JP2550414Y2 - ジッパー付袋 - Google Patents

ジッパー付袋

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Publication number
JP2550414Y2
JP2550414Y2 JP9818291U JP9818291U JP2550414Y2 JP 2550414 Y2 JP2550414 Y2 JP 2550414Y2 JP 9818291 U JP9818291 U JP 9818291U JP 9818291 U JP9818291 U JP 9818291U JP 2550414 Y2 JP2550414 Y2 JP 2550414Y2
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JP
Japan
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bag
zipper
sealed
mouth
bag body
Prior art date
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Application number
JP9818291U
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JPH0546748U (ja
Inventor
宏道 稲垣
Original Assignee
日本特許管理株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、任意形状の袋(容器)
の口内にジッパーを取り付けて開封後再度密封自在に構
成した袋に関する。
【0002】
【従来の技術】口内にジッパーを取り付けた袋としては
特開平1−226556号公報に掲載されているものが
公知である。この公知例の袋は、袋の口内にU字型に形
成した所謂ジッパーテープを突き合わせるようにして一
部を挿入し、予め袋の表又は裏側の一方のみをシールし
ておき、内容物を充填した後に未シール側をシールして
密封する構造であって、いちいちジッパーを開放して内
容物を充填し、再びジッパーを閉じるという手間と、こ
の開閉によりジッパーが損傷するのを防止することがで
きるという点において効果が認められている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、上記袋の場
合、内容物を自動充填する際、袋の口に近い部分をハン
ガーで挟持していることから、未シール部分をあとでヒ
ートシールしようとした際、このハンガーが邪魔してヒ
ートシールバーが作動しないという問題がある。勿論、
ハンガーとヒートシールバーの作動範囲に十分なゆとり
をもたせれば問題ないが、このようにすると、用途によ
っては袋の口の部分に無駄なスペースが生じて資材(フ
ィルム)の消費量が多くなるばかりでなく、自動機が大
型化すると共に袋の体裁も良くない。
【0004】本考案の目的は、資材の利用に無駄がな
く、自動機を小型化できると共に体裁の良いジッパー付
袋を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案に係るジッパー付
袋の構成は次のとおりである。
【0006】袋本体の口内にU字型に形成したジッパー
テープを装着する際に、袋本体の裏側はジッパーテープ
の咬合具よりも下部においてシールを行い、袋本体の
側はジッパーテープの咬合具よりも上位においてシール
を行った構造のジッパー付袋。
【0007】
【作用】ジッパーテープはU字状に折り曲げられ、かつ
その咬合具は閉じた状態で袋本体の口内に突き合わせる
ようにして対向せられ、あらかじめ袋本体の裏側のみが
下部においてヒートシールされる。次に、未シールの袋
本体の表側が開放され、ここから内容物が投入される。
次に、袋本体の表側の上縁又はこれに近い部分であっ
て、咬合具よりも上部において、ジッパーテープと袋本
体の表側がヒートシールされる。なお、ジッパーテープ
の表側又はヒートシール部分には、ジッパーテープ又は
この内側よりも融点の低いプラスチック層を形成してお
くことにより、上記ヒートシールに際して、ジッパーテ
ープ同士がシールされないようにできる。或いは、ヒー
トシールではなく、あらかじめ塗布しておいた接着剤で
シールするようにしても構わない。
【0008】袋の開封に際しては、袋本体の表側のシー
ル部分か、又はこの上部においてカットする。このよう
にすると、ジッパーテープのU字型密閉部分が開放され
るので、あとは咬合具を公知の手段で開放し、内容物を
とり出し、再度密封しておく。
【0009】
【実施例】図1、図2に本考案に係るジッパー付袋を示
す。1は袋本体にして、2はこの口、3はジッパーにし
て、このジッパー3はジッパーテープ4の内面に凹条と
凸条から成る咬合具5を形成し、この中間で折り曲げて
U字状に形成し、咬合具5を咬合させたまま袋本体1の
裏側1bの上縁6′とジッパーテープ4の下縁4′を一
部ラップさせて突き合わせ、ここでヒートシール7され
ている。そして、袋本体1の表側1aの上縁6はジッパ
ーテープ4の上端7と略同一高さまで未シール状態で延
長されている。
【0010】図3〜図6は上記袋に対する内容物の充填
と密封シール工程を示すもので、図3に示すように袋本
体1の口を例えばバキュームで開き、図4に示すように
そこにホッパー8の口を挿入し、図5に示すようにこの
ホッパー8から内容物9を袋本体1内に投入し、次にヒ
ートシールバー10、10′で袋本体1の表側1aの上
縁6に近い部分とジッパーテープ4の上端であって、折
り曲げ部に近い処を挟圧し、巾Lでヒートシールする。
この状況は図7に示されている。開封を行う場合には図
7においてX−X′線部分をカットする。開封した状況
は図8に示されている。但し、図8はジッパー3の咬合
具5をも開放した状態である。
【0011】
【考案の効果】本考案に係るジッパー付袋は以上の如き
構成から成り、次の如き効果を奏する。
【0012】a.自動充填時に、袋本体の口に近い部分
をハンガーで挟んでいても、未シール部分のヒートシー
ルは咬合具よりも上部において行うので、ヒートシール
バーの作動には全く支障がない。この結果、資材(フィ
ルム)の無駄がない。
【0013】b.自動機(充填機)を小型化できると共
に生産性を向上させることができる。
【0014】c.袋本体の表側はジッパー全体をその裏
側に位置させてしまうために、ジッパーは裏に隠れ、袋
は図2、図7、図8矢印方向すなわち正面から見た場合
に全面広くなり、デザイン的にも優れたものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る袋の正面図。
【図2】A−A′線断面図。
【図3】袋の口を開いた状況の説明図。
【図4】ホッパーを袋の口に挿入した状況の説明図。
【図5】ホッパーから内容物を投入している状況の説明
図。
【図6】袋の口をヒートシールする直前の状況の説明
図。
【図7】袋の口をヒートシールして密封した状況の説明
図。
【図8】袋を開封した状況の説明図。
【符号の説明】
1 袋本体 1a 表側 1b 裏側 2 口 3 ジッパー 4 ジッパーテープ 5 咬合具 6、6′上縁 7 上端 8 ホッパー 9 内容物 10、10′ヒートシールバー

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 袋本体の口内にU字型に形成したジッパ
    ーテープを装着する際に、袋本体の裏側はジッパーテー
    プの咬合具よりも下部においてシールを行い、袋本体の
    側はジッパーテープの咬合具よりも上位においてシー
    ルを行った構造のジッパー付袋。
  2. 【請求項2】 咬合具よりも上位で行ったシール巾内に
    カットラインを設定して成る請求項1記載のジッパー付
    袋。
JP9818291U 1991-11-28 1991-11-28 ジッパー付袋 Expired - Lifetime JP2550414Y2 (ja)

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JPH0546748U JPH0546748U (ja) 1993-06-22
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WO1998014383A1 (fr) * 1995-05-30 1998-04-09 Showa Highpolymer Co., Ltd. Recipient en plastique avec fermeture
US6378177B1 (en) * 2000-06-28 2002-04-30 Pactiv Corporation Top-filled tamper-evident package
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KR102369061B1 (ko) * 2020-06-08 2022-03-02 경기도 방수 포대

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