JPH10112164A - 磁気テープ記録再生装置 - Google Patents

磁気テープ記録再生装置

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JPH10112164A
JPH10112164A JP26475096A JP26475096A JPH10112164A JP H10112164 A JPH10112164 A JP H10112164A JP 26475096 A JP26475096 A JP 26475096A JP 26475096 A JP26475096 A JP 26475096A JP H10112164 A JPH10112164 A JP H10112164A
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magnetic tape
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partition
recording
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JP26475096A
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English (en)
Inventor
Wataru Sakurai
亘 櫻井
Atsuo Suga
厚夫 菅
Shigemitsu Higuchi
重光 樋口
Koji Muto
幸治 武藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 テープ上に記録されたデータに高速にアクセ
スし、且つデータの信頼性を管理すること。 【解決手段】 磁気テープ上にパーティションP1,P
2とシステム領域S1,S2とを生成し、前記システム
領域には、ロード動作とアンロード動作を行うためのロ
ード/アンロード領域と所定の長さをもつ履歴情報領域
とを含み、最後にユーザデータの書込みおよび/または
読み出しを行ったパーティションの終端に隣接した前記
システム領域のロード/アンロード領域において前記ア
ンロード動作を行い、前記履歴情報には、全パーティシ
ョンの磁気テープ上に占める位置と大きさを特定する情
報と、全システム領域の磁気テープ上に占める位置を特
定する情報と、全履歴情報領域のうちどの領域の履歴情
報が最後に書込みまたは更新されたかを特定する情報を
含むものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は回転ヘッドと磁気テ
ープによりディジタル信号の記録再生を行う装置におい
てテープ上に記録されたデータに高速にアクセスし、且
つデータの信頼性を管理する記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータの外部記憶装置の1つに、
磁気テープを媒体とする磁気テープ記録再生装置(以
後、MT装置と記す)がある。MT装置は、ランダムア
クセスができない欠点を持つが、大容量の媒体を比較的
小型かつ安価に製造可能であるため、磁気ディスク装置
のバックアップを目的としてよく用いられている。この
とき、1回のバックアップでテープ上に記録されるデー
タの量がテープ1巻の容量よりずっと少ない場合があ
る。
【0003】このような場合にもテープの容量を有効に
利用するために、テープを複数の領域に分割して各領域
毎に記録再生を行う方式が用いられる。この領域は一般
にパーティションと呼ばれ、1つのパーティションの内
側での記録再生が他のパーティションに記録されている
データに影響を与えることなく行えるため、各パーティ
ションは論理的には独立した1巻のテープと見なせる。
【0004】このようにパーティションに分割されたテ
ープにおいて各パーティションに効率的にアクセスする
ためには、例えば各パーティションの開始位置の情報な
どのテープ管理情報が、テープ上またはテープを収容す
るカートリッジ上のどこかに記録されていることが望ま
しい。
【0005】また、MT装置の一種にヘリカル記録方式
を採用したヘリカルMT装置がある。これは、回転ドラ
ムに取り付けられたヘッドを用いてテープ上のデータの
記録再生を行うもので、テープ上にはテープ長手方向に
対して斜めの方向にトラックが形成される。ヘリカル記
録方式は高密度記録に向くため、特に小型のMT装置で
採用される例が多い。
【0006】このヘリカルMT装置では、通常、テープ
はテープカートリッジに収納されており、装置にカート
リッジを装填した際にはテープをカートリッジから引き
出して回転ドラムに巻き付ける動作(ロード動作)が行
われる必要がある。また、カートリッジを装置から取り
出す際には回転ドラムに巻き付けられたテープをカート
リッジに収納する動作(アンロード動作)が行われる必
要がある。このロード/アンロード動作(以後L/UL
動作と記す)の際には、通常のテープ走行時と比較して
強い機械的ストレスがテープに加わるため、テープが傷
みやすい。
【0007】データの信頼性が重視されるコンピュータ
用ヘリカルMT装置では、ユーザデータが記録されてい
る部分でこのL/UL動作を行うことを避け、テープ上
に、L/UL動作を行うための専用の領域を設けること
が一般的である。このL/UL専用領域は、テープ1巻
につき1箇所のみ、テープの先頭部分に設けることが最
も一般的であるが、その場合、テープの最後尾付近のデ
ータにアクセスする時の位置付けに時間がかかる。これ
を防ぐため、L/UL専用領域を1巻のテープ上に複数
設ける方式がある。
【0008】米国特許第5,355,259号 VOL
UME FORMAT TABLEFOR DATA
RECORDING SYSTEMに記載されているヘ
リカルMT記録方式は、以上に示した、1巻のテープを
複数のパーティションに分割することと、1巻のテープ
上に複数のL/UL専用領域を設けることを実現するも
のである。上記テープ管理情報は、テープ上に記録され
るが、ロード動作の直後に読み出す必要があるため、こ
の方式では各L/UL専用領域に隣接して記録される。
従って、テープ管理情報は1巻のテープ上の複数の領域
に記録されることになる。この方式により、テープ容量
の有効利用と、テープ上のデータへのアクセスに要する
時間の短縮が図れる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記従来方式のテープ
管理情報を必要に応じて書き換えれば、さらにその有効
性が増す。その理由は、第1に、パーティションの位置
情報が書き換え可能であることにより、パーティション
の追加に対応でき、ユーザによる使用の自由度が向上す
るためである。第2に、上記テープ管理情報に、そのテ
ープへ書き込まれたデータや読み出されたデータの量や
検出された誤りの数などの、テープの過去の使用状況を
表す情報が含まれれば、それらの情報を使用の都度最新
の情報に書き換えることによりデータの信頼性の管理が
容易になるためである。上記のようなテープの過去の使
用状況を表す情報を含み、書き換え可能であるテープ管
理情報は履歴情報とも呼ばれる。
【0010】以上のように、上記の従来方式においてテ
ープ管理情報の更新を許容すれば、テープのデータ信頼
性と使用の自由度が向上する。しかしながら、上記の従
来方式ではテープ上の複数の領域にテープ管理情報が記
録されている可能性があるため、これらを全て更新する
ためには相当の時間を要し、上記の従来方式の利点の1
つであったアクセス時間短縮効果が相殺される。また、
どれか1箇所のテープ管理情報のみを更新する場合、更
新されなかったテープ管理情報は誤った情報を含む可能
性があるため、装置がこれらを読み込んだ場合には誤っ
た動作をする可能性がある。
【0011】本発明の目的は、上記従来方式の利点であ
る、テープ容量の有効利用とアクセス時間の低減効果を
損なわずに、さらにテープの使用の自由度とデータの信
頼性を向上させた磁気テープ記録再生装置を提供するこ
とである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明における磁気テー
プ記録再生装置は、テープ上を複数のパーティションに
分割する機能を持つ。テープ上の各パーティション間の
境界部分にL/UL専用領域を設ける機能を持つ。テー
プ上またはテープ容器上に履歴情報を記録可能とする。
【0013】テープ上に履歴情報を記録可能とする場合
は、上記の各L/UL専用領域に隣接して履歴情報領域
を設け、その領域に履歴情報を記録する。
【0014】本発明によれば、装置は、1つのL/UL
専用領域においてアンロードを行う直前に、そのL/U
L専用領域に隣接した履歴情報領域の履歴情報を更新し
て最後に記録された履歴情報とする。装置は、1つのL
/UL専用領域でロードを行った直後にそのL/UL専
用領域に隣接した履歴情報領域における前記最後に記録
された履歴情報を読み込む。
【0015】テープ容器上に履歴情報を記録可能とする
場合は、テープ容器は例えば不揮発性の半導体メモリを
有し、装置はそのメモリに最後に記録された履歴情報を
書込み、およびそのメモリからその履歴情報を読み出す
機能を有する。履歴情報には、少なくとも、その履歴情
報領域のそのテープ上における位置を表す情報と、その
テープ上の全パーティションの位置を表す情報とが含ま
れる。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施形態を図を用
いて説明する。図1は本発明を実現する磁気テープ記録
再生装置の構成例を示した図である。1は磁気テープ記
録再生装置、2はドラム、WR0とWR1は記録ヘッ
ド、RD0とRD1は再生ヘッド、RTはロータリート
ランス、22,23は記録アンプ、20,21は記録信
号、32,33は再生アンプ、30,31は再生信号、
3は磁気テープ、4はテープガイド、5はキャプスタ
ン、6はピンチローラ、7はドラムモータ、8はキャプ
スタンモータ、9はサーボコントローラ、10は信号処
理手段、11はシステムコントローラ、12は上位装置
である。
【0017】磁気テープ3はテープガイド4によってド
ラムにほぼ180度巻き付けられる。記録ヘッドWR
0,WR1と再生ヘッドRD0,RD1はドラム2の側
面に配置される。記録ヘッドWR0,WR1と再生ヘッ
ドRD0,RD1はドラム2の回転により磁気テープ3
の上を走査する。
【0018】図2は磁気テープ3の記録パターンの概略
を示した図である。T0とT1はトラックであり、図2
に示すようにテープ上に斜めに配置される。図2の例は
ガードバンドレス、アジマス記録方式である。トラック
T0とトラックT1はアジマス角が異なり、テープ長手
方向に交互に配置される。
【0019】トラックT0は記録ヘッドWR0により記
録され、再生ヘッドR0により再生される。トラックT
1は記録ヘッドWR1により記録され、再生ヘッドR1
により再生される。記録時に信号処理手段により生成さ
れた記録信号20と21はそれぞれ記録アンプ22,2
3により増幅され、ロータリートランスRTを通して記
録ヘッドW0,W1に供給され、トラックT0,T1と
して磁気テープ3上に記録される。再生時に信号処理手
段に入力される再生信号30,31は、それぞれトラッ
クT0,T1上を再生ヘッドR0,R1が走査して読み
出した信号がロータリートランスRTを通過し、再生ア
ンプ32,33により増幅されたものである。
【0020】ドラム2と磁気テープ3の動作はサーボコ
ントローラ9により制御される。サーボコントローラ9
は、主にマイコンとインタフェース回路やA/D変換器
などのマイコン周辺回路により構成される。ドラム1は
サーボコントローラ9がドラムモータ7を駆動すること
によって回転方向Xの方向に回転する。
【0021】サーボコントローラ9はドラムが一定の回
転数で回転するようにドラムモータを制御する。磁気テ
ープ3はキャプスタン5とピンチローラ6の間に挟まれ
た状態で、サーボコントローラ9がキャプスタンモータ
8を駆動することにより走行する。記録時や通常の再生
時には磁気テープ3はテープ走行方向Yの方向に走行
し、記録ヘッドW0と再生ヘッドR0がトラックT0上
を、記録ヘッドW1と再生ヘッドR1がトラックT1上
をそれぞれ走査するようにサーボコントローラ9により
制御される。
【0022】システムコントローラ11は、サーボコン
トローラ9への命令や信号処理手段の制御など、装置全
体の制御を行う。
【0023】図3は、本実施形態の装置で記録された磁
気テープの全体のレイアウトを示す図である。通常の記
録再生時には磁気テープ3はYの方向に走行する。ユー
ザデータを含めて、テープ上に記録される全ての情報は
テープの物理開始位置PBOTと物理終了位置PEOT
の間の領域に記録される。図3において、P1,P2,
…,PNはそれぞれパーティションである。
【0024】パーティションとは、その内部にユーザデ
ータを記録することができ、さらに、あるパーティショ
ン内へのデータの記録、再生、消去、上書きおよび初期
化を、他のパーティションに既に記録されているデータ
を変更することなく行えることを特徴とする、テープ長
手方向にある範囲をもって定義された領域である。各パ
ーティションは、図4に示すように、データ領域、EO
D領域、Post−EOD領域で構成される。
【0025】データ領域は、図2に示したトラックの集
合であり、ユーザデータを記録可能である。EOD領域
は図2に示したトラックの集合であるが、ユーザデータ
を記録できない。EOD領域はデータ領域の終点を示す
ために用いられる。Post−EOD領域は、図2に示
したトラックの集合であっても、未記録領域であって
も、またはその両方を含んでもよい。Post−EOD
領域にはいかなる情報が記録されていてもそれらは全て
装置に無視される。
【0026】図3において、S0、S1、S2、…、S
Nはそれぞれシステム領域である。各システム領域は、
図5に示すようにロード/アンロード(以後、L/UL
と記す)領域と、履歴情報領域Hで構成される。L/U
L領域は、テープを装置に装填した際にテープをドラム
に巻き付ける動作(以後、ロード動作と記す)およびテ
ープを装置から取り出す際にテープをドラムから離す動
作(以後、アンロード動作と記す)を行うための領域で
あり、ユーザデータは記録されない。履歴情報領域に
は、ユーザデータは記録されない。
【0027】履歴情報領域は、図6に示すように、リフ
ァレンス領域、ガードバンドA、システムログプリアン
ブル、システムログ、システムログポストアンブル、ガ
ードバンドB、データ領域プリアンブルから構成され
る。各領域は図2に示したトラックの集合である。これ
らのうち、システムログ領域に記録されるデータには、
履歴情報が含まれる。
【0028】本実施形態においては、履歴情報には、そ
のシステム領域のテープ上での物理位置を表す情報PC
Sと、その履歴情報が書き込まれた時点での、テープ上
の全パーティションの始端の位置を表す情報PPTと、
それぞれのパーティションの大きさを表す情報SPT
と、テープ上の全システム領域の始端の位置を表す情報
PSAと、そのテープの使用を開始してからその履歴情
報が書き込まれた時点までに行ったロード動作の累積回
数TLAと、そのシステム領域の終点を始点とするパー
ティションの大きさSNPと、7回前の使用から今回の
使用迄の各使用において各パーティションに書き込まれ
たデータ量を表す情報DWR7からDWR0(DWR7
が7回前のもの、DWR0が今回のもの)と、7回前の
使用から今回の使用迄の各使用において各パーティショ
ンから読み出されたデータ量を表す情報DRD7からD
RD0と、7回前の使用から今回の使用迄の各使用にお
いて各パーティションへのデータの書き込み動作中に発
生したエラー数を表す情報DWE7からDWE0と、7
回前の使用から今回の使用迄の各使用において各パーテ
ィションからのデータの読み出し動作中に発生したエラ
ー数を表す情報DRE7からDRE0と、各パーティシ
ョンにおけるEOD領域の位置を表す情報PEODと、
そのテープを初期化した装置を特定する情報DIDI
と、7回前の使用から今回の使用迄の各使用を行った装
置を特定する情報DID7からDID0と、各パーティ
ションに記録されているデータのディレクトリを表す情
報DIFを含む。
【0029】ここで、7回目の使用とは、その履歴情報
を書き込んだ時点で最後に行ったロード動作を今回のロ
ード動作とし、その1回前に行ったロード動作を1回前
のロード動作とし、この規則に従って7回前のロード動
作を行ってからそれに続くアンロードを行うまでの使用
を言う。今回の使用とは、今回のロード動作を行ってか
らその履歴情報を書き込むまでの使用を言う。
【0030】装置を特定する情報とは、装置のメーカ名
と、装置のモデル番号と、装置のシリアル番号である。
前記そのシステム領域の終点を始点として開始するパー
ティションの大きさは、そのシステム領域がそのテープ
上の最後のシステム領域であってその後側にパーティシ
ョンが存在しない場合は“0”とする。システムログ領
域は、書き換える必要が生じた場合は、古いシステムロ
グ領域に上書きされる。その際にはシステムログ領域の
前後のシステムログプリアンブルとシステムログポスト
アンブルも同時に上書きされる。
【0031】システムログプリアンブルとシステムログ
ポストアンブルは、システムログの存在位置を示すとと
もに、システムログを上書きする位置が古いシステムロ
グから若干ずれても古いシステムログの内容が残らない
ようにする役割を持つ。ガードバンドAおよびBは、シ
ステムログを上書きする際に上書きされる位置がずれて
もその前後のリファレンス領域とデータ領域プリアンブ
ルに影響を与えないためのマージンである。従ってシス
テムログの上書きによって長さが変わり得るが、ガード
バンドAとBの合計は一定である。
【0032】リファレンス領域はシステム領域の開始位
置を示す役割を持つ。データ領域プリアンブルはシステ
ム領域の終了位置とパーティションの開始位置を示す役
割を持つ。
【0033】上記履歴情報の内容のうち、書込み時に発
生したエラー数を書き込まれたデータ量で割ると書込み
エラー率が、読み出し時に発生したエラー数を読み出さ
れたデータ量で割ると読み出しエラー率が求まる。過去
数回分の使用におけるこれらのエラー率を比較すること
によって磁気テープの傷みの程度および傷みの進行が分
かる。これらのエラー率はパーティション毎に計算でき
るため、例えば、エラー率がユーザが定めた一定の基準
を超えたパーティションは使用しない等の対策を行うこ
とでデータの信頼性を容易に管理できる。
【0034】また、各パーティションのEOD位置PE
ODから、そのパーティションのユーザデータが記録さ
れている範囲を知ることができる。また、初期化時およ
び過去数回分の使用を行った装置を特定する情報から
は、装置が原因で書込みのトラブルが発生した場合、そ
の原因となった装置を特定できる。
【0035】図3においてRは、そのテープ上の最後の
システム領域SNとPEOTに挟まれた領域であり、こ
の領域に新たにパーティションおよびシステム領域を生
成することが可能である。
【0036】図3、図4、図5、図6に示した各領域に
おいて、PBOTに近い側の隣接する領域との境界をそ
の領域の始端、PEOTに近い側の隣接する領域との境
界をその領域の終端とする。
【0037】次に、本発明を実施した場合のシステムコ
ントローラ11の動作の一例を図を用いて説明する。な
お、以下の説明においては、上位装置12とテープ装置
1の間の命令および通報の授受、および、テープ3上へ
のデータの記録およびテープ3上のデータの再生は、シ
ステムコントローラ11が信号処理手段10を制御する
ことによって行われる。また、テープ3の走行の制御
は、通常の記録/再生、サーチ、およびテープ3上の特
定の位置への移動等、全てがシステムコントローラ11
がサーボコントローラ9を制御することによって行われ
る。
【0038】まず、テープ3をロードした際のシステム
コントローラ11の動作の一例を図7を用いて説明す
る。最初に、ステップ101で、テープ3をドラム1に
巻き付ける。次にステップ102で、そのL/UL領域
を含むシステム領域に含まれる履歴情報領域に記録され
た履歴情報を読み込む。
【0039】ステップ103で、履歴情報が正常に読み
込めた場合はステップ104で上位装置にその履歴情報
の内容を転送し、ステップ105で動作を終了する。ス
テップ106からステップ115はステップ103で履
歴情報が正常に読み込めなかった場合のために用意され
ている。ここで、履歴情報が正常に読み込めなかった場
合とは、履歴情報のデータの品質が装置の要求を満たさ
なかった場合または履歴情報を発見できなかった場合を
指す。ステップ106でテープ全長にわたって履歴情報
をサーチするか判定する。
【0040】この判定は上位装置によってなされても、
ユーザによってなされても、または他の方法でなされて
もよい。ステップ106でサーチを行わないと判定され
た場合は、ステップ107でテープ3のPBOTに移動
して、ステップ108で動作を終了する。ステップ10
6でサーチを行うと判定された場合は、ステップ109
でサーチを行う。このステップ9におけるサーチの動作
の一例は、後で説明する。
【0041】サーチ終了後、ステップ110でそのサー
チによって履歴情報が検出されたかどうか判定する。履
歴情報が1つも検出されなかった場合は、ステップ11
1でこのテープが未記録または他のフォーマットで記録
されていることを上位装置に通報し、ステップ113で
動作を終了する。
【0042】ステップ110で履歴情報が1つ以上検出
された場合は、ステップ114でそれらの履歴情報のう
ち最後に記録された履歴情報の内容を上位装置に転送す
る。どの履歴情報が最後に記録されたかの判定は、各履
歴情報に含まれる累積ロード回数の比較によってなされ
る。最大の累積ロード回数を持つ履歴情報が最後に記録
されたと判定される。ステップ115で動作を終了す
る。
【0043】次に、ステップ109で行う、磁気テープ
3の全長にわたる履歴情報のサーチの動作の例を図8を
用いて説明する。ステップ201でサーチを開始する。
ステップ202でテープのPBOTに隣接するシステム
領域S0に移動する。ステップ203で、そのシステム
領域に含まれる履歴情報領域に記録された履歴情報を読
み込む。ここで履歴情報が読み込めた場合は、ステップ
204で、その履歴情報に含まれているその次のパーテ
ィションの大きさが0かどうか判定する(履歴情報には
次のパーティションの大きさも指定されている)。
【0044】もし、それが0であった場合は(0である
とはその後側にパーティションが存在しない場合)ステ
ップ205で動作を終了する。ステップ204で次のパ
ーティションの大きさが0でなかった場合は、その大き
さの情報を用いてステップ206で次のパーティション
の終端に隣接するシステム領域に移動し、ステップ20
3に戻る。ステップ203で履歴情報が読み込めなかっ
た場合は、ステップ207でテープ上のその位置から後
側へ履歴情報のサーチを開始する。このサーチは、履歴
情報を検出するか、PEOTを検出するまで続けられ
る。
【0045】ステップ208で履歴情報を検出した場合
は、その履歴情報を読み込んでステップ204へ移る。
ステップ209でPEOTを検出した場合はステップ2
10で動作を終了する。
【0046】次に、図3のRで示した領域に新たにパー
ティションを追加生成する際の動作の例を図9を用いて
説明する。ただし、このパーティションの追加生成はそ
のテープが書込み禁止でない場合に限り実行可能であ
る。ステップ301で動作を開始する。ステップ302
でその時点でのテープ上での最後尾のパーティションP
Nの終端に隣接するシステム領域SNに移動する。ある
システム領域がそのテープ上の最後尾のパーティション
の終端に隣接するものかどうかは、そのシステム領域内
の履歴情報に含まれる、そのシステム領域の終端に隣接
するパーティションの大きさを表す情報を利用すること
により判別される。
【0047】即ち、その情報が、そのシステム領域の終
端に隣接するパーティションの大きさが0であることを
表していればそのシステム領域は最後尾のパーティショ
ンの終端に隣接する。ステップ303で、これから生成
すべきパーティションPN+1の大きさとその後側に隣
接して生成されるべきシステム領域SN+1の大きさの
合計がその時点での領域Rの長さより短いかどうかを判
定する。もし短くなかった場合は、ステップ304で上
位装置にパーティションPN+1の生成ができないこと
を通報し、ステップ305で動作を終了する。
【0048】ステップ303で、パーティションPN+
1の大きさとシステム領域SN+1の長さの合計がその
時点での領域Rの長さより短かった場合は、ステップ3
06で、システム領域SN内の履歴情報に含まれる次の
パーティションPN+1の大きさ(その時点では0にな
っている)をこれから生成すべきパーティションPN+
1の大きさに書き換える。この書き換えは図6の説明で
記述したように行われる。ステップ307でパーティシ
ョンPN+1に記録すべきユーザデータがある場合はス
テップ308でシステム領域SNの終端からユーザデー
タの書込みを開始する。
【0049】ステップ309では、ステップ307で記
録すべきユーザデータがなかった場合はシステム領域S
Nの終端から、ステップ307で記録すべきユーザデー
タがあった場合は308で書き込んだユーザデータの終
端から、EOD領域を書き込む。ステップ310ではパ
ーティションPN+1の生成されるべき大きさを満足さ
せるパーティションPN+1の終端へ移動する。その位
置からステップ311でシステム領域SN+1を書き込
む。このステップ311におけるシステム領域SN+1
の書込みは、その中に含まれるべきL/UL領域の確保
と、履歴情報の書込みである。この履歴情報において累
積ロード回数と次のパーティションの大きさは0が記録
される。ステップ312で動作を終了する。
【0050】次に、アンロードの直前に行われるべきア
ンロード準備動作の例を図10を用いて説明する。ステ
ップ401でアンロード準備動作が開始される。ステッ
プ402でその時点で位置しているパーティションPn
の終端に隣接するシステム領域Snへ移動する。ステッ
プ403でそのテープが書込み禁止かどうかを判定す
る。この判定は、テープカートリッジに設けられた識別
孔の有無を検出することでなされても、上位装置からの
命令によりなされてもまたは別の方法でなされてもよ
い。
【0051】ステップ403でこのテープが書込み禁止
でないと判定された場合はステップ404でシステム領
域Snの中の履歴情報を書き換えて最後に記録された履
歴情報とし、ステップ406でシステム領域Sn内のL
/UL領域へ移動する。ステップ403でこのテープが
書込み禁止であると判定された場合は、ステップ405
で、最後にロードを行ったL/UL領域へ移動する。ス
テップ407で、ステップ405またはステップ406
で移動したL/UL領域でアンロードを行い、動作を終
了する。
【0052】次に、本実施形態の磁気テープ装置を、例
えばハードディスク装置のような、他のデータ記録装置
のデータのバックアップに用いた場合の典型的な使用の
手順を説明する。このようなバックアップを目的とした
場合、磁気テープ装置はテープに書き込まれているデー
タを読み出すことは少なく、データの書込みを繰り返す
ことが多い。以下の典型的な使用の手順の説明はそのよ
うなデータの書込みを繰り返す使用の手順の説明であ
る。
【0053】はじめに、図11に示すようなPBOTか
らPEOTまでが未使用領域Rであるテープ3をロード
する。続いて、図12に示すように、PBOTに隣接し
てシステム領域S0を生成し、パーティションP1を生
成すると同時にユーザデータを書込み、パーティション
P1の終端に隣接してシステム領域S1を生成し、シス
テム領域S1の中の履歴情報領域に履歴情報を書込み、
システム領域S1の中のL/UL領域においてアンロー
ドを行う。次回の使用では、図13に示すように、シス
テム領域S1でロード動作を行い、パーティションP2
を生成すると同時にユーザデータを書込み、パーティシ
ョンP2の終端に隣接してシステム領域S2を生成し、
システム領域S2の中の履歴情報領域に履歴情報を書込
み、システム領域S2の中のL/UL領域においてアン
ロードを行う。
【0054】以上の手順のうち、ロード動作は図7を用
いて説明したように行われ、パーティションの作成とそ
の中へのユーザデータの書込みは図9を用いて説明した
ように行われ、履歴情報の書込みとアンロード動作は図
10を用いて説明したように行われる。以後の使用にお
いても以上と同様の動作が繰り返される。以上の手順に
おいては、磁気テープ上のデータへのアクセスに要する
時間、即ち、ロード動作を行ってからユーザデータの書
込みを開始するまでの時間と、ユーザデータの書込みが
終了してからアンロード動作を行うまでの時間を最小限
に抑えることができる。
【0055】本実施形態においては、履歴情報に累積ロ
ード回数が含まれ、図7のステップ114において複数
の履歴情報のうちどの履歴情報が最後に記録されたかを
判定するためにその累積ロード回数が用いられたが、履
歴情報にその履歴情報が記録された年月日および時刻を
表す情報が含まれ、図7のステップ114において複数
の履歴情報のうちその年月日および時刻が最も新しいも
のが最後に記録された履歴情報であると判定してもよ
く、履歴情報にそのテープ上の全履歴情報の書込み(更
新を含む)の回数の合計を表す情報が含まれ、図7のス
テップ114において複数の履歴情報のうちその回数が
最も多いものが最後に記録された履歴情報であると判定
してもよい。
【0056】本実施形態によれば、最後にユーザデータ
の書込みまたは読み出しを行ったパーティションの終端
に隣接するシステム領域でロード/アンロード動作が可
能であるため、データの書込みまたは読み出しを伴わな
い磁気テープの走行時間を短縮できる。また、履歴情報
によりデータの信頼性の管理が容易である。また、履歴
情報の読み出しおよび書込みの動作の順序を規定するこ
とと、履歴情報に含まれる、どの履歴情報が最後に記録
されたかを判定するための情報を利用することにより、
更新されなかった履歴情報を誤って読み出すことがな
い。
【0057】次に、本発明の第2の実施形態を説明す
る。まず、本実施形態の構成を図14と図15を用いて
説明する。磁気テープ3はテープ容器51に収容されて
いる。テープ容器51が磁気テープ装置15に装填され
た状態では、磁気テープ装置15は磁気テープ3の一部
をテープ容器51の開口部から引き出してドラム2に巻
き付けることが可能であり、磁気テープ3をドラム2に
巻き付けた状態で方向Yに走行させることが可能であ
る。
【0058】図14および図15において、テープ容器
51に設けられたデータ記憶手段14は、電気的にデー
タの消去および書込みが可能な読み出し専用メモリ(E
EPROM)のような不揮発性の半導体メモリである。
接点13は、磁気テープ装置15とデータ記憶手段14
を電気的に接続する接点である。テープ容器51が磁気
テープ装置15に装填された状態では磁気テープ装置1
5とデータ記憶手段14は接点13を介して電気的に接
続されており、装置15はデータ記憶手段14にデータ
を書き込むこととデータ記憶手段14からデータを読み
出すことができる。図14についての説明は、以上に記
述したもの以外は本発明第1の実施形態と同様である。
【0059】本実施形態の磁気テープ装置15は、本発
明第1の実施形態と同様に、図2に示すようなトラック
を磁気テープ3上に記録する。
【0060】図3は、本実施形態の磁気テープ装置15
で記録された磁気テープの全体のレイアウトを示す図で
ある。このレイアウトは第1の実施形態と同様である。
【0061】図4は、図3のパーティションPnの構成
を示す図である。この構成は第1の実施形態と同様であ
る。
【0062】図16は、図3のシステム領域Snの構成
を示す図である。本実施形態においては、システム領域
はL/UL領域のみで構成される。
【0063】データ記憶手段には履歴情報が記録され
る。この履歴情報には、その履歴情報が書き込まれた時
点での、テープ上の全パーティションの始端の位置を表
す情報PPTと、それぞれのパーティションの大きさを
表す情報SPTと、テープ上の全L/UL領域の始端の
位置を表す情報PLAと、そのテープの使用を開始して
からその履歴情報が書き込まれた時点までに行ったロー
ド動作の累積回数TLAと、最後にアンロードが行われ
たL/UL領域のテープ上の物理位置PULと、7回前
の使用から今回の使用迄の各使用において各パーティシ
ョンに書き込まれたデータ量を表す情報DWR7からD
WR0(DWR7が7回前のもの、DWR0が今回のも
の)と、7回前の使用から今回の使用迄の各使用におい
て各パーティションから読み出されたデータ量を表す情
報DRD7からDRD0と、7回前の使用から今回の使
用迄の各使用において各パーティションへのデータの書
き込み動作中に発生したエラー数を表す情報DWE7か
らDWE0と、7回前の使用から今回の使用迄の各使用
において各パーティションからのデータの読み出し動作
中に発生したエラー数を表す情報DRE7からDRE0
と、各パーティションにおけるEOD領域の位置を表す
情報PEODと、そのテープを初期化した装置を特定す
る情報DIDIと、7回前の使用から今回の使用迄の各
使用を行った装置を特定する情報DID7からDID0
と、各パーティションに記録されているデータのディレ
クトリを表す情報DIFを含む。
【0064】本実施形態では、装置15は、テープのア
ンロードを行う際に、最後にユーザデータの書込みまた
は読み出しを行ったパーティションの終端に隣接するL
/UL領域に移動し、データ記憶手段14の履歴情報を
新しく書き換える。このとき、その新しい履歴情報に含
まれる最後にアンロードが行われたL/UL領域のテー
プ上の物理位置PULは、その時位置付けられたL/U
L領域の物理位置を表す情報である。
【0065】本実施形態によれば、履歴情報をテープ上
に記録する必要がなく、従って更新されなかった履歴情
報と更新された履歴情報が同時に存在することがなく、
更新されなかった履歴情報を誤って読み出すことがな
い。さらに、テープが書込み禁止であった場合でも履歴
情報を更新することができる。また、ロード動作を行わ
ずに履歴情報を読み出すことが可能であるため、例え
ば、テープの内容確認のため履歴情報のみを読み出す必
要がある場合にはロード動作が不要であり、テープへの
傷付きを防ぐことができる。
【0066】本実施形態においては履歴情報を記録する
ためにテープ容器51に設けられたデータ記憶手段14
を不揮発性の半導体メモリとしたが、他のデータ記憶手
段であってもよい。例えばテープ容器上に固定された磁
気記録媒体であってもよい。この場合は接点13はテー
プ容器上に固定された磁気記録媒体の表面である。ま
た、このデータ記憶手段14は、接点13を介して磁気
テープ装置15がデータの書込みおよび読み出しを行え
る位置であれば、テープ容器51のどの位置にあっても
よい。
【0067】以上説明したことを取り纏めると、本発明
は、以下のような具体的構成に対しても適用されるもの
である。
【0068】(1)磁気テープと、前記磁気テープを収
容する容器と、ドラムと、前記ドラムに設けられた記録
ヘッド及び再生ヘッドと、前記磁気テープを前記容器か
ら引き出して前記ドラムに巻き付ける手段と、前記ドラ
ムを回転させる手段と、前記磁気テープを走行させる手
段と、上位装置とのデータの授受を行うとともに前記記
録ヘッドにより前記磁気テープ上に記録される記録信号
の生成と前記再生ヘッドにより再生された再生信号のデ
コードを行う信号処理手段と、前記ドラムを回転させる
手段と前記磁気テープを走行させる手段と前記信号処理
手段とを制御する制御手段とを有する磁気テープ記録再
生装置であって、前記磁気テープ長手方向に所定の範囲
をもって定義された、少なくとも1個のパーティション
と少なくとも1個のシステム領域とを生成する機能を有
し、前記パーティション内にはユーザデータを記録する
ことが可能であり、1つの前記パーティション内のデー
タの書込み、読み出し、消去および上書きが、他の前記
パーティション内に記録されているデータを変更するこ
となく行うことが可能であり、前記システム領域にはユ
ーザデータが記録されず、前記システム領域は、前記磁
気テープの前記ドラムへの巻き付け動作であるロード動
作と前記磁気テープの前記ドラムへの巻き付けの解除動
作であるアンロード動作を行うために用意された所定の
長さを持つロード/アンロード領域と、所定の長さをも
つ履歴情報領域と、を含み、前記磁気テープ上に、前記
パーティションの始端と終端にそれぞれ前記システム領
域が隣接するように前記パーティションと前記システム
領域とを生成する機能を有し、最後にユーザデータの書
込みおよび/または読み出しを行ったパーティションの
終端に隣接した前記システム領域に含まれる前記ロード
/アンロード領域において前記アンロード動作を行う機
能を有し、前記履歴情報には、その履歴情報の書込みま
たは書き換えが行われた時点での、前記磁気テープ上に
存在する全パーティションの前記磁気テープ上に占める
位置とその大きさを特定する情報と、前記磁気テープ上
に存在する全システム領域の前記磁気テープ上に占める
位置を特定する情報と、全履歴情報領域のうちどの領域
の履歴情報が最後に書込みまたは更新されたかを特定す
る情報を含み、前記アンロード動作が開始する前にその
アンロード動作を行う前記ロード/アンロード領域を含
む前記システム領域に含まれる前記履歴情報領域の前記
履歴情報の書き換えを行う機能を有し、前記ロード動作
が終了した後にそのロード動作を行った前記ロード/ア
ンロード領域を含む前記システム領域に含まれる前記履
歴情報領域の前記履歴情報を読み出す機能を有すること
を特徴とする磁気テープ記録再生装置。
【0069】(2) 前記(1)に記載された磁気テー
プ記録再生装置であって、前記履歴情報領域に記録され
る履歴情報にはその履歴情報領域を含むシステム領域の
終端に隣接するパーティションの大きさを特定する情報
が含まれること。
【0070】(3) 前記(1)に記載された磁気テー
プ記録再生装置であって、前記磁気テープ上の全履歴情
報領域のうちその磁気テープの物理終端に最も近い位置
に設けられた前記履歴情報領域に記録される前記履歴情
報に含まれるその履歴情報領域を含むシステム領域の終
端に隣接するパーティションの大きさを特定する情報
が、その履歴情報領域を含むシステム領域の終端に隣接
するパーティションの大きさが0であることを表す情報
であること。
【0071】(4) 前記(1)に記載された磁気テー
プ記録再生装置であって、前記履歴情報が、前記テープ
上に書き込まれたデータ量を表す情報を含むこと。
【0072】(5) 前記(1)に記載された磁気テー
プ記録再生装置であって、前記履歴情報が、前記テープ
上から読み出されたデータ量を表す情報を含むこと。
【0073】(6) 前記(1)に記載された磁気テー
プ記録再生装置であって、前記履歴情報が、前記テープ
上にデータを書き込む際に検出されたエラーの数を表す
情報を含むこと。
【0074】(7) 前記(1)に記載された磁気テー
プ記録再生装置であって、前記履歴情報が、前記テープ
上からデータを読み出す際に検出されたエラーの数を表
す情報を含むこと。
【0075】(8) 前記(1)に記載された磁気テー
プ記録再生装置であって、前記履歴情報が前記テープ上
にデータを書き込む動作中のエラー率を表す情報を含む
こと。 (9) 前記(1)に記載された磁気テープ記録再生装
置であって、前記履歴情報が、前記テープ上からデータ
を読み出す動作中のエラー率を表す情報を含むこと。
【0076】(10) 前記(1)に記載された磁気テ
ープ記録再生装置であって、前記履歴情報が、各パーテ
ィションにおいてユーザデータが記録されている範囲を
特定する情報を含むこと。
【0077】(11) 前記(1)に記載された磁気テ
ープ記録再生装置であって、前記履歴情報が、前記テー
プを用いてロード動作を行った磁気テープ記録再生装置
を特定する情報を含むこと。
【0078】(12) 前記(1)に記載された磁気テ
ープ記録再生装置であって、前記履歴情報が前記テープ
上に記録されているデータのディレクトリ情報を含むこ
と。
【0079】(13) 磁気テープと、前記磁気テープ
を収容する容器と、ドラムと、前記ドラムに設けられた
記録ヘッド及び再生ヘッドと、前記磁気テープを前記容
器から引き出して前記ドラムに巻き付ける手段と、前記
ドラムを回転させる手段と、前記磁気テープを走行させ
る手段と、上位装置とのデータの授受を行うとともに前
記記録ヘッドにより前記磁気テープ上に記録される記録
信号の生成と前記再生ヘッドにより再生された再生信号
のデコードを行う信号処理手段と、前記ドラムを回転さ
せる手段と前記磁気テープを走行させる手段と前記信号
処理手段とを制御する制御手段とを有する磁気テープ記
録再生装置であって、前記磁気テープ長手方向に所定の
範囲をもって定義された、少なくとも1個のパーティシ
ョンと少なくとも1個のシステム領域とを生成する機能
を有し、前記パーティション内にはユーザデータを記録
することが可能であり、1つの前記パーティション内の
データの書込み、読み出し、消去および上書きが、他の
前記パーティション内に記録されているデータを変更す
ることなく行うことが可能であり、前記システム領域に
はユーザデータが記録されず、前記システム領域は、前
記磁気テープの前記ドラムへの巻き付け動作であるロー
ド動作と前記磁気テープの前記ドラムへの巻き付けの解
除動作であるアンロード動作を行うために用意された所
定の長さを持つロード/アンロード領域を含み、前記磁
気テープ上に、前記パーティションの始端と終端にそれ
ぞれ前記システム領域が隣接するように前記パーティシ
ョンと前記システム領域とを生成する機能を有し、最後
にユーザデータの書込みおよび/または読み出しを行っ
たパーティションの終端に隣接した前記システム領域に
含まれる前記ロード/アンロード領域において前記アン
ロード動作を行う機能を有し、前記磁気テープを収容す
る前記容器は、履歴情報を記録するためのデータ記憶手
段を有し、前記履歴情報には、その履歴情報の書込みま
たは書き換えが行われた時点での、前記磁気テープ上に
存在する全パーティションのその磁気テープ上に占める
位置とその大きさを特定する情報と、前記磁気テープ上
に存在する全システム領域のその磁気テープ上に占める
位置を特定する情報と、前記磁気テープ上で最後に行わ
れたアンロード動作が行われたロード/アンロード領域
の前記磁気テープ上の物理位置を特定する情報を含み、
前記磁気テープを収容する前記容器を前記磁気テープ記
録再生装置から取り出す前に、前記データ記憶手段に前
記履歴情報の書込みまたは書き換えを行う機能を有し、
前記磁気テープを収容する前記容器を前記磁気テープ記
録再生装置に装填した後で、前記データ記憶手段に記録
されている前記履歴情報を読み出す機能を有することを
特徴とする磁気テープ記録再生装置。
【0080】(14) 前記(13)に記載された磁気
テープ記録再生装置であって、前記履歴情報が、前記テ
ープ上に書き込まれたデータ量を表す情報を含むこと。
【0081】(15) 前記(13)に記載された磁気
テープ記録再生装置であって、前記履歴情報が、前記テ
ープ上から読み出されたデータ量を表す情報を含むこ
と。
【0082】(16) 前記(13)に記載された磁気
テープ記録再生装置であって、前記履歴情報が、前記テ
ープ上にデータを書き込む際に検出されたエラーの数を
表す情報を含むこと。
【0083】(17) 前記(13)に記載された磁気
テープ記録再生装置であって、前記履歴情報が、前記テ
ープ上からデータを読み出す際に検出されたエラーの数
を表す情報を含むこと。
【0084】(18) 前記(13)に記載された磁気
テープ記録再生装置であって、前記履歴情報が、前記テ
ープ上にデータを書き込む動作中のエラー率を表す情報
を含むこと。
【0085】(19) 前記(13)に記載された磁気
テープ記録再生装置であって、前記履歴情報が、前記テ
ープ上からデータを読み出す動作中のエラー率を表す情
報を含むこと。
【0086】(20) 前記(13)に記載された磁気
テープ記録再生装置であって、前記履歴情報が、各パー
ティションにおいてユーザデータが記録されている範囲
を特定する情報を含むこと。
【0087】(21) 前記(13)に記載された磁気
テープ記録再生装置であって、前記履歴情報が、前記テ
ープを用いてロード動作を行った磁気テープ記録再生装
置を特定する情報を含む。
【0088】(22) 前記(13)に記載された磁気
テープ記録再生装置であって、前記履歴情報が前記テー
プ上に記録されているデータのディレクトリ情報を含む
こと。
【0089】(23) 前記(13)に記載された磁気
テープ記録再生装置であって、前記データ記憶手段が半
導体メモリであること。
【0090】
【発明の効果】本発明によれば、テープ上またはテープ
カートリッジ上に履歴情報を記録可能であり、かつ更新
可能であるため、パーティションの追加が許容される等
テープの使用の自由度が向上する。さらに、各パーティ
ションの終端にロード/アンロード領域が隣接するた
め、パーティションに含まれるデータへのアクセスが終
了した後アンロードを行うまでに要する時間が短縮でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態の構成を説明する図で
ある。
【図2】本発明の第1の実施形態の装置により記録され
るヘリカルトラックの形状を説明する図である。
【図3】本発明の第1の実施形態の装置により記録され
るテープ上に形成される領域を説明する図である。
【図4】本発明の第1の実施形態の装置により記録され
るパーティションの構成を説明する図である。
【図5】本発明の第1の実施形態の装置により記録され
るシステム領域の構成を説明する図である。
【図6】本発明の第1の実施形態の装置により記録され
る履歴情報領域の構成を説明する図である。
【図7】本発明の第1の実施形態におけるロード動作を
説明する図である。
【図8】本発明の第1の実施形態における履歴情報のサ
ーチ動作を説明する図である。
【図9】本発明の第1の実施形態における新規パーティ
ション作成動作を説明する図である。
【図10】本発明の第1の実施形態におけるアンロード
動作を説明する図である。
【図11】本発明の第1の実施形態の装置の典型的な使
用の手順を説明する図である。
【図12】本発明の第1の実施形態の装置の典型的な使
用の手順を説明する図である。
【図13】本発明の第1の実施形態の装置の典型的な使
用の手順を説明する図である。
【図14】本発明の第2の実施形態の構成を説明する図
である。
【図15】本発明の第2の実施形態におけるテープ容器
の構成を説明する図である。
【図16】本発明の第2の実施形態の装置により記録さ
れるシステム領域の構成を説明する図である。
【符号の説明】
1 磁気テープ記録再生装置 2 ドラム 3 磁気テープ 4 テープガイド 5 キャプスタン 6 ピンチローラ 9 サーボコントローラ 10 信号処理手段 11 システムコントローラ 12 上位装置 20,21 記録信号 22,23 記録アンプ 30,31 再生信号 32,33 再生アンプ、 WR0,WR1 記録ヘッド RD0,RD1 再生ヘッド P1,P2 パーティション S1,S2 システム領域 L/UL ロード/アンロード領域 H 履歴情報領域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 樋口 重光 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所マルチメディアシステム 開発本部内 (72)発明者 武藤 幸治 神奈川県小田原市国府津2880番地 株式会 社日立製作所ストレージシステム事業部内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気テープと、前記磁気テープを収容す
    る容器と、ドラムと、前記ドラムに設けられた記録ヘッ
    ド及び再生ヘッドと、前記磁気テープを前記容器から引
    き出して前記ドラムに巻き付ける手段と、前記ドラムを
    回転させる手段と、前記磁気テープを走行させる手段
    と、上位装置とのデータの授受を行うとともに前記記録
    ヘッドにより前記磁気テープ上に記録される記録信号の
    生成と前記再生ヘッドにより再生された再生信号のデコ
    ードを行う信号処理手段と、前記ドラムを回転させる手
    段と前記磁気テープを走行させる手段と前記信号処理手
    段とを制御する制御手段とを有する磁気テープ記録再生
    装置であって、 前記磁気テープ長手方向に所定の範囲をもって定義され
    た、少なくとも1個のパーティションと少なくとも1個
    のシステム領域とを生成する機能を有し、 前記パーティション内にはユーザデータを記録すること
    が可能であり、1つの前記パーティション内のデータの
    書込み、読み出し、消去および上書きが、他の前記パー
    ティション内に記録されているデータを変更することな
    く行うことが可能であり、 前記システム領域にはユーザデータが記録されず、前記
    システム領域は、前記磁気テープの前記ドラムへの巻き
    付け動作であるロード動作と前記磁気テープの前記ドラ
    ムへの巻き付けの解除動作であるアンロード動作を行う
    ために用意された所定の長さを持つロード/アンロード
    領域を含み、 前記磁気テープ上に、前記パーティションの始端と終端
    にそれぞれ前記システム領域が隣接するように前記パー
    ティションと前記システム領域とを生成する機能を有
    し、 最後にユーザデータの書込みおよび/または読み出しを
    行ったパーティションの終端に隣接した前記システム領
    域に含まれる前記ロード/アンロード領域において前記
    アンロード動作を行う機能を有し、 前記磁気テープに、履歴情報を書き込む機能と前記書き
    込まれた履歴情報を読み出す機能と前記書き込まれた履
    歴情報を書き換える機能を有し、 前記履歴情報には、その履歴情報の書込みまたは書き換
    えが行われた時点での、前記磁気テープ上に存在する全
    パーティションのその磁気テープ上に占める位置とその
    大きさを特定する情報と、前記磁気テープ上に存在する
    全システム領域のその磁気テープ上に占める位置を特定
    する情報とを含むことを特徴とする磁気テープ記録再生
    装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の磁気テープ記録再生装置
    において、 前記システム領域には、所定の長さをもつ前記ロード/
    アンロード領域と、所定の長さをもつ履歴情報領域と、
    を含むことを特徴とする磁気テープ記録再生装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の磁気テープ記録再生装置
    において、 前記履歴情報には、その履歴情報の書込みまたは書き換
    えが行われた時点での、前記磁気テープ上に存在する全
    パーティションの前記磁気テープ上に占める位置とその
    大きさを特定する情報と、前記磁気テープ上に存在する
    全システム領域の前記磁気テープ上に占める位置を特定
    する情報と、全履歴情報領域のうちどの領域の履歴情報
    が最後に書込みまたは更新されたかを特定する情報を含
    み、 前記アンロード動作が開始する前にそのアンロード動作
    を行う前記ロード/アンロード領域を含む前記システム
    領域に含まれる前記履歴情報領域の前記履歴情報の書き
    換えを行う機能を有し、 前記ロード動作が終了した後にそのロード動作を行った
    前記ロード/アンロード領域を含む前記システム領域に
    含まれる前記履歴情報領域の前記履歴情報を読み出す機
    能を有することを特徴とする磁気テープ記録再生装置。
  4. 【請求項4】 請求項2または3記載の磁気テープ記録
    再生装置において、 前記ロード動作が終了した後にそのロード動作を行った
    前記ロード/アンロード領域を含む前記システム領域に
    含まれる前記履歴情報領域に記録されている前記履歴情
    報の読み出しが正常に終了しなかった場合は、前記磁気
    テープの全長に亘って存在する全ての履歴情報領域に記
    録されている履歴情報を順次読み出す機能を有し、それ
    らの履歴情報に含まれる全履歴情報領域のうちどの領域
    の履歴情報が最後に書込みまたは更新されたかを特定す
    る情報を用いて最後に書込みまたは更新された履歴情報
    を特定する機能を有することを特徴とする磁気テープ記
    録再生装置。
  5. 【請求項5】 請求項2または3記載の磁気テープ記録
    再生装置において、 前記履歴情報に含まれる、全履歴情報領域のうちどの領
    域の履歴情報が最後に書込みまたは更新されたかを特定
    する情報は、前記磁気テープの使用を開始してからその
    履歴情報領域の履歴情報が書き込まれた時点または更新
    された時点までに前記磁気テープ上で行われた前記ロー
    ド動作の累積回数を特定する情報であることを特徴とす
    る磁気テープ記録再生装置。
  6. 【請求項6】 請求項2または3記載の磁気テープ記録
    再生装置において、 前記履歴情報に含まれる、全履歴情報領域のうちどの領
    域の履歴情報が最後に書込みまたは更新されたかを特定
    する情報は、その履歴情報領域の履歴情報が書き込まれ
    た時点または更新された時点の年月日および時刻を特定
    する情報であることを特徴とする磁気テープ記録再生装
    置。
  7. 【請求項7】 請求項2または3記載の磁気テープ記録
    再生装置において、 前記履歴情報に含まれる、全履歴情報領域のうちどの領
    域の履歴情報が最後に書込みまたは更新されたかを特定
    する情報は、前記磁気テープの使用を開始してからその
    履歴情報領域が書き込まれた時点または更新された時点
    までに行われた、前記磁気テープ上の全履歴情報領域の
    新規の書込みまたは既に書き込まれている履歴情報の書
    き換えの累積回数を特定する情報であることを特徴とす
    る磁気テープ記録再生装置。
  8. 【請求項8】 磁気テープと、前記磁気テープを収容す
    る容器と、ドラムと、前記ドラムに設けられた記録ヘッ
    ド及び再生ヘッドと、前記磁気テープを前記容器から引
    き出して前記ドラムに巻き付ける手段と、前記ドラムを
    回転させる手段と、前記磁気テープを走行させる手段
    と、上位装置とのデータの授受を行うとともに前記記録
    ヘッドにより前記磁気テープ上に記録される記録信号の
    生成と前記再生ヘッドにより再生された再生信号のデコ
    ードを行う信号処理手段と、前記ドラムを回転させる手
    段と前記磁気テープを走行させる手段と前記信号処理手
    段とを制御する制御手段とを有する磁気テープ記録再生
    装置であって、 前記磁気テープ長手方向に所定の範囲をもって定義され
    た、少なくとも1個のパーティションと少なくとも1個
    のシステム領域とを生成する機能を有し、 前記パーティション内にはユーザデータを記録すること
    が可能であり、1つの前記パーティション内のデータの
    書込み、読み出し、消去および上書きが、他の前記パー
    ティション内に記録されているデータを変更することな
    く行うことが可能であり、 前記システム領域にはユーザデータが記録されず、前記
    システム領域は、前記磁気テープの前記ドラムへの巻き
    付け動作であるロード動作と前記磁気テープの前記ドラ
    ムへの巻き付けの解除動作であるアンロード動作を行う
    ために用意された所定の長さを持つロード/アンロード
    領域を含み、 前記磁気テープ上に、前記パーティションの始端と終端
    にそれぞれ前記システム領域が隣接するように前記パー
    ティションと前記システム領域とを生成する機能を有
    し、 最後にユーザデータの書込みおよび/または読み出しを
    行ったパーティションの終端に隣接した前記システム領
    域に含まれる前記ロード/アンロード領域において前記
    アンロード動作を行う機能を有し、 前記磁気テープを収容する前記容器は、履歴情報を記録
    するためのデータ記憶手段を有し、 前記履歴情報には、その履歴情報の書込みまたは書き換
    えが行われた時点での、前記磁気テープ上に存在する全
    パーティションのその磁気テープ上に占める位置とその
    大きさを特定する情報と、前記磁気テープ上に存在する
    全システム領域のその磁気テープ上に占める位置を特定
    する情報と、前記磁気テープ上で最後に行われたアンロ
    ード動作が行われたロード/アンロード領域の前記磁気
    テープ上の物理位置を特定する情報を含み、 前記磁気テープを収容する前記容器を前記磁気テープ記
    録再生装置から取り出す前に、前記データ記憶手段に前
    記履歴情報の書込みまたは書き換えを行う機能を有し、 前記磁気テープを収容する前記容器を前記磁気テープ記
    録再生装置に装填した後で、前記データ記憶手段に記録
    されている前記履歴情報を読み出す機能を有することを
    特徴とする磁気テープ記録再生装置。
  9. 【請求項9】 磁気テープを収容する容器から磁気テー
    プを引き出してドラムに巻き付け、前記ドラムに設けら
    れた記録ヘッドと再生ヘッドにより記録と再生を行なう
    磁気テープであって、 前記磁気テープ長手方向に所定の範囲をもって定義され
    た、少なくとも1個のパーティションと少なくとも1個
    のシステム領域とを生成し、 前記パーティション内にはユーザデータを記録すること
    が可能であり、1つの前記パーティション内のデータの
    書込み、読み出し、消去および上書きが、他の前記パー
    ティション内に記録されているデータを変更することな
    く行なえる領域であり、 前記システム領域にはユーザデータが記録されず、前記
    システム領域には、前記磁気テープの前記ドラムへの巻
    き付け動作であるロード動作と前記磁気テープの前記ド
    ラムへの巻き付けの解除動作であるアンロード動作を行
    うために用意された所定の長さを持つロード/アンロー
    ド領域と、所定の長さをもつ履歴情報領域と、を含み、 前記磁気テープ上に、前記パーティションの始端と終端
    にそれぞれ前記システム領域が隣接するように前記パー
    ティションと前記システム領域とを生成し、 前記履歴情報には、その履歴情報の書込みまたは書き換
    えが行われた時点での、前記磁気テープ上に存在する全
    パーティションのその磁気テープ上に占める位置とその
    大きさを特定する情報と、前記磁気テープ上に存在する
    全システム領域のその磁気テープ上に占める位置を特定
    する情報とを含むことを特徴とする磁気テープ。
JP26475096A 1996-10-04 1996-10-04 磁気テープ記録再生装置 Pending JPH10112164A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006202468A (ja) * 2005-01-21 2006-08-03 Hewlett-Packard Development Co Lp データ構造、データ記憶装置及び方法

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JP2006202468A (ja) * 2005-01-21 2006-08-03 Hewlett-Packard Development Co Lp データ構造、データ記憶装置及び方法

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