JP4470653B2 - 料金精算装置、料金精算システム、印刷料金精算装置、および印刷料金精算システム - Google Patents

料金精算装置、料金精算システム、印刷料金精算装置、および印刷料金精算システム Download PDF

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Description

本発明は、所定の課金に対して、非接触型記憶媒体を用いて料金精算する料金精算システムに関する。
近年、ユーザに対して課金がなされた場合に、ユーザが、フェリカ(FeliCa:ソニー株式会社の登録商標)などの電子マネー情報を記憶した非接触型カードを用いて課金情報に応じた料金の精算を行なうための料金精算装置が普及しつつある。この料金精算装置は、電子マネー情報を読み取り可能なカードリーダに接続され、課金情報に応じた料金の精算を行なう場合に、ユーザにより上記非接触型カードが、カードリーダにかざされると、カードリーダを制御し、精算料金分を非接触型カードの電子マネー情報が表わす電子マネーから減算させることで、精算を行なう。
ところで、コピー機やプリンタ等の印刷装置と接続され、その印刷物の課金情報に応じた料金の精算を行なう印刷料金精算装置は、例えば、印刷面数などの印刷後に確定する印刷結果情報に基づいて課金がなされ、それに応じて料金精算を行う。そのため、この印刷料金精算装置において、上述のように、電子マネー情報を記憶した非接触型カードを用いて料金精算を行なうためには、印刷物を印刷した後に課金がなされ、それに応じて、ユーザに上記非接触型カードをカードリーダにかざしてもらう必要がある。
なお、下記特許文献1には、電子マネー情報を記憶したプリペードカードを用いた料金精算システムであって、精算料金分をプリペードカードの電子マネー情報から減算することで料金の精算が行なわれる技術が示されている。
特開平2001−34816号公報
しかしながら、上述のような印刷料金精算装置において、ユーザが印刷物を印刷し、それに基づき課金がなされた場合に、印刷が既に完了しているのもかかわらず、そのユーザが上記非接触型カードをカードリーダにかざさず、すなわち、課金に応じた料金の精算を行なわずに立ち去る恐れがあった。
なお、上述の問題は、印刷料金精算装置において、電子マネー情報を記憶した非接触型カードを用いた場合に限られず、電子マネー情報を記憶した他の非接触型記憶媒体を用いた場合においても同様の問題である。この場合、非接触型記憶媒体としては、例えば、上述の非接触型カードと同様の機能を内蔵した携帯電話やPDAなどがある。さらに、上述の問題は、印刷物の印刷後になされる課金に応じて料金精算を行なう印刷料金精算装置に限られず、ユーザに対してなされる所定の課金に応じて料金精算を行う他の料金精算装置においても同様の問題である。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたもので、電子マネー情報を記憶した非接触型記憶媒体を用いて料金精算を行なう料金精算装置において、ユーザに対して課金がなされた場合に、料金の精算を行なわずに立ち去ることを抑制する技術を提供することを目的とする。
上記目的の少なくとも一部を達成するために、本発明の料金精算装置は、
情報読み取り部を備え、所定の課金がなされ、電子マネー情報及びユーザを特定するためのユーザ特定情報を記憶した非接触型記憶媒体が前記情報読み取り部にかざされることにより、前記電子マネー情報が表わす電子マネーを減算することで前記課金に応じた料金の精算を行なう料金精算装置であって、
報知部と、
前記情報読み取り部および前記報知部を制御するシステム制御部と、
を備え、
前記システム制御部は、
前記ユーザにより前記情報読み取り部に前記非接触型記憶媒体がかざされると、かざされた前記非接触型記憶媒体から前記情報読み取り部を介して少なくとも前記ユーザ特定情報を取得し、
前記ユーザ特定情報に基づいて、前記ユーザを特定し、
特定した前記ユーザに対する前記課金を検知すると、前記報知部に、前記情報読み取り部に前記非接触型記憶媒体をかざすように求める料金精算要請と前記ユーザ特定情報とを、前記ユーザが前記非接触型記憶媒体を前記情報読み取り部にかざすまで報知させることを要旨とする。
上記料金精算装置の構成によれば、ユーザが、料金精算要請とユーザ特定情報が報知されるので、課金に応じた料金の精算を行なわずに立ち去ってしまうと、そのユーザに対して課金が生じており、さらに、そのユーザが精算していないことが料金精算装置の周辺の他人に報知され、知れわたる。このことは、ユーザにとって好ましいことではないので、ユーザが課金に応じた料金の精算を行なわずに立ち去ることを抑制することができる。
上記料金精算装置において、
前記システム制御部は、
前記ユーザに対する課金を検知した場合に、
前記報知部に、前記情報読み取り部に前記非接触型記憶媒体をかざすように求める前記料金精算要請と前記ユーザ特定情報と共に、前記課金に応じて精算すべき精算料金情報を報知させるようにしてもよい。
このようにすれば、ユーザは、課金に対する精算料金をいくら払えばよいのかをいち早く知ることができる。
上記料金精算装置において、
前記システム制御部は、
予め決められた所定の期間内に、前記ユーザにより前記情報読み取り部に前記非接触型記憶媒体がかざされなかった場合には、前記報知部に報知を終了させるようにしてもよい。
このようにすれば、例えば、料金精算要請やユーザ特定情報が上記報知部に報知されている間は、上記料金精算装置が使用できないような構造となっている場合に、所定の期間が過ぎれば、他の人が料金精算装置を使用できるようになる。
上記目的の少なくとも一部を達成するために、本発明の料金精算システムは、
上記料金精算装置が、ネットワークを介して管理サーバと接続される料金精算システムであって、
前記料金精算装置において、
前記システム制御部は、
前記料金精算要請に対して前記ユーザが正当に料金精算したかどうかを表わすログを記憶し、
所定のタイミングで、記憶した前記ログを前記管理サーバに通知することを要旨とする。
上記料金精算システムの構成によれば、上記管理サーバの管理者によって、課金に応じた精算料金を精算していない上記ユーザに対して、未精算料金を請求することができる。
上記目的の少なくとも一部を達成するために、本発明の印刷料金精算装置は、
印刷部と情報読み取り部とを備え、前記印刷部で印刷された印刷物に基づいて課金がなされ、電子マネー情報及びユーザを特定するためのユーザ特定情報を記憶した非接触型記憶媒体が前記情報読み取り部にかざされることにより、前記電子マネー情報が表わす電子マネーを減算することで前記課金に応じた料金の精算を行う印刷料金精算装置であって、
報知部と、
前記情報読み取り部および前記報知部を制御するシステム制御部と、
を備え、
前記システム制御部は、
前記ユーザにより前記情報読み取り部に前記非接触型記憶媒体がかざされると、かざされた前記非接触型記憶媒体から前記情報読み取り部を介して少なくとも前記ユーザ特定情報を取得し、
前記ユーザ特定情報に基づいて、前記ユーザを特定し、
特定した前記ユーザが前記印刷部に印刷させた前記印刷物に基づく、前記ユーザに対する前記課金を検知すると、前記報知部に、前記情報読み取り部に前記非接触型記憶媒体をかざすように求める料金精算要請と前記ユーザ特定情報とを、前記ユーザが前記非接触型記憶媒体を前記情報読み取り部にかざすまで報知させることを要旨とする。
上記印刷料金精算装置の構成によれば、ユーザが、上記印刷物に基づく課金に応じた料金の精算を行なわずに立ち去ってしまうと、料金精算要請とユーザ特定情報が報知されるので、そのユーザに対して上記印刷物に基づく課金が生じており、さらに、そのユーザが精算していないことが料金精算装置の周辺の他人に報知され、知れわたる。このことは、ユーザにとって好ましいことではないので、ユーザが上記印刷物に基づく課金に応じた料金の精算を行なわずに立ち去ることを抑制することができる。
上記印刷料金精算装置において、
前記システム制御部は、
前記ユーザが前記印刷部に印刷させた前記印刷物に基づく、前記ユーザに対する前記課金を検知した場合に、
前記報知部に、前記情報読み取り部に前記非接触型記憶媒体をかざすように求める前記料金精算要請と前記ユーザ特定情報と共に、課金に応じて精算すべき精算料金情報を報知させるようにしてもよい。
このようにすれば、ユーザは、上記印刷物に基づく課金に対する精算料金をいくら払えばよいのかをいち早く知ることができる。
上記印刷料金精算装置において、
前記システム制御部は、
予め決められた所定の期間内に、前記ユーザにより前記情報読み取り部に前記非接触型記憶媒体がかざされなかった場合には、前記報知部に報知を終了させるようにしてもよい。
このようにすれば、例えば、料金精算要請やユーザ特定情報が上記報知部に報知されている間は、上記印刷料金精算装置が使用できないような構造となっている場合に、所定の期間が過ぎれば、他の人が印刷料金精算装置を使用できるようになる。
上記印刷料金精算装置において、
前記システム制御部は、
前記ユーザにより前記情報読み取り部に前記非接触型記憶媒体がかざされると、かざされた前記非接触型記憶媒体から前記情報読み取り部を介して、前記ユーザ特定情報と共に前記電子マネー情報を取得し、
前記ユーザ特定情報に基づいて、前記ユーザを特定し、
特定した前記ユーザの指示する印刷ジョブに基づいて、取得した前記電子マネー情報が表わす前記電子マネーを超えない範囲で、前記印刷部で印刷させ、その印刷物に基づいて前記ユーザに前記課金を行なうようにしてもよい。
このようにすれば、ユーザに対して、そのユーザの非接触型記憶媒体に記憶された電子マネーを超えない範囲で課金を行なうことができる。従って、ユーザが、料金を精算する際に、精算料金が不足することを抑制することができる。
上記目的の少なくとも一部を達成するために、本発明の印刷料金精算システムは、
印刷料金精算装置が、ネットワークを介して管理サーバと接続される印刷料金精算システムであって、
前記印刷料金精算装置において、
前記システム制御部は、
前記料金精算要請に対して前記ユーザが正当に料金精算したかどうかを表わすログを記憶し、
所定のタイミングで、記憶した前記ログを前記管理サーバに通知することを要旨とする。
上記印刷料金精算システムの構成によれば、上記管理サーバの管理者によって、上記印刷物に基づく課金に応じた精算料金を精算していない上記ユーザに対して、未精算料金を請求することができる。
なお、本発明は、上記した装置発明の態様に限ることなく、料金精算方法や印刷料金精算方法発明としての態様で実現することも可能である。さらには、それら方法や装置を構築するためのコンピュータプログラムとしての態様や、そのようなコンピュータプログラムを記録した記録媒体としての態様や、上記コンピュータプログラムを含み搬送波内に具現化されたデータ信号など、種々の態様で実現することも可能である。
また、本発明をコンピュータプログラムまたはそのプログラムを記録した記録媒体等として構成する場合には、上記装置の動作を制御するプログラム全体として構成するものとしてもよいし、本発明の機能を果たす部分のみを構成するものとしてもよい。
以下、本発明の実施の形態について、実施例に基づき次の順序で説明する。
A.実施例:
A1.システム概要:
A2.各部の機能:
A3.印刷および料金精算処理:
A4.実施例の効果:
B.変形例:
A.実施例:
A1.システム概要:
図1は、本発明の一実施例としてのキャンパスプリントシステムCPSの概要構成を示す説明図である。以下に、本実施例として、或る大学Mに構築されるキャンパスプリントシステムCPSについて説明する。このキャンパスプリントシステムCPSは、大学Mの学生(以下、単に学生と呼ぶ。)が、大学M内で印刷およびその精算を行なうための印刷および精算システムである。このキャンパスプリントシステムCPSは、管理サーバMSVと、大学M内に設置される複数の学生用のパーソナルコンピュータ(PC)(以下、クライアントCLと呼ぶ。)と、大学内に設置される複数のプリントシステムPSと、複数のチャージャCGとを備えている。これらのうち、管理サーバMSVと、各クライアントCLと、各プリントシステムPSの各プリンタサーバPSVとがローカルエリアネットワークLAN1を介して接続されている。なお、図1には、複数のクライアントCLのうち、クライアントCL1とクライアントCL2のみが示されている。また、図1には、複数のプリントシステムPSのうち、学生ラウンジにあるプリントシステムPS1と、図書館にあるプリントシステムPS2とが示されている。この他、プリントシステムPSは、学生が集まる他の施設等に設置されているが、本実施例では、省略している。さらに、図1には、複数あるチャージャCGのうち、チャージャCG1のみが示されている。
上述のネットワークに接続されている各装置間(各プリンタサーバPSVと各クライアントCL間、若しくは、各プリンタサーバPSVと管理サーバSV間等)の通信は、TCP/IPをベースとしており、各装置には、それぞれ、IPアドレスが予め固定で割り振られている。そして、発信元の装置から発信された通信データには、発信元の装置のIPアドレス(発信元IPアドレス)と、送信先の装置のIPアドレス(送信先IPアドレス)とが含まれており、この通信データは、送信先IPアドレスに従って、そのIPアドレスを有する装置に送信される。このようにして、各装置間の通信は行なわれる。
A2.各部の機能:
本発明の特徴部分である各プリントシステムPSは、それぞれ同様の構成となっており、プリンタサーバPSVと、カードリーダCRと、タッチパネルTPと、プリンタPRTとをそれぞれ備えている。また、カードリーダCR、タッチパネルTP、およびプリンタPRTは、それぞれプリンタサーバPSVと接続されている。
図2は、本実施例におけるプリントシステムPS1および管理サーバMSVの構成を示す説明図である。上述したように、各プリントシステムPSの構成は同様となっているので、代表してプリントシステムPS1の各機能について説明する。
プリンタサーバPSV1は、図2に示すように、CPU100と、メモリ400と、ネットワークI/F200と、デバイスI/F300とを備えている。
デバイスI/F300は、タッチパネルTP1、カードリーダCR1、およびプリンタPRT1とのデバイスインタフェースであり、これらの機器と種々のデータのやりとりを行なう。
ネットワークI/F200は、ネットワーク通信を行うための通信インタフェースであり、ローカルエリアネットワークLAN1を介して各クライアントCL若しくは管理サーバMSVとの通信を行う。
CPU100は、所定のメモリ(図示せず)から、所定のアプリケーションプログラムを読み出し実行することにより、図2に示すように、システム制御部110として機能する。
システム制御部110は、タッチパネルTP1、カードリーダCR1およびプリンタPRT1を制御し、後述の印刷および料金精算処理を行なう。この処理におけるシステム制御部110の各制御の詳細は、後述する。また、システム制御部110は、印刷ジョブ受信部120と精算結果送信部130とを備え、これらの制御を行なう。
印刷ジョブ受信部120は、各クライアントCLからの印刷ジョブを受信する。精算結果送信部130は、管理サーバMSVに、後述する印刷料金に対する精算結果を表わす精算結果テーブルを送信する。
メモリ400は、印刷料金算出用テーブル保存部405と、印刷料金情報保存部410と、カード情報保存部420と、精算結果テーブル保存部430と、印刷ジョブ保存部440とを備えている。
印刷料金算出用テーブル保存部405には、印刷料金算出用テーブルが予め保存してある。この印刷料金算出用テーブルは、印刷面数、用紙サイズ、およびカラーかモノクロかを表わす情報(以下、カラー/モノクロ情報と呼ぶ。)等に対応する印刷料金を表わすテーブルである。
印刷料金情報保存部410は、印刷結果に基づく、課金のための印刷料金を表わす印刷料金情報を保存する。カード情報保存部420は、非接触型電子マネーカードECから取得された、学籍番号情報、氏名情報、および使用可能な電子マネーを表わす電子マネー情報を保存する。精算結果テーブル保存部430は、後述の精算結果テーブルを保存する。印刷ジョブ保存部440は、クライアントCLから送信されてくる印刷ジョブを保存する。
プリンタPRT1は、プリンタサーバPSV1から送信されてくる印刷ジョブを印刷する。また、プリンタPRT1は、印刷が正常に終了すると、その印刷における総印刷面数や、用紙サイズ、カラー/モノクロ情報などの印刷の結果得られる印刷結果情報をプリンタサーバPSV1に送信する。
タッチパネルTP1は、印刷を行なう学生の学籍番号情報、氏名情報と共に印刷ジョブリストを表示したり、印刷後、学生に料金の精算要求を表わす表示を行なったりする。また、タッチパネルTP1は、学生によって画面にタッチされることにより、印刷ジョブを選択し、印刷実行指示を受け付ける。これらの機能の詳細は、後述する。
図3は、本実施例における非接触型電子マネーカードECおよびカードリーダCR1の機能を示す説明図である。
本実施例における非接触型電子マネーカードECは、大学Mから各学生に配布されている。この非接触型電子マネーカードECは、電子回路(図示せず)と、メモリ(図示せず)とを備えている。このメモリには、所有する学生の学籍番号情報、氏名情報、および電子マネー情報が記憶されており、学籍番号情報および氏名情報は、予め記憶されている。このメモリにおける電子マネー情報は、所定のチャージャCGで、入金した金額に対応する価値の電子マネー分が加算されて記憶されたり、後述する印刷および料金精算処理でカードリーダCR1にかざされると、所定の電子マネー分が減算されて記憶される。
カードリーダCR1は、図3に示すように、非接触型電子マネーカードECの情報を読み取るカード情報読み取り部50を備えている。この情報読み取り部50は、非接触型電子マネーカードECがかざされると、その非接触型電子マネーカードECに記憶された学籍番号情報、氏名情報、および電子マネー情報を読み取ることができる。この読み取り動作についての詳細は、後述する。
チャージャCGは、お金を入金することが可能となっており、入金されたお金に対応する価値の電子マネーを非接触型電子マネーカードECに補充する。例えば、チャージャCGは学生により、チャージャCGに1000円の入金があると、非接触型電子マネーカードECに1000円分の電子マネーを補充する。
図2に示すように、管理サーバMSVは、CPU800と、メモリ900と、ネットワークI/F700とを備えている。
ネットワークI/F700は、ネットワーク通信を行うための通信インタフェースであり、ローカルエリアネットワークLAN1を介して各クライアントCL若しくは各プリンタサーバPSVとの通信を行う。
CPU800は、所定のメモリ(図示せず)から、所定のアプリケーションプログラムを読み出し実行することにより、図2に示すように、管理制御部810として機能する。
管理制御部810は、各プリンタサーバPSVより送信されてくる精算結果テーブルを受信し、それをメモリ900が備える精算結果テーブル保存部910に保存する。
なお、プリンタサーバPSVおよび管理サーバSVは、この他、コンピュータが備える種々の一般的な構成を備えるが、説明の便宜上省略されている。
A3.印刷および料金精算処理:
本実施例のキャンパスプリントシステムCPSでは、学生が、所定のクライアントCLにログインし、そのクライアントCLに予め登録されているプリンタサーバPSVの中から所望するプリンタサーバPSVを選択し、印刷ジョブを送信する。その後、学生は、送信先のプリンタサーバPSVの設置されている場所まで行き、非接触型電子マネーカードECをプリンタサーバPSVに接続されるカードリーダCRにかざすことで自己の認証を行なう。そして、学生は、プリンタサーバPSVに接続されるタッチパネルTPにおいて自分が送信した印刷ジョブのうち所望の印刷ジョブを選択し、印刷実行することで、選択した印刷ジョブに対応する印刷物をプリンタPRTから得ることができるようになっている。その後、学生は、再度、非接触型電子マネーカードECをカードリーダCRにかざすことで、取得した印刷物に対して料金精算を行う。このように学生が印刷および料金精算を行なう場合において、各装置の動作、機能について以下に説明する。
各クライアントCLには、予めローカルエリアネットワークLAN1に接続される複数のプリンタサーバPSVが登録されている。各クライアントCLは、学生により、ログイン名としての学籍番号と、予め定められたパスワードが入力されると、その学生に対してログインを許可し、入力された学籍番号を学籍番号情報として保存する。そして、各クライアントCLは、ログイン許可後、管理サーバMSVに問い合わせて、上記学籍番号に基づく学生の氏名情報を管理サーバMSVから取得し、氏名情報として保存する機能を有している。続いて、各クライアントCLは、学生により印刷ジョブの送信先としてプリンタサーバPSVが指定され、印刷ジョブの送信指示がなされると、その印刷ジョブのヘッダに、ログインした学生に対応する学籍番号情報および氏名情報を添付して、指定されたプリンタサーバPSVに送信する。
一方、プリンタサーバPSV1は、各学生から送信されてくる印刷ジョブを受信し、印刷ジョブ保存部440に保存する。そして、プリンタサーバPSV1は、以下に示す印刷および料金精算処理を行なう。
図4および図5は、本実施例における印刷および料金精算処理を示すフローチャートである。
まず、図4に示すように、プリンタサーバPSV1のシステム制御部110は、所定の学生により非接触型電子マネーカードECがカードリーダCR1にかざされたかどうかを判断する(ステップS10)。システム制御部110は、学生により非接触型電子マネーカードECがカードリーダCR1にかざされていない場合には(ステップS10:NO)、待機する。
システム制御部110は、所定の学生(この学生を以下では、学生Xと呼ぶ。)により非接触型電子マネーカードECがカードリーダCR1にかざされた場合には(ステップS10:YES)、その非接触型電子マネーカードECに記憶された学生Xの電子マネー情報、学籍番号情報および氏名情報を、カードリーダCR1を介して取得し、カード情報保存部420に保存する(ステップS20)。具体的には、非接触型電子マネーカードECがカードリーダCR1のカード情報読み取り部50(図3)にかざされると、カード情報読み取り部50は特定の周波数の電波を発信する。一方、上述した非接触型電子マネーカードECの電子回路は、この電波を受信し、これを駆動力として、メモリに記憶された学籍番号情報、氏名情報、および電子マネー情報をカードリーダCR1へ送信する。他方、カード情報読み取り部50は、非接触型電子マネーカードECから送信された学籍番号情報、氏名情報、および電子マネー情報を受信し、さらに、これをプリンタサーバPSV1へ送信する。このようにして、システム制御部110は、非接触型電子マネーカードECの各情報を、カードリーダCR1を介して取得し、保存することができる。なお、このような非接触型電子マネーカードECとしては、例えば、FeliCa(ソニー株式会社の登録商標)などがある。
続いて、システム制御部110は、印刷ジョブ保存部440に保存されている各印刷ジョブに添付されている学籍番号情報の中から、カード情報保存部420に保存した学生Xの学籍番号情報と一致する学籍番号情報を検索し、一致した学籍番号情報の添付されている印刷ジョブをリストアップする(ステップS25)。なお、システム制御部110は、印刷ジョブ保存部440に保存されている各印刷ジョブに添付されている氏名情報の中から、カード情報保存部420に保存した学生Xの氏名情報と一致する氏名情報を検索し、一致した氏名情報の添付されている印刷ジョブをリストアップするようにしてもよい。
システム制御部110は、リストアップした各印刷ジョブに基づき印刷ジョブリストrstを作成する。この印刷ジョブリストrstは、各印刷ジョブに対応する、印刷予測金額欄と、印刷ジョブの選択可否を表わす選択可否欄とを備える。システム制御部110は、リストアップした各印刷ジョブにおいて、その印刷ジョブを印刷した場合に予測される総印刷面数や、学生により印刷ジョブ送信時に決められた用紙サイズおよびカラー/モノクロ情報などから印刷にかかる金額をそれぞれ予測し、それらを印刷予測金額として印刷ジョブリストrstの印刷予測金額欄にそれぞれ記載する。システム制御部110は、このようにして作成した印刷ジョブリストrstと、カード情報保存部420に保存した学生Xの学籍番号情報、氏名情報、および電子マネー情報とに基づいて、印刷ジョブリスト選択画面Qを作成し、以下の図6に示すように、タッチパネルTP1に表示させる(ステップS30)。
図6は、本実施例におけるタッチパネルTP1に表示される印刷ジョブリスト選択画面Qを説明するための図である。この図6に示す印刷ジョブリスト選択画面Qは、上方に学籍番号情報、氏名情報および電子マネー情報を示し、略中央に印刷ジョブリストrstを示している。また、印刷ジョブリスト選択画面Qは、下方に印刷実行ボタンBT1を備え、印刷ジョブリストrstと印刷実行ボタンBT1との間に印刷予測金額合計欄を備えている。さらに、印刷ジョブリスト選択画面Qは、印刷ジョブリストrstの各印刷ジョブの表示部分を、ボタン(以下、印刷ジョブボタンBT2と呼ぶ。)に形成している。印刷ジョブリストrstにおける選択可否欄は、「○」が表示されれば、対応する印刷ジョブが印刷予定の印刷ジョブとして選択されていることを示し、「−」が表示されれば、印刷予定の印刷ジョブとして選択されてないことを示す。この選択可否欄において、選択可否欄に「○」が表示されている状態で、学生Xにより印刷ジョブボタンBT2が押されると、「○」に代えて「−」が表示され、選択可否欄に「−」が表示されている状態で、学生Xにより印刷ジョブボタンBT2が押されると、「−」に代えて「○」が表示されるようになっている。また、印刷ジョブリストrstは、白抜きで表示される部分(以下、白抜き部分と呼ぶ。)と、グレイアウトで表示される部分(以下、グレイアウト部分と呼ぶ。)とに分けられる。白抜き部分の印刷ジョブは、学生Xがそれを選択できるようになっていることを示し、グレイアウト部分の印刷ジョブは、学生Xがそれを選択できないようになっていることを示す。デフォルトでは、白抜き部分の印刷ジョブは、すべて選択された状態(すなわち、選択可否欄がすべて「○」)となっている。白抜き部分の印刷ジョブの印刷予測金額の合計は、表示されている電子マネー情報が表わす電子マネー(以下、表示電子マネーと呼ぶ。)を超えないように設定されており、印刷予測金額合計欄には、白抜き部分の印刷ジョブ(すなわち、学生Xに選択されている印刷ジョブ)の印刷予測金額の合計(以下、印刷予測金額合計と呼ぶ。)が記載される。
ところで、学生Xにより白抜き部分の所定の印刷ジョブの選択が解除された場合には、その選択が解除された印刷ジョブの印刷予測金額相当分、印刷予測金額の合計が減少する。この場合に、減少した印刷予測金額合計と、グレイアウト部分における或る印刷ジョブの印刷予測金額との合計が、表示電子マネーを超えない場合には、そのグレイアウト部分の印刷ジョブのグレイアウト表示を解除し、学生Xがその印刷ジョブを選択可能となるようにする。例えば、図6に示すように、白抜き部分において、印刷ジョブA〜Dが印刷予定の印刷ジョブとして選択されている場合に、学生Xにより印刷ジョブAおよび印刷ジョブDの選択が解除されると、他の選択されている印刷ジョブの印刷予測金額合計が、印刷ジョブB,Cの印刷予測金額の合計である460円となる。この場合に、この印刷予測金額合計(460円)と、グレイアウト部分における印刷ジョブEの印刷予測金額1100円との合計は、1560円であり、これは、表示電子マネー(1600円)を超えないので、印刷ジョブEのグレイアウトを解除し、学生Xがその印刷ジョブを選択できるようにする。
続いて、システム制御部110は、学生Xにより上述のごとく印刷ジョブが選択され、印刷実行ボタンBT1が押されたかどうかを判断する(ステップS40)。印刷実行ボタンBT1が押されていない場合には、待機する(ステップS40:NO)。
システム制御部110は、学生Xにより上述のごとく印刷ジョブが選択され、印刷実行ボタンBT1が押されると(ステップS40:YES)、印刷予定の印刷ジョブとして選択されている、すなわち、選択可否欄(図6)に「○」が表示されている印刷ジョブをプリンタPRT1に送信し、印刷を実行させる(ステップS50)。一方、プリンタPRT1は、印刷ジョブを受信すると、それを印刷する。そして、プリンタPRT1は、正常に印刷が完了した場合には、印刷結果情報をプリンタサーバPSV1に送信する。プリンタPRT1は、故障などで正常に印刷が完了しなかった場合には、プリンタサーバPSV1に印刷エラー情報を送信する。
システム制御部110は、印刷結果に基づき、課金のための印刷料金を算出し、印刷料金情報保存部410に保存する(ステップS60)。具体的には、システム制御部110は、プリンタPRT1から印刷結果情報を受信した場合には、正常に印刷が完了したものとして、印刷料金算出用テーブル保存部405に保存してある印刷料金算出用テーブルと、受信した印刷結果情報とを対比させ、印刷料金を算出し、それを印刷料金情報として印刷料金情報保存部410に保存する。また、システム制御部110は、プリンタPRT1から印刷エラー情報を受信すると、正常に印刷が行なわれなかったものとして、印刷料金を0円とする印刷料金情報を印刷料金情報保存部410に保存する。
図7は、本実施例におけるタッチパネルTP1に表示される料金精算要求画面Rを説明するための図である。
続いて、図5に示すように、システム制御部110は、印刷が正常に終了した場合には(ステップS70:YES)、印刷料金情報保存部410に保存した印刷料金情報の表わす印刷料金に基づき、学生Xに対して料金精算要求を行なう(ステップS80)。具体的には、システム制御部110は、印刷料金情報保存部410に保存した印刷料金情報を取得する。そして、システム制御部110は、学生Xに対して、取得した印刷料金情報が表わす印刷料金の精算を要求する料金精算要求画面Rを作成し、図7に示すように、それをタッチパネルTP1に表示させる。この料金精算要求画面Rには、略中央に、精算すべき印刷料金(以下では、精算料金と呼ぶ。)が示されている。また、この料金精算要求画面Rには、その上方に、印刷ジョブリスト選択画面Qと同様に、学籍番号情報、氏名情報、および電子マネー情報が示されている。さらに、料金精算要求画面Rには、非接触型電子マネーカードECをかざして料金精算を行なうことができるタイムリミットまでの残り時間も示されている。
システム制御部110は、タッチパネルTP1に料金精算要求画面Rを表示後、10分以内に学生Xの非接触型電子マネーカードECがカードリーダCR1にかざされたかどうかを、判断する(ステップS90)。なお、非接触型電子マネーカードECがかざされた場合に、その非接触型電子マネーカードECが学生Xの非接触型電子マネーカードECであるかどうかの判断は、かざされた非接触型電子マネーカードECから学籍番号情報を取得し、取得した学籍番号情報が表わす学籍番号と、カード情報保存部420に保存された学籍番号情報が表わす学籍番号とを比較し、それらが一致した場合に、かざされた非接触型電子マネーカードECが学生Xの非接触型電子マネーカードECであると判断する。また、この処理では、10分以内に限られず、管理者が定める任意の時間以内に、学生Xの非接触型電子マネーカードECがカードリーダCR1にかざされたかどうかを判断するようにしてもよい。
システム制御部110は、タッチパネルTP1に料金精算要求画面Rを表示後、10分以内に学生Xの非接触型電子マネーカードECがカードリーダCR1にかざされた場合には(ステップS90:YES)、その際、非接触型電子マネーカードECから、カードリーダCR1を介して電子マネー情報を取得し、その電子マネー情報が表わす電子マネーと、印刷料金情報保存部410に保存された印刷料金情報が表わす印刷料金、すなわち精算料金とを比較し、取得した電子マネーが精算料金に対して不足していないかどうかを判断する(ステップS100)。
システム制御部110は、非接触型電子マネーカードECがカードリーダCR1にかざされた際に、電子マネーが精算料金に対して不足していない場合には(ステップS100:YES)、カードリーダCR1を介して非接触型電子マネーカードECの電子マネー情報が表わす電子マネーから精算料金分の電子マネーを減算させ、正常に精算(支払い)が終了したと判断する(ステップS110)。
図8は、本実施例における精算結果テーブルを示す説明図である。この図8に示す精算結果テーブルには、学籍番号情報、記載時点の日時を表わす日時情報、ステップS60の処理で保存した印刷料金情報、および、未精算料金情報が記載されるようになっている。この精算結果テーブルの未精算料金欄において、「−」は、未精算料金がなく正常に精算がなされたことを示す。
システム制御部110は、正常に精算が終了したと判断すると(ステップS110)、続いて、図8に示す精算結果テーブルに、カード情報保存部420に保存された学生Xの学籍番号情報、その時点の日時を表わす日時情報、および、ステップS60の処理で保存した印刷料金情報を記載し、未精算ではないので、未精算料金欄には、「−」を記載する(ステップS170)。
また、システム制御部110は、ステップS90の処理で、10分以内に学生Xの非接触型電子マネーカードECがかざされなかったと判断した場合には(ステップS90:NO)、印刷料金の精算がされなかった(すなわち、未精算)と判断し(ステップS120)、図8に示す精算結果テーブルに、カード情報保存部420に保存された学生Xの学籍番号情報、その時点の日時を表わす日時情報、および、ステップS60の処理で保存した印刷料金情報を記載し、未精算料金欄に、印刷料金がすべて未精算であるので印刷料金と同額の料金を表わす料金情報を記載する(ステップS170)。
システム制御部110は、ステップS100の処理で、非接触型電子マネーカードECがカードリーダCR1にかざされた場合に、電子マネーが精算料金に対して不足している場合には(ステップS100:NO)、タッチパネルTP1に電子マネーが不足していることを表わし、さらに、どのくらい不足しているかを表わした画面S(図示せず)を表示させる(ステップS123)。そして、システム制御部110は、カードリーダCR1を介して非接触型電子マネーカードECの電子マネー情報が表わす電子マネーからすべての電子マネーを減算させ(ステップS125)、その後、10分以内に電子マネー不足が解消したかどうを監視する(ステップS130)。
一方、学生Xは、画面Sを見て、電子マネーが不足していることを知ると、プリンタサーバPSV1の管理者に不足分の電子マネーに相当するお金を渡して、管理者によって電子マネー不足を解消してもらう。なお、学生Xは、チャージャCG1に行き、非接触型電子マネーカードECに不足分の電子マネーを補充し、再度、カードリーダCR1に非接触型電子マネーカードECをかざすことで電子マネー不足を解消するようにしてもよい。
システム制御部110は、上述のように、学生Xにより10分以内に電子マネー不足が解消した場合には(ステップS130:YES)、正常に精算が終了したと判断し(ステップS140)、図8に示す精算結果テーブルに、カード情報保存部420に保存された学生Xの学籍番号情報、その時点の日時を表わす日時情報、および、ステップS60の処理で保存した印刷料金情報を記載し、未精算ではないので、未精算料金欄には、「−」を記載する(ステップS170)。
一方、システム制御部110は、ステップS130の処理で、10分以内に電子マネー不足が解消しなかった場合には(ステップS130:NO)、印刷料金の全部が精算されず、電子マネー不足分に相当する未精算料金があると判断し(ステップS150)、図8に示す精算結果テーブルに、カード情報保存部420に保存された学生Xの学籍番号情報、その時点の日時を表わす日時情報、および、ステップS60の処理で保存した印刷料金情報を記載し、未精算料金欄に、電子マネー不足分に相当する未精算料金を記載する(ステップS170)。
また、システム制御部110は、印刷が正常に終了しなかった場合には(ステップS70:NO)、印刷料金が0円であるので、精算料金なしと判断し(ステップS160)、図8に示す精算結果テーブルに、カード情報保存部420に保存された学生Xの学籍番号情報、その時点の日時を表わす日時情報、および、ステップS60の処理で保存した印刷料金を記載し、未精算ではないので未精算料金欄に、「−」を記載する(ステップS170)。
システム制御部110は、ステップS170の処理が終了すると、印刷および料金精算処理を終了する。
なお、システム制御部110は、上述のステップS80の処理でタッチパネルTP1に表示させた料金精算要求画面R(図7)は、次のステップS90の処理で、学生Xの非接触型電子マネーカードECがカードリーダCR1にかざされるか、若しくは、学生Xの非接触型電子マネーカードECがカードリーダCR1にかざされずタイムリミット(10分)が過ぎるまで、タッチパネルTP1に表示させ続ける。そして、このように、料金精算要求画面Rを表示させ続けている間は、他の学生は、プリントシステムPSを使用することができないようになっている。
また、システム制御部110は、精算結果送信部130を制御して、予め決められた定期的なタイミングで、精算結果テーブル保存部430に保存された精算結果テーブルを管理サーバMSVに送信させる。一方、管理サーバMSVの管理制御部810は、プリンタサーバPSV1から送信されてくる精算結果テーブルを受信し、精算結果テーブル保存部910に保存する。
A4.実施例の効果:
上記キャンパスプリントシステムCPSでは、プリンタサーバPSV1は、印刷が正常に終了すると、プリンタサーバPSV1のタッチパネルTP1に料金精算要求画面Rを、10分以内であれば、印刷を行なった学生XがカードリーダCR1に非接触型電子マネーカードECをかざすまで表示させ続けている。このようにすれば、学生Xが、課金に応じた料金の精算を行なわずに立ち去ってしまうと、料金精算要求画面Rに料金精算要請と学籍番号情報および氏名情報が表示されるので、タッチパネルTP1(プリンタサーバPSV1)の周辺にいる人に、学生Xに対して課金が生じており、さらに、その学生Xが印刷料金を精算していないことが報知される。このことは、学生Xにとって好ましくなく、学生Xが課金に応じた料金の精算を行なわずに立ち去ることを抑制することができる。
上記キャンパスプリントシステムCPSでは、プリンタサーバPSV1のタッチパネルTP1に料金精算要求画面Rを表示させ続けている間は、学生Xが非接触型電子マネーカードECをカードリーダCR1にかざさなければ、他の学生は、プリントシステムPSを使用することができないようになっている。このようにすれば、学生Xが課金に応じた料金の精算を行なわずに立ち去ってしまうと、他の学生がプリントシステムPSを使用することができない。このことは、学生Xにとって好ましいことではなく、その結果、学生Xが課金に応じた料金の精算を行なわずに立ち去ることを抑制することができる。
上記キャンパスプリントシステムCPSにおいて、プリンタサーバPSV1は、学生XにタッチパネルTP1に表示させる料金精算要求画面Rに、料金精算要請と共に、その精算料金を表示させている。このようにすれば、ユーザは、課金に対する精算料金をいくら払えばよいのかをいち早く知ることができる。
上記キャンパスプリントシステムCPSでは、タッチパネルTP1に表示される印刷ジョブリスト選択画面Qの印刷ジョブリストrst(図6)において、学生Xが選択可能である白抜き部分の印刷ジョブの印刷予測金額の合計は、表示電子マネーを超えないように設定されている。このようにすれば、学生Xが印刷を実行した際に、その精算料金が学生Xの非接触型電子マネーカードECに記憶された電子マネーを超える、すなわち、精算料金が不足することを抑制することができる。
上記キャンパスプリントシステムCPSにおいて、プリンタサーバPSVは、印刷に対する精算結果を表わす精算結果テーブルを、管理サーバMSVに定期的に送信させている。このようにすれば、管理サーバMSVを管理する管理者は、管理サーバMSVの精算結果テーブル保存部910に保存されている精算結果テーブルに基づいて、未精算料金を発生させた学生の学籍番号を知ることができ、その学籍番号に相当する学生に対して、その後、未精算料金を請求することができる。また、管理サーバMSVを管理する管理者は、管理サーバMSVの精算結果テーブル保存部910に保存されている精算結果テーブルに基づいて、印刷料金がいくら発生したかを知ることができる。従って、例えば、各プリンタPRTを所定の業者(以下、業者Zと呼ぶ。)が管理している場合などには、管理サーバMSVの管理者は、精算結果テーブルに基づいて、業者Zに、プリンタ使用料を支払うことができる。
B.変形例:
なお、本発明では、上記した実施の形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様にて実施することが可能である。
B1.変形例1:
上記実施例では、上述の印刷および精算システムを、大学M内のキャンパスプリントシステムCPSとして説明したが、本発明はこれに限られるものではない。上記印刷および精算システムを、企業などの組織や、民衆が使用する機関などで用いてもよい。このようにしても、本実施例と同様の効果を奏することができる。
B2.変形例2:
上記実施例のキャンパスプリントシステムCPSにおいて、印刷に対する課金に応じて料金を精算するシステムとして説明したが、本発明はこれに限られるものではない。上記実施例のごとく、料金を精算する手法は、種々の後払いの料金精算システムに用いることができる。例えば、プリンタサーバPSVと、発行物を発行する発行機(図示せず)が接続されたシステムであって、証明書等の所定の発行物の発行に基づく課金に応じて料金を精算するシステムに用いてもよい。また、プリンタサーバPSVと、コピー機(図示せず)が接続されたシステムであって、その複写物に基づく課金に応じて料金を精算するシステムに用いてもよい。このようにしても、本実施例と同様の効果を奏することができる。
B3.変形例3:
上記実施例では、システム制御部110は、印刷物に対する料金の精算を学生Xに要求するため、タッチパネルTP1に料金精算要求画面Rを表示させるようにしているが、本発明はこれに限られるものではない。例えば、プリンタサーバPSVは、所定の音声を発生する音声発生部(図示せず)を備え、システム制御部110は、その音声発生部を制御して、音声で印刷物に対する料金の精算を学生Xに要求するようにしてもよい。この場合、音声発生部は、例えば、「学籍番号が1234321、氏名が山田太郎さん、印刷料金は、1560円になります。この料金を精算のため、非接触型電子マネーカードECをカードリーダCRにかざしてください。」等の音声を繰り返し発声して、学生Xに料金精算を要求する。このようにしても、本実施例と同様の効果をそうすることができる。
B4.変形例4:
上記実施例では、学生を特定するための情報として、学生の学籍番号情報若しくは氏名情報を用いて説明したが、本発明はこれに限られるものではない。例えば、予め登録されたIDなどを用いてもよい。この場合、非接触型電子マネーカードECには、上述の学籍番号情報、氏名情報の代わりにIDが登録されており、また、クライアントCLには、そのIDをログイン名としてログインする。一方、管理サーバMSVでは、IDと各学生とを紐付ける管理テーブルが備えられており、IDがわかれば、そのIDに対応する学生を認知することができるようになっている。このようにしても、本実施例と同様の効果をそうすることができる。
B5.変形例5:
上記実施例では、非接触型電子マネーカードECを用いて説明したが、本発明はこれに限られるものではない。非接触型電子マネーカードECは、電子マネー情報および学生を特定するための情報(学籍番号情報等)を記憶することができる非接触型記憶媒体であればよく、例えば、上記実施例において、非接触型電子マネーカードECの代わりに、FeliCa(ソニー株式会社の登録商標)機能を搭載した携帯電話、PDAなどを用いてもよい。このようにしても、本実施例と同様の効果をそうすることができる。
B6.変形例6:
上記実施例の印刷および料金精算処理において、システム制御部110は、料金精算要求画面R(図7)を、学生Xの非接触型電子マネーカードECがカードリーダCR1にかざされるか、若しくは、学生Xの非接触型電子マネーカードECがカードリーダCR1にかざされずタイムリミット(10分)が過ぎるまで、タッチパネルTP1に表示させ続けているが、本発明はこれに限られるものではない。システム制御部110は、料金精算要求画面Rを単純にタッチパネルTP1に表示させ続けるのではなく、例えば、フラッシュさせたり、点滅させて表示させてもよい。このようにすれば、料金精算要求画面Rは他の人にも目立つので、学生Xに対して、より料金精算を促すことができる。
B7.変形例7:
上記実施例において、プリンタサーバPSVおよび管理サーバSVの各部は、ソフトウェア的に構成されているものを、ハードウェア的に構成するようにしてもよいし、ハードウェア的に構成されているものを、ソフトウェア的に構成するようにしてもよい。
本発明の一実施例としてのキャンパスプリントシステムCPSの概要構成を示す説明図である。 本実施例におけるプリントシステムPS1および管理サーバMSVの構成を示す説明図である。 本実施例における非接触型電子マネーカードECおよびカードリーダCR1の機能を示す説明図である。 本実施例における印刷および料金精算処理を示すフローチャートである。 本実施例における印刷および料金精算処理を示すフローチャートである。 本実施例におけるタッチパネルTP1に表示される印刷ジョブリスト選択画面Qを説明するための図である。 本実施例におけるタッチパネルTP1に表示される料金精算要求画面Rを説明するための図である。 本実施例における精算結果テーブルを示す説明図である。
符号の説明
100...CPU
110...システム制御部
120...印刷ジョブ受信部
130...精算結果送信部
200...ネットワークI/F
300...デバイスI/F
400...メモリ
405...印刷料金算出用テーブル保存部
410...印刷料金情報保存部
420...カード情報保存部
430...精算結果テーブル保存部
440...印刷ジョブ保存部
700...ネットワークI/F
800...CPU
810...管理制御部
900...メモリ
910...精算結果テーブル保存部
PRT...プリンタ
PSV...プリンタサーバ
EC...非接触型電子マネーカード
CG...チャージャ
CL...クライアント(PC)
TP...タッチパネル
CR...カードリーダ
PS...プリントシステム
MSV...管理サーバ

Claims (16)

  1. 情報読み取り部を備え、ユーザに提供した商品に基づいて所定の課金がなされ、電子マネー情報及び前記ユーザを特定するためのユーザ特定情報を記憶した非接触型記憶媒体が前記情報読み取り部にかざされることにより、前記電子マネー情報が表わす電子マネーを減算することで前記課金に応じた料金の精算を行なう料金精算装置であって、
    報知部と、
    前記情報読み取り部および前記報知部を制御するシステム制御部と、
    を備え、
    前記システム制御部は、
    前記ユーザにより前記情報読み取り部に前記非接触型記憶媒体がかざされると、かざされた前記非接触型記憶媒体から前記情報読み取り部を介して少なくとも前記ユーザ特定情報を取得し、
    前記ユーザ特定情報に基づいて、前記ユーザを特定し、
    特定した前記ユーザに提供した商品に基づく、特定した前記ユーザに対する前記課金を検知すると、前記ユーザに前記課金に応じた料金の清算を行わせるために、前記報知部に、前記情報読み取り部に前記非接触型記憶媒体をかざすように求める料金精算要請と前記ユーザ特定情報とを、前記ユーザが前記非接触型記憶媒体を前記情報読み取り部にかざすまで報知させることを特徴とする料金精算装置。
  2. 請求項1に記載の料金精算装置において、
    前記システム制御部は、
    特定した前記ユーザに提供した商品に基づく、前記ユーザに対する課金を検知した場合に、
    前記報知部に、前記情報読み取り部に前記非接触型記憶媒体をかざすように求める前記料金精算要請と前記ユーザ特定情報と共に、前記課金に応じた料金の清算を行うことができるタイムリミットまでの残り時間を報知させることを特徴とする料金精算装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の料金精算装置において、
    前記システム制御部は、
    特定した前記ユーザに提供した商品に基づく、前記ユーザに対する課金を検知した場合に、
    前記報知部に、前記情報読み取り部に前記非接触型記憶媒体をかざすように求める前記料金精算要請と前記ユーザ特定情報と共に、前記課金に応じて精算すべき精算料金情報を報知させることを特徴とする料金精算装置。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の料金精算装置において、
    前記システム制御部は、
    予め決められた所定の期間内に、前記ユーザにより前記情報読み取り部に前記非接触型記憶媒体がかざされなかった場合には、前記報知部に報知を終了させることを特徴とする料金精算装置。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の料金精算装置が、ネットワークを介して管理サーバと接続される料金精算システムであって、
    前記料金精算装置において、
    前記システム制御部は、
    前記料金精算要請に対して前記ユーザが正当に料金精算したかどうかを表わすログを記憶し、
    所定のタイミングで、記憶した前記ログを前記管理サーバに通知することを特徴とする料金精算システム。
  6. 印刷部と情報読み取り部とを備え、前記印刷部で印刷された印刷物に基づいて課金がなされ、電子マネー情報及びユーザを特定するためのユーザ特定情報を記憶した非接触型記憶媒体が前記情報読み取り部にかざされることにより、前記電子マネー情報が表わす電子マネーを減算することで前記課金に応じた料金の精算を行う印刷料金精算装置であって、
    報知部と、
    前記情報読み取り部および前記報知部を制御するシステム制御部と、
    を備え、
    前記システム制御部は、
    前記ユーザにより前記情報読み取り部に前記非接触型記憶媒体がかざされると、かざされた前記非接触型記憶媒体から前記情報読み取り部を介して少なくとも前記ユーザ特定情報を取得し、
    前記ユーザ特定情報に基づいて、前記ユーザを特定し、
    特定した前記ユーザが前記印刷部に印刷させた前記印刷物に基づく、前記ユーザに対する前記課金を検知すると、前記ユーザに前記課金に応じた料金の清算を行わせるために、前記報知部に、前記情報読み取り部に前記非接触型記憶媒体をかざすように求める料金精算要請と前記ユーザ特定情報とを、前記ユーザが前記非接触型記憶媒体を前記情報読み取り部にかざすまで報知させることを特徴とする印刷料金精算装置。
  7. 請求項6に記載の印刷料金精算装置において、
    前記システム制御部は、
    前記ユーザが前記印刷部に印刷させた前記印刷物に基づく、前記ユーザに対する前記課金を検知した場合に、
    前記報知部に、前記情報読み取り部に前記非接触型記憶媒体をかざすように求める前記料金精算要請と前記ユーザ特定情報と共に、前記課金に応じた料金の清算を行うことができるタイムリミットまでの残り時間を報知させることを特徴とする印刷料金精算装置。
  8. 請求項6または請求項7に記載の印刷料金精算装置において、
    前記システム制御部は、
    前記ユーザが前記印刷部に印刷させた前記印刷物に基づく、前記ユーザに対する前記課金を検知した場合に、
    前記報知部に、前記情報読み取り部に前記非接触型記憶媒体をかざすように求める前記料金精算要請と前記ユーザ特定情報と共に、課金に応じて精算すべき精算料金情報を報知させることを特徴とする印刷料金精算装置。
  9. 請求項6ないし請求項8のいずれかに記載の印刷料金精算装置において、
    前記システム制御部は、
    予め決められた所定の期間内に、前記ユーザにより前記情報読み取り部に前記非接触型記憶媒体がかざされなかった場合には、前記報知部に報知を終了させることを特徴とする印刷料金精算装置。
  10. 請求項6ないし請求項9のいずれかに記載の印刷料金精算装置において、
    前記システム制御部は、
    前記ユーザにより前記情報読み取り部に前記非接触型記憶媒体がかざされると、かざされた前記非接触型記憶媒体から前記情報読み取り部を介して、前記ユーザ特定情報と共に前記電子マネー情報を取得し、
    前記ユーザ特定情報に基づいて、前記ユーザを特定し、
    特定した前記ユーザの指示する印刷ジョブに基づいて、取得した前記電子マネー情報が表わす前記電子マネーを超えない範囲で、前記印刷部で印刷させ、その印刷物に基づいて前記ユーザに前記課金を行なうことを特徴とする印刷料金精算装置。
  11. 請求項6ないし請求項10のいずれかに記載の印刷料金精算装置が、ネットワークを介して管理サーバと接続される印刷料金精算システムであって、
    前記印刷料金精算装置において、
    前記システム制御部は、
    前記料金精算要請に対して前記ユーザが正当に料金精算したかどうかを表わすログを記憶し、
    所定のタイミングで、記憶した前記ログを前記管理サーバに通知することを特徴とする印刷料金精算システム。
  12. 情報読み取り部と、報知部と、前記情報読み取り部および前記報知部を制御するシステム制御部とを備えた料金精算装置を用いた料金精算方法であって、ユーザに提供した商品に基づいて所定の課金がなされ、電子マネー情報及び前記ユーザを特定するためのユーザ特定情報を記憶した非接触型記憶媒体が前記情報読み取り部にかざされた場合に、前記電子マネー情報が表わす電子マネーを減算することで前記課金に応じた料金の精算を行なう料金精算方法であって、
    (a)前記ユーザが前記情報読み取り部に前記非接触型記憶媒体をかざすと、前記システム制御部が前記非接触型記憶媒体から前記情報読み取り部を介して少なくとも前記ユーザ特定情報を取得する工程と、
    (b)前記ユーザ特定情報に基づいて、前記システム制御部が前記ユーザを特定する工程と、
    (c)特定した前記ユーザに提供した商品に基づく、特定した前記ユーザに対する前記課金を前記システム制御部が検知する工程と、
    (d)前記ユーザに前記課金に応じた料金の清算を行わせるために、前記システム制御部が、前記情報読み取り部に前記非接触型記憶媒体をかざすように求める料金精算要請と、前記ユーザ特定情報と、を前記ユーザが前記非接触型記憶媒体を前記情報読み取り部にかざすまで報知させる工程と、
    を備えたことを特徴とする料金精算方法。
  13. 印刷部と、情報読み取り部と、報知部と、前記情報読み取り部および前記報知部を制御するシステム制御部とを備えた料金精算装置を用いた料金精算方法であって、印刷装置で印刷された印刷物に基づいて課金がなされ、電子マネー情報及びユーザを特定するためのユーザ特定情報を記憶した非接触型記憶媒体が情報読み取り部にかざされ、前記電子マネー情報が表わす電子マネーを減算することで前記課金に応じた料金精算を行なう印刷料金精算方法であって、
    (a)前記ユーザが前記情報読み取り部に前記非接触型記憶媒体をかざすと、前記システム制御部が、前記非接触型記憶媒体から前記情報読み取り部を介して少なくとも前記ユーザ特定情報を取得する工程と、
    (b)前記ユーザ特定情報に基づいて、前記システム制御部が前記ユーザを特定する工程と、
    (c)特定した前記ユーザが前記印刷部に印刷させた前記印刷物に基づく、前記ユーザに対する前記課金を前記システム制御部が検知する工程と、
    (d)前記ユーザに前記課金に応じた料金の清算を行わせるために、前記システム制御部が、前記情報読み取り部に前記非接触型記憶媒体をかざすように求める料金精算要請と、前記ユーザ特定情報と、を前記ユーザが前記非接触型記憶媒体を前記情報読み取り部にかざすまで報知させる工程と、
    を備えたことを特徴とする印刷料金精算方法。
  14. ユーザに提供した商品に基づいて所定の課金がなされ、電子マネー情報及び前記ユーザを特定するためのユーザ特定情報を記憶した非接触型記憶媒体が情報読み取り装置にかざされた場合に、前記電子マネー情報が表わす電子マネーを減算することで前記課金に応じた料金の精算を行なうコンピュータプログラムであって、
    (a)前記ユーザが前記情報読み取り装置に前記非接触型記憶媒体がかざすと、前記非接触型記憶媒体から前記情報読み取り装置を介して少なくとも前記ユーザ特定情報を取得する機能と、
    (b)前記ユーザ特定情報に基づいて、前記ユーザを特定する機能と、
    (c)特定した前記ユーザに提供した商品に基づく、特定した前記ユーザに対する前記課金を検知する機能と、
    (d)前記ユーザに前記課金に応じた料金の清算を行わせるために、前記情報読み取り装置に前記非接触型記憶媒体をかざすように求める料金精算要請と、前記ユーザ特定情報と、を前記ユーザが前記非接触型記憶媒体を前記情報読み取り装置にかざすまで報知させる機能と、
    をコンピュータによって実現させるためのコンピュータプログラム。
  15. 印刷装置で印刷された印刷物に基づいて課金がなされ、電子マネー情報及びユーザを特定するためのユーザ特定情報を記憶した非接触型記憶媒体が情報読み取り装置にかざされ、前記電子マネー情報が表わす電子マネーを減算することで前記課金に応じた料金精算を行なうコンピュータプログラムであって、
    (a)前記ユーザが前記情報読み取り装置に前記非接触型記憶媒体をかざすと、前記非接触型記憶媒体から前記情報読み取り装置を介して少なくとも前記ユーザ特定情報を取得する機能と、
    (b)前記ユーザ特定情報に基づいて、前記ユーザを特定する機能と、
    (c)特定した前記ユーザが前記印刷装置に印刷させた前記印刷物に基づく、前記ユーザに対する前記課金を検知する機能と、
    (d)前記ユーザに前記課金に応じた料金の清算を行わせるために、前記情報読み取り装置に前記非接触型記憶媒体をかざすように求める料金精算要請と、前記ユーザ特定情報と、を前記ユーザが前記非接触型記憶媒体を前記情報読み取り装置にかざすまで報知させる機能と、
    をコンピュータによって実現させるためのコンピュータプログラム。
  16. 請求項14または請求項15に記載のコンピュータプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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