JP4677678B2 - 記録媒体、記録再生装置及び記録再生方法 - Google Patents

記録媒体、記録再生装置及び記録再生方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、情報信号の記録及び再生が行われる記録媒体、このような記録媒体を使用して情報信号の記録及び再生を行う記録再生装置及び記録再生方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、テープリールに巻回されたテープ状記録媒体をカートリッジに収納して構成されたテープカートリッジが提案されている。このようなテープカートリッジは、1巻あたりの情報信号を記録できる記録容量が、50GB乃至100GBと大きく、大容量の情報信号を記録しておくには適した記録媒体である。
【0003】
そして、このようなテープ状記録媒体を用いて情報信号の記録及び再生を行う記録再生装置は、図15に示すように、装着されたテープカートリッジ101のテープ状記録媒体102より、回転ヘッド装置103によって情報信号を読出す。この回転ヘッド装置103によって読み出された情報信号は、RF回路103及びデジタルチャネル回路105を経て、システムコントローラ(制御回路)106に送られる。このシステムコントローラ106は、送られた情報信号に対して所定の信号処理を施して、インターフェイス107を介して、外部機器に信号を送出する。また、外部機器よりインターフェイス107を介してシステムコントローラ106に送られた情報信号は、このシステムコントローラ106において所定の信号処理を施されて、デジタルチャネル回路105及びRF回路104を経て、回転ヘッド装置103に送られ、この回転ヘッド装置103によって、テープ状記録媒体102に書込まれる。
【0004】
また、テープ状記録媒体は、記録容量が大きいため、ハードディスク等の他種類の記録媒体に記録された情報信号のバックアップ情報を蓄積しておくことにも適している。例えば、図16に示すように、コンピュータ108に接続されたディスクドライブ109に装着されたハードディスクに記録される情報信号のバックアップ情報を記録するには、このディスクドライブ109に、テープカセット101が装着された記録再生装置110を接続する。
【0005】
なお、記録容量いっぱいまでバックアップ情報が記録され、それ以上の記録ができなくなったテープカートリッジ101a,101b,101c,・・・101zは、記録再生装置110より取り出されて保管される。
【0006】
この記録再生装置110の制御回路は、図17のフローチャートに示すように、動作を始めると、ステップst101にて、ディスクドライブ109においてハードディスクに記録された情報信号を、装着されたテープカセット101のテープ状記録媒体る記録すべき指令をする。次に、ステップst102において、ディスクドライブ109においてハードディスクの破損等の事故があったか否かを判別する。破損等の事故がなければ、ステップst101に戻り、破損等の事故があったならば、ステップst103に進む。
【0007】
ステップst103においては、破損等の事故によりハードディスクから読出せなくなった情報信号のバックアップ情報が記録されているテープカートリッジを装着すべき待機状態となる。そして、ステップst104では、例えば所定時間内にこの記録再生装置の使用者(ユーザ)により必要なバックアップ情報が記録されたテープカートリッジが装着されたか否かを判別する。必要なバックアップ情報が記録されたテープカートリッジが装着されたならば、ステップst105に進み、必要なバックアップ情報が記録されたテープカートリッジが装着されないならば、ステップst106に進む。
【0008】
ステップst105では、テープ状記録媒体から必要な情報信号を読出して、この情報信号に基づいて、ハードディスクの内容を修復し、処理を終了する。
【0009】
ステップst106では、その後装着されたテープカートリッジが、必要なバックアップ情報が記録されたテープカートリッジであるかを判別すべき指令を行い、ステップst107において、必要なバックアップ情報が記録されたテープカートリッジであれば、ステップst105に進み、必要なバックアップ情報が記録されたテープカートリッジでなければ、ステップst108に進む。
【0010】
ステップst108では、蓄積されているテープカートリッジの全てについて必要なバックアップ情報が記録されたテープカートリッジであるかを判別したかどうかを判別し、全てについて判別していなければステップst107に戻り、全てについて判別していればステップst109に進む。ステップst109においては、必要なバックアップ情報が記録されたテープカートリッジが紛失等により存在しないことを認定し、ステップst110において、必要なバックアップ情報が存在せず、ハードディスクの内容の修復が不可能であることを認定して、処理を終了する。
【0011】
ところで、テープ状記録媒体は、どのような情報がどこに記録されているかを特定することが困難であり、いわゆるランダムアクセスには適していない。上述のように、複数のテープカートリッジの中から必要なバックアップ情報を探し出す場合などには、ランダムアクセスが迅速に行えないことは、作業を煩雑化する原因となる。そこで、テープ状記録媒体のこのような欠点を補うため、カートリッジ内に半導体メモリを内蔵し、この半導体メモリに、テープ状記録媒体に記録された情報信号についての目録情報を記録しておくようにしたテープカートリッジが提案されている。
【0012】
このようなテープカートリッジにおいては、カートリッジ内の半導体メモリから目録情報等の情報を取得することにより、テープ状記録媒体においてどのような情報信号がどこに記録されているかを知ることができ、ランダムアクセスが容易となる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上述のようにカートリッジ内に半導体メモリを内蔵したテープカートリッジにおいては、この半導体メモリの記録容量が16KB程度と小さいため、この半導体メモリには、必要最小限の情報しか記録しておくことができず、例えば、テープ状記録媒体に記録される情報信号やテープ状記録媒体から再生された情報信号を一時的に蓄えておくようなことはできなかった。
【0014】
したがって、テープカートリッジにおいては、所定の情報信号を再生するときに、その情報信号が記録されている位置まで、テープ状記録媒体をテープリールから引き出したり、テープリールに巻き戻したりするための時間を必要とし、ランダムアクセスの迅速性の向上には限界があった。
【0015】
また、上述のように、ハードディスク等の他種類の記録媒体に記録された情報信号のバックアップ情報を蓄積しておく場合において、記録済みのテープカートリッジが複数になってしまうと、必要なバックアップ情報がどのテープカートリッジに記録されているのかを探すことが煩雑な作業となる。
【0016】
そこで、本発明は、上述の実情に鑑みて提案されるものであって、大容量の情報信号を記録しておくことができるテープ状記録媒体を用いていながら、ランダムアクセス性の向上が図られた記録媒体を提供し、また、このような記録媒体を用いて情報信号の記録再生を行う記録再生装置及び記録再生方法を提供しようとするものである。
【0017】
また、本発明は、ハードディスク等の他種類の記録媒体に記録された情報信号のバックアップ情報を蓄積しておく場合において、必要なバックアップ情報の所在の探索を容易化することができる記録媒体を提供し、また、このような記録媒体を用いて情報信号の記録再生を行う記録再生装置及び記録再生方法を提供しようとするものである。
【0018】
【課題を解決するための手段】
上述の課題を解決するため、本発明に係る記録媒体は、テープ状記録媒体と、上記テープ状記録媒体が巻回されるハブと、このハブの両側に取り付けられた一対の支持板と、記録再生装置の係合軸が係合される係合孔とを有するテープリールと、ハードディスクが装着されたディスクドライブと、上記テープリール及び上記ディスクドライブを上下に重なるように収納し、底面中央に設けられた透孔を介して上記係合孔を外方に臨ませる外筐体とを備える。上記外筐体の側面には、上記テープ状記録媒体を端部より外方側に引き出すための開口部が設けられているとともに、上記記録再生装置のハードディスク用記録再生手段と接続される上記ディスクドライブ及び外部機器間で情報信号の授受を行うためのインターフェースと上記ディスクドライブに電源を供給する電源供給端子とが設けられ、上記記録再生装置の記録媒体装着部に、外方から挿入されて装着される。
【0019】
また、本発明に係る記録再生装置は、テープ状記録媒体と、上記テープ状記録媒体が巻回されるハブと、このハブの両側に取り付けられた一対の支持板と、記録再生装置の係合軸が係合される係合孔とを有するテープリールと、ハードディスクが装着されたディスクドライブと、上記テープリール及び上記ディスクドライブを上下に重なるように収納し、底面中央に設けられた透孔を介して上記係合孔を外方に臨ませる外筐体とを備え、上記外筐体の側面には、上記テープ状記録媒体を端部より外方側に引き出すための開口部が設けられているとともに、上記ディスクドライブ及び外部機器間で情報信号の授受を行うためのインターフェースと上記ディスクドライブに電源を供給する電源供給端子とが設けられた記録媒体が外方から挿入されて着脱可能に装着される記録媒体装着部と、上記記録媒体装着部に装着された記録媒体のインターフェースと電源供給端子とに接続され、上記ハードディスクドライブを制御し、上記ハードディスクに対する情報信号の記録及び再生を行うハードディスク用記録再生手段と、上記テープ状記録媒体を上記外筐体の開口部より引き出し、このテープ状記録媒体に対する情報信号の記録及び再生を行うテープ状記録媒体用記録再生手段とを備える。
【0020】
そして、この記録再生装置は、情報信号の記録を行うときには、上記ハードディスク用記録再生手段により、上記ハードディスクに対して情報信号を記録した後、この情報信号を上記ハードディスクより再生するとともに上記ハードディスクより消去して、上記テープ状記録媒体用記録再生手段により、上記テープ状記録媒体に記録してゆき、上記テープ状記録媒体の記録容量が尽きたときには、上記ハードディスクに対する情報信号の記録のみを行うことにより、上記テープ状記録媒体の記録容量及び上記ハードディスクの記録容量の和に相当する容量の情報信号の記録を行い、上記テープ状記録媒体に記録された情報信号の再生を行うときには、上記テープ状記録媒体用記録再生手段により、上記テープ状記録媒体より上記情報信号を再生して、上記ハードディスク用記録再生手段により、この情報信号を上記ハードディスクに記録してから、このハードディスクから再生する
【0021】
また、この記録再生装置は、情報信号の記録を行うときには、上記ハードディスク用記録再生手段により、上記ハードディスクに対して情報信号を記録するとともに、同一の情報信号を、上記テープ状記録媒体用記録再生手段により、上記テープ状記録媒体に記録して、上記ハードディスクに記録された情報信号のバックアップ情報とし、上記情報信号の再生を行うときには、上記ハードディスク用記録再生手段により、上記ハードディスクから再生する。
【0022】
さらに、この記録再生装置は、情報信号の記録を行うときには、上記テープ状記録媒体用記録再生手段により、上記テープ状記録媒体に上記情報信号を記録し、上記ハードディスク用記録再生手段により、上記テープ状記録媒体に記録した情報信号に関する目録情報を上記ハードディスクに記録しておき、上記テープ状記録媒体に記録された情報信号の再生を行うときには、上記ハードディスク用記録再生手段により、上記ハードディスクから目録情報を再生し、この目録情報に基づいて、上記テープ状記録媒体用記録再生手段により、上記テープ状記録媒体より情報信号を再生する。
【0023】
そして、本発明に係る記録再生方法は、テープ状記録媒体と、上記テープ状記録媒体が巻回されるハブと、このハブの両側に取り付けられた一対の支持板と、記録再生装置の係合軸が係合される係合孔とを有するテープリールと、ハードディスクが装着されたディスクドライブと、上記テープリール及び上記ディスクドライブを上下に重なるように収納し、底面中央に設けられた透孔を介して上記係合孔を外方に臨ませる外筐体とを備え、上記外筐体の側面には、上記テープ状記録媒体を端部より外方側に引き出すための開口部が設けられているとともに、上記ディスクドライブ及び外部機器間で情報信号の授受を行うためのインターフェースと上記ディスクドライブに電源を供給する電源供給端子とが設けられた記録媒体を、記録媒体装着部に外方から挿入して装着し、上記記録媒体装着部に装着された記録媒体のインターフェースと電源供給端子とに、上記ハードディスクドライブを制御する。
【0024】
そして、この記録再生方法においては、上記ハードディスクに対する情報信号の記録及び再生を行うハードディスク用記録再生手段を接続し、情報信号の記録を行うときには、上記ハードディスク用記録再生手段により、上記ハードディスクに対して情報信号を記録した後、この情報信号を上記ハードディスクより再生するとともに上記ハードディスクより消去して、上記テープ状記録媒体用記録再生手段により、上記外筐体の開口部より引き出されたテープ状記録媒体に記録してゆき、上記テープ状記録媒体の記録容量が尽きたときには、上記ハードディスクに対する情報信号の記録のみを行うことにより、上記テープ状記録媒体の記録容量及び上記ハードディスクの記録容量の和に相当する容量の情報信号の記録を行い、上記テープ状記録媒体に記録された情報信号の再生を行うときには、上記テープ状記録媒体用記録再生手段により、上記テープ状記録媒体より情報信号を再生して、その情報信号を、上記ハードディスク用記録再生手段により、上記ハードディスクに記録してから、このハードディスクから再生する。
【0025】
また、この記録再生方法は、情報信号の記録を行うときには、上記ハードディスク用記録再生手段により、上記ハードディスクに対して情報信号を記録するとともに、同一の情報信号を、上記テープ状記録媒体用記録再生手段により、上記外筐体の開口部より引き出されたテープ状記録媒体に記録して、上記ハードディスクに記録された情報信号のバックアップ情報とし、上記情報信号の再生を行うときには、上記ハードディスク用記録再生手段により、上記ハードディスクから再生する。
【0026】
さらに、この記録再生方法は、情報信号の記録を行うときには、上記テープ状記録媒体用記録再生手段により、上記外筐体の開口部より引き出されたテープ状記録媒体に情報信号を記録し、上記テープ状記録媒体に記録した情報信号に関する目録情報を、上記ハードディスク用記録再生手段により、上記ハードディスクに記録しておき、上記テープ状記録媒体に記録された情報信号の再生を行うときには、上記ハードディスク用記録再生手段により、上記ハードディスクから目録情報を再生し、この目録情報に基づいて、上記テープ状記録媒体用記録再生手段により、上記外筐体より引き出されたテープ状記録媒体より情報信号を再生する。
【0027】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しながら説明する。
【0028】
本発明に係る記録媒体は、図1に示すように、外筐体1を有し、この外筐体1内に、テープリール2に巻回されたテープ状記録媒体3と、ハードディスクが装着されたディスクドライブ4とを収納して構成されている。これらテープリール2とディスクドライブ4とは、外筐体1内において、上下に重ねられるようにして収納されている。テープリール2は、テープ状記録媒体3が巻回される円柱状のハブ5と、このハブの両端側に取付けられた一対の円板状の支持板6,6とを有して構成されている。また、ハブ5の中心部には、外筐体1の外方側よりテープリール2を回転操作するための係合軸が係合するための係合孔7が設けられている。この係合孔7は、外筐体1の底面の中央に設けられた透孔を介して、外筐体1の外方に臨んでいる。
【0029】
ディスクドライブ4は、矩形の筐体8を有し、この筐体8内において、図示しないハードディスクを回転支持機構によって回転操作可能に支持するとともに、このハードディスクに対して情報信号の書込み及び読出しを行う磁気ヘッドを備えて構成されている。また、このディスクドライブ4は、回転支持機構及び磁気ヘッドを制御する制御回路を備えて構成されている。
【0030】
外筐体1は、図2に示すように、略々矩形の主面部を有して構成されている。テープリール2の支持板6,6は、外筐体1の主面部の一辺の長さに略々対応した径を有している。このテープリール2は、外筐体1内の略々中央に位置しており、この外筐体1内において、回転可能となされている。
【0031】
そして、外筐体1には、テープ状記録媒体3を端部より外方側に引き出すための開口部9が設けられている。すなわち、テープ状記録媒体3のテープリール2の外周側となる一端部には、リーダブロック10が取付けられている。このリーダブロック10は、開口部9に嵌合する大きさを有して形成されており、開口部9から外筐体1内に入ってしまわないようになされている。そして、リーダブロック10は、開口部9から外されて外筐体1の外方側に移動されることにより、テープ状記録媒体3を開口部9を介して一端側より外筐体1の外方側に引き出す。
【0032】
また、外筐体1には、図3に示すように、ディスクドライブ4及び外部機器の間で情報信号の授受を行うための接続手段となるインターフェイス11が設けられている。このインターフェイス11は、信号処理回路及び接続端子を有して構成されている。そして、このインターフェイス11の近傍には、電源供給端子12が設けられている。この電源供給端子12は、外筐体1の外部より、ディスクドライブ4に対して駆動電源を供給するための端子である。すなわち、電源供給端子12は、外筐体1内において、ディスクドライブ4の回転支持機構及び制御回路に接続されており、この電源供給端子12に対して電源供給をすることにより、回転支持機構及び制御回路に対する駆動電源の供給を行うことができる。
【0033】
なお、上述の実施の形態においては、外筐体1内には1個のテープリール2が収納されていることとしているが、このテープリールは、一対が外筐体1内に収納されていることとしてもよい。この場合には、テープ状記録媒体36は、一方のテープリールに巻回され、先端側を他方のテープリールのハブに取付けられる。そして、他方のテープリールか回転操作されることにより、一方のテープリールから引き出されて他方のテープリールに巻き取られる。このテープ状記録媒体は、一方のテープリールより他方のテープリールに巻き取られながら、これらテープリールの間の位置において、情報信号の書込み及び読出しをなされる。
【0034】
上述のように構成された本発明に係る記録媒体を使用して情報信号の記録及び再生を行う本発明に係る記録再生装置は、図4に示すように、上述の記録媒体13が装着される記録媒体装着部14を有する外筐15を備えて構成されている。記録媒体装着部14には、外筐15の外方側より、記録媒体13が挿入できるようになっている。
【0035】
記録媒体装着部14の近傍には、インターフェイス基板16が設けられている。このインターフェイス基板16には、電源出力端子17及びデータ接続端子18が設けられている。また、外筐15内には、テープ状記録媒体3がガイドするための一対のテープガイド19,20、テープ状記録媒体3に対して情報信号の書込み及び読出しを行う回転ヘッド装置21及びテープ状記録媒体3を巻き取る巻取りリール22が設けられている。
【0036】
また、外筐15には、この記録再生装置に対して駆動電源の供給を行うための電源端子23及びこの記録再生装置と外部機器との間での情報信号の授受を行うためのインターフェイスコネクタ24が設けられている。
【0037】
記録媒体装着部14は、記録媒体13が挿入されると、図5に示すように、この記録媒体13を所定の位置に位置決めして保持する。このとき、記録再生装置の図示しない係合軸が、記録媒体13の外筐体1の透孔を介して外筐体1内に進入し、テープリール2の係合孔7に係合する。この係合軸は、記録再生装置に設けられた駆動機構によって回転操作され、テープリール2を、このテープリール2にテープ状記録媒体3が巻き付く方向に回転操作する。
【0038】
また、このとき、電源出力端子17は、記録媒体13の電源供給端子12に接続される。また、データ接続端子18は、記録媒体13のインターフェイス11の接続端子に接続される。これらの接続により、インターフェイス基板16は、記録媒体13のディスクドライブ4に接続されたことになる。この状態において、図8に示すように、この記録再生装置の制御回路であるシステムコントローラ25は、ハードディスク用記録再生手段として、インターフェイス基板16を介して、ディスクドライブ4への駆動電源の供給と、情報信号の授受とを行うことができる。
【0039】
そして、図6に示すように、リーダブロック10が巻取りリール22側に導かれて、記録媒体13の外筐体1からテープ状記録媒体3が引き出されて、巻取りリール22のハブに巻き付けられる。この巻取りリール22は、記録再生装置が有する駆動機構により、テープ状記録媒体3を巻き取る方向に回転操作される。この巻取りリール22は、テープ状記録媒体3を巻き取ることにより、このテープ状記録媒体3を記録媒体13の外筐体1から引き出される方向に送り操作することができる。
【0040】
さらに、図7に示すように、一対のテープガイド19,20が回転ヘッド装置21側に移動操作されてテープ状記録媒体3をガイドし、このテープ状記録媒体3を、回転ヘッド装置21の回転ドラムに所定のラップ角に亘って巻き付ける。この状態においてテープ状記録媒体3が送り操作されると、回転ヘッド装置21は、回転ドラムを回転させることにより、この回転ドラムに取付けられたヘッドチップによって、テープ状記録媒体3に対して、いわゆるヘリカルスキャンによる情報信号の書込み及び読出しを行うことができる。したがって、この状態において、図8に示すように、この記録再生装置のシステムコントローラ25は、テープ状記録媒体用記録再生手段として、回転ヘッド装置21を介して、テープ状記録媒体3を用いた情報信号の記録及び再生を行うことができる。回転ヘッド装置21によりテープ状記録媒体3から読み取られた情報信号は、RF回路26及びデジタルチャネル回路27を経て、システムコントローラ25に送られる。
【0041】
なお、上述の実施の形態においては、本発明に係る記録再生装置として、1個のテープリールを有する記録媒体が装着されるものとして説明しているが、この記録再生装置は、一対のテープリールを有する記録媒体が装着されるものとして構成することもできる。この場合には、この記録再生装置は、巻取りリールを備えず、記録媒体の一方及び他方のテープリールを回転操作することにより、テープ状記録媒体を送り操作する。
【0042】
また、本発明に係る記録再生装置は、上述の実施例においては、回転ヘッド装置を備えたものとして構成されているが、この回転ヘッド装置に代えて、固定ヘッド装置を備えたものとして構成することもできる。
【0043】
そして、本発明に係る記録再生方法は、上述のような本発明に係る記録再生装置の動作として実施することができる。まず、この記録再生装置は、上述の記録媒体を、この記録媒体のテープ状記録媒体3及びディスクドライブ4に装着されたハードディスクのそれぞれの記録容量を合算した記録容量の記録媒体として使用することができる。
【0044】
すなわち、図9に示すように、この記録再生装置において、外部機器(ホスト)28より送られる情報信号の記録を行うときには、システムコントローラにより、ディスクドライブ4のハードディスクに対して情報信号を記録した後、この情報信号をハードディスクより再生するとともにハードディスクより消去して、テープ状記録媒体3に記録してゆく。そして、テープ状記録媒体3の記録容量が尽きたときには、ハードディスクに対する情報信号の記録のみを行うことにより、テープ状記録媒体3の記録容量及びハードディスクの記録容量の和に相当する容量の情報信号の記録を行うことができる。すなわち、外部機器から供給され記録されるる情報信号の容量をAとし、ハードディスクの記録容量をBとし、テープ状記録媒体3の記録容量をCとしたとき、A=B+Cという関係が成立している。なお、最終的にテープ状記録媒体3に記録されることとなる情報信号についても一旦はハードディスクに記録するのは、外部機器から供給される情報信号の転送レートを高くするためである。
【0045】
このような動作を行うため、システムコントローラは、図10のフローチャートに示すように、動作を開始すると、まず、ステップst1において、ハードディスクの全容量をamaxとし、ディスクドライブが規定したハードディスクの容量をadとし、現在の記録済み容量をanとしたとき、以下の関係が成立しているか否かを判別する。
【0046】
amax−an>ad
この関係が成立しているならば、ステップst2に進み、成立していないならば、ステップst3に進む。ステップst2では、外部機器から供給された情報信号をハードディスクに記録して、処理を終了する。ステップst3では、テープ状記録媒体の全容量をbmaxとし、現在の記録済み容量をbnとしたとき、以下の関係が成立しているか否かを判別する。
【0047】
bn=bmax
この関係が成立していないならば、ステップst4に進み、この関係が成立しているならば、ステップst5に進む。ステップst4では、ハードディスクに記録された情報信号を、以下の関係が成立するように、テープ状記録媒体に移す。情報信号を移すことは、ハードディスクから情報信号を読出し、その情報信号をハードディスクから消去するとともに、その情報信号をテープ状記録媒体に書込むことによって行われる。
【0048】
amax−an>ad
そして、ステップst5では、この記録媒体は、ハードディスクもテープ状記録媒体も、ともに容量いっぱいまで情報信号が記録済みであると判断し、処理を終了する。
【0049】
そして、この記録再生装置においては、テープ状記録媒体に記録された情報信号の再生を行うときには、システムコントローラにより、テープ状記録媒体より情報信号を再生して、この情報信号をハードディスクに記録してから、このハードディスクから再生する。
【0050】
そして、この記録再生装置においては、図11に示すように、情報信号の記録を行うときには、システムコントローラにより、ハードディスクに対して情報信号を記録するとともに、同一の情報信号を、テープ状記録媒体に記録して、ハードディスクに記録された情報信号のバックアップ情報とすることができる。この場合には、図12に示すように、コンピュータ108に接続すれば、記録媒体に収納されたディスクドライブを、もともとコンピュータ108に接続されたディスクドライブ109と同様に使用することができる。
【0051】
このような動作を行うため、システムコントローラは、図13のフローチャートに示すように、動作を開始すると、まず、ステップst11において、ハードディスクに記録する情報信号と同じ信号をテープ状記録媒体に書込む。次のステップst12において、ハードディスクの破損等の事故があったか否かを判別する。破損等の事故がなければ、ステップst11に戻り、破損等の事故があったならば、ステップst13に進む。ステップst13では、テープ状記録媒体から必要な情報信号を読出して、この情報信号に基づいて、ハードディスクの内容を修復し、処理を終了する。
【0052】
この記録再生装置においては、情報信号の再生を行うときには、システムコントローラにより、ハードディスクから再生する。
【0053】
そして、この記録再生装置においては、図14に示すように、情報信号の記録を行うときには、システムコントローラにより、テープ状記録媒体に情報信号を記録し、テープ状記録媒体に記録した情報信号に関する目録情報をハードディスクに記録するようにしてもよい。この目録情報は、テープ状記録媒体に記録されている情報信号について、検索のための情報や、記録再生についての履歴情報からなる。また、目録情報は、テープ状記録媒体に記録されている情報信号から一部を抜粋した情報信号でもよく、また、例えば、テープ状記録媒体に記録されている情報信号が複数の画像情報である場合においては、各画像を縮小した画像にあたる画像情報としてもよい。
【0054】
この記録再生装置においては、テープ状記録媒体に記録された情報信号の再生を行うときには、システムコントローラにより、ハードディスクから目録情報を再生し、この目録情報に基づいて、テープ状記録媒体より情報信号を再生することができる。
【0055】
【発明の効果】
上述のように、本発明に係る記録媒体は、テープ状記録媒体と、上記テープ状記録媒体が巻回されるハブと、このハブの両側に取り付けられた一対の支持板と、記録再生装置の係合軸が係合される係合孔とを有するテープリールと、ハードディスクが装着されたディスクドライブと、上記テープリール及び上記ディスクドライブを上下に重なるように収納し、底面中央に設けられた透孔を介して上記係合孔を外方に臨ませる外筐体とを備え、上記外筐体の側面には、上記テープ状記録媒体を端部より外方側に引き出すための開口部が設けられているとともに、上記記録再生装置のハードディスク用記録再生手段と接続される上記ディスクドライブ及び外部機器間で情報信号の授受を行うためのインターフェースと上記ディスクドライブに電源を供給する電源供給端子とが設けられ、上記記録再生装置の記録媒体装着部に、外方から挿入されて装着される。
【0056】
そして、本発明に係る記録再生装置は、本発明に係る記録媒体が外方から挿入されて着脱可能に装着される記録媒体装着部と、上記記録媒体装着部に装着された記録媒体のインターフェースと電源供給端子とに接続され、上記ハードディスクドライブを制御し、上記ハードディスクに対する情報信号の記録及び再生を行うハードディスク用記録再生手段と、上記テープ状記録媒体を上記外筐体の開口部より引き出し、このテープ状記録媒体に対する情報信号の記録及び再生を行うテープ状記録媒体用記録再生手段とを備えている。
【0057】
本発明に係る記録再生装置及び記録再生方法において、ハードディスクには、テープ状記録媒体に記録された情報信号についての目録情報を記録することができ、また、テープ状記録媒体に対して記録再生される情報信号を一時的に記録しておくことができる。
【0058】
すなわち、本発明は、大容量の情報信号を記録しておくことができるテープ状記録媒体を用いていながら、ランダムアクセス性の向上が図られた記録媒体を提供し、また、このような記録媒体を用いて情報信号の記録再生を行う記録再生装置及び記録再生方法を提供することができるものである。
【0059】
また、本発明に係る記録再生装置及び記録再生方法において、テープ状記録媒体には、ハードディスクに記録された情報信号についてのバックアップ情報を記録することができる。
【0060】
すなわち、本発明は、ハードディスク等の他種類の記録媒体に記録された情報信号のバックアップ情報を蓄積しておく場合において、必要なバックアップ情報の所在の探索を容易化することができる記録媒体を提供し、また、このような記録媒体を用いて情報信号の記録再生を行う記録再生装置及び記録再生方法を提供することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る記録媒体の構成を示す縦断面図である。
【図2】上記記録媒体の構成を示す横断面図である。
【図3】上記記録媒体の構成を示す斜視図である。
【図4】上記記録媒体を本発明に係る記録再生装置に装着しようとしている状態を示す横断面図である。
【図5】上記記録媒体を上記記録再生装置に装着した状態を示す横断面図である。
【図6】上記記録媒体を上記記録再生装置に装着しテープ状記録媒体のローディングを行っている状態を示す横断面図である。
【図7】上記記録媒体を上記記録再生装置に装着した後テープ状記録媒体のローディングが完了した状態を示す横断面図である。
【図8】上記記録媒体及び上記記録再生装置の構成を示すブロック図である。
【図9】上記記録再生装置において、ハードディスクとテープ状記録媒体とを合算した記録容量として使用する状態を示すブロック図である。
【図10】上記記録再生装置において、ハードディスクとテープ状記録媒体とを合算した記録容量として使用する方法を示すフローチャートである。
【図11】上記記録再生装置において、ハードディスクに記録する情報信号と同じ情報信号をテープ状記録媒体にバックアップ情報として記録する状態を示すブロック図である。
【図12】上記記録再生装置をコンピュータ装置に接続した状態を示す斜視図である。
【図13】上記記録再生装置において、ハードディスクに記録する情報信号と同じ情報信号をテープ状記録媒体にバックアップ情報として記録する方法を示すフローチャートである。
【図14】上記記録再生装置において、テープ状記録媒体に記録する情報信号の目録情報をハードディスクに記録する状態を示すブロック図である。
【図15】従来のテープカートリッジ及び従来の記録再生装置の構成を示すブロック図である。
【図16】従来の記録再生装置をコンピュータ装置に接続した状態を示す斜視図である。
【図17】従来の記録再生装置において、外部の記録媒体に記録する情報信号と同じ情報信号をテープ状記録媒体にバックアップ情報として記録する方法を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 カートリッジ、2 テープリール、3 テープ状記録媒体、4 ディスクドライブ、11 インターフェイス、21 回転ヘッド装置、22巻取りリール、25システムコントローラ

Claims (7)

  1. テープ状記録媒体と、
    上記テープ状記録媒体が巻回されるハブと、このハブの両側に取り付けられた一対の支持板と、記録再生装置の係合軸が係合される係合孔とを有するテープリールと、
    ハードディスクが装着されたディスクドライブと、
    上記テープリール及び上記ディスクドライブを上下に重なるように収納し、底面中央に設けられた透孔を介して上記係合孔を外方に臨ませる外筐体とを備え、
    上記外筐体の側面には、上記テープ状記録媒体を端部より外方側に引き出すための開口部が設けられているとともに、上記記録再生装置のハードディスク用記録再生手段と接続される上記ディスクドライブ及び外部機器間で情報信号の授受を行うためのインターフェースと上記ディスクドライブに電源を供給する電源供給端子とが設けられ
    上記記録再生装置の記録媒体装着部に、外方から挿入されて装着される記録媒体。
  2. テープ状記録媒体と、上記テープ状記録媒体が巻回されるハブと、このハブの両側に取り付けられた一対の支持板と、記録再生装置の係合軸が係合される係合孔とを有するテープリールと、ハードディスクが装着されたディスクドライブと、上記テープリール及び上記ディスクドライブを上下に重なるように収納し、底面中央に設けられた透孔を介して上記係合孔を外方に臨ませる外筐体とを備え、上記外筐体の側面には、上記テープ状記録媒体を端部より外方側に引き出すための開口部が設けられているとともに、上記ディスクドライブ及び外部機器間で情報信号の授受を行うためのインターフェースと上記ディスクドライブに電源を供給する電源供給端子とが設けられ記録媒体が外方から挿入されて着脱可能に装着される記録媒体装着部と、
    上記記録媒体装着部に装着された記録媒体のインターフェースと電源供給端子とに接続され、上記ハードディスクドライブを制御し、上記ハードディスクに対する情報信号の記録及び再生を行うハードディスク用記録再生手段と、
    上記テープ状記録媒体を上記外筐体の開口部より引き出しこのテープ状記録媒体に対する情報信号の記録及び再生を行うテープ状記録媒体用記録再生手段とを備え、
    情報信号の記録を行うときには、上記ハードディスク用記録再生手段により、上記ハードディスクに対して情報信号を記録した後、この情報信号を上記ハードディスクより再生するとともに上記ハードディスクより消去して、上記テープ状記録媒体用記録再生手段により、上記テープ状記録媒体に記録してゆき、上記テープ状記録媒体の記録容量が尽きたときには、上記ハードディスクに対する情報信号の記録のみを行うことにより、上記テープ状記録媒体の記録容量及び上記ハードディスクの記録容量の和に相当する容量の情報信号の記録を行い、
    上記テープ状記録媒体に記録された情報信号の再生を行うときには、上記テープ状記録媒体用記録再生手段により、上記テープ状記録媒体より上記情報信号を再生して、上記ハードディスク用記録再生手段により、この情報信号を上記ハードディスクに記録してから、このハードディスクから再生す記録再生装置。
  3. テープ状記録媒体と、上記テープ状記録媒体が巻回されるハブと、このハブの両側に取り付けられた一対の支持板と、記録再生装置の係合軸が係合される係合孔とを有するテープリールと、ハードディスクが装着されたディスクドライブと、上記テープリール及び上記ディスクドライブを上下に重なるように収納し、底面中央に設けられた透孔を介して上記係合孔を外方に臨ませる外筐体とを備え、上記外筐体の側面には、上記テープ状記録媒体を端部より外方側に引き出すための開口部が設けられているとともに、上記ディスクドライブ及び外部機器間で情報信号の授受を行うためのインターフェースと上記ディスクドライブに電源を供給する電源供給端子とが設けられ記録媒体が外方から挿入されて着脱可能に装着される記録媒体装着部と、
    上記記録媒体装着部に装着された記録媒体のインターフェースと電源供給端子とに接続され、上記ハードディスクドライブを制御し、上記ハードディスクに対する情報信号の記録及び再生を行うハードディスク用記録再生手段と、
    上記テープ状記録媒体を上記外筐体の開口部より引き出しこのテープ状記録媒体に対する情報信号の記録及び再生を行うテープ状記録媒体用記録再生手段とを備え、
    情報信号の記録を行うときには、上記ハードディスク用記録再生手段により、上記ハードディスクに対して情報信号を記録するとともに、同一の情報信号を、上記テープ状記録媒体用記録再生手段により、上記テープ状記録媒体に記録して、上記ハードディスクに記録された情報信号のバックアップ情報とし、
    上記情報信号の再生を行うときには、上記ハードディスク用記録再生手段により、上記ハードディスクから再生す記録再生装置。
  4. テープ状記録媒体と、上記テープ状記録媒体が巻回されるハブと、このハブの両側に取り付けられた一対の支持板と、記録再生装置の係合軸が係合される係合孔とを有するテープリールと、ハードディスクが装着されたディスクドライブと、上記テープリール及び上記ディスクドライブを上下に重なるように収納し、底面中央に設けられた透孔を介して上記係合孔を外方に臨ませる外筐体とを備え、上記外筐体の側面には、上記テープ状記録媒体を端部より外方側に引き出すための開口部が設けられているとともに、上記ディスクドライブ及び外部機器間で情報信号の授受を行うためのインターフェースと上記ディスクドライブに電源を供給する電源供給端子とが設けられ記録媒体が外方から挿入されて着脱可能に装着される記録媒体装着部と、
    上記記録媒体装着部に装着された記録媒体のインターフェースと電源供給端子とに接続され、上記ハードディスクドライブを制御し、上記ハードディスクに対する情報信号の記録及び再生を行うハードディスク用記録再生手段と、
    上記テープ状記録媒体を上記外筐体の開口部より引き出しこのテープ状記録媒体に対する情報信号の記録及び再生を行うテープ状記録媒体用記録再生手段とを備え、
    情報信号の記録を行うときには、上記テープ状記録媒体用記録再生手段により、上記テープ状記録媒体に上記情報信号を記録し、上記ハードディスク用記録再生手段により、上記テープ状記録媒体に記録した情報信号に関する目録情報を上記ハードディスクに記録しておき、
    上記テープ状記録媒体に記録された情報信号の再生を行うときには、上記ハードディスク用記録再生手段により、上記ハードディスクから目録情報を再生し、この目録情報に基づいて、上記テープ状記録媒体用記録再生手段により、上記テープ状記録媒体より情報信号を再生す記録再生装置。
  5. テープ状記録媒体と、上記テープ状記録媒体が巻回されるハブと、このハブの両側に取り付けられた一対の支持板と、記録再生装置の係合軸が係合される係合孔とを有するテープリールと、ハードディスクが装着されたディスクドライブと、上記テープリール及び上記ディスクドライブを上下に重なるように収納し、底面中央に設けられた透孔を介して上記係合孔を外方に臨ませる外筐体とを備え、上記外筐体の側面には、上記テープ状記録媒体を端部より外方側に引き出すための開口部が設けられているとともに、上記ディスクドライブ及び外部機器間で情報信号の授受を行うためのインターフェースと上記ディスクドライブに電源を供給する電源供給端子とが設けられ記録媒体を、記録媒体装着部に外方から挿入して装着し、
    上記記録媒体装着部に装着された記録媒体のインターフェースと電源供給端子とに、上記ハードディスクドライブを制御し、上記ハードディスクに対する情報信号の記録及び再生を行うハードディスク用記録再生手段を接続し、
    情報信号の記録を行うときには、上記ハードディスク用記録再生手段により、上記ハードディスクに対して情報信号を記録した後、この情報信号を上記ハードディスクより再生するとともに上記ハードディスクより消去して、上記テープ状記録媒体用記録再生手段により、上記外筐体の開口部より引き出されたテープ状記録媒体に記録してゆき、上記テープ状記録媒体の記録容量が尽きたときには、上記ハードディスクに対する情報信号の記録のみを行うことにより、上記テープ状記録媒体の記録容量及び上記ハードディスクの記録容量の和に相当する容量の情報信号の記録を行い、
    上記テープ状記録媒体に記録された情報信号の再生を行うときには、上記テープ状記録媒体用記録再生手段により、上記テープ状記録媒体より情報信号を再生して、その情報信号を、上記ハードディスク用記録再生手段により上記ハードディスクに記録してから、このハードディスクから再生す記録再生方法。
  6. テープ状記録媒体と、上記テープ状記録媒体が巻回されるハブと、このハブの両側に取り付けられた一対の支持板と、記録再生装置の係合軸が係合される係合孔とを有するテープリールと、ハードディスクが装着されたディスクドライブと、上記テープリール及び上記ディスクドライブを上下に重なるように収納し、底面中央に設けられた透孔を介して上記係合孔を外方に臨ませる外筐体とを備え、上記外筐体の側面には、上記テープ状記録媒体を端部より外方側に引き出すための開口部が設けられているとともに、上記ディスクドライブ及び外部機器間で情報信号の授受を行うためのインターフェースと上記ディスクドライブに電源を供給する電源供給端子とが設けられ記録媒体を、記録媒体装着部に外方から挿入して装着し、
    上記記録媒体装着部に装着された記録媒体のインターフェースと電源供給端子とに、上記ハードディスクドライブを制御し、上記ハードディスクに対する情報信号の記録及び再生を行うハードディスク用記録再生手段を接続し、
    情報信号の記録を行うときには、上記ハードディスク用記録再生手段により、上記ハードディスクに対して情報信号を記録するとともに、同一の情報信号を、上記テープ状記録媒体用記録再生手段により、上記外筐体の開口部より引き出されたテープ状記録媒体に記録して、上記ハードディスクに記録された情報信号のバックアップ情報とし、
    上記情報信号の再生を行うときには、上記ハードディスク用記録再生手段により、上記ハードディスクから再生す記録再生方法。
  7. テープ状記録媒体と、上記テープ状記録媒体が巻回されるハブと、このハブの両側に取り付けられた一対の支持板と、記録再生装置の係合軸が係合される係合孔とを有するテープリールと、ハードディスクが装着されたディスクドライブと、上記テープリール及び上記ディスクドライブを上下に重なるように収納し、底面中央に設けられた透孔を介して上記係合孔を外方に臨ませる外筐体とを備え、上記外筐体の側面には、上記テープ状記録媒体を端部より外方側に引き出すための開口部が設けられているとともに、上記ディスクドライブ及び外部機器間で情報信号の授受を行うためのインターフェースと上記ディスクドライブに電源を供給する電源供給端子とが設けられ記録媒体を、記録媒体装着部に外方から挿入して装着し、
    上記記録媒体装着部に装着された記録媒体のインターフェースと電源供給端子とに、上記ハードディスクドライブを制御し、上記ハードディスクに対する情報信号の記録及び再生を行うハードディスク用記録再生手段を接続し、
    情報信号の記録を行うときには、上記テープ状記録媒体用記録再生手段により、上記外筐体の開口部より引き出されたテープ状記録媒体に情報信号を記録し、上記テープ状記録媒体に記録した情報信号に関する目録情報を、上記ハードディスク用記録再生手段により、上記ハードディスクに記録しておき、
    上記テープ状記録媒体に記録された情報信号の再生を行うときには、上記ハードディスク用記録再生手段により、上記ハードディスクから目録情報を再生し、この目録情報に基づいて、上記テープ状記録媒体用記録再生手段により、上記外筐体より引き出されたテープ状記録媒体より情報信号を再生す記録再生方法。
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