JP2002518767A - 2つのレベルのテープ走行路を有するテープ収納カートリッジ - Google Patents

2つのレベルのテープ走行路を有するテープ収納カートリッジ

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JP2002518767A
JP2002518767A JP2000553945A JP2000553945A JP2002518767A JP 2002518767 A JP2002518767 A JP 2002518767A JP 2000553945 A JP2000553945 A JP 2000553945A JP 2000553945 A JP2000553945 A JP 2000553945A JP 2002518767 A JP2002518767 A JP 2002518767A
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guide
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ウィリアム・ジェイ・バンダーハイデン
ダグラス・ダブリュー・ジョンソン
リチャード・ダブリュー・モールスタッド
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B23/00Record carriers not specific to the method of recording or reproducing; Accessories, e.g. containers, specially adapted for co-operation with the recording or reproducing apparatus ; Intermediate mediums; Apparatus or processes specially adapted for their manufacture
    • G11B23/02Containers; Storing means both adapted to cooperate with the recording or reproducing means
    • G11B23/04Magazines; Cassettes for webs or filaments
    • G11B23/08Magazines; Cassettes for webs or filaments for housing webs or filaments having two distinct ends
    • G11B23/087Magazines; Cassettes for webs or filaments for housing webs or filaments having two distinct ends using two different reels or cores

Abstract

(57)【要約】 テープカートリッジは、第1の回転可能なハブと、第2の回転可能なハブと、テープヘッド受け取り領域とを含む。可撓性のある記録テープが、第1の回転可能なハブおよび第2の回転可能なハブに巻き取られる。可撓性のある記録テープは、テープヘッド受け取り領域にテープの2つのレベルまたは層を提供するように、カートリッジを通ってルートづけられる。テープカートリッジは、単一のハブを有してもよく、テープヘッド受け取り領域にテープの2つのレベルまたは層を提供するように、カートリッジを通るテープ走行路を含んでもよい。テープガイドおよびピンが、テープカートリッジに含まれてもよい。テープ走行路は、テープカートリッジ内にテープガイドまたはテープピンの少なくとも一方でテープの2つのレベルを提供するように、カートリッジを通ってルートづけられた可撓性のあるテープを含んでもよい。当然ながら、テープカートリッジを通るテープ走行路が、テープヘッドを含んでもよい。テープの他方の層の下にあるテープの層が最初に張力をかけられるように、始動時にテープは常に同一方向に駆動される。これは、始動時に、一方の層が第2の層に結合するのを防止する。最初の始動方向が所望の方向とは反対の場合、テープの方向はテープカートリッジ内で逆転される。二重ループ型テープ走行路を含むテープドライブに使用されるテープは、支持体を含み、支持体の一方の側に磁気層を有し、支持体の他方の側に柔らかい磁性材料の裏地層を有する。裏地層は、磁性シールドとして作用し、書き込まれているテープの層の下にあるテープの層に、ヘッドにもっとも近いテープの層を通して書き込まれるのを防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 発明の分野 本発明は、高性能テープカートリッジに関する。特に、本発明は、高ヘッド/
テープ界面圧力および低テープ張力が可能であるテープカートリッジ内のテープ
走行路に関する。
【0002】 発明の背景 テープは、オーディオ、ビデオおよびコンピュータ情報を格納する公知の媒体
である。情報は一般に、磁気的および/または光学的にテープに書き込まれ、且
つテープから読み取られる。そのようなテープは、個別のリールにおよび単一の
または二重のリールテープカセット/カートリッジにスプールされて利用可能で
ある。単一リールテープカートリッジのテープは、機械的にテープ走行路を通っ
て、テープ装置/ドライブに挿入された後に巻き取りリールにスプールされなけ
ればならない。いずれの型のテープカートリッジおよびテープドライブ用のテー
プ走行路は、テープにごく近接してテープヘッドを含む。テープカートリッジは
開口を含み、ここを通ってテープドライブからテープヘッドが挿入される。テー
プヘッドは、テープに書き込み、且つ/またはテープから読み取るために、1つ
以上のトランデューサー要素を有する。テープは、キャプスタンによってまたは
テープリールの直接ドライブによって、テープヘッドを過ぎて駆動される。現在
のテープカートリッジにおいて、テープ走行路のテープは、1度、テープヘッド
用の開口を通る。言い換えると、テープカートリッジがテープドライブに挿入さ
れるときに、テープの1つの層またはレベルがテープヘッド開口に呈される。本
明細書において、「カセット」という用語と「カートリッジ」という用語とは交
換可能であり、「装置」という用語と「ドライブ」という用語も交換可能である
【0003】 テープを含むカセットまたはカートリッジは一般に、すべての型のコンピュー
タシステムからコンピュータ情報をバックアップするのに使用される。これは、
情報を毎日バックアップする作業環境では、特に共通である。家庭用コンピュー
タに、コンピュータ情報をバックアップするテープカートリッジを使用するテー
プドライブが装備されていることもある。テープおよびテープカートリッジのさ
らなる使用法は、大量のデータを格納することである。場合によっては、1つ以
上のテープカートリッジが、ピッキング機構に連結されたテープドライブとピッ
キング機構によってアクセス可能な多くのテープカートリッジを保管する保管領
域とを含むライブラリに使用されてもよい。ピッキング機構は、ドライブ上の情
報が必要なときには、テープカートリッジをピッキングして、これをテープドラ
イブに挿入する。ピッキング機構は、ドライブ上の情報がもはや必要ではないと
きには、テープドライブからテープカートリッジを取り除き、これを保管領域に
戻す。
【0004】 磁気テープドライブは一般に、隣接するテープヘッドを越えてテープを制御可
能に前進させるために、リールからリールへの輸送設計、すなわち「テープ走行
路」を使用する。テープは2つのリールに巻き取られ、各端に1つのリールであ
る。テープは、そのようなリールの回転によって前進する。リールからリールへ
のテープ走行路の張力変化および速度変化は、テープドライブおよびテープカー
トリッジに多くの問題を引き起こす。テープ速度および張力の変化が、振動を発
生させる。テープ振動は、振動モードの伝播速度、振動伝達路の長さおよび形状
、および、振動伝達路の最終状態にしたがって特徴づけることができる。テープ
のそのような振動は、ヘッドとテープとの界面を破壊する可能性があり、したが
って、ドライブの全体的操作および性能に影響を与える。
【0005】 テープがテープ巻き取り方向を実質的に横切って即座に動くときに、テープに
関する別の問題が発生する。そのような動きは多くの理由があるが、ハブが基部
に対して動くときに、回転軸がハブに同軸ではないときに、且つ、ジグザグ線テ
ープがハブからほどかれるときに、もっとも一般的な理由が表れる。これらの事
象の各々は、移動を横切る方向にテープを加速する。加速は一般に、長いロープ
を上下に即座に動かすときのように、一定の長さのテープを下へ動かす。テープ
輸送には、今や、トラックに従うヘッドが設けられ、ヘッドは、テープがヘッド
を通るときにトラックを追うように動く。しかし、ハブが動いてテープを加速す
るときには、ヘッドは一般に、短くて速い加速に適合するのに十分速くは動くこ
とができない。
【0006】 前述のように、多くのテープカートリッジは、テープヘッド用の開口を含む。
現在のテープカートリッジにおいて、テープ走行路のテープは1度開口を通り、
そのため、カートリッジの開口部に挿入され変換位置にあるときに、テープの1
つの層またはレベルがテープヘッドに呈される。同一サイズのテープカートリッ
ジにより多くのデータを格納することができるテープカートリッジを生成するこ
とが不変の目標である。テープカートリッジのデータ容量を増加する1つの方法
は、より多くのテープをテープカートリッジに配置することである。結果として
、テープはより薄い材料から作られ続け、そのため、より多くのテープをテープ
カートリッジのハブに巻き取ることができる。ますます薄いテープまたは媒体を
取り扱うことは、テープカートリッジおよびテープドライブの設計者が直面する
主要な問題である。より薄いテープを使用して過剰応力および他の損傷等の一定
の問題を回避するときに、テープ張力は一般に低減されなければならない。より
低いテープ張力で、テープは、ヘッド/テープ界面でヘッドに対してより高く動
く。ヘッドが媒体からより遠くなればなるほど、媒体上の転移は不良になる。結
果として、より高く動くテープは、品質が低下した信号になる。
【0007】 より高い張力がより薄いテープで維持されて、テープの動く高さをより低く保
ち、それによって良好な信号品質を維持するならば、テープクリープおよびテー
プの入れ子状態が発生する可能性がある。入れ子状態は、1つのより長い縁を有
するテープがハブに巻き取られるときに発生する現象である。より長い縁は、一
般にしわくちゃになる。そのようなテープをハブに巻き取るときには、より長い
縁はより長い半径上にあり、より短い縁より短い半径になる。最終結果は、テー
プは、巻き取られながら、ハブの縁の一方に向けてらせん状になる傾向があると
いうことである。入れ子状になる傾向は、ハブの側壁の変形という結果になりう
る。
【0008】 多くの場合、フェルト圧力パッドがテープヘッドの開口近傍に設けられて、テ
ープとテープヘッドとの間の圧力を制御する。フェルト圧力制御パッドは多くの
問題を有する。問題の中には、フェルト圧力パッドを有するカートリッジにテー
プを通らせることがある。別の問題は、フェルト圧力パッドはその寿命の間に残
骸を発生するということである。さらに別の問題は、摩耗すると、圧力が変化し
て、残骸を集めるということである。製造の間に、フェルト圧力パッドのサイズ
および配置に関する制御問題もある。
【0009】 必要なのは、より薄いテープの使用に適合する低い張力を使用するテープカー
トリッジである。良好な信号品質を維持するように、テープの動く高さを低く保
つヘッド/テープ界面で適切なテープ圧力を維持するために、フェルト圧力パッ
ドを必要としないテープカートリッジも必要である。さらに必要なのは、トラッ
クに従うヘッドがテープ上のトラックを良好に追うことができるように、垂直方
向にテープの加速を減衰するテープ走行路である。
【0010】 発明の開示 テープカートリッジは、第1の回転可能なハブと、第2の回転可能なハブと、
テープヘッド受け取り領域とを含む。可撓性のある記録テープが、第1の回転可
能なハブおよび第2の回転可能なハブに巻き取られる。可撓性のある記録テープ
は、テープヘッド受け取り領域にテープの2つ以上のレベル(levels)ま
たは層を提供するように、カートリッジを通してルートづけられる(走行路が定
められる)。テープカートリッジは、単一のハブを有してもよく、テープヘッド
受け取り領域にテープの2つ以上のレベルまたは層を提供するように、カートリ
ッジを通るテープ走行路を含んでもよい。テープガイドおよびピンが、テープカ
ートリッジに含まれてもよい。テープ走行路は、テープカートリッジ内の1つ以
上のテープガイドまたはテープピンでテープの2つ以上のレベルを提供するよう
に、カートリッジを通ってルートづけられた可撓性のあるテープを含んでもよい
。当然ながら、テープカートリッジを通るテープ走行路は、テープヘッドを含ん
でもよい。
【0011】 有利なことに、テープカートリッジのテープヘッド受け取り領域に形成された
2つ以上の層を有するテープ走行路を形成することによって、テープヘッドは、
所与のヘッドとテープとの界面用の所与のより低いテープ張力のために高圧でテ
ープに接触することができる。言い換えると、テープの2つ以上の層がテープヘ
ッドに呈されるならば、ヘッドにわたる接触圧力またはヘッド上の接触圧力は、
単一の層がテープヘッドに呈されるときよりも高くなりうる。より薄いテープが
使用されるときには、張力を低くして、テープに過剰応力をかける多くの悪影響
を回避することができる。より低いテープ張力が使用されるという事実にもかか
わらず、テープに書き込むかまたはテープを読み取るときに良好な信号を生成す
る高さでテープが動くレベルに、テープヘッドの圧力を保つことができる。より
低い張力を使用することは、テープドライブのドライブモータに必要なトルクが
少ない。さらに、より低い張力は、テープの複数の層を担持しないテープガイド
およびテープピンにおける負荷を低下する。負荷はテープの2つ以上の層によっ
て共有されるため、テープの縁負荷は、コンプライアントまたはばね荷重テープ
ガイドを備えたテープドライブおよびテープカートリッジでも低減される。これ
は、テープ縁の損傷、ゆがみ、波しわおよび残骸発生を低減するのを補助する。
より低い張力は、テープが入れ子状態になるのも低減し、保管されたテープにか
かる応力を低下することによってテープクリープも低減する。
【0012】 他の利点は、テープ走行路の長さがより長いという事実から生じる。有効テー
プ走行路長を長くして層から層への減衰を提供することによって、サーボ性能に
従う閉鎖ループトラックが高められる。改良されたサーボ性能は、テープトラッ
キングを改良する。改良されたテープトラッキングは、テープ上のより高いトラ
ック密度を可能にする。さらに別の利点は、今や、より薄いテープを使用するこ
とができることである。トラック密度が増加し、テープがより薄くなるため、特
定の形態要因のテープカートリッジでより大きなデータ容量が可能になる。
【0013】 二重ループ型テープ走行路を含むテープドライブに使用するためのテープは支
持体を含み、支持体の一方の側に加えられた磁気層を有し、支持体の他方の側に
加えられた柔らかい磁性材料の裏地を有する。裏地は、磁鉄鉱の粒子を含んでも
よい。裏地は、磁性シールドとして作用して、書き込まれているテープの層の下
にあるテープの層に、ヘッドにもっとも近いテープの層を通して書き込むのを防
止する。
【0014】 好適な実施態様の詳細な説明 図1は、テープカートリッジ10の斜視図である。テープカートリッジ10は
、本発明を使用することができるテープカートリッジ10の1つの型の例として
示される。いずれの形態要因を有するテープカートリッジ10でも、またはいず
れの型のテープカートリッジ10でも本発明を使用することができることに注意
すべきである。米国特許第5,547,142号は、本発明を使用することがで
きるテープカートリッジの1つの例を示す。米国特許第5,297,755号は
、本発明を使用することができるテープカートリッジの別の例を示す。テープカ
ートリッジ10は、装着プレートまたは基部12およびカバーまたはシェル14
によって形成された箱状ハウジングを含む。シェル14は、1セットの穴15〜
19を通して挿入されたねじによって基部12に留められる。シェル14は、2
つのテープハブの部分を露出する2つの穴20、21も含む。図1に示されるよ
うに、テープハブは歯状テープハブリールである。旋回アクセスドア26が、基
部12とシェル14との間に蝶番で留められ、閉鎖位置で示される。
【0015】 図2は、旋回アクセスドア26が開位置にあるテープカートリッジ10の斜視
図である。図2を参照すると、テープカートリッジ10は、旋回アクセスドア2
6が開位置に旋回して、それによって、矢印25によって表され、テープヘッド
受け取り領域と称される開口を通して内部を露出するように示される。テープヘ
ッド受け取り領域25を見えるようにするために、テープは図2では示されない
。アクセスドア26が開位置に旋回すると、後述のように、1つ以上のテープヘ
ッド(図示せず)がテープに接触して、テープのデータに読み取りおよび/また
は書き込みアクセスすることができる。
【0016】 図3は、テープカートリッジ10の分解斜視図である。テープカートリッジ1
0は、カートリッジの内側部分を露出するように、分解して示される。明瞭化の
ために、テープは示されていない。テープ走行路は下記に検討される。ピン62
が、基部12の穴63とシェル14の穴64とを留める。ピン62は穴68を通
って挿入され、アクセスドア26の旋回を可能にする。
【0017】 基部12は、様々な内側表面を有する。基部12は、床または内側表面50と
、床50に取り付けられて同一装着平面52にある1セットの内側装着表面51
、53と、を含む。装着表面51、53が同一の装着平面52にあるため、様々
なテープカートリッジ構成要素が互いに対して精密に位置決めされる。内側表面
50は、装着平面52に対して窪んでおり、2つのテープハブ200、300が
妨げられずに回転するのを可能にする。2つのテープハブ200、300は、装
着表面51、53に装着される。2本の車軸72、73が、それぞれ装着表面5
2、53に固定される。2つの歯状ハブテープリール200、300は、それぞ
れハブ車軸72、73に回転可能に設けられる。車軸72、73は、それぞれ2
つのハブ200、300の開口を通って延在する。ハブ200、300は、2本
の車軸72、73上で回転する。テープカートリッジ10またはテープカートリ
ッジマウントの数個の構成要素が、内側表面50に、または内側表面50との界
面に装着される。第1のテープガイドピン100および第2のテープガイドピン
101が、装着表面50に留められる。
【0018】 図4は、テープドライブ400およびテープカートリッジ10の斜視図である
。テープドライブ400は、テープカートリッジ10を受け取るための窪み42
0を有するハウジング410を含む。テープドライブ400は、窪み420内に
位置決めされたテープヘッド430も含み、そのため、テープカートリッジ10
が窪み420に挿入されるときには、テープヘッド430はヘッド受け取り領域
25に挿入される。テープカートリッジがヘッド受け取り領域25へのドア26
を有するのであれば、テープヘッド430がテープヘッド受け取り領域25に位
置決めされる前に、ドアは開いていなければならない。テープヘッド430は、
多くの変換要素または読み取り書き込みヘッド(図示せず)を含み、データを表
す情報をテープ450に書き込むのに使用される。テープ450は、様々なガイ
ドおよびピン上を通り過ぎ、これらは、図5〜7でテープカートリッジのテープ
ヘッド受け取り領域25下にこれを越えて示される。図5〜7でテープカートリ
ッジのテープヘッド受け取り領域25下にこれを越えて示される様々なガイドお
よびピン上を取る路は、テープ走行路452と称される。
【0019】 図4に示されるように、テープ走行路452は、テープヘッド430上を通る
テープの2つの層またはレベルを含む。テープ走行路452は、二重ループテー
プ453を含み、テープヘッド430上の2つの層またはレベルのテープ450
を表す。テープヘッド430上を実際に動くテープ450の層は、テープ450
の外側層454と称される。ハブ200にもっとも近いテープの層は、テープ4
50の内側層456と称される。テープは、テープカートリッジ10のヘッド受
け取り領域25にもっとも近く位置決めされるハブ200に、およびハブ300
に巻き取られる。テープ450は、テープカートリッジ10のテープヘッド受け
取り領域25を過ぎて2つの方向のいずれかに動くことができる。テープまたは
媒体はきわめて薄いことに注意しなければならない。実際にきわめて薄いため、
テープの単一の層とテープ450の2つの層とを区別することは困難である。こ
の概略図では、読者がテープ走行路452をより容易に見ることができるように
、テープ走行路452上のテープ450の厚さは誇張されている。内側テープ4
56の間の分離の量も、テープ走行路452を示すために、誇張されている。一
般に空気軸受が層の間で形成されるときに、テープ走行路452上のテープ45
0の内側テープ456と外側層454との間にいくらかの分離があることに注意
しなければならない。テープの2つ以上の層を使用することができることに注意
しなければならない。言い換えると、本発明は、テープ走行路にテープの複数の
層を使用することを企図し、したがって、テープ走行路にテープの2つ以上の層
を使用することを企図する。
【0020】 図5は、シェル14が取り除かれた基部12の上面図である。図5は、別のテ
ープ走行路452を示す。ハブ200、300は、基部12に回転可能に取り付
けられるのが示される。第1のテープガイド501、第2のテープガイド502
、第3のテープガイド503および第4のテープガイド504も基部に取り付け
られている。テープガイド501、502、503、504は、テープ走行路4
52に沿ってテープ450をガイドする。テープガイド501、502、503
、504は、テープ450が包むように沿って方向を変えることができる表面を
提供する。方向を変える量は一般に、角度θによって規定される。第1のテープ
ピン510および第2のテープピン512も基部12に取り付けられる。テープ
ピン510、512は一般に、テープガイド501、502、503、504に
比較すると、半径が小さい。テープピン510、512もまた、テープの方向を
わずかに変えるか、または、テープガイド501、502、503、504に関
連する角度θに比較するとより小さい角度θでテープの方向を変える。図示のよ
うに、テープピン510、512は、テープカートリッジ10のテープヘッド受
け取り部分25近傍に位置決めされる。テープピン510、512は、テープヘ
ッド430(図4に示される)に近接して、テープヘッド430上にテープを動
かし続ける。
【0021】 図5において、テープ走行路452は、ハブ200で開始し、テープガイド5
03、テープガイド502、テープピン512、テープピン510およびテープ
ガイド501上を通り、次いでハブ200とハブ300との間を通る。最初にテ
ープガイド503、テープガイド502およびテープガイド501上を通るテー
プ450の部分は、テープ450の内側層456である。テープは次いで、テー
プガイド503、テープガイド502およびテープガイド501上を2度目に通
り、ハブ300を越えてテープガイド504へ行く。テープは次いでハブ300
上に巻き取られる。テープガイド503、テープガイド502およびテープガイ
ド501上を2度目に通るテープ450の部分は、テープ450の外側層454
である。さらに、二重ループ部分453は、テープガイド503、テープガイド
502およびテープガイド501上を通る内側層456および外側層454を含
む。テープピン512およびテープピン510は、テープヘッド受け取り開口2
5の近傍に位置決めされる。前述のように、テープピン512およびテープピン
510は、テープをテープヘッド430上へ方向づける。
【0022】 図6は、テープカートリッジ10の基部12およびテープカートリッジ10内
の第2の磁気テープ走行路452の上面図である。この実施態様において、テー
プ走行路452は、ハブ200で開始し、テープピン512、テープピン510
およびテープガイド501を通り、次いでハブ200とハブ300との間を通る
。最初にテープガイド、テープピン512、テープピン510およびテープガイ
ド501上を通るテープ450の部分は、テープ450の内側層456である。
テープは次いで、テープガイド503、テープガイド502およびテープガイド
501上を2度目に通り、ハブ300を越えてテープガイド504へ行く。テー
プは次いでハブ300上に巻き取られる。テープガイド、テープピン512、テ
ープピン510およびテープガイド501上を2度目に通るテープ450の部分
は、テープ450の外部または外側層454である。さらに、二重ループ部分4
53は、テープピン512、テープピン510およびテープガイド501上を通
る内側層456および外側層454を含む。テープピン512およびテープピン
510は、テープヘッド受け取り開口25の近傍に位置決めされる。前述のよう
に、テープピン512およびテープピン510は、テープをテープヘッド430
上へ方向づける。
【0023】 テープカートリッジ10のテープヘッド受け取り領域25に形成された2つの
層を有するテープ走行路を形成することに、多くの利点がある。1つの利点は、
テープヘッド430が接触するテープ450が2つのレベルまたは層を有するこ
とによって、所与のヘッドとテープとの界面により低いテープ張力を使用するこ
とができることである。言い換えると、テープの2つの層がテープヘッド430
に呈されるのであれば、ヘッドにわたる接触圧力は、テープの単一層がテープヘ
ッド430に呈されるときよりも、高くなりうる。より薄いテープ450が使用
されるときには、張力を低くすることができるため、テープに過剰な応力をかけ
る多くの悪影響を回避し、テープヘッド430における圧力を、テープ450に
書き込むときまたはテープ450から読み込むときにテープ450が良好な信号
を生成する高さで動くレベルに保つことができる。より低い張力を使用すること
は、テープドライブ400のドライブモータにより小さいトルクを必要とする。
さらに、より低い張力は、テープの複数の層を支持しないテープガイド501、
502、503、504における負荷を低下させる。たとえば、図5に示される
テープカートリッジ10において、テープガイド504上の力は低減される。図
6に示されるテープカートリッジ10において、テープガイド501、502の
各々、および、テープピン510、512上の力も、低減される。図7に示され
るテープカートリッジ10において、テープガイド502、503、504の各
々上の力は低減される。負荷はテープの2つ以上の層によって共有されるため、
テープ上の縁負荷(edge loading)は、テープドライブおよびテー
プカートリッジスーイングコンプライアントまたはばね荷重ガイドでも低減され
る。これは、テープ縁の損傷、ゆがみ、波しわおよび残骸発生を低減するのを補
助する。より低い張力は、テープが入れ子状態になるのも低減し、保管されたテ
ープにかかる応力を低下することによってテープクリープ(テープ変形、tap
e creep)も低減する。
【0024】 他の利点は、テープ走行路の長さが長くなるという事実から生じる。有効テー
プ走行路長を長くして層から層への減衰(layer to layer da
mping)を提供することによって、サーボ性能に従う閉鎖ループトラックが
高められる。ハブが基部に対して上へまたは下へ動くときに、または、回転軸が
ハブに同軸ではないときに、または、ジグザグ線を有するテープをほどくときに
、層の間の減衰が、テープの2つの層の間の動きを遅くする。テープの長さに垂
直な方向におけるそのような急激な運動を排除することが、テープトラッキング
を改良する。改良されたテープトラッキングは、テープ上のより高いトラック密
度を可能にする。さらに別の利点は、今や、より薄いテープを使用することがで
きることである。トラック密度が増加し、テープがより薄くなるため、特定の形
態要因のテープカートリッジでより大きなデータ容量が可能になる。
【0025】 上述の多くの利点は、テープカートリッジ10のテープヘッド受け取り領域2
5に呈されるテープ450の2つの層またはレベルを含むテープ走行路452を
必要としない。図7は、テープカートリッジ10の基部12およびテープカート
リッジ10内の第3の磁気テープ走行路452の上面図である。この特定の実施
態様には、ハブ200に関連する二重ループ753があり、別の二重ループ75
5がハブ300に関連する。ヘッド受け取り開口25には、テープ450の二重
層ではなく、テープの単一の層がある。テープ走行路452は、ハブ200で開
始し、テープガイド503上を通り、2度目にハブ200のまわりを、次いで2
度目にテープガイド503のまわりを通る。次いでテープは、テープガイド50
2、テープピン512、テープピン510およびテープガイド501を通る。テ
ープ走行路は、ハブ300へ続き、そこで、外側層を形成する。テープ走行路4
52は、テープガイド504上を通ってハブ300へ行き、さらにテープガイド
504上を通ってハブ300へ行き、そこでハブ300に巻き取られる。
【0026】 ハブ200で開始し、テープガイド503上を通り、ハブ200に戻るテープ
450の部分は、二重ループ753を形成するテープ450の内側層756であ
る。ハブ200からテープガイド503上を2度目に通るテープ450の部分は
、二重ループ753を形成するテープ450の外側層754である。さらに、二
重ループ部分753は、テープガイド503上を通る内側層756と外側層75
4とを含む。
【0027】 ハブ300で終了し、テープガイド504上を通り、ハブ300に戻るテープ
450の部分は、二重ループ755を形成するテープ450の内側層766であ
る。ハブ300からテープガイド504上を2度目に通るテープ450の部分は
、二重ループ755を形成するテープ450の外側層764である。さらに、二
重ループ部分755は、テープガイド504上を通る内側層766と外側層76
4とを含む。
【0028】 上述のテープ走行路452は、すべてテープカートリッジ10内にある。単一
のハブを含むテープ走行路もある。テープの端は回収され、テープドライブ40
0を通る。これらの場合には、テープ走行路はドライブ400内にある。テープ
ドライブ400は、テープ走行路の様々な点でテープの複数の層を含むことがで
きることに注意すべきである。
【0029】 単一のハブを備えたテープカートリッジ10が、テープカートリッジ10のテ
ープ受け取り部分25で、または、1つ以上のテープガイドまたはピンで、複数
の層を有するテープ走行路を含むことができることも企図される。図9は、単一
のハブ200と、テープヘッド受け取り部分25に呈された複数の層を備えたテ
ープ走行路452とを有するテープカートリッジ10の概略図である。テープは
、ハブ200に巻き取られる。ハブ200から、第1のテープガイド501上を
通り、第2のテープガイド502のまわりを巻いて、ハブ200へ戻る。ハブ2
00から、テープ450は、テープガイド501、テープガイド502へ戻り、
ドライブ巻き取りリール(図示せず)に行く。テープは、テープ受け取り部分2
5の領域で二重層453を形成する。二重層453に関連するテープの内側層4
56とテープの外側層454とがある。
【0030】 上記図4〜6のテープ走行路に示されるように、テープヘッド430に呈され
る2つのレベルのテープがあるときに、テープヘッドにもっとも近いテープのレ
ベルに情報を書き込むことに関連して懸念が生じる。この懸念は、書き込み作業
から生じる磁気フラックスが、書き込み作業の間に、テープ450の外側層45
4を通ってテープの内側層456へ行くことである。結果として、テープ450
の内側層456への過剰書き込みになるであろう。現在は、テープの内側層45
6における磁場の大きさは、テープ456の内側層への過剰書き込みを生じるに
は十分ではないと思われる。言い換えると、現在は、この懸念は問題ではないが
、高磁気書き込みフラックス必要とする設計の場合に、簡単な解決法をここに述
べる。古いテープドライブは、上述のテープ走行路452の1つを使用してより
薄いテープに書き込み問題を発生させるのに十分に強い書き込みヘッドで磁場を
生ずるように設計されているものもある。言い換えると、単一層のテープカート
リッジに設計されたドライブに使用するためにテープの複数の層の部分を備えた
テープカートリッジの下方向互換性が可能である解決法が必要である。
【0031】 図8は、磁気テープ450と磁気ヘッド800との界面(インターフェース)
の概略図である。図8は、テープ450の二重ループのテープの外側層454と
テープの内側層456とを示す。テープの外側層454とテープの内側層456
との間に形成された空気軸受810も示される。テープの各層454、456は
、裏地層(裏面)820と、支持体(支持層、サブストレート)822と、磁気
層824とを含む。テープの裏地層820には、防止措置として磁気シールドが
設けられる。裏地層顔料は、磁気シールドを生成するために、磁鉄鉱等のきわめ
て柔らかい強磁性顔料を含むであろう。結果として、ヘッドのトランデューサー
800のギャップで生成されたフラックス830の線が、書き込み作業の間に、
通常通り、テープ450に入るであろう。書き込み作業の間に、テープの外側層
454の支持体822を通る代わりに、フラックスの線は、もっとも少ない磁気
抵抗の路を取り、磁気シールドとして作用するテープの裏地層820を通るであ
ろう。これは、テープ450の裏地層820の材料が、磁気的に飽和になるまで
発生するであろう。これは、テープ450の内側層456への過剰な書き込みを
防止するであろう。
【0032】 テープ450の二重ループ453を含むテープ走行路452を使用するときに
、テープドライブ400の始動手順は、適切な始動を確実にするように修正され
なければならない。本質的に、テープカートリッジ10のハブ200、300は
、テープの他方の層の下にあるテープ450の一方の層が最初に張力をかけられ
るように、駆動されなけらばならない。テープの他方の層の下にあるテープの一
方の層が最初に張力をかけられるように、テープカートリッジ10のハブ200
および300を駆動するステップは、選択された時間内に行われなければならな
い。選択された時間のため、テープの層の間に空気軸受を形成することができる
。テープドライブ400は、テープ450を2つの方向に駆動することができる
。一方の方向において、テープの他方の層の下にあるテープの層が最初に張力を
かけられる。始動時にテープを他方の方向に駆動すると、テープの他方の層の下
にあるテープの層は、テープの他方の層の下にあるテープの層が張力をかけられ
るように最初に駆動されなければならず、駆動方向が逆転しなければならない。
言い換えると、テープは、他方の層の下にあるテープの層が張力をかけられるよ
うに、常にテープカートリッジ内の同一方向に始動されなければならない。反対
方向にあるテープを駆動するための始動手順は、他方の層の下にあるテープの層
が短時間で張力をかけられる方向にテープを駆動することで開始しなければなら
ない。この後、テープは、所望の移動の方向へ逆転される。テープ走行路452
がテープピン510または512、または、ガイド501、502、503また
は504を含み、その上でテープが一定の範囲上で方向を変化するときに、この
手順が必要であることがわかった。方向変化の量は一般に、角度θによって規定
される。角度θが約140度を超えて180度までの場合は、テープ走行路45
2のテープの層の間の結合を防止するために、この始動手順が必要である。
【図面の簡単な説明】
下記の好適な実施態様の詳細な説明は、下記図面に関連して読むと、最良に理
解することができる。
【図1】 テープカートリッジの斜視図である。
【図2】 開いた旋回アクセスドアを備えたテープカートリッジの斜視図で
ある。
【図3】 テープカートリッジの分解斜視図である。
【図4】 テープドライブおよびカートリッジの概略図である。
【図5】 テープカートリッジの基部およびテープカートリッジ内の第1の
磁気テープ走行路の上面図である。
【図6】 テープカートリッジの基部およびテープカートリッジ内の第2の
磁気テープ走行路の上面図である。
【図7】 テープカートリッジの基部およびテープカートリッジ内の第3の
磁気テープ走行路の上面図である。
【図8】 磁気テープとヘッドとの界面の概略図である。
【図9】 テープカートリッジの基部およびテープカートリッジ内の第4の
磁気テープ走行路の上面図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 リチャード・ダブリュー・モールスタッド アメリカ合衆国55164−0898ミネソタ州セ ント・ポール、ポスト・オフィス・ボック ス64898 【要約の続き】 時に、一方の層が第2の層に結合するのを防止する。最 初の始動方向が所望の方向とは反対の場合、テープの方 向はテープカートリッジ内で逆転される。二重ループ型 テープ走行路を含むテープドライブに使用されるテープ は、支持体を含み、支持体の一方の側に磁気層を有し、 支持体の他方の側に柔らかい磁性材料の裏地層を有す る。裏地層は、磁性シールドとして作用し、書き込まれ ているテープの層の下にあるテープの層に、ヘッドにも っとも近いテープの層を通して書き込まれるのを防止す る。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テープカートリッジであって、 第1の回転可能なハブと、 第2の回転可能なハブと、 テープヘッド受け取り領域と、 該第1の回転可能なハブおよび該第2の回転可能なハブに巻き取られた可撓性
    を有する記録テープであって、該テープヘッド受け取り領域でテープの2つのレ
    ベルを提供するように該カートリッジを通して走行路が定められた可撓性を有す
    る記録テープと、 を具備するテープカートリッジ。
  2. 【請求項2】 前記テープヘッド受け取り領域近傍に位置決めされた第1の
    ガイドと、 該テープヘッド受け取り領域近傍に位置決めされた第2のガイドと、 をさらに具備する請求項1記載のカートリッジ。
  3. 【請求項3】 前記可撓性を有するテープは、前記テープヘッド受け取り領
    域近傍に位置決めされた前記第1のガイドと該テープヘッド受け取り領域近傍に
    位置決めされた前記第2のガイドの少なくとも一方で、テープの2つのレベルを
    提供するように、前記カートリッジを通して走行路が定められた請求項2記載の
    カートリッジ。
  4. 【請求項4】 前記可撓性のあるテープは、前記第1のガイドと前記第2の
    ガイドとの両方で、テープの2つのレベルを提供するように、前記カートリッジ
    を通して走行路が定められた請求項2記載のカートリッジ。
  5. 【請求項5】 支持体と、 該支持体の一方の側に設けられた磁気層と、 該支持体の他方の側に設けられた柔らかい磁性材料の裏面と、 をさらに備えたテープをさらに具備する請求項1記載のカートリッジ。
  6. 【請求項6】 テープカートリッジであって、 基部と、 該基部に取り付けられた第1の回転可能なハブと、 該基部に取り付けられた第2の回転可能なハブと、 テープヘッド受け取り領域と、 該基部に取り付けられたテープガイドと、 該第1の回転可能なハブおよび該第2の回転可能なハブに巻き取られた可撓性
    を有する記録テープであって、該第1のテープガイドでテープの2つのレベルを
    提供するように該カートリッジを通して走行路が定められた可撓性を有する記録
    テープと、 を具備するテープカートリッジ。
  7. 【請求項7】 前記基部に取り付けられた第2のテープガイドをさらに具備
    し、 前記可撓性を有する記録テープは前記第1の回転可能なハブおよび前記第2の
    回転可能なハブに巻き取られ、該可撓性を有する記録テープは該第2のテープガ
    イドでテープの2つのレベルを提供するように前記カートリッジを通して走行路
    が定められた請求項6記載のカートリッジ。
  8. 【請求項8】 前記基部に取り付けられた第2のテープガイドと、 該基部に取り付けられたシェルであって、該シェルおよび基部はテープヘッド
    を受け取るための開口を形成し、前記可撓性を有する記録テープは前記第1の回
    転可能なハブおよび前記第2の回転可能なハブに巻き取られ、該可撓性を有する
    記録テープは、該第2のテープガイドとテープヘッドを受け取るための該開口と
    でテープの2つのレベルを提供するようにカートリッジを通して走行路が定めら
    れたシェルと、 をさらに具備する請求項6記載のカートリッジ。
  9. 【請求項9】 支持体と、 該支持体の一方の側に設けられた磁気層と、 該支持体の他方の側に設けられた柔軟な磁性材料の裏面と、 をさらに備えたテープをさらに具備する請求項6記載のカートリッジ。
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