JPS6023824Y2 - テ−プカセツト - Google Patents

テ−プカセツト

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Publication number
JPS6023824Y2
JPS6023824Y2 JP9851679U JP9851679U JPS6023824Y2 JP S6023824 Y2 JPS6023824 Y2 JP S6023824Y2 JP 9851679 U JP9851679 U JP 9851679U JP 9851679 U JP9851679 U JP 9851679U JP S6023824 Y2 JPS6023824 Y2 JP S6023824Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reel
cassette
presser
holder
tape
Prior art date
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Expired
Application number
JP9851679U
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English (en)
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JPS5616888U (ja
Inventor
修 財津
整宏 南出
敏 菊谷
浩 寺田
秀通 住舎
Original Assignee
松下電器産業株式会社
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Filing date
Publication date
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Priority to JP9851679U priority Critical patent/JPS6023824Y2/ja
Publication of JPS5616888U publication Critical patent/JPS5616888U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、ビデオテープレコーダ(以下VTRと記す。
)等に使用するテープカセットに関し、反転使用の可能
なテープカセットの提供を目的とする。
従来、VTRでは1方向記録再生であるが、音声記録再
生装置においては反転使用して2方向に記録再生を行な
っている。
この2方向記録再生方式をVTRに用いることができれ
ば、以下の数々の有利さが生じてくる。
■ 例えば1方向記録再生において2時間記録可能なl
/2インチ幅のテープを用いて174インチ幅ずつに2
方向記録を行う時、テープスピードを同じにすれば4時
間の記録が可能をなる。
逆に2方向で2時間記録とすると、前者に比ベテープス
ピードを2倍にすることができるため、テープスピード
に起因するオーディオ特性の向上が得られる。
■ ビデオ記録幅が半分になるため、シリンダのリード
角も半分となり、テープのテープガイドシリンダへのロ
ーディングが容易となると共に装置の薄型化が可能とな
る。
■ 例えばテープ幅の下半分に記録再生を行い。
上シリンダを回転させる方式を用いるとすると、固定さ
れた下シリンダを走行するテープ面積に比して、回転す
る上シリンダを走行するテープ面積が約3倍となるため
、上シリンダとテープとの間に発生するエアーフィルム
が生じやすく、走行負荷の軽減、安定したヘッドタッチ
、走行が得られる。
■ 174インチ幅のテープに、テープ幅一杯に記録す
る場合と、112インチ幅のテープに半分の174イン
チ幅ずつ記録する方式とを比較すると、前者に比ベテー
プ幅に起因する剛性の面からテープ伸び量が小さく、ス
キュー、ジッターの点において有利である。
以上の様な有利な点が考えられる。
しかし、反転使用の2方向記録再生方式のVTRを可能
とするには、カセットにつき両方向でリール台との保合
を可能とすると共に、従来特に自由な姿勢で使用される
ポータプルのVTR等においても確実なリールとリール
台との保合が得られらる様に、カセット内のリール押え
手段を両方向に付勢可能な構成とする必要がある。
第1図、第2図と共に、従来の1方向記録再生方式の代
表的なカセットについて説明する。
1はリール収納ケース、2は一対のリール、3はリール
フランジ、4は磁気テープである。
5はリール2に設けられた切欠部であり、リール台6に
植設された駆動ピン7に係合する。
8はリール収納ケース1に取付けられた押えばねであり
、リール2に突設された凸部9に接当してリール2を軸
方向に付勢する。
このように押えばね8によりリール2とリール台6との
確実な保持が得られる。
しかし、カセットを反転使用可能とするために、両方向
に付勢する押えばねをテープカセットケースに設けるこ
とは困難である。
本考案は、カセットホルダ等、外部に設けられたリール
押圧手段でリールの押圧を可能とすることにより、反転
使用の場合にもリールとリール台との確実な係合が得ら
れるようになしたテープカセットを提供するものである
以下本考案の一実施例につき図面に基づいて説明する。
第3図、第4図はテープカセットを示す。
10はリール収納ケースで、一対のリール11が収納さ
れている。
リール収納ケース10にはリール11がリール台12(
第11図、第12図)に保合可能な様にリール11より
大なる径のリール孔13を上下壁部に有している。
なお、リール11の両端はいずれか1方が常にリール孔
11に係合し、それによりリール11の動きが規制され
る。
リール11の両端面にはリール11を回転駆動するリー
ル台12の駆動ピン14および保持用突起15がそれぞ
れ係合するピン係合孔16と、突起係合孔17とが設け
られ、また、リール軸心にリールシャフト18が圧入さ
れている。
このリールシャフト18の両端でリール軸心の突部が構
成される。
ピン係合孔16は第6図の如く突起係合孔17の周囲に
6箇所設けられ、リール台12の3箇の駆動ピン14に
容易に係合可能となっている。
19はリールフランジで、使用時以外ではリール収納ケ
ース10の上下壁部に自重で当接している。
カセットホルダにつき説明すると、第5図はホルダ本体
21を示し、第8図のホルダカバー22とでカセットホ
ルダが構成される。
ホルダ本体21は底壁23と、その両側縁に立上り形成
されたカセット規制側壁24からなる。
底壁23には磁気記録再生装置のリール台12が挿入さ
れる一対の逃げ孔25および高さ位置決めピン(図示せ
ず)の逃げ孔26.27が設けられている。
カセット規制側壁24には、磁気記録再生装置に設けら
れた支点ピン(図示せず)に係合する係合孔28が一端
に設けられ、ホルダ本体21は上記支点ピンにより回動
可能に支持される。
カセット規制側壁24にはさらに、カセットの位置決め
を行う位置決めピン29およびホルダカバー22の取付
孔30が設けられている。
ホルダカバー22は、ホルダ本体21に取付けられるね
じ部31を有した固定用突出片32と、カセット押え3
3およびリール押え34を収納する押え部材保持枠部3
5とを有する。
36は押え部材保持枠部35に設けられた手指逃げ凹部
であり、カセットの取出し装置を容易にするためのもの
である。
押え部材保持枠部35にはさらに、磁気テープ巻量を確
認可能な透明ののぞき窓部37が中央に設けられ、かつ
リール押え34およびカセット押え33を収納する凹部
38,39が構成されている。
リール押え34およびカセット押え33は一端で回動支
点軸40により回動自在に支持されている。
回動支点軸40は押え部材保持枠部35に設けられた孔
41に両端から挿入されている。
42はリール押え34およびカセット押え33の回動を
係止するストッパ軸であり、ストッパ軸42は押え部材
保持枠部35に貫通した孔43に挿入されている。
第9図、第10図はリール押え34と、カセット押え3
3とを示す。
リール押え34は、円錐台状のリール押え部44と、ス
トッパ軸42に当接するストッパ当接部45、回動支点
軸40が挿入される支点軸孔46と、押えばね47(第
10図、第11図)が挿入されるばね凹部48を有して
いる。
カセット押え33はカセットを装置のカセット位置決め
ピンに押圧してカセットの位置決めを行うものであり、
ボス状のカセット押え部50と、ストッパ当接部51と
、支点軸孔52と、ばね53の挿入されるばね凹部54
とを有している。
つぎに、上記構成のカセットホルダを用いてテープカセ
ットを装置に装着する動作につき説明する。
第11図は、テープカセットをカセットホルダにX方向
に挿入中の状態を示し、第12図はテープカセットがリ
ール台12に係合して記録再生が可能となった状態を示
す。
テープカセットがカセットホルダに挿入されると、カセ
ット押え33、リール押え34は、押えばね47に抗し
て回動支点軸40を中心に時計方向に回動し、リール押
え部44およびカセット押え部50ともリール収納ケー
ス10を押圧する。
この押圧力に抗してさらに押込んでゆくと、カセット側
面に設けられた凹状のスリット55(第13図)の端部
にホルダ本体21の位置決めピン29が当接してカセッ
トの位置決めが行なわれる。
この状態ではリール押え34はリール軸心のリールシャ
フト18を付勢し、リール11をリール台12方向に押
圧する。
カセットのカセットホルダへの装着が終わると、カセッ
トホルダのホルダ本体21をy方向へ押し下げる。
なお、カセットホルダは第12図の位置にくると、従来
の構成と同様に装置のロック手段によって位置決め保持
される。
この状態において、リール11はリール台12の保持用
突起15および駆動ピン14に係合すると共に、リール
収納ケース10の下端にカセット位置決めピン頭部が当
接し、カセット押え33によりカセットも位置決め保持
される。
この時、カセットホルダのホルダ本体21の底壁23と
、リール収納ケース10と、リールフランジ19間には
それぞれわずかな隙間が設けられるため、リール押え3
4によりリールシャフト18を押圧されたリール11は
、リール台12で回転可能に保持される。
なお、リールシャフト18はリール台12に設けられた
逃げ孔15aに挿入される。
カセットを上述の場合に対して反転してカセットホルダ
に挿入した場合も、リール11の構成が対称で、かつリ
ール押え24がカセット外のカセットホルダに設けられ
ているため、上記と同様にリール11の押圧保持および
回転がなされる。
また、カセットホルダのホルダ本体21のカセット規制
側壁24に設けられた位置決めピン29は、カセットの
厚さ方向の中央にあるため、反転して挿入してもカセッ
トの位置決めが行なえると共に、もしカセットを後面よ
り挿入した時は、カセットの側面に当接することにより
挿入不可能となり、誤挿入防止がなされる。
以上説明したように本考案に係るテープカセットによれ
ば、リール押えに当接する突部と、リール台に係合する
係合凹部とをリールの両端に設けると共に、リール収納
ケースに上記係合凹部と対応する開口部を設けたので、
カセットを反転していずれの向きで使用する場合にも、
リール押えをカセット外から挿入してリールを押えるこ
とができ、リールとリール台との確実な係合が得られる
また、取扱いも従来の1方向記録再生カセツトの場合と
何等変わりなく行なえるうえ、1方向記録再生カセツト
に比ベリール押えを有しない分だけ薄型化が図れる。
特にポータプル仕様のVTRにおいては、カセットの薄
いこと、ならびにカセット装置に装着した状態ではリー
ル押えが働き、どのような姿勢においてもテープ位置が
規制されることが有利である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のカセットの内部の平面図、第2図は第1
図のI−I線断面図、第3図は本考案の一実施例または
適用例を示し、第3図はカセットの内部の平面図、第4
図は第3図の■−■線断面図、第5図はカセットホルダ
のホルダ本体の斜視図、第6図はリールの平面図、第7
図はリール台の平面図、第8図はカセットホルダのホル
ダカバーの斜視図、第9図A、 Bはそれぞれリール押
えの平面図および断面図、第10図A、 Bはカセット
押えの平面図および断面図、第11図はカセットのカセ
ットホルダへの装着動作を示す断面図、第12図はカセ
ットの装置への装着完了状態を示す断面図、第13図は
カセットホルダのカセット装着状態を示す断面図である
。 10・・・・・・リール収納ケース、11・・・・・・
リール、12・・・・・・リール台、13・・・・・・
リール孔、14・・・・・・駆動ピン、15・・・・・
・保持用突起、16・・・・・ピン係合孔、17・・・
・・・突起係合孔、18・・・・・・リールシャフト、
19・・・・・・リールフランジ、21・・・・・・ホ
ルダ本体、22・・・・・・ホルダカバー、33・・・
・・・カセット押え、34・・・・・・リール押え、4
7,53・・・・・・押えばね。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. リール収納ケースに収納した供給および巻取リールの軸
    方向両端に、リール軸心に位置する突部と、磁気記録再
    生装置のリール台に係合する保合部とを設け、該係合部
    に対向して開口部をリール収納ケースに設けたことを特
    徴とするテープカセット。
JP9851679U 1979-07-16 1979-07-16 テ−プカセツト Expired JPS6023824Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9851679U JPS6023824Y2 (ja) 1979-07-16 1979-07-16 テ−プカセツト

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9851679U JPS6023824Y2 (ja) 1979-07-16 1979-07-16 テ−プカセツト

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5616888U JPS5616888U (ja) 1981-02-14
JPS6023824Y2 true JPS6023824Y2 (ja) 1985-07-16

Family

ID=29331292

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9851679U Expired JPS6023824Y2 (ja) 1979-07-16 1979-07-16 テ−プカセツト

Country Status (1)

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JP (1) JPS6023824Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5714012Y2 (ja) * 1978-02-06 1982-03-23
JPH0424549Y2 (ja) * 1984-10-29 1992-06-10

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5616888U (ja) 1981-02-14

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