JPS62157368A - フロントロ−デイング型コンパ−トメント - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、磁気記録再生装置に対してフロッピーディ
スク及びテープカセットを装着する際に有用なフロント
ローディングタイプのコンパートメントに関するもので
ある。

〔発明の概要〕

この発明の磁気記録再生装置におけるフロントローディ
ングタイプのコンパートメントは小型のフロッピーディ
スクのカートリッジ又はテープカセ、＝　）をホールド
する空間領域を広くすると共に、例えば小型のフロッピ
ーディスクが挿入されたときも充分に位置決めをするこ
とができる押圧部材を設け、同一の磁気記録再生装置に
よってフロッピーディスクと、テープカセットの記録再
生が行われるようにしたものである。

〔従来の技術〕

信号の記録、又は読み出しを行う媒体として可撓性の磁
性円板を利用したフロッピーディスクは高い記録密度を
有し、コンパクトな形状となるため、パーソナルコンピ
ュータや０Ａｆｉ器に多用されている。

しかしながら、演算処理された大量の情報を記録保管す
るバックアップメモリとしては、小型のフロッピーディ
スクは充分な記憶容縫を持つものとはいえず、この場合
は例えば高価なハードディスフ等が使用されることにな
る。

そこで、本出願人は先にフロッピーディスクと同一寸法
でかつ、記憶容量を大幅に増加させることができるテー
プカセットを開発した。

第５図はかかるテープカセットをフロントローディング
タイプのコンパートメントに挿入したときの斜視図を示
したもので、１０はテープカセットのカートリッジ、３
０はコンパートメントである。このテープカセットのカ
ートリッジは、例えば３．５インチのフロッピーディス
クと同一形状とされ、図示されていないが中央部底面に
はフロッピーディスクと同様にドライブ用のセンタコア
が設けられている。そして前面の開口部１０Ｂには磁気
テープ１１の記録面を保護するシャッタ１２が摺動可能
に取り付けである。

カートリッジｌＯの後端に設けられている２個のドーム
部１０Ｈには磁気テープが巻回されている２個のリール
１３Ａ、１３Ｂが一点鎖線で示すように収容されており
、このリールから磁気テープ１１が矢印方向に示すよう
に引き出されてカートリッジ内の偏平な空間を周回する
ように案内されている。

２個のドーム部１０Ｅの中間にはセンタコアとベルト等
によって連動しているリール１３Ａ。

１３Ｂの回転機構が設けられているので、このテープカ
セットはフロッピーディスクと同様にコンパートメント
に装着して磁気記録再生装置内にローディングすると開
口部１０Ｂを磁気テープ１１が走行し、開口部１０Ｂか
ら磁気テープ１１に当接している磁気ヘッドによってテ
ープ幅方向に多数の記録トラックを形成することができ
る。

〔発明が解決しようとする問題点〕

このようなカセットテープは長尺の磁気テープ１１を使
用すると、フロッピーディスクと同一形状のカートリッ
ジで大量の情報を記録することができるようになるが、
テープの走行系路に１８０度の傾斜反転ガイドを２本使
用する必要があり、又、テープの走行系路を安定にする
ための各種ガイドが必要になるため、従来のフロッピー
ディスクと同一厚さ寸法にするよりは若干、カートリッ
ジの厚み寸法を大きくする方が良好なテープパスが得ら
れることが判明した。

しかしコンパートメントの厚み寸法を増加すると従来の
薄形のフロッピーディスクを装着したときにガタ付きが
発生し、互換性が失われるという問題がある。

この発明は、かかる問題点を解消するためになされたも
のであって、コンパートメントに従来のフロッピーディ
スクのカートリッジと同時に、厚み寸法がやや大きいテ
ープカセットのカートリッジもホールドし、かつ、ロー
ディングできるようにしたフロントローディング型のコ
ンパートメントを提供することを目的としてなされたも
のである。

〔問題点を解決するための手段〕

カートリッジが装着されるコンパートメントの内部空間
に例えばスプリングコイルによって付勢されている押圧
部材がコンパートメントの天板から突入するように構成
する。

〔作用〕

コンパートメントの収容空間は厚み寸法の大きいテープ
カセットのカートリッジも収容できるように構成されて
いるが、薄形のフロッピーディスクがコンパートメント
内に収容されたときでも、コンパートメントの天板に設
けられている押圧部材によってガタ付きが発生しないよ
うに固定することができるので、同一の記録再生装置に
よってフロッピーディスク、及びテープカセットをドラ
イブすることができるようになる。

〔実施例〕

’Ｐｒ　ｌ　図（ａ）　（ｂ）はこの発明のフロントロ
ーディングタイプのコンパートメント面の上面図と側面
図を示したものであり、第２図（ａ）　（ｂ）は同じく
コンパートメント内に装着されるカートリッジの上面図
と側面図を示したものである。

この図で３０は一枚の金属板をプレス加工等によって成
形したコンパートメントで、その両側辺はコ字状に折り
曲げられ内部に点線で示すようにフＯ，ビーディスク又
は、テープカセットのカートリッジ１０が収容されるよ
うな空間が構成されている。３１ａ〜３１ｄは前記コン
パートメント３０の両側辺に軸支されているガイドビン
で、このガイドピン３１ａ〜３１ｄは、第１図（ｂ）に
よく示されているように、メカニカルデツキ５７の上面
でスライドする支持板５６の案内片５０゜５１．５２．
５３の斜面に沿って移動し、コンパートメント３０をメ
カニカルデツキ５７の所定の位置に垂下させるものであ
る。３２ａ、３２ｂはコンパートメント３０をメカニカ
ルデツキ側に付勢するスプリング５４を係止している突
起片、３３は装着されたカートリッジ１０のシャッタ１
２を開閉するためのアームで、第２図（ａ）に示したカ
ートリッジｌＯが矢印方向から挿入されると、アーム３
３の先端にある下向きのビン３３ａがカートリッジ１０
の前方にある凹部ＬＯＧに係合し、スプリング３４に抗
して点線位置まで移動する間にシャッタ１２を開成状態
に保つ。

３５はコンバートメツ）３０の上面に取り付けられてい
る第１の押圧部材で、この押圧部材３５の中央部の突片
３５ａはコンパートメント３０の上面に形成されている
軸受板３６に軸支されている軸３７に回動可能、に取り
付けられている。

そして、軸３７に遊嵌されているトーションバネ３８に
よって時計方向に付勢されている。なお、押圧部材３５
の両側には下側に折り曲げられている衝合部３５ｂがコ
ンバートメンｌ−３０の開口部３９．３９から内部空間
に突入している。

４０．４０は後述するようにコンパートメントの前端両
側辺に設けられている２個の第２の押圧部材を示し、こ
の押圧部材４０．４０もそれぞれコンバートメン）３０
の上面に起立した軸受板４１ａ、４１ｂに軸支されてい
る軸４２．４２によって回転可壱に支持され、押圧部材
４０の前端に設けた衝合部４３は第１図（ｂ）に示され
ているようにコンパートメント３０の開口４４．４４か
ら内部に突入している。そして、第１の押圧部材３５と
同様に２個のトーションバネ４５．４６によって時計方
向に付勢されている。なお第２の押圧部材４０は後述す
る第４図にみられるように主押圧部材４ＯＡと情理圧部
材４０Ｂに分離しておくことが好ましい。

又、コンパートメント３０の上面中央部には、後述する
第３図に示すように第３の押圧部材４７を設けるための
開口部４８を設けることができる。

以下、この発明のコンパートメントの作用を第２図（ａ
）　（ｂ）に示したカートリッジ１０を参照して説明す
る。

この発明のコンパートメントには矢印方向から第２図（
ａ）に示したようにフロッピーディスフタ・イブ又は、
テープカセットタイプのカートリッジ１０が挿入される
。

この場合、一点鎖線で示す従来のフロッピーディスクタ
イプのカートリッジｌＯの逗みは第２図（ｂ）で示すよ
うにｔ　＝　３．３　ｍｍであるが、前述した第５図に
示すように記憶容量を増大したテープカセットタイプの
カートリッジ１０の場合は幅寸法は同一であるが、その
厚みはＴで示すように厚くなる。（約Ｅｉ、ｌ　ｍｍ） しかし、この発明のコンパートメント３０には第１図（
ａ）　（ｂ）で説明したように第１、第２の押圧部材３
５，４０．４０の衝合部３５ｂ、４３゜４３がコンパー
トメント３０の上面から内部空間に突入し、それぞれが
トーションバネ３６．及びトーションバネ４５　、４６
　、によって付勢されているのでいずれの厚みのカート
リッジ１０が挿入されても、この押圧部材３５，４０．
４０によって４点でコンパートメント３０の底面側に圧
接される。

なお、従来のコンパートメントと同様に挿入後に作動す
る支持片５６の矢印Ｇ方向の移動によってコンパートメ
ント３０内に挿入されたカートリッジ１０はメカニカル
デツキ表面に垂下され、所定位置にコーディングされる
。又、挿入と同時に前記アーム３３のピン３３ａがカー
トリッジ１０の凹部１０Ｇに係合するので、カートリッ
ジ１０の進行と同時にシャッタ１２が開成状態になる。

磁気記録再生装置側ではローディングされたカートリッ
ジ１０の突出片１０ｃの有無を第５図に示すようにマイ
クロスイッチ２１によって検出し、例えば挿入されたカ
ートリッジ１０に突出片ＩＯＣが無いときは通常のフロ
ッピーディスクのドライブモードに制御されるが、突出
片１０Ｇが検出されたときはテープカセットがローディ
ングされたと判断して、スピンドルモータのドライブ回
路及び記録・再生のデータフォーマットが切り換わるよ
うになされている。この発明のテープカセットは上述し
たように第１．第２の押圧部材によってフロッピーディ
スク及びテープカセットのいずれのカートリッジも磁気
記録再生装置内の所定の位置にローディングすることが
できる。

ところで、記録容量を増大させるために開発されたテー
プカセットの場合は、スピンドルモータの軸によって直
接磁気テープがドライブされないため、コンパートメン
ト３０の前方の開口部３０ａに位置して記録再生を行う
磁気へラドＭとテープ記録位置の相対位置精度がフロッ
ピーディスクに比較して悪くなる。

そこで、本出願人は磁気テープを周回させるカートリッ
ジ内部に第２図（ａ）の２点鎖線で示すようなガイド基
板２０を装着してテープ位置を規正することを提案した
。（別途出願中） このガイド基板２０の側面は第２図（ｂ）で２点鎖線で
示すようにカートリッジ１０の表面から突出する位置決
め凸部２１，２２８（２２ｂ）を備えており、特に位置
決め凸部２１の下部にはセンタコア（図示せず）を介し
てスピンドルモータの回転駆動軸２３が嵌入するような
固定軸２４が設けられている。したがって、このような
テープカセットをコンパートメント３０に挿入ローディ
ングするときは、前記位置決め凸部２１．及び２２ａ、
２３ａをメカニカルデツキ面に押圧する機構が必要にな
る。

第３図、第４図はガイド基板２０に対しても押圧機能を
有する第３の押圧部材４７と、第２の押圧部材４０の詳
細な構造を示したものである。

第３図においてコンパートメント３０の上面板の一部を
切り起してその軸穴４９に棒状の第３の押圧部材４７が
遊嵌されている。６０は押圧部材４７の抜は出しを防止
する止めワッシャ、６１は押圧部材４７を下方に付勢し
ているスプリングコイルである。

この第３の押圧部材４７はカートリッジ１０が所定の位
置までコンパートメント内に押し込まれると、カートリ
ッジ１０の表面から突出している凸部２１が当接する位
置に設けられているので、スプリングコイル６１によっ
てガイド基板２０の凸部２１が下方に押圧され固定軸２
４を介してスピンドルモータの回転駆動軸２３の真上に
位置決めされる。

磁気記録再生装置の回転駆動軸２３と磁気へラドＭの相
対位置は高い精度で調整されているので、このガイド基
板２０によって案内されている磁気テープの位置と磁気
へラドＭの相当位置もコンパートメント３０によって高
い精度で設定されることになる。

第４図は前記第２の押圧部材４０の構造を分解斜視図と
したもので、コンパートメント３０の軸受板４１ａに軸
支されている軸４２・には２個のトーションバネ４５，
４８と、主押圧部材４０Ａ、及び情理圧部材４０Ｂが遊
嵌されている。

そして、主押圧部材４ＯＡは一方のトーションバネ４５
によって時計方向に付勢されており、前記主押圧部材４
０の中間に挟まれて独立した状態で軸支されている副杆
圧部材４０Ｂは、他方のトーションバネ４６によって同
様に時計方向に付勢されている。

したがって、カートリッジ１０がコンバートメン）３０
内に挿入されたときは、まず主押圧部材４０Ａによって
カートリッジ１０の表面が下方に押圧され、カートリッ
ジ１０の表面からガイド基板２０の凸部２２ａ（２２ｂ
）が突出しているテープカセットの場合は、さらにこの
凸部２２ａ（２２ｂ）に副杆圧部材４０Ｂが衝合して下
方に押圧する。そして、メカニカルデツキに植設されて
いる水平位置決めピン２５（第２図（ｂ））にガイド基
板２０を押し付けることによってガイド基板の廻り止め
と水平位置規正を行うようにするものである。

なお、ガイド基板２０が設けられているテープカセット
の場合は、前記回転駆動軸２３．及び水平位置決めビン
２５がガイド基板２０に当接するための開口がカートリ
ッジ１０の底面に設けられていることはいうまでもない
。

ガイド基板２０のないテープカセットの場合は前記第３
図に示した第３の押圧部材４７を省略し、第２の押圧部
材４０も主副に分離する必要はない。

〔発明の効果〕

以上説明したように、この発明のフロントローディング
タイプのカートリッジコンパートメントはカートリッジ
が収容される空間に対して付勢されている第１．第２の
押圧部材の衝合部がコンパートメントの上面から突入す
るように構成されているので、通常のフロッピーディス
クのカートリッジ、及び大容量のテープカセットのカー
トリッジも同時に磁気記録再生装置内に位置決めするこ
とができるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図（ａ）（ｂ）はこの発明のフロントローディング
タイプのカートリッジコンパートメントの上面からみた
平面図と、側面図、第２図（ａ）　（ｂ）はテープカセ
ットのカートリッジ外観を示す平面図と側面図、第３図
は第３の押圧部材の断面図、第４図は第２の押圧部材の
分解斜視図、第５図はテープカセットタイプのカートリ
ッジと、そのローディング用のコンパートメントを示す
斜視図である。 図中、１０はカートリッジ、２０はガイド基板、３０は
コンパートメント、３５は第１の押圧部材、４０は第２
の押圧部材を示す。 第２図 第１図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 厚みの異なる第１、第２のカートリッジが収容される空
   間領域が形成されているコンパートメントの天板に、前
   記コンパートメントに挿入される前記カートリッジを前
   記コンパートメントの底面側に圧接するように前記空間
   領域に突入する第１、第２の押圧部材を設けたことを特
   徴とするフロントローディング型コンパートメント。