JP4678159B2 - 電子マネーを補充するチャージャ、および、それを用いた料金精算システム - Google Patents
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ところで、コピー機やプリンタ等の印刷装置と接続され、その印刷物の課金情報に応じた料金の精算を行なう印刷料金精算装置は、例えば、印刷面数などの印刷後に確定する印刷結果情報に基づいて課金を行ない、それに応じて料金の精算を行っている。そのため、この印刷料金精算装置において、上述のように、電子マネー情報を記憶した非接触型カードを用いて料金精算を行なうためには、印刷物を印刷した後に課金を行ない、それに応じて、ユーザに上記非接触型カードをカードリーダにかざしてもらい、料金の精算を行なっていた。
なお、下記特許文献1には、電子マネー情報を記憶したプリペードカードを用いた料金精算システムであって、精算料金分をプリペードカードの電子マネー情報から減算することで料金の精算が行なわれる技術が示されている。
前記ユーザに対して所定のサービスが提供される場合において、
前記料金精算装置は、
前記ユーザが前記サービスの提供を受ける前に、
提供される前記サービスにより発生すると予測される予測料金を算出し、算出した前記予測料金以上の料金を精算料金として前記ユーザに対して前記課金をし、前記非接触型記憶媒体が前記情報読み取り部にかざされることにより、その課金に応じた前記精算料金の精算を行ない、
前記精算後、前記ユーザに実際に前記サービスが提供された場合において、そのサービスが提供されたことにより発生するサービス料金を算出し、精算した前記精算料金から、算出した前記サービス料金を減算してその差額を求め、
算出した前記差額を過払い料金とし、その過払い料金を表す過払い料金情報を、前記識別情報と対応づけて前記管理サーバに送信する共に、
前記管理サーバは、
前記料金精算装置から送信されてくる前記識別情報と対応づけられた前記過払い料金情報を取得し、それを保存し、
前記ユーザが、前記チャージャを利用して、前記非接触型記憶媒体に前記電子マネーを補充する場合において、
前記チャージャは、
前記非接触型記憶媒体から少なくとも前記識別情報を取得し、前記管理サーバに、取得した前記識別情報に対応する前記過払い料金情報の送信要求を行ない、
前記管理サーバは、
前記送信要求に基づいて、少なくとも前記識別情報と対応づけられた前記過払い料金情報を前記チャージャへ送信し、
前記チャージャは、
送信されてくる前記識別情報と対応づけられた前記過払い料金情報を少なくとも受信し、
受信した前記過払い料金情報が表わす過払い料金に相当する前記電子マネーを、前記非接触型記憶媒体に補充することを要旨とする。
前記ユーザが前記印刷部に印刷させる場合において、
前記料金精算装置は、
前記ユーザが前記印刷部に印刷させる前に、
印刷により発生すると予測される予測印刷料金を算出し、算出した前記予測印刷料金以上の料金を精算料金として前記ユーザに対して前記課金をし、前記非接触型記憶媒体が前記情報読み取り部にかざされることにより、その課金に応じた前記精算料金の精算を行ない、
前記精算後、前記ユーザに実際に前記印刷部に印刷を実行させた場合において、それに基づき発生する印刷料金を算出し、精算した前記精算料金から、算出した前記印刷料金を減算してその差額を求め、
算出した前記差額を過払い料金とし、その過払い料金を表す過払い料金情報を、前記識別情報と対応づけて前記管理サーバに送信し、
前記管理サーバは、
前記料金精算装置から送信されてくる前記識別情報と対応づけられた前記過払い料金情報を取得し、それを保存し、
前記ユーザが、前記チャージャを利用して、前記非接触型記憶媒体に前記電子マネーを補充する場合において、
前記チャージャは、
前記非接触型記憶媒体から少なくとも前記識別情報を取得し、前記管理サーバに、取得した前記識別情報に対応する前記過払い料金情報の送信要求を行ない、
前記管理サーバは、
前記送信要求に基づいて、少なくとも前記識別情報と対応づけられた前記過払い料金情報を前記チャージャへ送信し、
前記チャージャは、
送信されてくる前記識別情報と対応づけられた前記過払い料金情報を少なくとも受信し、
受信した前記過払い料金情報が表わす過払い料金に相当する前記電子マネーを、前記非接触型記憶媒体に補充することを要旨とする。
前記チャージャは、
前記ユーザが前記非接触型記憶媒体に前記電子マネーを補充するために、入金を行なった場合に、
前記入金を検知し、その入金された入金料金を検出し、
受信した前記過払い料金情報が表わす過払い料金に相当する前記電子マネーと共に、検出した前記入金料金に相当する前記電子マネーを、検知した前記非接触型記憶媒体に補充することを特徴とするようにしてもよい。
前記料金精算装置は、
前記非接触型記憶媒体が前記情報読み取り部にかざされることにより、前記精算料金の精算を行なう前に、別途、前記ユーザによって前記非接触型記憶媒体が前記情報読み取り部にかざされた場合に、かざされた前記非接触型記憶媒体から前記識別情報を取得するようにしてもよい。
精算料金の精算を行なう料金精算装置で、所定のユーザが前記精算料金を多く払いすぎた場合に生じた過払い料金が表わす過払い料金情報が、所定の外部装置に前記識別情報に対応づけられて保存されている場合において、
前記非接触型記憶媒体に前記電子マネーを補充する場合には、
前記非接触型記憶媒体から前記識別情報を取得し、
取得した前記識別情報に対応する前記過払い料金情報を、前記外部装置から取得し、
取得した前記過払い料金情報が表わす過払い料金に相当する前記電子マネーを、前記非接触型記憶媒体に補充することを要旨とする。
A.実施例:
A1.システム概要:
A2.各部の機能:
A3.印刷および料金精算処理:
A4.チャージャ処理:
A5.実施例の効果:
B.変形例:
A1.システム概要:
図1は、本発明の一実施例としてのキャンパスプリントシステムCPSの概要構成を示す説明図である。以下に、本実施例として、或る大学Mに構築されるキャンパスプリントシステムCPSについて説明する。このキャンパスプリントシステムCPSは、大学Mの学生(以下、単に学生と呼ぶ。)が、大学M内で印刷およびその精算を行なうための印刷および精算システムである。このキャンパスプリントシステムCPSは、大学M内に設置される複数の学生用のパーソナルコンピュータ(PC)(以下、クライアントCLと呼ぶ。)と、大学M内に設置される複数のプリントシステムPSと、複数のチャージャCGと、管理サーバMSVとを備える。これらの装置において、クライアントCLと、プリントシステムPSのプリンタサーバPSVと、チャージャCGと、管理サーバMSVとは、ローカルエリアネットワークLAN1を介してそれぞれ接続されている。なお、図1には、複数のクライアントCLのうち、クライアントCL1とクライアントCL2のみが、複数のプリントシステムPSのうち、学生ラウンジにあるプリントシステムPS1のみが、複数あるチャージャCGのうち、チャージャCG1とチャージャCG2のみがそれぞれ示されている。この他、プリントシステムPSおよびチャージャCGは、学生が集まる他の施設(例えば、図書館。)等に設置されているが、本実施例では、省略している。
本発明の特徴部分である各プリントシステムPSは、それぞれ同様の構成となっており、プリンタサーバPSVと、カードリーダCRと、タッチパネルTPと、プリンタPRTとをそれぞれ備えている。また、カードリーダCR、タッチパネルTP、およびプリンタPRTは、それぞれプリンタサーバPSVと接続されている。
本実施例のキャンパスプリントシステムCPSでは、学生が、所定のクライアントCLにログインし、そのクライアントCLに予め登録されているプリンタサーバPSVの中から所望するプリンタサーバPSVを選択し、印刷ジョブを送信する。その後、学生は、送信先のプリンタサーバPSVの設置されている場所まで行き、非接触型電子マネーカードECをプリンタサーバPSVに接続されるカードリーダCRにかざすことで自己の認証を行なう。そして、学生は、プリンタサーバPSVに接続されるタッチパネルTPにおいて自分が送信した印刷ジョブのうち所望の印刷ジョブを選択し、それらの印刷実行を要求する。そうすると、プリンタサーバPSVにより、選択した印刷ジョブに基づき、課金がなされるので、学生は、その課金に応じて料金精算を行なう。その後、プリンタPRTにおいて、選択した印刷ジョブの印刷が行なわれ、学生は、選択した印刷ジョブに対応する印刷物を得ることができるようになっている。このように学生が印刷および料金精算を行なう場合において、各装置の動作、機能について以下に説明する。
まず、図5に示すように、プリンタサーバPSV1のシステム制御部110は、所定の学生により非接触型電子マネーカードECがカードリーダCR1にかざされたかどうかを判断する(ステップS10)。システム制御部110は、学生により非接触型電子マネーカードECがカードリーダCR1にかざされていない場合には(ステップS10:NO)、待機する。
続いて、システム制御部110は、学生Xにより上述のごとく印刷ジョブが選択され、印刷実行要求ボタンBT1が押されると(ステップS100:YES)、各印刷ジョブの印刷予測料金に基づき、学生Xに対して料金精算要求を行なう(ステップS110)。具体的には、システム制御部110は、印刷実行要求ボタンBT1が押された際に、印刷予測料金合計欄に示される印刷予測料金の合計(すなわち、学生Xにより選択された印刷ジョブの印刷予測料金合計)を精算すべき印刷料金(以下では、精算料金と呼ぶ。)として、学生Xに料金精算要求する料金精算要求画面Rを作成する。そして、システム制御部110は、図9に示すように、作成した料金精算要求画面RをタッチパネルTP1に表示させる。この料金精算要求画面Rには、略中央に、精算料金が示されている。また、この料金精算要求画面Rには、その上方に、印刷ジョブリスト選択画面Qと同様に、学籍番号情報、氏名情報、および電子マネー情報が示されている。さらに、料金精算要求画面Rには、非接触型電子マネーカードECをかざして料金精算を行なうことができるタイムリミットまでの残り時間も示されている。
図10は、本実施例におけるチャージャCG1が行なうチャージャ処理のフローチャートである。続いて、本発明の特徴部分であるチャージャCGが行なうチャージャ処理について、図10を用いて説明する。このチャージャ処理は、各チャージャCGによりそれぞれ行なわれる。このチャージャ処理は、非接触型電子マネーカードECがチャージャCGに挿入された場合に行なわれ、入金分に相当する電子マネーを補充したり、学生に過払い料金を返還するための処理である。以下では、チャージャCG1が行なうチャージャ処理について説明する。
なお、本発明では、上記した実施の形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様にて実施することが可能である。
上記実施例では、過払い料金を非接触型電子マネーカードECに返還するために、管理サーバMSVで各学生の過払い料金情報を統括的に管理するようにし、チャージャ処理で、各チャージャCGは、管理サーバMSVから過払い料金情報を取得し、それが表わす過払い料金を非接触型電子マネーカードECに返還するようにしているが、本発明はこれに限られるものではない。例えば、管理サーバMSVを設けずに、過払い料金を非接触型電子マネーカードECに返還するようにしてもよい。この場合、プリンタサーバPSVは、過払い料金が発生すると、発生した過払い料金が表す過払い料金情報を、予め指定されるチャージャCG(以下、チャージャCGXと呼ぶ。)へ直接送信する。そして、そのチャージャCGXは、送信されてくる過払い料金情報を受信し、所定の学生(以下、学生Zと呼ぶ。)により非接触型電子マネーカードECがカード挿入部620に挿入されると、その学生Zの非接触型電子マネーカードECに、学生Zの学籍番号に対応する過払い料金を電子マネーとして返還するようにする。このようにすれば、印刷料金の精算を行なった学生Zは、精算時に過払い料金が生じたとしても、予め指定されたチャージャCGXに行き、そのチャージャCGXに自己の非接触型電子マネーカードECを挿入すれば、過払い料金が、非接触型電子マネーカードECに返還され、それを次回の精算時に使用することができるので、不利益になることはない。
上記実施例において、学生を特定するための情報(以下では、学生特定情報と呼ぶ。)として、学籍番号情報を用いて、印刷および料金精算処理、および、チャージャ処理が行われているが、本発明はこれに限られるものではない。例えば、学生特定情報として氏名情報や所定のユーザIDを用いて、印刷および料金精算処理、および、チャージャ処理が行なうようにしてもよい。例えば、ユーザIDを用いる場合には、予め非接触型電子マネーカードECに学籍番号情報に代えてユーザIDを記憶させておく。そして、プリンタサーバPSVは、学籍番号情報に代えてこのユーザIDを用いて印刷および料金精算処理を行なう。また、管理サーバMSVでは、過払い料金情報をユーザIDに対応づけて過払い料金情報テーブルに記載するようにする。そして、チャージャCGは、学籍番号情報に代えてユーザIDを用いてチャージャ処理を行なう。このようにしても、本実施例の効果を奏することができる。
上記実施例および上記変形例5において、学生特定情報(学籍番号情報、氏名情報、ユーザID等)を用いて、印刷および料金精算処理、および、チャージャ処理が行なわれているが、本発明はこれに限られるものではない。学生特定情報に代えて、非接触型電子マネーカードECを特定するための情報(以下、カード特定情報と呼ぶ。)を用いて、印刷および料金精算処理、および、チャージャ処理を行なうようにしてもよい。この場合、予め非接触型電子マネーカードECに学生特定情報に代えてカード特定情報を記憶させておく。そして、プリンタサーバPSVは、学生特定情報に代えてこのカード特定情報を用いて印刷および料金精算処理を行なう。また、管理サーバMSVでは、過払い料金情報をカード特定情報に対応づけて過払い料金情報テーブルに記載するようにする。そして、チャージャCGは、学生特定情報に代えてカード特定情報を用いてチャージャ処理を行なう。このようにしても、本実施例の効果を奏することができる。なお、カード特定情報としては、数字やアルファベットなどで区別可能なカードIDなどがある。
上記実施例では、上述の印刷および精算システムを、大学M内におけるキャンパスプリントシステムとして説明したが、本発明はこれに限られるものではない。上記印刷および精算システムを、企業などの組織で用いてもよい。このようにしても、本実施例と同様の効果を奏することができる。
上記実施例のキャンパスプリントシステムCPSにおいて、印刷ジョブに基づく印刷行為に対して料金を精算するシステムとして説明したが、本発明はこれに限られるものではない。例えば、発行機(図示せず)が証明書等の所定の発行物を発行する行為に対して料金を精算するようなシステムに用いてもよい。また、コピー機が所定の複写物を印刷する行為に対して料金を精算するようなシステムに用いてもよい。このようにしても、本実施例と同様の効果を奏することができる。
上記実施例では、システム制御部110は、印刷物に対する料金の精算を学生Xに要求するため、タッチパネルTP1に料金精算要求画面Rを表示させるようにしているが、本発明はこれに限られるものではない。例えば、プリンタサーバPSVは、所定の音声を発生する音声発生部(図示せず)を備え、システム制御部110は、その音声発生部を制御して、音声で印刷物に対する料金の精算を学生Xに要求するようにしてもよい。この場合、音声発生部は、例えば、「学籍番号が1234321、氏名が山田太郎さん、印刷料金は、1560円になります。この料金を精算のため、非接触型電子マネーカードECをカードリーダCRにかざしてください。」等の音声を繰り返し発声して、学生Xに料金精算を要求する。このようにしても、本実施例と同様の効果をそうすることができる。
上記実施例では、非接触型電子マネーカードECを用いて説明したが、本発明はこれに限られるものではない。非接触型電子マネーカードECは、電子マネー情報および学生特定情報(学籍番号情報等)を記憶することができる非接触型記憶媒体であればよく、例えば、上記実施例において、非接触型電子マネーカードECの代わりに、FeliCa(ソニー株式会社の登録商標)機能を搭載した携帯電話、PDAなどを用いてもよい。このようにしても、本実施例と同様の効果をそうすることができる。
上記実施例において、プリンタサーバPSV、管理サーバMSVおよびチャージャCGの各部は、ソフトウェア的に構成されているものを、ハードウェア的に構成するようにしてもよいし、ハードウェア的に構成されているものを、ソフトウェア的に構成するようにしてもよい。
50...情報読み取り部
100...CPU
110...システム制御部
120...送受信実行部
200...ネットワークI/F
300...デバイスI/F
400...メモリ
405...印刷料金算出用テーブル保存部
410...印刷料金情報保存部
420...カード情報保存部
430...過払い料金情報保存部
440...印刷ジョブ保存部
450...使用可能電子マネー情報保存部
460...精算料金情報保存部
500...CPU
510...チャージャ制御部
520...ネットワークI/F
530...メモリ
540...入金情報保存部
550...過払い料金情報保存部
560...カード情報保存部
610...入金部
620...カード挿入部
700...ネットワークI/F
800...CPU
810...管理制御部
900...メモリ
910...過払い料金情報テーブル保存部
LAN1...ローカルエリアネットワーク
PSV...プリンタサーバ
EC...非接触型電子マネーカード
CG...チャージャ
CL...クライアント
TP...タッチパネル
CR...カードリーダ
PS...プリントシステム
MSV...管理サーバ
Claims (7)
- 料金精算システムであって、
情報読み取り部を備え、所定のユーザに対して課金をし、前記ユーザが保有し電子マネー情報および所定の識別情報を記憶した非接触型記憶媒体が前記情報読み取り部にかざされることにより、前記課金に応じた料金の精算を行なう料金精算装置と、
前記非接触型記憶媒体に前記電子マネー情報が表わす電子マネーを補充するチャージャと、
前記料金精算装置および前記チャージャにネットワークを介して接続され、前記識別情報と対応づけられた電子マネー情報を保持する管理サーバと、を備え、
(A)前記ユーザに対して所定のサービスが提供される場合において、
前記料金精算装置は、
前記ユーザが前記サービスの提供を受ける前に、提供される前記サービスにより発生すると予測される予測料金を算出し、前記予測料金以上の料金を精算料金として前記ユーザに対して前記課金をし、前記非接触型記憶媒体が前記情報読み取り部にかざされることにより、その課金に応じた前記精算料金の精算を行ない、
前記精算後、前記ユーザに実際に前記サービスが提供された場合において、そのサービスが提供されたことにより発生するサービス料金を算出し、前記精算料金から前記サービス料金を減算してその差額を求め、
過払い料金としての前記差額を表す過払い料金情報を、前記識別情報と対応づけて前記管理サーバに送信し、
前記管理サーバは、前記識別情報と対応づけられた前記過払い料金情報を前記料金精算装置から取得して、前記識別情報と対応づけられた前記電子マネー情報として保存し、
前記精算料金の精算は、前記管理サーバが保持する前記電子マネー情報であって、前記かざされた前記非接触型記憶媒体に記憶された前記識別情報と対応づけられた前記電子マネー情報から優先的に前記精算料金が減算され、さらに、前記非接触型記憶媒体に記憶された前記電子マネー情報から前記精算料金の残額が減算されることによって実行され、
(B)前記ユーザが、前記チャージャを利用して、前記非接触型記憶媒体に前記電子マネーを補充する場合において、
前記チャージャは、前記非接触型記憶媒体から前記識別情報を取得し、前記管理サーバに、取得した前記識別情報に対応する前記過払い料金情報の送信要求を行ない、
前記管理サーバは、前記送信要求に基づいて、前記識別情報と対応づけられた前記過払い料金情報を前記チャージャへ送信し、
前記チャージャは、
前記識別情報と対応づけられた前記過払い料金情報を前記管理サーバから受信し、
前記過払い料金情報が表わす過払い料金に相当する前記電子マネーを、前記非接触型記憶媒体に補充することを特徴とする料金精算システム。 - 料金精算システムであって、
印刷部と情報読み取り部とを備え、前記印刷部で印刷された印刷物に基づいて所定のユーザに対して課金をし、前記ユーザが保有し電子マネー情報および所定の識別情報を記憶した非接触型記憶媒体が前記情報読み取り部にかざされることにより、前記課金に応じた料金の精算を行なう料金精算装置と、
前記非接触型記憶媒体に前記電子マネー情報が表わす電子マネーを補充するチャージャと、
前記料金精算装置および前記チャージャにネットワークを介して接続され、前記識別情報と対応づけられた電子マネー情報を保持する管理サーバと、を備え、
(A)前記ユーザが前記印刷部に印刷させる場合において、
前記料金精算装置は、
前記ユーザが前記印刷部に印刷させる前に、印刷により発生すると予測される予測印刷料金を算出し、前記予測印刷料金以上の料金を精算料金として前記ユーザに対して前記課金をし、前記非接触型記憶媒体が前記情報読み取り部にかざされることにより、その課金に応じた前記精算料金の精算を行ない、
前記精算後、前記ユーザに実際に前記印刷部に印刷を実行させた場合において、それに基づき発生する印刷料金を算出し、前記精算料金から前記印刷料金を減算してその差額を求め、
過払い料金としての前記差額を表す過払い料金情報を、前記識別情報と対応づけて前記管理サーバに送信し、
前記管理サーバは、前記識別情報と対応づけられた前記過払い料金情報を前記料金精算装置から取得して、前記識別情報と対応づけられた前記電子マネー情報として保存し、
前記精算料金の精算は、前記管理サーバが保持する前記電子マネー情報であって、前記かざされた前記非接触型記憶媒体に記憶された前記識別情報と対応づけられた前記電子マネー情報から優先的に前記精算料金が減算され、さらに、前記非接触型記憶媒体に記憶された前記電子マネー情報から前記精算料金の残額が減算されることによって実行され、
(B)前記ユーザが、前記チャージャを利用して、前記非接触型記憶媒体に前記電子マネーを補充する場合において、
前記チャージャは、前記非接触型記憶媒体から前記識別情報を取得し、前記管理サーバに、取得した前記識別情報に対応する前記過払い料金情報の送信要求を行ない、
前記管理サーバは、前記送信要求に基づいて、前記識別情報と対応づけられた前記過払い料金情報を前記チャージャへ送信し、
前記チャージャは、
前記識別情報と対応づけられた前記過払い料金情報を前記管理サーバから受信し、
前記過払い料金情報が表わす過払い料金に相当する前記電子マネーを、前記非接触型記憶媒体に補充することを特徴とする料金精算システム。 - 請求項1または請求項2に記載の料金精算システムにおいて、
前記チャージャは、
前記ユーザが前記非接触型記憶媒体に前記電子マネーを補充するために、入金を行なった場合に、
前記入金を検知し、その入金された入金料金を検出し、
受信した前記過払い料金情報が表わす過払い料金に相当する前記電子マネーと共に、検出した前記入金料金に相当する前記電子マネーを、検知した前記非接触型記憶媒体に補充することを特徴とする料金精算システム。 - 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の料金精算システムにおいて、
前記料金精算装置は、
前記非接触型記憶媒体が前記情報読み取り部にかざされることにより、前記精算料金の精算を行なう前に、別途、前記ユーザによって前記非接触型記憶媒体が前記情報読み取り部にかざされた場合に、かざされた前記非接触型記憶媒体から前記識別情報を取得することを特徴とする料金精算システム。 - 請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の料金精算システムにおいて、
前記識別情報は、前記ユーザを識別するための情報、若しくは、前記非接触型記憶媒体を識別するための情報であることを特徴とする料金精算システム。 - 所定のユーザに対して課金をし、前記ユーザが保有し電子マネー情報および所定の識別情報を記憶した非接触型記憶媒体が所定の情報読み取り装置にかざされることにより、前記課金に応じた料金の精算を行ない、さらに、チャージャを使用して前記非接触型記憶媒体に前記電子マネー情報が表わす電子マネーを補充するための料金精算方法であって、
(A)前記ユーザに対して所定のサービスが提供される場合において、
(a)前記ユーザが前記サービスの提供を受ける前に、提供される前記サービスにより発生すると予測される予測料金を算出し、前記予測料金以上の料金を精算料金として前記ユーザに対して前記課金をし、前記非接触型記憶媒体が前記情報読み取り装置にかざされることにより、その課金に応じた前記精算料金の精算を行なう工程と、
(b)前記精算後、前記ユーザに実際に前記サービスが提供された場合において、そのサービスが提供されたことにより発生するサービス料金を算出し、前記精算料金から前記サービス料金を減算した差額を算出する工程と、
(c)過払い料金としての前記差額を表す過払い料金情報を、前記識別情報と対応づけて、管理サーバに、前記識別情報と対応づけられた前記電子マネー情報として保存する工程と、
を備え、
前記工程(a)は、
前記管理サーバが保持する前記電子マネー情報であって、前記かざされた前記非接触型記憶媒体に記憶された前記識別情報と対応づけられた前記電子マネー情報から優先的に前記精算料金を減算する工程と、
前記非接触型記憶媒体に記憶された前記電子マネー情報から前記精算料金の残額が減算される工程と、を備え、
さらに、
(B)前記ユーザが、前記チャージャを利用して、前記非接触型記憶媒体に前記電子マネーを補充する場合において、
(d)前記非接触型記憶媒体から前記識別情報を取得し、取得した前記識別情報に対応する前記過払い料金情報を、前記管理サーバに保存された前記過払い料金情報の中から取得する工程と、
(e)取得した前記過払い料金情報が表わす過払い料金に相当する前記電子マネーを、前記非接触型記憶媒体に補充する工程と、
を備えたことを特徴とする料金精算方法。 - 印刷装置で印刷された印刷物に基づいて所定のユーザに対して課金をし、前記ユーザが保有し電子マネー情報および所定の識別情報を記憶した非接触型記憶媒体が所定の情報読み取り装置にかざされることにより、前記課金に応じた料金の精算を行ない、さらに、チャージャを使用して前記非接触型記憶媒体に前記電子マネー情報が表わす電子マネーを補充するための料金精算方法であって、
(A)前記ユーザが前記印刷装置に印刷させる場合において、
(a)前記ユーザが前記印刷装置に印刷させる前に、印刷により発生すると予測される予測印刷料金を算出し、前記予測印刷料金以上の料金を精算料金として前記ユーザに対して前記課金をし、前記非接触型記憶媒体が前記情報読み取り装置にかざされることにより、その課金に応じた前記精算料金の精算を行なう工程と、
(b)前記精算後、前記ユーザに実際に前記印刷装置に印刷を実行させた場合において、それに基づき発生する印刷料金を算出し、前記精算料金から前記印刷料金を減算した差額を算出する工程と、
(c)過払い料金としての前記差額を表す過払い料金情報を、前記識別情報と対応づけて、管理サーバに、前記識別情報と対応づけられた前記電子マネー情報として保存する工程と、
を備え、
前記工程(a)は、
前記管理サーバが保持する前記電子マネー情報であって、前記かざされた前記非接触型記憶媒体に記憶された前記識別情報と対応づけられた前記電子マネー情報から優先的に前記精算料金を減算する工程と、
前記非接触型記憶媒体に記憶された前記電子マネー情報から前記精算料金の残額が減算される工程と、を備え、
さらに、
(B)前記ユーザが、前記チャージャを利用して、前記非接触型記憶媒体に前記電子マネーを補充する場合において、
(d)前記非接触型記憶媒体から前記識別情報を取得し、取得した前記識別情報に対応する前記過払い料金情報を、前記管理サーバに保存された前記過払い料金情報の中から取得する工程と、
(e)取得した前記過払い料金情報が表わす過払い料金に相当する前記電子マネーを、前記非接触型記憶媒体に補充する工程と、
を備えたことを特徴とする料金精算方法。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2004261144A JP4678159B2 (ja) | 2004-09-08 | 2004-09-08 | 電子マネーを補充するチャージャ、および、それを用いた料金精算システム |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2004261144A JP4678159B2 (ja) | 2004-09-08 | 2004-09-08 | 電子マネーを補充するチャージャ、および、それを用いた料金精算システム |
Publications (2)
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