JP4678159B2 - 電子マネーを補充するチャージャ、および、それを用いた料金精算システム - Google Patents

電子マネーを補充するチャージャ、および、それを用いた料金精算システム Download PDF

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本発明は、所定の課金に対して、非接触型記憶媒体を用いて料金精算する技術に関する。
近年、ユーザに対して課金を行ない、ユーザが、フェリカ(FeliCa:ソニー株式会社の登録商標)などの電子マネー情報を記憶した非接触型カードを用いて課金情報に応じた料金の精算を行なうための料金精算装置が普及しつつある。この料金精算装置は、電子マネー情報を読み取り可能なカードリーダに接続され、課金情報に応じた料金の精算を行なう場合に、ユーザにより上記非接触型カードが、カードリーダにかざされると、カードリーダを制御し、精算料金分を非接触型カードの電子マネー情報が表わす電子マネーから減算させることで、精算を行なう。
ところで、コピー機やプリンタ等の印刷装置と接続され、その印刷物の課金情報に応じた料金の精算を行なう印刷料金精算装置は、例えば、印刷面数などの印刷後に確定する印刷結果情報に基づいて課金を行ない、それに応じて料金の精算を行っている。そのため、この印刷料金精算装置において、上述のように、電子マネー情報を記憶した非接触型カードを用いて料金精算を行なうためには、印刷物を印刷した後に課金を行ない、それに応じて、ユーザに上記非接触型カードをカードリーダにかざしてもらい、料金の精算を行なっていた。
なお、下記特許文献1には、電子マネー情報を記憶したプリペードカードを用いた料金精算システムであって、精算料金分をプリペードカードの電子マネー情報から減算することで料金の精算が行なわれる技術が示されている。
特開平2001−34816号公報
しかしながら、上述のような印刷料金精算装置において、ユーザが印刷物を印刷した後、それに基づき課金を行なった場合に、印刷が既に完了しているのもかかわらず、そのユーザが上記非接触型カードをカードリーダにかざさず、すなわち、課金に応じた料金の精算を行なわずに立ち去り、精算料金の回収漏れが生じる場合があった。
なお、上述の問題は、印刷料金精算装置において、電子マネー情報を記憶した非接触型カードを用いた場合に限られず、電子マネー情報を記憶した他の非接触型記憶媒体を用いた場合においても同様の問題である。この場合、非接触型記憶媒体としては、例えば、上述の非接触型カードと同様の機能を内蔵した携帯電話やPDAなどがある。さらに、上述の問題は、印刷に基づく課金を行ない、それに応じて料金精算を行なう印刷料金精算装置に限られず、ユーザに対して所定の課金を行ない、それに応じて料金精算を行う他の料金精算装置においても同様の問題である。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたもので、電子マネー情報を記憶した非接触型記憶媒体を用いて料金精算を行なう料金精算装置において、ユーザに対する課金に応じた精算料金の回収漏れを防止する技術を提供することを目的とする。
上記目的の少なくとも一部を達成するために、本発明の第1の料金精算システムは、情報読み取り部を備え、所定のユーザに対して課金をし、少なくとも電子マネー情報および所定の識別情報を記憶した非接触型記憶媒体が前記情報読み取り部にかざされることにより、前記課金に応じた料金の精算を行なう料金精算装置と、管理サーバと、前記非接触型記憶媒体に前記電子マネー情報が表わす電子マネーを補充するチャージャとがそれぞれネットワークを介して接続される料金精算システムであって、
前記ユーザに対して所定のサービスが提供される場合において、
前記料金精算装置は、
前記ユーザが前記サービスの提供を受ける前に、
提供される前記サービスにより発生すると予測される予測料金を算出し、算出した前記予測料金以上の料金を精算料金として前記ユーザに対して前記課金をし、前記非接触型記憶媒体が前記情報読み取り部にかざされることにより、その課金に応じた前記精算料金の精算を行ない、
前記精算後、前記ユーザに実際に前記サービスが提供された場合において、そのサービスが提供されたことにより発生するサービス料金を算出し、精算した前記精算料金から、算出した前記サービス料金を減算してその差額を求め、
算出した前記差額を過払い料金とし、その過払い料金を表す過払い料金情報を、前記識別情報と対応づけて前記管理サーバに送信する共に、
前記管理サーバは、
前記料金精算装置から送信されてくる前記識別情報と対応づけられた前記過払い料金情報を取得し、それを保存し、
前記ユーザが、前記チャージャを利用して、前記非接触型記憶媒体に前記電子マネーを補充する場合において、
前記チャージャは、
前記非接触型記憶媒体から少なくとも前記識別情報を取得し、前記管理サーバに、取得した前記識別情報に対応する前記過払い料金情報の送信要求を行ない、
前記管理サーバは、
前記送信要求に基づいて、少なくとも前記識別情報と対応づけられた前記過払い料金情報を前記チャージャへ送信し、
前記チャージャは、
送信されてくる前記識別情報と対応づけられた前記過払い料金情報を少なくとも受信し、
受信した前記過払い料金情報が表わす過払い料金に相当する前記電子マネーを、前記非接触型記憶媒体に補充することを要旨とする。
上記構成の料金精算システムによれば、ユーザがサービスの提供を受ける前には、既に精算が終了しているので、ユーザに対する課金に応じた精算料金の回収漏れを防止することができる。また、精算時に過払い料金が生じても、その過払い料金に相当する電子マネーを、非接触型記憶媒体に補充することができるので、ユーザは、次回の精算時にそれを使用することができ、不利益を受けることがない。
上記目的の少なくとも一部を達成するために、本発明の第2の料金精算システムは、印刷部と情報読み取り部とを備え、前記印刷部で印刷された印刷物に基づいて所定のユーザに対して課金をし、少なくとも電子マネー情報および所定の識別情報を記憶した非接触型記憶媒体が前記情報読み取り部にかざされることにより、前記課金に応じた料金の精算を行なう料金精算装置と、管理サーバと、前記非接触型記憶媒体に前記電子マネー情報が表わす電子マネーを補充するチャージャとがそれぞれネットワークを介して接続される料金精算システムであって、
前記ユーザが前記印刷部に印刷させる場合において、
前記料金精算装置は、
前記ユーザが前記印刷部に印刷させる前に、
印刷により発生すると予測される予測印刷料金を算出し、算出した前記予測印刷料金以上の料金を精算料金として前記ユーザに対して前記課金をし、前記非接触型記憶媒体が前記情報読み取り部にかざされることにより、その課金に応じた前記精算料金の精算を行ない、
前記精算後、前記ユーザに実際に前記印刷部に印刷を実行させた場合において、それに基づき発生する印刷料金を算出し、精算した前記精算料金から、算出した前記印刷料金を減算してその差額を求め、
算出した前記差額を過払い料金とし、その過払い料金を表す過払い料金情報を、前記識別情報と対応づけて前記管理サーバに送信し、
前記管理サーバは、
前記料金精算装置から送信されてくる前記識別情報と対応づけられた前記過払い料金情報を取得し、それを保存し、
前記ユーザが、前記チャージャを利用して、前記非接触型記憶媒体に前記電子マネーを補充する場合において、
前記チャージャは、
前記非接触型記憶媒体から少なくとも前記識別情報を取得し、前記管理サーバに、取得した前記識別情報に対応する前記過払い料金情報の送信要求を行ない、
前記管理サーバは、
前記送信要求に基づいて、少なくとも前記識別情報と対応づけられた前記過払い料金情報を前記チャージャへ送信し、
前記チャージャは、
送信されてくる前記識別情報と対応づけられた前記過払い料金情報を少なくとも受信し、
受信した前記過払い料金情報が表わす過払い料金に相当する前記電子マネーを、前記非接触型記憶媒体に補充することを要旨とする。
上記構成の料金精算システムによれば、ユーザが印刷を行なう前には、既に精算が終了しているので、ユーザに対する課金に応じた精算料金の回収漏れを防止することができる。また、精算時に過払い料金が生じても、その過払い料金に相当する電子マネーを、非接触型記憶媒体に補充することができるので、ユーザは、次回の精算時にそれを使用することができ、不利益を受けることがない。
上記料金精算システムにおいて、
前記チャージャは、
前記ユーザが前記非接触型記憶媒体に前記電子マネーを補充するために、入金を行なった場合に、
前記入金を検知し、その入金された入金料金を検出し、
受信した前記過払い料金情報が表わす過払い料金に相当する前記電子マネーと共に、検出した前記入金料金に相当する前記電子マネーを、検知した前記非接触型記憶媒体に補充することを特徴とするようにしてもよい。
このようにすれば、ユーザは、チャージャで非接触型記憶媒体に入金分の電子マネーを補充する際に、過払い料金分の電子マネーも補充することができる。
上記料金精算システムにおいて、
前記料金精算装置は、
前記非接触型記憶媒体が前記情報読み取り部にかざされることにより、前記精算料金の精算を行なう前に、別途、前記ユーザによって前記非接触型記憶媒体が前記情報読み取り部にかざされた場合に、かざされた前記非接触型記憶媒体から前記識別情報を取得するようにしてもよい。
このようにすれば、例えば、上記料金精算装置は、過払い料金情報を取得した識別情報と対応づけて上記管理サーバへ送信することができる。
前記識別情報は、前記ユーザを識別するための情報、若しくは、前記非接触型記憶媒体を識別するための情報であってもよい。
上記目的の少なくとも一部を達成するために、本発明のチャージャは、少なくとも電子マネー情報および所定の識別情報を記憶した非接触型記憶媒体に、前記電子マネー情報が表わす電子マネーを補充するチャージャであって、
精算料金の精算を行なう料金精算装置で、所定のユーザが前記精算料金を多く払いすぎた場合に生じた過払い料金が表わす過払い料金情報が、所定の外部装置に前記識別情報に対応づけられて保存されている場合において、
前記非接触型記憶媒体に前記電子マネーを補充する場合には、
前記非接触型記憶媒体から前記識別情報を取得し、
取得した前記識別情報に対応する前記過払い料金情報を、前記外部装置から取得し、
取得した前記過払い料金情報が表わす過払い料金に相当する前記電子マネーを、前記非接触型記憶媒体に補充することを要旨とする。
上記構成のチャージャによれば、上記所定の料金精算装置の精算時において過払い料金が生じても、その過払い料金に相当する電子マネーを、非接触型記憶媒体に補充することができるので、ユーザは、次回の精算時にそれを使用することができ、不利益を受けることがない。
なお、本発明は、上記した装置発明の態様に限ることなく、料金精算方法等の方法発明としての態様で実現することも可能である。さらには、それら方法や装置を構築するためのコンピュータプログラムとしての態様や、そのようなコンピュータプログラムを記録した記録媒体としての態様や、上記コンピュータプログラムを含み搬送波内に具現化されたデータ信号など、種々の態様で実現することも可能である。
また、本発明をコンピュータプログラムまたはそのプログラムを記録した記録媒体等として構成する場合には、上記装置の動作を制御するプログラム全体として構成するものとしてもよいし、本発明の機能を果たす部分のみを構成するものとしてもよい。
以下、本発明の実施の形態について、実施例に基づき次の順序で説明する。
A.実施例:
A1.システム概要:
A2.各部の機能:
A3.印刷および料金精算処理:
A4.チャージャ処理:
A5.実施例の効果:
B.変形例:
A.実施例:
A1.システム概要:
図1は、本発明の一実施例としてのキャンパスプリントシステムCPSの概要構成を示す説明図である。以下に、本実施例として、或る大学Mに構築されるキャンパスプリントシステムCPSについて説明する。このキャンパスプリントシステムCPSは、大学Mの学生(以下、単に学生と呼ぶ。)が、大学M内で印刷およびその精算を行なうための印刷および精算システムである。このキャンパスプリントシステムCPSは、大学M内に設置される複数の学生用のパーソナルコンピュータ(PC)(以下、クライアントCLと呼ぶ。)と、大学M内に設置される複数のプリントシステムPSと、複数のチャージャCGと、管理サーバMSVとを備える。これらの装置において、クライアントCLと、プリントシステムPSのプリンタサーバPSVと、チャージャCGと、管理サーバMSVとは、ローカルエリアネットワークLAN1を介してそれぞれ接続されている。なお、図1には、複数のクライアントCLのうち、クライアントCL1とクライアントCL2のみが、複数のプリントシステムPSのうち、学生ラウンジにあるプリントシステムPS1のみが、複数あるチャージャCGのうち、チャージャCG1とチャージャCG2のみがそれぞれ示されている。この他、プリントシステムPSおよびチャージャCGは、学生が集まる他の施設(例えば、図書館。)等に設置されているが、本実施例では、省略している。
上述のネットワークに接続されている各装置間の通信は、TCP/IPをベースとしており、各装置には、それぞれ、IPアドレスが予め固定で割り振られている。そして、発信元の装置から発信された通信データには、発信元の装置のIPアドレス(発信元IPアドレス)と、送信先の装置のIPアドレス(送信先IPアドレス)とが含まれており、この通信データは、送信先IPアドレスに従って、そのIPアドレスを有する装置に送信される。このようにして、各装置間の通信は行なわれる。
A2.各部の機能:
本発明の特徴部分である各プリントシステムPSは、それぞれ同様の構成となっており、プリンタサーバPSVと、カードリーダCRと、タッチパネルTPと、プリンタPRTとをそれぞれ備えている。また、カードリーダCR、タッチパネルTP、およびプリンタPRTは、それぞれプリンタサーバPSVと接続されている。
図2は、本実施例におけるプリントシステムPS1および管理サーバMSVの構成を示す説明図である。上述したように、各プリントシステムPSの構成は同様となっているので、代表してプリントシステムPS1の各機能について説明する。
プリントシステムPS1は、プリンタサーバPSV1と、カードリーダCR1と、タッチパネルTP1と、プリンタPRT1とをそれぞれ備えている、また、カードリーダCR1、タッチパネルTP1、およびプリンタPRT1は、それぞれプリンタサーバPSV1と接続されている。
プリンタサーバPSV1は、図2に示すように、CPU100と、メモリ400と、ネットワークI/F200と、デバイスI/F300とを備えている。
デバイスI/F300は、タッチパネルTP1、カードリーダCR1、およびプリンタPRT1とのデバイスインタフェースであり、これらの機器と種々のデータのやりとりを行なう。
ネットワークI/F200は、ネットワーク通信を行うための通信インタフェースであり、ローカルエリアネットワークLAN1を介して各クライアントCL、管理サーバMSV、および各チャージャCGとの通信を行う。
CPU100は、所定のメモリ(図示せず)から、所定のアプリケーションプログラムを読み出し実行することにより、図2に示すように、システム制御部110として機能する。
システム制御部110は、タッチパネルTP1、カードリーダCR1およびプリンタPRT1を制御し、後述の印刷および料金精算処理を行なう。この処理におけるシステム制御部110の各制御の詳細は、後述する。また、システム制御部110は、送受信実行部120を備え、その制御を行なう。
送受信実行部120は、各クライアントCLからの印刷ジョブを受信する。また、送受信実行部120は、管理サーバMSVから過払い料金情報を取得し、それをメモリ400が備える過払い料金情報保存部430に保存したり、過払い料金情報保存部430に保存される過払い料金情報を、管理サーバMSVへ送信する。
メモリ400は、印刷料金算出用テーブル保存部405と、印刷料金情報保存部410と、カード情報保存部420と、過払い料金情報保存部430と、印刷ジョブ保存部440と、使用可能電子マネー情報保存部450と、精算料金情報保存部460とを備えている。
印刷料金算出用テーブル保存部405には、印刷料金算出用テーブルが予め保存してある。この印刷料金算出用テーブルは、印刷面数、用紙サイズ、およびカラーかモノクロかを表わす情報(以下、カラー/モノクロ情報と呼ぶ。)等に対応する印刷料金を表わすテーブルである。
印刷料金情報保存部410は、印刷結果に基づく印刷料金を表わす印刷料金情報を保存する。カード情報保存部420は、非接触型電子マネーカードECから取得した、学籍番号情報、氏名情報、および電子マネー情報を保存する。過払い料金情報保存部430は、管理サーバMSVから取得した過払い料金情報を保存する。また、過払い情報保存部430は、後述の印刷および料金精算処理で、新たに生じた過払い料金を表わす過払い料金情報を保存する。印刷ジョブ保存部440は、クライアントCLから送信されてくる印刷ジョブを保存する。使用可能電子マネー情報保存部450は、後述する使用可能電子マネー情報を保存する。精算料金情報保存部460は、後述の精算料金情報を保存する。
プリンタPRT1は、プリンタサーバPSV1から送信されてくる印刷ジョブを印刷する。また、プリンタPRT1は、印刷が正常に終了すると、その印刷における総印刷面数や、用紙サイズ、カラー/モノクロ情報などの印刷の結果得られる印刷結果情報をプリンタサーバPSV1に送信する。
タッチパネルTP1は、印刷を行なう学生の学籍番号情報、氏名情報と共に印刷ジョブリストを表示したり、学生に印刷料金の精算要求を表わす表示を行なったりする。また、タッチパネルTP1は、学生によって画面にタッチされることにより、印刷ジョブを選択し、印刷実行指示を受け付ける。これらの機能の詳細は、後述する。
図3は、本実施例における非接触型電子マネーカードECおよびカードリーダCR1の機能を示す説明図である。
本実施例における非接触型電子マネーカードECは、大学Mから配布されたものであり、電子回路(図示せず)と、メモリ(図示せず)とを備えている。このメモリには、所有する学生の学籍番号情報、氏名情報、および電子マネー情報が記憶されており、学籍番号情報および氏名情報は、予め記憶されている。このメモリにおける電子マネー情報は、所定のチャージャCGで、入金した金額に対応する価値の電子マネー分が加算されて記憶されたり、後述する印刷および料金精算処理でカードリーダCR1にかざされると、所定の電子マネー分が減算されて記憶される。
カードリーダCR1は、図3に示すように、非接触型電子マネーカードECの情報を読み取るカード情報読み取り部50を備えている。この情報読み取り部50は、非接触型電子マネーカードECがかざされると、その非接触型電子マネーカードECに記憶された学籍番号情報、氏名情報、および電子マネー情報を読み取ることができる。この読み取り動作についての詳細は、後述する。
図2に示すように、管理サーバMSVは、CPU800と、メモリ900と、ネットワークI/F700とを備えている。
ネットワークI/F700は、ネットワーク通信を行うための通信インタフェースであり、ローカルエリアネットワークLAN1を介して各プリンタサーバPSV、各チャージャCGとの通信を行う。
CPU800は、所定のメモリ(図示せず)から、所定のアプリケーションプログラムを読み出し実行することにより、図2に示すように、管理制御部810として機能する。
管理制御部810は、各プリンタサーバPSVより送信されてくる過払い料金情報を受信し、それをメモリ900が備える過払い料金情報テーブル保存部910の過払い料金情報テーブルに記載する。この過払い料金情報テーブルは、本実施例の各プリンタサーバPSVにおいて、過去に印刷料金に対して精算料金を多く払いすぎた過払い料金を表すテーブルであり、過払い料金が、誰の過払い料金であるかわかるように学籍番号情報と対応づけられて記憶されている。この過払い料金情報テーブルについての詳細は後述する。また、管理制御部810は、チャージャCGから過払い料金情報の送信要求があると、過払い料金情報テーブルに基づいて、要求があったチャージャCGへ過払い料金情報を送信する。
図4は、本実施例におけるチャージャCG1の構成を説明するための図である。本実施例において、本発明の特徴部分である各チャージャCGは、同様の構成となっているので、代表してチャージャCG1の各機能について説明する。
チャージャCG1は、図4に示すように、CPU500と、メモリ530と、ネットワークI/F520と、入金部610と、カード挿入部620とを備えている。
ネットワークI/F520は、ネットワーク通信を行うための通信インタフェースであり、ローカルエリアネットワークLAN1を介して管理サーバMSVとの通信を行う。
CPU500は、所定のメモリ(図示せず)から、所定のアプリケーションプログラムを読み出し実行することにより、図4に示すように、チャージャ制御部510として機能する。
チャージャ制御部510は、入金部610、カード挿入部620を制御し、後述のチャージャ処理を行なう。この処理におけるチャージャ制御部510の各制御の詳細は、後述する。
入金部610は、入金口(図1)を介して挿入されたお金を保持可能な構造となっており、お金が挿入(入金)されると、それを検知し、さらに、その入金額を検出し、それを入金情報としてチャージャ制御部510に送信する。
カード挿入部620は、カード挿入口(図1)を介して挿入された非接触型電子マネーカードECを保持可能な構造となっており、非接触型電子マネーカードECが挿入されると、それを検知し、チャージャ制御部510に報告する。また、カード挿入部620は、チャージャ制御部510の指示に基づいて、挿入された非接触型電子マネーカードECから学籍番号情報や電子マネー情報を読み取り、それをチャージャ制御部510に送信する。さらに、カード挿入部620は、チャージャ制御部510の指示により、非接触型電子マネーカードECに電子マネーを補充する。また、カード挿入部620は、チャージャ制御部510の指示により、非接触型電子マネーカードECをカード挿入口を介して外部に排出する。
メモリ530は、入金情報保存部540と、過払い料金情報保存部550と、カード情報保存部560とを備えている。
入金情報保存部540は、学生による入金額を表す入金情報を保存する。過払い料金情報保存部550は、管理サーバMSVから取得した過払い料金情報を保存する。カード情報保存部560は、非接触型電子マネーカードECより取得した学籍番号情報および電子マネー情報を保存する。
なお、上述の各装置(プリンタサーバPSV、チャージャCG、管理サーバMSV等)は、この他、コンピュータが備える種々の一般的な構成を備えるが、説明の便宜上省略されている。
A3.印刷および料金精算処理:
本実施例のキャンパスプリントシステムCPSでは、学生が、所定のクライアントCLにログインし、そのクライアントCLに予め登録されているプリンタサーバPSVの中から所望するプリンタサーバPSVを選択し、印刷ジョブを送信する。その後、学生は、送信先のプリンタサーバPSVの設置されている場所まで行き、非接触型電子マネーカードECをプリンタサーバPSVに接続されるカードリーダCRにかざすことで自己の認証を行なう。そして、学生は、プリンタサーバPSVに接続されるタッチパネルTPにおいて自分が送信した印刷ジョブのうち所望の印刷ジョブを選択し、それらの印刷実行を要求する。そうすると、プリンタサーバPSVにより、選択した印刷ジョブに基づき、課金がなされるので、学生は、その課金に応じて料金精算を行なう。その後、プリンタPRTにおいて、選択した印刷ジョブの印刷が行なわれ、学生は、選択した印刷ジョブに対応する印刷物を得ることができるようになっている。このように学生が印刷および料金精算を行なう場合において、各装置の動作、機能について以下に説明する。
各クライアントCLには、予めローカルエリアネットワークLAN1に接続される複数のプリンタサーバPSVが登録されている。各クライアントCLは、学生により、ログイン名としての学籍番号と、予め定められたパスワードが入力されると、その学生に対してログインを許可し、入力された学籍番号を学籍番号情報として保存する。そして、各クライアントCLは、ログイン許可後、予め備えられる管理テーブル(図示せず)から上記学籍番号に基づく学生の氏名情報を取得し、氏名情報として保存する。各クライアントCLは、学生により印刷ジョブの送信先としてプリンタサーバPSVが指定され、印刷ジョブの送信指示がなされると、その印刷ジョブのヘッダに、ログインした学生に対応する学籍番号情報および氏名情報を添付して、指定されたプリンタサーバPSVに送信する。
一方、プリンタサーバPSVは、各学生から送信されてくる印刷ジョブを受信し、印刷ジョブ保存部440に保存する。そして、プリンタサーバPSVは、以下に示す印刷および料金精算処理を行なう。以下では、各プリンタサーバPSVのうち、代表してプリンタサーバPSV1が行なう印刷および料金精算処理について説明する。
図5および図6は、本実施例におけるプリンタサーバPSV1が行なう印刷および料金精算処理を示すフローチャートである。
まず、図5に示すように、プリンタサーバPSV1のシステム制御部110は、所定の学生により非接触型電子マネーカードECがカードリーダCR1にかざされたかどうかを判断する(ステップS10)。システム制御部110は、学生により非接触型電子マネーカードECがカードリーダCR1にかざされていない場合には(ステップS10:NO)、待機する。
システム制御部110は、所定の学生(この学生を以下では、学生Xと呼ぶ。)により非接触型電子マネーカードECがカードリーダCR1にかざされた場合には(ステップS10:YES)、その非接触型電子マネーカードECに記憶された学生Xの電子マネー情報、学籍番号情報および氏名情報を、カードリーダCR1を介して取得し、カード情報保存部420に保存する(ステップS20)。具体的には、非接触型電子マネーカードECがカードリーダCR1のカード情報読み取り部50(図3)にかざされると、カード情報読み取り部50は特定の周波数の電波を発信する。一方、上述した非接触型電子マネーカードECの電子回路は、この電波を受信し、これを駆動力として、メモリに記憶された学籍番号情報、氏名情報、および電子マネー情報をカードリーダCR1へ送信する。他方、カード情報読み取り部50は、非接触型電子マネーカードECから送信された学籍番号情報、氏名情報、および電子マネー情報を受信し、さらに、これをプリンタサーバPSV1へ送信する。このようにして、システム制御部110は、非接触型電子マネーカードECの各情報を、カードリーダCR1を介して取得し、保存することができる。なお、このような非接触型電子マネーカードECとしては、例えば、FeliCa(ソニー株式会社の登録商標)などがある。
続いて、送受信実行部120は、管理サーバMSVへ保存した学籍番号情報に対応する過払い料金情報の問い合わせを行なう(ステップS30)。
図7は、本実施例における過払い料金情報テーブルを示す説明図である。この過払い料金情報テーブルは、管理サーバMSVに保存されており、各プリンタサーバPSVにおいて、過去に、学生Xが印刷料金について精算料金を多く払いすぎた過払い料金を表すテーブルであり、過払い料金が、誰の過払い料金であるかわかるように学籍番号情報と対応づけられて記憶されている。
管理サーバMSVは、プリンタサーバPSV1から問い合わせがあると、過払い料金情報テーブル保存部910に保存された過払い料金情報テーブルにおいて、問い合わせのあった学籍番号情報を検索し、その学籍番号情報が記載されている場合には、その学籍番号情報対応する過払い料金情報を取得し、それをプリンタサーバPSV1へ送信する。管理サーバMSVは、問い合わせのあった学籍番号情報を検索し、その学籍番号情報が記載されていない場合には、その学籍番号情報に対応する過払い料金がないと判断し、過払い料金を0円とする過払い料金情報をプリンタサーバPSV1へ送信する。
なお、管理サーバMSVによる過払い料金情報テーブルの更新動作についての説明は、後述する。
続いて、送受信実行部120は、管理サーバMSVから送信されてくる過払い料金情報を受信したかどうかを判断する(ステップS40)。受信していない場合は(ステップS40:NO)、待機する。
送受信実行部120は、管理サーバMSVから送信されてくる過払い料金情報を受信した場合には(ステップS40:YES)、受信した過払い料金情報を過払い料金情報保存部430に保存する(ステップS50)。
次に、システム制御部110は、カード情報保存部420に保存した学生Xの電子マネー情報と、過払い料金情報保存部430に保存される過払い料金情報を取得し、それらを合計し、それを使用可能電子マネー情報として使用可能電子マネー情報保存部450に保存する(ステップS60)。
続いて、システム制御部110は、印刷ジョブ保存部440に保存されている各印刷ジョブに添付されている学籍番号情報の中から、カード情報保存部420に保存した学生Xの学籍番号情報と一致する学籍番号情報を検索し、一致した学籍番号情報の添付されている印刷ジョブをリストアップする(ステップS70)。なお、システム制御部110は、印刷ジョブ保存部440に保存されている各印刷ジョブに添付されている氏名情報の中から、カード情報保存部420に保存した学生Xの氏名情報と一致する氏名情報を検索し、一致した氏名情報の添付されている印刷ジョブをリストアップするようにしてもよい。
システム制御部110は、リストアップした各印刷ジョブの印刷予測料金を算出し、印刷ジョブリストrstを作成する(ステップS80)。この印刷ジョブリストrstは、各印刷ジョブに対応する、印刷予測料金欄と、印刷ジョブの選択可否を表わす選択可否欄とを備える。具体的には、システム制御部110は、リストアップした各印刷ジョブにおいて、その印刷ジョブを印刷した場合に予測される総印刷面数や、学生により印刷ジョブ送信時に決められた用紙サイズおよびカラー/モノクロ情報などから印刷にかかる料金をそれぞれ予測し、それらを印刷予測料金として印刷ジョブリストrstの印刷予測料金欄にそれぞれ記載する。
システム制御部110は、作成した印刷ジョブリストrstと、カード情報保存部420に保存した学生Xの学籍番号情報、氏名情報、および電子マネー情報とに基づいて、印刷ジョブリスト選択画面Qを作成し、以下の図8に示すように、タッチパネルTP1に表示させる(ステップS90)。
図8は、本実施例におけるタッチパネルTP1に表示される印刷ジョブリスト選択画面Qを説明するための図である。この図8に示す印刷ジョブリスト選択画面Qは、上方に学籍番号情報、氏名情報および電子マネー情報を示し、略中央に印刷ジョブリストrstを示している。また、印刷ジョブリスト選択画面Qは、下方に印刷実行要求ボタンBT1を備え、印刷ジョブリストrstと印刷実行要求ボタンBT1との間に印刷予測料金合計欄を備えている。さらに、印刷ジョブリスト選択画面Qは、印刷ジョブリストrstの各印刷ジョブの表示部分を、ボタン(以下、印刷ジョブボタンBT2と呼ぶ。)に形成している。印刷ジョブリストrstにおける選択可否欄は、「○」が表示されれば、対応する印刷ジョブが印刷予定の印刷ジョブとして選択されていることを示し、「−」が表示されれば、印刷予定の印刷ジョブとして選択されてないことを示す。この選択可否欄において、選択可否欄に「○」が表示されている状態で、学生Xにより印刷ジョブボタンBT2が押されると、「○」に代えて「−」が表示され、選択可否欄に「−」が表示されている状態で、学生Xにより印刷ジョブボタンBT2が押されると、「−」に代えて「○」が表示されるようになっている。また、印刷ジョブリストrstは、白抜きで表示される部分(以下、白抜き部分と呼ぶ。)と、グレイアウトで表示される部分(以下、グレイアウト部分と呼ぶ。)とに分けられる。白抜き部分の印刷ジョブは、学生Xがそれを選択できるようになっていることを示し、グレイアウト部分の印刷ジョブは、学生Xがそれを選択できないようになっていることを示す。デフォルトでは、白抜き部分の印刷ジョブは、すべて選択された状態(すなわち、選択可否欄がすべて「○」)となっている。白抜き部分の印刷ジョブの印刷予測料金の合計は、表示されている電子マネー情報が表わす電子マネー(以下、表示電子マネーと呼ぶ。)を超えないように設定されており、印刷予測料金合計欄には、白抜き部分の印刷ジョブ(すなわち、学生Xに選択されている印刷ジョブ)の印刷予測料金の合計(以下、印刷予測料金合計と呼ぶ。)が記載される。
ところで、学生Xにより白抜き部分の所定の印刷ジョブの選択が解除された場合には、その選択が解除された印刷ジョブの印刷予測金額相当分、印刷予測金額の合計が減少する。この場合に、減少した印刷予測金額合計と、グレイアウト部分における或る印刷ジョブの印刷予測金額との合計が、表示電子マネーを超えない場合には、そのグレイアウト部分の印刷ジョブのグレイアウト表示を解除し、学生Xがその印刷ジョブを選択可能となるようにする。例えば、図6に示すように、白抜き部分において、印刷ジョブA〜Dが印刷予定の印刷ジョブとして選択されている場合に、学生Xにより印刷ジョブAおよび印刷ジョブDの選択が解除されると、他の選択されている印刷ジョブの印刷予測金額合計が、印刷ジョブB,Cの印刷予測金額の合計である460円となる。この場合に、この印刷予測金額合計(460円)と、グレイアウト部分における印刷ジョブEの印刷予測金額1100円との合計は、1560円であり、これは、表示電子マネー(1600円)を超えないので、印刷ジョブEのグレイアウトを解除し、学生Xがその印刷ジョブを選択できるようにする。
続いて、システム制御部110は、学生Xにより上述のごとく印刷ジョブが選択され、印刷実行要求ボタンBT1が押されたかどうかを判断する(ステップS100)。印刷実行要求ボタンBT1が押されていない場合には、待機する(ステップS100:NO)。
図9は、本実施例におけるタッチパネルTP1に表示される料金精算要求画面Rを説明するための図である。
続いて、システム制御部110は、学生Xにより上述のごとく印刷ジョブが選択され、印刷実行要求ボタンBT1が押されると(ステップS100:YES)、各印刷ジョブの印刷予測料金に基づき、学生Xに対して料金精算要求を行なう(ステップS110)。具体的には、システム制御部110は、印刷実行要求ボタンBT1が押された際に、印刷予測料金合計欄に示される印刷予測料金の合計(すなわち、学生Xにより選択された印刷ジョブの印刷予測料金合計)を精算すべき印刷料金(以下では、精算料金と呼ぶ。)として、学生Xに料金精算要求する料金精算要求画面Rを作成する。そして、システム制御部110は、図9に示すように、作成した料金精算要求画面RをタッチパネルTP1に表示させる。この料金精算要求画面Rには、略中央に、精算料金が示されている。また、この料金精算要求画面Rには、その上方に、印刷ジョブリスト選択画面Qと同様に、学籍番号情報、氏名情報、および電子マネー情報が示されている。さらに、料金精算要求画面Rには、非接触型電子マネーカードECをかざして料金精算を行なうことができるタイムリミットまでの残り時間も示されている。
システム制御部110は、タッチパネルTP1に料金精算要求画面Rを表示後、図6に示すように、10分以内に学生Xの非接触型電子マネーカードECがカードリーダCR1にかざされたかどうか、を判断する(ステップS120)。なお、非接触型電子マネーカードECがかざされた場合に、その非接触型電子マネーカードECが学生Xの非接触型電子マネーカードECであるかどうかの判断は、かざされた非接触型電子マネーカードECから学籍番号情報を取得し、取得した学籍番号情報が表わす学籍番号と、カード情報保存部420に保存された学籍番号情報が表わす学籍番号とを比較し、それらが一致した場合に、かざされた非接触型電子マネーカードECが学生Xの非接触型電子マネーカードECであると判断する。また、この処理では、10分以内に限られず、管理者が定める任意の時間以内に、学生Xの非接触型電子マネーカードECがカードリーダCR1にかざされたかどうかを判断するようにしてもよい。
システム制御部110は、タッチパネルTP1に料金精算要求画面Rを表示後、10分以内に学生Xの非接触型電子マネーカードECがカードリーダCR1にかざされた場合には(ステップS120:YES)、過払い料金情報保存部430に保存された過払い料金情報が表わす過払い料金から、又は、カードリーダCR1を介して非接触型電子マネーカードECの電子マネー情報が表わす電子マネーから、精算料金分の料金又は電子マネーを減算させることにより、精算を完了させ、精算料金を精算料金情報として精算料金情報保存部460に保存する(ステップS130)。
具体的には、システム制御部110は、まず、過払い料金情報保存部430から過払い料金情報を取得し、精算料金分の料金をその過払い料金から減算する。この場合、システム制御部110は、精算料金より過払い料金の方が多い場合には、過払い料金からすべての精算料金を減算させ、精算を完了させる。一方、システム制御部110は、過払い料金より精算料金の方が多い場合には、すべての過払い料金を減算させ、次に、残りの精算料金分をかざされた非接触型電子マネーカードECの電子マネー情報が表わす電子マネーから減算させて、精算を完了させる。なお、システム制御部110は、上述のように、過払い料金情報を取得した場合には、その過払い料金情報を過払い料金情報保存部430からクリアする。また、システム制御部110は、精算後において、減算した過払い料金がまだ残っている場合には、残った過払い料金を表す過払い料金情報を学生Xの学籍番号情報と対応づけて、過払い料金情報保存部430に保存する。
精算完了後、システム制御部110は、上述のステップS100の処理で印刷実行要求ボタンBT1が押された際に、学生Xにより選択されていた(すなわち、印刷ジョブリストrstの選択可否欄(図7)に「○」が表示されていた)印刷ジョブをプリンタPRT1に送信し、印刷を実行させる(ステップS140)。一方、プリンタPRT1は、印刷ジョブを受信すると、それを印刷する。そして、プリンタPRT1は、正常に印刷が完了した場合には、印刷結果情報をプリンタサーバPSV1に送信する。プリンタPRT1は、故障などで正常に印刷が完了しなかった場合には、プリンタサーバPSV1に印刷エラー情報を送信する。なお、プリンタPRT1は、印刷中に、学生により、プリンタPRT1が備えるキャンセルボタン(図示せず)が押された場合には、印刷を終了する。この場合、プリンタPRT1は、正常に印刷が完了したと判断し、キャンセルボタンが押されるまでの印刷結果情報をプリンタサーバPSV1に送信する。
システム制御部110は、印刷が正常に完了したかどうかを判断する(ステップS150)。システム制御部110は、プリンタPRT1から印刷結果情報を受信すると、印刷が正常に完了したと判断し(ステップS150:YES)、印刷料金算出用テーブル保存部405に保存してある印刷料金算出用テーブルと、受信した印刷結果情報とを対比させ、印刷料金を算出し(ステップ160)、それを印刷料金情報として印刷料金情報保存部410に保存する(ステップ180)。また、システム制御部110は、プリンタPRT1から印刷エラー情報を受信すると、正常に印刷が行なわれなかったと判断し(ステップS150:NO)、すなわち、印刷料金なしと判断し(ステップS170)、印刷料金を0円とする印刷料金情報を印刷料金情報保存部410に保存する(ステップ180)。
続いて、システム制御部110は、保存した精算料金情報が表す精算料金と、保存した印刷料金情報が表す印刷料金との差額を、新たな過払い料金として算出し、それを学生Xの学籍番号情報に対応づけて過払い料金情報保存部430に保存する(ステップ190)。なお、システム制御部110は、精算料金と印刷料金との差額がない場合には、過払い料金を0円として、それを学生Xの学籍番号情報に対応づけて過払い料金情報保存部430に保存する。また、この処理において、システム制御部110は、上述のステップS130の処理で、精算後に残った過払い料金を、学生Xの学籍番号情報と対応づけて過払い料金情報保存部430に保存させている場合には、既に保存されている過払い料金情報の表す過払い料金に、新たな過払い料金を加え、その合計を新しい過払い料金として、それが表わす過払い料金情報を過払い料金情報保存部430に上書き保存する。
次に、送受信実行部120は、過払い料金情報保存部430から学生Xの学籍番号情報と対応づけて保存される過払い料金情報を取得し、管理サーバMSVへ送信する(ステップS200)。一方、管理サーバMSVは、送信されてくる過払い料金情報を受信し、過払い料金情報テーブル保存部910に保存される過払い料金情報テーブルに、学生Xの学籍番号情報と対応づけて記載する。
システム制御部110は、ステップS200の処理が終了すると、この印刷および料金精算処理を終了する。
また、システム制御部110は、10分以内に学生Xの非接触型電子マネーカードECがかざされなかったと判断した場合には(ステップS120:NO)、精算料金に対する支払いがなかった(すなわち、未清算)と判断し(ステップS210)、この印刷および料金精算処理を終了する。
以上のように、プリンタサーバPSV1は、精算時に過払い料金が発生すると、それを過払い料金情報として、管理サーバMSVに送信している。同様に、他のプリンタサーバPSVも、精算時に過払い料金が発生すると、それを過払い料金情報として、管理サーバMSVに送信する。一方、管理サーバMSVは、これらの過払い料金情報を随時受信し、過払い料金情報テーブル(図7)に反映している。従って、この過払い料金情報テーブルは、常に各学生の最新の過払い料金情報を表すことになる。言い換えれば、管理サーバMSVは、この過払い料金情報テーブルを管理することにより、常に最新の各学生の過払い料金情報を統括的に管理している。
A4.チャージャ処理:
図10は、本実施例におけるチャージャCG1が行なうチャージャ処理のフローチャートである。続いて、本発明の特徴部分であるチャージャCGが行なうチャージャ処理について、図10を用いて説明する。このチャージャ処理は、各チャージャCGによりそれぞれ行なわれる。このチャージャ処理は、非接触型電子マネーカードECがチャージャCGに挿入された場合に行なわれ、入金分に相当する電子マネーを補充したり、学生に過払い料金を返還するための処理である。以下では、チャージャCG1が行なうチャージャ処理について説明する。
まず、チャージャCG1のチャージャ制御部510は、所定の学生(以下、学生Yと呼ぶ。)により非接触型電子マネーカードECがカード挿入部620に挿入されたかどうか、すなわち、カード挿入部620から非接触型電子マネーカードECが挿入された旨の報告があったかどうかを判断する(ステップS310)。チャージャ制御部510は、カード挿入部620から非接触型電子マネーカードECが挿入された旨の報告がない場合は(ステップS310:NO)、待機する。
チャージャ制御部510は、カード挿入部620から非接触型電子マネーカードECが挿入された旨の報告があったか場合には(ステップS310:YES)、非接触型電子マネーカードECから電子マネー情報および(学生Yの)学籍番号情報をカード挿入部620を介して取得し、それらを対応づけてカード情報保存部560に保存する(ステップS320)。
続いて、チャージャ制御部510は、管理サーバMSVへ保存した学籍番号情報に対応する過払い料金情報の問い合わせを行なう(ステップS330)。一方、管理サーバMSVは、チャージャCG1から問い合わせがあると、過払い料金情報テーブル保存部910に保存された過払い料金情報テーブル(図7)において、問い合わせのあった学籍番号情報を検索し、その学籍番号情報が記載されている場合には、その学籍番号情報に対応する過払い料金情報を取得し、それをチャージャCG1へ送信する。管理サーバMSVは、問い合わせのあった学籍番号情報を検索し、その学籍番号情報が記載されていない場合には、その学籍番号情報に対応する過払い料金がないと判断し、過払い料金を0円とする過払い料金情報をチャージャCG1へ送信する。
次に、チャージャ制御部510は、管理サーバMSVから送信されてくる過払い料金情報を受信したかどうかを判断する(ステップS340)。受信していない場合は(ステップS340:NO)、待機する。
チャージャ制御部510は、管理サーバMSVから送信されてくる過払い料金情報を受信すると(ステップS340:YES)、受信した過払い料金情報を過払い料金情報保存部550に保存する(ステップS350)。
続いて、チャージャ制御部510は、所定時間以内に入金情報を取得したかどうかを、判断する(ステップS360)。
すなわち、入金部610は、所定時間以内に、自身にお金が入金された場合には、それを検知し、さらに、その入金額を検出し、それを入金情報としてチャージャ制御部510に送信する。この場合、チャージャ制御部510は、入金部610から入金情報を受信(取得)し(ステップS360:YES)、それを入金情報保存部540に保存する(ステップS370)。そして、チャージャ制御部510は、入金情報保存部540から入金情報を、カード情報保存部560から電子マネー情報を、過払い料金情報保存部550から過払い料金情報をそれぞれ取得する。そして、チャージャ制御部510は、取得した電子マネー情報が表わす電子マネーに、取得した過払い料金情報が表わす過払い料金、および、入金情報が表わす入金額分のお金を加え、それを新たな電子マネーとし、その電子マネーを表わす電子マネー情報を、カード挿入部620に指示して、非接触型電子マネーカードECに上書きして記憶させる(ステップS380)。
一方、チャージャ制御部510は、所定時間以内に入金部610から入金情報が送信されてこない場合、すなわち、所定時間以内に入金情報を受信(取得)しなかった場合(ステップS360:NO)には、カード情報保存部560から電子マネー情報を、過払い料金情報保存部550から過払い料金情報を取得する。そして、チャージャ制御部510は、取得した電子マネー情報が表わす電子マネーに、取得した過払い料金情報が表わす過払い料金を加え、それを新たな電子マネーとし、その電子マネーを表わす電子マネー情報を、カード挿入部620に指示して、非接触型電子マネーカードECに上書きして記憶させる(ステップS390)。
以上のステップS380もしくはステップS390の処理により、過払い料金が、非接触型電子マネーカードECに電子マネーとして返還される。
また、チャージャ制御部510は、上述のステップS380、もしくはステップS390の処理が終了する、すなわち、過払い料金の非接触型電子マネーカードECへの返還が終了すると、カード挿入部620に指示して、学生にカードを返却させる(ステップS400)。
続いて、チャージャ制御部510は、管理サーバMSVに過払い料金の返還完了の報告を行なう(ステップS410)。一方、管理サーバMSVは、チャージャCG1から過払い料金の返還完了の報告を受けると、上述の処理でチャージャCG1へ送信した過払い料金情報(すなわち、学生Yの学籍番号情報に対応する過払い料金情報)を過払い料金情報テーブルからクリアする。
次に、チャージャ制御部510は、メモリ530の初期化を行なう(ステップS420)。すなわち、チャージャ制御部510は、入金情報保存部540、過払い料金情報保存部550およびカード情報保存部560に保存された各情報をクリアする。チャージャ制御部510は、ステップS420の処理が終了すると、このチャージャ処理を終了する。
A5.実施例の効果:
上記印刷および料金精算処理において、プリンタサーバPSVは、学生が選択した印刷ジョブの印刷予測料金を算出し、その印刷ジョブを印刷実行する前に、算出した印刷予測料金に基づき学生に対して課金を行なっている。そして、プリンタサーバPSVは、学生によりその課金に応じた精算が終了後、印刷を実行するようにしている。このようにすれば、学生が選択した印刷ジョブに基づき印刷が行なわれた時には、既に精算が終了しているので、学生に対する課金に応じた精算料金の回収漏れを防止することができる。
上記印刷および料金精算処理において、プリンタサーバPSV1は、精算料金と印刷料金との差額、すなわち、過払い料金が生じた場合には、それが表す過払い料金情報を学籍番号情報と対応づけて過払い料金情報保存部430に保存し、それを管理サーバMSVに送信している。一方、管理サーバMSVは、各プリンタサーバPSVから送信されてくる過払い料金情報を、随時過払い料金情報テーブルに反映し、過払い料金情報テーブルを更新し、常に最新の各学生の過払い料金情報を管理している。そして、各チャージャCGは、非接触型電子マネーカードECがカード挿入部620に挿入されると、その非接触型電子マネーカードECから取得した学籍番号情報に対応する過払い料金情報を管理サーバMSVから取得し、取得した過払い料金情報が表す過払い料金を挿入された非接触型電子マネーカードECに返還するようにしている。このようにすれば、学生が電子マネーの補充などのために、いずれかのチャージャCGに非接触型電子マネーカードECを挿入すると、過去の過払い料金をその非接触型電子マネーカードECに返還することができる。従って、学生は、返還された過払い料金に相当する料金を、次回の精算時に使用することができる。その結果、学生は、印刷料金の精算時において、過払い料金が生じた場合でも、それにより不利益になることはない。
上記キャンパスプリントシステムCPS1では、タッチパネルTP1に表示される印刷ジョブリスト選択画面Qの印刷ジョブリストrst(図8)において、学生Xが選択可能である白抜き部分の印刷ジョブの印刷予測料金の合計は、表示電子マネーを超えないように設定されている。このようにすれば、学生Xが印刷を実行した際に生じる印刷料金が、使用可能電子マネー超えることを抑制することができる。
B.変形例:
なお、本発明では、上記した実施の形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様にて実施することが可能である。
B1.変形例1:
上記実施例では、過払い料金を非接触型電子マネーカードECに返還するために、管理サーバMSVで各学生の過払い料金情報を統括的に管理するようにし、チャージャ処理で、各チャージャCGは、管理サーバMSVから過払い料金情報を取得し、それが表わす過払い料金を非接触型電子マネーカードECに返還するようにしているが、本発明はこれに限られるものではない。例えば、管理サーバMSVを設けずに、過払い料金を非接触型電子マネーカードECに返還するようにしてもよい。この場合、プリンタサーバPSVは、過払い料金が発生すると、発生した過払い料金が表す過払い料金情報を、予め指定されるチャージャCG(以下、チャージャCGXと呼ぶ。)へ直接送信する。そして、そのチャージャCGXは、送信されてくる過払い料金情報を受信し、所定の学生(以下、学生Zと呼ぶ。)により非接触型電子マネーカードECがカード挿入部620に挿入されると、その学生Zの非接触型電子マネーカードECに、学生Zの学籍番号に対応する過払い料金を電子マネーとして返還するようにする。このようにすれば、印刷料金の精算を行なった学生Zは、精算時に過払い料金が生じたとしても、予め指定されたチャージャCGXに行き、そのチャージャCGXに自己の非接触型電子マネーカードECを挿入すれば、過払い料金が、非接触型電子マネーカードECに返還され、それを次回の精算時に使用することができるので、不利益になることはない。
B2.変形例2:
上記実施例において、学生を特定するための情報(以下では、学生特定情報と呼ぶ。)として、学籍番号情報を用いて、印刷および料金精算処理、および、チャージャ処理が行われているが、本発明はこれに限られるものではない。例えば、学生特定情報として氏名情報や所定のユーザIDを用いて、印刷および料金精算処理、および、チャージャ処理が行なうようにしてもよい。例えば、ユーザIDを用いる場合には、予め非接触型電子マネーカードECに学籍番号情報に代えてユーザIDを記憶させておく。そして、プリンタサーバPSVは、学籍番号情報に代えてこのユーザIDを用いて印刷および料金精算処理を行なう。また、管理サーバMSVでは、過払い料金情報をユーザIDに対応づけて過払い料金情報テーブルに記載するようにする。そして、チャージャCGは、学籍番号情報に代えてユーザIDを用いてチャージャ処理を行なう。このようにしても、本実施例の効果を奏することができる。
B3.変形例3:
上記実施例および上記変形例5において、学生特定情報(学籍番号情報、氏名情報、ユーザID等)を用いて、印刷および料金精算処理、および、チャージャ処理が行なわれているが、本発明はこれに限られるものではない。学生特定情報に代えて、非接触型電子マネーカードECを特定するための情報(以下、カード特定情報と呼ぶ。)を用いて、印刷および料金精算処理、および、チャージャ処理を行なうようにしてもよい。この場合、予め非接触型電子マネーカードECに学生特定情報に代えてカード特定情報を記憶させておく。そして、プリンタサーバPSVは、学生特定情報に代えてこのカード特定情報を用いて印刷および料金精算処理を行なう。また、管理サーバMSVでは、過払い料金情報をカード特定情報に対応づけて過払い料金情報テーブルに記載するようにする。そして、チャージャCGは、学生特定情報に代えてカード特定情報を用いてチャージャ処理を行なう。このようにしても、本実施例の効果を奏することができる。なお、カード特定情報としては、数字やアルファベットなどで区別可能なカードIDなどがある。
B4.変形例4:
上記実施例では、上述の印刷および精算システムを、大学M内におけるキャンパスプリントシステムとして説明したが、本発明はこれに限られるものではない。上記印刷および精算システムを、企業などの組織で用いてもよい。このようにしても、本実施例と同様の効果を奏することができる。
B5.変形例5:
上記実施例のキャンパスプリントシステムCPSにおいて、印刷ジョブに基づく印刷行為に対して料金を精算するシステムとして説明したが、本発明はこれに限られるものではない。例えば、発行機(図示せず)が証明書等の所定の発行物を発行する行為に対して料金を精算するようなシステムに用いてもよい。また、コピー機が所定の複写物を印刷する行為に対して料金を精算するようなシステムに用いてもよい。このようにしても、本実施例と同様の効果を奏することができる。
B6.変形例6:
上記実施例では、システム制御部110は、印刷物に対する料金の精算を学生Xに要求するため、タッチパネルTP1に料金精算要求画面Rを表示させるようにしているが、本発明はこれに限られるものではない。例えば、プリンタサーバPSVは、所定の音声を発生する音声発生部(図示せず)を備え、システム制御部110は、その音声発生部を制御して、音声で印刷物に対する料金の精算を学生Xに要求するようにしてもよい。この場合、音声発生部は、例えば、「学籍番号が1234321、氏名が山田太郎さん、印刷料金は、1560円になります。この料金を精算のため、非接触型電子マネーカードECをカードリーダCRにかざしてください。」等の音声を繰り返し発声して、学生Xに料金精算を要求する。このようにしても、本実施例と同様の効果をそうすることができる。
B7.変形例7:
上記実施例では、非接触型電子マネーカードECを用いて説明したが、本発明はこれに限られるものではない。非接触型電子マネーカードECは、電子マネー情報および学生特定情報(学籍番号情報等)を記憶することができる非接触型記憶媒体であればよく、例えば、上記実施例において、非接触型電子マネーカードECの代わりに、FeliCa(ソニー株式会社の登録商標)機能を搭載した携帯電話、PDAなどを用いてもよい。このようにしても、本実施例と同様の効果をそうすることができる。
B8.変形例8:
上記実施例において、プリンタサーバPSV、管理サーバMSVおよびチャージャCGの各部は、ソフトウェア的に構成されているものを、ハードウェア的に構成するようにしてもよいし、ハードウェア的に構成されているものを、ソフトウェア的に構成するようにしてもよい。
本発明の一実施例としてのキャンパスプリントシステムCPSの概要構成を示す説明図である。 本実施例におけるプリントシステムPS1および管理サーバMSVの構成を示す説明図である。 本実施例における非接触型電子マネーカードECおよびカードリーダCR1の機能を示す説明図である。 本実施例におけるチャージャCG1の構成を説明するための図である。 本実施例におけるプリンタサーバPSV1が行なう印刷および料金精算処理を示すフローチャートである。 本実施例におけるプリンタサーバPSV1が行なう印刷および料金精算処理を示すフローチャートである。 本実施例における過払い料金情報テーブルを示す説明図である。 本実施例におけるタッチパネルTP1に表示される印刷ジョブリスト選択画面Qを説明するための図である。 本実施例におけるタッチパネルTP1に表示される料金精算要求画面Rを説明するための図である。 本実施例におけるチャージャCG1が行なうチャージャ処理のフローチャートである。
符号の説明
PRT...プリンタ
50...情報読み取り部
100...CPU
110...システム制御部
120...送受信実行部
200...ネットワークI/F
300...デバイスI/F
400...メモリ
405...印刷料金算出用テーブル保存部
410...印刷料金情報保存部
420...カード情報保存部
430...過払い料金情報保存部
440...印刷ジョブ保存部
450...使用可能電子マネー情報保存部
460...精算料金情報保存部
500...CPU
510...チャージャ制御部
520...ネットワークI/F
530...メモリ
540...入金情報保存部
550...過払い料金情報保存部
560...カード情報保存部
610...入金部
620...カード挿入部
700...ネットワークI/F
800...CPU
810...管理制御部
900...メモリ
910...過払い料金情報テーブル保存部
LAN1...ローカルエリアネットワーク
PSV...プリンタサーバ
EC...非接触型電子マネーカード
CG...チャージャ
CL...クライアント
TP...タッチパネル
CR...カードリーダ
PS...プリントシステム
MSV...管理サーバ

Claims (7)

  1. 料金精算システムであって、
    情報読み取り部を備え、所定のユーザに対して課金をし、前記ユーザが保有し電子マネー情報および所定の識別情報を記憶した非接触型記憶媒体が前記情報読み取り部にかざされることにより、前記課金に応じた料金の精算を行なう料金精算装置と、
    前記非接触型記憶媒体に前記電子マネー情報が表わす電子マネーを補充するチャージャと
    前記料金精算装置および前記チャージャにネットワークを介して接続され、前記識別情報と対応づけられた電子マネー情報を保持する管理サーバと、を備え、
    (A)前記ユーザに対して所定のサービスが提供される場合において、
    前記料金精算装置は、
    前記ユーザが前記サービスの提供を受ける前に提供される前記サービスにより発生すると予測される予測料金を算出し前記予測料金以上の料金を精算料金として前記ユーザに対して前記課金をし、前記非接触型記憶媒体が前記情報読み取り部にかざされることにより、その課金に応じた前記精算料金の精算を行ない、
    前記精算後、前記ユーザに実際に前記サービスが提供された場合において、そのサービスが提供されたことにより発生するサービス料金を算出し前記精算料金から前記サービス料金を減算してその差額を求め、
    過払い料金としての前記差額を表す過払い料金情報を、前記識別情報と対応づけて前記管理サーバに送信
    前記管理サーバは前記識別情報と対応づけられた前記過払い料金情報を前記料金精算装置から取得し前記識別情報と対応づけられた前記電子マネー情報として保存し、
    前記精算料金の精算は、前記管理サーバが保持する前記電子マネー情報であって、前記かざされた前記非接触型記憶媒体に記憶された前記識別情報と対応づけられた前記電子マネー情報から優先的に前記精算料金が減算され、さらに、前記非接触型記憶媒体に記憶された前記電子マネー情報から前記精算料金の残額が減算されることによって実行され、
    (B)前記ユーザが、前記チャージャを利用して、前記非接触型記憶媒体に前記電子マネーを補充する場合において、
    前記チャージャは前記非接触型記憶媒体から前記識別情報を取得し、前記管理サーバに、取得した前記識別情報に対応する前記過払い料金情報の送信要求を行ない、
    前記管理サーバは前記送信要求に基づいて前記識別情報と対応づけられた前記過払い料金情報を前記チャージャへ送信し、
    前記チャージャは、
    前記識別情報と対応づけられた前記過払い料金情報を前記管理サーバから受信し、
    前記過払い料金情報が表わす過払い料金に相当する前記電子マネーを、前記非接触型記憶媒体に補充することを特徴とする料金精算システム。
  2. 料金精算システムであって、
    印刷部と情報読み取り部とを備え、前記印刷部で印刷された印刷物に基づいて所定のユーザに対して課金をし、前記ユーザが保有し電子マネー情報および所定の識別情報を記憶した非接触型記憶媒体が前記情報読み取り部にかざされることにより、前記課金に応じた料金の精算を行なう料金精算装置と、
    前記非接触型記憶媒体に前記電子マネー情報が表わす電子マネーを補充するチャージャと
    前記料金精算装置および前記チャージャにネットワークを介して接続され、前記識別情報と対応づけられた電子マネー情報を保持する管理サーバと、を備え、
    (A)前記ユーザが前記印刷部に印刷させる場合において、
    前記料金精算装置は、
    前記ユーザが前記印刷部に印刷させる前に印刷により発生すると予測される予測印刷料金を算出し前記予測印刷料金以上の料金を精算料金として前記ユーザに対して前記課金をし、前記非接触型記憶媒体が前記情報読み取り部にかざされることにより、その課金に応じた前記精算料金の精算を行ない、
    前記精算後、前記ユーザに実際に前記印刷部に印刷を実行させた場合において、それに基づき発生する印刷料金を算出し前記精算料金から前記印刷料金を減算してその差額を求め、
    過払い料金としての前記差額を表す過払い料金情報を、前記識別情報と対応づけて前記管理サーバに送信し、
    前記管理サーバは前記識別情報と対応づけられた前記過払い料金情報を前記料金精算装置から取得し前記識別情報と対応づけられた前記電子マネー情報として保存し、
    前記精算料金の精算は、前記管理サーバが保持する前記電子マネー情報であって、前記かざされた前記非接触型記憶媒体に記憶された前記識別情報と対応づけられた前記電子マネー情報から優先的に前記精算料金が減算され、さらに、前記非接触型記憶媒体に記憶された前記電子マネー情報から前記精算料金の残額が減算されることによって実行され、
    (B)前記ユーザが、前記チャージャを利用して、前記非接触型記憶媒体に前記電子マネーを補充する場合において、
    前記チャージャは前記非接触型記憶媒体から前記識別情報を取得し、前記管理サーバに、取得した前記識別情報に対応する前記過払い料金情報の送信要求を行ない、
    前記管理サーバは前記送信要求に基づいて前記識別情報と対応づけられた前記過払い料金情報を前記チャージャへ送信し、
    前記チャージャは、
    前記識別情報と対応づけられた前記過払い料金情報を前記管理サーバから受信し、
    前記過払い料金情報が表わす過払い料金に相当する前記電子マネーを、前記非接触型記憶媒体に補充することを特徴とする料金精算システム。
  3. 請求項1または請求項2に記載の料金精算システムにおいて、
    前記チャージャは、
    前記ユーザが前記非接触型記憶媒体に前記電子マネーを補充するために、入金を行なった場合に、
    前記入金を検知し、その入金された入金料金を検出し、
    受信した前記過払い料金情報が表わす過払い料金に相当する前記電子マネーと共に、検出した前記入金料金に相当する前記電子マネーを、検知した前記非接触型記憶媒体に補充することを特徴とする料金精算システム。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の料金精算システムにおいて、
    前記料金精算装置は、
    前記非接触型記憶媒体が前記情報読み取り部にかざされることにより、前記精算料金の精算を行なう前に、別途、前記ユーザによって前記非接触型記憶媒体が前記情報読み取り部にかざされた場合に、かざされた前記非接触型記憶媒体から前記識別情報を取得することを特徴とする料金精算システム。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の料金精算システムにおいて、
    前記識別情報は、前記ユーザを識別するための情報、若しくは、前記非接触型記憶媒体を識別するための情報であることを特徴とする料金精算システム。
  6. 所定のユーザに対して課金をし、前記ユーザが保有し電子マネー情報および所定の識別情報を記憶した非接触型記憶媒体が所定の情報読み取り装置にかざされることにより、前記課金に応じた料金の精算を行ない、さらに、チャージャを使用して前記非接触型記憶媒体に前記電子マネー情報が表わす電子マネーを補充するための料金精算方法であって、
    (A)前記ユーザに対して所定のサービスが提供される場合において、
    (a)前記ユーザが前記サービスの提供を受ける前に提供される前記サービスにより発生すると予測される予測料金を算出し前記予測料金以上の料金を精算料金として前記ユーザに対して前記課金をし、前記非接触型記憶媒体が前記情報読み取り装置にかざされることにより、その課金に応じた前記精算料金の精算を行なう工程と、
    (b)前記精算後、前記ユーザに実際に前記サービスが提供された場合において、そのサービスが提供されたことにより発生するサービス料金を算出し前記精算料金から前記サービス料金を減算した差額を算出する工程と、
    (c)過払い料金としての前記差額を表す過払い料金情報を、前記識別情報と対応づけて、管理サーバに、前記識別情報と対応づけられた前記電子マネー情報として保存する工程と、
    を備え、
    前記工程(a)は、
    前記管理サーバが保持する前記電子マネー情報であって、前記かざされた前記非接触型記憶媒体に記憶された前記識別情報と対応づけられた前記電子マネー情報から優先的に前記精算料金を減算する工程と、
    前記非接触型記憶媒体に記憶された前記電子マネー情報から前記精算料金の残額が減算される工程と、を備え、
    さらに、
    (B)前記ユーザが、前記チャージャを利用して、前記非接触型記憶媒体に前記電子マネーを補充する場合において、
    (d)前記非接触型記憶媒体から前記識別情報を取得し、取得した前記識別情報に対応する前記過払い料金情報を、前記管理サーバに保存された前記過払い料金情報の中から取得する工程と、
    (e)取得した前記過払い料金情報が表わす過払い料金に相当する前記電子マネーを、前記非接触型記憶媒体に補充する工程と、
    を備えたことを特徴とする料金精算方法。
  7. 印刷装置で印刷された印刷物に基づいて所定のユーザに対して課金をし、前記ユーザが保有し電子マネー情報および所定の識別情報を記憶した非接触型記憶媒体が所定の情報読み取り装置にかざされることにより、前記課金に応じた料金の精算を行ない、さらに、チャージャを使用して前記非接触型記憶媒体に前記電子マネー情報が表わす電子マネーを補充するための料金精算方法であって、
    (A)前記ユーザが前記印刷装置に印刷させる場合において、
    (a)前記ユーザが前記印刷装置に印刷させる前に印刷により発生すると予測される予測印刷料金を算出し前記予測印刷料金以上の料金を精算料金として前記ユーザに対して前記課金をし、前記非接触型記憶媒体が前記情報読み取り装置にかざされることにより、その課金に応じた前記精算料金の精算を行なう工程と、
    (b)前記精算後、前記ユーザに実際に前記印刷装置に印刷を実行させた場合において、それに基づき発生する印刷料金を算出し前記精算料金から前記印刷料金を減算した差額を算出する工程と、
    (c)過払い料金としての前記差額を表す過払い料金情報を、前記識別情報と対応づけて、管理サーバに、前記識別情報と対応づけられた前記電子マネー情報として保存する工程と、
    を備え、
    前記工程(a)は、
    前記管理サーバが保持する前記電子マネー情報であって、前記かざされた前記非接触型記憶媒体に記憶された前記識別情報と対応づけられた前記電子マネー情報から優先的に前記精算料金を減算する工程と、
    前記非接触型記憶媒体に記憶された前記電子マネー情報から前記精算料金の残額が減算される工程と、を備え、
    さらに、
    (B)前記ユーザが、前記チャージャを利用して、前記非接触型記憶媒体に前記電子マネーを補充する場合において、
    (d)前記非接触型記憶媒体から前記識別情報を取得し、取得した前記識別情報に対応する前記過払い料金情報を、前記管理サーバに保存された前記過払い料金情報の中から取得する工程と、
    (e)取得した前記過払い料金情報が表わす過払い料金に相当する前記電子マネーを、前記非接触型記憶媒体に補充する工程と、
    を備えたことを特徴とする料金精算方法。
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