JPH08167266A - テープリールとテープカートリッジ - Google Patents

テープリールとテープカートリッジ

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JPH08167266A
JPH08167266A JP33145094A JP33145094A JPH08167266A JP H08167266 A JPH08167266 A JP H08167266A JP 33145094 A JP33145094 A JP 33145094A JP 33145094 A JP33145094 A JP 33145094A JP H08167266 A JPH08167266 A JP H08167266A
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JP
Japan
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tape
hub
magnetic tape
annular groove
reel
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Withdrawn
Application number
JP33145094A
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English (en)
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Takaaki Sanpei
孝明 三瓶
Osamu Koizumi
治 小泉
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 磁気テープをハブの外周で、上下フランジ間
の中央に沿って正しく巻き取ることができるようにする
こと。 【構成】 ハブ52の外周52aで、上下フランジ5
4、53間の中央に、磁気テープ6の幅W1 とほぼ等し
い幅W2 の環状溝61を設けて、磁気テープ6を巻き始
める際に、磁気テープ6を環状溝61内から巻き始める
ことができるようにしたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気テープやフィルム
等のテープ状体を一対の上下フランジ間でハブの外周に
巻き取るようにしたテープリールと、そのテープリール
を収納したテープカートリッジに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、テープカートリッジの一例と
して、図4及び図5に示すような、CPUのデータを高
密度記録(バックアップメモリ)するためのデータカー
トリッジ1が知られている。
【0003】このデータカートリッジ1は、カートリッ
ジ2が合成樹脂によって成形された下ハーフであるベー
ス板3上に透光性を有する合成樹脂によって成形された
上ハーフである薄型箱状の上カバー4をねじ止め等する
ことによって形成されている。そして、ベース板3上に
は合成樹脂によって成形された左右一対のテープリール
5が回転自在に枢支され、これら両テープリール5には
テープ状体である磁気テープ6が巻回されている。この
磁気テープ6はベース板3に取り付けられた3つのフラ
ンジ付のテープガイド7によってガイドされて上カバー
4の前面壁4aの内側に沿って掛け渡されている。ま
た、ベース板3上の前端縁側のほぼ中央部と後端縁側の
左右両コーナー部とに合成樹脂によって成形された従動
ローラ8と左右一対のコーナーローラ9が回転自在に枢
支されている。
【0004】そして、これら従動ローラ8と両コーナー
ローラ9との間にゴムベルト等にて形成された弾性を有
する駆動ベルト10が強いテンションでほぼT形状に巻
き掛けられている。そして、この駆動ベルト10の従動
ローラ8と両コーナーローラ9との間の左右一対の駆動
部10aが両テープリール5に巻回されている磁気テー
プ6の左右一対のテープ巻装部6aの外周に圧接されて
いる。
【0005】なお、両テープリール5及び3つのローラ
8、9はベース板3上に圧入等により垂直に植設された
合計5つの金属の支軸11の外周にこれらの中心孔12
によって挿入されて回転自在に枢支されており、磁気テ
ープ6の走行路の内側にはテープエンドの光検出用ミラ
ー13が取り付けられている。
【0006】次に、このデータカートリッジ1が記録再
生装置に装着されると、ベース板3及び上カバー4の前
端縁側で従動ローラ8の一側部に形成されている切欠部
14を開閉するようにベース板3と上カバー4との間に
取り付けられた開閉扉15が1点鎖線のように矢印a方
向に開蓋され、記録再生装置側の磁気ヘッド16が切欠
部14内に矢印b方向から挿入されて磁気テープ6に接
触する。これと同時に、記録再生装置側のモータ(図示
せず)によって回転駆動されるゴムローラ等の駆動ロー
ラ17が上カバー4の前面壁4aで従動ローラ8の正面
に形成された開口部18内に矢印b方向から挿入され
て、その駆動ローラ17が従動ローラ8のベルト巻付面
8aの上部に一体成形されている大径ローラ部8bの外
周に圧着される。
【0007】そして、この駆動ローラ17によって従動
ローラ8が例えば矢印c方向に回転駆動されて、駆動ベ
ルト10が矢印d方向に回転駆動されると、両駆動部1
0aによって両テープ巻装部6aを介して両テープリー
ル5が矢印e方向に回転駆動され、磁気テープ6が矢印
f方向に25〜120inch/secの速い速度で走行され
て、磁気ヘッド16によって磁気テープ6にCPUのデ
ータが記録、再生されるように構成されている。
【0008】なお、図3及び図4に示すように、テープ
リール5をABS樹脂等の合成樹脂によって成形された
下側構成部材5aと上側構成部材5bとによって組み立
てていた。そして、下側構成部材5aは、同心円筒状の
内筒50及び外筒51を有するハブ52と、下フランジ
53とによって構成され、上側構成部材5bは、上フラ
ンジ54と、その上フランジ54の中央部に複数の切欠
き55と薄肉構造とによって形成された弾性作用部56
と、その弾性作用部56の中心の上部に形成された中心
ピン57と、上フランジ54の下部に形成された複数の
取付けピン58とによって構成されている。そして、上
フランジ54の複数の取付けピン58をハブ52に形成
した複数の取付け穴59に挿通して固定するようにし
て、下側構成部材5aと上側構成部材5bとを一体に組
み立てていた。
【0009】そして、図3に示すように、テープリール
5をハブ52の内筒50の中心穴12によって支軸11
の外周に挿入してベース板3上に回転自在に枢支し、中
心ピン57を上カバー4によって上方向から弾性作用部
56の弾性に抗して押圧し、その弾性反発力によってハ
ブ52の内筒50の下端50aをベース板3上に押圧さ
せていた。
【0010】これにより、カートリッジ2内でのテープ
リール5の上下動を抑えるようにして、磁気テープ6を
ハブ52の外筒51の外周52aにきれいに巻き取るこ
とができるように構成していた。
【0011】ところで、磁気テープ6を一方のテープリ
ール5の外周に自動的に巻き取るための従来のデータカ
ートリッジワインダー21は、図6及び図7に示すよう
に構成されていた。
【0012】まず、上カバー4を取り付ける前のベース
板3をベース板支持台22上に設置して、そのベース板
3の両端部3aを一対の押え板31によって複数の止ね
じ32で固定する。そして、多量の磁気テープ6が巻回
されているテープ供給リール23から引き出した磁気テ
ープ6を、テープテンショナー24、検尺ローラ25及
び穴開けパンチャー26に掛け渡すように複数のテープ
ガイド27に沿って掛け渡す。そして、この引き出した
磁気テープ6の先端6aをベース板3上の一方のテープ
リール5のハブ52の外周52aと駆動ベルト10の一
方の駆動部10aとの間に挟み込む。
【0013】この後、データカートリッジワインダー2
1が設定されたプログラムに従って作動を開始し、ま
ず、磁気テープ6の先端側に穴開けパンチャー26によ
ってテープエンド検出穴が穴開けされる。引き続いて、
モータによって回転駆動される駆動ローラ28が従動ロ
ーラ8の大径ローラ部8bに矢印b方向から圧着され
て、従動ローラ8が矢印c方向に高速で回転駆動され、
駆動ベルト10が矢印d方向に高速で回転駆動されて、
一方の駆動部10aによって一方のテープリール5が矢
印e方向に高速で回転駆動される。
【0014】すると、テープ供給リール23から磁気テ
ープ6が矢印g方向に引き出され、その磁気テープ6の
巻き取りテンションをテープテンショナーで自動的調整
すると共に、磁気テープ6の巻き取り長さを検尺ローラ
25で測定しながら、磁気テープ6が一方のテープリー
ル5のハブ52の外周52aに高速で矢印e方向に自動
的に巻き取られる。
【0015】そして、磁気テープ6の巻き取り長さが設
定値に達したことが検尺ローラ25によって測定される
と、駆動ローラ28が従動ローラ8から矢印b′方向に
離間されて、一方のテープリール6が停止されて、磁気
テープ6の自動巻き取り作業が終了し、磁気テープ6の
終端側に穴開けパンチャー26によってテープエンド検
出穴が穴開けされる。この後、磁気テープ6の終端側を
切り離して3つのテープガイド7に掛け渡して、その磁
気テープ6の終端側を他方のテープリール5のハブ52
の外周52aと駆動ベルト10の他方の駆動部10aと
の間に挟み込んで一連の作業を終了する。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来は、前述
したデータカートリッジワインダー21によって、磁気
テープ6の先端6bをテープリール5のハブ52の外周
と駆動ベルト10との間に挟み込むようにして、磁気テ
ープ6をハブ52の外周に自動的に巻き取る際に、図2
の(A)(B)に示すように、磁気テープ6がテープリ
ール5の軸心P1に対して直角で、上下フランジ54、
53の中央のテープセンターP2 に沿って正しく巻き込
まれずに、そのテープセンターP2 に対して不安定な角
度θに傾斜された斜め方向P3 に沿って巻き込まれるこ
とが往々にしてある。
【0017】すると、図3に示すように、この磁気テー
プ6はハブ52の外周に斜めに巻き取られたり、階段状
の段差ができる段巻き等が発生して、この磁気テープ6
の上下エッジ6c、6dが上下フランジ54、53によ
ってダメージを受け易い。
【0018】また、磁気テープ6がハブ52の外周に斜
めに巻き取られたり、段巻き等が発生してしまうと、前
述したCPUのデータの記録、再生時に、カートリッジ
2内で走行される磁気テープ6に上下振動等が発生し
て、走行が不安定となり、磁気ヘッド16が磁気テープ
6のトラックを外すようなオフトラックによるデータエ
ラーが発生し易いと言う問題があった。
【0019】本発明は、上記の問題を解決するためにな
されたものであって、磁気テープやフィルム等のテープ
状体をハブの外周で、上下フランジ間の中央に沿って正
しく巻き取ることができるようにすることを目的として
いる。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明のテープリールは、ハブの両端の外周に上下
フランジを設け、これら上下フランジ間でハブの外周に
テープ状体を巻き取るようにしたテープリールにおい
て、上記ハブの外周で上下フランジ間の中央に、上記テ
ープ状体の幅とほぼ等しい幅の環状溝を形成したもので
ある。
【0021】
【作用】上記のように構成された本発明のテープリール
は、ハブの外周で、上下フランジ間の中央に、テープ状
体の幅とほぼ等しい幅の環状溝を設けたので、テープ状
体を巻き始める際に、テープ状体を環状溝内から巻き始
めることによって、テープ状体をハブの外周で、上下フ
ランジ間の中央に正しく高さ規制して巻き取ることがで
きる。
【0022】
【実施例】以下、本発明を適用したテープリールとテー
プカートリッジの一実施例を図1を参照して説明する。
なお、図2〜図7と同一構造部には同一の符号を付して
説明の重複を省く。
【0023】図1に示すように、本発明のテープリール
5は、ハブ52の外周52aで、上下フランジ54、5
3の中央に、磁気テープ6の幅W1 とほぼ等しい幅W2
の環状溝61を形成したものである。なお、図4〜図7
に示した駆動ベルト10も磁気テープ6と同じ幅に形成
されている。
【0024】そして、この環状溝61の底面61aはハ
ブ52の外周52aと同心円筒面に形成され、上下対向
面61b、61cはハブ52の軸心P1 に対して直角な
水平面に形成されている。
【0025】そして、この環状溝61の上下対向面61
b、61cと上下フランジ54、53の上下対向面54
a、53aとの間には上下均等なクリアランス62、6
3が形成されている。
【0026】そして、この環状溝61の深さTは2mm
以下に構成されている。
【0027】なお、この環状溝61は上下フランジ5
3、54の上下対向面54a、53aの内周に一体成形
された同心円形状の上下一対の段差64、65の間に形
成されている。
【0028】従って、特に、テープリール5の下側部材
5bをABS樹脂等の合成樹脂によって金型内で射出成
形する際に、環状溝61の上端側を開放させた形状に成
形することができるので、金型を上下方向に簡単に型割
りすることができる。従って、型割りが容易である構造
の簡単な金型を用いることができて、製造コストを下げ
ることができる。
【0029】以上のように構成された本発明の図1に示
すテープリール5によれば、図6及び図7で説明したデ
ータカートリッジワインダー21によって、磁気テープ
6をハブ52の外周52aに自動的に巻き取る際、その
磁気テープ6の先端6bを環状溝61内に挿入して、そ
の先端6bを駆動ベルト10によって環状溝61の底面
61aに挟み込むようにして、磁気テープ6を環状溝6
1内から巻き始める。
【0030】すると、環状溝61の上下対向面61b、
61cによって磁気テープ6の上下エッジ6c、6dを
高さ規制するようにして、磁気テープ6をハブ52の外
周52aで、上下フランジ54、53間の中央であるテ
ープセンターP2 上に正しく高さ規制して巻き取ること
ができる。
【0031】この際、環状溝61の上下対向面61b、
61cがハブ52の軸心P1 に対して直角に構成されて
いるので、これらの上下対向面61b、61cによって
磁気テープ6の上下エッジ6c、6dの高さ規制中に、
その上下エッジ6c、6dがダメージを受けにくい上
に、その磁気テープ6のハブ52のテープセンターP2
上への高さ規制を確実に行うことができる。
【0032】しかも、この際、環状溝61の深さTが2
mm以下に構成されているので、磁気テープ6を環状溝
61内で極く少量だけ巻き取った後は、環状溝61によ
る磁気テープ6の上下エッジ6c、6dの高さ規制を解
除して、これら上下エッジ6c、6dと、上下フランジ
54、53の対向面54a、53aとの間に一定のクリ
アランス62、63を確保しながら、磁気テープ6をハ
ブ52の外周52aのテープセンターP2 に沿って正し
く巻き取ることができる。
【0033】従って、本発明のテープリール5によれ
ば、図3で説明したように、磁気テープ6がハブ52の
外周52aに斜めに巻き取られたり、段巻き等が発生す
ることがなく、図1に示すように、磁気テープ6をテー
プセンターP2 に沿って正しく、かつ、きれいに巻き取
ることができる。
【0034】そして、その巻き取られた磁気テープ6の
上下エッジ6c、6dと上下フランジ54、53の上下
対向面54a、53aとの間にはクリアランス62、6
3を確保できるので、磁気テープ6の上下エッジ6c、
6dが上下フランジ54、53によってダメージを受け
ることが全くない。
【0035】そして、図4及び図5に示したデータカー
トリッジ1のカートリッジ2内に、図1に示した本発明
のテープリール5を用いれば、CPUのデータの記録、
再生時に、カートリッジ2内で走行される磁気テープ6
に上下振動等が全く発生せず、磁気テープ6の安定走行
を確保できる。
【0036】従って、データの記録、再生時に、磁気ヘ
ッド16が磁気テープ6のトラックを外すようなオフト
ラックによるデータエラーが発生せず、データの記録、
再生の特性を飛躍的に向上することができる。
【0037】以上、本発明の一実施例に付き述べたが、
本発明は上記の実施例に限定されることなく、本発明の
技術的思想に基づいて各種の変更が可能である。
【0038】また、本発明は、上記の実施例で示したデ
ータカートリッジのテープリールに限定されることな
く、その他の各種のテープカートリッジ用のテープリー
ルやフィルムその他の磁気テープと類似する各種のテー
プ状体を巻き取るテープリールに適用可能である。
【0039】
【発明の効果】以上のように構成された本発明のテープ
リールとテープカートリッジは次のような効果を奏す
る。
【0040】請求項1のテープリールは、ハブの外周
で、上下フランジ間の中央に、テープ状体の幅とほぼ等
しい幅の環状溝を設けて、テープ状体を巻き始める際
に、テープ状体を環状溝内から巻き始めることによっ
て、テープ状体をハブの外周で、上下フランジ間の中央
に正しく高さ規制して巻き取ることができるようにした
ので、テープ状体がハブの外周に斜めに巻き取られた
り、段巻き等が発生して、テープ状体の上下エッジが上
下フランジによってダメージを受けることを未然に防止
することができる。
【0041】請求項2のテープリールは、上記環状溝の
上下対向面をハブの軸心に対して直角に形成したので、
ハブの外周に巻き取られるテープ状体の高さ規制中に、
テープ状体の上下エッジがダメージを受けにくい上に、
そのテープ状体の高さ規制を正確に行える。
【0042】請求項3のテープリールは、上記環状溝の
上下対向面と上記上下フランジの上下対向面との間にク
リアランスを設けたので、ハブの外周に巻き取られるテ
ープ状体の上下エッジが上下フランジによってダメージ
を受けることを確実に防止できる。
【0043】請求項4のテープリールは、上記環状溝の
深さを2mm以下に構成したので、テープ状体を環状溝
内で極く少量だけ巻き取り、その後は、テープ状体の高
さ規制を解除し、テープ状体の上下エッジと上下フラン
ジとの間に一定のクリアランスを確保して、テープ状体
を巻き取ることができて、テープ状体の上下エッジがダ
メーシを受けることを未然に防止できる。
【0044】請求項5のテープリールは、上記環状溝を
上記上下フランジの段差によって形成したので、テープ
リールの上下フランジ及びハブを合成樹脂によって金型
内で射出成形する際に、型割りが容易である構造の簡単
な金型を用いることができて、製造コストを下げること
ができる。
【0045】請求項6のテープカートリッジは、磁気テ
ープが一対のテープリールの環状溝内で高さ規制され
て、その磁気テープが一対のテープリールのハブの外周
で上下フランジ間の中央に正しく高さ規制されて巻き取
られているので、データの記録、再生時にカートリッジ
内で走行される磁気テープに上下振動等が発生せず、磁
気テープを安定走行することができる。従って、磁気テ
ープの上下振動等に起因するオフトラックによるデータ
エラー等が発生せず、データの記録、再生の特性を飛躍
的に向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したテープリールの一実施例を説
明する断面側面図である。
【図2】従来のテープリールにおける磁気テープの斜め
の巻き取り状況を説明する側面図である。
【図3】従来のテープリールに磁気テープが斜めに巻き
取られた時の断面側面図である。
【図4】本発明のテープリールが適用されるデータカー
トリッジを説明する分解斜視図である。
【図5】同上のデータカートリッジの一部切欠き平面図
である。
【図6】本発明のテープリールに磁気テープを自動的に
巻き取るためのデータカートリッジワインダーを説明す
る概略平面図である。
【図7】同上のデータカートリッジ内への磁気テープの
巻き取り動作を説明する斜視図である。
【符号の説明】
1 データカートリッジ(テープカートリッジ) 2 カートリッジ 5 テープリール 5a テープリールの上側部材 5b テープリールの下側部材 50 テープリールの内筒 51 テープリールの外筒 52 テープリールのハブ 52a テープリールのハブの外周 53 テープリールの下フランジ 54 テープリールの上フランジ 53a、54a テープリールの上下フランジの上下対
向面 10 駆動ベルト 6 磁気テープ(テープ状体) 6a 磁気テープのテープ巻回部 6b 磁気テープの先端 6c、6d 磁気テープの上下エッジ 21 データカートリッジワインダー 61 環状溝 61a 環状溝の底面 61b、61c 環状溝の上下対向面 62、63 クリアランス 64、65 段差 P1 テープリールの軸心 P2 テープリールのテープセンター W1 磁気テープの幅 W2 環状溝の幅 T 環状溝の深さ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ハブの両端の外周に上下フランジを設け、
    これら上下フランジ間でハブの外周にテープ状体を巻き
    取るようにしたテープリールにおいて、 上記ハブの外周で上下フランジ間の中央に、上記テープ
    状体の幅とほぼ等しい幅の環状溝を形成したことを特徴
    とするテープリール。
  2. 【請求項2】上記環状溝の上下対向面をハブの軸心に対
    して直角に形成したことを特徴とする請求項1記載のテ
    ープリール。
  3. 【請求項3】上記環状溝の上下対向面と上記上下フラン
    ジの上下対向面との間にクリアランスを設けたことを特
    徴とする請求項1又は請求項2記載のテープリール。
  4. 【請求項4】上記環状溝の深さを2mm以下に構成した
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2又は請求項3記
    載のテープリール。
  5. 【請求項5】上記環状溝を上記上下フランジの段差によ
    って形成したことを特徴とする請求項1又は請求項2又
    は請求項3又は請求項4記載のテープリール。
  6. 【請求項6】請求項1又は請求項2又は請求項3又は請
    求項4又は請求項5記載の一対のテープリール間に磁気
    テープを巻き取ってカートリッジ内に収納したことを特
    徴とするテープカートリッジ。
JP33145094A 1994-12-12 1994-12-12 テープリールとテープカートリッジ Withdrawn JPH08167266A (ja)

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