であって、スライダー100a付のファスナー100は袋101の口102内に挿入され、この袋101の口102はファスナー100の上部で密封103され、開封手段104はファスナー100の上部に設けられている。図中100bはファスナー100の雄条と雌条のテープである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
このため、図7に示すように開封手段104部分で袋101の口102を開封(カット)すると、図8に示すように、ファスナー100の上方に袋101の表フィルム105と裏フィルム106の上縁107、108が位置し、この上縁107、108がひらひらしてファスナー100の開閉の邪魔になると共に外観上も見栄えが良くないと云う欠点がある。
本発明の目的は、口をカットした後において、ファスナー全体が袋の口から露出しているためにスライダーでの開閉がしやすく、袋の外観の見栄えも良いスライドファスナーを口内部に取り付けた袋を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明においては、スライドファスナーを口内に有する袋において、雄条と雌条から成る咬合部をスライダーで開閉するスライドファスナーにおいて、雄条と雌条のテープの長手方向の両端をL字状にカットして逃げ部を形成すると共にこのL字状のカットに沿ってテープのシールを行ったこと、前記ファスナーを袋の口内に横一直線状に挿入して前記カット部分の両端を袋のサイドシール内に挟み込んでサイドシールと一体に融着したこと、前記雄条と雌条のテープの下端を夫々袋の表と裏フィルムの内面にシールしたこと、前記ファスナーを挿入した袋の口の上縁側をシールすると共に前記ファスナーよりも下位に位置し、前記ファスナーの両サイドのカットした部分にかかる位置に開封手段を形成したこと、を特徴とするものである。
【0005】
更に、請求項2に記載の発明においては、請求項1に記載の発明において、袋の口に形成した開封手段は、袋のサイドシールの外縁において対称位置に形成したVカットと、この両サイドのVカット方向に延伸した一軸延伸プラスチックフィルムで構成されていることを特徴とするものである。
【0006】
【作用】
袋の開封手段を用いて口をカットすると、ファスナーはスライダーごと袋の口から突出するようにして露出する。この結果、スライダーを摘んで楽に開閉することができる。また、袋のカット部分がファスナーを隠すようにして残らないため、外観も良くなる。
【0007】
【実施例】
図1に本発明に係るスライドファスナーを口内に有する袋の全体を示す。図2はA−A'線断面図、図3はB−B'線断面図、図4は袋の口を開封手段を用いてカットしている状態の説明図、図5は開封した袋の口からファスナーのスライダーと咬合部が突出し、露出している状態の説明図である。この図1〜図5において、1はプラスチックフィルム製の袋本体、2は表フィルム、3は裏フィルム、4、4aはサイドシール、5は袋1の口を密封している口シールである。6はスライドファスナーであって、このファスナー6は雄条7と雌条8から成る咬合部をスライダー9で開閉する方式のもので、このファスナー6は、雄条7と雌条8に取り付けたテープ7aと8aを両端において雄条7と雌条8の両端よりもやや外側に長く形成し、雄条7と雌条8の端から下方に向ってL字状にカット10、10aを行って逃げ部11を形成し、前記カット10、10aに沿ってテープ7aと8aをヒートシール12、12aすることにより、テープ7aと8aの両サイドを密閉した構成である。
【0008】
このファスナー6は、袋1の口1a内において、前記カット10、10aの端部13、13aは袋本体1のサイドシール4、4aにかかり、サイドシール4、4aと一体に融着され、テープ7a、8aは夫々表フィルム2、3の内面にヒートシール14、15されている。
16、16aは、サイドシール4、4aの端に形成されたVカットであって、このVカット16、16aは、ファスナー6の位置より上部で、口シール5よりも下に位置し、更にVカット16、16a方向に向けて、表フィルム2と裏フィルム3には延伸がかけてある。このため、Vカット16又は16aから引き裂くと、一直線状に表フィルム2と裏フィルム3は引き裂かれて行き、袋1は開封される。
【0009】
図4はこの開封状態を示すもので、口シール5側を摘んで矢印a方向に引くと、袋1はVカット16の部分から引き裂かれ、次にファスナー6の雄条7と雌条8が図5に示すように袋1の口1aから露出する。図2及び図3において、矢印のbは、袋1が引き裂かれる位置である。
この結果、スライダー9を用いてファスナー6を開閉するのが楽であり、袋の切り端も小さいため、外観上の見栄えも良い。
【0010】
【発明の効果】
本発明は以上のように、袋の口をカットすると、この切り口上にファスナー及びスライダーの全体が突出するようにして露出するため、スライダーを摘んでの開閉を容易に行うことができると共に開封した袋の口にひらひらした表と裏フィルムの上端が無くなるので、外観上の見栄えも大変良い。
また、本発明においては、ファスナーのテープを両サイドにおいてL字状にカットして逃げ部を形成し、サイドシールと一緒に融着するテープの量を減少させたことにより、この融着部分が膨出したり、硬化したり、熱不足等によりピンホールが発生したりする心配がない。
また、スライドファスナーが位置する部分において、袋側を透明とすることにより、ファスナー付の高機能袋であることが良く判り、商品価値を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施した袋の説明図
【図2】A−A'線断面図
【図3】B−B'線断面図
【図4】開封している状態の説明図
【図5】C−C'線断面図
【図6】従来のファスナーを口内に取り付けた袋の説明図
【図7】D−D'線断面図
【図8】従来の袋において、口をカットした状態の説明図
【符号の説明】
1 袋本体
1a 口
2 表フィルム
3 裏フィルム
4、4a サイドシール
5 口シール
6 ファスナー
7 雄条
8 雌条
7a、8a テープ
9 スライダー
10、10a カット
11、11a 逃げ部
12、12a ヒートシール
13、13a 端部
14、15 ヒートシール
16、16a Vカット

Claims (2)

  1. 雄条と雌条から成る咬合部をスライダーで開閉するスライドファスナーにおいて、雄条と雌条のテープの長手方向の両端をL字状にカットして逃げ部を形成すると共にこのL字状のカットに沿ってテープのシールを行ったこと、前記ファスナーを袋の口内に横一直線状に挿入して前記カット部分の両端を袋のサイドシール内に挟み込んでサイドシールと一体に融着したこと、前記雄条と雌条のテープの下端を夫々袋の表と裏フィルムの内面にシールしたこと、前記ファスナーを挿入した袋の口の上縁側をシールすると共に前記ファスナーよりも下位に位置し、前記ファスナーの両サイドのカットした部分にかかる位置に開封手段を形成したこと、を特徴とするスライドファスナーを口内に有する袋。
  2. 袋の口に形成した開封手段は、袋のサイドシールの外縁において対称位置に形成したVカットと、この両サイドのVカット方向に延伸した一軸延伸プラスチックフィルムで構成されていることを特徴とする請求項1に記載のスライドファスナーを口内に有する袋。
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