JP2003054585A - スライドファスナーを口内に有する袋 - Google Patents

スライドファスナーを口内に有する袋

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Abstract

(57)【要約】 【技術課題】 外観上の見栄えが良く、スライダーを摘
んでの開閉がしやすいスライドファスナーを口内に有す
る袋を提供する。 【解決手段】 雄条7と雌条8をスライダー9で開閉す
るファスナー6において、雄条7と雌条8のテープ7
a、8aの長手方向の両端をL字状にカット10、10
aして逃げ部11、11aを形成してここをヒートシー
ル12、12aする。更に、前記カット10、10aの
端部13、13aを袋のサイドシール4、4a内に挟み
込んでサイドシール4、4aと一体に融着する。更に、
前記ファスナー6を挿入した袋の口1aの上縁側を口シ
ール5すると共に前記ファスナー6よりも下位に位置
し、前記ファスナー6の両サイドのカット10、10a
にかかる位置Vにカット16、16aを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、袋の口内にスライ
ダーを用いて雄条と雌条から成る咬合部を開閉する方式
のファスナー(以下「スライドファスナー」と称す)を
取り付けたプラスチックフィルム製の袋に関し、更に詳
しくは、袋の内部に内容物を充填した後、この袋の口を
カットして前記ファスナーを露出させることができる手
段に関するものである。
【0002】
【従来の技術】スライドファスナーを口内に取り付けた
袋の場合、このファスナーの上方の口をヒートシールす
ると共にファスナーとヒートシール間に袋の口をカット
するための開封手段を設けるのが通例である。図6は、
このような開封手段を持った袋の正面口であって、スラ
イダー100a付のファスナー100は袋101の口1
02内に挿入され、この袋101の口102はファスナ
ー100の上部で密封103され、開封手段104はフ
ァスナー100の上部に設けられている。図中100b
はファスナー100の雄条と雌条のテープである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このため、図7に示す
ように開封手段104部分で袋101の口102を開封
(カット)すると、図8に示すように、ファスナー10
0の上方に袋101の表フィルム105と裏フィルム1
06の上縁107、108が位置し、この上縁107、
108がひらひらしてファスナー100の開閉の邪魔に
なると共に外観上も見栄えが良くないと云う欠点があ
る。本発明の目的は、口をカットした後において、ファ
スナー全体が袋の口から露出しているためにスライダー
での開閉がしやすく、袋の外観の見栄えも良いスライド
ファスナーを口内部に取り付けた袋を提供することであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明においては、スライドファス
ナーを口内に有する袋において、雄条と雌条から成る咬
合部をスライダーで開閉するスライドファスナーにおい
て、雄条と雌条のテープの長手方向の両端をL字状にカ
ットして逃げ部を形成すると共にこのL字状のカットに
沿ってテープのシールを行ったこと、前記ファスナーを
袋の口内に横一直線状に挿入して前記カット部分の両端
を袋のサイドシール内に挟み込んでサイドシールと一体
に融着したこと、前記雄条と雌条のテープの下端を夫々
袋の表と裏フィルムの内面にシールしたこと、前記ファ
スナーを挿入した袋の口の上縁側をシールすると共に前
記ファスナーよりも下位に位置し、前記ファスナーの両
サイドのカットした部分にかかる位置に開封手段を形成
したこと、を特徴とするものである。
【0005】更に、請求項2に記載の発明においては、
請求項1に記載の発明において、袋の口に形成した開封
手段は、袋のサイドシールの外縁において対称位置に形
成したVカットと、この両サイドのVカット方向に延伸
した一軸延伸プラスチックフィルムで構成されているこ
とを特徴とするものである。
【0006】
【作用】袋の開封手段を用いて口をカットすると、ファ
スナーはスライダーごと袋の口から突出するようにして
露出する。この結果、スライダーを摘んで楽に開閉する
ことができる。また、袋のカット部分がファスナーを隠
すようにして残らないため、外観も良くなる。
【0007】
【実施例】図1に本発明に係るスライドファスナーを口
内に有する袋の全体を示す。図2はA−A'線断面図、
図3はB−B'線断面図、図4は袋の口を開封手段を用
いてカットしている状態の説明図、図5は開封した袋の
口からファスナーのスライダーと咬合部が突出し、露出
している状態の説明図である。この図1〜図5におい
て、1はプラスチックフィルム製の袋本体、2は表フィ
ルム、3は裏フィルム、4、4aはサイドシール、5は
袋1の口を密封している口シールである。6はスライド
ファスナーであって、このファスナー6は雄条7と雌条
8から成る咬合部をスライダー9で開閉する方式のもの
で、このファスナー6は、雄条7と雌条8に取り付けた
テープ7aと8aを両端において雄条7と雌条8の両端
よりもやや外側に長く形成し、雄条7と雌条8の端から
下方に向ってL字状にカット10、10aを行って逃げ
部11を形成し、前記カット10、10aに沿ってテー
プ7aと8aをヒートシール12、12aすることによ
り、テープ7aと8aの両サイドを密閉した構成であ
る。
【0008】このファスナー6は、袋1の口1a内にお
いて、前記カット10、10aの端部13、13aは袋
本体1のサイドシール4、4aにかかり、サイドシール
4、4aと一体に融着され、テープ7a、8aは夫々表
フィルム2、3の内面にヒートシール14、15されて
いる。16、16aは、サイドシール4、4aの端に形
成されたVカットであって、このVカット16、16a
は、ファスナー6の位置より上部で、口シール5よりも
下に位置し、更にVカット16、16a方向に向けて、
表フィルム2と裏フィルム3には延伸がかけてある。こ
のため、Vカット16又は16aから引き裂くと、一直
線状に表フィルム2と裏フィルム3は引き裂かれて行
き、袋1は開封される。
【0009】図4はこの開封状態を示すもので、口シー
ル5側を摘んで矢印a方向に引くと、袋1はVカット1
6の部分から引き裂かれ、次にファスナー6の雄条7と
雌条8が図5に示すように袋1の口1aから露出する。
図2及び図3において、矢印のbは、袋1が引き裂かれ
る位置である。この結果、スライダー9を用いてファス
ナー6を開閉するのが楽であり、袋の切り端も小さいた
め、外観上の見栄えも良い。
【0010】
【発明の効果】本発明は以上のように、袋の口をカット
すると、この切り口上にファスナー及びスライダーの全
体が突出するようにして露出するため、スライダーを摘
んでの開閉を容易に行うことができると共に開封した袋
の口にひらひらした表と裏フィルムの上端が無くなるの
で、外観上の見栄えも大変良い。また、本発明において
は、ファスナーのテープを両サイドにおいてL字状にカ
ットして逃げ部を形成し、サイドシールと一緒に融着す
るテープの量を減少させたことにより、この融着部分が
膨出したり、硬化したり、熱不足等によりピンホールが
発生したりする心配がない。また、スライドファスナー
が位置する部分において、袋側を透明とすることによ
り、ファスナー付の高機能袋であることが良く判り、商
品価値を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施した袋の説明図
【図2】A−A'線断面図
【図3】B−B'線断面図
【図4】開封している状態の説明図
【図5】C−C'線断面図
【図6】従来のファスナーを口内に取り付けた袋の説明
【図7】D−D'線断面図
【図8】従来の袋において、口をカットした状態の説明
【符号の説明】
1 袋本体 1a 口 2 表フィルム 3 裏フィルム 4、4a サイドシール 5 口シール 6 ファスナー 7 雄条 8 雌条 7a、8a テープ 9 スライダー 10、10a カット 11、11a 逃げ部 12、12a ヒートシール 13、13a 端部 14、15 ヒートシール 16、16a Vカット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 アレックス・ゴンカロフス アメリカ合衆国ニューヨーク州,ルウィス トン,ウェスト・エディー・ドライブ 4895 (72)発明者 セント・フィリップス,エリック・エイ アメリカ合衆国ニューヨーク州14450,フ ェアポート,ティンバー・レーン 24 Fターム(参考) 3B098 AA02 AB07 BA07 BB02 CA12 CB02 3E064 BC18 EA05 EA30 HN05 HN13 HN20 HP01

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 雄条と雌条から成る咬合部をスライダー
    で開閉するスライドファスナーにおいて、雄条と雌条の
    テープの長手方向の両端をL字状にカットして逃げ部を
    形成すると共にこのL字状のカットに沿ってテープのシ
    ールを行ったこと、前記ファスナーを袋の口内に横一直
    線状に挿入して前記カット部分の両端を袋のサイドシー
    ル内に挟み込んでサイドシールと一体に融着したこと、
    前記雄条と雌条のテープの下端を夫々袋の表と裏フィル
    ムの内面にシールしたこと、前記ファスナーを挿入した
    袋の口の上縁側をシールすると共に前記ファスナーより
    も下位に位置し、前記ファスナーの両サイドのカットし
    た部分にかかる位置に開封手段を形成したこと、を特徴
    とするスライドファスナーを口内に有する袋。
  2. 【請求項2】 袋の口に形成した開封手段は、袋のサイ
    ドシールの外縁において対称位置に形成したVカット
    と、この両サイドのVカット方向に延伸した一軸延伸プ
    ラスチックフィルムで構成されていることを特徴とする
    請求項1に記載のスライドファスナーを口内に有する
    袋。
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