JPH09128935A - テープカートリッジ - Google Patents

テープカートリッジ

Info

Publication number
JPH09128935A
JPH09128935A JP28121895A JP28121895A JPH09128935A JP H09128935 A JPH09128935 A JP H09128935A JP 28121895 A JP28121895 A JP 28121895A JP 28121895 A JP28121895 A JP 28121895A JP H09128935 A JPH09128935 A JP H09128935A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tape
reel
magnetic
magnetic tape
movable pin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP28121895A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiaki Watanabe
良紀 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP28121895A priority Critical patent/JPH09128935A/ja
Publication of JPH09128935A publication Critical patent/JPH09128935A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 駆動ベルトで磁気テープを走行させるように
なっているテープカートリッジにおいては、磁気テープ
の走行開始直後において、テープテンションが最も低
く、このために磁気テープとヘッドの接触不良を起こし
やすいという問題があったので、これを解消する。 【解決手段】 第1のテープリール31から引き出され
た磁気テープ33が第1,第2のテープガイド13,1
4を介して第2のテープリール32に巻き付けられるよ
うになっているとともに、上記磁気テープ33は駆動ベ
ルト38によって走行駆動されるようになっているテー
プカートリッジ1である。上記第1のテープリール31
と第1のテープガイド13及び第2のテープリール32
と第2のテープガイド14の間には、第1,第2のスプ
リング41,51のばね力で押圧されて磁気テープ33
側に移動して磁気テープ33に接触し、該磁気テープ3
3を上記テープリール及びテープガイド側に押し付けて
いる第1,第2の可動ピン42,52を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、駆動ベルトによっ
て磁気テープを走行させるようになっているテープカー
トリッジに関し、特に、フォワードやリバースの開始直
後におけるテープテンションの安定化を図ることができ
るようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】駆動ベルトを使用して磁気テープを走行
させるようにしたベルト駆動型のテープカートリッジと
して、コンピュータの外部記憶媒体、例えばパーソナル
コンピュータやオフィスコンピュータのバックアップ等
に用いられているテープカートリッジが知られている。
上記テープカートリッジは、一般にデータカートリッジ
と称されていて、上記コンピュータの機器本体に接続さ
れたデータバックアップ装置(以下、ドライブ装置とい
う)に装填されて使用され、上記機器本体のメモリーに
蓄積されたデータ信号を記録し、或は上記記録されたデ
ータ信号を機器本体のメモリーに供給する。
【0003】図5は、上記テープカートリッジ(以下、
データカートリッジと称する)の斜視図である。上記デ
ータカートリッジ101は、ベースプレート102とカ
バー103でカートリッジケース104が構成されてい
て、該カートリッジケース104内には第1,第2のテ
ープリール105,106と、これら第1,第2のテー
プリール105,106に巻回されている磁気テープ1
07と、該磁気テープ107を上記カートリッジケース
104の前端面(ドライブ装置への挿入方向Aの先端
面)104a側に沿わせて走行させる第1,第2のテー
プガイド108,109と、上記テープリール105,
106に巻回されている磁気テープ104の周面に圧接
されて、該磁気テープ104を走行させる駆動ベルト1
10を備えている。
【0004】上記駆動ベルト110は、上記第1,第2
のテープガイド108,109の間に配置された駆動ロ
ーラ111と、上記カートリッジケース104の後端面
104b側の両端部に配置された第1,第2のベルトガ
イドローラ112,113に、略三角形状に掛け渡され
ている。
【0005】上記駆動ベルト110の、駆動ローラ11
1と第1のベルトガイドローラ112の間は、第1のテ
ープリール105に巻き付けられている磁気テープ10
7の周面に圧接されているとともに、駆動ローラ111
と第2のベルトガイドローラ113の間は、第2のテー
プリール106に巻き付けられている磁気テープ107
の周面に圧接されている。
【0006】上記カバー103の前端面の略中央部に
は、上記駆動ローラ111の駆動伝達部111aを露出
させる(外部に臨ませる)切欠窓部114が設けられて
いるとともに、該切欠窓部114の一側部には、カート
リッジケース104内に上記ドライブ装置の磁気ヘッド
を導入するヘッド挿入口115が設けられている。上記
ヘッド挿入口115は、蓋部116で開閉されるように
なっている。上記蓋部116は、スプリング(図示省
略)のばね力によって常時は閉じた状態に維持されてい
る。なお、上記カバー103の切欠窓部114の他側部
の上面には、ライトプロテクタ117がスライド可能に
取り付けられている。
【0007】図6に示したように、上記テープカートリ
ッジ101は、ドライブ装置201に装填されると、該
装置201に設けた蓋部開放部材(図示省略)により蓋
部116が開けられてヘッド挿入口115内に上記装置
201の磁気ヘッド202が導入され、該磁気ヘッド2
02は磁気テープ107に所定のテンションで圧接され
るとともに、上記駆動ローラ111の駆動伝達部111
aに上記装置201のキャプスタンローラ203が接触
する。
【0008】そして、上記キャプスタンローラ203を
回転させると、駆動伝達部111aを介して駆動ローラ
111を回転して、駆動ベルト110を走行させ、該駆
動ベルト110の走行により磁気テープ107を走行さ
せるようになっている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のベル
ト駆動型のテープカートリッジは、その性質上、第1の
テープリール105から第2のテープリール106に磁
気テープ107を巻き取る所謂フォワード走行開始直後
や、これとは逆に、第2のテープリール106から第1
のテープリール105に磁気テープ107を巻き取る所
謂リバース走行開始直後における磁気テープ107のテ
ープテンションが最も低くなるために、磁気テープ10
7と磁気ヘッド202の接触不良を起こしやすいという
欠点がある。
【0010】そこで、上記欠点を解決するために、図7
に示したように、第1のテープリール105と第1のテ
ープガイド108の間に第1の固定ピン121を配置す
るとともに、第2のテープリール106と第2のテープ
ガイド109の間に第2の固定ピン122を配置し、こ
れら第1,第2の固定ピン121,122で上記第1,
第2のテープリール105,106への磁気テープ巻付
角度を増やして、テープテンションを増大させる方法が
採られている。
【0011】ところで、上述のように第1,第2の固定
ピン121,122を使用して、テープテンションを増
大させる方法は、図7に示したように、第1のテープリ
ール105に磁気テープ107をフルに巻き付けた場合
に、テープテンションが大きくなり過ぎて、磁気テープ
107にダメージを与えたり、場合によって磁気テープ
107を走行させることができなくなるという問題点が
あった。
【0012】本発明は、上記固定ピンに代えて可動ピン
を設け、該可動ピンにより、テープリールへの磁気テー
プの巻付角度を増大させる構成とすることにより上記従
来の問題点を解消したものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、第1のテープ
リールから引き出された磁気テープが第1,第2のテー
プガイドを介して第2のテープリールに巻き付けられる
ようになっているとともに、上記磁気テープは駆動ベル
トによって走行駆動されるようになっているテープカー
トリッジにおいて、上記第1のテープリールと第1のテ
ープガイド又は/及び第2のテープリールと第2のテー
プガイドの間には、スプリングのばね力で押圧されて磁
気テープ側に移動して磁気テープに接触し、該磁気テー
プを上記テープリール及びテープガイド側に押し付けて
いる可動ピンを設け、上記第1,第2のテープリールの
いずれか一方のテープリールに磁気テープが多く巻き付
けられて、該磁気テープが多く巻き付けられたテープリ
ール側のテープテンションが高くなると、該テープテン
ションによって、可動ピンがスプリングのばね力に抗し
て押し戻されて、テープリールへの磁気テープの巻付角
度を減少させることによって、磁気テープが多く巻き付
けられているテープリール側のテープテンションが過大
になるのを防止することができるようにしたものであ
る。
【0014】
【発明の実施の形態】次に本発明のテープカートリッジ
を図1〜図4を参照して説明する。図1はテープカート
リッジ1(3.5インチミニデータカートリッジ)の分
解斜視図である。上記テープカートリッジ1は、ベース
プレート2とカバー3とでカートリッジケース4(図2
参照)が構成されている。
【0015】上記ベースプレート2は、アルミニュウム
で矩形状に形成されている。上記ベースプレート2の上
面には、中央部に第1,第2のテープリール支持軸1
1,12が植立され、前端部(ドライブ装置への挿入方
向の先端部)の両側部に第1,第2のテープガイド1
3,14が植立され、これら第1,第2のテープガイド
13,14の間には駆動ローラ支持軸15が植立され、
後端部の両側部には第1,第2のベルトガイドローラ支
持軸16,17が植立され、上記第1のテープガイド1
3の近傍には蓋部支持軸18が植立され、上記駆動ロー
ラ支持軸15の近傍にはテープガイドピン19が植立さ
れている。
【0016】上記ベースプレート2の前端部の一側部
(上記第2のテープガイド14とテープガイドピン19
の間)にはヘッド挿入用の切欠部20が形成されている
とともに、上記第1のテープガイド13の近傍には、反
射部材取付用の切欠部21が形成されていて、該切欠部
21に臨んで反射部材22が取り付けられている。ま
た、上記蓋部支持軸18には捩りコイルばね23と蓋部
24とが取り付けられていて、該蓋部24は、上記捩り
コイルばね23により、上記ベースプレート2のヘッド
挿入用の切欠部20および後に説明するカバー3のヘッ
ド挿入口3aを閉じる方向に回動力を付与されている。
【0017】上記第1,第2のテープリール支持軸1
1,12には、第1,第2のテープリール31,32が
回転自在に取り付けられている。上記第1,第2のテー
プリール31,32には、磁気テープ33が巻回されて
いる。上記磁気テープ33は、上記第1,第2のテープ
ガイド13,14およびテープガイドピン19に掛けら
れていて、上記ベースプレート2の前端部2aに沿わせ
て、テープパス系が構成されている。
【0018】上記駆動ローラ支持軸15には、駆動ロー
ラ35が回転自在に取り付けられているとともに、上記
第1,第2のベルトガイドローラ支持軸16,17に
は、第1,第2のベルトガイドローラ(コーナーロー
ラ)36,37が回転自在に取り付けられている。
【0019】上記駆動ローラ35および第1,第2のベ
ルトガイドローラ36,37には、駆動ベルト38が略
三角形状に掛けられて、該駆動ベルト38の、上記駆動
ローラ35と第1のベルトガイドローラ36の間の部分
38aは、上記第1のテープリール31に巻き付けられ
た磁気テープ33の外周面に圧接されているとともに、
上記駆動ローラ35と第2のベルトガイドローラ37の
間の部分38bは、上記第2のテープリール32に巻き
付けられた磁気テープ33の外周面に圧接されている。
【0020】上記第1のテープリール31と第1のテー
プガイド13の間には、第1のスプリング41のばね力
で押圧されて磁気テープ33側に移動し、磁気テープ3
3に接触して、該磁気テープ33を上記第1のテープリ
ール31及び第1のテープガイド13側に押し付けて、
これら第1のテープリール31及び第1のテープガイド
13への磁気テープ33の巻付角度を増大させる第1の
可動ピン42が配置されている。
【0021】上記第1の可動ピン42は、磁気テープ3
3の接触する円柱状のピン本体部43と、該テープ接触
部43の上端に、これと直角に設けられたアーム部44
とを有し、該アーム部44の先端には、軸受穴45が設
けられている。
【0022】上記第1の可動ピン42は、上記軸受穴4
5に上記カバー3の内面に突設した第1の可動ピン支持
軸46を挿入することにより、該第1の可動ピン支持軸
46に回動可能に取り付けられている。上記第1の可動
ピン支持軸46は、上記ベースプレート2に植立された
第1のテープガイド13の軸心と対向する位置に設けら
れている。
【0023】上記第1のスプリング41は、捩りコイル
ばね状に作られていて、中央のコイル部41aに上記第
1の可動ピン支持軸46の先端を挿入することにより、
該第1の可動ピン支持軸46に取り付けられているとと
もに、上記第1の可動ピン42が第1の可動ピン支持軸
46から抜け落ちるのを防止するようになっている。上
述のようにして第1の可動ピン支持軸46の先端にコイ
ル部41aを取り付けられた第1のスプリング41は、
一端部41bが上記カバー3に設けた第1のスプリング
係止部(孔)47に係止され、他端部41cが上記第1
の可動ピン42のアーム部44の一側面に係止されて、
上記第1の可動ピン42に、図1の反時計方向の回動力
を付与し、該第1の可動ピン42のピン本体部43を磁
気テープ33の一側面に接触させるようになっている。
【0024】また、上記第2のテープリール32と第2
のテープガイド14の間には、第2のスプリング51の
ばね力で押圧されて磁気テープ33側に移動し、磁気テ
ープ33に接触して、該磁気テープ33を上記第2のテ
ープリール32及び第2のテープガイド14側に押し付
けて、これら第2のテープリール32及び第2のテープ
ガイド14への磁気テープ33の巻付角度を増大させる
第2の可動ピン52が配置されている。
【0025】上記第2の可動ピン52は、上記第1の可
動ピン42と同様に磁気テープ33の接触する円柱状の
ピン本体部53と、該テープ接触部53の上端に、これ
と直角に設けられたアーム部54とを有し、該アーム部
54の先端には、軸受穴55が設けられている。
【0026】上記第2の可動ピン52は、上記軸受穴5
5に、上記カバー3の内面に突設した第2の可動ピン支
持軸56を挿入することにより、該第2の可動ピン支持
軸56に回動可能に取り付けられている。上記第2の可
動ピン支持軸56は、上記ベースプレート2に植立され
た第2のテープガイド14の軸心と対向する位置に設け
られている。
【0027】上記第2のスプリング51は、上記第1の
スプリング41と同様に、捩りコイルばね状に作られて
いて、中央のコイル部51aに上記第2の可動ピン支持
軸56の先端を挿入することにより、該可動ピン支持軸
56に取り付けられているとともに、上記第2の可動ピ
ン52が第2の可動ピン支持軸56から抜け落ちるのを
防止するようになっている。上述のようにして第2の可
動ピン支持軸56の先端にコイル部51aを取り付けら
れた第2のスプリング51は、一端部51bが上記カバ
ー3に設けた第2のスプリング係止部(孔)57に係止
され、他端部51cが上記第2の可動ピン52のアーム
部54の一側面に係止されて、上記第2の可動ピン52
に、図1の時計方向の回動力を付与し、該第2の可動ピ
ン52のピン本体部53を磁気テープ33の一側面に接
触させるようになっている。
【0028】上記カバー3は、プラスチックによって矩
形状の浅皿状に形成されている。上記カバー3の前端面
の一側部(上記ベースプレート2のヘッド挿入用の切欠
部20と対応する位置)にはヘッド挿入口3aが形成さ
れ、中央部には上記駆動ローラ35の駆動伝達部35a
を外部に臨ませる切欠窓部3bが形成され、他側部に
は、上記反射部材22の前方に臨ませた状態で透明薄肉
の検出光透過部3cが形成されている。また、上記カバ
ー3の左右の両側面には、上記ベースプレート2の両側
部2a,2bを露出させるための凹部3d,3dが形成
されている。
【0029】上記カバー3は、上記第1,第2のテープ
リール31,32や磁気テープ33、駆動ベルト38等
を覆うように、カバー内面に突設したスタッド(図示省
略)およびビス61…61によって、ベースプレート2
上に組み付けられてテープカートリッジ1が構成され
る。
【0030】なお、カバー3の内面の上記第1,第2の
可動ピン支持軸46,56の基部には、ワッシャー4
8,58が取り付けられていて、これらワッシャー4
8,58により、上記第1,第2の可動ピン42,52
を円滑に回転させることができるようになっている。
【0031】実施の形態のテープカートリッジ1は上述
のような構成である。従って、図3に示したように、第
1のテープリール31に磁気テープ33をフル巻状態に
すると、上記第1のテープリール31側のテープテンシ
ョンは上昇し、該テープテンションによって、第1の可
動ピン42は、第1のスプリング41のばね力に抗して
押圧され、上記第1の可動ピン支持軸46を中心にして
時計方向に回動し、第1のテープリール31への磁気テ
ープ33の巻付角度を減少させて、上記第1のテープリ
ール31側のテープテンションが過大になるのを防止す
る。一方、上記第2のテープリール32には磁気テープ
33は殆ど巻き付けられていないので、上記第2のテー
プリール32側のテープテンションは下降し、上記第2
のスプリング51のばね力によって第2の可動ピン52
は時計方向に回動し、第2のテープリール32への磁気
テープ33の巻付角度を増大させ、第1のテープリール
31側のテープテンションを上昇させる。従って、記録
の再生のステート時において、磁気テープ33と磁気ヘ
ッド202の接触不良を防止し、記録の再生を確実なも
のにする。
【0032】記録再生が行われると、磁気テープ33
は、第1のテープリール31から第2のテープリール3
2側に巻き取られ、第2のテープリール32側のテープ
テンションが上昇し、第1のテープリール31側のテー
プテンションが下降していく。そして、第2のテープリ
ール32に磁気テープ33がフル巻きされた状態になる
と、図4に示したように第2のテープリール32側にお
いては、第2のテープリール32への磁気テープ33の
巻付角度を減少させて、上記第2のテープリール32側
のテープテンションが過大になるのを防止するととも
に、上記第1のテープリール31側においては、上記第
1のテープリール31への磁気テープ33の巻付角度を
増加させて、第1のテープリール31側のテープテンシ
ョンを上昇させるのである。
【0033】なお、実施の形態においては、第1,第2
の可動ピン42,52の回動中心を第1,第2のテープ
ガイド13,14の軸心上に設けた場合を示したが上記
第1,第2の可動ピン42,52の回動中心は必ずしも
第1,第2のテープガイド13,14の軸心と一致させ
る必要はない。また、実施の形態では、第1,第2の可
動ピン42,52を回動移動させる構成としたが直線的
に移動させる構成としてもよい。また、第1,第2の可
動ピン42,52は、非磁性ステンレススチール等の金
属やプラスチックで形成されている。
【0034】
【発明の効果】本発明のテープカートリッジには次に述
べるような効果がある。
【0035】(1)請求項1のテープカートリッジは、
テープテンションが過大になるのを防止し、磁気テープ
にダメージを与えずに、テープスタート直後においても
適度のテープテンションで磁気テープを磁気ヘッドに接
触させることができる。
【0036】(2)請求項2のテープカセットは、可動
ピンを回動させる構成としたので、簡単な構造で容易、
確実に可動ピンを移動させることができる。
【0037】(3)請求項3のテープカセットは、テー
プガイドの軸心上に可動ピンの回動中心を配置したの
で、可動ピンは磁気テープに対して略直交する方向に移
動し、磁気テープを効果的に押圧操作することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】分解斜視図。
【図2】要部の拡大斜視図。
【図3】要部の平面図。
【図4】要部の平面図。
【図5】従来例の斜視図。
【図6】使用状態の平面図。
【図7】他の従来例の平面図。
【符号の説明】
1…テープカートリッジ 13,14…第1,第2のテープガイド 31,32…第1,第2のテープリール 33…磁気テープ 38…駆動ベルト 41,51…第1,第2のスプリング 42,52…第1,第2の可動ピン 46,56…第1,第2の可動ピン支持軸

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1のテープリールから引き出された磁
    気テープが第1,第2のテープガイドを介して第2のテ
    ープリールに巻き付けられるようになっているととも
    に、上記磁気テープは駆動ベルトによって走行駆動され
    るようになっているテープカートリッジにおいて、 上記第1のテープリールと第1のテープガイド又は/及
    び第2のテープリールと第2のテープガイドの間には、
    スプリングのばね力で押圧されて磁気テープ側に移動し
    て磁気テープに接触し、該磁気テープを上記テープリー
    ル及びテープガイド側に押し付けている可動ピンを設け
    たことを特徴とするテープカートリッジ。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 可動ピンは、ピン取付軸によって回動移動するように取
    り付けられていることを特徴とするテープカートリッ
    ジ。
  3. 【請求項3】 請求項2において、 ピン取付軸は、テープガイドと同心上に配置されている
    ことを特徴とするテープカートリッジ。
JP28121895A 1995-10-30 1995-10-30 テープカートリッジ Pending JPH09128935A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28121895A JPH09128935A (ja) 1995-10-30 1995-10-30 テープカートリッジ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28121895A JPH09128935A (ja) 1995-10-30 1995-10-30 テープカートリッジ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09128935A true JPH09128935A (ja) 1997-05-16

Family

ID=17636019

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28121895A Pending JPH09128935A (ja) 1995-10-30 1995-10-30 テープカートリッジ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09128935A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6057993A (en) * 1997-10-09 2000-05-02 Sony Corporation Lifter device for magnetic tape cartridge

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6057993A (en) * 1997-10-09 2000-05-02 Sony Corporation Lifter device for magnetic tape cartridge
US6288872B1 (en) * 1997-10-09 2001-09-11 Sony Corporation Lifter device for magnetic tape cartridge

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5547142A (en) Tape cassette with internal tape cleaning and locking
AU639280B2 (en) Rotary head tape recording and/or reproducing apparatus
US4476510A (en) Tape cassette
US4947276A (en) Magnetic tape cassette with remaining tape indicator
US4443827A (en) Tape cassette
JPS6346506B2 (ja)
JPH09128935A (ja) テープカートリッジ
JPH1011853A (ja) 記録再生装置
US20040031868A1 (en) Magnetic tape cartridge
JPH0227423Y2 (ja)
JP3039063B2 (ja) テープの弛み巻き取り機構
JP3239421B2 (ja) テープカセット
JP2623637B2 (ja) カセットローディング装置
JP2000231771A (ja) テープカートリッジ
JPH11250619A (ja) 磁気テープカートリッジ
JPS62184653A (ja) テ−プレコ−ダ−
JPS62200568A (ja) 磁気テ−プ引出機構
JPH10222949A (ja) 記録テープカートリッジ及びテープドライブ装置
JPH08167266A (ja) テープリールとテープカートリッジ
JPS58105467A (ja) カセツトアダプタ−
JPS62184655A (ja) テ−プレコ−ダ−
JPH05128671A (ja) テープレコーダ
JPH03125368A (ja) カセット装着装置
JPS5823053U (ja) 首振りアイドラ機構
JPH05250843A (ja) テープカセット