JPS59104774A - テ−プカセツト - Google Patents

テ−プカセツト

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Publication number
JPS59104774A
JPS59104774A JP21442882A JP21442882A JPS59104774A JP S59104774 A JPS59104774 A JP S59104774A JP 21442882 A JP21442882 A JP 21442882A JP 21442882 A JP21442882 A JP 21442882A JP S59104774 A JPS59104774 A JP S59104774A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lid
cassette
front lid
tape
magnetic tape
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP21442882A
Other languages
English (en)
Inventor
Teruo Oota
太田 輝男
Tsuneo Nemoto
根本 常夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP21442882A priority Critical patent/JPS59104774A/ja
Publication of JPS59104774A publication Critical patent/JPS59104774A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B23/00Record carriers not specific to the method of recording or reproducing; Accessories, e.g. containers, specially adapted for co-operation with the recording or reproducing apparatus ; Intermediate mediums; Apparatus or processes specially adapted for their manufacture
    • G11B23/02Containers; Storing means both adapted to cooperate with the recording or reproducing means
    • G11B23/04Magazines; Cassettes for webs or filaments
    • G11B23/08Magazines; Cassettes for webs or filaments for housing webs or filaments having two distinct ends
    • G11B23/087Magazines; Cassettes for webs or filaments for housing webs or filaments having two distinct ends using two different reels or cores

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 が提案されている。このPCM記録再生装置は記録媒体
としての磁気テープを比較的速い速度で送るため、走行
性の良いテープガイド系が必要である。
又、P、CM記録においては指紋の跡等の手垢や埃が磁
気テープにつくと再生信号にドロップ−1ウドを生じ良
好な再生信号が得られない不都合があるため、磁気テー
プをできるだり密封する必要があっこのため、第1図及
び第2図に示す如きテープカセットが考えられている。
即ち、この第1図において、(1)はテープカセットを
全体として示し、このテープカセット+11はベースハ
ーフ(la)、カバーハーフ(lb)及び摺動床1iJ
Hf(以ド、簡単のためバッタリッドという、 ) (
21からなるカセット本体と前蓋(以)、簡単のためフ
ロントリッドという。)(3)とより構成され、このテ
ープカセット(1)内に磁気テープ+41が装填される
。(5a)及び(5b)は夫々左右対称位置に設けられ
た基準ボール挿入孔を示し、この基準ボール挿入孔(5
a)及び(5b)は記録再生装置(図示せず。)に設け
られた位置決め用の基準ポールが挿入されることにより
記録再生装置に対するテープカセット(1)の位置決め
がなされる。(6)は左右両側面に設けられた巻取終了
検出孔、(7a)及び(7b)は左右対称位置に設けら
れたリール軸挿入孔、(8a)及び(8b)は磁気テー
プ(4)の巻き取り状態を目視するための窓部である。
尚、(9a)、(9b)、(9c)及び(9d)は夫々
ネジ孔であり、このネジ孔(9a)、(9b)、(9c
)及び(9d)に夫々ネジ(10a)、(10b)、(
loc)及び(10d)をネジ込むことによりテープカ
セット(1)を構成するベースハーフ(1a)及びカバ
ーハーフ(1b)が固定されている。
この様にしてなるテープカセット(1ンの使用時の状態
を第2図に示す。この場合、テープカセット(11が記
録再生装置(図示せず。)に装填されると基準ボール挿
入孔(5a)及び(5b)に位置決め用の基準ボール(
lla )及び(llb )が夫々挿入され、記録再生
装置に対するテープカセット(1)の位置決めがなされ
る。このとき、リール軸挿入孔(7a)及び(7b)に
リール軸(12a)及び(12b)が夫々挿入されろ。
更にこの過程において、記録再生装置側に設けられた部
材(図示せず。)によりバックリッド(2)が後方に摺
動され、摺動後フロントリッド(3)が上方向に回動さ
れる。この様にしてバックリッド(2)が後方に摺動さ
せられることにより生じたバックリッド(2)と磁気テ
ープ(4)との間に下方向からテープガイド、ヘッドパ
ッド、キャプスタン等(以−ト、キャプスタン等という
。)(13)が挿入されると共に、フロントリッド(3
)(第2図において点線に°ζボず。)が上方向に回動
することにより露出した磁気テープ(4)に対してカセ
ット前面側から記録再生ヘッド、消去ヘッド、ピンチロ
ーラ等(以下、記録再生ヘッド等という。)(14)が
押し当てられる。この様にして記録再生装置において使
用される。
とごろで、この様にしてなるテープカセット(1)にお
いては、カセット前面側に設けたフロントリッド(3)
を回動する際に、磁気テープ(4)にこのフロントリッ
ド(3)が接触すると磁気テープ(4)は折れやしわを
生じるおそれがある。このため、フロントリッド13)
はできるだけ磁気テープ(4)に接触することかないよ
うにできるだけ大きく回動する必要があった。又、記録
再生装置にテープ力セソl−(11を装填したときに、
テープカセット+11の占めるスペースが大きなものと
なるとそれに伴っ゛ζ記録再生装置が大きくなってしま
う。このため、テープカセット(11におけるフロント
リッド(3)の回動に必要なスペースをできるだけ小さ
くすると共に、回動した際のフロントリッド(3)の突
き出し量を少なくする必要があった。更に、従来のコン
パクトカセットのように一面倒ばかりでなく他面側に対
しても記録ができるように即ち、テープカセット(1)
をひつくり返えして使えるようにフロントリッド(3)
をカセット前面に対して上下両方向に回動できるように
したい。
発明の目的 本発明は斯かる点に鑑み記録容量が大きく、且つ磁気テ
ープに折れやしわを生じることがなく小さなスペースで
使用できるものを得ることを目的とする。
発明の概要 本発明は、カセット本体及びこのカセット本体の一面に
設けたフロントリッドからなるテープカセットにおいて
、カセット本体又はフロントリッドのどちらか一方に第
1.第2及び第3の突起を設けると共に、他方にこれら
第1.第2及び第3の突起を夫々案内する案内溝を設け
、第1.第2及び第3の突起と案内溝とを係合すること
により、カセット本体にフロントリッドを上下両方向に
回動できるように取り付けたテープカセットであり、斯
かる本発明によれば、記録容量が大きく、且つ磁気テー
プに折れやしわを生じることがなく小さなスペースで使
用できるものを得ることができる。
実施例 以下、第3図乃至第14図を参照しながら本発明テープ
カセットの一実施例につき説明しよう。この第3図乃至
第14図において第1図及び第2図と対応する部分に同
一符号を付しその詳細な説明は省略する。
第3図において、(la)及び(lb)は夫々ベースハ
ーフ及びカバーハーフであり、これらベースハーフ(l
a)及びカバーハーフ(1b)を合成樹脂にて構成し、
その所定位置にバッタリッド(2)を配してカセット本
体を得、このカセット本体にフロントリッド(3)を係
合し組み立てることによりテープカセット11)を構成
する。
ここで、ベースハーフ(1a)及びカバーハーフ(1b
)につい°ζ説明する。このベースハーフ(1a)及び
カバーハーフ(1b)はリール軸挿入孔(7a)、(7
b)が設けられる略長方形状の平板部と、バッタリッド
(2)及びフロントリッド(3)が配されるカセット前
面側を除くフレーム部とから夫々略同−形状に構成する
。このカバーハーフ(1b)の内面側を第4図に示す。
(15)は四部を示し、この凹部(15)をカセット前
面側を下にして略土字形状に設け、この凹部(15)内
にバッタリッド(2)を配するようになす。この場合、
この凹部(15)をリール軸挿入孔(7a)及び(7b
)に夫々連通する如くなし、この四部(15)内に配さ
れるバッタリッド(2)がリール軸挿入孔(7a)及び
(7b)内に進入できるようになすと共に、この凹部(
15)の深さをバンクリッド(2)に応じて決め、この
四部(15)内にバッタリッド(2)を配したときにハ
ックリッド(2)゛とベースハーフ(1a)の内面とが
面一となるようになし、バックリッド(2〉がベースハ
ーフ(1a)の内面よりも突き出さないようにして磁気
テープの巻装に悪影響を与えないようになす。(16)
は凹部(15)のカセット前面側を切り欠いた切欠であ
り、この切欠(16)を略バッタリッド(2)の摺動長
さ分だけ所定幅に亘っ°C方形状に設&−する。一方、
(17)及び(18)は夫々ベースハーフ(1a)側の
四部(15)の対称軸上に設けたガイド用突出片を示し
、このガイド用突出片(17)及び(18)は夫夫カセ
ット前面側に開いたU字形状の突起と円柱形状の突起と
からなり、これらガイド用突出片(17)及び(18)
はその周面がバッタリッド(2)と接触することにより
バンクリッド(2)の摺動をガイドするものである。本
例においては、バッタリッド(2)の摺動を復帰させる
ためにコイルハネ(19)を設け、このコイルバネ(1
9)の一端をガイド用突出片(17)の開口部に挿入す
るようになす。他方、(20)及び(21)は夫々ベー
スハーフ(1a)に設けたガイド用突出片(17)及び
(18)に対応してカバーハーフ(lb)側の四部(1
5)内に設けたバネ固定ボス及び浮上防止ボスを示し、
このバネ固定ボス(20)は円柱形状の突起からなり、
ベースハーフ(1a)のガイド用突出片(17)の凹部
に嵌合されることによりコイルバネ(19)を固定する
と共に、ベースハーフ(la)とカバーハーフ(1b)
との位置決めをなすものである。又、浮上防止ボス(2
1)は円筒形状の突起からなり、その端面の一部分がベ
ースハーフ(1a)に設けたガイド用突出片(18)の
端面と衝合することによりベースハーフ(1a)とカバ
ーハーフ(1b)とを補強し、他の部分がガイド用突出
片(18)の周辺を覆うことによりバッタリッド(2)
のベースハーフ(la)からの浮き上がりを防止するも
のである。(22a )及び(22b)は夫々窓部(8
a)及び(8b)を形成する窓孔であり、この窓孔(2
2a)及び(22b)に例えばアクリル樹脂からなる窓
板(23a)及び(23b)を夫々貼着する。(24a
)及び(24b )は夫々背向側に左右対称に配された
凹部、(25a)及び(25b)は夫々凹部(24a)
及び(24b)を閉塞する如く設けた爪であり、これら
凹部(24a)及び(24b)と爪(25a )及び(
25b )とにより誤消去を防止したり異なる々イブの
磁気テープに対して記録再生装置のバイアス及びイコラ
イザを自動的に切り替えるためのものである。(26a
)及び(26b)は夫々フロントリッド係合部を示し、
このフロントリッド係合部(26a)及び(26b)は
カセット前面側を覆うフロントリッド(3)と保合する
ものである。このフロントリッド係合部(26a)、(
26b )にフロントリッド(3)を案内するために第
5図に示す如きフロントリット案内溝(27)を設ける
。このフロントリッド案内溝(27)は、二等辺三角形
の3−)の頂点を中心とする円の移動によって生じた軌
跡に基づいた形状となす。即ち、二等辺三角形の二等辺
の挟辺をカセット前面に対して平行にすると共に二等辺
の挟角に当たる頂点C1をカセット前面側に位置させた
状態で、例えば上方向(矢印a方向)に頂点U1を中心
として頂点01及びDlを45度夫々回動し、この45
度回動じたときの頂点C1及びDlを夫々頂点C2及び
D2として、この状態から更に矢印す方向に頂点C2を
中心として頂点U1及びD2を45度夫々回動する。こ
のときの頂点D2及びUlを夫々頂点D3及びU3とす
る。この様にして上方向に頂点U1及びC2を中心とし
た回動の軌跡を得、同様に下方向に回動した場合の軌跡
を得る。この場合、下方向に回動した場合の軌跡は、頂
点C1を通りカセット前面に対して垂直となる線につい
て、上方向に回動した場合の軌跡を対称にしたものとな
り、これら上下両方向の軌跡がフロントリッド案内溝(
27)となる。
(28a)及び(28b)は夫々ハブを示し、このハブ
(28a)、(28b )はベースハーフ(1a)及び
カバーハーフ(1b)の夫々のリール軸挿入孔(7a)
及び(7b)に遊嵌され回動自在に保持されるものであ
り、このハブ(28a)及び(28b)のベースハーフ
(la)のリール軸挿入孔(7a)及び(7a)に遊嵌
される部分に第6図に丞ず如きロック部+A(29a 
)及び(29b )を夫々設ける。このロック部材(2
9a )及び(29b )をリール軸114人孔(7a
)及び(7b)と対向する円筒面に一様に複数の切り込
みを設けた如き形状となす。この口・ツク部材(29a
)及び(29b)は後述する様にバックリッド(2)と
かみ合うことによりハブ(28a)、(28b )が回
動できないようにロックするものである。
(30a)及び(30b)は夫々ガイド支持軸であり、
このガイド支持軸(30a )及び(30b)は磁気テ
ープに対して滑走性の優れた材料例えばポリカーボネイ
トからなるガイド部材(31a )及び(31b )を
夫々支持するものである。(32a)及び(32b )
は夫々ガイドローラ支持軸を示し、このガイドローラ支
持軸(32a ) &ヒ(32b ) ニカイド部材(
31a )、(31b)と同様に例えばポリカーボネイ
トからなるガイドローラ(33a)及び(33b)を夫
々回動自在に軸支するものである。
又、(34a)及び(34b)は図示せずもテープを整
然と巻き取るように働くシートを位置決め及び固定する
支柱である。これらフロントリッド係合部(26a )
、(26b ) 、ガイド支持軸(30a )、(30
b)及びガイドローラ支持軸(32a)、(32b)は
ベースハーフ(1a)にだけ設けるものであり、カバー
ハーフ(1b)にはこれらを受ける四部等を設けるよう
になす。この様にベースハーフ(1a)及びカバーハー
フ(1b)を夫々構成する。
次にバッタリッド(2)について説明する。このバッタ
リッド(2)をバネ性を有する合成樹脂例えばポリカー
ボネイトより第7図に示す如く略土字形状に構成する。
このバッタリッド(2)はカセット前面部においてテー
プ力セッ) 11)の内部と外部とを隔てるものである
。(2a)はこのバッタリッド(2)のカセット前面側
に設けた凹部を示し、この四部(2a)は後述するよう
にフロントリッド(3)とともに磁気テープを密封する
ものである。(2b)及び(2c)は夫々摺動案内溝で
あり、これらtta動案内#(2b)及び(2c)をベ
ースハーフ(1a)に設けたガイド用突出片(17)及
び(18)に対応する位置に夫々設ける。これは、ベー
スハーフ(1a)にこのバッタリッド(2)を配したと
きに、ガイド用突出片(17)及び(18)が摺動案内
溝(2b)及び(2c)を夫々挿通ずるようにし°ζ、
これらガイド用突出片(17)、(1日)と摺動案内溝
(2b)及び(2C)とでバッタリッド(2)の摺動を
案内するように働く。
又、(2d)はバッタリッド(2]のカセット前面側の
裏側に設けられた凹部を示し、この凹部(2d)はバッ
クリッド(2)の摺動を復帰させるためのコイルバネ(
19)の他端を固定するためのものであり、中央部にこ
のコイルバネ(19)を挿通し支持するための突起(2
e)を積立する。この場合、コイルバネ(19)は、一
端がベースハーフ(la)のガイド用突出片(17)及
びカバーハーフ(lb)のバネ固定ボス(20)で、他
端がバッタリッド(2)の四部(2d)及び突起(2e
)とで保持され、バッタリッド(2)が後方向に摺動さ
れるとそれにともなって偏倚し、バンクリッド(2)を
復帰させるように働く。
(2f)及び(2g)は夫々ハブロック爪であり、この
ハブロック爪(2f)及び(2g)はハブ(28a )
及び(28b)に設けたロック部材(29a)及び(2
9b)と夫々かみ合うことによりハブ(28a)及び(
28b)が回転できないように口・2りするものであり
、バッタリッド(2)の後方向への摺動によリロソク解
除するものである。
更にここでフロントリッド(3)につい′ζ説明する。
フロントリッド(3)を合成樹脂例えばポリカーボネイ
トにより略コ字形状に構成する。第8図にこのフロント
リッド(3)の内面側をボす。このフロントリッド(3
)の両端部にハーフ側との保合部(3a)及び(3b)
を夫々設ける。本例においては、ベースハーフ(1a)
のフロントリッド係合部(26a)及び(26b)に夫
々フロントリッド案内溝(27)を設けるようにしたた
め、このフロントリッド(3)の係合部(3a)及び(
3b)にフロントリッド案内溝(27)に対応した3個
の円柱形状の突起(3C)、(3d)及び(3e)を設
け、3点支持するようになす。この様に3点で支持する
ことにより、フロントリッド(3)とハーフ側との係合
が比較的浅い係合でもはずれにくくすることができる。
これら3個の突起(3c)、(3d)及び(3e)は第
5図に示すフロントリッド係合部(26a )の3つ(
7) T、R点Cs、Ul及びDlに夫々対応“Jる位
置関係にて植立する。従って、フロントリッド(3)は
、その係合部(3a)及び(3b)をベースハーフ(1
a)のフロントリッド係合部(26a)及び(,26b
 )に係合することにより、カセット前面に対して狭い
回動スペースで上下両方向に回動できるようになる。又
、(3f)及び(3g)は切欠をボし、この切欠(3r
)及び(3g)はカセット前面側中央部におい゛ζハッ
クリッド(3)の一部分を露出するためのものである。
この様にカセット前面側においてハックリソM f21
の一部分を露出することにより記録再生装置のハックリ
ッド摺動爪に°ζ前方向からバッタリッド(2)の露出
した部分を直接押圧し、バックリッド(2)を後方向に
摺動できるようにするものである。又、(3h)は磁気
テープ対向面側に設げた凹部であり、この凹部(3h)
はその内部にバックリッド(2)が所定量くい込むこと
によりフロントリッド(3)とハックリッド(2)とを
係合させ、不用意にフロントリッド(3)が回動し゛C
磁気テープが露出することがないようにすると共に、バ
ッタリッド(2)のカセット前面側に設けた凹部(2a
)とともに磁気テープを密封するものである。
この様にしてなるベースハーフ(la)、カバーハーフ
(lb)、バッタリッド(2)、フロントリッド(3)
等を順次積み重ね低圧入した後ネジ止めすることにより
テープカセット(1)を得る。
斯かる構成よりなるテープカセット(1)の動作につい
て説明する。
まず、記録再生装置に装填する前の状態においては第9
図及び第10図に示す如く磁気テープ(4)はハブ(2
8b )側から、゛ガイド部材(31a)−ガイドロー
ラ(33a )−フロントリッド(3)及びバッタリッ
ド(2)間−ガイドローラ(33b)−ガイド部材(3
1b ’) 、を介してハブ(28a)側に巻装される
この場合、磁気テープ(4)はベースハーフ(1a)、
カバーハーフ(lb)及びフロントリッド(3)間とフ
ロントリッド(3)及びバッタリッド(2)間とにより
密封される。又、フロントリッド(3)はバッタリッド
(2)と係合しており不用意に回動して磁気テープ(4
)を露出することがない。従って、磁気テープ(4)に
指が触れることがなく、指紋の跡等の手垢や埃が磁気テ
ープ(4)につきにくくドロップアウト等の悪影響を軽
減でき、より良好な油体を行うことができる。更に、こ
のときバックリッド(2)がコイルバネ(19)により
カセット前面側に付勢され°ζおり、バッタリッド(2
)に設けたハブロック爪(2f)及び(2g)とハブ(
28a )及び(28b )の夫々のロック部材(29
a )及び(29b)がかみ合いハブ(28a )及び
(28b)がロックされ、磁気テープ(4)のたるみが
抑えられる。
次に、記録再生装置にテープカセット(1)を装填する
場合第11図及び第12図に示す如くテープ力セッl−
(1)の基準ポール挿入孔(5a)及び(5b)に記録
再生装置の位置決め川の基準ボール(Ila )及ヒ(
llb)が夫々挿入され、テープカセット(l)が所定
の位置に装填される。この場合、テープ力セッl−(1
1のリール軸挿入孔(7a)及び(7b)内にリール軸
(12a)及び(12b)が夫々挿入される。
又このとき、記録再生装置のハックリッド摺動爪(34
)によりフロントリッド(3)の切欠(3f)部分に露
出したハックリッド(2)がコイルバネ(19)の偏倚
力に抗し一ζ後方向に押圧偏移される。従って、バック
リッド(2)のハブロック爪(2f)及び(2g)とハ
ブ(28a )及び(28b )のロック部材(29a
)及び(29b )とのかみ合いがはずれ、ハブ(28
a)及び(28b )がロック解除され、磁気テープ(
4)が自由に走行できるようになされる。この様にして
摺動されたハックリッド(2)と磁気テープ(4)との
間に空間が得られる。そして、バックリッド(2)が摺
動された後、記録再生装置のフロントリッド回動部材(
35)によりフロントリッド(3)が第13図に示す如
く上方向に回動される。ここで、このカセット本体にた
いするフロントリッド(3)の回動の過程を第14図に
示し、この回動の過程について説明する。まず、フロン
トリッド(3)がカセット前面を覆う状態からフロント
リッド回動部材(35)により上方向に回動されると、
フロントリッド案内溝(27)内の頂点C1及びDlに
夫々対応して位置する突起(3c)及び(3e)が頂点
U1に対応して位置する突起(3d)を中心に夫々頂点
C2及びD2の位置に移動される。この場合、フロント
リット(3)はそのカセット前面側から最っとも遠い頂
点U1を中心に回動されるため、磁気テープとの間隔を
十分保ちながら大きく回動され一点鎖線C示ず位置に回
動される。そして、この一点鎖線でボされた位置か1、
ら更にフロントリッド(3)が回動されると、頂点U1
及びD2に夫々対応して位置する突起(3d)及び(3
e)が頂点C2に対応して位置Jる突起(3c)を中心
に夫々頂点U3及びD3の位置に移動される。この場合
、フロントリッド(3)はそのカセット前面側に比較的
近い頂点C2を中心に回動されるため、テープカセ71
・+11からのフロントリッド(3)の突き出し量が少
ない二点鎖線で不ず位置に回動される。この様にして磁
気テープ(4)がカセット前面側に対し゛ζ露出する。
そして、tS動されたバッタリッド(2)と磁気テープ
(4)との間の空間に記録再生装置のキャプスタン等(
13)が挿入され、更に磁気テープ(4)に対してカセ
ット前面方向から記録再生装置の記録再生ヘッド等(1
4)が押し当てられる。この様にして記録再生装置にテ
ープカセット(11が装填される。この場合、キャプス
タン等(13)が記録再生装置側に設けられたものであ
るため、比較的速い速度で磁気テープを送る必要のある
PCM記録再生装置においても磁気テープを良好に走行
させることができる。
更に、記録再生装置において記録又は再生が終了した場
合、記録再生装置のフロントリッド戻部材(図示せず。
)によりフロントリッド(3)が逆方向に回動され、フ
ロントリッド(3)が元の位置に戻された後バッタリッ
ド摺動爪(34)がバックリッド(2)から離れる。す
ると、コイルハネ(19)により付勢されていたバッタ
リッド(3)が元の位置に復帰される。この様にしてテ
ープカセット(1)が上述第9図及び第10図に示す如
き状態に戻される。
尚、この様にして一面側に対する記録又は再生が終了し
更に他面側に対して記録又は再生をするためにテープカ
セット(11がひつくり返えされて記録再生装置に装填
されると上述と同様に動作する。
この場合、テープ力セツ) fi+がひつくり返えされ
て装填されるため、フロントリッド(2)は第13図に
丞ず側とは反対側に回動される。
以上述べた如く本例のテープカセットによれば、フロン
トリッド(3)に3個の突起(3c) 、  (3+0
及び(3e)を夫々設けると共に、カセット本体を構成
するベースハーフ(1a)に、フロントリッド(3)に
設けた31FiAの突起(3c) 、  (3d) 、
  (3e)を案内するフロントリッド案内溝(27)
を設けるようにした為、フロントリッド(3)を磁気テ
ープ(4)との間隔を十分保ちながら大きく回動できる
と共に、テープカセット+11からのフロントリッド(
3)の突き出し量を小さくすることができる。従って、
フロントリッド(3)が磁気テープ(4)に接触して磁
気テープに折れやしわを生じさセることなく且つ突き出
し量を小さくすることにより、小さなスペースで使用す
ることができるテープカセットを得ることができる。又
、カセット本体側とフロン[リソ(′(3)とを3個の
突起(3c) 、  (3d)及び(3e)により支持
即ち3点支持するようにした為、フロントリッド案内溝
(27)と3個の突起(3c) 、  (3d)及び(
3e)とを比較的残い係合により係合しても極めてはず
れにくくすることができる。更に、テープカセ’7H1
)のカセット前面に対して上下両方向に回動できるよう
にフロントリッド(3)を設けた為、テープカセット(
1)の−面側及び他面側の両面を使用することができ、
記録容量の大きなテープカセットを得ることができる。
尚、上述実施例においてはフロントリッド(3)に3個
の突起(3c) 、  (3d)及び(3e)を設ける
と共に、カセット本体側に案内溝(27)を設けるよう
にした場合について述べたけれども、フロントリッド(
3)に案内溝を設けて、カセット本体側に3個の突起を
設けるようにしても上述実施例と同様の作用効果を得る
ことができることは勿論である。
又、本発明は上述実施例に限らず本発明の要旨を逸脱す
ることなくその他種々の構成を取り得ることはいうまで
もない。
発明の効果 フロントリッド(3)に3個の突起(3c) 、  (
3d)及び(3e)を夫々設けると共に、カセ・ノド本
体を構成するベースハーフ(1a)に、フロントリ・ノ
ド(3)に設けた3個の突起(3c) 、  (3d>
 、  (3e)を案内するフロントリッド案内溝(2
7)を設けるようにした為、フロントリッド(3)を磁
気テープ(4)との間隔を十分保ちながら大きく回動で
きると共に、テープ力セツ1〜(1)からのフロントリ
・ノド(3)の突き出し量を小さくすることができる。
従って、フロントリッド(3)が磁気テープ(4)に接
触して磁気テープに折れやしわを東生じさせることなく
肚つ突き出し量を小さくすることにより、小さなスペー
スで使用することができるテープカセ・ノドを得ること
ができる。父、カセット本体側とフロントリ・ノド(3
)とを3個の突起(3c) 、  (3d)及び(3e
)により支持即ち3点支持するようにした為、フロント
リッド案内溝(27)と3個の突起(3c) 、  (
3d)及び(3e)とを比較的残い係合により係合して
も極めては1゛れにくくすることができる。更に、テー
プカセット(1)のカセット前面に対して上下両方向に
回動できるよ・)にフロントリ・ノド(3)を設りた為
、テープカセソI−(11の一面側及び他面側の両面を
使用することができ、記録容量の大きなテープカセット
を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はテープカセットの例を示す斜視図、第2図は第
1図の使用状態の説明に供する斜視図、第3図は本発明
のテープカセットの一実施例を示す分解斜視図、第4図
は第3図のカバーハーフの内面側を示す斜視図、第5図
は第3図の要部の例を拡大して示す説明図、第6図は第
3図におけるハブの裏側を示す斜視図、第7図は第3図
におけるバックリッドの■−■線上の断面図、第8図は
第3図におけるフロントリッドの磁気テープ対向面側を
示す斜視図、第9図はベースハーフ側からベースハーフ
を取り除いて見た平面図、第1O図は第9図のX−X線
上の断面図、第11図は第10図の動作過程を示す平面
図、第12図は第11図のxn−xn線上の断面図、第
13図は第12図の動作過程を示す断面図、第14図は
第12図の動作過程の説明にイバする路線図である。 (1)はテープカセット、(1a)及び(1b)は夫々
ベースハーフ及びカバーハーフ、(2)はバ・ノクリ・
ノド、(3)はフロントリッド、(3c) 、  (3
d)及び(3e)は夫々突起、(4)は磁気テープ、(
26a )及び(26b)は夫々フロントリッド係合部
、(27)はフロントリッド案内溝、(28a )及び
(28b)は夫々ハブである。 手続補正書 昭和58年 2月25日 1、事件の表示 昭和57年特許願第 214428 号2、発明の名称
 テープカセット 3、補正をする者 事件との関係   特許出願人 住所 東京部品用区北品用6丁目7番35号名称(21
g)  ソニー株式会社 代表取締役 大 賀 典 雄 6、補正により増加する発明の数 8、補正の内容      ゛ /酪f、′・ ト・◇、 (1)明細書中、第12頁第1′1行〜第12行[材料
例えばポリカーボネイト」とあるを「材料例えばポリア
セタール」に訂正する。 (2)同、同頁第16行〜第17行「例えばポリカーボ
ネイト」とあるを「例えばポリアセタール」に訂正する
。 (3)図面中、第3図、第4図及び第8図を別紙の通り
訂正する。 以   上 第4 rffI 第8図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. カセット本体及び該カセット本体の一面に設けた全蓋か
    らなるテープカセットにおいて、上記カセット本体又は
    上記全蓋のどちらか一方に第1、第2及び第3の突起を
    設けると共に、他方に上記第1、第2及び第3の突起を
    夫々案内する案内溝を設け、上記第1、第2及び第3の
    突起と上記案内溝とを係合し、上記カセット本体に上記
    前蓋を上下両方向に回動できるようにしたことを特徴と
    するテープカセット。
JP21442882A 1982-12-06 1982-12-06 テ−プカセツト Pending JPS59104774A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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US4742418A (en) * 1984-10-20 1988-05-03 Tdk Corporation Tape cassette with means for limiting movement of reel brake
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